JP3488674B2 - 床面熱輻射型空調装置 - Google Patents

床面熱輻射型空調装置

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JP3488674B2
JP3488674B2 JP2000178108A JP2000178108A JP3488674B2 JP 3488674 B2 JP3488674 B2 JP 3488674B2 JP 2000178108 A JP2000178108 A JP 2000178108A JP 2000178108 A JP2000178108 A JP 2000178108A JP 3488674 B2 JP3488674 B2 JP 3488674B2
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清男 小林
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    • Y02B10/40Geothermal heat-pumps

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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の床面熱輻
射型空調装置に関するものであり、より詳細には、床暖
房装置又は床冷房装置を構成する床埋設配管に高温又は
低温の熱媒体液を循環して床面を加熱し又は冷却する床
面熱輻射型空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】温水配管を床に敷設してなる温水循環方
式の床暖房装置が知られている。室内床面を加熱する床
暖房装置は、快適且つ理想的な熱輻射型空調設備として
一般に高い評価を得ている。ボイラー等の加熱源におい
て加熱された加熱流体(温水)は、温水圧送配管を介し
て各室の床埋設配管に給送され、床埋設配管を循環す
る。床埋設配管の温水は、各室の床材と熱交換し、各室
の床面を加熱する。床材と熱交換して降温した温水は、
温水還流配管を介して加熱源に還流し、再熱される。こ
のような配管系は、加熱源、温水圧送配管、床埋設配管
及び温水還流配管を含む温水の循環回路を構成する。
【0003】本出願人は、このような床埋設配管に温水
等の熱媒体液を循環する装置として、各室又は各空調領
域毎に配置可能なヘッダーユニットを提案している(例
えば、実用新案登録第2603553号公報、特許第2
893820号公報等参照)。ヘッダーユニット内に
は、床暖房配管に接続された供給ヘッダー及び還流ヘッ
ダーが収容される。所望により、空調熱源機器から供給
される高温水等の一次側熱媒体流体を循環可能な熱交換
器と、二次側熱媒体液を床埋設配管に循環する循環ポン
プとが、ヘッダーユニット内に配置される。熱交換器、
ヘッダー及び床暖房配管は、二次側の熱媒体液循環回路
を形成する。
【0004】二次側の熱媒体液循環回路には、不凍液等
により調整された二次側熱媒体液が充填され、二次側熱
媒体液は、循環ポンプの循環圧力下に循環回路を循環す
る。二次側熱媒体液は、熱交換器において一次熱媒体流
体と熱交換して加熱され、床埋設配管を循環して放熱
し、冷却した後、再び熱交換器に還流し、一次側熱媒流
体と熱交換して再熱される。二次側の循環回路は、一次
側熱媒体流体から独立した密閉配管系を構成する。
【0005】また、近年において、一次側熱媒体流体と
して冷媒ガス又は冷水を使用し、熱交換器において冷却
した低温の二次側熱媒体液を床埋設配管に循環し、これ
により、床暖房装置を冷熱輻射型空調設備としても夏期
等に利用する技術が検討されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】床埋設配管を含む密閉
配管系においては、二次側熱媒体液の気液分離により、
微細な気泡が熱媒体液に発生し、所謂管内エアーが循環
流に混入する。このため、管内エアーを適切に処理し又
は管外に排除する必要が生じる。従来の床暖房装置にお
いては、エアー抜き手段として、エアー抜き弁、或い
