JP3491326B2 - フィーダ線取付構造 - Google Patents

フィーダ線取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波電力を伝送する
フィーダ線を車両等に取り付けるフィーダ線取付構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両においては、ラジオ受信用
として一般に接地型アンテナが採用されている。接地型
アンテナからラジオ受信機に給電を行なうフィーダ線
は、例えば、実平3−61708号公報に開示されて
いるように、同軸ケーブルにて構成されており、外部導
体がアースとなる車体に接続され、中心導体がウインド
ガラスに埋設されたアンテナパターンに接続されてい
る。このようにして、アースとパターンとの電位差が、
ラジオの受信入力として与えられるようになっている。
【0003】従来、同軸ケーブルを車体に取り付ける場
合、外部導体の接地は、外被をむいて外部導体を引き出
しておき、その端部を車体に半田付けにより固着した
り、その端部に固定用の圧着端子等を取り付けて車体に
ねじ止めしたりして行なわれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な取り付け方法では、外部導体を残して外被をむく作業
が煩わしく、作業効率の低下を招来していた。また、外
被をむいて外部導体を車体に接続する構造では、外部導
体の接続部分が外気にさらされているため、その部分が
水分で錆びたり熱で溶けたりするおそれがあった。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、外部導体を保護するとともに、容易にフィ
ーダ線の取り付けができるフィーダ線取付構造を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のフィーダ線取付
構造は、上記の課題を解決するために、以下のように構
成されていることを特徴としている。
【0007】すなわち、請求項1に記載のフィーダ線取
付構造は、信号を伝送する同軸式のフィーダ線を被取付
体に取り付けるフィーダ線の取付構造において、上記フ
ィーダ線の外被の回りに導電板が装着され、この導電板
が接地物に電気的に接続されている。
【0008】請求項2に記載のフィーダ線取付構造は、
上記請求項1に記載のフィーダ線取付構造において、上
記導電板が上記フィーダ線を上記被取付体に取り付ける
取付具を兼ねている。
【0009】請求項3に記載のフィーダ線取付構造は、
上記請求項1または2に記載のフィーダ線取付構造にお
いて、上記導電板が上記フィーダ線における両終端部の
間に設けられている。
【0010】請求項4に記載のフィーダ線取付構造は、
上記請求項1に記載のフィーダ線取付構造において、上
記フィーダ線が接地型アンテナと受信機とを接続するも
のであって、その中心導体がアンテナ給電点に接続され
ている。
【0011】請求項5に記載のフィーダ線取付構造は、
上記請求項4に記載のフィーダ線取付構造において、上
記フィーダ線の外部導体と上記導電板とが上記接地型ア
ンテナの所定受信周波数にて容量結合しうる容量以上の
コンデンサと等価になる。
【0012】請求項6に記載のフィーダ線取付構造は、
上記請求項4に記載のフィーダ線取付構造において、上
記フィーダ線の中心導体に、低周波電波を遮断する遮断
部を介して非接地型アンテナの一端が接続される一方、
上記フィーダ線の外部導体に上記非接地型アンテナの他
端が接続されている。
【0013】請求項7に記載のフィーダ線取付構造は、
上記請求項6に記載のフィーダ線取付構造において、上
記フィーダ線の外部導体と上記導電板とが上記非接地型
アンテナの所定受信周波数にて容量結合しない一方、上
記接地型アンテナの所定受信周波数にて容量結合しうる
容量以上のコンデンサと等価になる。
【0014】
【作用】上記請求項1のフィーダ線取付構造では、外被
の回りに装着された導電板と外被の内側に設けられた外
部導体とが外被を間においてコンデンサとして機能す
る。このため、外部導体と導電板とが容量結合されるこ
とになり、導電板が接地物に接続されると、外部導体が
間接的に接地されることになる。これにより、外部導体
を外被内から引き出した状態で接地物に接続する必要が
なくなり、外被をむく手間を省くことができるととも
に、外部導体を錆等から保護することができる。
【0015】上記請求項2のフィーダ線取付構造では、
導電板がフィーダ線の取付具を兼ねているので、フィー
ダ線の接地構造と取付具とを共通化することができ、ア
ース端子を省くことができる。
【0016】上記請求項3のフィーダ線取付構造では、
導電板がフィーダ線における両終端部の間に設けられて
いることにより、ケーブル全体を均一にシールドするこ
とができる。
【0017】上記請求項4のフィーダ線取付構造では、
フィーダ線が接地型アンテナと受信機とを接続するもの
であって、その中心導体がアンテナ給電点に接続されて
いるので、例えばFMラジオ受信機に好適な接地型アン
テナ用の給電線に上記の取付構造を採用することができ
る。
【0018】上記請求項5のフィーダ線取付構造では、
フィーダ線の外部導体と導電板とが接地型アンテナの所
定受信周波数にて容量結合しうる容量以上のコンデンサ
と等価になるので、接地型アンテナの受信周波数に適し
たアンテナ系を形成することができる。
【0019】上記請求項6のフィーダ線取付構造では、
中心導体に低周波電波を遮断する遮断部を介して非接地
型アンテナの一端が接続されているので、非接地型アン
テナに受信される低周波電波は遮断部により遮断されて
接地型アンテナに伝達されない。これにより、接地型ア
ンテナが非接地型アンテナに影響されなくなり、受信感
度低下等の接地型アンテナの特性劣化を防止することが
できる。
【0020】上記請求項7のフィーダ線取付構造では、
接地型アンテナについては接地物に対し接地状態が形成
され、非接地型アンテナについては接地物に対して絶縁
状態が形成される。これにより、接地型アンテナおよび
非接地型アンテナのそれぞれの受信周波数に適したアン
テナ系を形成することができる。
【0021】
【実施例】本発明を自動車のラジオ受信用のアンテナ系
を構成するフィーダ線に適用した一実施例について図1
ないし図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0022】本実施例において用いられるフィーダ線
は、図4に示すように、同軸ケーブル1であって、芯線
2と、絶縁物3と、網線4と、外被5とからなってい
る。中心導体としての芯線2は、銅等のより線からなっ
ており、周囲がポリエチレン等により形成される絶縁物
3により筒状に覆われている。また、絶縁物3の周囲
は、銅等の網状に形成された外部導体としての網線4に
より覆われ、さらに、この網線4は、塩化ビニル等によ
り形成された外被5により覆われている。
【0023】図1に示すように、同軸ケーブル1は、一
方の終端部がラジオ受信機6に接続され、他方の終端部
に金属環7が装着されている。導電板としての金属環7
は、外被5の周囲を覆うように外嵌されており、自動車
の車体8に接地されている。この車体8は、同軸ケーブ
ル1が取り付けられる被取付体であるだけではなく、同
軸ケーブル1に対する接地物も兼ねている。また、金属
環7は、同軸ケーブル1の両終端部以外の箇所にも間隔
をおいて複数箇所で装着されている。
【0024】一方、同軸ケーブル1の芯線2は、接地型
アンテナとしての逆T字形状をなすFMアンテナ9の端
部に接続されている。具体的には、図2(a)および
(b)にも示すように、芯線2の先端に取り付けられた
クリップ10が、FMアンテナ9の端部に設けられた給
電点としての端子11に差し込まれて係着されること
で、同軸ケーブル1とFMアンテナ9との接続がなされ
ている。
【0025】また、同軸ケーブル1の網線4は、非接地
型アンテナとしての一般にループアンテナと称されるA
Mアンテナ12の一端部に接続されている。このAMア
ンテナ12の他端部は、遮断部としてのコイル13を介
してFMアンテナ9に端子11で接続されている。FM
アンテナ9およびAMアンテナ12は、ウインドガラス
14内に埋設されており、車両のリアウインドに内蔵さ
れるリアデフォッガーと同様の方式で形成されている。
【0026】上記のコイル13は、炭素皮膜抵抗器のよ
うに筒状に形成されている小形のものである。このコイ
ル13を介してAMアンテナ12をFMアンテナ9に接
続することにより、FMアンテナ9にAMアンテナ12
が接続されていない状態と等価になる。例えば、コイル
13は、インダクタンスを10μHとした場合、100
MHzの信号に対して数十kΩの抵抗となる。この結
果、FMアンテナ9は、AMアンテナ12に影響される
ことがなく、感度低下等の特性変化が生じない。
【0027】また、上記のコイル13の代わりに、図3
に示すように、遮断部としてスタブ24を用いても、同
様にAMアンテナ12の影響を断つことができる。
【0028】ラジオ受信機6は、FMラジオおよびAM
ラジオの受信が可能な受信機であり、内部にFM受信機
15およびAM受信機16とを備えている。FM受信機
15とAM受信機16との前段には、それぞれFMフィ
ルタ17とAMフィルタ18とが設けられている。そし
て、FMフィルタ17およびAMフィルタ18の入力部
には、芯線2と網線4とが接続されている。
【0029】金属環7としては、例えば、図5に示す環
部材19および図6に示すクリップ部材20が挙げられ
る。
【0030】環部材19は、円筒状の環部19aにおけ
る外側面に接続片19bが設けられており、この接続片
19bに半田21により接続線22の一端が接続されて
いる。この接続線22には、他端に圧着端子23がかし
められて取り付けられている。環部材19は、圧着端子
23が車体8にねじ止めされることにより、車体8と電
気的に接続されている。
【0031】一方、クリップ部材20は、図7にも示す
ように、一枚の金属板が加工されて形成されており、環
部20a、支持板部20b・20cおよび固定板部20
d・20eからなっている。円筒状の環部20aは、一
か所で円筒軸方向に割れて形成されており、支持板部2
0b・20cは、上記の割れた部分から互いに同じ方向
に延びるように設けられている。また、固定板部20d
・20eは、支持板部20b・20cのそれぞれの端縁
から、支持板部20b・20cに対しほぼ垂直になり、
かつ互いに同じ方向に延びるように設けられている。こ
れらの固定板部20d・20eには、それぞれビス24
を挿通させるための穴20f・20gが設けられてい
る。
【0032】上記のように構成されるクリップ部材20
は、環部20aにおいて弾性変形するような厚みで形成
されているので、割れた部分が開くことにより、同軸ケ
ーブル1に容易に取り付けられるようになっている。こ
のようなクリップ部材20を車体8に取り付ける際に
は、ビス24を車体8に締め付けて固定板部20d・2
0eを固定する。このように、クリップ部材20は、金
属環7としての機能と、同軸ケーブル1を車体8に取り
付ける取付具としての機能とを兼ね備えている。
【0033】上記の構成において、同軸ケーブル1の金
属環7が取り付けられた部分では、網線4と金属環7と
が外被5を間においてコンデンサを形成している。これ
により、FMラジオの周波数帯域については、網線4と
金属環7(車体8)とが容量結合されて網線4が車体8
に接地されることになる。このコンデンサの容量は、A
Mの周波数帯域で接地されない状態となるように設定さ
れている。その容量は、同軸ケーブル1の特性インピー
ダンスおよびFMラジオおよびテレビジョンの受信周波
数で決定される表1の容量以上となるように設定されて
いる。
【0034】
【表1】
【0035】また、コンデンサの容量は、具体的には、
金属環7の軸方向の長さLに応じて設定される。例え
ば、同軸ケーブル1が一般的な1.5Cケーブルであれ
ば、Lが10cmである場合、コンデンサの容量は8.3
pFとなり、Lが1cmである場合、コンデンサの容量は
0.9pFとなる。
【0036】このような設定により、AMラジオの周波
数(1MHz程度)については、上記のコンデンサによ
るインピーダンスがFMラジオの周波数に対し非常に大
きくなり、AMアンテナ12は車体8に接地されず絶縁
状態となる。すなわち、網線4は、AM信号にとっては
信号線となり、FM信号にとってはアース線となる。こ
れにより、同軸ケーブル1をFMアンテナ9とAMアン
テナ12とで共通して利用することができる。
【0037】また、同軸ケーブル1が金属環7により広
い面積で接地されることにより、外来ノイズに対し網線
4に誘導されるノイズが抑制される。しかも、同軸ケー
ブル1の両終端部以外の箇所が金属環7で接地されるこ
とで、より多くノイズを抑圧することができる。これに
より、同軸ケーブル1の全体にわたりほぼ均一にノイズ
を抑圧することができる。
【0038】さらに、同軸ケーブル1の車体8への取り
付けにクリップ部材20を用いることにより、取り付け
と接地とをクリップ部材20で行なうことができ、接地
用のアース端子等の別部品を省くことができる。
【0039】なお、上記の金属端7は、前記の環部材1
9またはクリップ部財20に限らず、網線4および外被
5とでコンデンサを形成しうるものであれば、その形状
等が種々変更可能であるのは勿論である。また、同軸ケ
ーブル1は、表1に示した50Ω系および75Ω系以外
のものであってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に記載
のフィーダ線取付構造は、同軸式のフィーダ線の外被の
回りに導電板が装着され、この導電板が接地物に電気的
に接続されているので、外被の回りに装着された導電板
と外被の内側に設けられた外部導体とが外被を間におい
てコンデンサとして機能する。これにより、外部導体と
導電板とが容量結合されることになり、導電板が接地物
に接続されると、外部導体がそのコンデンサを介して間
接的に接地されることになる。それゆえ、外部導体を外
被内から引き出した状態で接地物に接続する必要がなく
なり、外被をむく手間を省くことができる。また、外部
導体が外気にさらされることがほとんどなくなる。
【0041】したがって、請求項1のフィーダ線取付構
造によれば、フィーダ線の取付および接地作業を簡単に
するとともに、フィーダ線を錆等から保護することがで
きるという効果を奏する。
【0042】本発明の請求項2に記載のフィーダ線取付
構造は、上記請求項1に記載のフィーダ線取付構造にお
いて、上記導電板が上記フィーダ線を上記被取付体に取
り付ける取付具を兼ねているので、フィーダ線の接地構
造と取付具とを共通化することができ、アース端子を省
くことができるという効果を奏する。
【0043】本発明の請求項3に記載のフィーダ線取付
構造は、上記請求項1または2に記載のフィーダ線取付
構造において、上記導電板が上記フィーダ線における両
終端部の間に設けられているので、ケーブル全体を均一
にシールドすることができる。それゆえ、フィーダ線に
おいて伝送される信号の減衰を抑制することができると
いう効果を奏する。
【0044】本発明の請求項4に記載のフィーダ線取付
構造は、上記請求項1に記載のフィーダ線取付構造にお
いて、上記フィーダ線が接地型アンテナと受信機とを接
続するものであって、その中心導体がアンテナ給電点に
接続されているので、例えばFMラジオ受信機に好適な
接地型アンテナ用の給電線に上記の取付構造を採用する
ことができるという効果を奏する。
【0045】本発明の請求項5に記載のフィーダ線取付
構造は、上記請求項4に記載のフィーダ線取付構造にお
いて、上記フィーダ線の外部導体と上記導電板とが上記
接地型アンテナの所定受信周波数にて容量結合しうる容
量以上のコンデンサと等価になっているので、接地型ア
ンテナの受信周波数に適したアンテナ系を形成すること
ができるという効果を奏する。
【0046】本発明の請求項6に記載のフィーダ線取付
構造は、上記請求項4に記載のフィーダ線取付構造にお
いて、上記フィーダ線の中心導体に、低周波電波を遮断
する遮断部を介して非接地型アンテナの一端が接続され
る一方、上記フィーダ線の外部導体に上記非接地型アン
テナの他端が接続されているので、接地型アンテナが非
接地型アンテナに影響されることはない。これにより、
受信感度低下等といった接地型アンテナの特性劣化を防
止することができ、異種のアンテナで共通のフィーダ線
を利用することができるという効果を奏する。
【0047】本発明の請求項7に記載のフィーダ線取付
構造は、上記請求項6に記載のフィーダ線取付構造にお
いて、上記フィーダ線の外部導体と上記導電板とが上記
非接地型アンテナの所定受信周波数にて容量結合しない
一方、上記接地型アンテナの所定受信周波数にて容量結
合しうる容量以上のコンデンサと等価になっているの
で、接地型アンテナおよび非接地型アンテナのそれぞれ
の受信周波数に適したアンテナ系を形成することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るフィーダ線の取付構造
を示す説明図である。
【図2】図1の取付構造においてフィーダ線とFMアン
テナとの接続構造を示す斜視図である。
【図3】AMアンテナとFMアンテナとがスタブを介し
て接続されている構成を示す説明図である。
【図4】図1のフィーダ線の構成を示す斜視図である。
【図5】図1の信号伝送用ケーブルの取付構造に用いら
れる金属環の具体例である環部材による接地構造を示す
斜視図である。
【図6】図1の信号伝送用ケーブルの取付構造に用いら
れる金属環の他の具体例であるクリップ部材による接地
構造を示す斜視図である。
【図7】図6のクリップ部材の構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 同軸ケーブル(フィーダ線) 2 芯線(中心導体) 4 網線(外部導体) 6 ラジオ受信機(受信機) 7 金属環(導電板) 8 車体(被取付体、接地物) 9 FMアンテナ(接地型アンテナ) 10 クリップ 11 端子(給電点) 12 AMアンテナ(非接地型アンテナ) 13 コイル(遮断部) 19 環部材(導電板) 20 クリップ部材(導電板) 24 スタブ(遮断部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−122919(JP,A) 特開 平2−272804(JP,A) 実開 平3−61708(JP,U) 実開 平2−41503(JP,U) 実開 平3−61708(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/32 H01Q 1/22

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号を伝送する同軸式のフィーダ線を被取
    付体に取り付けるフィーダ線の取付構造において、 上記フィーダ線の外被の回りに導電板が装着され、この
    導電板が接地物に電気的に接続されていることを特徴と
    するフィーダ線取付構造。
  2. 【請求項2】上記導電板が上記フィーダ線を上記被取付
    体に取り付ける取付具を兼ねていることを特徴とする請
    求項1に記載のフィーダ線取付構造。
  3. 【請求項3】上記導電板が上記フィーダ線における両終
    端部の間に設けられていることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のフィーダ線取付構造。
  4. 【請求項4】上記フィーダ線が接地型アンテナと受信機
    とを接続するものであって、その中心導体が接地型アン
    テナの給電点に接続されていることを特徴とする請求項
    1に記載のフィーダ線取付構造。
  5. 【請求項5】上記フィーダ線の外部導体と上記導電板と
    が上記接地型アンテナの所定受信周波数にて容量結合し
    うる容量以上のコンデンサと等価になることを特徴とす
    る請求項4に記載のフィーダ線取付構造。
  6. 【請求項6】上記フィーダ線の中心導体に、低周波電波
    を遮断する遮断部を介して非接地型アンテナの一端が接
    続される一方、上記フィーダ線の外部導体に上記非接地
    型アンテナの他端が接続されていることを特徴とする請
    求項4に記載のフィーダ線取付構造。
  7. 【請求項7】上記フィーダ線の外部導体と上記導電板と
    が上記非接地型アンテナの所定受信周波数にて容量結合
    しない一方、上記接地型アンテナの所定受信周波数にて
    容量結合しうる容量以上のコンデンサと等価になること
    を特徴とする請求項6に記載のフィーダ線取付構造。
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