JP3491118B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP3491118B2
JP3491118B2 JP10436196A JP10436196A JP3491118B2 JP 3491118 B2 JP3491118 B2 JP 3491118B2 JP 10436196 A JP10436196 A JP 10436196A JP 10436196 A JP10436196 A JP 10436196A JP 3491118 B2 JP3491118 B2 JP 3491118B2
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    • G11B23/0313Container cases
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  • Closures For Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクや光磁
気ディスク等の記録媒体であるディスクが本体ケースに
出し入れ可能に収容されているディスクカートリッジに
関する。
【0002】
【従来の技術】この種のディスクカートリッジに、特開
平5−242626号公報がある。そこでは、本体ケー
スの後側端部にディスクを出し入れ可能にするための開
口部を設け、この開口部を蓋で塞いでいる。蓋は本体ケ
ースの平面と平行な面上で枢軸まわりに水平回動自在に
装着されている。蓋の回動先端部には弾性アームを設
け、この弾性アーム先端の係止爪を本体ケース側の係止
孔に係合させることで開口部の閉じ状態を保持し、ピン
等の押圧具を前記係止孔に差し込んで前記係止爪の係合
状態を解除することにより、蓋を開き操作することがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、必要に
応じて蓋の開きを可能にしているのは、本体ケースに収
容したディスクと、ディスクカートリッジとは別体で販
売される単体ディスクとが互換性を備えていて、本体ケ
ース内のディスクを単体ディスクと交換できるようにす
るためである。しかし、蓋の弾性アームを押圧変形させ
てその先端の係止爪を係止孔から外すという上記蓋開き
構造では、ディスクドライブのハード側に装填したと
き、本体ケース内のディスクが単体ディスクと交換され
ているか否かを判別しにくいという不具合がある。
【0004】そこで本発明の目的は、本体ケース内のデ
ィスクが単体ディスクと交換されているか否かをハード
側で容易に検出できる蓋閉じロック手段を備えたディス
クカートリッジを提供するにある。本発明の目的は、蓋
を軽量化して開閉操作の容易化を図れるディスクカート
リッジを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクカート
リッジは、記録媒体であるディスク2が回転自在に収容
される本体ケース1の一側面8にディスク出し入れ用の
開口部5を設ける。開口部5を開閉する蓋7は本体ケー
ス1の平面と平行な面上で枢軸17まわりに水平回動自
在に装着する。蓋7と本体ケース1との間には、蓋7を
閉じ状態に保持するロック手段を設ける。
【0006】本発明のロック手段は、蓋7に上下貫通孔
20を形成し、この上下貫通孔20の内部に係合子23
を該上下貫通孔20の上端または下端より外部へ突出す
るように設ける。本体ケース1の上下壁25・26に
は、蓋7が閉じ状態で前記上下貫通孔20に連通する上
部孔27と下部孔29とを設け、上部孔27または下部
孔29のいずれか一方に前記係合子23を係合状態に臨
ませる。係合子23はこれが係合する上部孔27または
下部孔29から押圧されることで上下貫通孔20の内部
から折り取られるように形成する。
【0007】上記開口部5は、本体ケース1の一側面8
の全長にわたって開口された主面開口5aと、該一側面
8の両端に隣接する他側壁6・6の該一側面8寄り端部
に開口された側面開口5b・5bとからなる。蓋7は、
主面開口5aをこれの内部に入り込んで塞ぐ主面壁9
