JP3490649B2 - 循環式定量吐出噴霧潤滑方法とその定量吐出噴霧潤滑装置 - Google Patents

循環式定量吐出噴霧潤滑方法とその定量吐出噴霧潤滑装置

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JP3490649B2
JP3490649B2 JP25725999A JP25725999A JP3490649B2 JP 3490649 B2 JP3490649 B2 JP 3490649B2 JP 25725999 A JP25725999 A JP 25725999A JP 25725999 A JP25725999 A JP 25725999A JP 3490649 B2 JP3490649 B2 JP 3490649B2
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晴夫 伊藤
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/0012Apparatus for achieving spraying before discharge from the apparatus

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種軸受け、歯
車、スライド等の機械要素の摺動、転動部への潤滑油を
霧化して供給する噴霧潤滑装置の改良に関し、更に詳し
くは、微量の油霧を単位時間当たり一定量を長期間に亘
って供給し続けることができる有用な循環式定量吐出噴
霧潤滑方法とその定量吐出噴霧潤滑装置に存する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、噴霧装置からの給油点への油
霧の搬送、分配は、図3に示すように、配管21及び分
岐端末22に取り付けられたノズル23によって行われ
るが、配管途中での油霧の凝結(ウエットアウト)をで
きるだけ少なく、かつ、分岐点での油霧の分配(配管先
端の各ノズル径に応じて油霧量が分配される)が適正に
行われるためには、噴霧装置24から吐出される油霧を
微細な粒径(例えば直径2μm以下)の油霧だけを選択
し吐出する必要がある(選択式噴霧循環装置)。
【0003】この選択式噴霧潤滑装置における霧化機構
としては、例えば、図4に示すものが周知である。この
霧化機構は、圧縮空気が圧縮空気流入口25に導入され
ると、ベンチュリ機構(霧化機構)5を通過時にサイト
ドーム室6a内を負圧にし、油槽9より吸い上げられる
油がサイトドーム6内よりベンチュリ機構5の中央部に
滴下する。
【0004】次いで、ベンチュリ機構5の中央部で、圧
縮空気と混合霧化されて下方に噴出するが、その際、噴
き出し方向に油霧衝突機構7が配置されているため、比
較的粒径の大きい油霧は、衝突板7aに衝突して同衝突
板7aに付着し、油槽9内に油滴として落下する。
【0005】次いで、油霧衝突機構7を通過した油霧
は、油槽9上部の油霧選別空間8aに滞留し、その間に
更に油粒の大きいものが自重により降下して油槽9に戻
り、油霧選別空間8aに浮遊し続けた微細油霧のみが空
気流によって微細油霧吐出口14aから流出する構造に
なっている。
【0006】而して、斯かる選択式の噴霧潤滑装置(霧
化機構)にあっては、使用する潤滑油の種類によっ
て、供給空気圧力、空気流量、周囲温度、油温度等の条
件が同じであっても、霧化率(サイフォンチューブ27
より吸い上げられベンチュリ機構5へ供給される油量に
対する微細油霧として装置から吐出される油量の比)が
異なることが欠点として挙げられる(図7参照)。
【0007】その原因は、潤滑油としての性能向上を目
的として各潤滑油メーカーが種々の添加剤、例えば、油
性向上剤、酸化安定剤、極圧添加剤、消泡剤等を配合、
市販しており、かつ、これらの中には特に霧化特性に大
きく影響を与える高分子物質なども含まれているためと
考えられる。
【0008】また、使用されている添加剤の種類及び配
合量も潤滑油メーカーの企業秘密として公表されること
はなく、同一油脂であっても、性能向上のために随時添
加剤の配合内容が変更される可能性もある。
【0009】従って、このような選択式噴霧潤滑装置に
おいては、潤滑油の霧化率を事前に確認しておく必要が
あり、更に、同一潤滑油に対しても定期的(又は不定
期)に霧化率の評価が必要になるなどの煩わしさが残っ
ている。
【0010】更に、使用する潤滑油が特定され、一定期
間、潤滑装置が稼動した後においても霧化率の変動をも
たらす種々の要因がある。例えば、噴霧潤滑装置の作
動条件(供給圧力、油霧搬送ラインへのエアバイパスか
らの空気混入量、朝夕又は季節による周囲及び油の温度
など)の変化又は変更が発生した場合には、霧化率も変
化してしまう。
【0011】また、噴霧潤滑装置を長期間作動した後
に惹起する経時的変化(圧縮空気中に含まれるコンプレ
ッサ油のオイルべーパや塵埃などのコンタミナントによ
るベンチュリ、給油箇所近くに取り付ける先端ノズル等
の詰まりなど)によっても霧化率は変化する。
【0012】また、上述したの技術的課題が原因
として、噴霧潤滑装置から吐出される油霧中に含まれる
単位時間当たり油の絶対量制御が困難となっている。す
なわち、サイトドーム6への供給油量は、油供給ライ
ン中に定量ポンプを設置して一定量を供給することは可
能であるが、霧化率が変化してしまえば吐出される油量
も変動してしまうといった問題を有する。
【0013】その結果、噴霧潤滑装置24から吐出され
る油の絶対量を知るには、油槽9内の油面変化により、
換算、算出することになるが、通常、単位時間当たりの
油面変化量は非常に少なく、有効な情報を得るためには
長い時間の経過が必要であり、実用上の不便さが残って
いる。
【0014】また、斯かる技術的課題及び問題点を解決
する方策として、例えば、(A)特開平10−19192
号公報並びに(B)実用新案登録第2580280号公報
に開示された定量吐出噴霧潤滑装置が従来例として周知
である。
【0015】この従来例における先例の(A)特開平10
−19192号公報は、図5に示すように、噴霧潤滑装
置Bの作動条件(供給圧力、油霧搬送ラインへのエアバ
イパスからの空気混入量、周囲温度或いは油温度等)の
変化又は使用潤滑油による霧化率及び油霧搬送ライン1
4における油霧濃度の変化を油霧搬送ライン14中に設
置した油霧センサ28により検知し、所定の濃度を保つ
べくベンチュリ機構(霧化機構)5への油供給量を制御
するものである。
【0016】また、後例の(B)実用新案登録第2580
280号公報は、図6に示すように、上部に潤滑油滴下
監視用のサイトドーム6を備えると共に、噴霧用エア供
給路25を備えたベンチュリ機構5と加圧油槽8とから
なる噴霧給油装置であって、前記ベンチュリ機構5の噴
射側に噴霧したフォグ又はミストを衝突させるための衝
突機構7を設け、該衝突機構7にゴミを含むフォグ又は
ミストを衝突させることでゴミと成長した油滴を滴下さ
せると共に、加圧油槽8内に沈降、貯留されたゴミの含
有率が高くて微細油霧化しにくい油を加圧油槽8の底部
及び油排出ポンプ26の吸引側ラインに各々設置した油
濾過用フィルタ11により浄化し、油排出ポンプ26よ
り油槽9に戻すことにより、安定した霧化率を得ようと
するものである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た(A)特開平10−19192号公報に開示されている
定量吐出噴霧潤滑装置にあっては、油霧センサ28及び
油量制御演算システム(図5(b)参照)が高価であるた
め、特別な場合以外は用いられるのが希である。
【0018】また、(B)実用新案登録第2580280
号公報に開示されている噴霧給油装置にあっては、油定
量吐出ポンプ12を使用して供給油量を一定にし、か
