JP3490821B2 - 安全装置用センサ - Google Patents
安全装置用センサInfo
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Description
に対応して摺動盤の導通パターンと導通コンタクトが接
触又は非接触となる安全装置用センサに関する。
は、機械類の異常状態をセンサにより検出して安全側に
切換えたり、或いは特定の操作に対して通常状態におけ
る操作禁止モードの解除をセンサにより検出して、当該
特定の操作を行えるようにしている。
としては、メカニカルアングルセンサが知られている。
メカニカルアングルセンサは、図4に示すように所定幅
の導通パターン32を有し、かつ中心に設けた被操作軸
(不図示)と一体に回動する摺動盤31と、この摺動盤
31に接触又は近接させた幅方向に直線の接触部35を
有する導通コンタクト34とを備える。これにより、摺
動盤31の回動角度に対応して導通パターン32と導通
コンタクト34が接触(閉)又は非接触(開)となるた
め、異常状態或いは非通常状態の発生により摺動盤31
が回動変位すれば、導通パターン32と導通コンタクト
34の接触又は非接触により、当該異常状態或いは非通
常状態を検出できる。
来のセンサは導通コンタクト34に最初に接触する導通
パターン32の先端エッジ部32eが、摺動盤31の中
心を通る径方向の直線Kaに沿ってカットされていた。
この理由は、導通コンタクト34の接触部35に先端エ
ッジ部32eの全体を同時に線接触させるためである。
置が正規の位置にあれば、導通コンタクト34の接触部
35も正規位置Ps上、即ち、摺動盤31の中心を通る
径方向直線上にあるため、先端エッジ部32eは当該正
規位置Psで接触部35に対して線接触する。
誤差を含み、接触部35が図4に35mで示す非正規位
置Pm上にあれば、先端エッジ部32eの内周側32i
が最初に接触部35mの内側端部に接触する。この結
果、正規位置Psから、接触部35mと先端エッジ部3
2eが接触する位置までの角度Aoの検出誤差を生じる
ことになり、安全装置における検出精度の低下、さらに
は信頼性を損なう問題があった。
課題を解決したものであり、安全装置における検出精度
及び信頼性を高めるとともに、極めて容易かつ低コスト
に実施できる安全装置用センサの提供を目的とする。
は、所定幅の導通パターン3x,3yを有し、かつ中心
に設けた被操作軸4と一体に回動する摺動盤2と、この
摺動盤2に接触又は近接させた幅方向に直線の接触部6
x,6yを有する導通コンタクト5x,5yとを備え、
被操作軸4が所定の角度範囲にあるときに導通パターン
3x,3yと導通コンタクト5x,5yが接触する安全
装置用センサ1を構成するに際して、特に、摺動盤2の
回動時に最初に導通コンタクト5x…に接触する導通パ
ターン3x…の先端エッジ部3xe…を、当該先端エッ
ジ部3xe…の外周側3xo…が最初に導通コンタクト
5x…に接触するように、外周側3xo…に対して内周
側3xi…を切り込み形成してなることを特徴とする。
ターン3x…における先端エッジ部3xe…の外周側3
xo…が最初に導通コンタクト5x…に接触することに
なり、導通コンタクト5x…の取付位置が摺動盤2の回
動方向反対側に誤差を含んでいても、被操作軸4の角度
誤差、即ち、検出誤差が最小に抑えられる。
ッジ部3xe…は、導通コンタクト5x…の取付位置が
摺動盤2の回動方向反対側において検出誤差が最大とな
る取付位置で、外周側3xo…と内周側3xi…が略同
時に導通コンタクト5x…に接触する形状に形成する。
一方、摺動盤2の両面には一対の導通パターン3x,3
yを設け、かつ両導通パターン3x,3yをスルーホー
ル7a,7bにより接続するとともに、各導通パターン
3x,3yにそれぞれ接触する一対の導通コンタクト5
x,5yを備えて構成する。
面に基づき詳細に説明する。
の構成について、図1及び図2を参照して説明する。
このケーシング11には被操作軸4が回動自在に支持さ
れる。なお、被操作軸4の外部先端には不図示の被操作
レバー等が結合されている。一方、ケーシング11の内
部における被操作軸4の中間部には摺動盤2の中心部を
固定する。摺動盤2は一定の厚さを有し、図1に示すよ
うに、被操作軸4に取付ける軸取付部13と、この軸取
付部13の外側に略180゜の範囲にわたって設けた大
径のコンタクト当接部14からなる。コンタクト当接部
14の表裏両面には、所定幅を有する円弧状の導通パタ
ーン3x,3yを周方向一側に偏して設けるとともに、
各導通パターン3x,3yは二カ所に設けたスルーホー
ル7a,7bにより接続する。
ト当接部14の表裏両面に対向する一対の導通コンタク
ト5x,5yを配設する。各導通コンタクト5x,5y
は所定幅を有するとともに、ケーシング11の内面に取
付ける取付部15x,15yと、この取付部15x,1
5yの一端側からループ状に湾曲させたコンタクト本体
部16x,16yからなり、コンタクト本体部16x,
16yの中間部には側面視山形に折曲した接触部6x,
6yを設ける。この接触部6x,6yはコンタクト本体
部16x,16yの幅方向に直線となり、この接触部6
x,6yがコンタクト当接部14の表裏両面にそれぞれ
線接触する。この場合、接触部6x,6yは導通パター
ン3x,3yに対して接触可能に配すればよく、必ずし
もコンタクト当接部14に接触させる必要はない。した
がって、接触部6x,6yはコンタクト当接部14に対
して接触又は近接させた状態に配設できる。図中、18
x,18yは取付部15x,15yにそれぞれ接続した
リード線を示す。
ンタクト5xに接触する導通パターン3xの先端エッジ
部3xeは、当該先端エッジ部3xeの外周側3xoが
最初に導通コンタクト5xに接触するように、外周側3
xoに対して内周側3xiを切り込み形成する。即ち、
図1において、先端エッジ部3xeの内周側3xi端部
を、従来の位置である摺動盤2の中心と外周側3xo端
部を結ぶ直線Ka上の位置から、摺動盤2の回動方向反
対側に長さWrだけ短くなる位置に選定し、当該内周側
3xi端部と外周側3xo端部を通る直線に沿ってカッ
トする。
ンタクト5xの取付位置が摺動盤2の回動方向反対側に
おいて検出誤差が最大となる取付位置で、外周側3xo
と内周側3xiが略同時に導通コンタクト5xに接触す
るように形成する。また、導通パターン3yも導通パタ
ーン3xと同様に形成する。
の機能について、図1及び図2を参照して説明する。
いは通常状態にあれば、摺動盤2は図1の実線で示す位
置にあり、導通パターン3x…と導通コンタクト5x…
は非接触となる。したがって、リード線18xとリード
線18y間は開となり、センサ1は非検出状態にある。
ば、被操作軸4が回動して摺動盤2は図1中時計方向に
回動変位する。この場合、導通コンタクト5x…の取付
位置が正規の位置にあれば、導通コンタクト5x…の接
触部6x…は正規位置Ps上にあるため、被操作軸4が
正規の検出角度まで回動することにより、導通パターン
3x…の先端エッジ部3xe…の外周側3xo…が最初
に接触部6x…に接触する。この結果、リード線18x
とリード線18y間は閉となり、センサ1は検出状態と
なる。
の回動方向反対側に誤差を含む5xmの位置に取付けら
れている場合を想定する。この場合、導通コンタクト5
xの接触部6xは非正規位置Pmにおける6xmの位置
にあるため、導通パターン3xの先端エッジ部3xeが
仮想線で示す3xemの位置に達すれば、先端エッジ部
3xeの外周側3xoが接触部6xmに接触し、センサ
1は検出状態となる。この際の検出誤差は正規位置Ps
から、接触部6xmと先端エッジ部3xeの外周側3x
oが接触する位置までの角度Aとなり、従来の導通パタ
ーンを用いた場合の検出誤差(角度Aoで示す)に比べ
て大幅に小さくなる。具体的には、実施例の場合、角度
Aは6.5゜、角度Aoは9.4゜となり、本実施例で
は検出精度を30パーセント程度高めることができる。
施例は先端エッジ部3xe…の形状をくの字形に切り込
んで形成し、また、導通コンタクト5x…の取付位置が
摺動盤2の回動方向反対側において検出誤差が最大とな
る取付位置(取付けた際に最大の検出誤差が発生する位
置)、即ち、接触部6xが仮想線で示す6xmの位置に
ある場合に、先端エッジ部3xe…の外周側3xo…と
内周側3xi…が、同時に導通コンタクト5x…の接触
部6xm…に接触するように形成した場合を例示する。
変更実施例の場合には、図1に示した実施例に比べて接
触初期の接触性及び導通性が高められる。なお、図3に
おいて、図1と同一部分には同一符号を付し、その構成