と、この主面壁9の一端部から直角に延出形成されて、
側面開口5bをこれの内部に入り込んで塞ぐ側面壁10
と、主面壁9の内面側にディスク2の円周に沿うよう円
弧状に形成された内周壁11とを有し、前記側面壁10
の延出側端部と内周壁11の一端部とは一体につなぐ。
【0008】主面壁9と内周壁11との間には肉ぬすみ
空間部13を設ける。この肉ぬすみ空間部13の内部
に、上下貫通孔20を有する縦筒21を配置するととも
に、該縦筒21と主面壁9及び/又は内周壁11とをつ
なぎリブ22で一体につなぐ。縦筒21の上下貫通孔2
0の内部には、係合子23が該縦筒21の上端又は下端
より外部へ突出するように折り取り可能に設けられてい
る。本体ケース1の上下壁25・26には、蓋7が閉じ
状態で前記上下貫通孔20と連通する上部孔27と下部
孔29を設け、上部孔27または下部孔29のいずれか
一方に前記係合子23を係合状態に臨ませる。
【0009】
【作用】上部孔27と下部孔29のいずれか一方に係合
子23が係合することで、蓋7は閉じ状態が保持され
る。本体ケース1内のディスク2を交換するときは、係
合子23が臨む上部孔27または下部孔29から係合子
23を強く押し込むことで該係合子23を上下貫通孔2
0の内部から折り取る。従って蓋7を開いてディスク2
を開口部5から取り出し、単体ディスクと交換すること
ができる。このようにディスク2が入れ替えられたディ
スクカートリッジは、係合子23を有しないので、ハー
ド側の検出部材を上部孔27または下部孔29に挿入す
ることにより、該係合子23の有無を検出することで判
別できる。
【0010】上下貫通孔20の内部から折り取られた係
合子23は、上下貫通孔20内を自重で落下して下部孔
29または上部孔27から外部へ確実に排出させること
ができるため、本体ケース1内に残存したまま蓋7の開
閉時にかみ込むなどの不具合がなくなる。蓋7は主面壁
9と内周壁11との間に肉ぬすみ空間部13を設けてい
るので、それだけ軽量化できて開閉を円滑にする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は本発明に係るデ
ィスクカートリッジの一実施例を示す。図2においてデ
ィスクカートリッジは、薄型四角形状の本体ケース1の
内部に、上下両面に映像・音声・情報等の信号が記録さ
れる光ディスク等のディスク2を回転自在に収容する。
本体ケース1はプラスチック製の上ケース1aと下ケー
ス1bとを突き合わせて一体的に結合してなり、上ケー
ス1aおよび下ケース1bの前側部の左右方向中央部か
ら後方に向けて信号読書窓3を開口し、この窓3を左右
にスライド開閉するシャッター4で塞いでいる。
【0012】図2および図3において、本体ケース1の
後端部にはディスク2を出し入れするための開口部5を
設けてある。この開口部5は、本体ケース1の後側面8
の左右全長にわたって形成される主面開口5aと、本体
ケース1の左右側壁6・6の後端側のみに開口した側面
開口5b・5bとで、平面視においてコ字状に開口して
いる。この開口部5は蓋7で開閉できる。
【0013】蓋7は、それぞれがプラスチック製の左右
対称形状の第1蓋7Aと第2蓋7Bとを左右中央で合わ
せる観音開き式になっている。第1蓋7Aと第2蓋7B
とは、それぞれ主面壁9と、主面壁9の左右方向一端部
から前方へ直角に延出形成された側面壁10と、主面壁
9の内面側にディスク2の円周に沿うよう円弧状に形成
されてディスク2の位置規制を図る内周壁11と、前記
側面壁10の前端部と内周壁11の前端部とを前記主面
壁9とほぼ平行につなぐ回動基端壁12とを有する。主
面壁9は主面開口5aの内部に入り込んでこれを塞ぐ形
に形成されていて、側面壁10は側面開口5bの内部に
入り込んでこれを塞ぐ形に形成されている。
【0014】各蓋7A・7Bは、重量軽減および材料節
減のために主面壁9、内周壁11および側面壁10で囲
まれる部分に上下方向に開放する平面視において略三角
形状の肉ぬすみ空間部13を設けることにより中空枠状
に形成される。主面壁9には開蓋時に指先を掛けること
のできる凹部14を設ける。側面壁10の外側面には、
本体ケース1の後端寄りに設けた位置決め用の凹部15
に対応するコ字状の切欠部16を設ける。
【0015】図4において第1蓋7Aと第2蓋7Bと
は、それぞれ側面壁10と回動基端壁12とが交わるコ
ーナ部、またはこの近傍位置から枢軸17を上下方向へ
一体に突出成形する。この枢軸17の上下端は、上下ケ
ース1a・1bの各側壁6の後端の近傍位置に凹設した
軸孔19・19に可回動に係合する。第1蓋7Aと第2
蓋7Bは、それぞれ開口部5の主面開口5aおよび側面
開口5bを塞ぐ閉じ姿勢と、枢軸17を中心にして本体
ケース1の平面と平行な面上で90度水平回動して主面
開口5aを開放する全開姿勢とにわたって切り換え自在
である。
【0016】第1蓋7Aと第2蓋7Bとが不用意に開か
ないよう閉じ姿勢に保持するロック手段を有する。この
ロック手段は、各蓋7A・7Bの肉ぬすみ空間部13と
本体ケース1との間に設けられる。図1および図3に示
すように、各蓋7A・7Bの肉ぬすみ空間部13の内部
には、上下貫通孔20を有する円筒状または角筒状の縦
筒21を配置するとともに、縦筒21を内周壁11の一
部につなぎリブ22で一体につなぎ、縦筒21の内部に
係合子23を付設する。これら縦筒21、つなぎリブ2
2および係合子23は各蓋7A・7Bと同時に一体成形
する。
【0017】図1において、係合子23はこれの上端に
截頭円錐部23aを有し、この截頭円錐部23aが上下
貫通孔20の上端より上方へ突出するように、上下貫通
孔20の内部に薄肉の弱体部24を介して一体に備えら
れる。その弱体部24はこれの下面側に凹部24aを有
する危険断面に形成し、以て係合子23をこれの上方か
ら強く押し込んだときは、弱体部24が応力集中により
破断される。
【0018】本体ケース1の上下壁25・26には、各
蓋7A・7Bが閉じ姿勢で上下貫通孔20に連通する上
部孔27と下部孔29とを設け、上部孔27に前記係合
子23の截頭円錐部23aを係合状態に臨ませる。
【0019】各蓋7A・7Bの開閉に伴い係合子23の
截頭円錐部23aが上部孔27の内壁に当接し、この当
接作用程度では弱体部24は弾性によりたわむだけで破
断せず、上部孔27に対して係合子23が係脱できるよ
うにしている。つまり、係合子23の截頭円錐部23a
と上部孔27との係合で各蓋7A・7Bは閉じ姿勢に保
持される。しかし、係合子23を截頭円錐部23aが上
部孔27の下端面より更に下方へ深く沈むように強く押
し込むと、弱体部24が応力集中で破断して係合子23
が上下貫通孔20の内部から折り取られる。
【0020】各蓋7A・7Bの係合子23は本体ケース
1の上部孔27に係合しているので、各蓋7A・7Bは
閉じ状態に保持され、不用意に開くことがない。ディス
ク2を交換のために出し入れするときは、上部孔27か
ら指先等で係合子23をこれの截頭円錐部23aが上部
孔27の下端面より更に下方へ沈むように深く押し込む
と、弱体部24が破断して係合子23が上下貫通孔20
の内部から折り取られる。折り取り後、係合子23は縦
筒21の上下貫通孔20内を自重で落下して下部孔29
から外部へ確実に排出されるため、本体ケース1内に残
存せず、従って各蓋7A・7Bは折り取られた係合子2
3をかみ込むことなく、円滑に開閉作動する。
【0021】各蓋7A・7Bは重量軽減および材料節減
のために肉ぬすみ空間部13を有するが、こうした場合
に本体ケース1の上壁25または下壁26に外部から押
圧荷重が加えられると、上壁25または下壁26は肉ぬ
すみ空間部13で局部的にたわみ易くなる。しかし、肉
ぬすみ空間部13の内部には縦筒21を設けているの
で、その場合にも上壁25または下壁26は縦筒21で
受け止められ、つまり縦筒21の突っ張り作用を受けて
上壁25および下壁26の局部的変形を防止できる。
【0022】係合子23の折り取り後は、各蓋7A・7
Bを開いてディスク2を開口部5から取り出して単体デ
ィスクと交換することができる。このようにディスク2
が入れ替えられたディスクカートリッジは、係合子23
を有しないから、ハード側の検出部材を上部孔27に挿
入することで該係合子23の有無を検出することがで
き、ディスク2が交換されたディスクカートリッジであ