つ、空気及び油中に含まれるコンタミナントを除去する
ことにより、霧化時の油霧粒子の微細化を図り霧化率の
向上と安定を得ようとするものであるが、前述した課題
の全てを未だ解決するものではない。
【0019】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、使用する潤滑油の種類や噴霧潤滑装置
の作動条件等に一切左右されることなく、微量の油霧を
単位時間当たり一定量を長期間に亘って供給し続けるこ
とができる低廉な循環式定量吐出噴霧潤滑方法とその定
量吐出噴霧潤滑装置の提供を目的としたものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題点
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、濾過及び/又は圧力調整後の圧縮空気を供給
する少なくとも2ポート以上の空気切換弁の下流側を二
つに分岐した後、その一方をベンチュリ機構に、他方を
定量油供給ポンプにそれぞれ供給する工程と、圧縮空気
がベンチュリ機構を通過する際に、サイトドーム室を負
圧にして加圧油槽に流入する工程と、潤滑油が定量油供
給ポンプから定量油供給ラインを経てサイトドームに供
給された後、サイトドーム室からベンチュリ機構の中心
部に滴下する工程と、斯かる滴下油をベンチュリ機構を
流れる圧縮空気と混合させて油霧化する工程と、加圧油
槽内へ噴霧される際に、比較的粒径の大きな油霧が油霧
衝突機構で凝結されて加圧油槽の下部に滴下する工程
と、油霧衝突機構を通過した油霧が油霧選別空間に流入
し、この空間内に滞留中に油粒の大きな油霧のみを自重
で降下させて加圧油槽の下部に貯留する工程と、微細な
油霧を潤滑装置から吐出させて潤滑目的に噴霧する工程
と、前記加圧油槽の下部に貯留する油を前記ベンチュリ
機構に強制的に戻しながら還流せしめる油還流ラインの
工程とを有する定量吐出噴霧潤滑方法において、前記油
還流ラインは、前記定量油供給ラインを経てサイトドー
ム室に供給される一定量の油に、同油還流ラインからの
還流油を合流させながら前記ベンチュリ機構で連続的に
霧化することを特徴とする定量吐出噴霧潤滑方法に存す
る。
【0021】 また、前記ベンチュリ機構は、サイトド
ーム室内に連通する少なくとも一以上の油通路を有する
ベンチュリホルダと、前記油通路に連通すべく同ベンチ
ュリホルダ内に形成された還流油流入室と、該還流油流
入室と油還流ラインとを連通せしめるベンチュリ上部通
路とを備えて、前記還流油流入室に流下する油と、前記
油還流ラインからの還流油とを合流させるのが良い
【0022】 一方、この方法を実施するための循環式
定量吐出噴霧循環装置は、濾過及び/又は圧力調整後の
圧縮空気をオン/オフする少なくとも2ポート以上の空
気切換弁と、該空気切換弁の一方側の支流に配設される
油霧発生装置と、同空気切換弁の他方側の支流に配設さ
れる定量油供給ポンプとを備えてなり、かつ、前記油霧
発生装置は、加圧油槽の上位に取り付けられた油滴下監
視用のサイトドームと、該サイトドームの下位に取り付
けられたベンチュリ機構と、前記加圧油槽の底部に溜ま
った油を前記ベンチュリ機構に還流せしめる油還流ライ
ンとを備えてなる循環式定量吐出噴霧潤滑装置におい
て、前記ベンチュリ機構は、サイトドーム室内に連通す
る少なくとも一以上の油通路を有するベンチュリホルダ
と、前記油通路に連通すべく同ベンチュリホルダ内に形
成された還流油流入室と、該還流油流入室と油還流ライ
ンとを連通せしめるベンチュリ上部通路とを備えてなる
のが良い。
【0023】
【0024】
【0025】 このように構成される本発明の循環式定
量吐出噴霧潤滑方法及び定量吐出噴霧潤滑装置は、前記
油還流ラインが、前記定量油供給ラインを経てサイトド
ーム室に送給される一定量の油に、同油還流ラインから
の還流油を合流させながら前記ベンチュリ機構で連続的
