JP3489110B2 - 先入れ先出しメモリ制御装置 - Google Patents

先入れ先出しメモリ制御装置

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JP3489110B2
JP3489110B2 JP00403296A JP403296A JP3489110B2 JP 3489110 B2 JP3489110 B2 JP 3489110B2 JP 00403296 A JP00403296 A JP 00403296A JP 403296 A JP403296 A JP 403296A JP 3489110 B2 JP3489110 B2 JP 3489110B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多量のデータを授
受する用途に用いて好適な先入れ先出しメモリ(FIF
O)制御装置に掛り、特に外部から供給されたデータを
一時蓄えて随時読みだす完全非同期式のFIFOにおけ
るデータの溢れや枯渇の監視を高速且つ簡便な構造で行
う改良に関する。
【0002】
【従来の技術】非同期式のFIFOにおけるデータの溢
れや枯渇を監視する装置は、例えば本出願人の提案にか
かる特開平6−267264号公報に開示されている。
図18は従来のFIFOメモリ制御装置の構成ブロック
図である。図において、書込みデータwdataは、外部か
ら与えられるFIFOに記憶すべきデータである。書込
みパルスwplsは、書込みデータwdataを記憶すべきタ
イミングの制御信号である。クリア信号clrは、カウン
タの計数値をリセットする命令である。読出しパルスr
plsは、FIFOからデータを読みだすタイミングの制
御信号である。読出しデータrdataは、FIFOから読
みだされたデータである。
【0003】書込みカウンタC3は、FIFOメモリ1
0の容量4段に対して、この2倍の数8を計数できる3
ビットアップカウンタで、書込みパルスwplsを入力し
て計数する。書込みカウンタC3の出力信号は、最上位
ビットを含む3ビット書込み出力信号wout[2:0]と、最
上位ビットが除去された下位の2ビット書込み出力信号
wout[1:0]とを出力し、前者はフラグ発生部20に送ら
れ、後者はFIFOメモリ10に送られる。読出しカウ
ンタC4は、FIFOメモリ10の容量4段に対して、
この2倍の数8を計数できる3ビットアップカウンタ
で、読出しパルスrplsを入力して計数する。読出しカ
ウンタC4の出力信号は、最上位ビットを含む3ビット
読出し出力信号rout[2:0]と、最上位ビットが除去され
た下位の2ビット読出し出力信号rout[1:0]とを出力
し、前者はフラグ発生部20に送られ、後者はFIFO
メモリ10に送られる。
【0004】FIFOメモリ10は、デコーダ12、メ
モリ部14並びにマルチプレクサ16を有している。デ
コーダ12は、書込みカウンタC3が出力する最上位ビ
ットが除去された下位2ビット書込み出力信号wout[1:
0]を入力して、4個のエネーブル信号enを出力する。
メモリ部14は、内部にnビット幅の4個のレジスタを
有しており、エネーブル信号enで指定されたレジスタ
に、書込みデータwdataを書き込む。また、リードデー
タポインタrdpは、メモリ部14の内部レジスタと一
対一に4個設けられている。マルチプレクサ16は、読
出しカウンタC4が出力する下位の2ビット読出し出力
信号rout[1:0]を入力して、この出力信号rout[1:0]で
指定されたリードデータポインタrdpのレジスタから
nビットデータを読みだし、読出しデータrdataとして
出力する。
【0005】フラグ発生部20は、書込みカウンタC3
が出力する最上位ビットを含む3ビット書込み出力信号
wout[2:0]と、読出しカウンタC4の出力信号は、最上
位ビットを含む3ビット読出し出力信号rout[2:0]とを
入力し、所定の演算を行って、FIFOメモリ10のエ
ンプティフラグEとフルフラグFを出力する。エンプテ
ィフラグEは、FIFOメモリ10に記憶される有効デ
ータが枯渇していることを示すもので、3ビット書込み
出力信号wout[2:0]と3ビット読出し出力信号rout[2:
0]とが同一であるとき出力される。フルフラグFは、F
IFOメモリ10に記憶される有効データが満杯である
ことを示すもので、3ビット書込み出力信号wout[2:0]
と3ビット読出し出力信号rout[2:0]のうち、最上位ビ
ットの値のみが異なると出力される。そして、エンプテ
ィフラグEが有効となると読出しが抑止され、フルフラ
グFが有効となると書込みが抑止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来装置によ
ると、メモリの周辺回路に依存する遅れ時間により、エ
