JP3489388B2 - 静電荷像現像用トナー及び該トナーを用いる画像形成方法 - Google Patents

静電荷像現像用トナー及び該トナーを用いる画像形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真、静電記
録、磁気記録等に用いる静電荷像現像用トナー及びその
画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法においては、硫化カド
ミウム、ポリビニルカルバゾール、セレン、酸化亜鉛、
アモルファスシリコン、有機化合物等の光導電体の性質
を利用して、種々の手段によりまず静電潜像を形成す
る。例えば光導電体層上に一様に電荷を付与し、画像露
光を施して静電潜像を形成し、ついで前記静電潜像の電
荷とは逆極性に荷電したトナー粉末で現象し、さらに必
要に応じて紙等の被転写材に転写した後、加熱、圧力、
加熱加圧或いは溶剤蒸気などにより定着して複写物を得
る。
【0003】これらのうち、転写工程を有する装置の場
合には、被転写材に転写されなかつた感光体上の残余の
トナーを除去し、感光体を繰り返し使用するのが通常で
ある。感光体上の残余のトナーを除去する方法として
は、ブレードクリーニング方式、ファーブラシクリーニ
ング方式、磁気ブラシクリーニング方式、クリーニング
ロール方式など感光体にクリーニング部材を接触させて
行うのが一般的である。この場合、クリーニング部材は
適当な庄力で感光体に圧接しているので、繰り返し使用
している間に感光体に傷がついたり、トナーが固着した
りする。感光体に傷がつかないようにするために、ゴム
弾性体からなるクリーニングブレードが広く用いられて
いる。
【0004】このトナーが感光体に固着する現象を回避
するために、種々の方法が提案されている。特開昭48
−47345号公報においてトナー中に摩擦減少物質と
研摩物質の双方を添加することが提案されている。この
方法は、確かにトナー固着現象を回避するには有効であ
るが、次の問題を有している。すなわち、トナー固着現
象を回避しうる程度に摩擦減少物質を添加すると、繰り
返しの使用によつて感光体表面に生成もしくは付着する
紙粉、オゾン付加物などの低電気抵抗物質の除去が行わ
れにくくなり、特に高温高湿の環境下において感光体上
の潜像が低電気抵抗物によつて著しく損なわれるという
欠点がある。
【0005】特公平3−10312号公報においては、
焼結法によって生成された無機微粉体を用いる方法が提
案されているが、係る方法は融点以下の温度で焼結した
後、粉砕して所望の微粉体を得るが、均一に粉砕できな
いために微粉体の粒度分布がブロードで、その結果、多
数枚耐久性、クリーニング性および転写効率に劣るとい
った問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、感光
体を傷つけたり、クリーニングブレードを傷つけててク
リーニング不良を引き起こすことのない現像剤及び係る
現像剤を用いた画像形成方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、少なくと
も着色剤と結着樹脂とを含有するトナー粒子(a)10
0重量部に対して、外添剤として蒸発凝縮法によって生
成されたBET比表面積30〜300m2 g、かつモ
ース硬度5.0〜9.0の酸化アルミニウム又は酸化鉄
の無機微粉体(b)を0.01〜5重量部含有すること
を特徴とする静電荷像現像用トナーである。
【0008】第2の発明は、第1の発明記載の静電荷像
現像用トナーを用いて、絶縁体又は感光体上の静電潜像
を現像し、生成するトナー像を被転写材に転写し、次い
で前記絶縁体又は感光体上に残存するトナーをブレード
クリニーング法によって除去することを特徴とする画像
形成方法である。
【0009】第3の発明は、感光体が有機光導電体であ
ることを特徴とする第2の発明記載の画像形成方法であ
る。
【0010】第4の発明は、感光体が無定形シリコーン
感光体であることを特徴とする第2の発明記載の画像形
成方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明において蒸発凝縮法とは、
原料を高温に加熱して気化させ、次に急冷し微粒子に凝
縮させる方法であり、気相から単一および複合酸化物、
炭化物あるいは金属の微粒子を得ることができる。蒸発
凝縮法によって生成した無機微粉体の形状は、真球に近
いという特徴を有する。
【0012】 係る蒸発凝縮法によって得られる無機微
粉体(b)としては、酸化鉄、酸化アルミウムの無機酸
化物が挙げられ、本発明においてはこれらを単独もしく
は混合して用いても良い。
【0013】本発明で使用される無機微粉体(b)、例
えば酸化アルミニウム微粉体は、純度の高いアルミニウ
ム粉末を不活性ガス(ArまたはN2 )およびO2 ガス
雰囲気下約1100℃、30Torrで蒸発させ、冷や
した基板に吸着補集して、BET比表面積45m2
g、モース硬度9の蒸発凝縮法によって生成された酸化
アルミニウム微粉体を得ることができる。
【0014】本発明においては、係る蒸発凝縮法によっ
て生成された無機微粉体(b)の、BET比表面積は3
0〜300m2 /gであることが重要であり、好ましく
は40〜200m2 /gが良い。本発明では、無機微粉
体(b)の1次粒子が真球状に近いために感光体にソフ
トな研磨作用効果を有し、硬さもモース硬度が5.0〜
9.0と適度な範囲にあり、BET比表面積が30〜3
00m2 /gであるので、特に感光体が有機光導電体も
しくは無定形シリコーンの場合に、係る感光体を傷付け
にくい。
【0015】本発明で使用する蒸発凝縮法によって生成
された無機微粉体(b)は、スリーブ、帯電部材及び感
光体に凝集物または固着したトナー、更には現像されず
に現像器内に残されたトナー表面を削りとる働きを担う
もので、その為に、係る外添剤を使用することにより環
境が変化しても常にトナーとしての帯電量が安定し、良
好な画像を得ることができる。
【0016】蒸発凝縮法によって生成された無機微粉体
(b)は、トナー粒子(a)表面に付着して存在すれば
良いが、特にトナー粒子(a)と混合されて用いるのが
好ましい。トナー粒子(a)100重量部に対して、
0.01〜5重量部含有することが重要であり、0.0
2〜4重量部含有することが好ましい。0.01重量部
より少ないと研磨効果がほとんどなく、5重量部より多
いと感光体、スリーブ等を傷つけ易くなる。尚、蒸発凝
縮法によって生成された無機微粉体(b)は、周知のカ
ップリング剤等でその表面を疎水化処理しても良い。
【0017】本発明においてトナー粒子(a)を得るた
めの結着樹脂としては、ポリスチレン、ポリ−P−クロ
ルスチレン、ポリビニルトルエン、スチレン−P−クロ
ルスチレン共重合体、スチレンビニルトルエン共重合
体、等のスチレン及びその置換体の単独重合体及びそれ
らの共重合体;スチレンーアクリル酸メチル共重合体、
スチレンーアグリル酸エチル共重合体、スチレンーアク
リル酸nブチル共重合体等のスチレンとアクリル酸エス
テルとの共重合体及びスチレンーメタクリル酸メチル共
重合体、スチレンーメタクリル酸エチル共重合体、スチ
レンーメタクリル酸nブチル共重合体等のスチレンとメ
タクリルエステルとの共重合体;スチレンとアクリル酸
エステル及びメタクリル酸エステルとの多元共重合体;
その他スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン
−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ブタジエ
ン共重合体、スチレンービニルメチルケトン共重合体、
スチレン−アクリルニトリルインデン共重合体、スチレ
ンーマレイン酸エステル共重合体、等のスチレンと他の
ビニル系モノマーとのスチレン系共重合体;ポリメチル
メタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリ酢酸
ビニル、ポリエステル、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポ
リビユルブチラール、ボリアクリル酸、フエノール樹
脂、脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂、石油樹脂、塩素化
パラフイン、等が単独または混合して使用できる。特に
圧力定着方式に供せられるトナー用の結着樹脂として低
分子ポリエチレン、低分子量ポリブロピレン、エチレン
ー酢酸ビニル共重合体、エチレンーアクリル酸エステル
共重合体、高級脂肪酸、ポリアミド樹脂、ポリエステル
樹脂等が単独または混合して使用できる。
【0018】本発明におけるトナー粒子(a)に使用さ
れる着色剤としては、公知の染顔科例えぱカーポンブラ
ック、フタロシアニンブルー、インダンスレンブルー、
ピーコックブルー、パーマネントレツド、レーキレッ
ド、ローダミンレーキ、ハンザイエロー、パーマネント
イエロー、ベンジジンイエロー等広く使用することがで
きる。
【0019】トナー粒子(a)には種々の荷電制御剤を
含有せしめても良く、例えば荷電制御剤としてはニグロ
シン染料、トリフェニルメタン系化合物、4級アンモニ
ウム塩、サリチル酸系金属化合物、アゾ系金属錯体など
が挙げられる。
【0020】トナー粒子(a)は、熱ロールニ−ダー、
エクストルーダー等の熱混練機によつて結着樹脂と着色
剤等を良く混練した後、機械的な粉砕、分級によつて得
る方法、あるいは結着樹脂溶液中に磁性粉等の材料を分
散した後、噴霧乾燥することにより得る方法、あるい
は、結着樹脂を構成すべき単量体に着色剤等を混合した
後、この乳化懸濁液を重合させることによりトナーを得
る方法等、種々の方法によって得ることができる。
【0021】本発明においてトナー粒子(a)は、磁性
粉を含有せしめて磁性トナーとして用いても良いし、あ
るいは種々のキャリアとともに用いる二成分現像剤用の
トナーとして用いても良い。
【0022】磁性トナーとする場合には、鉄、コバル
ト、ニッケルなどの強磁性金属の粉末もしくはマグネタ
イト、γ−酸化鉄フェライトなどの合金や化合物をトナ
ー粒子(a)100重量%中に15〜70重量%含有せ
しめることが好ましく、さらに20〜60重量%含有せ
しめることが好ましい。上記の範囲にないと帯電量が不
十分であったり、磁気拘束力が強すぎるなどして画像濃
度が低下したりすることがある。
【0023】二成分現像剤用のキャリアとしては、鉄
粉、ガラスビーズ、ニッケル粉、フェライト粉等が挙げ
られる。上記のキャリア粒子に絶縁性樹脂を被覆しても
良く、例えばシリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、スチレ
ン系樹脂、アクリル系樹脂等が挙げられ、組み合わせて
用いてもよい。また、上記のキャリア粒子に絶縁性樹脂
を被覆しても良く、例えばシリコーン系樹脂、フッ素系
樹脂、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂等が挙げられ、
組み合わせて用いてもよい。
【0024】本発明のトナーには必要に応じてトナーの
特性を損ねない範囲で外添剤として添加剤を混合しても
良いが、そのような添加剤としては例えばコロイダルシ
リカの如き流動性付与剤、テフロン、ステアリン酸亜鉛
ボリフツ化ビニリデンの如き滑剤、あるは定着助剤(例
えば低分子量ポリエチレン、低分子量ポリブロピレンな
ど)、さらに導電性付与剤として酸化スズ等がある。
【0025】本発明のトナーはいずれの感光体または絶
縁体上の潜像の現像に用いられるが、例えば、表面に有
機重合体層を有するもの、有機光導電体(OPC)、無
定形Se、無定形Si、酸化亜鉛等の感光体上の潜像の
現像に用いられることが好ましく、特に有機光導電体
(OPC)又は無定形シリコーンの感光体に用いられる
ことが好ましい。
【0026】本発明のトナーは、種々の現像方法に適用
されうる。例えば、磁気ブラシ現像方法、カスケード現
像方法、米国特許第390踊58号明細書に記載された
導電性磁性トナーを用いる方法、特開昭53−3113
6号公報に記載された高低抗磁性トナーを用いる方法、
特開昭54−42121号公報、同55−18656号
公報、同54−43027号公報などに記載された方
法、ファーブラシ現像方法、パウダークラウド方法、タ
ッチダウン現像法、インプレッション現像法などがあ
る。
【0027】また本発明において帯電方式が非接触方式
によるものが一般的であり、コロトロン方式、スコロト
ロン方式等があるが、その他に接触方式のローラ帯電方
式、導電性ブラシ方式等を用いたものにも好適に適用で
きる。
【0028】また本発明のトナーによる現像画像を必要
に応じて転写部材に転写するには、コロナ転写、パイア
スロール転写、熱転写、磁気転写等の周知の方法が適用
できる。
【0029】さらに感光体もしくは絶縁体上の残余のト
ナーを除去する方法としては、ブレードクリーニング方
式、ファーブラシクリーニング方式、磁気ブラシクリー
ニング方式、クリーニングローラ方式等周知の方法が適
用でき、特にブレードクリーニング方式が好ましい。
【0030】さらに本発明のトナーを被転写材に定着す
るには、オーブン定着、熱ロール定着、圧力定着、フラ
ッシュ定着、フィルム定着、マイクロ波定着等の周知の
方法が適用できる。
【0031】
【実施例】以下本発明を実施例により具体的に説明する
が、これは本発明を何等限定するものではない。なお、
以下の配合における部数はすべて重量部である。
【0032】
【実施例1】 スチレンーブチルアクリレート共重合体 86部 荷電制御剤(4級アンモニウム塩) 2部 低分子量ポリプロピレン 3部 着色剤(カーボンブラック) 9部 上記混合物をエクストルーダーで30分混練し、冷却後
ハンマーミルにて粗砕砕し、さらにジエツト粉砕機にて
微粉砕する。次いで風力分級機にて分級し、10μのト
ナー粒子を得た。このトナー粒子100部に蒸発凝集法
で生成された真球に近いBET比表面積45m2 /gか
つモース硬度9の酸化アルミニウム微粉末0.1部、乾
式法で合成されたシリカ0.3部を混合して非磁性トナ
ーとした。そして、係る非磁性トナー3部にシリコーン
樹脂被覆フェライトキャリア97部を混合し二成分現像
剤とした。
【0033】次いで、有機光導電体(OPC)の感光体
上に静電潜像を形成し、上記二成分現像剤を現像剤担持
体(スリーブ)上に搬送し、磁気ブラシを形成してスリ
ーブに直流バイアスを印加し、前記潜像を現像し次いで
被転写紙の背面より直流コロナを照射しつつ粉像を転写
し、加熱定着して複写画像を得るとともに、感光体上に
残存したトナーはブレードクリーニング方式によって除
去した。
【0034】上述のように本発明の非磁性トナーを用い
て画像形成を行つたところカブリのない鮮明な画像が得
られた。5万枚のランニングテストを常温常湿(20
℃、50%)低温低湿(10℃、20%)高温高湿(3
0℃、85%)の各環境下において行つた結果、いずれ
の環境においても良好な画像が得られ、スリーブ及び感
光体へのトナー固着及びフィルミングによって帯電が不
十分となることによる画像濃度低下やかぶり、画像の乱
れ、黒点等は生じなかった。
【0035】
【実施例3】実施例1で用いた酸化アルミニウムの代わ
りに、蒸発凝集法で生成された真球に近いBET比表面
積50m 2 /gかつモース硬度5.5の酸化鉄0.3部
を用いる以外は実施例1と同様にして現像剤を調整し、
画像出しを行ったところ、良好な結果が得られた。
【0036】
【実施例4】 スチレンーブチルアクリレート共重合体 100部 ニグロシン染料 2.5部 低分子量ポリエチレン 5部 マグネタイト 90部 上記混合物をエクストルーダーで30分混練し、冷却後
ハンマーミルにて粗砕砕し、さらにジエツト粉砕機にて
微粉砕する。次いで風力分級機にて分級し、9μのトナ
ー粒子を得た。このトナー粒子100部に、BET比表
面積45m2 /gかつモース硬度9.0の酸化アルミニ
ウム微粉体1.0部、乾式法で合成されたヒュームドシ
リカ0.3部を混合して磁性トナーを得た。
【0037】次いで、OPC感光体上に静電潜像を形成
し、上記磁性トナーをトナー担持体(スリーブ)上に搬
送し、層厚規制ブレードで薄層にし、スリーブに交流電
圧及び直流バイアスを印加し、前記潜像を現像し次いで
被転写紙の背面より直流コロナを照射しつつ粉像を転写
し、加熱定着して複写画像を得るとともに、感光体上に
残存したトナーはブレードクリーニング方式によって除
去した。
【0038】上述のように本発明の磁性トナーを用いて
画像形成を行ったところカブリのない鮮明な画像が得ら
れた。3万枚のランニングテストを常温常湿(20℃、
50%)、低温低湿(10℃、20%)、高温高湿(3
0℃、85%)の各環境下において行った結果、いずれ
の環境においても良好な画像が得られ、スリーブ、帯電
部材及び感光体へのトナー固着及びフィルミングによっ
て帯電が不十分となることによる画像濃度低下やかぶ
り、画像の乱れ、黒点等は生じなかった。
【0039】
【比較例1】酸化アルミニウム微粉体を用いないことを
除いては実施例1と同様に行つたところ、初期は鮮明な
画像が得られたが、ランニングテスト後においては低温
低湿で著しいドラムフィルミングが生じ、高温高湿で著
しい画像ムラが発生した。
【0040】
【比較例2】酸化アルミニウム微粉体8部を用いること
を除いては実施例1と同様に行ったところ、初期は鮮明
な画像が得られたが、ランニングテスト後においてはド
ラム上に無数の細かい傷が周状に発生し、画像に欠陥が
生じた。
【0041】
【比較例3】酸化アルミニウム微粉体を用いないことを
除いては実施例4と同様に行つたところ、初期は鮮明な
画像が得られたが、ランニングテスト後においては低温
低湿で著しいドラムフィルミングが生じ、高温高湿で著
しい画像流れが発生した。
【0042】
【比較例4】酸化チタンと炭酸バリウムを約1700℃
で焼成し焼結体を得た。これを粉砕してチタン酸バリウ
ム微粉体とし、現像剤を調整後、実施例4と同様にして
テストした。初期は問題のない画像が得られたが、チタ
ン酸バリウム微粉体の粒度分布が幅広く、角の尖った粗
大粒子が多いためにランニングテストによつてドラム上
に無数の細かい傷が周状に発生し、画像に欠陥が生じ
た。
【0043】
【比較例5】酸化アルミニウム微粉体8部を用いること
を除いては実施例4と同様に行ったところ、初期は鮮明
な画像が得られたが、ランニングテスト後においてはド
ラム上に無数の細かい傷が周状に発生し、ハーフトーン
画像に黒筋が生じた。
【0044】
【発明の効果】本発明の蒸発凝集法によって生成された
無機微粉体を用いることにより、より好適な研磨効果に
よってスリーブ、帯電部材、感光体及び現像されないで
残留しているトナーの表面が更新され、環境が変化して
も好適な帯電性が維持されることでかぶりのない良好な
画像が得られる。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも着色剤と結着樹脂とを含有す
    るトナー粒子(a)100重量部に対して、外添剤とし
    て蒸発凝縮法によって生成されたBET比表面積30〜
    300m2 g、かつモース硬度5.0〜9.0の酸化
    アルミニウム又は酸化鉄の無機微粉体(b)を0.01
    〜5重量部含有することを特徴とする静電荷像現像用ト
    ナー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の静電荷像現像用トナーを
    用いて、絶縁体又は感光体上の静電潜像を現像し、生成
    するトナー像を被転写材に転写し、次いで前記絶縁体又
    は感光体上に残存するトナーをブレードクリニーング法
    によって除去することを特徴とする画像形成方法。
  3. 【請求項3】 感光体が有機光導電体であることを特徴
    とする請求項2記載の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 感光体が無定形シリコーン感光体である
    ことを特徴とする請求項2記載の画像形成方法。
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