JP3488694B2 - 歯列矯正用ブラケット取付装置 - Google Patents

歯列矯正用ブラケット取付装置

Info

Publication number
JP3488694B2
JP3488694B2 JP2001000127A JP2001000127A JP3488694B2 JP 3488694 B2 JP3488694 B2 JP 3488694B2 JP 2001000127 A JP2001000127 A JP 2001000127A JP 2001000127 A JP2001000127 A JP 2001000127A JP 3488694 B2 JP3488694 B2 JP 3488694B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
support
cusp
mounting device
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001000127A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001212159A (ja
Inventor
重漢 金
Original Assignee
重漢 金
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR10-2000-0078553A external-priority patent/KR100419444B1/ko
Priority claimed from KR10-2000-0078551A external-priority patent/KR100419445B1/ko
Application filed by 重漢 金 filed Critical 重漢 金
Publication of JP2001212159A publication Critical patent/JP2001212159A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3488694B2 publication Critical patent/JP3488694B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C7/00Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
    • A61C7/12Brackets; Arch wires; Combinations thereof; Accessories therefor
    • A61C7/14Brackets; Fixing brackets to teeth
    • A61C7/146Positioning or placement of brackets; Tools therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C7/00Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
    • A61C7/12Brackets; Arch wires; Combinations thereof; Accessories therefor
    • A61C7/14Brackets; Fixing brackets to teeth
    • A61C7/145Lingual brackets

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯列矯正の際に用
いられるブラケットを、歯牙面、即ち、前歯のみなら
ず、口腔内方の臼歯部(奥歯)に正確に取付けるための歯
列矯正用ブラケット取付装置に関し、特に、前歯及び奥
歯全体の中心歯面に、ブラケットが正確に位置決めされ
て取付けられるように支持する歯列矯正用ブラケット取
付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、歯牙を均等に配列することに
より、歯牙の審美機能、発音機能、咀嚼機能等を回復す
る歯科矯正治療分野の一番重要な段階は、ブラケットを
歯牙の特定部分に迅速、正確に取付け、隣接歯牙と均一
な高さにブラケットが位置決めされることができるよう
にするのである。歯牙を動かす弾力を提供する矯正用針
金は、良く取付けられたブラケットのスロットに挿入さ
れることにより、その固定力を歯牙に伝達し、所望の歯
牙移動が行える。
【0003】一方、歯列矯正治療には、主に、唇側(歯
牙外方の唇或いは頬側)にブラケットを取付けることで
施術する唇側矯正治療と、外方から見当たらぬ舌側(歯
牙内方の舌側)にブラケットを取付ける舌側矯正治療が
施術されており、前記唇側矯正治療や舌側矯正治療の両
方ともブラケットの取付過程及び取付器具が非常に重要
である。
【0004】このような矯正治療のうち、ブラケットの
正確な位置は、歯牙上に適宜上下高さとアンギュレーシ
ョン(angulation)(歯牙の近遠心方向(左右方向)の勾
配)、トルク(torque)(歯牙の唇舌方向(前後方向)の勾
配)、ローテーション(rotation)(歯牙装着基準の回転の
程度)等を、3次元的に正確に再現すれば、立派な矯正
治療が保障される。
【0005】歯牙矯正に用いられる器具には、歯列矯正
のためのブラケットと、前記ブラケットを把持し歯牙に
取付けるツィーザーと、ブラケットの高さを計測するゲ
ージ等があり、これらの歯牙矯正に用いられる器具につ
いて簡単に述べる。
【0006】歯列矯正の際に用いられるブラケット10
0は、図1(a)に示すように、胴体部をなすステーム
101と、前記ステーム101の前面部の両側に装着さ
れ、その中央部に所定角度だけ傾いてスロット102a
が形成され、上下部は屈曲して形成され、掛り機能をな
すタイーウイング102と、前記タイーウイング102
のスロット102aに挿入され、歯列の矯正力を提供す
る針金103と、前記一側のタイーウイング102の上
端面に円形に標識され、ブラケットの上下位置を施術者
が認識可能にする認識表104と、前記タイーウイング
102のスロット102aに挿入された針金103に固
定力を提供する固定片105とから構成される。
【0007】又、図1(b)に示すように、口腔内側の
端部の臼歯部には、針金の仕上げのためのチューブ11
0が取付けられ、前記チューブ110は、針金が貫通す
るためのホール110aが長手方向に形成されている。
【0008】上記のように構成されたブラケット100
とチューブ110とを歯牙面に接着する際、矯正用針金
103から発揮される矯正力が歯牙に伝達され歯牙移動
を誘発し、歯列を均等に矯正することができるのであ
る。
【0009】前記ブラケット100は、それぞれの歯牙
面に取付けられる時、通常、歯牙端(切断面、咬合面)か
ら約3.5mm〜5mmの間隔をおき、正確に接着され
れば、審美的で且つ機能的な歯列を作ることができ、
又、前記ブラケットを歯面に接着する際に用いられる歯
科用接着剤は、約10秒以内に急速凝固するので、速や
かに接着しなければならない。
【0010】ここで、前記ブラケットを歯面に取付ける
ために、従来、図2(a)及び(b)に示すようなクリ
ップ状のツィーザーが用いられ、前記ツィーザー201
は、施術者の趣向により、正面側から近付いて歯面に取
付けるための正面接近型のツィーザー(図2(a))と、
側面側から近付いて歯面に取付けるための側面接近型の
ツィーザー(図2(b))とがそれぞれ提案され用いられ
ている。又、図2(c)に示すように、歯牙300の咬
頭300aを基準としてブラケットの矯正高さを計測す
るゲージ301が用いられている。このようなゲージは
0.5mm毎に高さを異とする複数のゲージに分類され
ている。
【0011】上記のような従来のツィーザーを用い、ブ
ラケット100を歯面に取付ける方法において、前記ツ
ィーザーでブラケット100を取り歯面に取付けた後、
直ちに歯面上のブラケットの位置と歯面端との高さを測
定するゲージを別途に用いるか、又は施術者の肉眼によ
る見積りで測定し接着しているので、歯列矯正の正確性
が低下し、作業に多大な時間がかかる問題点があった。
【0012】又、歯牙に直接取付ける過程は、約10秒
が経過すれば硬化する接着剤を用いることから、ブラケ
ットをツィーザーで運んだ後、ゲージで計測する施術過
程において、時間に追われることとなり、正しいブラケ
ットの取付が行えないという問題点がある。
【0013】上述の問題点の克服のために、本出願人に
よる韓国特許公告第98-163827号においては、歯牙の正
