JP3490066B2 - 広告視聴記録方法および広告視聴記録システム - Google Patents

広告視聴記録方法および広告視聴記録システム

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JP3490066B2
JP3490066B2 JP2001034492A JP2001034492A JP3490066B2 JP 3490066 B2 JP3490066 B2 JP 3490066B2 JP 2001034492 A JP2001034492 A JP 2001034492A JP 2001034492 A JP2001034492 A JP 2001034492A JP 3490066 B2 JP3490066 B2 JP 3490066B2
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、広告視聴記録方
法および広告視聴記録システムに関する。この発明は特
に、ネットワークを利用して広告の視聴有無を検出する
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット上の様々な情報サ
ービスにおいては、ユーザ宛の広告配信の受け入れを条
件としてサービスを無償提供するモデルが急増してい
る。しかし、広告を受け入れるだけでその広告を見るか
どうかまでは問われないのが現実であり、より確実にユ
ーザの目に触れさせるためには広告を目立たせる他なか
った。
【0003】一方、テレビ放送においては、情報の流れ
が一方向であった従来型の放送に加え、インターネット
などの通信回線と融合させた双方向コミュニケーション
型の放送も徐々に普及し始めている。この双方向性は、
番組形態の多様化を促進させるだけでなく、CM放送に
も宣伝効果を高める目的で活用し得ることから、大いに
注目を集めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】CM放送は、提供する
時間帯の視聴者層や視聴率、そのCM自体のメッセージ
性などが主に重視されるが、インターネット広告と同
様、実際に誰がどのCMを視聴したかを客観的に確認す
る手段はなかった。しかも、CM視聴に対して視聴者に
与えるインセンティブが十分でなく、CM放送中にテレ
ビの前から離れられたとしても黙過せざるを得なかっ
た。したがって、テレビの双方向コミュニケーションが
可能となった現在では、宣伝効果をさらに高める新たな
広告手法の創出が期待されている。
【0005】本発明者は以上の認識に基づき本発明をな
したもので、その目的は、視聴者が広告を視聴したか否
かを検出することによって、より精密な広告視聴率を把
握する技術の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は、広
告視聴記録方法に関する。この方法は、番組を表示する
画面内に、その番組の放送時間帯に放送されるべき広告
を含む複数の広告にそれぞれ対応する複数のボタンを表
示させ、それら複数のボタンのうちのひとつを視聴者が
押したときに、その押されたボタンに対応する広告を特
定し、その特定された広告が、そのボタンの押されたタ
イミングにおいて現実に放送されていたか否かを検査す
る。
【0007】ここでいう「番組」は、地上波テレビ放
送、衛星テレビ放送、CATV、インターネット放送な
どにおいて放送される番組を示す。番組の合間や前後に
は広告としてCM放送が流される。「番組の放送時間
帯」は、その番組の合間や前後における広告の放送時間
帯を含んでもよい。「ボタン」は、画面上で選択可能な
ボタン図形を示し、このボタンに文字や図画などが描か
れてもよいし、いわゆるバナー広告のように横長状であ
ってもよい。ハードウェア的にボタンを構成してもよ
い。ただし、ボタンとして認識容易な形状に限定する趣
旨ではなく選択可能である限り任意の形状でもよい。
【0008】「画面」としては、番組映像とウェブペー
ジを同時に表示可能な複合的ハードウェアにおけるモニ
タ画面を主に想定する。たとえば、ウェブページ上にテ
レビ画面が埋め込まれるようにhtmlデータを記述す
る形式であってもよい。
【0009】「ボタンを押す」との表現は、タッチパネ
ル上に表示されたボタンを指やタッチペンで押す場合だ
けでなく、マウスポインタでクリックするなど別の方法
でボタンを選択する場合を広く示してもよい。
【0010】ボタンと広告との対応は、たとえば広告対
