JP3490689B2 - 連続溶融金属めっき装置 - Google Patents

連続溶融金属めっき装置

Info

Publication number
JP3490689B2
JP3490689B2 JP2001029668A JP2001029668A JP3490689B2 JP 3490689 B2 JP3490689 B2 JP 3490689B2 JP 2001029668 A JP2001029668 A JP 2001029668A JP 2001029668 A JP2001029668 A JP 2001029668A JP 3490689 B2 JP3490689 B2 JP 3490689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas throttle
metal plating
throttle nozzle
maintenance
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001029668A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002235161A (ja
Inventor
忠行 渡辺
博 嵯峨
保宣 可児
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001029668A priority Critical patent/JP3490689B2/ja
Publication of JP2002235161A publication Critical patent/JP2002235161A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3490689B2 publication Critical patent/JP3490689B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating With Molten Metal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯鋼を連続的にめ
っきする連続溶融金属めっき装置に係り、特に、気体絞
りノズルとめっき浴中機器の保守点検が短時間に行うこ
とができ、それにより溶融金属めっき装置の稼働率を向
上するために好適な連続溶融金属めっき装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の帯鋼の連続溶融金属めっき装置と
しては、例えば、「鉄と鋼,Vol.81,No.4,
日本鉄鋼協会,1995年,第153頁,図6.4,図
6.5;連続溶融亜鉛めっき装置」に記載されているよ
うに、前処理炉からスナウトを経由して溶融金属めっき
浴槽(以降、「ポット」と称す)に連続して通板する帯
鋼を浴中のシンクロールで上方に方向転換し、浴中のガ
イドロールにより帯鋼の反りを矯正して平坦な形状を保
持され、さらに、ポットから立ち上がった帯鋼に付着し
ている余分のめっき層を、気体絞りノズルから噴射され
る高圧ガスでワイピングすることにより、所定のめっき
厚みに帯鋼の連続溶融金属めっきが行われるものが知ら
れている。
【0003】従来の連続溶融金属めっき装置では、めっ
き浴中に設置されたシンクロールとガイドロールおよび
支持フレームから構成された浴中機器は、耐食性に優れ
たステンレス鋼、高クローム鋼などの鉄鋼材料が用いら
れているが、溶融金属は腐食性が強いため長期間の使用
に耐えられないものである。特に、シンクロールの軸部
および軸受け部は、摺動による摩耗も加わるので腐食が
一層激しく、10〜14日の短命である。ロールの軸部
および軸受け部が摩耗すると、ロールのスムースな回転
が出来なくなり振動が発生してメッキの膜質も低下する
ことになる。また、軸部および軸受け部から溶け出した
鉄は溶融金属と反応し、ドロスと呼ばれる金属間化合物
(不純物)を形成し、めっきの膜質を低下させる。従っ
て、浴中機器は定期的に保守点検を行い、ダメージを受
けた機器を交換する必要がある。浴中機器を浴槽外へ吊
り出す際には、まず浴中機器の上方にある気体絞りノズ
ル装置を取り外してから次に、浴中機器を浴槽外へ吊り
出す作業が必要である。このため、これらの保守点検と
交換の作業には長時間を要し、このことがめっき装置の
稼働率を低下させる要因となっていた。
【0004】そこで、例えば、特開昭56−10886
6号公報に記載されているように、1対のノズルをそれ
ぞれ回動させる構造のものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
56−108866号公報に記載されているものは、帯