しい矯正のためのブラケットを、歯面の所定の高さの中
央部に位置決めされるように測定し取付け、歯列矯正の
正確性及び迅速性を増進するように支持するゲージ一体
型ツィーザー121が提案され、それを図3に示した。
【0014】しかし、前記ゲージ一体型ツィーザー12
1の場合、唇や頬等の口腔構造物の妨げで、主に前歯と
小さな奥歯までの接近のみが可能であるので、口腔内側
の大きな奥歯方には接近し難く、視野も良くない。又、
歯列が均等でない人の場合は、ブラケットの矯正位置が
変動される可能性があり、信頼性のあるブラケットの取
付が難しい不都合があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上述の諸問題点を解決するために案出されたもので
あり、ツィーザーが回動可能に構成し、ブラケット取付
作業を容易にし、歯面の高さを一定に維持した状態で、
前歯のみならず、口腔内方の臼歯部(奥歯)の歯面の中央
側へのブラケットの接近を容易に行うことができる歯列
矯正用ブラケット取付装置を提供することである。
【0016】又、本発明の別の目的は、歯牙の状態が均
等でない人の場合にも、ブラケットと歯牙咬頭面との間
の高さを調節することができ、ブラケットと歯面の高さ
を一定に維持した状態で、均一にブラケットを取付ける
ことができる歯列矯正用ブラケット支持装置を提供する
ことである。
【0017】尚、本発明の更に別の目的は、歯牙の正し
い矯正のためのブラケットを容易に把持することがで
き、歯列矯正の正確性及び迅速性を増進するように支持
することができる歯列矯正用ブラケット支持装置を提供
することである。
【0018】又、本発明の更に別の目的は、咬合窪の2
地点を参考基準点に利用可能にし、歯牙の状態が均等に
並ばれている人のみならず、歯牙の状態が均等に並ばれ
ていない人の場合も隣接臼歯部のトルク角度やローテー
ション角度及びアンギュレーション角度の矯正を正確に
行うことができ、ツィーザーに把持されたブラケットと
咬合窪との参考基準点を正確に一致させることにより、
歯牙咬頭部の磨耗とはかかわらず、ブラケットと歯面と
の高さを一定に維持することができる歯列矯正用ブラケ
ット取付装置を提供することである。
【0019】尚、本発明の更に別の目的は、咬合窪の2
地点を参考基準点に用いることにより、歯列矯正の正確
性及び迅速性を増進するようにした歯列矯正用ブラケッ
ト取付装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、内部空間が形成されたハウジングと、前
記ハウジングの内部空間に長手方向に貫通するように設
けられ、その一側でブラケットを把持し、回転運動及び
前後滑走運動可能なブラケット支持手段と、前記ブラケ
ット支持手段の両側に位置し、その一端部がブラケット
の両側のタイーウイングを把持するツィーザーと、その
一側が前記ハウジングの上面に装着され、歯牙咬頭部の
基準面として作用する咬頭基準手段と、前記ハウジング
を垂直に貫通し咬頭基準手段を支持し、前記咬頭基準手
段を所定ピッチ分だけ一定に垂直往復移動させるための
手段と、及び、その一側が前記ハウジングの上下部に回
動可能に装着されたハンドルを含む歯列矯正用ブラケッ
ト取付装置を提供する。
【0021】
【発明の実施形態】以下、添付した図4〜25の図面を
参照し、本発明の実施例を詳細に述べる。
【0022】本発明に係る歯列矯正用ブラケット取付装
置は、歯牙の咬頭から、歯牙矯正用ブラケットの高さを
均一に合わせることができるようにし、又、口腔の前歯
(前歯部)や側方歯牙(奥歯部)側へのブラケットの接近を
容易に行うように具現したものであり、本実施例におい
ては、図4及び図5に示すように、ハウジング1は、そ
の後面に連結され、内部に延長された中空管1aを含
み、ブラケット支持台2は、中空管1aに挿入され、ハ
ウジング1の前面外に延長される。
【0023】図1及び図5に示されるように、前記ブラ
ケット支持台2は、前記ブラケット100のスロット1
02aに挿入されて支持する支持プレート11と、その
一端が、前記支持プレート11と結合してT字状をな
し、中空管1a内に挿入される中心台12と、前記中心
台12の所定位置に突出された固定片14と、前記中心
台12がハウジング1の中空管1aの外部に離脱するこ
とを防止するように、前記中空管1aよりも大径に形成
され、中心台12の他端とネジ締付け形式に連結された
回動調節ネジ13と、前記中心台12に挿入され、固定
片14と回動調節ネジ13との間に配置され、前記中心
台12の前後滑走運動による弾性復元力を提供するバネ
15とで構成される。それにより、ブラケット支持台2
は、バネ15の復元力により、中空管1aと平行方向に
前後滑走移動及び回転可能となる。
【0024】又、図4(a)、(b)、及び図5に示さ
れるように、ハウジング1の内部には、ブラケット10
0を把持し、歯面の矯正位置に取付けるためのツィーザ
ー3が装着される。前記ツィーザー3は、ブラケット支
持台2の両側に位置決めされ、ハウジング1の後面に固
定され、把持力を提供するようにピンセット状に形成さ
れた胴体3aと、前記胴体3aと一体に結合され、ブラ
ケット100の両側のタイーウイング102を把持し、
支持プレート11の回動空間及び前後滑走移動空間を提
供するためのコ字状溝が形成された把持片3bを含む。
【0025】尚、図6に示されるように、前記ブラケッ
ト100に代えて、口腔内の両側端の奥歯側にチューブ
110を取付ける場合、前記ツィーザー3は、把持片3
bの内側面に形成された支持突起3cを前記チューブ1
10のホール110aに挿入して支持する。
【0026】一方、図4(a)及び(b)に示されるよ
うに、前記ハウジング1の上面に備えられ、歯牙300
の咬頭部300aを矯正高さの基準面とするための咬頭
基準板4と、前記咬頭基準板4と前記ハウジング1とを
垂直に貫通し、前記咬頭基準板4を所定ピッチ分だけ一
定に垂直往復移動させるための手段5とが備えられる。
【0027】ここで、前記垂直往復移動手段5は、その
外周面に、所定ピッチおき(本実施例においては、0.
25mmおき)に目盛り21bが刻み込まれており、内
部に雌ネジ21aが形成されたハイト・ゲージ21と、
前記ハイト・ゲージ21の雌ネジ21aに締め付けら
れ、回転でハイト・ゲージ21を所定ピッチずつ昇降
し、高さを調節する高さ調節ネジ22を備える。咬頭基
準板4と垂直往復移動手段5とは、ピン23により接続
される。前記ハイト・ゲージ21と平行に咬頭基準板4
とハウジング1の他側に接続された中空支持バー24
と、中空支持バー4に挿入され滑走移動する摺動バー2
5とが形成されている。
【0028】従って、1回転毎に0.05mmずつ加減
される高さ調節ネジ22を正逆回転させることにより、
高さ調節ネジ22に締め付けられたハイト・ゲージ21
の雌ネジ21aが上昇及び下降し、それにより、中空支
持バー24内に備えられた摺動バー25が連動しながら
咬頭基準板4を昇降させる。
【0029】又、弾性力を有する上板6aと下板6bと
の結合でなったハンドル6は、回動ピン6dで前記ハウ
ジング1の下部に接続され回動できる。図4(a)及び
(b)に示されるように、前記ハンドル6の上板6aの
底面に固定ネジ6cで固定され、ハウジング1の上部を
貫通するように位置決めされた間隔拡張軸7が接続され
る。前記間隔拡張軸7は、下降し、ツィーザー3の間に
進入し、ハンドル6の加圧力に比例してツィーザー3の
間隔を拡張することができるように、テーパ形状を有す
る。従って、前記間隔拡張軸7の直径分だけツィーザー
3の間隔があくことにより、ブラケット100の両側の
タイーウイング102を把持するための把持片3bの間
隔を確保できるようになる。
【0030】図4(a)及び(b)に示すように、前記
ハウジング1の一側面の下部には、その底部に、5つの
位置固定溝8aが22.5°おきに円弧状に配列された
延長板8が備えられ、前記延長板8の位置固定溝8a
は、ハンドル下板6bの上面に形成された角度調節突起
9に合せられる。従って、前記ハンドル6の回動ピン6
dを中心として回転しながら、延長板8の選ばれた位置
固定溝8aに角度調節突起9を挿入することで、ハンド
ル6の角度を調節する。前記ハンドル6の回転角度は、
左右それぞれ45°以内で調節できる。
【0031】上記のように構成された本発明の一実施例
のブラケット取付装置の動作を、図4〜図11を参照し
て説明する。
【0032】先ず、図7に示されるように、前記ハンド
ル6の上下板6a、6bを押すことにより、間隔拡張軸
7が、下降し、ツィーザー胴体3aの間に進入すること
で、ツィーザー3の間隔があき、それにより、図8
(a)及び(b)に示されるように、前記ツィーザー3