ンプティフラグEとフルフラグFの判定時間に遅れが生
じて、FIFOメモリの枯渇状態E/満杯状態Fを検出
した時点でも、引き続いて行われるメモリアクセスによ
り、データ漏れやデータ枯渇を生ずる場合がある。する
と、エンプティフラグEとフルフラグFの判定に依存し
たメモリ制御では、読まれていないメモリの内容が上書
きにより消滅したり、メモリ内のデータが枯渇するとい
う課題があった。本発明はこのような課題を解決したも
ので、FIFOメモリの枯渇状態E/満杯状態Fを検出
するに当たり、メモリの周辺回路による遅れ時間が存在
しても、確実にデータ漏れやデータ枯渇を防止できる先
入れ先出しメモリ制御装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、所定の深さnの循環式アドレス空間を有し、書
込みパルスwplsに応じて書込みデータwdataを記憶す
ると共に、読出しパルスrplsに応じて読出しデータrd
ataを出力するFIFOメモリ10と、このFIFOメ
モリの書込みアドレスを指示する書込みポインタ回路3
0と、このFIFOメモリの読出しアドレスを指示する
読出しポインタ回路40とを有し、これら書込みポイン
タ回路と読出しポインタ回路の出力する書込みアドレス
と読出しアドレスから前記FIFOメモリ内が満杯状態
か枯渇状態を判定する先入れ先出しメモリ制御装置にお
いて、次の構成としたものである。
【0008】即ち、前記書込みポインタ回路に、当該書
込みアドレスの昇順側に隣接する一又は複数のアドレス
を指示する満杯寸前書込みアドレスポインタ34を設
け、前記読出しポインタ回路に、当該読出しアドレスの
降順側に隣接する一又は複数のアドレスを指示する満杯
寸前読出しアドレスポインタ44を設け、これら満杯寸
前書込みアドレスポインタと満杯寸前読出しアドレスポ
インタの指示値が重なるときは、満杯寸前判定信号を出
力する満杯フラグ判定部52を設けたことを特徴として
いる。
【0009】本発明の構成によれば、満杯フラグ判定部
により満杯寸前書込みアドレスポインタと満杯寸前読出
しアドレスポインタの指示値を用いて満杯寸前判定信号
を出力しているので、書込みアドレスと読出しアドレス
を用いた満杯判定信号(F)に比較して早い段階でFI
FOメモリが満杯に近づいたことが判る。そこで、満杯
判定信号を用いたのでは時間遅れにより間に合わない場
合でも、満杯寸前判定信号を用いてFIFOメモリへの
書込みを抑止することで、FIFOメモリに記憶された
データの保存ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明を説明
する。図1は本発明の一実施例を示す構成ブロック図で
ある。図において、FIFOメモリ10は、メモリ部1
4とエンコーダ部18を有している。メモリ部14に
は、書込みデータwdata、書込みパルスwpls並びに読
出しパルスrplsが入力されると共に、書込みポインタ
回路30から各アドレスに対する書込みエネーブル信号
wen[i];i=0,1,・・・,nが送られる。また内部読出しデ
ータrd[i];i=0,1,・・・,nがエンコーダ部18に送ら
れる。エンコーダ部18は、読出しポインタ回路40か
ら各アドレスに対する読出しエネーブル信号ren[i];i
=0,1,・・・,nが送られ、この読出しエネーブル信号で選
択されたアドレスの内部読出しデータrd[i]を、読出
しデータrdataとして出力する。
【0011】書込みポインタ回路30は、書込みアドレ
スポインタ32、満杯寸前書込みアドレスポインタ34
及び書込みポイントデコーダ36を有している。書込み
アドレスポインタ32は、FIFOメモリ10の書込み
アドレスを表す。満杯寸前書込みアドレスポインタ34
は、書込みアドレスポインタ32の指示するアドレスの
昇順側に隣接する一又は複数のアドレスを指示する。書
込みポイントデコーダ36は、書込みアドレスポインタ
32の出力する書込みカウンタ信号wcntを解読して、
FIFOメモリの各アドレスと一対一に対応する書込み
ポイント信号wptr[i];i=0,1,・・・,nを出力する。書込
みポイント信号wptr[i]は、メモリ部14では書込みエ
ネーブル信号wen[i]として取り扱われる。書込みアド
レスポインタ32と満杯寸前書込みアドレスポインタ3
4の入力信号には、両ポインタを初期状態にする書込み
クリア信号wclrと、FIFOメモリ10にデータが記
憶される毎に送られる書込みパルス信号wplsがある。
書込みアドレスポインタ32と満杯寸前書込みアドレス
ポインタ34の出力信号は、FIFOメモリの各アドレ
スと一対一に対応する書込み帯ポイント信号wband1
[i];i=0,1,・・・,nのうち、該当するアドレスの書込み
帯ポイント信号wband1[i]を有効にする形式で伝送され
る。