を明確にするとともに詳細な説明は省略する。
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成,形状,数量等において、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で任意に変更できる。
ターンを有し、かつ中心に設けた被操作軸と一体に回動
する摺動盤と、この摺動盤に接触又は近接させた幅方向
に直線の接触部を有する導通コンタクトとを備え、被操
作軸が所定の角度範囲にあるときに導通パターンが導通
コンタクトに接触する安全装置用センサにおいて、摺動
盤の回動時に最初に導通コンタクトに接触する導通パタ
ーンの先端エッジ部を、当該先端エッジ部の外周側が最
初に導通コンタクトに接触するように、外周側に対して
内周側を切り込み形成してなるため、次のような顕著な
効果を奏する。
回動方向反対側に誤差を含んでいても、検出誤差は最小
に抑えられ、安全装置における検出精度及び信頼性を飛
躍的に高めることができる。
きるため、極めて容易かつ低コストに実施できる。
図、
摺動盤の底面図、
底面図、
Claims (3)
- 【請求項1】 所定幅の導通パターンを有し、かつ中心
に設けた被操作軸と一体に回動する摺動盤と、この摺動
盤に接触又は近接させた幅方向に直線の接触部を有する
導通コンタクトとを備え、前記被操作軸が所定の角度範
囲にあるときに前記導通パターンが前記導通コンタクト
に接触する安全装置用センサにおいて、前記摺動盤の回
動時に最初に前記導通コンタクトに接触する前記導通パ
ターンの先端エッジ部を、当該先端エッジ部の外周側が
最初に前記導通コンタクトに接触するように、前記外周
側に対して内周側を切り込み形成してなることを特徴と
する安全装置用センサ。 - 【請求項2】 前記先端エッジ部は、前記導通コンタク
トの取付位置が前記摺動盤の回動方向反対側において検
出誤差が最大となる取付位置で、前記外周側と前記内周
側が略同時に前記導通コンタクトに接触する形状に形成
することを特徴とする請求項1記載の安全装置用セン
サ。 - 【請求項3】 前記摺動盤の両面に一対の導通パターン
を設け、かつ両導通パターンをスルーホールにより接続
するとともに、各導通パターンにそれぞれ接触する一対
の導通コンタクトを備えることを特徴とする請求項1記
載の安全装置用センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34859795A JP3490821B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 安全装置用センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34859795A JP3490821B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 安全装置用センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09171736A JPH09171736A (ja) | 1997-06-30 |
JP3490821B2 true JP3490821B2 (ja) | 2004-01-26 |
Family
ID=18398082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34859795A Expired - Fee Related JP3490821B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 安全装置用センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3490821B2 (ja) |
-
1995
- 1995-12-19 JP JP34859795A patent/JP3490821B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09171736A (ja) | 1997-06-30 |
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