の把持片3bは、ブラケットの両側のタイーウイングを
把持するための空間を確保する。又、前記把持片3bに
ブラケットを位置決めして、前記把持片3bの溝を横切
って位置決めされた支持プレート11が、ブラケット1
00のスロット102aに挿入され、それを支持する。
上記状態で、ハンドル6の加圧力を解除すれば、その弾
性力で間隔拡張軸7が上昇し、ツィーザー胴体3aから
離脱し、あいた把持片3bの間隔が縮少し、ブラケット
100の両側のタイーウイング102を把持する。
【0033】上記のように、ツィーザー3にブラケット
100が支持された状態で、図9に示すように、前記ブ
ラケット100を歯面に近づけるが、前記ツィーザー3
に支持されたブラケット100を、歯面の矯正位置Aに
取付けるために、前記歯牙300の咬頭300aから歯
面の中央に位置決めされたブラケットまでの高さを一定
に維持するための基準面を提供する咬頭基準板4を、咬
頭300a上に位置させる。この際、歯面の矯正位置A
は、前記ハイト・ゲージ21に備えられたピン23を正
逆回転しながら、高さ調節ネジ22に締め付けられた雌
ネジ21aを媒介としてハイト・ゲージ21を昇降する
ことで調節する。ここで、前記ピン23の1回転毎に
0.25mmのピッチおきにハイト・ゲージ21が昇降
され、ハイト・ゲージ21の外周面に形成された目盛り
21bを読み、ブラケットの矯正位置を調節する。
【0034】前記歯面の矯正位置Aにブラケット100
が決まれば、前記歯面に近づけられていたツィーザー3
を離脱させ、前記ブラケット100の後面部に接着材を
塗った後、初期動作と同様に、矯正高さが調節された咬
頭基準板4を咬頭面に位置決めした後、前記ブラケット
を接合する。ブラケット100を確固に取付けるため
に、前記把持片3bを歯牙の接触面に前進させれば、前
記ブラケット支持台2は、バネ15の弾性力を克服しな
がら後方に押されることで、ブラケット100が円滑に
歯牙取付面に圧着される。
【0035】前記ブラケット100を歯面に取付けた後
には、図8(a)に示されるように、ブラケットを把持
する初期動作と同様に、間隔拡張軸7の進入動作によ
り、ツィーザー3の間隔を拡張し把持を解除する。
【0036】又、図8(b)に示すように、歯牙自体
が、歯牙の長軸を中心として左側又は右側に傾いた程度
(以下、アンギュレーション(angulation)と称する)によ
り、ブラケットの位置も、アンギュレーションの角度に
合せて傾くように位置決めされた状態で取付けられる。
その場合には、前記ブラケット支持台2の支持プレート
11が、把持片3bのコ字状溝の間隔内で回動し、傾い
たブラケット100のスロット102aに進入させられ
る。その際にも、上述のように、ブラケット100を取
付けた後、把持片3bを歯牙の隣接境界面に位置決めし
て、平行の程度を確認した後、取付作業を仕上げる。
【0037】前記ブラケット100の取付動作を行った
後、ツィーザー3の把持片3bを元位置にすれば、前記
バネ15の復元力により、ブラケット支持台2が再び前
方に滑走移動する。その際、前記ブラケット支持台2
は、回動調節ネジ13が、中空管1aの外周面に掛かる
ことにより、それ以上の前方移動は不可能になる。
【0038】本発明によるツィーザー3を用い、前記口
腔内方の歯牙、即ち、奥歯部にブラケット100を取付
ける場合には、図10及び図11に示すように、ハンド
ル6を所定角度分だけ回動させ、ハウジング1を奥歯部
に近づけ易い角度に位置決めする。即ち、図4(a)、
(b)及び図11に示されるように、ブラケット100
が取付けられた歯牙の位置により前記ハンドル6を回動
すれば、その下板6bに備えられた角度調節突起9が、
延長板8の底面に形成された5つの溝8aのいずれかに
挿入固定され、ハンドル6を90°以内で調節し、口腔
内の全ての歯牙にブラケットを取付けることができる。
【0039】一方、本発明は、歯牙の咬頭面が等しくな
いことによる歯牙矯正高さの調整に対する信頼性を与え
るために、歯牙の臼歯部(奥歯)に形成されている咬合窪
の2地点を参考基準点として、臼歯部のアンギュレーシ
ョン、トルク、ローテーション角度の矯正を正確に行
い、全ての臼歯部の咬合窪とブラケットとの歯面の高さ
を一定に維持することができるように、咬合窪支持装置
350と連結することができる。
【0040】図12〜図14に示すように、咬合窪支持
装置の一実施例は、上面に形成された孔401bを貫通
する固定ネジ408によりチャンネル401aに挿入さ
れる咬頭基準板4と接続される支持枠401と、前記支
持枠401の両側に直立に設置され、その側面の所定位
置に、複数のホール402aが水平に形成された支持パ
ネル402と、前記支持パネル402の複数のホール4
02aの何れかと高さ調節ネジ404とにより接続され
る長孔403aが形成され、その一端が、咬合窪400
aの2地点に接触される咬合窪位置ピン403と、前記
両側の支持パネル402の上部孔402bと接続され、
支持パネル402の間の幅の間隔を変化し、咬合窪位置
ピン403の幅を調節する幅間隔調節ネジ410と、前
記支持パネル402の下部に形成された溝402cに挿
入され、バネ407が挿入される連結軸409を含む。
【0041】ここで、前記幅間隔調節ネジ410は、上
部孔402bに接続される雄ネジ405と、前記雄ネジ
405の中央部に固定され、その回転により支持パネル
402の幅が可変するように調節する幅調節円板406
とを含む。その際、前記雄ネジ405が接続される支持
パネル402の上部孔402bには、相互反対方向の雌
ネジが形成されている。従って、幅調節円板406の回
転で前記雄ネジ405が回転すれば、上部孔402bの
ピッチ移動で前記支持パネル402の上部が左右移動で
きる。
【0042】上記のように構成された本発明の作用状態
を、図12〜図14を参照して説明する。
【0043】図14に示すように、咬合窪支持装置35
0は、ブラケット100を把持し、歯面に近づけるため
のツィーザー3に結合されている咬頭基準板4に支持さ
せ使用される。本実施例においては、ゲージが一体にな
ったツィーザーに咬合窪支持装置350を装着した例に
ついて説明するが、必ずこれには限らなく、ゲージとツ
ィーザーとが分離された歯科用機器にも利用できること
は、周知である。
【0044】咬合窪位置ピン403の下端部が、臼歯部
400の咬合窪400a等の咬合面の2地点と合せるか
を調べる。
【0045】その際、人又は臼歯毎に咬合窪400aの
2地点の間隔が異なるように形成されているので、前記
幅間隔調節ネジ410の幅調節円板406を正、逆回転
し、雄ネジ405が正、逆回転すれば、支持パネル40
2の上部孔402bのピッチ移動で、支持パネル402
の上部の間隔が変化される(図14においては、支持パ
ネル402の間隔が狭くなる)。それにより、前記支持
パネル402が、連結軸408を中心として回転し、咬
合窪位置ピン403の間隔が調節される(図14におい
ては、咬合窪位置ピン403の間隔が広くなる)。連結
軸408に挿入されたバネ407は、前記支持パネル4
02の間隔調節による弾力を提供し、幅間隔を正確に調
節可能になる。
【0046】前記咬合窪位置ピン403を咬合窪400
aの2地点に位置決めした後、ブラケット100を把持
したツィーザー3を、臼歯部400面の矯正位置に近づ
けブラケット100を固定する。その際、前記ブラケッ
ト100の矯正位置点と、咬合窪位置ピン403が支持
している咬合窪400aとの間の高さに誤差が発生した
場合、又は、咬頭面が磨耗され、隣接歯牙の上下高さが
異なるようになった場合、又は、歯牙の長軸を中心とし
て左右に傾いた程度を示すアンギュレーション(angulat
ion)の角度θだけ、臼歯部が左右に傾いている場合に
は、咬合窪位置ピン403と、前記支持台402を結合
している高さ調節ネジ404とを緩め、咬合窪位置ピン
403の上下高さを調節する。即ち、前記咬合窪位置ピ
ン403の直立面に形成されている前記長孔403aの
間隔以内で、高さ調節ネジ404が上下流動可能なの
で、高さ調節を円滑に行うことができる。
【0047】又、臼歯部400が、歯牙の長軸を中心と
して頬舌(奥歯の頬側と舌との間の間隔)又は唇舌(唇側
と舌との間の間隔)側に傾いた程度を示すトルク(torqu
e)の角度θ´だけ前後に傾いている場合や、歯牙の咬合
面からみた時、臼歯部11が頬舌側に捩れている程度を
示すローテーション(rotation)の角度だけ捩れている場
合には、前記支持パネル402の中央部に形成されてい
るホール402aから他のホールに取り換え、咬合窪位
置ピン403を挿入した後、高さ調節ネジ404で固定
することにより、臼歯部のローテーションにより咬合窪