に霧化することによって、更に詳しくは、前記ベンチュ
リ機構が、サイトドーム室内に連通する少なくとも一以
上の油通路を有するベンチュリホルダと、前記油通路に
連通すべく同ベンチュリホルダ内に形成された還流油流
入室と、該還流油流入室と油還流ラインとを連通せしめ
るベンチュリ上部通路とを備えて、前記還流油流入室に
流下する油と、前記油還流ラインからの還流油とを合流
させることによって、加圧油槽の底部に貯留している油
を油還流ラインで吸い上げて還流油流入室に戻し、再
度、ベンチュリ本体の中央に通過させることにより、霧
化が連続して行われることになり、加圧油槽内に貯留油
がある限り、油霧を供給し続けることとなる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る循環式定量吐
出噴霧潤滑方法について説明する。まず、濾過及び/又
は圧力調整後の圧縮空気を供給する少なくとも2ポート
以上の空気切換弁の下流側を二つに分岐した後、その一
方をベンチュリ機構に、他方を定量油供給ポンプにそれ
ぞれ供給する。
【0027】具体的には、図1及び図2に示すように、
空気源からの圧縮空気をフィルタ・レギュレータ1を通
過させることにより、空気の濾過と圧力調整を行い、然
る後、2ポート電磁弁等の空気切換弁2より二つの通路
3,4に分岐させるのが良い。
【0028】また、フィルタ/レギュレータ1は、エア
の濾過供給と圧力調整をなすもので、インポートから供
給される清浄な圧力エアを、適宜圧力(MPa)に調圧
するものであることは云うまでもない。
【0029】次に、圧縮空気をベンチュリ機構に通過さ
せることにより、サイトドーム室を負圧にし、加圧油槽
に流入させる。具体的には、前記一方の通路3を霧化装
置のベンチュリ機構5に直接的に連通し、斯かる通路3
から送給される圧縮空気を後述する狭路のベンチュリ本
体5cに通過させることにより、その空気流速が増加す
る結果、サイトドーム室6a内を負圧にするものであ
る。
【0030】次に、潤滑油は、定量油供給ポンプ、定量
油供給ラインを介してサイトドームに供給させた後、サ
イトドーム室からベンチュリ機構の中心部に滴下させ
る。換言すれば、油槽9内の潤滑油(オイル)10は、
定量油供給ポンプ12から定量油供給ライン13を経て
サイトドーム6に供給させ、サイトドーム6の頂部から
ベンチュリ本体5cの中心部に滴下させるのが良い。
【0031】定量油供給ポンプとしては、例えば、3ポ
ート電磁弁のオン/オフ操作による圧縮空気で作動する
プランジャポンプが挙げられる。
【0032】また、油槽からの定量油は、プランジャポ
ンプ12aが作動することにより、油槽9内に設けられ
た油用フィルタ11を介して清浄された油10のみを定
量に吸い上げ、配管17、定量油供給ポンプ12、定量
油供給ライン13を経てサイトドーム6に供給できるよ
うにシステム化するのが良い。
【0033】次に、サイトドーム室に滴下する油をベン
チュリ機構を流れる圧縮空気と混合させることにより油
霧に変性する。ベンチュリ本体5cを流れる圧縮空気と
効率よく混合させることが大事であり、油霧としてダイ
レクトに加圧油槽8内に噴霧させるのが良い。
【0034】次に、加圧油槽内へ噴霧される際に、比較
的粒径の大きな油霧が油霧衝突機構で凝結されて加圧油
槽の下部に滴下させる。具体的には、比較的粒径の大き
な油霧は、ベンチュリ機構5の下部に形成されている油
霧衝突機構7で凝結させた上で、加圧油槽8の下部に滴
下させるのが良い。
【0035】次に、油霧衝突機構を通過した油霧が油霧
選別空間に流入し、この空間内に滞留中に油粒の大きな
油霧のみを自重で降下させて加圧油槽の下部に貯留させ
る。具体的には、油霧衝突機構7を通過した油霧を油霧
選別空間8aに流下させ、この空間8a内に滞留中に油
粒の大きな油霧を自重で降下せしめて加圧油槽8の下部
に貯留させるのが良い。
【0036】次に、加圧油槽の下部に貯留する油を、前
記ベンチュリ機構の負圧力を利用して、加圧油槽の底部
に開口した油還流ラインから前記ベンチュリ機構の還流
油流入室内に強制的に戻しながら連続的に霧化する。
【0037】例えば、加圧油槽8の下部に貯留された油
10aを、圧縮空気がベンチュリ機構5内を流れること
で発生する負圧力により、加圧油槽8の底部に向けて開
口した油還流ライン15、メタリングオリフィス16、
ベンチュリ上部通路5dの順で吸い上げるのが良い(還
流油)。
【0038】尚、前記メタリングオリフィス16は、ベ
ンチュリ5の吸引能力に応じたオリフィスサイズである
が、このオリフィス(小孔)に限らず、内径の小さなチ
ューブであっても可能である。
【0039】そして、斯かる還流油をベンチュリ上部通
路5dを経て還流油流入室5bへと強制的に戻し、再び
ベンチュリ本体5cの中央を通過させることで、無駄な
く連続的に霧化するのが良い(図2参照)。
【0040】また、サイトドーム室6aは、ベンチュリ
ホルダ5aの頂面(上蓋)により還流油流入室5bと区
分し、同頂面に複数個の油通路5a1 ,5a1 を設け、
サイトドーム室6aに滴下する潤滑油は、斯かる油通路
5a1 ,5a1 を経て還流油流入室5bに流下し、還流
油と合流してベンチュリ本体5c内に流入、霧化され
る。
【0041】その結果、定量油供給ライン13から供給
された潤滑油は、噴霧潤滑装置Bの運転条件、又は油固
有の霧化率等に関係なく100%霧化され、2次側へと
吐出されるのである。
【0042】従って、ベンチュリ機構5が正常に作動し
ている限り、潤滑対象に送り込まれる潤滑油の単位時間
当たりの油量(油吐出量の絶対量)は、定量油供給ポン
プ12からの供給量に等しいことになる。
【0043】因に、定量油供給ポンプ12の作動が正常
であるか否かは、サイトドーム6内を滴下する油滴をセ
ンサ(光センサ)等の常套手段により容易に監視できる
ことは云うまでもない。
【0044】更に、油通路5a1 ,5a1 は、下端側が
ベンチュリ本体5cの中心に向かうように傾斜させるこ
とにより、サイトドーム室6aに滴下する潤滑油が、斯
かる油通路5a1 ,5a1 を経て還流油流入室5bに流
下し、還流油と効率良く合流すべくベンチュリ本体5c
の中心に案内される。
【0045】また、一度、定量油供給ライン13を経て
サイトドーム6内に供給された潤滑油は、前述のような
循環通路(油還流ライン15、メタリングオリフィス1
6、ベンチュリ上部通路5d)により(加圧油槽8内に
吸い上げる油がある限り)、霧化が連続的に行われるの
である。
【0046】次に、微細な油霧のみを潤滑装置から吐出
させて潤滑目的に噴霧する。前記油霧選別空間8a内で
は、微細な油霧だけが空気流によって潤滑装置の微細油
霧吐出口14aから吐出され、潤滑目的へと供給され
る。
【0047】このように構成される本発明方法では、圧
縮空気がベンチュリ本体5c内を流れることで発生する
負圧力を利用して、加圧油槽8の底部に貯留している油
を油還流ライン15で強制的に吸い上げて還流油流入室
5bに戻し、再度、ベンチュリ本体5cの中央を通過さ
せる還流方式で、霧化が連続して行われることになり、
加圧油槽内に貯留油がある限り、油霧を供給し続けるこ
とができるなど、従来法の如く潤滑油の種類や噴霧潤滑
装置の作動条件等に一切左右されることがなく、安定し
た霧化率を得ることができるのである。
【0048】また、ベンチュリ機構5の吸引能力又は霧
化能力の低下を早期に発見できる。蓋し、ベンチュリ機
構5の負圧発生能力(吸引能力)及び/又は霧化能力が
低下すると、加圧油槽8の底部に油が溜まり始めるから
である。
【0049】尚、加圧油槽8を透明材料とするか又は底
部に油面検出用レベルスイッチ18を設けて潤滑油の溜
まり具合を容易に目視又は検出し、ベンチュリ機構5の
能力低下を感知することができる。
【0050】次に、本発明に係る循環式定量吐出噴霧潤
滑装置の実施の一例を図1〜図2を参照しながら説明す