るか否かを容易に判別できる。
【0023】上記実施例では縦筒21を内周壁11につ
なぎリブ22で一体につないだが、これに代えて縦筒2
1は主面壁9の一部につなぎリブ22で一体につなぐこ
と、あるいは内周壁11と主面壁9との双方につなぎリ
ブ22で一体につなぐことができる。また、上記実施例
では係合子23を縦筒21の上下貫通孔20の上端より
突出するように設けたが、それとは反対に係合子23を
縦筒21の上下貫通孔20の下端より下方へ突出するよ
うに設けて下部孔29に臨ませて係合させることもでき
る。
【0024】上記実施例のように、蓋7が左右の第1蓋
7Aと第2蓋7Bからなる観音開き式であると、その回
動半径を小さくできるため、回動角が90度で足りるこ
とと相俟って、本体ケース1の外部で要する蓋7の回動
スペースをより一層狭小化でき、周辺の他物との触れな
どから避けるのに有利である。しかし、これに限られ
ず、図5に示すごとく単体の蓋7で片開き仕様にしても
よい。単体の蓋7は主面開口5aの全面を塞ぐ主面壁9
と、主面壁9の両端に連設されて左右の側面開口5b・
5bを塞ぐ側面壁10・10と、主面壁9の内面側に設
けた内周壁11と、左右の側面壁10・10の各前端部
と内周壁11の左右の前端部とをつなぐ回動基端壁12
および回動先端壁12′とを有する形に形成され、左右
の側面壁10・10と主面壁9との間にそれぞれ肉ぬす
み空間部13が形成される。この場合は片方の側面壁1
0と回動基端壁12の交わるコーナ部、又はこの近傍位
置に枢軸17が設けられることになり、また係合子23
を内蔵する縦筒21は蓋7の左右両方の肉ぬすみ空間部
13の内部、またはいずれか片方の肉ぬすみ空間部13
の内部に形成されることになる。なお、開口部5は本体
ケース1の後側面8以外に、左右側壁6・6のいずれか
一方に設けることもできる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、本体ケース1側の上部
孔27または下部孔29に蓋7側の係合子23を係合す
るので、蓋7の閉じ状態が保持され、蓋7が不用意に開
くのを防止できる。しかも、本体ケース1内のディスク
2を交換するときは係合子23を意識的に折り取ること
によって、ハード側の検出部材を上部孔27または下部
孔29に挿入することで該係合子23の有無を検出する
ことができ、ディスク交換後のディスクカートリッジで
あるか否かを容易に判別できる。
【0026】上下貫通孔20の内部から折り取られた係
合子23は上下貫通孔20内を自重で落下して下部孔2
9または上部孔27から外部へ確実に排出させることが
できるため、蓋7の開閉時にかみ込むなどの不具合な問
題を解消できる。
【0027】蓋7は主面壁9と内周壁11との間に肉ぬ
すみ空間部13を設けてあるので、それだけ軽量化でき
て開閉操作が軽快に行える。係合子23を内蔵する上下
貫通孔20は、蓋7の肉ぬすみ空間部13内に一体に設
けた縦筒21の内部に形成してあるので、本体ケース1
の上下壁25・26に外部荷重が加えられたときも、こ
の上下壁25・26は肉ぬすみ空間部13で局部的にた
わみ変形するのを縦筒21の突っ張り作用で防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2におけるA−A線拡大断面図である。
【図2】全体の一部破断平面図である。
【図3】蓋を開いた状態での要部の平面図である。
【図4】要部の側面図である。
【図5】他の実施例を示す全体の一部破断平面図であ
る。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 ディスク 5 開口部 5a 主面開口 5b 側面開口 7 蓋 7A 第1蓋 7B 第2蓋 9 主面壁 10 側面壁 11 内周壁 12 回動基端壁 13 肉ぬすみ空間部 20 上下貫通孔 21 縦筒 22 つなぎリブ 23 係合子 24 弱体部 25 本体ケースの上壁 26 本体ケースの下壁 27 上部孔 29 下部孔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−242626(JP,A) 特開 平1−319191(JP,A) 特開 平9−45032(JP,A) 特開 平9−213044(JP,A) 特開 平10−255429(JP,A) 特開 平9−231722(JP,A) 実開 昭57−126788(JP,U) 実開 昭59−142979(JP,U) 実開 昭62−147190(JP,U) 実開 昭57−102049(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/03 604

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク2が回転自在に収容される本体
    ケース1の一側面8に、ディスク出し入れ用の開口部5
    が設けられており、 本体ケース1に、開口部5を開閉する蓋7が本体ケース
    1の平面と平行な面上で枢軸17まわりに水平回動自在
    に装着されており、 蓋7と本体ケース1との間に、蓋7を閉じ状態に保持す
    るロック手段が設けられているディスクカートリッジに
    おいて、 上記ロック手段は、蓋7に上下貫通孔20を形成し、こ
    の上下貫通孔20の内部に係合子23を該上下貫通孔2
    0の上端または下端より外部へ突出するように設け、本
    体ケース1の上下壁25・26に、蓋7が閉じ状態で上
    下貫通孔20に連通する上部孔27と下部孔29とを設
    け、上部孔27または下部孔29のいずれか一方に前記
    係合子23が係合状態に臨んでおり、 係合子23は、これが係合する上部孔27または下部孔
    29から押圧されることで上下貫通孔20の内部から折
    り取られるように形成してあることを特徴とするディス
    クカートリッジ。
  2. 【請求項2】 ディスク2が回転自在に収容される本体
    ケース1にディスク出し入れ用の開口部5が設けられて
    おり、 この開口部5は、本体ケース1の一側面8の全長にわた
    って開口された主面開口5aと、該一側面8の両端に隣
    接する本体ケース1の他側壁6・6の該一側面8寄り端
    部に開口された側面開口5b・5bとからなり、 本体ケース1に、開口部5を開閉する蓋7が本体ケース
    1の平面と平行な面上で枢軸17まわりに水平回動自在
    に装着されているディスクカートリッジにおいて、 蓋7が、主面開口5aをこれの内部に入り込んで塞ぐ主
    面壁9と、この主面壁9の一端部から直角に延出形成さ
    れて側面開口5bをこれの内部に入り込んで塞ぐ側面壁
    10と、主面壁9の内面側にディスク2の円周に沿うよ
    う円弧状に形成された内周壁11とを有し、前記側面壁
    10の延出側端部と内周壁11の一端部とが一体につな
    がっており、 前記主面壁9と内周壁11との間に肉ぬすみ空間部13
    を設け、この肉ぬすみ空間部13の内部に、上下貫通孔
    20を有する縦筒21が配置されるとともに、該縦筒2
    1と主面壁9及び/又は内周壁11とがつなぎリブ22
    で一体につながれており、 縦筒21の上下貫通孔20の内部に、係合子23が該縦
    筒21の上端または下端より外部へ突出するように折り
    取り可能に設けられており、 本体ケース1の上下壁25・26に、蓋7が閉じ状態で
    上下貫通孔20に連通する上部孔27と下部孔29とが
    設けられ、上部孔27または下部孔29のいずれか一方
    に前記係合子23が係合状態に臨んでいることを特徴と
    するディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 係合子23が、蓋7の上下貫通孔20の
    内部に薄肉の弱体部24で折り取り可能につながってい
    る請求項1又は2記載のディスクカートリッジ。
JP10436196A 1996-03-28 1996-03-28 ディスクカートリッジ Expired - Fee Related JP3491118B2 (ja)

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