JP3492718B2 - 半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フローティングゲー
ト型の電界効果トランジスタからなる半導体記憶装置の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気的書き込み消去が可能なEE
PROM(ElectricallyErasable
and Programmable ROM)の1つ
として、トンネリング電流注入により、書き込み消去を
行うフローティングゲート型の半導体記憶装置は、拡散
層上の薄い絶縁膜を介して電荷のトンネリング注入を行
い、絶縁膜上のフローティングゲート電極に電荷を蓄積
させ、トランジスタのしきい値電圧を変化させて情報を
記憶させることを原理としている。
【0003】図5に代表的なフローティングゲート型の
半導体記憶装置の断面構造図を示す。図5に示すよう
に、P型のシリコン基板1の中にN型拡散層からなるソ
ース領域2およびドレイン領域3にまたがって比較的厚
い酸化シリコン膜4が形成されている。この酸化シリコ
ン膜4のドレイン領域3上の一部分のみを開孔し、この
開孔部にトンネリング媒体となりうる薄い酸化シリコン
膜5を形成する。酸化シリコン膜4,5の上にフローテ
ィングゲート電極6,酸化シリコン膜7およびコントロ
ールゲート電極8が順次積層された構造となっている。
【0004】従来、図5のようなフローティングゲート
型の半導体記憶装置を製造する場合、通常ドレイン領域
3、さらにソース領域2にまたがって比較的厚い酸化シ
リコン膜4を形成し、この酸化シリコン膜4の一部分を
公知のフォトエッチング技術により開孔し、この開孔部
に通常15〜20Vのプログラム電圧で書き込み消去が
できるように、10nm程度の非常に薄い酸化シリコン
膜5を形成させる。
【0005】このとき、書き込み消去を行うためにはフ
ローティングゲート電極6には正および負の両方向の電
圧が印加される。フローティングゲート電極6に正電圧
を印加した場合、電子はドレイン領域3からフローティ
ングゲート電極6に流れ込み、トランジスタのしきい値
電圧は正方向にシフトする。このとき、酸化シリコン膜
4の直下はN型拡散層であるため、その表面は蓄積状態
となり印加電圧はすべて酸化シリコン膜5に印加され
る。このため電子の注入効率は十分高い。
【0006】これに対し、フローティングゲート電極6
に負電圧を印加した場合、フローティングゲート電極6
中に蓄積された電子はドレイン領域3に向かって放出さ
れ、トランジスタのしきい値電圧は負方向にシフトす
る。しかし、このとき、拡散層の表面には空乏層が広が
るため印加電圧は空乏層と酸化シリコン膜5に分圧され
る。このため、電子の放出効率は低下する。
【0007】この問題を解決するため、通常、ドレイン
領域3の拡散層を高濃度にする必要がある。ドレイン領
域3の形成には通常、1×1014cm-2程度の燐イオン
注入が用いられる。これらの拡散層上に形成された酸化
シリコン膜5上にはさらにフローティングゲート電極6
を形成するが、通常、フローティングゲート電極6は多
結晶シリコン膜に熱拡散により燐原子を3×1020cm
-3程度拡散して行われる。
【0008】さらに、コントロールゲート電極8とフロ
ーティングゲート電極6との間の酸化シリコン膜7の形
成は1050℃以上の高温で行われる。これは、以下の
理由からである。すなわち、酸化シリコン膜7がフロー
ティングゲート電極6の多結晶シリコン膜上に形成され
た酸化シリコン膜である。このような、多結晶シリコン
膜を酸化して形成された酸化シリコン膜を用いて、良好
な電気特性を得るためには1050℃以上の高温酸化が
必須である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなドレイン領域3およびフローティングゲート電極
6の形成方法では、ドレイン領域3およびフローティン
グゲート電極6中に多量の燐原子が存在する。フローテ
ィングゲート電極6中には3×1020cm-3もの燐原子
が存在するため、これらの燐原子はフローティングゲー
ト電極6上の酸化シリコン膜7形成中の高温にさらされ
ると、容易に酸化シリコン膜5中に拡散する。
【0010】この出願の発明者らは、酸化シリコン膜5
中に多量の燐原子が含有されると、酸化シリコン膜5の
粘性が増大し、外部からの応力により酸化シリコン膜自
体が変形しやすくなることを見出した。一般に、酸化シ
リコン膜の粘性流動開始温度は950℃近辺といわれて
いるが、燐原子などの不純物が酸化シリコン膜中に入る
ことにより粘性流動はさらに促進される。特に、フロー
ティングゲート電極6の多結晶シリコン上の酸化シリコ
ン膜7を形成する工程では1050℃以上の高温処理が
印加されることからも酸化シリコン膜5は容易に粘性流
動を起こす条件下になる。