象の商品名、サービス名、会社名などをボタン上に文字
やロゴで表示するかたちでもよいし、広告対象の商品ま
たはサービスのジャンルを象徴するマークをボタン上に
表示するかたちでもよい。
【0011】「検査」は、放送時間帯に放送されるべき
広告の一覧を記録したテーブルを準備し、ボタンによっ
て特定された広告をそのテーブルと照合することにより
行ってもよい。
【0012】本発明のさらに別の態様は、広告視聴記録
システムである。本システムは、画面に番組を表示させ
る番組処理部と、その画面内に、番組の放送時間帯に放
送されるべき広告を含む複数の広告にそれぞれ対応する
複数のボタンを表示させるボタン表示部と、それら複数
のボタンのうちのひとつを視聴者が押したときに、その
押されたボタンを特定するボタン情報を受信する受信部
と、そのボタン情報に基づいてそのボタンに対応する広
告を特定する広告特定部と、その特定された広告を、放
送されるべき広告の一覧を記録したテーブルと照合する
ことにより、その広告がボタンの押されたタイミングに
おいて現実に放送されていたか否かを検査する検査部
と、を含む。
【0013】ボタン表示部が表示させる複数のボタンの
中には、放送時間帯に放送される広告に対応しないボタ
ンが含まれてもよい。広告の一覧を記録したテーブルを
チャンネル別で保持する一覧保持部をさらに含み、受信
部は、視聴者が現在視聴しているチャンネルを特定する
チャンネル情報をさらに受信し、検査部は、特定された
広告を、チャンネル情報に基づいて特定されるチャンネ
ルに対応する一覧と照合することによって検査を行って
もよい。番組の視聴料金を課金する課金部をさらに含ん
でもよく、その課金部は、検査の結果に応じて視聴料金
の割引を処理してもよい。
【0014】本態様における本システムは、ネットワー
ク上に設置されたサーバまたはユーザ端末のいずれか一
方のみを指す場合と、ネットワークを介して接続された
サーバおよびユーザ端末を含んだ全体を指す場合の双方
を含み、番組処理部、ボタン表示部、受信部、広告特定
部、検査部、および課金部の各機能ブロックは、サーバ
側に設けられてもよいし、ユーザ端末側に設けられても
よい。サーバおよびユーザ端末の双方に設けられてもよ
いし、その場合の各機能ブロックはそれぞれ同じ名称で
もよい。これら各機能は、それぞれプログラムモジュー
ルのかたちで提供され、サーバおよびユーザ端末のいず
れかまたは双方にて実行されてもよいし、実行にあたり
サーバからユーザ端末へダウンロードされてもよい。
【0015】なお、以上の構成要素の任意の組合せや、
本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コン
ピュータプログラムなどの間で相互に置換したものもま
た、本発明の態様として有効である。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態にお
ける広告視聴記録システムは、テレビ放送とウェブペー
ジを複合的に表示可能なハードウェアで構成されるユー
ザ端末の画面に、放送される広告に対応づけられた複数
のボタンをテレビ映像とともに表示する。番組の合間や
前後に広告が流れたとき、その広告に対応づけられたボ
タンを視聴者が押すと、押されたボタンとその時刻がサ
ーバに記録される。サーバは、押されたボタンに対応す
る広告がその時刻に現実に放送されていたか否かを検査
することにより、正確な視聴結果を出す。その視聴結果
は広告の視聴率調査に利用できる。視聴結果に応じてそ
の視聴者に対しポイントを付与し、ポイントの蓄積数に
応じて有料放送の視聴料金を割引してもよい。
【0017】図1は、広告視聴記録システムの構成を示
す。広告視聴記録システム10は、複数のユーザ端末1
2と広告視聴記録サーバ14を含む。ユーザ端末12
は、放送網18を介して放送装置20から番組映像など
の放送コンテンツを受信するとともに、インターネット
16を介して広告視聴記録サーバ14との間でデータを
送受信する。本システムで処理されるデータは、放送網
とは別の回線を利用するので、放送事業者を介さずに本
システムを構築し処理することができる。
【0018】ユーザ端末12および広告視聴記録サーバ
14は、ハードウェア的には、コンピュータのCPUを
はじめとする素子で実現でき、ソフトウェア的にはデー
タ送受信機能のあるプログラム等によって実現される
が、以下説明する図2および図3ではそれらの連携によ
って実現される機能ブロックを描いている。したがっ