位置ピン403の位置を調節することができるようにな
る。
【0048】このように、咬合窪400aの2地点に咬
合窪位置ピン403が位置決めされた状態を参考基準点
として、咬合窪400aの位置による前記咬合窪位置ピ
ン403の高さやアンギュレーション、トルク、ローテ
ーション角度を3次元的に調節することができるので、
ツィーザー3に取付けられたブラケット100を、臼歯
部400の矯正位置に正確に近づけ固定することができ
る。それにより、全ての臼歯部400の咬合窪400a
とブラケット100との高さが一定に維持され、又、同
一傾斜角を有する理想的な配列となることができる。
【0049】図15及び図16は、本発明の要部である
咬合窪支持装置の第2実施例を示すものであり、同一構
成については同一符号を付している。
【0050】図示のように、本実施例においては、前方
側に、所定の幅区間だけの空間部が形成されたハウジン
グ1、ハンドル6及びツィーザー3は、本発明の第1実
施例の構成と同様な構造を有する。但し、咬頭基準板
は、後述する基準調節ネジ508が移動可能な空間を提
供するために、溝が形成されている。
【0051】また、前記咬合窪支持装置500は、咬頭
基準板501が挿入されるための貫通スロット502a
が形成された支持胴体502と、前記支持胴体の内面の
両側に備えられ、左右移動可能な間隔移動板503と、
前記両側の間隔移動板503の前面にそれぞれ装着され
た「く」字状の咬合窪位置ピン504と、その一端にピ
ン505aとを備え、前記支持胴体502と間隔移動板
503とのそれぞれに形成された互いに異なる方向の雌
ネジ孔に接続され、間隔移動板の間隔を調節する間隔調
節ネジ505と、前記間隔調節ネジ505と平行に前記
支持胴体502に接続され、間隔移動板503の平行移
動を案内する摺動ガイドピン506と、前記支持胴体5
02の上面507に形成されたネジ孔に接続し、臼歯部
の上面と接触される基準調節ネジ508とで構成され
る。
【0052】咬合窪支持装置500は、図17に示すよ
うに、臼歯部400の上面と接触するように基準調節ネ
ジ508を調節した後、前記咬合窪位置ピン504を咬
合窪400aに位置決めする。その際、前記咬合窪の2
地点と咬合窪位置ピン504との間の幅間隔が異なる場
合には、前記ネジ軸505を回し、間隔移動板の間隔を
左右に移動させ、前記咬合窪位置ピンの間の間隔を咬合
窪の2地点に一致させる。次に、上記のような方式によ
り、前記ツィーザー3でブラケット100を把持し、臼
歯部の前面に取付ける。
【0053】図18及び図19は、本発明の要部である
咬合窪支持装置の第3実施例であり、前述の咬合窪支持
装置において、咬合窪位置ピン604の下端を、ピンで
ないプレート605から形成されている。本実施例にお
いて、前記プレートを除いた他の構成等は、第2実施例
の構成と同様なので、それ以上の説明は省略する。
【0054】図20及び図21は、本発明の要部である
咬合窪支持装置の第4実施例であり、図20に示すよう
に、前記ハイト・ゲージ21の上部に設けられた基準板
701と、前記基準板701の上部面に装着された咬頭
基準棒702と、前記咬頭基準棒702が挿入される円
筒溝703aが形成され、前記円筒溝703aの周縁部
には、角度を表示する目盛り703bが形成された支持
胴体703と、前記支持胴体703の一側面において、
円筒溝703aの軸と垂直に貫通された咬頭基準棒固定
ピン704と、前記支持胴体703に垂直に貫通され、
歯牙咬頭部の上面と接触する基準調節ネジ705と、前
記支持胴体703の前面にネジ707で接続され、その
下端が臼歯部の咬合窪に接触する「く」字状の咬合窪位
置板706とで構成される。
【0055】上記のように構成された本発明の第4実施
例の動作状態を説明すれば、次のようである。
【0056】図20に示すように、ハイト・ゲージ21
を調節し、前記咬合窪支持装置700の咬合窪位置板7
06を臼歯部の咬合窪面に位置決めし、又、前記基準板
ネジ705を咬合窪面に位置決めする。その際、前記臼
歯部が、所定の傾きだけ傾いている場合に、支持バー固
定ネジ704を緩め、支持胴体703を、円筒溝703
aの周縁部に形成された目盛り703bを見ながら、臼
歯部の傾きだけ回転させる。次いで、上記のような方式
により、ツィーザー3を臼歯部面に近づけ、ブラケット
100を取付ける。
【0057】図22は、本発明のブラケット取付装置の
別の実施例を示す構成図であり、咬頭基準板及びブラケ
ット支持台を、視野の確保をより容易に行うように変形
したものである。即ち、図22に示すように、一対のツ
ィーザー801は、延長部801aが互いに交差するよ
うに形成され、ブラケットのタイーウイングを支持し、
その先端に、ブラケット支持台の流動領域を提供するた
めの溝が形成されている。ハウジングは、ツィーザー支
持部材802とハイト・ゲージ805とを含んでいる。
ツィーザー支持部材802は、前記一対のツィーザー8
01の一端と接続されている。ハイト・ゲージ805
は、前記一対のツィーザー801の間に位置し、前記別
の実施例のように、回転により所定ピッチおきに昇降す
る高さ調節ネジと接続されており、これらと平行な摺動
バーと中空管とにより昇降動作を行う。ブラケット支持
台804は、前記ハウジングを貫通延長され、その一端
は、T字状にツィーザー801の溝801bに位置して
ブラケット100のスロットに挿入することができ、他
端は、回転ピン803に固定される。咬頭基準板807
は、前記ハイト・ゲージ805の上端部に固定され、歯
牙の咬頭部を矯正高さの基準面に設定する。ハイト・ゲ
ージ固定板806は、一端が、前記ハイト・ゲージ80
5の上面に固定され、他端が、前記ツィーザー支持部材
802の上面に固定され、ハイト・ゲージ805が流動
しないように固定する。
【0058】上記のように構成されたブラケット取付装
置は、前述の第1実施例と類似に動作する。即ち、前記
ツィーザー801にブラケット100が支持された状態
で、前記ブラケット100を歯面に近づけ、前記ブラケ
ット100が歯面の矯正高さに位置するように、咬頭基
準板807を咬頭300a上に位置決めする。又、前記
ブラケット100を歯面に接触し位置を調節する。その
際、ブラケット100の位置が、歯面の矯正高さに正確
に一致せず高い又は低い場合、前記高さ調節ネジで調節
しながら咬頭基準板807を昇降させ、ブラケット10
0の矯正位置を調節する。更に、回転ピン803の回転
によりブラケット支持台804を回転し、ブラケットス
ロットの傾斜角に合せてブラケット支持台の一端を挿入
する。
【0059】前記歯面の矯正位置にブラケット100が
正確に整列されれば、前記歯面に近づけられていたツィ
ーザー801を離脱し、前記ブラケット100の後面部
に接着材を塗った後、初期動作と同様に、矯正高さが調
節された咬頭基準板807を咬頭面に位置決めした後、
前記ブラケットを接合する。
【0060】一方、本発明は、歯牙の唇側でない歯牙の
舌側にブラケットを取付けるための舌側ブラケット支持
装置を含むことができる。
【0061】図23(a)及び(b)に示されるよう
に、前記舌側ブラケット支持装置90は、その上部に、
前記咬頭基準板4を挿入するための支持ホール91aが
形成され、その下部の両端は、円板で形成された傾斜目
盛り板99を含み、その傾斜目盛り板の円周と同心状に
形成された長手方向の長孔91bと、傾斜目盛り板99
の中心に接続された接続孔91cが形成された垂直パネ
ル91と、前記垂直パネル91の上部面を貫通し、咬頭
基準板4に固定される垂直パネル固定ネジ94と、両側
に、前記垂直パネル91の接続孔91cに回動可能に挿
入される突起を備え、一端が、舌側ブラケットのスロッ
トに挿入され、舌側ブラケットを支持する舌側ブラケッ
ト支持板92と、前記垂直パネル91の長孔91bと接
続され、前記舌側ブラケット支持板92と共に舌側ブラ
ケットを把持し、上下及び前後移動可能な舌側ブラケッ
トツィーザー93を含む。
【0062】ここで、前記舌側ブラケットツィーザー9
3は、垂直パネル91の長孔91bに挿入され、長孔9
1bに沿って移動する軸95と、その一側が前記軸95
とヒンジ結合され、その他側は折り曲げられ、前記舌側
ブラケットのステームに位置決めされて、ブラケットの
ウイング部を把持するウイング把持パネル96と、前記
ウイング把持パネル96と前記軸95とによりヒンジ結
合され、前記ウイング把持パネル96の上下回動力を提
供するピン97と、前記軸95に挿入され、ウイング把
持パネル96に弾性復元力を提供するバネ98を含む。
【0063】上記のように構成された本発明の作用状態
を、図24(a)〜(c)を参照して説明する。
【0064】先ず、図24(a)に示されるように、前
記ハンドル6を押し、唇側ブラケットツィーザー3の間
隔を拡張した後、唇側ブラケット100の両側のタイー
ウイングを把持するための空間を確保し、唇側ブラケッ
ト100を把持し、そして、唇側ブラケット支持台2の
一端部が、唇側ブラケット100のスロットに挿入され
て支持する。
【0065】前記唇側ブラケットツィーザー3に唇側ブ
ラケット100が支持された状態で、前記ブラケットを
唇側の歯面に近づける。ここで、前記唇側ブラケットの
取付位置を第1支点に設定する。前記唇側ブラケットが
歯面の矯正位置に固定された状態で、前記唇側ブラケッ
ト支持台2は、咬頭基準板4のゼロの目盛りに位置す
る。
【0066】又、前記咬合窪支持装置350の位置ピン
403が、咬合窪の2地点に支持されるようにし、該支
点を第2支点に設定する。前記第1及び第2支点を参考
基準点とし、前記歯面300bに取付けられた唇側ブラ
ケットの高さを基準として舌側ブラケット100´を位
置させる。ここで、前記臼歯部面に舌側ブラケット10
0´を取付ける場合のみ第2支点を利用し、前歯の場合
は、咬合窪がないので、第1支点を参考基準点として利
用する。
【0067】上記のように支持された状態で、舌側ブラ
ケット100´の高さを、高さ調節ネジ22を回転する
ことで調節する。前記調節が完了すれば、前記舌側ブラ
ケット支持装置90の舌側ブラケットツィーザー93に
備えられたピン97を押し、ウイング把持パネル96を
上側に回動し、この状態で、舌側ブラケット支持台92
を舌側ブラケットスロットに挿入し支持する。又、前記
ピン97の加圧力を除去すれば、バネ98の復元力でウ
イング把持パネル96が舌側ブラケットのステームを支
持することとなる。
【0068】前記舌側ブラケット支持装置90で把持さ
れた舌側ブラケット100´は、唇側ブラケット100
の矯正位置と同一位置の舌側面300bに位置するよう
になる。その際、前記臼歯部が、歯牙の長軸を中心とし
て正しく置かれた時には、図24(b)に示すように、
傾斜目盛り板99の傾斜角が0°に適用され、又、個々
人の歯牙状態により、臼歯部の位置状態が変わることが
できるが、例えば、図24(c)に示すように、臼歯部
のトルク角度θが前側に15°程度傾いている場合に
は、舌側ブラケット支持台92を回動し、傾斜目盛り板
99の目盛りを見ながらスロット傾斜を調整し、舌側ブ
ラケット100´を把持する。前記舌側ブラケット10
0´の矯正位置が整列されれば、接着剤を塗って臼歯面
に取付ける。
【0069】一方、咬頭面が広くない前歯の場合には、
咬合窪支持装置350を除去し、ブラケット取付装置3
の咬頭基準板4に直接接続し、上記のような方式で舌側
ブラケット100´を取付ける。
【0070】図25は、舌側ブラケット取付装置の第2
実施例を示している。
【0071】舌側ブラケット装置70は、固定ネジ71
で咬頭基準板4と接続するウイング把持パネル72と、
ウイング把持パネル72にバネでヒンジ結合し、舌側ブ
ラケット100´の一部(例えば、スロット又は他側の
タイーウイング)を把持するクリップ部73を含む。
【0072】以上説明した本発明は、前述の実施例及び
添付の図面に限るものではなく、本発明の技術的思想を
外れない範囲内で、種々の置換及び変更可能なことは、
本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者
にとって明らかである。
【0073】
【発明の効果】前述のように、本発明によれば、ツィー
ザーとゲージとを一体に構成することにより、ブラケッ
トの取付過程が、単純で且つ迅速・正確になされるのみ
ならず、歯牙の咬頭から、歯牙矯正用ブラケットの高さ
を均一に合せることができ、歯列の正しい矯正を行うこ
とができる。又、ハンドルの回動により、ツィーザー及
びゲージが装着されたハウジングを、所定角度に回動す
ることができるので、口腔の前歯(前歯部)や側方歯牙
(奥歯部)側へのブラケットの接近を容易に行うことがで
き、視野の確保が円滑である。更に、ブラケットが歯牙
面に取付けられた状態で、歯牙の隣接境界面に把持片を
位置決めした後、把持片及びブラケットの平行度を再び
測定することで、ブラケットの配列を、歯牙面に理想的
に位置決めすることができる効果を奏する。
【0074】又、咬合窪の2地点に支持された咬合窪位
置ピンを参考基準点に利用し、隣接臼歯部にも同様に適
用することにより、全ての臼歯部の咬合窪が、同一高さ
及び同一傾斜角に維持され、理想的な配列をなすことが
てき、ツィーザーに把持されているブラケットを臼歯部
面に取付ける時、アンギュレーション及び高さを同時に
合せることができ、信頼性高く且つ正確にブラケットを
取付けることができる効果を奏する。
【0075】尚、本発明に係る舌側ブラケット取付装置
を装着する場合、歯面の外側の矯正位置に取付けられた
唇側ブラケットの高さを基準とすることにより、前歯及
び奥歯の全体に亘り、舌側ブラケットの高さを均一に合
わせることができ、歯列の正しい矯正を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は、一般的な歯列矯正用ブラケットの
構成図であり、(b)は、一般的な歯列矯正用チューブ
の構成図である。
【図2】 (a)及び(b)は、従来技術による歯列矯
正用ツィーザーの構成を示す斜視図であり、(c)は、
従来技術によるゲージでブラケットの高さを計測する状
態図である。
【図3】 従来技術による歯列矯正用ツィーザーの別の
構成を示す斜視図である。
【図4】 (a)は、本発明に係る歯列矯正用ブラケッ
ト取付装置の一実施例の構成を示す斜視図であり、
(b)は、ブラケットを歯牙に取付けた状態を示す
(a)の正面図である。
【図5】 本発明の一実施例のブラケット支持台の構成
を示す詳細斜視図である。
【図6】 本発明の一実施例のブラケット支持台により
チューブを取付けた状態を示す部分斜視図である。
【図7】 本発明の一実施例のブラケット支持装置の把
持動作を示す斜視図である。
【図8】 (a)は、本発明に係る歯列矯正用ブラケッ
ト取付装置の作用状態図であり、(b)は、捩れている
歯牙にブラケットを装着する状態図である。
【図9】 本発明の一実施例のブラケット支持台の弾性
加圧状態を示す部分側面図である。
【図10】 本発明の一実施例のハンドルの回転動作を
示す平面図である。
【図11】 本発明に係る取付装置を用いて、種々の位
置の歯牙にブラケットを取付ける状態図である。
【図12】 本発明の要部である咬合窪支持装置の第1
実施例の構成を示す分解斜視図である。
【図13】 図12の結合斜視図である。
【図14】 本発明に係る歯列矯正用ブラケット取付装
置の作用状態図である。
【図15】 本発明の要部である咬合窪支持装置の第2
実施例の構成を示す斜視図である。
【図16】 ハウジングから咬合窪支持装置が分離され
ている状態を示す分解斜視図である。
【図17】 本発明の咬合窪支持装置の第2実施例によ
る作用状態図である。
【図18】 本発明の要部である咬合窪支持装置の第3
実施例の構成を示す斜視図である。
【図19】 本発明の咬合窪支持装置の第3実施例の正
面図である。
【図20】 本発明の要部である咬合窪支持装置の第4
実施例の構成を示す分解斜視図である。
【図21】 咬合窪支持装置の第4実施例の正面図であ
る。
【図22】 本発明のブラケット取付装置の別の実施例
の構成を示す斜視図である。
【図23】 (a)は、本発明に係る歯列矯正用舌側ブ
ラケット取付装置の一実施例の構成を示す斜視図であ
り、(b)は、(a)の正面図である。
【図24】 (a)〜(c)は、本発明に係る歯列矯正
用舌側ブラケット取付装置の一実施例の作用状態図であ
る。
【図25】 本発明に係る歯列矯正用舌側ブラケット取
付装置の別の実施例を示す作用状態図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 ブラケット支持台 3 ツィーザー 4 咬頭基準板 5 垂直往復移動手段 6 ハンドル 7 間隔拡張軸 8 延長板 8a 位置固定溝 9 角度調節突起 11 ブラケット支持プレート 12 中心台 13 回動調節ネジ 14 固定片 15 バネ 21 ハイト・ゲージ 22 高さ調節ネジ 23 ピン 100 ブラケット 300 臼歯部 300a 咬頭部
フロントページの続き (31)優先権主張番号 2000−78551 (32)優先日 平成12年12月19日(2000.12.19) (33)優先権主張国 韓国(KR) (31)優先権主張番号 2000−78553 (32)優先日 平成12年12月19日(2000.12.19) (33)優先権主張国 韓国(KR) (56)参考文献 特開 昭48−24593(JP,A) 特開 昭58−218956(JP,A) 特開 平11−164842(JP,A) 米国特許4850864(US,A) 米国特許5586881(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61C 7/00 A61C 19/04