【0011】さらに、この出願の発明者らは、これら高
温の酸化工程中にフローティングゲート電極6の多結晶
シリコン膜の結晶粒が成長し、さらに多結晶シリコン膜
が酸化されることによって体積膨脹が生じることを見出
した。このため酸化シリコン膜5には大きな応力が印加
される。しかし、これらの応力は粘性流動による酸化シ
リコン膜5の変形により緩和される。
【0012】図6はこのときのトンネリング酸化膜の変
形の様子をスケッチしたものである。図6(a)のよう
に熱処理前は平坦であったトンネリング酸化膜である酸
化シリコン膜5とフローティングゲート電極6の界面
は、熱処理後には図6(b)のように平坦性が著しく悪
化している。13は結晶粒界である。酸化シリコン膜5
の膜厚は不均一になり、厚い部分および薄い部分が観察
される。トンネリング電流は酸化シリコン膜5の最も薄
い部分で制限され、フローティングゲート型EEPRO
Mの書き込み消去寿命は酸化シリコン膜5の信頼性によ
り制限される。さらには、酸化シリコン膜5の寿命は酸
化シリコン膜5の単位面積を通過した電荷量により決定
される。
【0013】したがって、このように酸化シリコン膜5
の膜厚に不均一が生じた場合、電界集中やトラップの発
生などにより、薄膜化した部分でトンネリング酸化膜で
ある酸化シリコン膜5は絶縁破壊を起こしやすくなる。
言い換えれば、繰り返し書き込み消去を行った場合、ト
ンネリング酸化膜は非常に絶縁破壊しやすくなり、信頼
性の確保が非常に難しいといった問題点を有している。
【0014】さらにこの出願の発明者は、このような問
題に加え、酸化シリコン膜5を形成するドレイン領域3
をイオン注入により形成した場合、ある特定のイオン注
入ドーズ量であれば、イオン注入による損傷が生じ、そ
の上に形成した酸化シリコン膜の絶縁破壊特性が著しく
劣化することを見出した。劣化が発生するドーズ量は後
ほど説明するが、図2に示すように燐イオン注入では1
×1014cm-2、砒素イオン注入では5×1013cm-2
である。
【0015】従来の製造方法によれば、ドレイン領域3
には1×1014cm-2程度の燐イオン注入が使用される
のが通常である。このドーズ量では絶縁破壊耐圧の劣化
があり、書き込み消去の繰り返し信頼性を十分満足する
ことができない。この発明は、上記従来技術の問題を解
決するものであり、繰り返し書き換え回数の増加を容易
に実現できる半導体記憶装置の製造方法を提供すること
を目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体記憶装
置の製造方法は、トンネリング媒体となりうる絶縁膜
よび第1の絶縁膜上に第1の多結晶シリコン膜を減圧C
VD法により560℃で堆積することにより第1の多結
晶シリコン膜を結晶粒が小さくアモルファスシリコンに
近い状態とし、第1の多結晶シリコン膜に反対導電型の
不純物を拡散してフローティングゲート電極を形成する
ときに、フローティングゲート電極の拡散源として砒素
を用いる。この場合、拡散層の拡散源として砒素を用
い、砒素イオン注入のドーズ量を1×1014〜2×10
14cm-2とすることが好ましい。
【0017】 また、拡散層の拡散源として燐を用い、
燐イオン注入のドーズ量を2×1014〜3×1014cm
-2してもよい。
【0018】
【作用】この出願の発明者の検討によれば、繰り返し書
き換えにより破壊するのはトンネリング絶縁膜の薄い酸
化シリコン膜である。その破壊は酸化シリコン膜が薄膜
化された領域の下部で発生している。この発明のよう
ローティングゲート電極の多結晶シリコンへの拡散源
として砒素を用いることにより、フローティングゲート
電極からトンネリング絶縁膜へ不純物が拡散することを
低減できる。
【0019】その結果としてトンネリング絶縁膜の粘性
流動を抑制することができる。さらにこれによって、コ
ントロールゲート電極上の酸化シリコン膜を形成する時
の熱処理により、トンネリング絶縁膜の酸化シリコン膜
が変形および薄膜化を抑制することができる。このた
め、繰り返し書き換えを行っても破壊しにくくなり、信
頼性確保が非常に容易になる。
【0020】さらに、イオン注入によりトンネリング絶
縁膜の酸化シリコン膜直下に拡散層を形成する場合、砒
素イオン注入では1〜2×1014cm-2、燐イオン注入
では2〜3×1014cm-2とすることによりトンネリン
グ絶縁膜の信頼性を向上させることができる。また、フ
ローティングゲート電極となる第1の多結晶シリコン電
極をアモルファスシリコンの状態で堆積することによ
り、トンネリング絶縁膜の薄膜化を抑制することができ
る。
【0021】
【実施例】この発明の実施例を図面を用いて説明する。
図1はこの発明の一実施例を示した工程順断面図であ
る。まず、図1(a)に示すようにP型シリコン基板1
上に公知の選択拡散技術を用いてフォトレジストを注入
マスクとして、砒素イオンを加速電圧100kVで1.