る。尚、理解を容易にするため、前述した従来例並びに
本発明方法と同一部分は同一符号で示し、構成の異なる
処のみを新たな番号を付して以下に説明する。
【0051】図中Aは、本発明に係る循環式定量吐出噴
霧潤滑装置であり、この循環式定量吐出噴霧潤滑装置A
は、図1に示すように、空気を濾過及び圧力調整するフ
ィルタ/レギュレータ1と、圧縮空気をオン/オフする
2ポート電磁弁等の空気切換弁2と、該空気切換弁2の
一方側の通路3に連通される油霧発生装置Bと、前記空
気切換弁2の他方側の通路4に配設される定量油供給ポ
ンプ12とを備えている。
【0052】フィルタ/レギュレータ1は、前述したよ
うに、エアの濾過供給と圧力調整をなすもので、インポ
ートから供給される清浄な圧力エアを、適宜圧力(MP
a)に調圧するものである。
【0053】油霧発生装置Bは、加圧油槽8の上位に取
り付けられた油滴下監視用のサイトドーム6と、該サイ
トドーム6の下位に取り付けられたベンチュリ機構5
と、前記加圧油槽8内の底部に取り付けられたレベルス
イッチ18と、加圧油槽8の底部に溜まった油を、再
度、前記ベンチュリ機構5に還流せしめる油還流ライン
15とを備えている。
【0054】また、前記ベンチュリ機構5は、図2に拡
大して示すように、サイトドーム室6a内に連通する少
なくとも一以上の油通路5a1 ,5a1 を有するベンチ
ュリホルダ5aと、前記油通路5a1 ,5a1 に連通す
べく同ベンチュリホルダ5a内に形成された還流油流入
室5bと、該還流油流入室5bの下位に組み付けられた
ベンチュリ本体5cと、前記還流油流入室5bと油還流
ライン15とを連通せしめるベンチュリ上部通路5dと
を備えている。
【0055】更に、前記定量油供給ポンプ12は、油槽
9と連通されたプランジャポンプ12aと、空気切換弁
2に連通された3ポート電磁弁12bとからなり、該3
ポート電磁弁12bのオン/オフ操作による圧縮空気で
プランジャポンプ12aを作動させ、油槽9から油用フ
ィルタ11を介して清浄された定量の油10を吸い上
げ、定量油供給ライン13を経てサイトドーム6に一定
量の油を供給するものである。
【0056】また、前記加圧油槽8には、レベルスイッ
チ18及び油排出弁機構20が付設されており、潤滑油
の溜まり具合を容易に検出することができ、ベンチュリ
機構5の能力低下を感知することができる。
【0057】また、ベンチュリ機構5に供給される圧縮
空気の一部は、分岐してエアバイパス調整ニードル19
に導かれ、潤滑対象の冷却及び潤滑対象がハウジングに
収納されているような場合は、コンタミナント、切削
液、冷却水等の侵入防止を目的として圧縮空気流量を調
整した上で油霧搬送ライン14に混入されるのである。
【0058】尚、本発明の循環式定量吐出噴霧潤滑装置
Aは、本実施例に限定されることなく、本発明の目的の
範囲内で自由に設計変更し得るものであり、本発明はそ
れらの全てを包摂するものである。
【0059】例えば、微細油霧とならなかった油は、加
圧油槽8内の底部に溜まり、前記油還流ライン15にて
強制的に循環霧化されるが、油定量吐出ポンプ12から
は予め設定された頻度で油が供給されるため、ベンチュ
リ機構5の霧化能力を上回る油が供給された場合、例え
ば、ベンチュリ機構5で霧化しない油を使用した場合及
び/又はベンチュリ機構5の霧化能力が低下した場合な
ど、油は加圧油槽8内に増加していくため(この事は当
初の潤滑条件を満たしていないことになり)、警報を出
す必要がある。
【0060】具体的には、一定以上の油量となった場
合、加圧油槽8を透明にしておくことで一定以上の油が
溜まったことを監視し、透明な加圧油槽8に警告レベル
( MAX.OIL LEVEL )を印刷しておくことで判定条件に
することができ、また、前述したように加圧油槽8内に
レベルスイッチ18を設置することにより、外部に警報
として出力することができる。
【0061】尚、警報が出力した場合、原因を調査して
対策を講じることになるが、加圧油槽8内に溜まった油
を外部へ排出する必要があり、この場合、前記油排出弁
機構(バルブ機構)20を設けることで解決できること
は云うまでもない。
【0062】また、油定量吐出ポンプ12から供給され
る油は、油還流ライン15と合流する前に(油のみで空
気との混入が無い状態で)サイトドーム室6aで滴下す
るため、このサイトドーム6に滴下検出用センサ(図示
せず)を設置することで、油定量吐出ポンプ12の作動
を確認しても良い。
【0063】 本発明は上述のように構成され、前記油
還流ラインが、前記定量油供給ラインを経てサイトドー
ム室に送給される一定量の油に、同油還流ラインからの
還流油を合流させながら前記ベンチュリ機構で連続的に
霧化することによって、更に詳しくは、前記ベンチュリ
機構が、サイトドーム室内に連通する少なくとも一以上
の油通路を有するベンチュリホルダと、前記油通路に連
通すべく同ベンチュリホルダ内に形成された還流油流入
室と、該還流油流入室と油還流ラインとを連通せしめる
ベンチュリ上部通路とを備えて、前記還流油流入室に流
下する油と、前記油還流ラインからの還流油とを合流さ
せることによって、加圧油槽の底部に貯留している油を
油還流ラインで吸い上げて還流油流入室に戻し、ベンチ
ュリ本体の中央に通過させることにより、定量油供給ラ
インから供給された潤滑油は100%霧化されると共
に、ベンチュリ機構が正常に作動している限り、潤滑対
象に送り込まれる潤滑油の単位時間当たりの油量(油吐
出量の絶対量)は、定量油供給ポンプからの供給量に等
しいことになり、また、微量の油霧を単位時間当たり一
定量を長期間に亘って供給し続けることができる、低廉
で有用な定量吐出噴霧潤滑装置を提供できるといった優
れた効果を奏するものである。
【0064】特に、油還流ラインは、通常の使い方では
油と空気が混じり合った状態で流れるため、滴下検出す
るのは困難な状態であるが、本発明の循環式定量吐出噴
霧潤滑装置では加圧油槽に溜まる油を循環使用するた
め、一度油通路を経て還流油流入室に入った油は100
%霧化、吐出されるため、油還流ラインの油流入量を検
出する必要もなく、また、油槽への戻り配管が不要とな
り、ポンプ機構が一つでも良いといった利点を有するも
のである。
【0065】このように本発明の循環式定量吐出噴霧潤
滑方法及び定量吐出噴霧潤滑装置は、循環通路(油還流
ライン、メタリングオリフィス、ベンチュリ上部通路)
により、加圧油槽内に吸い上げる油がある限り、霧化が
連続して行われ油霧を供給し続けることができるなど、
使用する潤滑油の種類や噴霧潤滑装置の作動条件等に左
右されることがなく、また、構成が単純であるため大量
生産に適し、価格も低廉なものとして需要者に提供でき
るなど、本発明を実施することはその実益的価値が甚だ
大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る循環式定量吐出噴霧潤滑装置の説
明図である。
【図2】同循環式定量吐出噴霧潤滑装置のベンチュリ機
構部分を示す拡大図である。
【図3】従来の選択式噴霧潤滑装置を示す説明図であ
る。
【図4】従来の噴霧発生装置を示す縦断面図である。
【図5】従来の定量吐出噴霧潤滑装置を示す説明図であ
る。
【図6】従来の定量吐出噴霧潤滑装置を示す説明図であ
る。
【図7】潤滑油の平均粒径と霧化率を示す表である。
【符号の説明】
A 循環式定量吐出噴霧潤滑装置 B 油霧発生装置 1 フィルタ・レギュレータ 2 2ポート電磁弁 3 通路 4 通路 5 ベンチュリ機構 5a べンチュリホルダ 5a1 油通路 5b 還流油流入室 5c ベンチュリ本体 5d ベンチュリ上部通路 6 サイトドーム 6a サイトドーム室 7 油霧衝突機構 8 加圧油槽 8a 油霧選別空間 9 油槽 10 潤滑油(オイル) 10a 滞留油 11 油濾過用フィルタ 12 定量油供給ポンプ 12a プランジャポンプ 12b 3ポート電磁弁 13 定量油供給ライン 14 油霧搬送ライン 14a 微細油霧吐出口 15 油還流ライン 16 メタリングオリフィス 17 配管 18 レベルスイッチ 19 エアバイパス調整ニードル 20 油排出弁機構 21 配管 22 分岐端末 23 ノズル 24 噴霧装置 25 圧縮空気流入口 26 油排出ポンプ 27 サイフォンチューブ 28 油霧センサ 28a 発光側センサ 28b 受光側センサ 29 制御演算部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】濾過及び/又は圧力調整後の圧縮空気を供
    給する少なくとも2ポート以上の空気切換弁の下流側を
    二つに分岐した後、その一方をベンチュリ機構に、他方
    を定量油供給ポンプにそれぞれ供給する工程と、圧縮空
    気がベンチュリ機構を通過する際に、サイトドーム室を
    負圧にして加圧油槽に流入する工程と、潤滑油が定量油
    供給ポンプから定量油供給ラインを経てサイトドームに
    供給された後、サイトドーム室からベンチュリ機構の中
    心部に滴下する工程と、斯かる滴下油をベンチュリ機構
    を流れる圧縮空気と混合させて油霧化する工程と、加圧
    油槽内へ噴霧される際に、比較的粒径の大きな油霧が油
    霧衝突機構で凝結されて加圧油槽の下部に滴下する工程
    と、油霧衝突機構を通過した油霧が油霧選別空間に流入
    し、この空間内に滞留中に油粒の大きな油霧のみを自重
    で降下させて加圧油槽の下部に貯留する工程と、微細な
    油霧を潤滑装置から吐出させて潤滑目的に噴霧する工程
    と、前記加圧油槽の下部に貯留する油を前記ベンチュリ
    機構に強制的に戻しながら還流せしめる油還流ラインの
    工程とを有する定量吐出噴霧潤滑方法において、前記油還流ラインは、前記定量油供給ラインを経てサイ
    トドーム室に供給される一定量の油に、同油還流ライン
    からの還流油を合流させ ながら前記ベンチュリ機構で
    続的に霧化することを特徴とする循環式定量吐出噴霧潤
    滑方法。
  2. 【請求項2】前記ベンチュリ機構は、サイトドーム室内
    に連通する少なくとも一以上の油通路を有するベンチュ
    リホルダと、前記油通路に連通すべく同ベンチュリホル
    ダ内に形成された還流油流入室と、該還流油流入室と油
    還流ラインとを連通せしめるベンチュリ上部通路とを備
    えて、前記還流油流入室に流下する油と、前記油還流ラ
    インからの還流油とを合流させることを特徴とする請求
    項1に記載の循環式定量吐出噴霧潤滑方法。
  3. 【請求項3】濾過及び/又は圧力調整後の圧縮空気をオ
    ン/オフする少なくとも2ポート以上の空気切換弁と、
    該空気切換弁の一方側の支流に配設される油霧発生装置
    と、同空気切換弁の他方側の支流に配設される定量油供
    給ポンプとを備えてなり、かつ、前記油霧発生装置は、
    加圧油槽の上位に取り付けられた油滴下監視用のサイト
    ドームと、該サイトドームの下位に取り付けられたベン
    チュリ機構と、前記加圧油槽の底部に溜まった油を前
    ベンチュリ機構に還流せしめる油還流ラインとを備えて
    なる循環式定量吐出噴霧潤滑装置において、 前記ベンチュリ機構は、サイトドーム室内に連通する少
    なくとも一以上の油通路を有するベンチュリホルダと、
    前記油通路に連通すべく同ベンチュリホルダ内に形成さ
    れた還流油流入室と、該還流油流入室と油還流ラインと
    を連通せしめるベンチュリ上部通路 とを備えてなること
    を特徴とする循環式定量吐出噴霧潤滑装置。
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