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部空間が形成されたハウジングと、 前記ハウジングの前後面を貫通するように延長され、一
    端部がブラケットのスロットに挿入され、ブラケットを
    支持するブラケット支持手段と、 前記ブラケット支持手段の両側に配置され、一端部がブ
    ラケットの両側のタイーウイングを把持するツィーザー
    と、 その一側が前記ハウジングの上面に装着され、歯牙咬頭
    部の基準位置を提供する咬頭基準手段と、 前記ハウジングを垂直に貫通し咬頭基準手段を支持し、
    前記咬頭基準手段を所定ピッチ分だけ一定に垂直往復さ
    せる往復手段と、 前記ハウジングを支持するように、前記ハウジングの上
    下部に接続されたハンドルとを含むことを特徴とする歯
    列矯正用ブラケット取付装置。
  2. 【請求項2】 前記ブラケット支持手段は、 前記ブラケットのスロットに挿入されて支持する支持プ
    レートと、 その一端が、前記支持プレートと結合してT字状をな
    し、前記ハウジングに貫通延長される中心台と、 前記中心台がハウジングの外部に離脱することを防止す
    るように、中心台の他端とネジ締付け形式で連結された
    回動調節ネジと、 前記中心台に挿入され、前記中心台の前後滑走運動によ
    る弾性復元力を提供するバネとを含むことを特徴とす
    る、請求項1記載の歯列矯正用ブラケット取付装置。
  3. 【請求項3】 前記ツィーザーは、 前記ブラケット支持台の両側に位置決めされ、前記ハウ
    ジングの後面に固定され、把持力を提供するようにピン
    セット状に形成された胴体と、 前記胴体と一体に結合され、ブラケットの両側のタイー
    ウイングを把持し、支持プレートの位置決めされる溝が
    形成された把持片とを含むことを特徴とする、請求項1
    又は2記載の歯列矯正用ブラケット取付装置。
  4. 【請求項4】 前記ツィーザーは、 把持力を提供するようにクリップ状に形成された胴体
    と、 前記胴体の先端部に備えられ、歯牙矯正のためのチュー
    ブの開口ホールに挿入されて支持することができるよう
    に、その両側の内面に突起を備える把持片とを含むこと
    を特徴とする、請求項1又は2記載の歯列矯正用ブラケ
    ット取付装置。
  5. 【請求項5】 前記垂直往復移動手段は、 前記咬頭基準手段の一側とハウジングとを貫通して直立
    に位置決めされ、その下側の内部に雌ネジが形成された
    ハイト・ゲージと、 前記ハイト・ゲージの雌ネジに締め付けられ、回転でハ
    イト・ゲージを所定ピッチずつ昇降し、高さを調節する
    高さ調節ネジと、 前記咬頭支持手段の他側とハウジングとを貫通して直立
    に位置決めされ、その内側に、ハイト・ゲージの昇降に
    より連動する摺動バー及び中空支持バーとを含むことを
    特徴とする、請求項1又は2記載の歯列矯正用ブラケッ
    ト取付装置。
  6. 【請求項6】 前記ハンドルは、 加圧力に比例してハウジングから所定間隔だけ上下移動
    する上板と、 前記上板の一側の底面に接続され、ハウジングの上面を
    貫通し、前記上板の加圧力に比例して下降し、ツィーザ
    ーの間隔を拡張させる間隔拡張手段と、 その一端は、ハウジングの下部面に固定され、その他端
    は、前記上板の端面と連結される下板とを含むことを特
    徴とする、請求項1記載の歯列矯正用ブラケット取付装
    置。
  7. 【請求項7】 前記ハウジングは、下部に、円弧状に一
    定間隔で配列された位置固定溝を備えた延長板を含み、 前記下板は、その上面に角度調節突起を含み、 前記下板は、前記ハウジングと連結された回動ピンを中
    心として回転可能であり、前記角度調節突起が前記位置
    固定溝に合せられることで、前記ハンドルの位置を調節
    することを特徴とする、請求項1又は6記載の歯列矯正
    用ブラケット取付装置。
  8. 【請求項8】 前記咬頭基準手段は、その一側が、垂直
    往復移動手段に固定され、その他側が、前記歯牙咬頭面
    に位置する咬頭基準板であることを特徴とする、請求項
    1記載の歯列矯正用ブラケット取付装置。
  9. 【請求項9】 前記咬頭基準手段は、 前記ハウジングの上面に取付けられた咬頭基準板と、 前記咬頭基準板に挿入されるチャンネルを含む支持枠
    と、 前記支持枠の両側に直立に設置された支持パネルと、 その一側は、前記支持パネルの外側面の所定位置に結合
    され、その他側は、咬合窪の2地点に位置決めされて、
    基準点を提供する咬合窪位置ピンと、 前記両側の支持パネルを貫通接続され、その幅を変化さ
    せ、咬合窪位置ピンの幅の間隔を調節する手段とを含む
    ことを特徴とする、請求項1記載の歯列矯正用ブラケッ
    ト取付装置。
  10. 【請求項10】 前記支持パネルは、互いに異なる位置
    に複数のホールを形成し、咬合窪位置ピンを所望の位置
    に接続することを特徴とする、請求項9記載の歯列矯正
    用ブラケット取付装置。
  11. 【請求項11】 更に、前記支持パネルと前記支持枠と
    の接続部に設置され、前記支持パネルの幅変位により弾
    力を提供するバネを含むことを特徴とする、請求項9記
    載の歯列矯正用ブラケット取付装置。
  12. 【請求項12】 前記咬合窪位置ピンは、前記支持パネ
    ルと接続するための長孔を形成し、高さ調節ネジを前記
    長孔内で流動させ、所望の位置に前記支持パネルに接続
    することを特徴とする、請求項9又は10記載の歯列矯
    正用ブラケット取付装置。
  13. 【請求項13】 前記幅間隔調節手段は、 前記両側の支持パネルのそれぞれに、互いに異なる方向
    に形成された雌ネジに貫通締め付けられる雄ネジと、 前記雄ネジの中央部に位置し、雄ネジを回転させるため
    の幅調節円板とを含むことを特徴とする、請求項9又は
    10記載の歯列矯正用ブラケット取付装置。
  14. 【請求項14】 更に、前記支持枠の上面を貫通して咬
    頭基準板を固定する固定ネジを含むことを特徴とする、
    請求項9又は10記載の歯列矯正用ブラケット取付装
    置。
  15. 【請求項15】 前記咬頭基準手段は、 前記ハウジングの上面に取付けられた咬頭基準板と、 前記咬頭基準板が挿入されるための貫通スロットが形成
    された支持胴体と、 前記支持胴体の内面の両側に備えられ、左右移動可能な
    間隔移動手段と、 前記両側の間隔移動手段にそれぞれ接続され、歯牙の咬
    合窪に接触する咬合窪位置ピンと、 前記支持胴体と間隔移動手段とを横切って貫通し、前記
    間隔移動手段の間の幅を調節する幅間隔調節手段と、 前記支持胴体の上面に形成された孔に接続し、臼歯部の
    上面と接触される基準調節ネジとを含むことを特徴とす
    る、請求項1記載の歯列矯正用ブラケット取付装置。
  16. 【請求項16】 前記咬合窪位置ピンは、端部を平たい
    板材で形成することを特徴とする、請求項1記載の歯列
    矯正用ブラケット取付装置。
  17. 【請求項17】 前記幅間隔調節手段は、 支持胴体と間隔移動手段とのそれぞれに、互いに異なる
    方向に形成された雄ネジ孔に接続されるネジ軸と、 前記ネジ軸の一端部に設けられ、それを回転するための
    ピンとを含むことを特徴とする、請求項15記載の歯列
    矯正用ブラケット取付装置。
  18. 【請求項18】 更に、前記幅間隔調節手段と平行に前
    記支持胴体に接続され、間隔移動手段の平行移動を案内
    する摺動ガイドピンを含むことを特徴とする、請求項1
    5〜17記載の歯列矯正用ブラケット取付装置。
  19. 【請求項19】 前記ハウジングの上部と接続される咬
    頭基準棒と、 前記咬頭基準棒が挿入される円筒溝が形成された支持胴
    体と、 前記支持胴体の側面において、円筒溝の軸と直角に貫通
    するように設けられた咬頭基準棒固定ネジと、 前記支持胴体に接続され、歯牙の咬頭部の上面と接触さ
    れる基準調節ネジと、 前記支持胴体の前面に接続され、その下端が、臼歯部の