鋼を切断することなく、保守点検等を行うことを主眼と
しているため、ノズルのみを回動させる構成であり、1
対のノズルの間のギャップを調整する機構やノズルの高
さを調整する機構は固定されている構造となっている。
結果的に、機構が複雑になると言う問題があった。
【0006】本発明の目的は、浴中機器と気体絞りノズ
ル装置の保守点検および交換の作業を短時間に行うこと
ができるとともに、構成の簡単な連続溶融金属めっき装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るため、本発明は、帯鋼を前処理炉から溶融金属めっき
浴槽へ通板させ、シンクロールを介して連続的に引き上
げられる帯鋼の表面に、一対の気体絞りノズルからガス
を吹付けて溶融めっき金属の付着厚みを制御する帯鋼の
連続溶融金属めっき装置において、上記気体絞りノズル
及びこの一対のノズルのギャップや高さを調整する調整
機構を支持する移送台を、上記溶融金属めっき浴槽の上
方からめっき浴槽外の周辺にある保守点検場所へ移動さ
せる移送装置を備えるようにしたものである。かかる構
成により、浴中機器と気体絞りノズル装置の保守点検お
よび交換の作業を短時間に行うことができるとともに、
構成を簡単にすることができるものとなる。
【0008】(2)上記(1)において、好ましくは、
上記移送台には、ガス吹付け時に帯鋼の振動を抑制する
タッチロールが設置されており、上記移送装置は、保守
点検場所へ気体絞りノズルとタッチロールを同時に移動
するようにしたものである。
【0009】(3)上記(1)において、好ましくは、
上記移送装置は、上記気体絞りノズルを上記前処理炉と
反対のパス出口側の保守点検場所へ移動させるようにし
たものである。
【0010】(4)上記(1)において、好ましくは、
上記移送装置は、上記気体絞りノズルを帯鋼のパスと直
角方向の保守点検場所へ移動させるようにしたものであ
る。
【0011】(5)上記(1)において、好ましくは、
上記移送装置は、上記気体絞りノズルを保守点検場所に
旋回移動するようにしたものである。
【0012】(6)上記(4)において、好ましくは、
上記気体絞りノズルに対してタンデム状に配置された予
備の気体絞りノズルを備え、上記移送装置は、運転中の
気体絞りノズルを保守点検場所へ移動し、次に予備の気
体絞りノズルを待機場所からめっき位置へ移動させるよ
うにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を用いて、本発
明の第1の実施形態による連続溶融金属めっき装置につ
いて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による
連続溶融金属めっき装置の構成を示す部分断面の側面図
である。図2は、図1のI−I方向からの矢視図であ
る。図3は、図2のII−II方向矢視図である。図4は、
図1のIII−III方向からの矢視断面図である。
【0014】図1に示すように、本連続金属めっき装置
では、帯鋼1を前処理炉2によって還元焼鈍して表面を
活性化し、スナウト3によって高温の帯鋼1を大気から
遮断しつつポット4へ導く。帯鋼1を、ポット4内に連
続通板して、浴中のシンクロール5で上方に方向転換
し、浴中のガイドロール6により帯鋼1の反りを矯正し
て平坦な形状を保持する。さらに、ポット4から立ち上
がった帯鋼1に付着している余分のめっき層は、帯鋼1
を挟んで設けられた1対の気体絞りノズル7から噴射さ
れる高圧ガスでワイピングする。タッチロール8は、ガ
ス吹付け時に、シンクロール5とトップロール10間で
帯鋼1の板厚方向の振動を抑制する。後処理炉9によっ
て、めっきの膜質を制御する。
【0015】フレーム21は、1対の気体絞りノズル7
及びタッチロール8を支持している。フレーム21に
は、図3及び図4を用いて後述するように、1対の気体
絞りノズル7の間のギャップを調整する機構や、ノズル
7の高さを調整する機構をも支持している。移送装置1
1は、ポット4の浴中のシンクロール5やガイドロール
6の保守点検および交換時に、モータ25により駆動さ
れて、気体絞りノズル7とタッチロール8を支持するフ
レーム21を、ノズル7のギャップ調整機構や高さ調整
機構とともに、前処理2と反対のパス出口側の保守点検
場所Aに移動する。
【0016】図2に示すように、フレーム21は、ノズ
ル7の両端部を支持する両持ち構造となっている。フレ
ーム21を設置した移送台24は、移送装置11のモー
ター25によって摺動し、気体絞りノズル7とタッチロ
ール8を、保守点検場所Aへ移動させる。
【0017】また、図3および図4に示すように、帯鋼
1をはさんで対向する気体絞りノズル7は、噴射ガスを
供給する中空支持筒12の一端に結合されている。中空