5×1014cm-2イオン注入し、その後第1の酸化シリ
コン膜4を900℃、水素/酸素比=1:2に酸素の4
重量%のHClを添加した雰囲気中で形成する。
【0022】なお、イオン注入種は砒素を用いた方が、
この発明に示すように高信頼性のトンネリング絶縁膜を
実現できるが、やむを得ず燐イオン注入を用いる場合の
イオン注入条件としては加速電圧100kV、ドーズ量
2.5×1014cm-2を使用することができる。第1の
酸化シリコン膜4の厚さは、基板からのトンネリングが
起こらないように厚くする必要があり、この実施例では
50nmとした。つぎに、ドレイン領域3上の第1の酸
化シリコン膜4の所定の部分を公知のフォトエッチング
技術によりエッチングを行い、トンネリング領域となる
開孔部を形成する。この実施例では緩衝ふっ酸によるウ
ェットエッチングにより開孔部を形成している。
【0023】つぎに、図1(b)に示すように、トンネ
リング媒体となりうる薄い酸化シリコン膜5を開孔部に
形成するが、その形成方法としてこの実施例では900
℃、水素/酸素比=1:6で酸素に対し4重量%のHC
lを添加した熱酸化により形成する。トンネリング効果
を有効に利用するためには、酸化シリコン膜5の厚さを
5〜10nmにする必要があり、この実施例では8nm
形成させた。
【0024】つぎに、図1(c)に示すように、酸化シ
リコン膜5の上に多結晶シリコン膜を減圧CVD法によ
り560℃で400nm成長させ、つぎにこの多結晶シ
リコン膜を導電化するため、砒素イオン注入により加速
エネルギー100kV、ドーズ量2×1016cm-2でイ
オン注入し、公知のフォトエッチング技術により多結晶
シリコン膜よりなるフローティングゲート電極6を形成
する。
【0025】このとき、第1の多結晶シリコン膜を56
0℃の低温で成長させることにより、多結晶シリコン膜
の結晶粒は小さくなり、アモルファス状態に近い形とな
る。あらかじめ、フローティングゲート電極6となる多
結晶シリコンの結晶粒を小さくすることにより、その後
のコントロールゲート酸化膜7の形成時の熱処理によ
り、フローティングゲート電極6の多結晶シリコンの結
晶粒が大きく成長し、応力を発生するのを抑制すること
ができ、粘性流動で変形しやすくなったトンネリング酸
化膜の薄膜化を抑制することができる。
【0026】一方、この実施例のような、2×1016
-2程度の高ドーズイオン注入によっても、フローティ
ングゲート電極6である多結晶シリコンの結晶粒は破壊
され、アモルファス化するため、砒素イオン注入によ
り、フローティングゲートから不純物がトンネリング酸
化膜中に拡散するのを抑制する効果に加え、コントロー
ルゲート酸化膜形成時の熱処理中に多結晶シリコン膜の
結晶粒が巨大に成長し、応力を発生するのを抑制する効
果がある。
【0027】つぎに、通常の熱酸化により、酸化シリコ
ン膜7をフローティングゲート電極6上で45nm形成
する。このとき、多結晶シリコン膜上の酸化シリコン膜
として十分な絶縁破壊特性を確保するためには、105
0℃以上の高温酸化が必要とされ、この実施例では10
50℃、酸素/窒素分圧比30%の分圧酸化により形成
する。
【0028】その後、燐を3×1020cm-2ドープした
多結晶シリコン膜を減圧CVD法により610℃で40
0nm堆積させ、つぎに公知のフォトエッチング技術に
より多結晶シリコン膜よりなるコントロールゲート電極
8を形成する。つぎに図1(d)に示すように公知の減
圧CVD法により、酸化シリコン膜9を全面に堆積後、
酸化シリコン膜9に公知のフォトエッチング技術により
コンタクト孔を開孔し、アルミニウムで電極10を形成
し、図1(d)のようなフローティングゲート型の半導
体記憶装置を作成することができる。
【0029】以上のようにして得られたフローティング
ゲート型の半導体記憶装置の繰り返し書き換えの一例を
図3に示す。縦軸は累積不良率、横軸は書き換え回数で
ある。図3に示すようにこの実施例のような、トンネリ
ング酸化膜直下の拡散層およびフローティングゲート電
極6の不純物拡散源に砒素を用いた場合の半導体記憶装
置の書き換え特性(実線11)はトンネリング酸化膜直
下の拡散層およびフローティングゲート電極6の不純物
拡散に燐を使用した場合(実線12)に比べ非常にすぐ
れていることがわかる。
【0030】図4はこれらフローティングゲート型の半
導体記憶装置の繰り返し書き換え消去回数を制限してい
るトンネリング酸化膜の絶縁破壊に至る電荷量とコント
ロールゲート酸化膜を形成する温度および熱処理(酸
化)時間を示したものである。●は従来方法、○は実施
例方法である。コントロールゲート酸化膜は良好な絶縁
破壊特性を得るためにはなるべく高温で行いたいが、図
4に示すように従来方法で形成したものでは例えば11
00℃で30分酸化を行うと絶縁破壊に至る電荷量は熱
処理を加えない場合の1/1,000以下に減少し、十
分な書き込み消去回数を得ることができない。その対策
としてやや低温の1050℃の酸化を用いれば、絶縁破
壊に至る電荷量は飛躍的に向上するが、それでも熱処理
を加えないものに比べて十分ではない。フローティング
ゲート電極6の不純物拡散に砒素を用いた場合、フロー
ティングゲート電極6からの拡散を抑制できるため、1
100℃で熱処理を行った場合でも絶縁破壊に至る電荷
量を従来の製造方法に比べ、100倍以上に十分高く維
持できる。その結果として、繰り返し書き込み消去特性
を改善することができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明の半導体記憶装
置の製造方法によれば、フローティングゲート電極の拡
散源として砒素を用いているので、その後、高温で酸化
を行っても、トンネリング絶縁膜厚が不均一になった
り、薄膜化したりすることがなく、繰り返し書き換えを
行っても破壊しにくくなり、信頼性の確保が容易とな
り、フローティングゲート型の半導体記憶装置の高性能
化に大きく寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の半導体記憶装置の製造方法の一実施
例を説明するための工程順断面図である。
【図2】N型拡散層の形成に燐および砒素イオン注入を
用いた場合の注入ドーズ量と酸化膜の絶縁破壊特性劣化
の説明図である。
【図3】この発明の効果を説明するための繰り返し書き
換え回数の特性図である。
【図4】この発明の効果を説明するための絶縁破壊に至
る電荷量の特性図である。
【図5】フローティングゲート型の半導体記憶装置の構
造を説明するための断面図である。
【図6】従来法を用いた場合のトンネリング酸化膜の薄
膜化の説明図である。
【符号の説明】
1 P型シリコン基板 2 ソース領域 3 ドレイン領域(拡散層) 4 酸化シリコン膜(第1の絶縁膜) 5 トンネリング媒体となりうる薄い酸化シリコン膜
(絶縁膜) 6 フローティングゲート電極 7 酸化シリコン膜(第2の絶縁膜) 8 コントロールゲート電極 9 酸化シリコン膜 10 アルミニウム電極

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一導電型半導体シリコン基板の表面から
    内部にかけて前記シリコン基板と反対導電型の拡散層を
    形成する工程と、 前記シリコン基板の表面上に第1の絶縁膜を形成する工
    程と、 前記第1の絶縁膜の所定の部分に前記拡散層に達するよ
    うな開孔部を形成する工程と、 前記開孔部の拡散層表面上にトンネリング媒体となりう
    る絶縁膜を形成する工程と、 前記トンネリング媒体となりうる絶縁膜および前記第1
    の絶縁膜上に第1の多結晶シリコン膜を減圧CVD法に
    より560℃で堆積することにより前記第1の多結晶シ
    リコン膜を結晶粒が小さくアモルファスシリコンに近い
    状態とする工程と、 前記第1の多結晶シリコン膜に反対導電型の不純物を拡
    散してフローティングゲート電極を形成する工程と、 前記フローティングゲート電極の表面を酸化して第2の
    絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜上に第2の多結晶シリコン膜を堆積す
    るとともに反対導電型の不純物を拡散してコントロール
    ゲート電極を形成する工程とを含む半導体記憶装置の製
    造方法であって、 前記フローティングゲート電極の拡散源として砒素を用
    いることを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記拡散層の拡散源として砒素を用い、
    砒素イオン注入のドーズ量が1×1014〜2×1014
    -2である請求項1記載の半導体記憶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記拡散層の拡散源として燐を用い、燐
    イオン注入のドーズ量が2×1014〜3×1014cm-2
    である請求項1記載の半導体記憶装置の製造方法。
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