    咬合窪に接触される咬合窪位置板とを含むことを特徴と
    する、請求項1記載の歯列矯正用ブラケット取付装置。
  20. 【請求項20】 相互交差するように形成された延長部
    を含みブラケットのタイーウイングを支持し、その先端
    に溝が形成された一対のツィーザーと、 前記一対のツィーザーの一端と接続されたツィーザー支
    持部材と、前記一対のツィーザーの間に位置し、所定ピ
    ッチおきに昇降される高さ調節ネジと接続されたハイト
    ・ゲージとを含むハウジングと、 前記ハウジングを貫通延長され、その一端が、T字状に
    ツィーザーの溝に位置し、ブラケットのスロットに挿入
    され、他端は、回転ピンに固定されたブラケット支持台
    と、 前記ハイト・ゲージに、上端部に固定され、歯牙の咬頭
    部を矯正高さの基準面に設定する咬頭基準板とを含むこ
    とを特徴とする、請求項1記載の歯列矯正用ブラケット
    取付装置。
  21. 【請求項21】 その上部に、前記咬頭基準板を挿入す
    るための支持ホールが形成され、その下部の両端は円板
    で形成され、その円板の円周と同心状に形成された長手
    方向の長孔と、その円板の中心に接続された接続孔が形
    成された垂直パネルと、 前記垂直パネルを前記咬頭基準板に固定する固定手段に
    より、両側が前記垂直パネルに接続され、一端が舌側ブ
    ラケットのスロットに挿入され、舌側ブラケットを支持
    する舌側ブラケット支持板と、 前記垂直パネルと接続され、前記舌側ブラケット支持板
    と共に舌側ブラケットを把持し、上下及び前後移動可能
    な舌側ブラケットツィーザーを含む舌側ブラケット取付
    装置とを更に含むことを特徴とする、請求項1、2、
    6、8〜11、15〜17、19、20のいずれかに記
    載の歯列矯正用ブラケット取付装置。
  22. 【請求項22】 前記舌側ブラケットツィーザーは、 前記垂直パネルに挿入され、前記長孔に沿って移動する
    軸と、 一側が前記軸とヒンジ結合され、他側が前記舌側ブラケ
    ットのウイング部を把持するウイング把持パネルと、 前記ウイング把持パネルと前記軸とによりヒンジ結合さ
    れ、前記ウイング把持パネルの上下回動力を提供するピ
    ンと、 前記軸に挿入されてウイング把持パネルに弾性復元力を
    提供するバネとを含むことを特徴とする、請求項21記
    載の歯列矯正用ブラケット取付装置。
  23. 【請求項23】 前記咬頭基準板と固定手段とにより接
    続されるウイング把持パネルと、 前記ウイング把持パネルにバネでヒンジ結合し、舌側ブ
    ラケットの一部を把持するクリップ部を含む舌側ブラケ
    ット取付装置とを更に含むことを特徴とする、請求項
    1、2、6、8〜11、15〜17、19、20のいず
    れかに記載の歯列矯正用ブラケット取付装置。
JP2001000127A 1999-12-31 2001-01-04 歯列矯正用ブラケット取付装置 Expired - Fee Related JP3488694B2 (ja)

Applications Claiming Priority (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1999-68386 1999-12-31
KR19990068382 1999-12-31
KR19990068386 1999-12-31
KR1999-68387 1999-12-31
KR1999-68382 1999-12-31
KR19990068387 1999-12-31
KR10-2000-0078553A KR100419444B1 (ko) 1999-12-31 2000-12-19 치열 교정용 브라켓 부착장치
KR2000-78551 2000-12-19
KR2000-78553 2000-12-19
KR10-2000-0078551A KR100419445B1 (ko) 1999-12-31 2000-12-19 치열 교정용 설측브라켓 부착장치

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001212159A JP2001212159A (ja) 2001-08-07
JP3488694B2 true JP3488694B2 (ja) 2004-01-19

Family

ID=27532330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001000127A Expired - Fee Related JP3488694B2 (ja) 1999-12-31 2001-01-04 歯列矯正用ブラケット取付装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6447291B2 (ja)
JP (1) JP3488694B2 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6836353B1 (en) * 2001-11-20 2004-12-28 Nayna Networks, Inc. Redundant switch fabric methods and system for switching of telecommunication signals
US6786719B2 (en) * 2002-01-16 2004-09-07 Progressive America, Inc. Orthodontic bracket holder
US6682344B1 (en) * 2002-03-27 2004-01-27 Mcg Research Institute Orthodontic bracket placement device and coordinated bracket placement system
US7094053B2 (en) 2002-05-28 2006-08-22 Ormco Corporation Custom jig for placing orthodontic brackets and methods of making and using same
US20050033324A1 (en) * 2003-07-14 2005-02-10 Dexteus Surgical tissue guard
KR100540638B1 (ko) * 2003-10-13 2006-01-11 김중한 치아교정용 앵커식립장치
US7347688B2 (en) * 2004-04-15 2008-03-25 Cadent Ltd. Dental targetting device and method
KR100594356B1 (ko) * 2004-08-31 2006-06-30 김중한 치아의 높이와 각도가 지시된 브라켓 부착장치
JP4848650B2 (ja) * 2005-03-16 2011-12-28 有限会社日本デンタルサポート 歯列矯正支援システム並びにこれに用いられる指標部材及び配設装置
US7726968B2 (en) * 2007-03-22 2010-06-01 3M Innovative Properties Company Methods and assemblies for making an orthodontic bonding tray using rapid prototyping
US20080311533A1 (en) * 2007-06-18 2008-12-18 Gillanders David D Direct bond bracket application instrument
JP2010537715A (ja) * 2007-08-28 2010-12-09 ヤマダ、ジェーソン、エム. 洞粘膜穿孔のパッチ材料を運ぶための改良された器具
US7845940B2 (en) * 2007-11-02 2010-12-07 Mark Minium Orthodontic apparatus with self-ligating bracket and locking device
US7845941B2 (en) * 2007-11-02 2010-12-07 Mark Minium Orthodontic instrument for use with adjustable orthodontic apparatus
JP4499146B2 (ja) * 2007-11-12 2010-07-07 有限会社デント商事 歯列矯正用ブラケット位置決めゲージ