は、開放型又は半密閉型エアー抜きタンク等のエアー抜
き手段が配管の適所に配置され、管内エアーは、二次熱
媒体液の循環流から除去される。
【0007】ここに、この種の循環流体からエアーを効
果的に除去するには、最も上位に位置する配管部分、或
いは、最もエアー溜りが生じやすい配管部分等に適切に
エアー抜き手段を配置しなければならない。しかしなが
ら、エアー抜きに適した位置は、実際には非常に特定し
難く、現状では、経験則に従ってエアー抜き手段の配設
位置を決定せざるを得ず、このため、比較的過剰なエア
ー抜き手段を配設したり、或いは、エアー抜き手段を設
けるために配管位置を変更するなどの不都合が生じてい
る。
【0008】また、この種のエアー抜き手段では、管内
の熱媒体液がエアーと一緒に漏出し易いことから、常時
排水可能なドレイン配管等の排水設備をエアー抜き器具
に付加的に配設する必要が生じる。
【0009】これに対し、床埋設配管に関連して各室又
は各空調領域に配置される上記ヘッダーユニットにあっ
ては、ユニット全体を比較的小型に設計し且つ規格化せ
ざるを得ない事情があり、このため、配管の経路等を大
きく変更したり、或いは、上方に延びるエアー抜き管等
を設けることなく、限られたユニット内部領域にエアー
抜き手段を適切に配設すべき必要がある。
【0010】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、床埋設配管を含む
熱媒体液循環回路の密閉配管系から確実にエアーを排除
することができ、しかも、エアー抜き手段の構造及び位
置に関し、設計自由度を大幅に向上することができる床
面熱輻射型空調装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は、上
記目的を達成すべく、鋭意研究を重ねた結果、床埋設配
管に熱媒体液を循環する循環ポンプの循環圧力を適切に
利用することにより、熱媒体液の循環流に混入したエア
ーを確実に循環流から分離し得ることを見い出し、かか
る知見に基づいて本発明を達成したものである。
【0012】即ち、本発明は、密閉配管方式の床埋設配
管と、該配管に熱媒体液を循環する循環ポンプとを備え
た熱媒体液循環回路を有する建築物の床面熱輻射型空調
装置において、前記配管内に発生したエアーを捕捉する
密閉タンクと、該密閉タンクの下部に末端部を接続した
第1小径管と、前記密閉タンクの上部に末端部を接続し
た第2小径管とを有し、前記循環ポンプは、前記床埋設
配管の上流側において前記循環回路に介装され、前記第
1小径管の基端部は、前記循環ポンプの吸引圧力が作用
する前記循環回路の配管部分に接続され、前記第2小径
管の基端部は、前記床埋設配管の下流側において前記循
環回路の配管部分に接続されることを特徴とする床面熱
輻射型空調装置を提供する。
【0013】本発明の上記構成によれば、循環ポンプの
吸引側に接続された第1小径管には、循環ポンプの吸引
圧力が作用し、循環ポンプの吸引圧力(負圧)は、第1
小径管を介して上記密閉タンク内の熱媒体液に作用す
る。密閉タンク内の流体(熱媒体液)は、第1小径管を
介して循環ポンプに僅かに誘引され、この結果、密閉タ
ンクを介して第2小径管から第1小径管に向かう微小の
循環流が形成される。床埋設配管内の熱媒体液に混入し
たエアーは、熱媒体液と一緒に第2小径管に流入し、微
小循環流に連行されて密閉タンクの上部に流入する。第
1小径管は、密閉タンクの下部に接続されているので、
密閉タンク内のエアーは、第1小径管に流出することな
く、密閉タンクの上部に捕捉される。
【0014】他の観点より、本発明は、密閉配管方式の
床埋設配管に接続された供給ヘッダー及び還流ヘッダー
と、該配管に熱媒体液を循環する循環ポンプと、熱源機
器から供給される一次側熱媒体流体を循環可能な熱交換
器とを収容した床面熱輻射型空調装置のヘッダーユニッ
トにおいて、前記配管内に発生したエアーを捕捉する密
閉タンクと、該密閉タンクの下部に末端部を接続した第
1小径管と、前記密閉タンクの上部に末端部を接続した
第2小径管とが前記ヘッダーユニット内に配置され、前
記循環ポンプは、前記床埋設配管の上流側において前記
循環回路に介装され、前記第1小径管の基端部は、前記
循環ポンプの吸引圧力が作用する前記循環回路の配管部
分に接続され、前記第2小径管の基端部は、前記床埋設
配管の下流側において前記循環回路の配管部分に接続さ
れることを特徴とする床面熱輻射型空調装置のヘッダー
ユニットを提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態によれ
ば、上記密閉タンク及び循環ポンプは、供給ヘッダー及
び還流ヘッダーを収容したヘッダーユニット内に配置さ
れる。供給ヘッダーには、床埋設配管の上流端が接続さ
れ、還流ヘッダーには、床埋設配管の下流端が接続され
る。循環ポンプの吐出口は、供給ヘッダーと連通し、上
記第1小径管の基端部は、循環ポンプの吸引口に隣接し
て熱媒体液循環配管に接続され、上記第2小径管の基端
部は、還流ヘッダーに隣接して熱体液循環配管に接続さ
れる。
【0016】本発明の更に好適な実施形態によれば、ヘ
ッダーユニット内には、一次側熱媒体流体及び二次側熱
媒体液を循環可能な熱交換器が配置される。熱交換器
は、上記熱媒体液循環配管に接続され、二次側の熱媒体
液循環回路を構成する。空調機械室等の熱源機器から熱
交換器に供給された一次側熱媒体流体は、熱交換器にお
いて二次側熱媒体液と熱交換し、二次側熱媒体液を加熱
又は冷却する。
【0017】例えば、二次側の熱媒体液は、暖房運転時
に、熱交換器において一次熱媒体流体から受熱し、循環
ポンプの循環圧力下に床埋設配管を循環する。熱媒体液
は、床埋設配管において放熱し、床面を加熱し、しかる
後、熱交換器に還流し、一次熱媒体流体から再び受熱
し、昇温する。他方、熱媒体液は、冷房運転時に、熱交
換器において一次熱媒体流体に放熱した後、冷熱媒体と
して床埋設配管を循環する。熱媒体液は、床埋設配管を
循環する間に吸熱し、床面を除熱し、しかる後、熱交換
器に還流して一次熱媒体流体に再び放熱し、降温する。
【0018】本発明の好ましい実施形態において、上記
密閉タンクは、円筒形の金属製又は樹脂製容器からな
る。好ましくは、上記第1小径管は、密閉タンクの底壁
から僅かに上方に位置する円筒壁部分に接続され、上記
第2小径管は、密閉タンクの頂壁から僅かに下方に位置
する円筒壁部分に接続される。好ましくは、上記第1及
び第2小径管の管路直径は、これらの小径管を接続すべ
き配管の管路直径の約1/2以下に設定される。更に好
ましくは、上記密閉タンクは、熱媒体液を密閉タンク内
に初期的に導入する熱媒体液導入手段を備えるととも
に、密閉タンク内の液位を表示する液位計を備える。
【0019】好適には、上記小径管の流動抵抗を可変設
定可能な圧力調整弁が各小径管に介装される。圧力調整
弁の調節により、小径管を流通する微小流の流量を任意
に調節することが可能となる。
【0020】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の好適な
実施例について詳細に説明する。図1は、本発明の第1
実施例に係る床面熱輻射型空調装置の全体構成を概略的
に示す建築物の部分縦断面図(図1(A))及び床部分
拡大図(図1(B))である。
【0021】建築物の居室Tは、床冷暖房装置1を備え
た床構造体F1、上階の床構造体(又は屋根構造体)F
2に懸吊された天井構造体C、外装窓W2を備えた外壁
構造体W1、更には、ドア等を備えた内壁構造体(図示
せず)により画成される。図1(A)に指示する “B"
部分の拡大図が、図1(B)に図示されている。床造
体F1は、コンクリート床スラブ又は木製床下地等の床
基盤8と、床基盤8上に延在する床下地材6と、床下地
材6上に敷設された床仕上材7とから構成される。
【0022】冷温水循環方式の床冷暖房装置1は、床埋
設配管を構成する管路集合体10と、管路集合体10に
熱媒体液(冷水又は温水)を循環するヘッダーユニット
2とを備える。複数の管路集合体10が床基盤8上に敷
設され、接続管15、16を介してヘッダーユニット2
に連結される。ヘッダーユニット2は、外壁構造体W1
の室内側壁面に隣接して、外装窓W2の下方域に配置さ
れる。
【0023】管路集合体10は、幅員方向に所定の間隔
を隔てて配置された複数の管路12と、管路12同士を
相互連結する基板14とから構成され、各管路12は、
流体を圧送可能な円形断面の流体通路13を形成する。
管路集合体10は、合成ゴム等のゴム素材、合成樹脂、
或いは、合成ゴム及び合成樹脂の混合材料を基材とした
一体成形品からなり、床下地材6を形成するセメント系
又はセラミック系セルフレベリング材によって被覆され
る。床下地材6の上面には、一般的な施工方法に従っ
て、Pタイル、塩ビシート又は絨毯等の床仕上材7が敷
設され、かくして、図1に示す床冷暖房装置1が床面全
域に施工される。
【0024】図2及び図3は、図1に示すヘッダーユニ
ット2の内部構造を示す概略フロー図及び正面図であ
る。ヘッダーユニット2のケーシング29内には、プレ
ート型熱交換器20、二次熱媒体液循環ポンプ21、比
例制御式電動3方弁24、ヘッダーユニット制御装置3
0及び補給タンク40が配置される。熱交換器20の一
次側には、冷温水供給管50及び冷温水還流管51が接
続される。供給管50及び還流管51は、空調機械室等
の熱源設備(ボイラー、チラー等)に接続され、熱源設
備から供給された一次側熱媒体流体(冷水又は温水)
は、供給管50を介してヘッダーユニット2に供給され
る。一次側熱媒体流体は、熱交換器20を循環した後、
還流管51に流出し、熱源設備に還流する。還流管51
には、一次熱媒体流体の温度を検出する温度検出器55
と、一次熱媒体流体の圧力を検出する圧力検出器56と
が取付けられる。温度検出器55及び圧力検出器56
は、制御信号線57、58を介して、ヘッダーユニット
制御装置30に接続される。
【0025】3方弁24は、供給管50に介装される。
3方弁24のバイパスポートが、バイパス管Bの上流端
に接続され、バイパス管Bの下流端が、還流管51に接
続される。ヘッダーユニット制御装置30は、居室Tの
熱負荷に応じて3方弁24の開度を比例制御又は切換制
御する。3方弁24は、供給管50の一次側熱媒体流体
をバイパスポートの開度に相応して分流し、バイパス管
Bのバイパス流は、還流管51の熱媒体流体に合流す
る。
【0026】熱交換器20の二次側には、二次側熱媒体
液の供給管S1:S2を介して冷温水供給ヘッダーhs
が連結されるとともに、二次側熱媒体液の還流管R1:
R2を介して冷温水還流ヘッダーhrが連結される。供
給ヘッダーhsは、多数の冷温水供給ノズルnsを有
し、各ノズルnsには、接続管15が夫々接続される。
各接続管15は、管路集合体10の各管路12に連続す
る。各々の管路12に連続する接続管16が、冷温水還
流ヘッダーhrの各冷温水還流ノズルnrに連結され
る。なお、図2には、単一の接続管15、16及び管路
集合体10のみが図示されているが、全管路集合体10
の各管路12が、各接続管15、16を介してヘッダー
hs、hrの各ノズルns、nrに夫々連結される。
【0027】冷温水循環ポンプ21の吸引ポートが、供
給管S1の下流端に接続され、ポンプ21の吐出ポート
が、供給管S2の上流端に接続される。熱交換器20、
供給管S1:S2、供給ヘッダーhs、管路集合体1
0、還流ヘッダーhr、還流管R1:R2から構成され
る二次側熱媒体液の循環回路には、不凍液等により調製
された熱媒体液が充填され、熱媒体液は、冷暖房用の冷
水又は温水として機能する。熱媒体液は、ポンプ21の
循環圧力下に循環回路を循環し、熱交換器20において
一次側熱媒体流体と熱交換する。供給ヘッダーhsに供
給された熱媒体液は、供給ヘッダーhsにより各管路集
合体10の管路12に分配され、各管路集合体10を循
環した後、還流ヘッダーhrにて合流し、温水還流管R
2:R1を介して熱交換器20に再導入される。
【0028】二次側熱媒体液の温度を検出する温度検出
器25が、還流管R2に取付けられ、二次側熱媒体液の
圧力を検出する圧力検出器26が、還流管R1に取付け
られる。温度検出器25及び圧力検出器26は、制御信
号線27、28を介して、ヘッダーユニット制御装置3
0に接続される。
【0029】供給管S1には、T型継手22が介装さ
れ、T型分岐管22の分岐ポートには、圧力調整弁45
及びエルボ管を介して、第1小径管S3の基端部が接続
される。圧力調整弁45の調節により、第1小径管S3
の管路抵抗を任意にマニュアル設定することができる。
【0030】還流管R1:R2の間には、T型継手23
が介装され、T型分岐管46が、T型継手22の分岐ポ
ートに接続される。T型継手23及びT型分岐管46
は、還流管R2から上向きに分岐する。T型分岐管46
の上端ポートには、運転開始前に熱媒体液充填手段を接
続可能なコック型開閉弁47が接続される。開閉弁47
は、常時は閉鎖され、二次熱媒体液循環回路に熱媒体液
を初期導入又は補給する際に補給ポンプ等に接続され、
過渡的に開放される。他方、T型分岐管46の側部ポー
トには、第2小径管R3の基端部が接続される。
【0031】本実施例では、第1及び第2小径管S3:
R3の管路直径は、供給管S1:S2及び還流管R1:
R2の管路直径の1/3以下に設計されている。より詳
細には、供給管S1:S2及び還流管R1:R2は、直
径25mmの金属管からなり、第1及び第2小径管S3:
R3は、直径6〜8mmの金属管からなる。
【0032】補給タンク40は、中空且つ密閉構造の金
属製容器からなり、二次側熱媒体液を内部に収容する。
補給タンク40は、二次熱媒体液の液位を表示する液位
計41を側面に備える。補給タンク40は、膨張・収縮
等に伴う二次熱媒体液の容積変化を補償する容積補償用
の補助タンクとして機能する。所望により、メンテナン
ス用ドレインコックを補給タンク40の底壁48に設
け、或いは、極端なタンク内液位の低下を検出し且つ電
気信号系を介して外部に警報を発するフロート式液面計
等を補給タンク40内に配設しても良い。
【0033】補給タンク40は又、底壁48に隣接した
位置に流出ポート42を備えるとともに、頂壁49に隣
接した位置に流入ポート43を備える。流出ポート42
は、第1小径管S3の末端部に連結され、流入ポート4
3は、圧力調整弁44を介して、第2小径管R3の末端
部に連結される。なお、圧力調整弁44の調節により、
第3小径管R3の管路抵抗を任意にマニュアル設定する
ことができる。
【0034】ヘッダーユニット制御装置30は、外部電
源Eに接続されるとともに、制御信号線(一点鎖線で示
す)を介して、室温センサ17、床面温度センサ18及
び結露センサ19に接続される。室温センサ17は、居
室Tの室内温度を検出し、床面温度センサ18は、室内
床面温度を検出する。また、結露センサ19は、床面の
水分を検出可能な結露検出子を備え、床面の結露発生を
検出する。制御装置30の制御部は、室温センサ17及
び床面温度センサ18の温度検出値に基づいて床冷暖房
装置1の暖房負荷又は除熱負荷(冷房負荷)を検出し、
熱交換器20の熱交換熱量を演算する。制御装置30
は、床冷暖房装置1の定常運転時又は低負荷運転時に床
冷暖房装置1の熱負荷に応じて3方弁24の開度を調整
し、バイパス管Bの流量を可変制御する。
【0035】ヘッダーユニット制御装置30は又、循環
ポンプ21の停止中においても、二次熱媒体液循環回路
に定期的に熱媒体流を形成するリサーチタイマー31を
備える。リサーチタイマー31は、循環ポンプ21が完
全に停止したとき、所定の時間間隔毎(例えば、20〜
30分以下に設定された時間間隔毎)に循環ポンプ21
を所定時間(例えば、2〜3分間)だけ強制作動し、二
次熱媒体液の滞留を防止するとともに、温度検出器25
による継続的な液温検出を可能にする。
【0036】次に、上記ヘッダーユニットの作動につい
て説明する。冬季等の暖房運転時には、高温の一次熱媒
体流体(温水)が熱源設備から熱交換器20に供給さ
れ、夏期等の冷房運転時には、低温の一次側熱媒体流体
(冷水)が熱源設備から熱交換器20に供給される。
【0037】循環ポンプ21の作動により、二次熱媒体
液は流動し、二次側循環回路を循環する。暖房運転時に
高温の一次熱媒体液(温水)と熱交換して昇温した熱媒
体液は、管路集合体10において放熱し、床面を加熱し
た後、熱交換器20に還流し、一次側熱媒体流体と再び
熱交換して再熱される。他方、冷房運転時に低温の一次
側熱媒体流体(冷水)と熱交換して冷却した熱媒体液
は、管路集合体10において受熱し、床面を冷却した
後、熱交換器20に還流し、一次側熱媒体流体と再び熱
交換して降温する。
【0038】ヘッダーユニット制御装置30の制御部
は、室温センサ17及び床面温度センサ18の検出結果
に基づき、熱交換器20の熱交換熱量を演算するととも
に、温度検出器25、55及び圧力検出器26、56の
検出結果に基づき、熱交換器20の熱媒体循環流量を演
算し、3方弁24の開度を可変設定する。熱交換器20
を循環する一次熱媒体流体の流量は、3方弁の開度制御
に従って可変制御される。制御装置30の制御部は、室
内温度及び床面温度の変動により、暖房負荷又は除熱
(冷房)負荷の消失を判定すると、3方弁24の全量バ
イパス位置に切換え、バイパス管Bのバイパス流量を最
大値に設定するとともに、循環ポンプ21の作動を停止
する。この結果、一次側及び二次側熱媒体の熱交換器循
環は、完全に停止する。制御装置30の制御部は又、結
露センサ19が冷房運転時(除熱運転時)に床面の結露
発生を検出したとき、循環ポンプ21の作動を強制停止
する。
【0039】このような密閉方式の二次熱媒体液循環回
路によれば、管内の熱媒体液の気液分離により、熱媒体
液に気泡が発生し、気泡は、熱媒体液に連行され、循環
回路内を循環する。気泡が配管の一部に局所的に滞留し
た場合、所謂エアー溜りが形成されるが、この種のエア
ー溜りは、円滑な熱媒体液の循環を阻害することから、
望ましくない。
【0040】しかしながら、上記構成の循環回路におい
ては、循環ポンプ21の吸引側に接続された第1小径管
S3には、循環ポンプの吸引圧力が作用し、補給タンク
40内の熱媒体液には、第1小径管S3を介して循環ポ
ンプ21の吸引圧力(負圧)が作用する。このため、補
給タンク40内の熱媒体液は、第1小径管を介して循環
ポンプ21に誘引され、これにより、微小流量の補助的
循環回路(還流管R2−第2小径管R3−補給タンク4
0−第1小径管S3−供給管S1)が形成され、熱媒体
液の一部が、T型継手23及びT型分岐管46を介し
て、還流管R2から第2小径管R3に流入し、更に、第
2小径管R3の末端部から補給タンク40の上部に流入
する。
【0041】二次側熱媒体液に混入したエアーは、熱媒
体液と一緒に補給タンク40内に連行され、補給タンク
40の上部に捕捉される。第1小径管S3は、補給タン
ク40の下部に接続されているので、補給タンク40内
に捕捉されたエアーは、第1小径管S3に流出せず、エ
アーを分離・除去した熱媒体液のみが第1小径管S3に
流出し、供給管S1の熱媒体液に合流する。
【0042】なお、補給タンク40が、比較的多量のエ
アーを捕捉した場合、コック型開閉弁47がマニュアル
操作により過渡的に開放され、補給タンク40内に滞留
したエアーは、循環回路の系外に排除される。
【0043】図4及び図5は、本発明の第2及び第3実
施例に係るヘッダーユニット2の内部構造を示す正面図
である。各図において、上記第1実施例の各構成要素と
実質的に同一の構成要素については、同一の参照符号が
付されている。
【0044】図4に示す第2実施例において、3方弁2
4は、二次側の循環回路に配置される。3方弁24は、
還流管R1に介装され、3方弁24のバイパスポート
が、バイパス管Bを介して、供給管S1に接続される。
ヘッダーユニット制御装置30の制御部は、室温センサ
17及び床面温度センサ18の温度検出値に基づいて床
冷暖房装置1の暖房負荷又は除熱負荷(冷房負荷)を検
出し、熱交換器20の熱交換熱量を演算する。制御部は
更に、床冷暖房装置1の熱負荷に応じて3方弁24の開
度を調整し、バイパス管Bを流通する二次側熱媒体液の
流量を可変制御する。
【0045】二次側の熱媒体循環回路には、循環回路内
に発生したエアーを捕捉する補給タンク40が、上記第
1実施例と同様に接続される。循環ポンプ21の吸引圧
力が作用する供給管S1には、補給タンク40の下部に
接続した第1小径管S3が連結され、還流ヘッダーhr
の下流側に位置する還流管R2には、補給タンク40の
上部に接続した第2小径管R3が連結される。
【0046】本例におけるヘッダーユニット2の全体構
成及び作動態様は、上記第1実施例と実質的に同一であ
るので、更なる詳細な説明は、省略する。図5に示す第
3実施例では、ヘッダーユニット2は、上記各実施例の
ようなバイパス回路を備えておらず、熱負荷と関連した
床冷暖房装置1の制御は、主として、循環ポンプ21の
ON/OFF作動制御又は流量制御によって実行され
る。ヘッダーユニット制御装置30の制御部は、室温セ
ンサ17及び床面温度センサ18の温度検出値に基づい
て床冷暖房装置1の暖房負荷又は除熱負荷(冷房負荷)
を検出し、熱交換器20の熱交換熱量を演算し、床冷暖
房装置1の熱負荷に応じて、循環ポンプ21の作動時間
を制御し、或いは、循環ポンプ21の流量を可変制御す
る。
【0047】上記各実施例と同様、補給タンク40の下
部に接続した第1小径管S3が供給管S1に連結され、
補給タンク40の上部に接続した第2小径管R3が還流
管R2に連結される。かくして熱媒体液循環回路に接続
された補給タンク40は、循環回路内に発生したエアー
を捕捉する。
【0048】その他のヘッダーユニット2の構成及び作
動態様は、上記第1及び第2実施例と実質的に同一であ
るので、更なる詳細な説明は、省略する。以上、本発明
の好適な実施例について詳細に説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載された本発明の範囲内で種々の変形又は変更が可能
であり、該変形例又は変更例も又、本発明の範囲内に含
まれるものであることは、いうまでもない。
【0049】例えば、本発明の上記構成は、一次側の熱
媒体流体を床埋設配管に循環する形式の床冷暖房装置に
も又、同様に適用し得るものである。また、本発明の上
記構成は、熱交換器及び循環ポンプを収容した第1ケー
シングと、供給ヘッダー及び還流ヘッダーを収容した第
2ケーシングとにヘッダーユニットを分割した分離型ヘ
ッダーユニットにおいても、極めて有利に使用し得る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の上記構成
によれば、床埋設配管を含む熱媒体液循環回路の特定位
置に上記小径管及び密閉タンクを接続することにより、
熱媒体液中のエアーは、密閉タンク内に捕捉される。従
って、本発明に係る床面熱輻射型空調装置によれば、床
埋設配管を含む熱媒体液循環回路の密閉配管系から確実
にエアーを排除することができ、しかも、エアー抜き手
段の構造及び位置に関し、設計自由度を大幅に向上する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る床面熱輻射型空調装
置の全体構成を概略的に示す建築物の部分縦断面図(図
1(A))及び床部分拡大図(図1(B))である。
【図2】図1に示すヘッダーユニットの内部構造を示す
概略フロー図である。
【図3】図1に示すヘッダーユニットの内部構造を示す
正面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るヘッダーユニットの
内部構造を示す正面図である。
【図5】本発明の第3実施例に係るヘッダーユニットの
内部構造を示す正面図である。
【符号の説明】
1 床暖房装置 2 ヘッダーユニット 10 管路集合体 12 管路 20 プレート型熱交換器 21 二次熱媒体液循環ポンプ 24 比例制御式電動3方弁 30 ヘッダーユニット制御装置 40 補給タンク 42 流出ポート 43 流入ポート 44:45 圧力調整弁 50 冷温水供給管 51 冷温水還流管 S1:S2 供給管 R1:R2 還流管 hs 供給ヘッダー hr 還流ヘッダー S3 第1小径管 R3 第2小径管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00 101 F24D 3/00 F24D 3/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉配管方式の床埋設配管と、該配管に
    熱媒体液を循環する循環ポンプとを備えた熱媒体液循環
    回路を有する建築物の床面熱輻射型空調装置において、 前記配管内に発生したエアーを捕捉する密閉タンクと、
    該密閉タンクの下部に末端部を接続した第1小径管と、
    前記密閉タンクの上部に末端部を接続した第2小径管と
    を有し、 前記循環ポンプは、前記床埋設配管の上流側において前
    記循環回路に介装され、前記第1小径管の基端部は、前
    記循環ポンプの吸引圧力が作用する前記循環回路の配管
    部分に接続され、前記第2小径管の基端部は、前記床埋
    設配管の下流側において前記循環回路の配管部分に接続
    されることを特徴とする床面熱輻射型空調装置。
  2. 【請求項2】 前記密閉タンク及び循環ポンプは、供給
    ヘッダー及び還流ヘッダーを収容したヘッダーユニット
    内に配置され、該供給ヘッダーには、前記床埋設配管の
    上流端が接続され、前記還流ヘッダーには、前記床埋設
    配管の下流端が接続され、 前記循環ポンプの吐出口は、前記供給ヘッダーと連通
    し、前記第1小径管の基端部は、循環ポンプの吸引口に
    隣接して前記循環回路の配管部分に接続され、前記第2
    小径管の基端部は、前記還流ヘッダーに隣接して前記循
    環配管の配管部分に接続されることを特徴とする請求項
    1に記載の床面熱輻射型空調装置。
  3. 【請求項3】 前記ヘッダーユニット内には、熱源機器
    から供給される一次側熱媒体流体を循環可能な熱交換器
    が配置され、該熱交換器は、前記熱媒体液循環回路に介
    装され、前記一次側熱媒体流体と前記熱媒体液とを熱交
    換することを特徴とする請求項2に記載の床面熱輻射型
    空調装置。
  4. 【請求項4】 前記密閉タンクは、円筒形の金属製又は
    樹脂製容器からなり、前記第1小径管は、前記密閉タン
    クの底壁から僅かに上方に位置する円筒壁部分に接続さ
    れ、前記第2小径管は、前記密閉タンクの頂壁から僅か
    に下方に位置する円筒壁部分に接続されることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の床面熱輻射
    型空調装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2小径管の管路直径は、
    該小径管を接続すべき前記配管部分の管路直径の1/2
    以下に設定されることを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれか1項に記載の床面熱輻射型空調装置。
  6. 【請求項6】 前記密閉タンクは、前記熱媒体液を該密
    閉タンク内に初期的に導入する熱媒体液導入手段を備え
    るとともに、密閉タンク内の液位を表示する液位計を備
    えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に
    記載の床面熱輻射型空調装置。
  7. 【請求項7】 密閉配管方式の床埋設配管に接続された
    供給ヘッダー及び還流ヘッダーと、該配管に熱媒体液を
    循環する循環ポンプと、熱源機器から供給される一次側
    熱媒体流体を循環可能な熱交換器とを収容した床面熱輻
    射型空調装置のヘッダーユニットにおいて、 前記配管内に発生したエアーを捕捉する密閉タンクと、
    該密閉タンクの下部に末端部を接続した第1小径管と、
    前記密閉タンクの上部に末端部を接続した第2小径管と
    が前記ヘッダーユニット内に配置され、 前記循環ポンプは、前記床埋設配管の上流側において前
    記循環回路に介装され、前記第1小径管の基端部は、前
    記循環ポンプの吸引圧力が作用する前記循環回路の配管
    部分に接続され、前記第2小径管の基端部は、前記床埋
    設配管の下流側において前記循環回路の配管部分に接続
    されることを特徴とする床面熱輻射型空調装置のヘッダ
    ーユニット。
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