支持筒12は、軸方向を複数のサポート13にて回転自
在に支持されている。サポート13は、モーター14,
ウォーム減速機15,スクリュー軸およびナット機構1
6を介してX1方向に移動し、ノズル7の開度(ギャッ
プ)Gを制御する。中空支持筒12の軸端は、モーター
付減速機17,カップリング18を介して回転し、ノズ
ル7の噴射角度θを制御する。ノズル7は、モーター1
9,ウォーム減速機20を介して上下動するフレーム2
1に取付けており、ポット4浴面からノズル7の高さH
を制御する。
【0018】帯鋼1をはさんで対向するタッチロール8
は、フレーム21に取付けられたモーター22,ウォー
ム減速機23を介してX2方向に移動し、帯鋼1を保持
して振動を抑制するように制御する。
【0019】フレーム21を設置した移送台24は、モ
ーター25,スクリュー軸26,ナット27を介してベ
ース28上を摺動し、気体絞りノズル7とタッチロール
8を保守点検場所Aへ移動させる移送装置11を備えて
いる。
【0020】ポット4浴中のシンクロール5とガイドロ
ール6は、フレーム49にて回転自在に支持されてい
る。フレーム49は、ポット4の浴外で着脱可能に取付
けており、浴中機器の保守点検時、ポット4内からフレ
ーム49を図示していないクレーンにて吊り出し所定の
保守点検場所へ搬送する。
【0021】以上説明したように、本実施形態において
は、ノズルを移動する移送装置は、ノズルのギャップ調
整機構や高さ調整機構を含めて移動するようにしている
ため、構成を簡単にすることができる。例えば、特開昭
56−108866号公報に記載されているものでは、
帯鋼を切断することなく、保守点検等を行うことを主眼
としているため、ノズルのみを回動させる構成であり、
1対のノズルの間のギャップを調整する機構やノズルの
高さを調整する機構は固定されている構造となってい
る。高さ調整機構やギャップ調整機構は、ポットの同じ
高さ,即ち、地下に埋設される構造となるため、複数の
異なる浴を収納したポットを交換するのも困難である。
また、特開昭56−108866号公報に記載されてい
るものでは、ノズルの片方を支持して回動する片持ち構
造であるため、剛性が低いとノズルのギャップ精度が低
下するため、めっき精度が低くなる。それに対して、本
実施形態では、ノズルはフレームの両端に支持される両
持ち構造であるため、ギャップ精度を高くして、めっき
精度を向上することができる。
【0022】以上のようにして、本実施形態によれば、
浴中機器と気体絞りノズル装置の保守点検および交換の
作業を短時間に行うことができるとともに、構成を簡単
にすることができる。
【0023】次に、図5を用いて、本発明の第2の実施
形態による連続溶融金属めっき装置について説明する。
本実施形態による連続溶融金属めっき装置の全体構成
は、図1に示したものと同様である。図5は、本発明の
第2の実施形態による連続溶融金属めっき装置を示す図
であり、図1のIII−III方向からの矢視断面図である。
なお、図4と同一符号は、同一部分を示している。
【0024】気体絞りノズル7とタッチロール8は、第
1の実施形態と同様、モーター19、ウォーム減速機2
0を介して上下動するフレーム21に取付けており、ポ
ット4の浴面からノズル7の高さHを制御する。ただ
し、本実施形態では、フレーム21を設置した移送台2
4は、複数の駆動車輪29により支持され、レール架構
30上を移動する移送装置を備えている。これにより、
ポット4の周辺の作業スペースを広げることができる。
【0025】以上のようにして、本実施形態によれば、
浴中機器と気体絞りノズル装置の保守点検および交換の
作業を短時間に行うことができるとともに、構成を簡単
にすることができる。
【0026】次に、図6及び図7を用いて、本発明の第
3の実施形態による連続溶融金属めっき装置について説
明する。図6は、本発明の第3の実施形態による連続溶
融金属めっき装置の構成を示す部分断面の側面図であ
る。図7は、図6のIV−IV方向からの矢視図であ
る。なお、図1及び図2と同一符号は、同一部分を示し
ている。
【0027】本実施形態において、気体絞りノズル7と
タッチロール8は、第1の実施形態と同様、フレーム2
1に取付けている。ただし、本実施形態では、フレーム
21を設置した移送台24は、複数の駆動車輪29によ
り支持され、レール架構30上を帯鋼1のパスと直角方
向の保守点検場所Bへ移動する移送装置を備えている。
これにより、前処理炉2と反対のパス出口側の作業スペ
ースを広げられる。フレーム21は、図5に示した実施
形態と同様に、モーターおよびウォーム減速機20を介
して上下動し、ポット4の浴面からノズル7の高さHを
制御する。また、移送台24は、レール架構30によっ
て吊り下げられている構造であるため、ポット4の手前
側(保守点検場所B)の地上面には、レール等の設置物