FR2927795B1 (fr) * 2008-02-22 2010-04-09 Charles Clor Precelle pour verrou orthodontique.
JP4786694B2 (ja) * 2008-10-23 2011-10-05 正忠 古賀 ノギス型ブラケットポジショニングマーカー
CN101502449B (zh) * 2009-03-12 2012-02-22 高翔宇 可调口腔正畸托槽定位装置及其定位方法和应用
KR101206732B1 (ko) * 2012-01-31 2012-11-30 김중한 치아 교정 브래킷 부착용 툴
US9918807B2 (en) 2014-04-25 2018-03-20 Christopher C. Cosse Devices, systems, and methods for adjusting a prescription of a plurality of orthodontic brackets
US20150355159A1 (en) * 2014-06-09 2015-12-10 John Kocak Measuring apparatus, kit, and method of using same

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3686762A (en) * 1971-08-02 1972-08-29 Robert E Sutter Orthodontic applicator tool
US4035919A (en) * 1976-06-04 1977-07-19 Dentronix, Inc. Direct bonding bracket positioning and mounting tool
US4134208A (en) 1976-09-22 1979-01-16 Lawrence Pearlman Adjustable positioning means for orthodontic brackets
US4474555A (en) 1981-11-17 1984-10-02 Diamond Michael K Dental instrument and method for positioning an orthodontic bracket
US4422849A (en) 1981-11-17 1983-12-27 Diamond Michael K Dental instrument and method for positioning a lingual orthodontic bracket
US4455137A (en) 1981-11-17 1984-06-19 Diamond Michael K Dental instrument and method for positioning a lingual orthodontic bracket
US4478576A (en) * 1982-06-01 1984-10-23 Romada Holdings Ltd. Orthodontic attachment placement device
US4487580A (en) * 1984-02-23 1984-12-11 Ridgeway William V Orthodontic bracket holder
US4850864A (en) * 1987-03-30 1989-07-25 Diamond Michael K Bracket placing instrument
US5062793A (en) * 1989-09-08 1991-11-05 Minnesota Mining And Manufacturing Company Debonding instrument for orthodontic brackets
US5542842A (en) 1992-11-09 1996-08-06 Ormco Corporation Bracket placement jig assembly and method of placing orthodontic brackets on teeth therewith
KR0163827B1 (ko) 1995-10-23 1998-12-15 김중한 게이지 일체형 트위저
US6123544A (en) 1998-12-18 2000-09-26 3M Innovative Properties Company Method and apparatus for precise bond placement of orthodontic appliances
US6290495B1 (en) * 2000-08-10 2001-09-18 S. Jabri Dental tool for installing brackets for orthodontic braces

Also Published As

Publication number Publication date
US6447291B2 (en) 2002-09-10
JP2001212159A (ja) 2001-08-07
US20010018175A1 (en) 2001-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3488694B2 (ja) 歯列矯正用ブラケット取付装置
JP5128182B2 (ja) 特注矯正ブラケット配置ジグ並びにジグ作製方法および装置
CA1309281C (en) Placement apparatus for lingual and buccal brackets
US4455137A (en) Dental instrument and method for positioning a lingual orthodontic bracket
US20040005523A1 (en) Orthodontic marginal ridge measurement device
US6390814B1 (en) Endodontic appliance which stops instruments from extending too far into a root canal during treatment
KR101478497B1 (ko) 게이지 일체형 트위저
JPH11318956A (ja) 下顎の中心位顎間関係記録装置
US6786719B2 (en) Orthodontic bracket holder
US20050003324A1 (en) Orthodontic bracket positioning device and method
US4279260A (en) Occlusal instrument
US4668192A (en) Apparatus and method for executing orthodontic procedure
US5064368A (en) Indexing device for placement of orthodontic brackets
KR100419444B1 (ko) 치열 교정용 브라켓 부착장치
US5219282A (en) Dental cast indexing for accurate placement of orthodontic brackets
KR100594356B1 (ko) 치아의 높이와 각도가 지시된 브라켓 부착장치
US4422849A (en) Dental instrument and method for positioning a lingual orthodontic bracket
US4465461A (en) Dental-orthodontic device
US7128574B2 (en) Dental alignment instrument
KR100419445B1 (ko) 치열 교정용 설측브라켓 부착장치
US4474555A (en) Dental instrument and method for positioning an orthodontic bracket
JPH0326610B2 (ja)
KR100805236B1 (ko) 치아 교정 브래킷 부착용 게이지
CN210180568U (zh) 一种牙齿矫治器的正畸力测量装置
WO1998006347A1 (en) Apparatus and method for lingual brackets placement

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees