JP3489282B2 - 音源探索方式 - Google Patents
音源探索方式Info
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Description
し、特に車両のエンジン等における騒音発生源の位置及
び大きさを探索するための装置に関するものである。
々提案されているが、その内の一つとして、音源方向に
対して前後に2本の走査マイクを6〜50mm程度の固定
間隔を置いて音源の近接音場に設け且つ両走査マイクを
平行移動させて行く間のマイク出力を得ることにより、
その音源の音響インテンシティを求める方式(『音響イ
ンテンシティ方式』)がある。
る音響エネルギーとして音源を捕らえ、両走査マイクの
計測音圧の平均値をp(t) 、粒子速度(音速に比例した
値であり単位距離当たりの位相の変化を示す)をu(t)
とすると、両者の積の時間的平均値として次の式(1) に
示されるベクトル量を計測することにより、このベクト
ル量が最大となる両走査マイクの延長線上に音源が位置
することを探索するものである。
探索方式は各走査マイク計測点での計測結果が互いに独
立しているので相関関係がなく、従って音源の指向がマ
イクの延長線方向と平行でない時には正しい探索ができ
ないという問題がある。
前から『音響ホログラフィ法』による音源探索方式が研
究されており、音源から一定距離だけ離れた計測面内を
走査する1本のマイクと、もう一つ適当な位置に固定さ
れている参照(基準)マイクとの2本のマイク出力信号
の音圧強度及び位相を求めて音源を探索しようとするも
のである。
式では図16に概略的に示すようにマイクM1を計測面
K上において水平及びに垂直方向に走査することにより
それぞれの位置でのマイク出力を得ることが出来るが、
これらのマイク出力と参照マイクの音圧出力とを考慮す
ると共にこれらのマイク出力を得るための基礎となる音
波の逆伝播式を示す下記の再生式(2)、
上の一点R1(x,y,0)の複素体積速度振幅Q
(x,y,0)が求められる。但し、上記の式(2)に
おけるrは計測面K上の一点P(x,y,zo )と再生
面R上の一点R1(x,y,0)との距離を示してい
る。なお、式(2)におけるP(x,y,zo )はマイ
クM1によって得られる複素音圧を示している。
垂直方向に走査された時に各マイク位置の出力によって
得られる再生面R上の一点R1(x,y,0)の複素体
積速度振幅Q(x,y,0)は全て加算され、この再生
点R1 を再生面R上の全ての点に取り且つ同様に計測面
Kからの全ての複素体積速度振幅Q(x,y,0)を加
算することにより最も振幅Qが大きい点が音源として探
索される。
7及び図18であり、まず図17(a)においては、再
生面R上の再生点R1 を音源Sとして再生した場合に
は、この図の様にマイクM1のマイク位置M1−1で拾
われた音を再生したものとマイク位置M1−2で拾われ
た音を再生したものはそれぞれ音波の伝播路と逆伝播路
が等距離になり位相が同じになるので、図18(a)に
示す様に再生されたベクトル(例えばQ1〜Q3)の合
成ベクトルの絶対値は、再生面R上の再生点R1を音源
Sにとった場合、即ち音源Sの位置において最大とな
る。
ら少しずれた再生面R上の位置に再生点R1 を再生した
場合には、図示のようにマイク位置M1−1では伝播路
より再生時の逆伝播路の方が長くなり、またマイク位置
M1−2では伝播路より再生時の逆伝播路の方が短くな
る。
を再生したものと、マイク位置M1−2で拾われた音を
再生したものとは位相にズレが生じるので、図18
(b)に示すようにこの再生点R1 における合成ベクト
ル(Q1〜Q3)は同図(a)に示す合成ベクトルより
小さいものとなる。
数設定することより、再生点が音源位置に相当するとき
には同図(a)に示すように最大の合成ベクトルをと
り、それ以外の位置では同図(b)に示すように小さい
合成ベクトルとなるので、前者における再生点が音源と
して探索されたことになる。
ラフィ方式を用いた音源探索の場合には、再生計算式が
上記の式(2)に示すように、音圧データを特定の周波
数f0(ω=2πf0)における波数kを用いており、周波
数領域で定式化されている。
から周波数領域で得られたり、或いは時間領域で計測し
た後に高速フーリェ変換(FFT)等の手法により周波
数データに変換する必要があり、これによって下記の問
題点があった。
タが時間的に定常であることを前提としたものであり、
時間の経過によって周波数成分が変化する音波の場合は
適用することができない。すなわち、過渡現象の音波の
探索には適用できない。
(2)を適用するため、楽器の音色の違いのような音波
の持つ特性の違いに基づいて探索することが出来ず、例
えばオーケストラの中からバイオリンの音のみを検出し
て、その位置を知ることが出来ない。このことは、エン
ジンや車両の音で問題とされる異音については、その音
波の発生する位置を検出できないということになる。
法』による音源探索方式も研究されており、これは音波
が音源から遠くまで拡散するモードと音源の近傍にのみ
存在して近距離で減衰してしまうモードがあることに着
目して後者の音波も探索の対象に含めるものであるが、
この場合には音源と測定面との距離を1/2λから1λ
以内に収めなければならず、音源が発熱装置(例えばエ
ンジンのマニホールド)の場合には近接した距離にマイ
クを設置することが出来ず計測に適さない。
して、2本の走査マイクに加えて1本の参照マイクを用
い、計測面より後方に伝播して行く音波の粒子速度を検
出することにより音波の指向性及び音圧レベルを予測す
る『近接粒子速度法』が在るが、これは音源探索を行う
ものではなく利用することはできない。
フィ法を改良することにより、計測面上で計測された時
間軸上の音波波形を用いて再生計算し、以て音源を探索
できるようにすることを目的とする。
するため、本発明に係る音源探索方式では、音源に対す
る計測点に配置された複数のマイクと、各マイクにより
各計測点で計測し時間関数の形で記録された音圧データ
を入力して記憶すると共に各計測点からの音圧データを
基準音圧データとし、各計測点の所定再生面上に任意に
設定された複数の再生点までの各距離から該基準音圧デ
ータに対する逆伝播時間を算出し、該逆伝播時間だけ進
めて換算した該音圧データを各再生点について求めるこ
とにより音源の位置を探索する演算手段と、を備えてい
る。
図1乃至図4を参照してその概念を説明する。
た図で、音源面Sの或る点において図2(a)に示すよ
うな音圧波形の音源Oが存在している場合、音圧計測面
K上の計測点X1,X2,…,Xn の内の、例えばX1,X2,
Xn には、それぞれ図2(b)〜(d)に示すような音
圧波形P1(t),P2(t),Pn(t) (これらはデータとして
処理される)が得られたとする。音圧波形の基準位置を
gとする。
の基準となる位置gでの計測時刻は図示のようにそれぞ
れt1,t2,tn であるので、音源Oから音波が発生され
た時刻t0 よりそれぞれΔt1(=t1-t0), Δt2(=t2-
t0), Δtn=tn-t0) だけ遅れて計測されることにな
る。
tn は、音源Oと計測点X1,X2,X n との仮想距離r1,
r2,rn をそれぞれ音速cで除算した値に相当してい
る。
点R1,R2,…,Rm を設定する。これにより、計測面K
での計測点X1,X2,…,Xn の各々と再生点R1,R2,…,
Rmの各々との距離が一義的に決定できる。
X2,…,Xn の各々との距離r11,r 21,r31,…,rn1が
両者の座標及び予め設定した再生面Rと計測面Kとの距
離Z0から容易に求められ、これは、再生点R1 におけ
る再生計算を行う場合に計測点X1,X2,…,Xn の各々
で計測された音圧P1(t),P2(t),…,Pn(t) に対する音
の逆伝播距離に対応している。
31,…,rn1を音速cによって除算することにより、計測
点X1,X2,…,Xn から再生点R1 までの到達(遅れ)
時間が求められる。
Oの位置に対応していると仮定すると、計測点X1 から
再生点R1 までの距離r11に到達する時間は、丁度、図
1の距離r1 により生じた遅れ時間Δt1 (図2(b)
参照)に対応している。
音波の伝播に関しては、上記の遅れ時間Δt1 の分だけ
逆に進ませればよいことになる。
(a)に示した計測点X1 での音圧波形P1(t)を基準と
すると、同図(b)に示すように時間Δt1 だけ前に進
めていることが判る。
から再生点R1 までの音のそれぞれの逆伝播時間を換算
して得られる音圧P11 '(t) ,P21 '(t),…,Pn1 '(t) は
次式で表される。
る。
2 '(t),…,Pn '(t) をそれぞれr11,r21,r31,…,rn1
で割っているのは、逆伝播距離の違いによる振幅変化を
調整(減衰した振幅分だけ振幅を元に戻す)するためで
ある。
(a),(b)と図5(a)〜(d)で説明する。まず
図17(a)のように再生点と音源点が一致する場合、
式(4)に基づく再生波形は振幅の大きさが異なるが時
刻が揃った波形(図5(a))となり、これを合成した
波形は同図(b)のようになる。
17(b)のように実際の音波の伝播距離と再生計算で
用いる逆伝播距離とが異なる。このため逆伝播式(4)
によって再生された波形は図5(c)のように時間が揃
っていない。
(d)のようになり、その大きさPbは、同図(b)の
Paより常に小さい値となる。
となる。
は、計測音圧P(t) を再生計算上の逆伝播時間Δtだけ
時間軸上で移動する簡単な処理であり、時間−周波数変
換が全く必要ないので処理速度も早くなる。
tを特定することにより、その時刻で最も大きい値を与
える再生点を音源とすることができ、或いは図18につ
いて説明したような方法で音源を探索してもよい。
源に対して配置された少なくとも1本の走査マイクと、
該走査マイクを移動させる手段と、参照マイクと、移動
中の該走査マイク及び該参照マイクにより各計測点で計
測し時間関数の形で記録された音圧データ及び参照音圧
データをそれぞれ入力して記憶すると共に各計測点から
の音圧データを基準音圧データとし、各計測点から所定
再生面上に任意に設定された複数の再生点までの各距離
から該基準音圧データに対するそれぞれの逆伝播時間を
算出し、該逆伝搬時間だけ進めて補正した各再生点での
該計測音圧データ及び該参照音圧データを順次一定時間
毎にシフトされる所定の時間窓で周波数変換した後、該
計測音圧データに対し該参照音圧データを用いて位相の
標準化を行い、この位相標準化された音圧データを各再
生点について求めて積算することにより音源の位置を探
索する演算手段と、を備えることができる。
計測点X1,X2,…,Xn には、音源からの音圧を計測す
るためのマイクを個々に配置して行っているが、この場
合には、多くのマイクが必要であり、測定設備が大規模
にならざるを得ない。
動手段により走査マイクを移動させる音源探索方式を提
供するものである。
数成分の強度の時間的変化により決定され、音波の各周
波数成分の位相関係は音色に影響しない。
色の音波であったとしても音波の周波数成分の位相関係
が同じであるとは限らない。
う場合においては、各計測点で測定されたデータから逆
伝播時間だけ換算された推定音波は当然ながら全く同じ
音波であり位相関係も一定である。
順次計測する場合には、位相関係が一定である保証は無
く、このままでは音響ホログラフィとしての処理ができ
ないことになる。
有している必要があり、また計測間隔を区切って行くた
めの参照(基準)マイクを用いて各移動計測点で計測し
た音圧データの位相の標準化を行う必要がある。
おける演算手段の演算処理フローを示したもので、ま
ず、走査マイクから計測音圧データS(t)を求める
(ステップS1)と共に参照マイクから参照音圧データ
U(t)を求める(ステップS2)。
及び参照音圧データU(t)についてそれぞれ伝播時間
の補正を行う(ステップS3,S4)。
〜図4により説明したとおり、計測音圧データS(t)
の場合には逆伝播時間Δts を求め、参照音圧データU
(t)の場合には逆伝播時間Δtr を求めることによ
り、上記の式(3)に示すとおり逆伝播時間を換算する
ことにより音圧データS(t+ΔtS)及びU(t+Δ
tr)を得る。
距離の違いによる振幅の減衰を考慮してもよい。
U(t+Δtr)は、時間領域のデータであるので音波
の位相が全く考慮されていないことから、それぞれ周波
数変換(例えばFFT)が行われてサンプル時間(単位
時間幅)tn 及び単位周波数幅に細分割した要素データ
(周波数/振幅/位相)を抽出する(ステップS5,S
6)。
クトル)の三次元表示例を示したもので、時刻tn にお
けるスペクトルは次式のように表される。
ータS(k)及びU(k)は、それぞれ次式のようにな
る。
k,振幅|Pk|を用いて表示すると図8に示すソナーグ
ラム(Sonagram)になる。
波数変換を行うのではなく、図9に示すように原音波T
を3つの単位時間幅tを有する一定の時間窓(t1〜t
3,t2〜t4,t3〜t5,…)で順次切った波形T
1,T2,T3に対して周波数変換を行っており、図1
0に示すように周波数幅fで分割された周波数f1,f
2,f3,…,f8においてそれぞれの強度(線幅)で
示すことができる。
時間窓で周波数変換を行うと、単にFFT周波数変換を
行った従来例と異なり、音波の周波数成分の時間的変化
の情報の欠落が全く無く、図8及び図10に示すような
ソナーグラム表示ができることになり、音源音波の推定
をすることが可能となる。
ラム表示自体は本発明に必須ではなく、この段階で目視
する際に有効となる好ましい態様に過ぎない。
(7)及び(8)で示された音圧データS(k)及びU
(k)の位相標準化(位相補正)を行う(ステップS
7)。
次式で与えられる。
(k)を複素表示したもので点線で示される位相に標準
化されている。
正された音圧データを、移動手段によって走査マイクが
移動される全ての計測点について求め且つ積算し(ステ
ップS8)、その積算結果は次式のように表される。
説明した通りであり、再生点が音源点でないときには、
図12(a)に示すようになり、再生点が音源点である
ときには同図(b)に示すように同図(a)の場合より
値が大きくなることが分かり、最も値の大きな再生点が
音源点となる。
まま図8に示すような三次元表示(ソナーグラム表示)
するか(ステップS9)、或いは、順次一定時間毎にシ
フトされる所定の時間窓で逆周波数変換して時間領域に
戻し、時間波形を出力(ステップS10,S11)して
もよい。
探索方式の実施例を示したもので、この実施例では、計
測面Kにはマイクが多点配置されており、40個の走査
マイクM11〜M58がマトリクス状に配列されている。
らの音圧を受けたとき、その出力信号をそれぞれ増幅器
A11〜A58に出力して増幅した後、さらに各増幅器A11
〜A 58に対応して設けられたA/DコンバータC11〜C
58においてアナログ信号からディジタル信号に変換され
る。
はパソコン又はワークステーション等で構成されるホロ
グラフィ演算部HCに送られて上記の音響ホログラフィ
演算式(3)〜(5)による演算が行われる。
結果は、CRTまたはプロッター等の表示器Dに送られ
て、その音源分布図を表示することとなる。
の実施例を示したもので、図13に示した実施例のよう
に多点配置された走査マイクを用いる代わりに、計測面
Kには一つの走査マイクM1と、固定の参照マイクM2
とが用いられ、走査マイクM1は音源Sに対して計測面
K上をマイクロホントラバース装置TVSにより水平移
動される様に支持棒B1及びB2に取り付けられてい
る。
動出来るようになっているため、結局、走査マイクM1
はそれぞれ計測面K上を水平及び垂直方向において走査
されることとなる。
圧出力はそれぞれ増幅器A1,A2で増幅された後、A
/DコンバータC1,C2でそれぞれディジタル信号に
変換された後、パソコン又はワークステーション等のコ
ンピュータPCにおけるホログラフィ演算部HCで上記
のような音響ホログラフィ演算を行ってCRTまたはプ
ロッター等の表示器Dにその音源分布図を表示すること
となる。
を制御するコントローラCNTはやはりコンピュータP
C内に設けた制御ソフト部CSによって制御されるよう
になっており、このコントローラCNTにより制御され
るマイクロホントラバース装置TVSの移動速度は、マ
イクM1の出力をサンプリングする速度と予め調整され
ている。
音源探索方式によれば、音源に対する多計測点にそれぞ
れ配置されたマイクにより計測し時間関数の形で記録さ
れた音圧データを入力して記憶し、各計測点の音圧デー
タから再生面上に設定された複数の再生点までの各距離
から該基準音圧データに対する音波の各逆伝播時間を求
め、該逆伝播時間だけ進めて換算した該音圧データを各
再生点について求めることにより音源の位置を探索する
ように構成したので、計測音圧を再生計算上の逆伝播時
間だけ時間軸上で移動する簡単な処理で済むとともに周
波数変換が全く必要ないので処理速度も早くなる。そし
て、音源が過渡的な音波を発する場合にも適用でき、音
源の位置と同時に、音波の波形をも再生できる。
音源に対して少なくとも1本の走査マイクを移動させ、
該走査マイク及び参照マイクにより各計測点で計測し時
間関数の形で記録された音圧データ及び参照音圧データ
からそれぞれの逆伝播時間を上記の如く算出し、該逆伝
搬時間だけ進めて補正した該計測音圧データ及び該参照
音圧データを順次一定時間毎にシフトされる所定の時間
窓で周波数変換した後、該計測音圧データに対し該参照
音圧データを用いて位相の標準化を行い、この位相標準
化された音圧データを各再生点について求めて積算する
ことにより音源の位置を探索するように構成してもよ
く、この場合には図15に示すような効果を奏する。
て、音源より0.5mの位置に水平方向1.2m×垂直
方向0.9mの計測面を設置し、この面上に水平方向7
点、垂直方向7点の計測点を配置し、音源として2個の
スピーカを約0.3m離して配置し、一方からは本発明
により探索する音波(電子楽器等で作成)を放射し、他
方のスピーカからは雑音となる音波を放射させた具体例
の場合、これら2つの音波は同じ周波数成分を有し、そ
の時間的変化のみが異なっているので、従来の音響ホロ
グラフィ法では判別不能である。
波を図8に示すような三次元表示したもので、同図
(b)はその音波の探索結果である(図6のステップS
9)。また、同図(c)は音源前方0.5mの位置にお
いて単純に測定した音波を示しており、同図(a)と
(b)を比較すると、同図(b)においては低周波帯
(0.3KHz 帯)において他方の音源の影響が若干残っ
ているものの、その他の周波数帯における各周波数成分
の強度変化、減衰時間などをほぼ正確に再現しているこ
とがわかる。
同時に現れており、同図(a)と全く異なった音波であ
り、同図(b)の結果より遙かに音波の探索度が悪いこ
とが分かる。
るために時間軸上での音波の伝播を示した図である。
用原理を説明するための波形図である。
るために時間軸上での音響ホログラフィ法を説明するた
めの図である。
用原理を説明するための波形図である。
した図である。
理過程を示したフローチャート図である。
プル時間における音圧スペクトルを三次元で表示した図
である。
データを時間/周波数/振幅で三次元表示したソナーグ
ラム図である。
−周波数変換を行うときの音波のサンプリング方法を説
明するための波形図である。
間−周波数変換を行ったことにより得られるソナーグラ
ム図である。
照マイクによる位相補正(標準化)を説明するための複
素表示図である。
られる積算ベクトルを示した図である。
マイク方式)を示した図である。
ク移動方式)を示した図である。
明するためのグラフ図である。
説明するための図である。
する状態を示した図である。
上の合成ベクトルを示した図である。
Claims (4)
- 【請求項1】音源に対する計測点に配置された複数のマ
イクと、各マイクにより各計測点で計測し時間関数の形
で記録された音圧データを入力して記憶すると共に各計
測点からの音圧データを基準音圧データとし、各計測点
から所定再生面上に任意に設定された複数の再生点まで
の各距離から該基準音圧データに対する逆伝播時間を算
出し、該逆伝播時間だけ進めて換算した該音圧データを
各再生点について求めることにより音源の位置を探索す
る演算手段と、を備えたことを特徴とする音源探索方
式。 - 【請求項2】周期性を有する音源に対して配置された少
なくとも1本の走査マイクと、該走査マイクを移動させ
る手段と、参照マイクと、移動中の該走査マイク及び該
参照マイクにより各計測点で計測し時間関数の形で記録
された音圧データ及び参照音圧データをそれぞれ入力し
て記憶すると共に各計測点からの音圧データを基準音圧
データとし、各計測点から所定再生面上に任意に設定さ
れた複数の再生点までの各距離から該基準音圧データに
対するそれぞれの逆伝播時間を算出し、該逆伝搬時間だ
け進めて補正した各再生点での該計測音圧データ及び該
参照音圧データを順次一定時間毎にシフトされる所定の
時間窓で周波数変換した後、該計測音圧データに対し該
参照音圧データを用いて位相の標準化を行い、この位相
標準化された音圧データを各再生点について求めて積算
することにより音源の位置を探索する演算手段と、を備
えたことを特徴とする音源探索方式。 - 【請求項3】請求項2において、該演算手段が、該積算
の結果を振幅−時間−周波数の三次元表示として出力す
ることを特徴とした音源探索方式。 - 【請求項4】請求項2において、該演算手段が、該積算
の結果を順次一定時間毎にシフトされる所定の時間窓で
逆周波数変換して時間波形として表示出力することを特
徴とした音源探索方式。
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