がないため、オペレータの操作場所が確保されている。
【0028】以上のようにして、本実施形態によれば、
浴中機器と気体絞りノズル装置の保守点検および交換の
作業を短時間に行うことができるとともに、構成を簡単
にすることができる。
【0029】次に、図8及び図9を用いて、本発明の第
4の実施形態による連続溶融金属めっき装置について説
明する。図8は、本発明の第4の実施形態による連続溶
融金属めっき装置の構成を示す部分断面の側面図であ
る。図9は、図8のV−V方向からの矢視図である。な
お、図1及び図2と同一符号は、同一部分を示してい
る。
【0030】本実施形態において、気体絞りノズル7と
タッチロール8は、第1の実施形態と同様に、フレーム
21に取付いている。ただし、本実施形態では、フレー
ム21の一端は回転軸31に結合され、サポート32に
て回転自在に支持されている。フレーム21は、モータ
ー32,駆動機33および回転軸31を介して旋回さ
れ、気体絞りノズル7とタッチロール8を、ポット4の
浴外の保守点検場所Cへ移動する移送装置を備えてい
る。これにより、ノズル7の保守点検作業が容易とな
る。フレーム21の他端は、ストッパー34,35で保
持されている。ノズル7の開度Gの調整装置と、ノズル
7の噴射角θの調整装置は、第1の実施形態と同様に、
ユニット36に組込まれている。ただし、本実施形態で
は、フレーム21に取付けたモーター37,ウォーム減
速機38を介してユニット36を上下動し、ポット4の
浴面からノズル7高さHを制御する。
【0031】以上説明したように、本実施形態において
は、ノズルを移動する移送装置は、ノズルのギャップ調
整機構や高さ調整機構を含めて移動するようにしている
ため、構成を簡単にすることができる。例えば、特開昭
56−108866号公報に記載されているものでは、
帯鋼を切断することなく、保守点検等を行うことを主眼
としているため、ノズルのみを回動させる構成であり、
1対のノズルの間のギャップを調整する機構やノズルの
高さを調整する機構は固定されている構造となってい
る。高さ調整機構やギャップ調整機構は、ポットの同じ
高さ,即ち、地下に埋設される構造となるため、複数の
異なる浴を収納したポットを交換するのも困難である。
また、特開昭56−108866号公報に記載されてい
るものでは、ノズルの片方を支持して回動する片持ち構
造であるため、剛性が低いとノズルのギャップ精度が低
下するため、めっき精度が低くなる。それに対して、本
実施形態では、ノズルはフレームの両端に支持される両
持ち構造であるため、ギャップ精度を高くして、めっき
精度を向上することができる。
【0032】以上のようにして、本実施形態によれば、
浴中機器と気体絞りノズル装置の保守点検および交換の
作業を短時間に行うことができるとともに、構成を簡単
にすることができる。
【0033】次に、図10及び図11を用いて、本発明
の第5の実施形態による連続溶融金属めっき装置につい
て説明する。図10は、本発明の第5の実施形態による
連続溶融金属めっき装置における交換手順を示す平面図
である。図11は、図10と逆手順を示す平面図であ
る。
【0034】図10に示すように、運転中の気体絞りノ
ズル装置39は、保守点検時、図7に示した実施形態と
同様に、帯鋼のパスと直角方向の保守点検場所Bへ移動
し、次に、あらかじめ待機している予備の気体絞りノズ
ル装置40を待機場所Eからめっき位置Dへ移動する移
送装置を備えている。
【0035】そして、図11に示すように、次の保守点
検時には、上記と逆の手順により現在運転中の気体絞り
ノズル装置40を場所Eに移動し、次に場所Bで待機し
ている気体絞り装置41をめっき位置Dへ移動する。
【0036】また、図10の気体絞りノズル装置39と
ノズル装置40および、図11の気体絞りノズル装置4
0とノズル装置41を連結することにより、運転中の気
体絞りノズルを保守点検場所へ移動すると同時に、予備
の気体絞りノズルを待機場所からめっき位置へ移動でき
る。これにより、予備機との交換を、さらに短時間に行
うことができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、浴中機器と気体絞りノ
ズル装置の保守点検および交換の作業を短時間に行うこ
とができるとともに、構成を簡単なものとすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による連続溶融金属め
っき装置の構成を示す部分断面の側面図である。
【図2】図1のI−I方向からの矢視図である。
【図3】図2のII−II方向矢視図である。
【図4】図1のIII−III方向からの矢視断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態による連続溶融金属め