【0012】読出しポインタ回路40は、読出しアドレ
スポインタ42、満杯寸前読出しアドレスポインタ44
及び読出しポイントデコーダ46を有している。読出し
アドレスポインタ42は、FIFOメモリ10の読出し
アドレスを表す。満杯寸前読出しアドレスポインタ44
は、読出しアドレスポインタ42の指示するアドレスの
降順側に隣接する一又は複数のアドレスを指示する。読
出しポイントデコーダ46は、読出しアドレスポインタ
42の出力する読出しカウンタ信号rcntを解読して、
FIFOメモリの各アドレスと一対一に対応する読出し
ポイント信号rptr[i];i=0,1,・・・,nを出力する。読出
しポイント信号rptr[i]は、エンコーダ部18では読出
しエネーブル信号ren[i]として取り扱われる。読出し
アドレスポインタ42と満杯寸前読出しアドレスポイン
タ44の入力信号には、両ポインタを初期状態にする読
出しクリア信号rclrと、FIFOメモリ10に対する
データ要求に応じて発生する読出しパルス信号rplsが
ある。読出しアドレスポインタ42と満杯寸前読出しア
ドレスポインタ44の出力信号は、FIFOメモリの各
アドレスと一対一に対応する読出し帯ポイント信号rba
nd1[i];i=0,1,・・・,nのうち、該当するアドレスの読出
し帯ポイント信号rband1[i]を有効にする形式で伝送さ
れる。
【0013】満杯フラグ判定部52は、書込み帯ポイン
ト信号wband1[i]と読出し帯ポイント信号rband1[i]を
入力して、満杯寸前書込みアドレスポインタ34と満杯
寸前読出しアドレスポインタ44の指示値が重なるとき
は、満杯寸前判定信号almostfullを出力する。なお、図
示しないが、従来装置と同様に、書込みアドレスポイン
タ32と読出しアドレスポインタ42の指示値が重なる
ときに、枯渇判定信号を出力する回路を設けてもよい。
【0014】次に、図1の各構成要素の具体的な構成を
説明する。図2は書込み帯ポイント信号wband1[i]と読
出し帯ポイント信号rband1[i]の出力回路の回路図で、
(A)は書込みアドレスポインタ32と満杯寸前書込み
アドレスポインタ34、(B)は読出しアドレスポイン
タ42と満杯寸前読出しアドレスポインタ44を示して
いる。
【0015】D型フリップフロップFF1[i];i=0,1,
・・・,nは、書込み帯ポイント信号wband1[i];i=0,1,・・
・,nの各信号と一対一に設けられたものである。D型フ
リップフロップFF1[0]は、S端子に入力される書込
みクリア信号wclrにより書込みアドレスポインタ32
として初期化される。D型フリップフロップFF1[i];
i=1,・・・,k-1は、S端子に入力される書込みクリア信
号wclrにより満杯寸前書込みアドレスポインタ34と
して初期化されるもので、個数kは満杯寸前書込みアド
レスポインタ34で指示するアドレス個数により定ま
る。D型フリップフロップFF1[j];j=k,k+1,・・・,n
は、R端子に入力される書込みクリア信号wclrにより
リセットされて、FIFOメモリ10への書込みが進行
したときに、書込みアドレスポインタ32や満杯寸前書
込みアドレスポインタ34として動作するため、待機状
態にある。各D型フリップフロップFF1[i];i=0,1,
・・・,nは、クロック端子に書込みパルス信号wplsが入力
され、自局のQ出力が昇順で隣接するD型フリップフロ
ップFF1[i+1]のD端子に入力される。なお、n番に
昇順で隣接するのは0番と定義することで、循環式のア
ドレス空間が形成され、リングカウンタとも呼ばれる。
【0016】このように構成された装置においては、図
6〜図9で詳細に説明するように、書込みクリア信号w
clrにより、FF1[0]が書込みアドレスポインタ32と
して初期化され、FF1[i];i=1,・・・,k-1が満杯寸前
書込みアドレスポインタ34として初期化され、他のF
F1[j];j=k,k+1,・・・,nはリセットされる。そして、
書込みパルス信号wplsにより、セットされるFF1は
アドレスの昇順でk個の巾で移動していく。
【0017】D型フリップフロップFF2[i];i=0,1,
・・・,nは、読出し帯ポイント信号rband1[i];i=0,1,・・
・,nの各信号と一対一に設けられたものである。D型フ
リップフロップFF2[0]は、S端子に入力される読出
しクリア信号rclrにより読出しアドレスポインタ42
として初期化される。D型フリップフロップFF2[i];
i=n,・・・,n-k+1は、S端子に入力される読出しクリア
信号rclrにより満杯寸前読出しアドレスポインタ44
として初期化されるもので、個数kは満杯寸前読出しア
ドレスポインタ44で指示するアドレス個数により定ま
る。D型フリップフロップFF2[j];j=n-k,n-k-1,・・
・,1は、R端子に入力される読出しクリア信号rclrによ
りリセットされて、FIFOメモリ10への読出しが進
行したときに、読出しアドレスポインタ42や満杯寸前
読出しアドレスポインタ44として動作するため、待機
状態にある。各D型フリップフロップFF2[i];i=0,
1,・・・,nは、クロック端子に読出しパルス信号rplsが入
力され、自局のQ出力が昇順で隣接するD型フリップフ
ロップFF2[i+1]のD端子に入力される。
【0018】このように構成された装置においては、図
6〜図9で詳細に説明するように、読出しクリア信号r
clrにより、FF2[0]が読出しアドレスポインタ32と
して初期化され、FF2[i];i=n,・・・,n-k+1が満杯寸
前読出しアドレスポインタ34として初期化され、他の
FF2[j];j=n-k,n-k-1,・・・,1はリセットされる。そ
して、読出しパルス信号rplsにより、セットされるF
F2はアドレスの昇順でk個の巾で移動していく。
【0019】図3は、書込みポイントデコーダ36の回
路図である。n+1個のアンドゲートを有しており、各
アンドゲートは、書込み帯ポイント信号wband1[i]とア
ドレスの降順に位置する書込み帯ポイント信号wband1
[i-1]の否定論理を入力して、論理積演算をし、書込み
ポイント信号wptr[i];i=0,1,・・・,nとして出力する。
【0020】図4は、読出しポイントデコーダ46の回
路図である。n+1個のアンドゲートを有しており、各
アンドゲートは、読出し帯ポイント信号rband1[i]とア
ドレスの昇順に位置する読出し帯ポイント信号rband1
[i+1]の否定論理を入力して、論理積演算をし、読出し
ポイント信号rptr[i];i=0,1,・・・,nとして出力する。
【0021】図5は、満杯フラグ判定部52の回路図で
ある。n+1個のアンドゲートを有しており、各アンド
ゲートは、書込み帯ポイント信号wband1[i]と読出し帯
ポイント信号rband1[i]を入力して、論理積演算をして
内部信号を出力する。オアゲートはn+1個のアンドゲ
ートの内部信号の論理和演算をして、満杯寸前フラグal
most fullを出力する。
【0022】図6は、図2の書込み帯ポインタと読出し
帯ポインタの初期状態の説明図である。書込み帯ポイン
タ1は、書込み帯ポイント信号wband1[i]を出力するも
ので、各レジスタのアドレスi;i=0,1,・・・,nが図2の
D型フリップフロップFF1[i]に対応している。書込
みクリア信号wclrにより、FIFOアドレス0が書込
みアドレスポインタ32として初期化され、FIFOア
ドレス1〜3が満杯寸前書込みアドレスポインタ34と
して初期化され、他のFIFOアドレス4〜nはリセッ
トされる。読出し帯ポインタ1は、読出し帯ポイント信
号rband1[i]を出力するもので、各レジスタのアドレス
i;i=0,1,・・・,nが図2のD型フリップフロップFF2
[i]に対応している。読出しクリア信号wclrにより、F
IFOアドレス0が読出しアドレスポインタ42として
初期化され、FIFOアドレスn〜n−2が満杯寸前読
出しアドレスポインタ44として初期化され、他のFI
FOアドレスn−3〜1はリセットされる。
【0023】図7は、図2の書込み帯ポインタと読出し
帯ポインタの動作状態の説明図である。書込み帯ポイン
タ1においては、書込みパルス信号wplsにより、書込
みアドレスポインタ32と満杯寸前書込みアドレスポイ
ンタ34が4個の巾で移動していく。読出し帯ポインタ
1においては、読出しパルス信号rplsにより、読出し
アドレスポインタ42と満杯寸前読出しアドレスポイン
タ44が4個の巾で移動していく。このようにして、書
込み帯ポインタと読出し帯ポインタは、データの書込み
速度と読出速度に応じて互いに追いかけあう。
【0024】図8は、図2の書込み帯ポインタと読出し
帯ポインタに重なりが生じた状態の説明図である。デー
タの書込み速度が読出速度に比較して早い場合には、書
込み帯ポインタと読出し帯ポインタに重なりがやがて生
じる。書込みアドレスポインタ32がFIFOアドレス
k−3を指示し、読出しアドレスポインタ42がFIF
Oアドレスk+3を指示しているとする。すると、満杯
寸前書込みアドレスポインタ34のFIFOアドレスk
と、満杯寸前読出しアドレスポインタ44のFIFOア
ドレスkとが重なりあう。そして、満杯フラグ判定部5
2により満杯寸前信号almost fullが出力される。
【0025】図9は、図2の書込み帯ポインタと読出し
帯ポインタで、満杯寸前フラグが有効に確定した状態の
説明図である。システムの応答速度により、満杯寸前信
号almost fullが出力されても、引き続いて何個かFI
FOメモリに対する書込みが成されることがある。しか
し、読出しアドレスポインタ42と満杯寸前読出しアド
レスポインタ44が4個の巾を有しているので、満杯寸
前読出しアドレスポインタ44のレジスタ個数範囲内で
あればデータを上書により消去することが防止される。
ここでは、満杯寸前フラグが出力されてから、FIFO
メモリに対して2個のデータが書き込まれて、書込みア
ドレスポインタ32がFIFOアドレスk−1で停止し
ており、FIFOメモリ内部のデータは全て保存されて
いる。
【0026】図10は、本発明の第2の実施例を示す構
成ブロック図である。尚、図10において前記図1と同
一作用をするものには同一符号を付して説明を省略す
る。ここでは、図1の満杯寸前書込みアドレスポインタ
34と満杯寸前読出しアドレスポインタ44に代えて、
枯渇寸前書込みアドレスポインタ38と枯渇寸前読出し
アドレスポインタ48を設け、枯渇フラグ判定部54を
付設している。
【0027】枯渇寸前書込みアドレスポインタ38は、
書込みアドレスポインタ32の指示するアドレスの降順
側に隣接する一又は複数のアドレスを指示する。書込み
アドレスポインタ32と枯渇寸前書込みアドレスポイン
タ38の入力信号には、両ポインタを初期状態にする書
込みクリア信号wclrと、FIFOメモリ10にデータ
が記憶される毎に送られる書込みパルス信号wplsがあ
る。書込みアドレスポインタ32と枯渇寸前書込みアド
レスポインタ38の出力信号は、FIFOメモリの各ア
ドレスと一対一に対応する書込み帯ポイント信号wband
2[i];i=0,1,・・・,nのうち、該当するアドレスの書込み
帯ポイント信号wband2[i]を有効にする形式で伝送され
る。
【0028】枯渇寸前読出しアドレスポインタ48は、
読出しアドレスポインタ42の指示するアドレスの昇順
側に隣接する一又は複数のアドレスを指示する。読出し
アドレスポインタ42と枯渇寸前読出しアドレスポイン
タ48の入力信号には、両ポインタを初期状態にする読
出しクリア信号wclrと、FIFOメモリ10に対する
データ要求に応じて発生する読出しパルス信号wplsが
ある。読出しアドレスポインタ42と枯渇寸前読出しア
ドレスポインタ48の出力信号は、FIFOメモリの各
アドレスと一対一に対応する読出し帯ポイント信号rba
nd2[i];i=0,1,・・・,nのうち、該当するアドレスの読出
し帯ポイント信号rband2[i]を有効にする形式で伝送さ
れる。
【0029】枯渇フラグ判定部54は、書込み帯ポイン
ト信号wband2[i]と読出し帯ポイント信号rband2[i]を
入力して、枯渇寸前書込みアドレスポインタ38と枯渇
寸前読出しアドレスポインタ48の指示値が重なるとき
は、枯渇寸前判定信号almostemptyを出力する。なお、
図示しないが、従来装置と同様に、書込みアドレスポイ
ンタ32と読出しアドレスポインタ42の指示値が重な
るときに、満杯判定信号を出力する回路を設けてもよ
い。
【0030】次に、図10の各構成要素の具体的な構成
を説明する。図11は書込み帯ポイント信号wband2[i]
と読出し帯ポイント信号rband2[i]の出力回路の回路図
で、(A)は書込みアドレスポインタ32と枯渇寸前書
込みアドレスポインタ38、(B)は読出しアドレスポ
インタ42と枯渇寸前読出しアドレスポインタ48を示
している。
【0031】D型フリップフロップFF3[i];i=0,1,
・・・,nは、書込み帯ポイント信号wband2[i];i=0,1,・・
・,nの各信号と一対一に設けられたものである。D型フ
リップフロップFF3[0]は、S端子に入力される書込
みクリア信号wclrにより書込みアドレスポインタ32
として初期化される。D型フリップフロップFF3[i];
i=n,・・・,n-k+1は、S端子に入力される書込みクリア
信号wclrにより枯渇寸前書込みアドレスポインタ38
として初期化されるもので、個数kは枯渇寸前書込みア
ドレスポインタ38で指示するアドレス個数により定ま
る。D型フリップフロップFF3[j];j=n-k,n-k-1,・・
・,1は、R端子に入力される書込みクリア信号wclrによ
りリセットされて、FIFOメモリ10への書込みが進
行したときに、書込みアドレスポインタ32や枯渇寸前
書込みアドレスポインタ38として動作するため、待機
状態にある。各D型フリップフロップFF3[i];i=0,
1,・・・,nは、クロック端子に書込みパルス信号wplsが入
力され、自局のQ出力が昇順で隣接するD型フリップフ
ロップFF3[i+1]のD端子に入力される。なお、n番
に昇順で隣接するのは0番と定義することで、循環式の
アドレス空間が形成され、リングカウンタとも呼ばれ
る。
【0032】このように構成された装置においては、図
13〜図16で詳細に説明するように、書込みクリア信
号wclrにより、FF3[0]が書込みアドレスポインタ3
2として初期化され、FF3[i];i=n,・・・,n-k+1が枯
渇寸前書込みアドレスポインタ38として初期化され、
他のFF3[j];j=n-k,n-k-1,・・・,1はリセットされ
る。そして、書込みパルス信号wplsにより、セットさ
れるFF3はアドレスの昇順でk個の巾で移動してい
く。
【0033】D型フリップフロップFF4[i];i=0,1,
・・・,nは、読出し帯ポイント信号rband2[i];i=0,1,・・
・,nの各信号と一対一に設けられたものである。D型フ
リップフロップFF4[0]は、S端子に入力される読出
しクリア信号rclrにより読出しアドレスポインタ42
として初期化される。D型フリップフロップFF4[i];
i=1,・・・,k-1は、S端子に入力される読出しクリア信
号rclrにより枯渇寸前読出しアドレスポインタ48と
して初期化されるもので、個数kは枯渇寸前読出しアド
レスポインタ48で指示するアドレス個数により定ま
る。D型フリップフロップFF4[j];j=k,k+1,・・・,n
は、R端子に入力される読出しクリア信号rclrにより
リセットされて、FIFOメモリ10への読出しが進行
したときに、読出しアドレスポインタ42や枯渇寸前読
出しアドレスポインタ48として動作するため、待機状
態にある。各D型フリップフロップFF4[i];i=0,1,
・・・,nは、クロック端子に読出しパルス信号rplsが入力
され、自局のQ出力が昇順で隣接するD型フリップフロ
ップFF4[i-1]のD端子に入力される。
【0034】このように構成された装置においては、図
13〜図16で詳細に説明するように、読出しクリア信
号rclrにより、FF4[0]が読出しアドレスポインタ3
2として初期化され、FF4[i];i=1,・・・,k-1が枯渇
寸前読出しアドレスポインタ38として初期化され、他
のFF4[j];j=k,k+1,・・・,nはリセットされる。そし
て、読出しパルス信号rplsにより、セットされるFF
4はアドレスの昇順でk個の巾で移動していく。
【0035】図12は、枯渇フラグ判定部54の回路図
である。n+1個のアンドゲートを有しており、各アン
ドゲートは、書込み帯ポイント信号wband2[i]と読出し
帯ポイント信号rband2[i]を入力して、論理積演算をし
て内部信号を出力する。オアゲートはn+1個のアンド
ゲートの内部信号の論理和演算をして、枯渇寸前フラグ
almost emptyを出力する。
【0036】図13は、図11の書込み帯ポインタと読
出し帯ポインタの初期状態の説明図である。書込み帯ポ
インタ2は、書込み帯ポイント信号wband2[i]を出力す
るもので、各レジスタのアドレスi;i=0,1,・・・,nが図
11のD型フリップフロップFF3[i]に対応してい
る。書込みクリア信号wclrにより、FIFOアドレス
0が書込みアドレスポインタ32として初期化され、F
IFOアドレスn〜n−2が枯渇寸前書込みアドレスポ
インタ38として初期化され、他のFIFOアドレスn
−3〜1はリセットされる。読出し帯ポインタ2は、読
出し帯ポイント信号rband2[i]を出力するもので、各レ
ジスタのアドレスi;i=0,1,・・・,nが図11のD型フリ
ップフロップFF4[i]に対応している。読出しクリア
信号rclrにより、FIFOアドレス0が読出しアドレ
スポインタ42として初期化され、FIFOアドレス1
〜3が枯渇寸前読出しアドレスポインタ48として初期
化され、他のFIFOアドレス4〜nはリセットされ
る。
【0037】図14は、図11の書込み帯ポインタと読
出し帯ポインタの動作状態の説明図である。書込み帯ポ
インタ2においては、書込みパルス信号wplsにより、
書込みアドレスポインタ32と枯渇寸前書込みアドレス
ポインタ38が4個の巾で移動していく。読出し帯ポイ
ンタ2においては、読出しパルス信号rplsにより、読
出しアドレスポインタ42と枯渇寸前読出しアドレスポ
インタ48が4個の巾で移動していく。このようにし
て、書込み帯ポインタと読出し帯ポインタは、データの
書込み速度と読出し速度に応じて互いに追いかけあう。
【0038】図15は、図11の書込み帯ポインタと読
出し帯ポインタに重なりが生じた状態の説明図である。
データの読出し速度が書込み速度に比較して早い場合に
は、書込み帯ポインタと読出し帯ポインタに重なりがや
がて生じる。書込みアドレスポインタ32がFIFOア
ドレスk+3を指示し、読出しアドレスポインタ42が
FIFOアドレスk−3を指示しているとする。する
と、枯渇寸前書込みアドレスポインタ38のFIFOア
ドレスkと、枯渇寸前読出しアドレスポインタ48のF
IFOアドレスkとが重なりあう。そして、枯渇フラグ
判定部54により枯渇寸前信号almost emptyが出力され
る。
【0039】図16は、図11の書込み帯ポインタと読
出し帯ポインタで、枯渇寸前フラグが有効に確定した状
態の説明図である。システムの応答速度により、枯渇寸
前信号almost emptyが出力されても、引き続いて何個か
FIFOメモリに対する読出しが成されることがある。
しかし、書込みアドレスポインタ32と枯渇寸前書込み
アドレスポインタ38が4個の巾を有しているので、枯
渇寸前書込みアドレスポインタ38のレジスタ個数範囲
内であればデータの読出しが担保され、以前読みだした
データを再度読みだすことが防止される。ここでは、枯
渇寸前フラグが出力されてから、FIFOメモリに対し
て2個のデータが読み出されて、読出しアドレスポイン
タ42がFIFOアドレスk−1で停止しており、FI
FOメモリ内部のデータを重複して読出す事態を防止し
ている。
【0040】図17は、本発明の第3の実施例を示す構
成ブロック図である。基本的には、図1と図10の回路
を組み合わせたもので、フラグ判定回路50は満杯寸前
フラグと枯渇寸前フラグを出力する。また、書込みポイ
ンタ回路30は、書込みアドレスポインタ32、満杯寸
前書込みアドレスポインタ34、書込みポイントデコー
ダ36及び枯渇寸前書込みアドレスポインタ38を有し
ている。読出しポインタ回路40は、読出しアドレスポ
インタ42、満杯寸前読出しアドレスポインタ44、読
出しポイントデコーダ46及び枯渇寸前読出しアドレス
ポインタ48を有している。
【0041】なお、上記実施例においては、満杯寸前書
込みアドレスポインタ34と満杯寸前読出しアドレスポ
インタ44のアドレス個数を同一値としたが、本発明は
これに限定されるものではなく、両者に差異を持たせて
もよい。即ち、満杯寸前書込みアドレスポインタ34に
比較して、満杯寸前読出しアドレスポインタ44のアド
レス個数を増せば、書込み時のFIFOメモリ書込み領
域がより広く確保できるという効果を生じる。同様にし
て、枯渇寸前書込みアドレスポインタ38と枯渇寸前読
出しアドレスポインタ48のアドレス個数を同一値とし
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、両者に
差異を持たせてもよい。即ち、枯渇寸前読出しアドレス
ポインタ48に比較して、枯渇寸前書込みアドレスポイ
ンタ38のアドレス個数を増せば、読出し時のFIFO
メモリ読出し領域がより広く確保できるという効果を生
じる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
満杯フラグ判定部52により満杯寸前書込みアドレスポ
インタ34と満杯寸前読出しアドレスポインタ44の指
示値を用いて満杯寸前判定信号を出力しているので、書
込みアドレスと読出しアドレスを用いた満杯判定信号F
に比較して早い段階でFIFOメモリが満杯に近づいた
ことが判り、満杯判定信号を用いたのでは時間遅れによ
り間に合わない場合でも、満杯寸前判定信号を用いてF
IFOメモリへの書込みを抑止することで、FIFOメ
モリに記憶されたデータの保存ができるという効果があ
る。
【0043】また枯渇フラグ判定部54により枯渇寸前
書込みアドレスポインタ38と枯渇寸前読出しアドレス
ポインタ48の指示値を用いて枯渇寸前判定信号を出力
しているので、書込みアドレスと読出しアドレスを用い
た枯渇判定信号Eに比較して早い段階でFIFOメモリ
が枯渇に近づいたことが判り、枯渇判定信号を用いたの
では時間遅れにより間に合わない場合でも、枯渇寸前判
定信号を用いてFIFOメモリからの読出しを抑止する
ことで、FIFOメモリに記憶されたデータの重複読出
を抑止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】書込み帯ポイント信号wband1[i]と読出し帯ポ
イント信号rband1[i]の出力回路の回路図である。
【図3】書込みポイントデコーダ36の回路図である。
【図4】読出しポイントデコーダ46の回路図である。
【図5】満杯フラグ判定部52の回路図である。
【図6】図2の書込み帯ポインタと読出し帯ポインタの
初期状態の説明図である。
【図7】図2の書込み帯ポインタと読出し帯ポインタの
通常状態の説明図である。
【図8】図2の書込み帯ポインタと読出し帯ポインタに
重なりが生じた状態の説明図である。
【図9】図2の書込み帯ポインタと読出し帯ポインタ
で、満杯寸前フラグが有効に確定した状態の説明図であ
る。
【図10】本発明の第2の実施例を示す構成ブロック図
である。
【図11】書込み帯ポイント信号wband2[i]と読出し帯
ポイント信号rband2[i]の出力回路の回路図である。
【図12】枯渇フラグ判定部54の回路図である。
【図13】図11の書込み帯ポインタと読出し帯ポイン
タの初期状態の説明図である。
【図14】図11の書込み帯ポインタと読出し帯ポイン
タの通常状態の説明図である。
【図15】図11の書込み帯ポインタと読出し帯ポイン
タに重なりが生じた状態の説明図である。
【図16】図11の書込み帯ポインタと読出し帯ポイン
タで、満杯寸前フラグが有効に確定した状態の説明図で
ある。
【図17】本発明の第3の実施例を示す構成ブロック図
である。
【図18】従来のFIFOメモリ制御装置の構成ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10 FIFOメモリ 30 書込みポインタ回路 40 読出しポインタ回路 52 満杯フラグ判定部 54 枯渇フラグ判定部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の深さ(n)の循環式アドレス空間を
    有し、書込みパルス(wpls)に応じて書込みデータ
    (wdata)を記憶すると共に、読出しパルス(rpls)
    に応じて読出しデータ(rdata)を出力するFIFOメ
    モリ(10)と、 このFIFOメモリの書込みアドレスを指示する書込み
    ポインタ回路(30)と、 このFIFOメモリの読出しアドレスを指示する読出し
    ポインタ回路(40)と、 を有し、これら書込みポインタ回路と読出しポインタ回
    路の出力する書込みアドレスと読出しアドレスから前記
    FIFOメモリ内が満杯状態か枯渇状態を判定する先入
    れ先出しメモリ制御装置において、 前記書込みポインタ回路に、当該書込みアドレスの昇順
    側に隣接する一又は複数のアドレスを指示する満杯寸前
    書込みアドレスポインタ(34)を設け、 前記読出しポインタ回路に、当該読出しアドレスの降順
    側に隣接する一又は複数のアドレスを指示する満杯寸前
    読出しアドレスポインタ(44)を設け、 これら満杯寸前書込みアドレスポインタと満杯寸前読出
    しアドレスポインタの指示値が重なるときは、満杯寸前
    判定信号を出力する満杯フラグ判定部(52)を設けた
    ことを特徴とする先入れ先出しメモリ制御装置。
  2. 【請求項2】前記書込みポインタ回路は、前記FIFO
    メモリの全循環式アドレス空間と一対一に対応する書込
    み帯信号(wband)を有し、前記書込みアドレスと満杯
    寸前書込みアドレスに対応するアドレスを担当する書込
    み帯信号を有効にし、 前記読出しポインタ回路は、前記FIFOメモリの全循
    環式アドレス空間と一対一に対応する読出し帯信号(r
    band)を有し、前記読出しアドレスと満杯寸前読出しア
    ドレスに対応するアドレスを担当する読出し帯信号を有
    効にすることを特徴とする請求項1記載の先入れ先出し
    メモリ制御装置。
  3. 【請求項3】所定の深さ(n)の循環式アドレス空間を
    有し、書込みパルス(wpls)に応じて書込みデータ
    (wdata)を記憶すると共に、読出しパルス(rpls)
    に応じて読出しデータ(rdata)を出力するFIFOメ
    モリ(10)と、 このFIFOメモリの書込みアドレスを指示する書込み
    ポインタ回路(30)と、 このFIFOメモリの読出しアドレスを指示する読出し
    ポインタ回路(40)と、 を有し、これら書込みポインタ回路と読出しポインタ回
    路の出力する書込みアドレスと読出しアドレスから前記
    FIFOメモリ内が満杯状態か枯渇状態を判定する先入
    れ先出しメモリ制御装置において、 前記書込みポインタ回路に、当該書込みアドレスの降順
    側に隣接する一又は複数のアドレスを指示する枯渇寸前
    書込みアドレスポインタ(38)を設け、 前記読出しポインタ回路に、当該読出しアドレスの昇順
    側に隣接する一又は複数のアドレスを指示する枯渇寸前
    読出しアドレスポインタ(48)を設け、 これら枯渇寸前書込みアドレスポインタと枯渇寸前読出
    しアドレスポインタの指示値が重なるときは、枯渇寸前
    判定信号を出力する枯渇フラグ判定部(54)を設けた
    ことを特徴とする先入れ先出しメモリ制御装置。
  4. 【請求項4】前記書込みポインタ回路は、前記FIFO
    メモリの全循環式アドレス空間と一対一に対応する書込
    み帯信号(wband)を有し、前記書込みアドレスと枯渇
    寸前書込みアドレスに対応するアドレスを担当する書込
    み帯信号を有効にし、 前記読出しポインタ回路は、前記FIFOメモリの全循
    環式アドレス空間と一対一に対応する読出し帯信号(r
    band)を有し、前記読出しアドレスと枯渇寸前読出しア
    ドレスに対応するアドレスを担当する読出し帯信号を有
    効にすることを特徴とする請求項3記載の先入れ先出し
    メモリ制御装置。
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