て、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェ
アの組合せによっていろいろなかたちで実現できる。
【0019】広告視聴記録サーバ14は、ウェブサーバ
を含む構成であってもよいし、ユーザ端末12は、テレ
ビ受像機能とインターネットブラウズ機能を含むパーソ
ナルコンピュータなどの端末であってもよい。放送装置
20は、テレビ放送機能をもった装置を広く含み、その
規模は問わない。テレビ放送局向けの放送機器およびア
ンテナであってもよいし、インターネット放送用のコン
ピュータであってもよい。放送装置20は、広告サーバ
を兼ねてもよいし、広告サーバを放送装置20と分離さ
せて設けてもよい。放送装置20を広告視聴記録サーバ
14に内蔵させてもよい。
【0020】図2は、広告視聴記録サーバの構成を示す
機能ブロック図である。広告視聴記録サーバ14は、通
信部22、表示処理部24、視聴管理部32、広告管理
部42、およびユーザ管理部48を含む。各部は、通信
部22を介してインターネット16上のユーザ端末12
との間でデータを送受信する。通信部22は、データ送
受信機能のほか、ルータ機能やサーバ機能を有してもよ
い。
【0021】広告管理部42は、一覧取得部44および
一覧保持部46を含む。一覧取得部44は、放送される
べき広告の一覧を放送装置20または放送装置20に連
携する所定の広告データベースから取得する。その広告
の一覧は、チャンネル別で分類されたテーブルのかたち
で一覧保持部46に記録される。
【0022】表示処理部24は、番組処理部26、ボタ
ン表示部28、およびボタン設定部30を含む。番組処
理部26は、ユーザ端末12の画面にテレビ映像を表示
させるよう処理する。たとえば、ウェブページ内にテレ
ビ画面が埋め込まれるタグを用いてhtmlデータを記
述してもよい。
【0023】ボタン設定部30は、一覧保持部46に記
録されたテーブルに基づき、放送される広告に対応づけ
るかたちでボタンの種類、数、および配置を設定する。
ボタン設定部30は、あらかじめボタンの種類を広告ジ
ャンルで分類するとともに、それぞれのジャンルをイラ
ストで表現したボタンアイコンをあらかじめ用意しても
よい。ボタン設定部30は、放送される広告に応じてボ
タンアイコンを選択する。ボタン設定部30は、広告ジ
ャンルとボタンアイコンを対応づけた変換テーブルをあ
らかじめ用意してもよい。複数のボタンの中に、その放
送時間帯に放送される広告に対応しないボタンを含めて
もよい。ボタンの配置はランダムで決定してもよい。ボ
タンの設定は、番組が切り替わる度に更新してもよい
し、広告が切り替わる度に更新してもよい。
【0024】ボタン表示部28は、テレビ映像を表示す
る画面内において、ボタン設定部30が設定した複数の
ボタンをテレビ映像領域の近傍に表示させるよう処理す
る。たとえば、ボタン画像とその配置を特定するhtm
lデータの形式で記述してユーザ端末12へ送信しても
よい。
【0025】視聴管理部32は、受信部34、広告特定
部36、選択結果保持部37、検査部38、視聴結果保
持部39、および課金部40を含む。受信部34は、画
面に表示された複数のボタンのうちのひとつを視聴者が
押したときに、その押されたボタンを特定するためのボ
タン情報をユーザ端末12から受信する。さらに受信部
34は、視聴者が現在視聴しているチャンネルを特定す
るチャンネル情報をユーザ端末12から受信する。
【0026】広告特定部36は、受信部34から受け取
るボタン情報およびチャンネル情報に基づいてそのボタ
ンに対応する広告を特定する。広告を特定するためにボ
タン設定部30による設定を参照してもよい。特定され
た広告は、ボタンの選択結果として選択結果保持部37
に記録される。この選択結果には、ボタンを押した日付
や時刻をさらに記録する。日付および時刻をユーザ端末
12に記録させ、これをボタン情報の一部として受け取
って記録してもよい。受信部34がボタン情報を受け取
った日付および時刻を、ボタンを押した日付および時刻
として記録してもよい。
【0027】検査部38は、ボタンの押された広告がそ
の押されたタイミングにおいて現実に放送されていたか
否かを検査する。この検査は、選択結果保持部37に記
録された選択結果を、広告の一覧が記録されたテーブル
と照合することにより行う。検査部38は、特定された
広告を、チャンネル情報に基づいてそのチャンネルに対
応する一覧と照合することにより検査してもよい。ボタ
ンを押すタイミングと広告の放送タイミングとの間で所
定時間のタイムラグを許容してもよい。検査結果は、視
聴結果として視聴結果保持部39に記録される。検査部
38は、番組終了後などの所定のタイミングで選択結果
をバッチ処理的に検査してもよい。
【0028】このように、テレビ映像の近傍に表示され
た複数のボタンから、現在画面に表示されている広告に
対応するボタンを選ばせるだけで、ほぼ正確な広告視聴
調査を行うことができる。
【0029】課金部40は、有料番組の視聴料金を課金
し、検査部38による検査の結果に応じてその視聴料金
の割引を処理する。たとえば、広告の視聴数に応じてポ
イントを加算してもよい。
【0030】ユーザ管理部48は、ユーザ認証部50お
よびユーザ情報保持部52を含む。ユーザ情報保持部5
2にあらかじめ視聴者のユーザIDを登録しておき、ユ
ーザ認証部50がユーザ端末12からユーザIDを受け
取ってユーザ情報保持部52と照合することにより視聴
者を認証する。このユーザIDは課金部40による課金
処理に用いてもよい。
【0031】図3は、ユーザ端末の構成を示す機能ブロ
ック図である。ユーザ端末12は、放送受信部60、通
信部62、ユーザ認証部64、チャンネル処理部66、
ボタン処理部72、および表示処理部78を含む。各部
は、通信部62を介してインターネット16上の広告視
聴記録サーバ14との間でデータを送受信する。放送受
信部60は、放送装置20からテレビ映像を受信する。
ユーザ認証部64は、広告視聴記録サーバ14へユーザ
IDを送信して認証を受ける。
【0032】チャンネル処理部66は、チャンネル情報
送信部68およびチャンネル指定部70を含む。チャン
ネル指定部70は、視聴者の操作により画面に表示する
放送チャンネルを指定する。指定された放送チャンネル
はチャンネル情報としてチャンネル情報送信部68によ
って広告視聴記録サーバ14へ送信される。
【0033】ボタン処理部72は、ボタン選択部74お
よびボタン受信部76を含む。ボタン受信部76は、広
告視聴記録サーバ14のボタン表示部28から、ボタン
画像やその配置を特定するhtmlデータを受信する。
ボタン選択部74は、視聴者の操作にしたがって複数の
ボタンのうちいずれかを選択し、選択されたボタンを示
すボタン情報を広告視聴記録サーバ14へ送信する。
【0034】表示処理部78は、番組処理部80および
ボタン表示部82を含む。番組処理部80は、放送受信
部60からテレビ映像を受け取る。番組処理部80は、
通信部62から受け取るhtmlデータに記述された映
像表示領域に、チャンネル指定部70によって指定され
た放送チャンネルのテレビ映像を表示させる。ボタン表
示部82は、ボタン受信部76から受け取るボタン画像
およびその配置を特定するhtmlデータを受け取り、
映像表示領域の近傍に複数のボタンを表示する。
【0035】図4は、ユーザ端末の画面構成を示す。端
末画面100には、テレビ映像が表示される映像表示領
域104と、その近傍にて複数のボタンが表示されるボ
タン領域102とが含まれる。ボタン領域102に表示
される複数のボタンは、広告のジャンルに応じてそれぞ
れ象徴的なイラストで表現される。たとえば、映像表示
領域104に自動車の広告が流れている間に視聴者が車
のイラストのボタンを押すとポイントが加算される。
【0036】図5は、広告一覧テーブルを示す。広告一
覧テーブル106は、広告の放送スケジュールを記録し
たテーブルであり、広告視聴記録サーバ14における一
覧保持部46に保持される。広告一覧テーブル106に
は、日付欄108、チャンネル欄109、時間欄11
0、広告名欄112、広告種別欄114、および広告番
号欄116を含む。日付欄108、チャンネル欄10
9、および時間欄110には、それぞれ放送の日付、放
送するチャンネル、および放送予定時刻が記録される。
【0037】広告名欄112には、広告を示す情報とし
て、広告対象の商品名またはサービス名、広告のタイト
ル、広告主などに関する情報が記録される。広告種別欄
114には、広告対象のジャンルを示す情報が記録され
る。このジャンルは、各広告主に申告に基づいて決定し
てもよいし、広告視聴記録サーバ14側で広告名欄11
2を参照し決定してもよい。広告番号欄116には、各
広告とボタンとを対応づけるために付与される番号であ
り、たとえばその放送時間帯において一意となる番号が
付与される。ボタン設定部30は、この番号に基づいて
ボタンを配置してもよいし、この番号をボタン設定部3
0が生成してもよい。
【0038】図6は、選択結果テーブルを示す。選択結
果テーブル118は、視聴者が押したボタンとタイミン
グを示す選択結果を記録したテーブルであり、選択結果
保持部37に保持される。この選択結果テーブル118
には、ユーザID欄120、日付欄122、時間欄12
4、および広告番号欄126が含まれる。ユーザID欄
120にはボタンを押した視聴者のユーザIDが記録さ
れ、日付欄122にはボタンを押した日付が記録され
る。時間欄124にはボタンを押した時刻が記録され、
広告番号欄126には押されたボタンが示す広告番号が
記録される。
【0039】図7は、視聴結果テーブルを示す。視聴結
果テーブル128は、検査部38によって検査された結
果が記録されたテーブルであり、視聴結果保持部39に
保持される。視聴結果テーブル128には、ユーザID
欄129、日付欄130、時間欄132、および結果欄
134が含まれる。ユーザID欄129には、視聴者の
ユーザIDが記録され、日付欄130には広告が放送さ
れた日付が記録される。時間欄132には広告が放送さ
れた時刻が記録され、結果欄134にはその広告が視聴
者によって視聴されたか否かの結果が記録される。
【0040】以上の構成による動作を以下説明する。
【0041】図8は、広告視聴記録システムにおける動
作の流れを示す。まず視聴者はユーザIDによる認証を
受けて広告視聴記録サーバ14にログインする(S1
0)。広告視聴記録サーバ14は、広告の一覧を取得し
(S12)、その一覧に基づいて複数のボタンを設定す
る(S14)。ユーザ端末12の画面にはテレビ映像が
表示されるとともに、その近傍にボタンが表示される
(S16)。
【0042】広告視聴記録サーバ14がユーザ端末12
からボタン情報を受信したとき(S18)、ボタンが特
定する広告とタイミングを選択結果として記録する(S
20)。ボタンの受信および記録を、ログアウトがなさ
れるまで繰り返す(S22)。その後、選択結果を広告
の一覧と照合し(S24)、その結果に応じてポイント
を加算する(S26)。
【0043】(第2実施形態)本実施形態の広告視聴記
録サーバ14における検査部38は、ボタンが押される
度にボタンの選択結果を検査する点で、バッチ処理的に
検査する第1実施形態と異なる。
【0044】図9は、本実施形態における動作の流れを
示す。S50からS56までは、図8のS10からS1
6までと同様である。広告視聴記録サーバ14がユーザ
端末12からボタン情報を受信したとき(S58)、ボ
タンが特定する広告とタイミングを特定し(S62)、
広告の一覧と照合する(S64)。その結果、広告の一
覧と一致し、その広告が現実に放送されていたことが確
認されれば(S64Y)、ポイントを加算する(S6
6)。S58からS66までの処理をログアウトがなさ
れるまで繰り返す(S68)。
【0045】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素
や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形が可能なこ
と、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当
業者に理解されるところである。以下、変形例をいくつ
か挙げる。
【0046】ひとつの広告に対して複数のボタンを用意
し、これを選択肢としたアンケートやクイズのかたちで
ボタン選択させるよう構成してもよい。これにより、視
聴者により強く広告を印象づけることができる。
【0047】視聴結果として未視聴の広告をリストアッ
プしてもよい。このリストに基づいて特定のユーザに未
視聴の広告を再視聴させるよう処理してもよい。
【0048】視聴結果に基づいて加算するポイント数に
応じて視聴者にプレゼントを付与してもよい。視聴結果
として、視聴した広告を特定できるので、その広告主か
らプレゼントするよう処理してもよい。
【0049】広告に対応づけられたボタンは、テレビ映
像の表示領域の外側近傍に限らず、映像表示領域内にお
ける所定の位置に表示してもよい。たとえば、ボタンな
どの選択可能なオブジェクトをCM映像の一部として映
像で表示し、その表示領域を視聴者が押すと、これを受
け付けたユーザ端末がボタン情報として広告視聴記録サ
ーバへ送信してもよい。この場合、CM映像の一部に
「ここをクリック」などの説明を映像で付記してもよ
い。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、比較的簡単な手順でほ
ぼ正確な広告の視聴調査を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 広告視聴記録システムの構成を示す図であ
る。
【図2】 広告視聴記録サーバの構成を示す機能ブロッ
ク図である。
【図3】 ユーザ端末の構成を示す機能ブロック図であ
る。
【図4】 ユーザ端末の画面構成を示す図である。
【図5】 広告一覧テーブルを示す図である。
【図6】 選択結果テーブルを示す図である。
【図7】 視聴結果テーブルを示す図である。
【図8】 広告視聴記録システムにおける動作の流れを
示すフローチャートである。
【図9】 第2実施形態における動作の流れを示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10 広告視聴記録システム、 12 ユーザ端末、
14 広告視聴記録サーバ、 26 番組処理部、 2
8 ボタン表示部、 34 受信部、 36広告特定
部、 38 検査部、 40 課金部、 80 番組処
理部、 82ボタン表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 17/00 H04N 7/14 H04H 1/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 番組を表示する画面内に、その番組の放
    送時間帯に放送されるべき広告を含む複数の広告にそれ
    ぞれ対応する複数のボタンを表示させ、 それら複数のボタンのうちのひとつを視聴者が押したと
    きに、その押されたボタンに対応する広告を特定し、 その特定された広告が、前記ボタンの押されたタイミン
    グにおいて現実に放送されていたか否かを検査すること
    を特徴とする広告視聴記録方法。
  2. 【請求項2】 前記放送時間帯に放送されるべき広告の
    一覧を記録したテーブルを準備し、 前記特定された広告を前記テーブルと照合することによ
    り、前記検査を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    広告視聴記録方法。
  3. 【請求項3】 画面に番組を表示させる番組処理部と、 前記画面内に、前記番組の放送時間帯に放送されるべき
    広告を含む複数の広告にそれぞれ対応する複数のボタン
    を表示させるボタン表示部と、 それら複数のボタンのうちのひとつを視聴者が押したと
    きに、その押されたボタンを特定するボタン情報を受信
    する受信部と、 前記ボタン情報に基づいてそのボタンに対応する広告を
    特定する広告特定部と、 前記特定された広告を、前記放送されるべき広告の一覧
    を記録したテーブルと照合することにより、その広告が
    前記ボタンの押されたタイミングにおいて現実に放送さ
    れていたか否かを検査する検査部と、 を含むことを特徴とする広告視聴記録システム。
  4. 【請求項4】 前記ボタン表示部が表示させる複数のボ
    タンの中には、前記放送時間帯に放送される広告に対応
    しないボタンが含まれていることを特徴とする請求項3
    に記載の広告視聴記録システム。
  5. 【請求項5】 前記広告の一覧を記録したテーブルをチ
    ャンネル別で保持する一覧保持部をさらに含み、 前記受信部は、前記視聴者が現在視聴しているチャンネ
    ルを特定するチャンネル情報をさらに受信し、 前記検査部は、前記特定された広告を、前記チャンネル
    情報に基づいて特定されるチャンネルに対応する一覧と
    照合することによって前記検査を行うことを特徴とする
    請求項3、4のいずれかに記載する広告視聴記録システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記番組の視聴料金を課金する課金部を
    さらに含み、 前記課金部は、前記検査の結果に応じて前記視聴料金の
    割引を処理することを特徴とする請求項3から5のいず
    れかに記載の広告視聴記録システム。
JP2001034492A 2001-02-09 2001-02-09 広告視聴記録方法および広告視聴記録システム Expired - Fee Related JP3490066B2 (ja)

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