っき装置を示す図であり、図1のIII−III方向からの矢
視断面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態による連続溶融金属め
っき装置の構成を示す部分断面の側面図である。
【図7】図6のIV−IV方向からの矢視図である。
【図8】本発明の第4の実施形態による連続溶融金属め
っき装置の構成を示す部分断面の側面図である。
【図9】図8のV−V方向からの矢視図である。
【図10】本発明の第5の実施形態による連続溶融金属
めっき装置における交換手順を示す平面図である。
【図11】図10と逆手順を示す平面図である。
【符号の説明】
1…帯鋼 2…前処理炉 3…スナウト 4…ポット(溶融金属めっき浴槽) 5…シンクロール 6…ガイドロール 7…気体絞りノズル 8…タッチロール 9…後処理炉 10…トップロール 11…移送装置 12…中空支持筒 13,19,22,25,37…モーター 15,20,23,38…ウォーム減速機 16…スクリュー軸およびナット 17…モーター付減速機 18…カップリング 21,49…フレーム 24…移送台 26…スクリュー軸 27…ナット 28…ベース 29…駆動車輪 30…レール架構 31…回転軸 32…サポート 33…駆動機 34,35…ストッパー 36…ユニット 39,40,41…気体絞りノズル装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−235053(JP,A) 特開 平7−109555(JP,A) 特開 平1−212743(JP,A) 実開 平3−53550(JP,U) 実開 平2−149754(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 2/00 - 2/40

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯鋼を前処理炉から溶融金属めっき浴槽へ
    通板させ、シンクロールを介して連続的に引き上げられ
    る帯鋼の表面に、一対の気体絞りノズルからガスを吹付
    けて溶融めっき金属の付着厚みを制御する帯鋼の連続溶
    融金属めっき装置において、 上記気体絞りノズル及びこの一対のノズルのギャップや
    高さを調整する調整機構を支持する移送台を、上記溶融
    金属めっき浴槽の上方からめっき浴槽外の周辺にある保
    守点検場所へ移動させる移送装置を備えることを特徴と
    する連続溶融金属めっき装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の連続溶融金属めっき装置に
    おいて、 上記移送台には、ガス吹付け時に帯鋼の振動を抑制する
    タッチロールが設置されており、 上記移送装置は、保守点検場所へ気体絞りノズルとタッ
    チロールを同時に移動することを特徴とする連続溶融金
    属めっき装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の連続溶融金属めっき装置に
    おいて、 上記移送装置は、上記気体絞りノズルを上記前処理炉と
    反対のパス出口側の保守点検場所へ移動させることを特
    徴とする連続溶融金属めっき装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の連続溶融金属めっき装置に
    おいて、 上記移送装置は、上記気体絞りノズルを帯鋼のパスと直
    角方向の保守点検場所へ移動させることを特徴とする連
    続溶融金属めっき装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の連続金属めっき装置におい
    て、 上記移送装置は、上記気体絞りノズルを保守点検場所に
    旋回移動することを特徴とする連続溶融金属めっき装
    置。
  6. 【請求項6】請求項4記載の連続溶融金属めっき装置に
    おいて、 上記気体絞りノズルに対してタンデム状に配置された予
    備の気体絞りノズルを備え、 上記移送装置は、運転中の気体絞りノズルを保守点検場
    所へ移動し、次に予備の気体絞りノズルを待機場所から
    めっき位置へ移動させることを特徴とする連続溶融金属
    めっき装置。
JP2001029668A 2001-02-06 2001-02-06 連続溶融金属めっき装置 Expired - Fee Related JP3490689B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001029668A JP3490689B2 (ja) 2001-02-06 2001-02-06 連続溶融金属めっき装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001029668A JP3490689B2 (ja) 2001-02-06 2001-02-06 連続溶融金属めっき装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002235161A JP2002235161A (ja) 2002-08-23
JP3490689B2 true JP3490689B2 (ja) 2004-01-26

Family

ID=18893982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001029668A Expired - Fee Related JP3490689B2 (ja) 2001-02-06 2001-02-06 連続溶融金属めっき装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3490689B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5343508B2 (ja) * 2008-10-27 2013-11-13 Jfeスチール株式会社 溶融金属めっき鋼帯製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002235161A (ja) 2002-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5965210A (en) Hot dip coating apparatus and method
JP7167331B2 (ja) 溶融めっき鋼板の冷却装置
KR100712798B1 (ko) 용융 금속 도금조내의 롤의 표면상에 용착된 물질 제거장치 및 덴트 발생을 방지하는 방법
JP2004513237A (ja) 金属ストリップの浸漬コーティング装置
KR20130074269A (ko) 노즐 복합형 강판 냉각장치
JP3490689B2 (ja) 連続溶融金属めっき装置
EP3181708B1 (en) Steel-strip production method
JP2001131724A (ja) 連続溶融金属めっき設備及び連続溶融金属めっき手段の位置調整装置並びに連続溶融金属めっき手段の位置調整方法
JP3766652B2 (ja) 鋼板の連続溶融メッキ及び連続焼鈍兼用方法ならびにその装置
JPH05195178A (ja) 溶融金属めっき浴中ロール
JP2003301251A (ja) 溶融金属めっき浴中ロールの付着ドロス除去装置
JPH11172400A (ja) 連続溶融金属めっき装置及び連続溶融金属めっき方法
JP2005232566A (ja) 溶融めっき用浴中サポートロール及び溶融めっき鋼板の製造方法
JPH051357A (ja) 溶融金属めつき方法
JPH0810819A (ja) 溶融めっき鋼板、冷延鋼板兼用製造ラインにおける鋼帯の搬送経路変更方法およびその装置
JP2000265217A (ja) 溶融メッキラインと連続焼鈍炉の兼用ライン
JP3258786B2 (ja) 溶融めっき鋼板、冷延鋼板の搬送経路切り替え方法および装置
JP3311262B2 (ja) 溶融金属めっき装置および溶融金属めっき方法
CN218465918U (zh) 一种钢带镀锌装置
JPH09256130A (ja) 連続溶融金属メッキ装置
KR100896589B1 (ko) 코팅을 균일하게 하는 강판표면의 용액 코팅장치
JPH04157142A (ja) 溶融金属めっき装置
Hara et al. Development of a new gas wiping process for high-speed chemical treatment
JP3889942B2 (ja) 冷延鋼板と溶融めっき鋼板の兼用製造設備
JP3302280B2 (ja) 溶融金属めっき装置および溶融金属めっき方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091107

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101107

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101107

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131107

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees