JP3488640B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP3488640B2
JP3488640B2 JP27789298A JP27789298A JP3488640B2 JP 3488640 B2 JP3488640 B2 JP 3488640B2 JP 27789298 A JP27789298 A JP 27789298A JP 27789298 A JP27789298 A JP 27789298A JP 3488640 B2 JP3488640 B2 JP 3488640B2
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refrigerator
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pipe
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聡 南里
晃一 中山
誠 及川
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Toshiba Development and Engineering Corp
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Toshiba Digital Media Engineering Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/05Compression system with heat exchange between particular parts of the system
    • F25B2400/052Compression system with heat exchange between particular parts of the system between the capillary tube and another part of the refrigeration cycle

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内箱と外箱からな
る筐体内に断熱材を充填してなる冷蔵庫本体に埋設され
たサクションパイプを備えた冷蔵庫に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】図18は冷蔵庫の冷凍
ユニットの概略構成一例を示している。この図18にお
いて、冷凍ユニット1は、コンプレッサ2、コンデンサ
3、ドライヤ4、キャピラリ5、冷却器6、アキューム
レータ7、サクションパイプ8を接続して構成されてい
る。
【0003】ここで、冷凍ユニット1の冷却器効率を高
めるために、サクションパイプ8にあっては、図18で
破線で示す領域にキャピラリ5をはんだ付けすることに
より熱交換を行わせるようにしている。つまり、図19
及び図20に示すようにアキュームレータ7が接続され
たサクションパイプ8における直管部にはキャピラリ5
がはんだ付けされている。
【0004】このようにアキュームレータ7が接続され
ると共にキャピラリ5が添着されたサクションパイプ8
は冷蔵庫本体内に埋設されており、以下、その組立方法
について説明する。
【0005】即ち、図21に示すように冷蔵庫本体を構
成する樹脂製の内箱9において冷凍室の背面となる部位
には挿入孔10が形成されており、その挿入孔10にサ
クションパイプ8の直管部を内箱9の前面から挿入して
から、図22に示すように内箱9から後方に突出したサ
クションパイプ8の直管部を手作業で図23に示すよう
な最終配管形状に成形するようにしている。このとき、
サクションパイプ8に接続されたアキュームレータ7は
内箱9の前面側に位置している。この後、内箱9と鋼板
製の外箱(図示せず)とからなる筐体内に発泡性断熱材
を充填して冷蔵庫本体が完成される。このとき、サクシ
ョンパイプ8においてコンプレッサ2との接続側端部は
冷蔵庫本体から外方に導出している。
【0006】そして、冷蔵庫本体において冷凍室の背面
となる部位に配置した冷却器6の冷媒流出側にサクショ
ンパイプ8に接続されたアキュームレータ7を接続する
と共に、冷蔵庫本体から外方に導出したサクションパイ
プ8を機械室に配置したコンプレッサ(図示せず)の吸
入側に接続する。また、サクションパイプ8に添着され
たキャピラリ5の一端を冷却器6の冷媒流入側に接続
し、他端を冷蔵庫底面に配置したコンデンサ3の冷媒流
出側に接続する。
【0007】このような冷蔵庫の製造方法の場合、サク
ションパイプ8を内箱9に形成された挿入孔10に挿入
してから手作業で最終配管形状に成形しているので、そ
の作業が極めて面倒であり、作業効率の低下の要因とな
っている。
【0008】しかるに、近年、冷凍用冷却器に加えて冷
蔵用冷却器を設け、各冷却器に冷媒を選択的に供給した
状態でコンプレッサの出力をインバータ制御で可変する
ことにより各冷却器を異なる目標温度に調整することが
考えられている。この場合、各冷却器に冷媒を供給して
冷凍室及び冷蔵室を独立して冷却することから1つの冷
却器で冷凍室及び冷蔵室を冷却する構成に比較して、コ
ンプレッサとして出力の低いものを使用することができ
る。
【0009】このような2エバタイプの冷蔵庫におい
て、上述した方法で冷蔵庫本体にサクションパイプを組
付ける場合は、サクションパイプに2本のキャピラリが
添着されることから、そのサクションパイプの剛性は極
めて高く、サクションパイプを内箱に挿入してから手作
業で成形することはさらに作業効率が悪くなる。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、冷却器とコンプレッサとを接続するた
めのサクションパイプの配管作業を容易に行うことがで
きる冷蔵庫を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は、内箱
と外箱とからなる筐体内に断熱材を充填してなる冷蔵庫
本体を設け、この冷蔵庫本体の冷凍室の背面に配置され
冷媒の供給状態で冷凍室送風用の冷気を生成する冷凍用
冷却器を設け、前記冷蔵庫本体の内箱の後面に取着され
ると共に当該冷蔵庫本体内に両端が外部に導出した状態
で埋設され、一方の導出端部がアキュームレータを介し
て前記冷凍用冷却器と接続されると共に他方の導出端部
がコンプレッサと接続されたサクションパイプを設け、
前記冷蔵庫本体の内箱の前面に取着され予め最終配管形
状に形成された前記サクションパイプが前記冷蔵庫本体
の内箱の後面に取着された際に当該サクションパイプと
接続された前記アキュームレータが通過するアキューム
レータ挿入口を有するサクションパイプ固定部材を設
け、前記サクションパイプ固定部材のアキュームレータ
挿入口を前記サクションパイプの貫通状態で閉鎖する閉
鎖部材を設けたものである(請求項1)。
【0012】このような構成によれば、キャピラリが添
着されたサクションパイプを冷蔵庫本体内に組付けると
きは、まず、冷蔵庫本体を構成する内箱の前面にサクシ
ョンパイプ固定部材を取着する。これにより、サクショ
ンパイプ固定部材のアキュームレータ挿入口が内箱の後
面側を臨むようになるので、予め最終配管形状に成形さ
れたサクションパイプと接続されたアキュームレータを
アキュームレータ挿入口に通過させることにより内箱の
前面に位置させる。
【0013】続いて、閉鎖部材によりアキュームレータ
挿入口をサクションパイプの貫通状態で閉鎖する。この
後、内箱と外箱とからなる筐体内に断熱材を充填する
と、サクションパイプが断熱材内に埋設され、これによ
り冷蔵庫本体が構成される。
【0014】従って、サクションパイプはキャピラリが
添着した状態で予め最終配管形状に成形されているの
で、サクションパイプを内箱に挿入してから最終配管形
状に成形する構成に比較して、組立性が良好となる。
【0015】上記構成において、冷媒の供給状態で冷蔵
室送風用の冷気を生成する冷蔵用冷却器を設け、冷蔵庫
本体の内箱の後面に取着されると共に当該冷蔵庫本体内
に両端が外部に導出するように配設され、一方の導出端
部が前記冷蔵用冷却器と接続されると共に他方の導出端
部が冷凍用冷却器と接続された連結パイプを設け、前記
冷蔵庫本体の内箱の前面に取着され予め最終配管形状に
形成された前記連結パイプが前記冷蔵庫本体の内箱の後
面に取着された際に前記冷蔵用冷却器と接続される導出
端部が通過する連結パイプ挿入口を有する連結パイプ固
定部材を設け、前記連結パイプ固定部材の連結パイプ挿
入口に位置する前記連結パイプの周囲を気密に閉鎖した
状態で前記冷蔵庫本体に埋設された連結パイプ気密手段
を設け、前記冷蔵用冷却器への冷媒の供給を停止したと
きは冷却ファンの駆動を継続することにより前記冷蔵用
冷却器に付着した霜を蒸発させる加湿運転を実行する冷
凍ユニットを設けたものである(請求項2)。
【0016】このような構成によれば、冷蔵用冷却器と
冷凍用冷却器とを接続するための連結パイプを冷蔵庫本
体内に組付けるときは、まず、冷蔵庫本体を構成する内
箱の前面に連結パイプ固定部材を取着する。これによ
り、連結パイプ固定部材の連結パイプ挿入口が内箱の後
面側を臨むようになるので、予め最終配管形状に成形さ
れた連結パイプを連結パイプ挿入口に通過させることに
より内箱の前面に導出させる。
【0017】続いて、連結パイプ気密手段により連結パ
イプにおいて連結パイプ挿入口に位置する部位を断熱す
る。これにより、連結パイプ固定部材に連結パイプ挿入
口が形成されているにしても、その連結パイプ挿入口を
通じて断熱性が低下することはない。
【0018】この後、内箱と外箱とからなる筐体内に断
熱材を充填すると、連結パイプが断熱材内に埋設され、
これにより冷蔵庫本体が構成される。
【0019】ここで、冷凍ユニットは、冷蔵用冷却器へ
の冷媒の供給を停止したときは冷却ファンの駆動を継続
することにより冷蔵用冷却器に付着した霜を蒸発させる
加湿運転を実行するので、冷蔵室内の湿度は冷凍室内の
湿度に比較して高くなっている。この場合、冷蔵庫本体
に埋設された連結パイプの周囲に高湿度の冷気が進入し
たときは、氷結して冷蔵室用冷却器の冷却能力が低下し
てしまうものの、上述したように連結パイプにあって
は、冷蔵室に臨む部位の周囲は連結パイプ気密手段によ
り確実に気密されているので、その部位に高湿度の冷気
が触れて氷結してしまうことはなく、冷蔵室用冷却器の
冷却能力が低下してしまうことはない。
【0020】また、閉鎖部材は、連結パイプが冷蔵庫本
体の内箱の後面に取着された際に冷凍用冷却器と接続さ
れる導出端部を内箱の前面に導出可能に構成されていて
もよい(請求項3)。
【0021】このような構成によれば、冷凍用冷却器は
サクションパイプ及び連結パイプの両方と接続される必
要から、連結パイプを内箱を介して冷凍用冷却器と接続
する際は、連結パイプを閉鎖部材を介して内箱の前面側
に導出することができるので、特別な部材を用いること
なく連結パイプを内箱の前面側に導出することができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図17を参照して説明する。図2は冷蔵庫の全体
を斜視して示している。この図2において、冷蔵庫11
には上方から冷蔵室12、野菜室13、製氷室14、温
度切替室15、冷凍室16が設けられており、それぞれ
扉17〜22により閉鎖されている。
【0023】図3は冷蔵庫11を断面にして示してい
る。この図3において、冷蔵庫本体22は前面が開口す
る矩形箱状をなしており、樹脂製の内箱23と鋼板製の
外箱24とからなる筐体内にウレタンフォーム等の発泡
性断熱材25を充填して形成されている。
【0024】ここで、冷蔵庫本体22の中間部には断熱
仕切壁26が一体に形成されており、これにより、冷蔵
庫本体22において断熱仕切壁26の上方と下方とでは
異なる温度空間に設定されている。つまり、冷蔵室12
と野菜室13とは同一温度空間に設定され、製氷室14
及び冷凍室16は同一温度空間に設定されている。尚、
温度切替室15は製氷室14及び冷凍室16と図示しな
い断熱仕切壁により区画されており、製氷室14及び冷
凍室16から独立した温度空間に設定可能となってい
る。
【0025】冷蔵室12の背面及び天上面に沿って送風
ダクト27が設けられており、その送風ダクト27の先
端開口部27a及び中間吹出口27bを通じて冷蔵室1
2全体に送風されるようになっている。
【0026】野菜室13の背面には冷蔵用冷却器室28
(以下、Rエバ室)が形成されている。つまり、Rエバ
室28の前面には冷蔵用冷却器室カバー29(以下、R
エバ室カバー)が配設されており、そのRエバ室カバー
29により野菜室13の背面壁が形成されている。Rエ
バ室カバー29の上部には吹出口29aが形成され、そ
の下方には複数の吸込口29bが形成されている。
【0027】Rエバ室カバー29の裏面には断熱材30
により送風路が形成されており、その送風路に冷蔵用冷
却器31(以下、Rエバ)及び冷蔵用冷却ファン32
(以下、Rファン)が配設されている。従って、Rファ
ン32により送風された冷気の一部は吹出口29aを通
じて野菜室13にも送風されるようになっている。
【0028】野菜室13には扉18と取外し可能に一体
化された野菜容器33が収納されており、扉18が引出
されるのに伴って図示しない滑車に案内されて野菜容器
33が前方に引出されるようになっている。
【0029】上記野菜容器33の上部にはチルドケース
34が搭載されている。このチルドケース34がカバー
35で閉鎖された状態では、チルドケース34の後端部
に形成された切欠部36とカバー37の後端部とにより
通風口38が形成されるものであり、チルドケース34
が定位置に位置した状態では、通風口38にRエバ室カ
バー29の前面に形成された吹出口29aが位置するよ
うになっている。
【0030】冷蔵室12と野菜室13とは透明仕切板3
9で仕切られており、その透明仕切板39の後端部に連
通口40が形成されている。従って、冷蔵室12と野菜
室13とは連通しており、冷蔵室12に送風された冷気
は野菜室13にも送風されるようになっている。
【0031】一方、冷凍室16の背面には冷凍用冷却器
室41(以下、Fエバ室)が形成されており、そのFエ
バ室41に冷凍用冷却器42(以下、Fエバ)及び冷凍
用冷却ファン43(以下、Fファン)が配置されてい
る。Fファン43の駆動状態では、Fエバ42で生成さ
れた冷気はFファン43により製氷室14、温度切替室
15及び冷凍室16に循環送風される。
【0032】ここで、温度切替室15の周囲は発泡スチ
ロールからなる断熱仕切壁により区画されており、温度
切替室15が製氷室14及び冷凍室16から独立して温
度調整可能に構成されている。つまり、温度切替室15
には温度センサ(図示せず)が設けられており、ダンパ
(図示せず)の開閉に応じて冷気が温度切替室15に送
風されることにより所定の設定温度に調整されるように
なっている。この場合、設定温度としては使用者の使用
用途に応じて設定されるようになっており、その使用用
途としては、冷凍室(約−18℃)、パーシャル室(約
−3℃)、チルド室(約0℃)、冷蔵室(約2℃)、野
菜室(約3℃)、ワイン冷却室(約8℃)が設定されて
いる。
【0033】図4は冷蔵庫1の冷凍ユニットを概略的に
示している。この図4において、冷凍ユニット44は、
インバータコンプレッサ45、コンデンサ46、ドライ
ヤ47、三方弁48、冷蔵用キャピラリ49(以下、R
キャピラリ)、冷凍用キャピラリ50(以下、Fキャピ
ラリ)、Rエバ31、Fエバ42、アキュームレータ5
1、サクションパイプ52、連結パイプ53を図示に示
すように接続して構成されている。つまり、冷蔵庫11
の底面に設けられた機械室にはインバータコンプレッサ
45が配置されており、そのインバータコンプレッサ4
5の吐出側は冷蔵庫1の底面に配設されたコンデンサ4
6の流入側に接続され、コンデンサ46の流出側はドラ
イヤ47を介して三方弁48の流入側と接続されてい
る。三方弁48の一方の流出口はRキャピラリ49を介
してRエバ31と接続され、他方の流出口はFキャピラ
リ50を介してFエバ42と接続されている。そして、
Rエバ31の流出側とFエバ42の流入側とが連結パイ
プ53により接続されていると共に、Fエバ42の流出
側はアキュームレータ51を介してインバータコンプレ
ッサ45の吸込側とサクションパイプ52により接続さ
れている。
【0034】ここで、サクションパイプ52において図
4に破線で示す範囲には図5及び図6に示すようにRキ
ャピラリ49及びFキャピラリ50がはんだ付けにより
添着されている。これは、サクションパイプ52とRキ
ャピラリ49及びFキャピラリ50との間で熱交換を行
うことにより冷凍ユニット44の冷却効率を高めるため
である。
【0035】冷凍ユニット44の動作を概略的に示す図
7において、この冷凍ユニット44は、冷蔵室12の温
度が設定温度である2℃よりも高くなったときは冷蔵室
冷却モード(以下、R冷却モード)を実行し、冷凍室1
6の温度が設定温度である−20℃よりも高くなったと
きは冷凍室冷却モード(以下、F冷却モード)を実行す
るようになっている。つまり、R冷却モードを実行した
ときは三方弁48の切替により冷媒をRエバ31に供給
した状態でインバータコンプレッサ45を140Wの出
力で運転し、F冷却モードを実行したときは三方弁48
の切替により冷媒をFエバ42に供給した状態でインバ
ータコンプレッサ45を90Wの出力で運転するように
なっている。
【0036】ここで、冷凍ユニット44は、Rファン3
2及びFファン43をR冷却モード及びF冷却モードの
実行に応じて駆動するものの、Rファン32にあって
は、R冷却モードを停止した後においても所定時間(例
えば5分間)だけ継続して駆動する加湿運転を行うよう
になっている。これは、Rエバ31に付着した霜を蒸発
させることにより冷蔵室12の送風される冷気の湿度を
高めるためであり、このように冷蔵室12に送風される
冷気の湿度を高めた点が本冷蔵庫の特徴となっている。
【0037】また、Rエバ31及びFエバ42に選択的
に冷媒を供給することによりこれらの各エバ31及び4
2を時分割で冷却することから、1個の冷却器で冷蔵室
及び冷凍室を冷却する構成に比較して、冷凍ユニットの
冷凍能力が低くてすみ、それだけコンプレッサとして低
出力、換言すれば低消費電力のコンプレッサを採用する
ことが可能となり、この点も本冷蔵庫の特徴となってい
る。
【0038】次に、上記構成の冷蔵庫本体22の製造方
法について簡単に説明する。図1は冷蔵庫本体22を構
成する樹脂製の内箱23を後面(断熱材側)から斜視し
て示している。この図1において、内箱23の中間部に
は野菜室13と製氷室14及び温度切替室15とを仕切
る断熱仕切壁26を形成するための深溝部54が形成さ
れている。また、内箱23において冷凍室16の背面と
なる所定部位にはサクションパイプ固定部材55が内箱
23の前面側(庫内側)から取着されている。
【0039】図8はサクションパイプ固定部材55の前
面側を斜視して示し、図9はサクションパイプ固定部材
55の後面側を斜視して示している。これらの図8及び
図9において、サクションパイプ固定部材55は樹脂成
形により形成されており、扁平容器状のアキュームレー
タ収納部56と容器状のコネクタ収納部57とを一体化
した形状に形成されている。ここで、アキュームレータ
収納部56には略矩形状のアキュームレータ挿入口58
が形成されている。このアキュームレータ挿入口58は
湾曲形状の切欠部59が連結して形成されており、その
切欠部59の周辺部に対応して半円筒状の受部60が形
成されている。この場合、アキュームレータ挿入口58
は、冷凍ユニット44を構成するアキュームレータ51
の形状よりも十分な大きさに形成されている。
【0040】アキュームレータ収納部56の周縁部には
孔61が形成されており、アキュームレータ収納部56
が内箱23の前面に位置決めされた状態でその孔61を
介してネジ止めすることによりサクションパイプ固定部
材55を内箱23に仮固定することができる。
【0041】アキュームレータ収納部56においてアキ
ュームレータ挿入口58に隣接した所定部位にはネジ螺
着部62が突出形成されていると共に、ケーブル挿入孔
63が形成されている。
【0042】コネクタ収納部57の壁面にはスリット6
4が形成されていると共に、そのスリット64に連通す
るように爪状のケーブル保持部65が形成されており、
スリット64に挿入されたケーブルをケーブル保持部6
5で保持するようになっている。
【0043】上記サクションパイプ固定部材55にはカ
バーが装着されるようになっている。図10はカバーの
前面側を斜視して示し、図11はカバーの後面側を斜視
して示している。これら図10及び図11において、カ
バー66(閉鎖部材に相当)はサクションパイプ固定部
材55に対応した形状に樹脂成形されている。つまり、
カバー66はサクションパイプ固定部材55のアキュー
ムレータ挿入口58を閉鎖可能な形状に形成されている
と共に、サクションパイプ固定部材55の受部60に対
応した半円筒状の受部67が形成されている。また、カ
バー66にはサクションパイプ固定部材55のネジ螺着
部62に対応した取付孔68が形成されていると共に、
後面側にはコ字状の保持部69が形成されている。そし
て、カバー66には連結パイプ挿入孔70が形成されて
いる。
【0044】上記構成のサクションパイプ固定部材55
を内箱23の前面側からネジ止めすると、内箱23の冷
凍室に対応した部位に形成された窓部71(図1参照)
からサクションパイプ固定部材55のアキュームレータ
挿入口58等が臨むようになる。一方、図1において、
内箱23において野菜室13の背面となる所定部位には
連結パイプ固定部材72が内箱23の前面側から取着さ
れている。
【0045】図12は連結パイプ固定部材72の前面側
を示し、図13は連結パイプ固定部材72の後面側を示
している。これらの図12及び図13において、連結パ
イプ固定部材72は、平板状の連結パイプ固定部73と
容器状のコネクタ収納部74とを一体化した形状に形成
されている。連結パイプ固定部73には凹部75が形成
されており、その凹部75に連結パイプ挿入口76が形
成されている。連結パイプ挿入口76の両側にはネジ螺
着部77が形成されていると共に、連結パイプ挿入口7
6に対応して保持部78が形成されている。また、連結
パイプ挿入口76に隣接した部位にキャピラリ挿入孔7
9及び保持部80が形成されている。そして、連結パイ
プ固定部材72には孔81が形成されている。
【0046】上記構成の連結パイプ固定部材72を内箱
23の前面側から孔81にネジ止めすると、内箱23の
野菜室13に対応した部位から連結パイプ挿入口76等
が臨むようになる。
【0047】さて、Fエバ42とインバータコンプレッ
サ45とを接続するためのサクションパイプ52は予め
最終配管形状に成形しておく。この場合、サクションパ
イプ52にRキャピラリ49とFキャピラリ50とをは
んだ付けにより添着した状態で図14に示すように最終
配管形状に成形する。つまり、図14に示すようにサク
ションパイプ52においてアキュームレータ51と接続
されるFエバ側端部52aは所定形状に折曲形成されて
おり、そのFエバ側端部52aにアキュームレータ51
が接続されている。また、サクションパイプ52の中間
部は大きく湾曲成形されている。
【0048】この場合、Rキャピラリ49はサクション
パイプ52のコンプレッサ接続端部52bからエバ側端
部52aまでの間はサクションパイプ52に添着され、
その先はサクションパイプ52から離間する形状に形成
されている。また、Fキャピラリ50はサクションパイ
プ52のコンプレッサ側端部52bからFエバ側端部5
2aまでの間はサクションパイプ52に添着され、その
先はアキュームレータ51と並設している。
【0049】このように最終配管形状に形成されたサク
ションパイプ52を内箱23に装着するには、図1に示
すようにサクションパイプ52に接続されたアキューム
レータ51をサクションパイプ固定部材55のアキュー
ムレータ挿入口58を通過させて内箱23の前面側のア
キュームレータ収納部56に位置させてから、サクショ
ンパイプ52のFエバ側端部52aをサクションパイプ
固定部材55の受部60とカバー66の受部67との間
で挟持した形態でカバー66をサクションパイプ固定部
材55にネジ止めする。このとき、サクションパイプ5
2においてサクションパイプ固定部材55の受部60と
カバー66の受部67との間で挟持される部位にはネオ
ベルト等のシール材を予め巻回しておく。
【0050】この場合、サクションパイプ52に添着さ
れたFキャピラリ50の一端50aはサクションパイプ
52に添着された状態で内箱23の冷凍室16に対応し
た前面側に導出される。
【0051】一方、Rキャピラリ49の一端49aは連
結パイプ固定部材72に形成されたキャピラリ挿入孔7
9に挿入することにより内箱23の冷蔵室12に対応し
た前面側に導出する。続いて、連結パイプ53を内箱2
3に装着する。この連結パイプ53は、端部を所定形状
に成形しておくことにより最終配管形状に予め成形して
おく。
【0052】ここで、連結パイプ53の端部においてR
エバ31と接続されるRエバ側端部53aには取付金具
82(連結パイプ気密手段に相当)が装着されている。
この取付金具82は偏平容器状の固定部83に鍔部84
を一体化したフランジ形状に形成されており、その固定
部83に連結パイプ挿入孔85が形成されていると共に
鍔部84にパイプ支持部86が形成されている(図15
参照)。この場合、図1に示すように連結パイプ53に
パイプ支持部86を係止することにより連結パイプ53
に対して取付金具82を位置決め状態で装着することが
できる。
【0053】このような構成の連結パイプ53を内箱2
3に装着するには、図15に示すように連結パイプ53
のRエバ側端部53aに環状のシール材87(連結パイ
プ気密手段に相当)を巻回した状態で、Rエバ側端部5
3aを連結パイプ固定部材72の連結パイプ挿入口76
に挿入することにより内箱23の冷蔵室12に対応した
前面側に導出すると共に、Fエバ側端部53bにシール
材を巻回した状態でカバー66の連結パイプ挿入孔70
に挿入することにより内箱23の冷凍室16に対応した
前面側に導出する。そして、連結パイプ53のRエバ側
端部53aに装着された取付金具82を内箱23を介し
て連結パイプ固定部材72のネジ螺着部77にネジ止め
する。これにより、図16に示すように取付金具82の
固定部83と連結パイプ固定部材72の凹部75との間
でシール材87が圧縮されるようになるので、取付金具
82の固定部83と連結パイプ固定部材72との間で形
成される空間部内にシール材87が気密に充填されるよ
うになる。
【0054】以上のような組立作業により、図17に示
すように内箱23の後面側にサクションパイプ52及び
連結パイプ53を装着することができるので、斯様な構
成の内箱23と鋼板からなる外箱24とからなる筐体を
組立てる。このとき、サクションパイプ52にあって
は、インバータコンプレッサ45と接続されるコンプレ
ッサ側端部52bが外箱24から突出している。この状
態で内箱23と外箱24とからなる筐体内にウレタンフ
ォーム等の発泡性断熱材を充填することにより冷蔵庫本
体22が完成されるもので、内箱23の後面側に位置す
るサクションパイプ52及び連結パイプ53が発泡性断
熱材に配設されると共に、サクションパイプ52のコン
プレッサ側端部52bが露出した形態となる。
【0055】続いて、冷蔵庫本体22の野菜室13の背
面にRエバ31を配置してから、野菜室13の背面に装
着された連結パイプ固定部材72を通じて野菜室13に
導出している連結パイプ53をRエバ31の吐出側と接
続すると共に、同じく連結パイプ固定部材72を通じて
野菜室13に導出しているRキャピラリ49をRエバ3
1の吐出側と接続する。そして、Rファン32、Rエバ
室カバー29等を組付けることにより野菜室13が完成
される。
【0056】また、冷凍室16の背面にFエバ42を配
置してから、冷凍室16の背面に装着されたサクション
パイプ固定部材55を通じて冷凍室16に導出されたサ
クションパイプ52に接続されたアキュームレータ51
をFエバ42の冷媒流出側に接続すると共にそのサクシ
ョンパイプ52に添着されて冷凍室16に導出されたア
キュームレータ51をFエバ42の冷媒流入側と接続
し、さらに同じくサクションパイプ固定部材55を通じ
て冷凍室16に導出された連結パイプ53をFエバ42
の冷媒流入側と接続する。そして、Fファン43、Fエ
バ室カバー等を組付けることにより冷凍室16が完成さ
れる。
【0057】一方、機械室においては、インバータコン
プレッサ45及び三方弁48を配置してから、冷蔵庫本
体22の底面から機械室に導出しているサクションパイ
プ52のコンプレッサ側端部52bをインバータコンプ
レッサ45の吸入側と接続すると共に、サクションパイ
プ52に添着されて機械室に導出しているRキャピラリ
49及びFキャピラリ50を三方弁48の切替吐出部と
それぞれ接続する。
【0058】また、インバータコンプレッサ45の冷媒
吐出側を冷蔵庫の底面に配置したコンデンサ46の冷媒
流入側と接続し、コンデンサ46の冷媒流出側をドライ
ヤ47を介して三方弁48の冷媒流入側と接続する。
【0059】このような実施の形態によれば、冷蔵庫本
体22を構成する内箱23の前面にアキュームレータ5
1が通過可能なアキュームレータ挿入口58を有したサ
クションパイプ固定部材55を取着すると共に、そのア
キュームレータ挿入口58をアキュームレータ51の貫
通状態でカバー66により閉鎖するようにしたので、R
キャピラリ49及びFキャピラリ50が添着されたサク
ションパイプ52を内箱23の後面側から取着すること
ができる。従って、キャピラリが添着されたサクション
パイプを内箱に前面側から挿入してから最終配管形状に
成形する従来例のものと違って、Rキャピラリ49及び
Fキャピラリ50の添着状態で予め最終配管形状に成形
されたサクションパイプ52を用いることが可能とな
り、冷蔵庫本体22の組立工数を削減することができ
る。
【0060】ところで、本冷蔵庫では、上述したように
冷凍ユニット44が加湿運転を実行することにより冷蔵
室12の湿度を高目に制御していることから、Rエバ3
1に接続されたサクションパイプ52の外周に僅かな隙
間があると、その隙間から冷蔵室12内の高湿度の冷気
が進入してサクションパイプ52の周囲に氷結が成長し
てついにはRエバ31との接続部まで成長するようにな
る。このため、Rエバ31の除霜を十分に行うことがで
きなくなり、結局、目詰まりして冷却不良を生じる虞が
ある。
【0061】しかしながら、本実施の形態では、サクシ
ョンパイプ52においてRエバ31との接続部位の周囲
は取付金具82及びサクションパイプ固定部材55との
間に圧縮されたシール材により気密に閉鎖されているの
で、サクションパイプ52の周囲に隙間を生じることは
なく、湿度の高い冷気の進入によりRエバ31の冷却不
良が生じてしまうことを確実に防止できる。
【0062】本発明は、上記の実施の形態に限定される
ことなく、次のように変形または拡張できる。Fエバ4
2のみを設けた方式の冷蔵庫の適用するようにしてもよ
い。この場合、サクションパイプ52にはRキャピラリ
49のみが添着されると共に、Rエバ31とFエバ42
とを接続するための連結パイプ53は不要となる。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の冷蔵庫によれば、冷蔵庫本体を組立てる際に、予め最
終配管形状に成形されたサクションパイプと接続された
アキュームレータを内箱の前面に取着されたサクション
パイプ固定部材のアキュームレータ挿入口を通過させる
と共にそのアキュームレータ挿入口をサクションパイプ
の貫通状態で閉鎖するようにしたので、冷却器とコンプ
レッサとを接続するためのサクションパイプの配管作業
を容易に行うことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における部品の取付状態
を示す内箱の裏面斜視図
【図2】冷蔵庫の斜視図
【図3】冷蔵庫の断面図
【図4】冷凍ユニットの模式図
【図5】サクションパイプの側面図
【図6】サクションパイプの断面図
【図7】冷却状態を示すための冷凍ユニットの模式図
【図8】サクションパイプ固定部材の前側斜視図
【図9】サクションパイプ固定部材の後側斜視図
【図10】カバーの前側斜視図
【図11】カバーの後側斜視図
【図12】サクションパイプ固定部材の前側斜視図
【図13】サクションパイプ固定部材の後側斜視図
【図14】最終配管形状で示すサクションパイプの側面
【図15】連結パイプの取付過程を示す連結パイプ固定
部材の要部の断面図
【図16】連結パイプの取付状態で示す図15相当図
【図17】サクションパイプ及び連結パイプの装着状態
で示す内箱の裏側斜視図
【図18】従来例における冷凍ユニットを示す模式図
【図19】サクションパイプの側面図
【図20】サクションパイプの断面図
【図21】サクションパイプの挿入工程を示す内箱の前
側斜視図
【図22】サクションパイプを最終配管形状に形成する
過程を示す内箱の後側斜視図
【図23】最終配管形状で示すサクションパイプの側面
【符号の説明】
11は冷蔵庫、12は冷蔵室、16は冷凍室、22は冷
蔵庫本体、23は内箱、24は外箱、25は発泡性断熱
材、31は冷蔵用冷却器、32は冷蔵用冷却ファン、4
2は冷凍用冷却器、44は冷凍ユニット、45はインバ
ータコンプレッサ、49は冷蔵用キャピラリ、50は冷
凍用キャピラリ、51はアキュームレータ、52はサク
ションパイプ、53は連結パイプ、55はサクションパ
イプ固定部材、58はアキュームレータ挿入口、66は
カバー(閉鎖部材)、70は連結パイプ挿入孔、72は
連結パイプ固定部材、76は連結パイプ挿入口、82は
取付金具(連結パイプ気密手段)、87はシール材(連
結パイプ気密手段)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 晃一 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 東芝 エー・ブイ・イー株式会社 大阪事業所 内 (72)発明者 及川 誠 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 東芝 エー・ブイ・イー株式会社 大阪事業所 内 (56)参考文献 特開 昭53−28845(JP,A) 特開 平10−47826(JP,A) 特開 平9−178302(JP,A) 特開 平4−363574(JP,A) 特開 平6−201251(JP,A) 特開 昭61−265471(JP,A) 特開 平4−84090(JP,A) 特開 平8−278069(JP,A) 特開 平10−82571(JP,A) 特開 平7−120108(JP,A) 実開 昭49−54157(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 19/00 510

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内箱と外箱とからなる筐体内に断熱材を
    充填してなる冷蔵庫本体と、 この冷蔵庫本体の冷凍室の背面に配置され冷媒の供給状
    態で冷凍室送風用の冷気を生成する冷凍用冷却器と、 前記冷蔵庫本体の内箱の後面に取着されると共に当該冷
    蔵庫本体内に両端が外部に導出した状態で埋設され、一
    方の導出端部がアキュームレータを介して前記冷凍用冷
    却器と接続されると共に他方の導出端部がコンプレッサ
    と接続されたサクションパイプと、 前記冷蔵庫本体の内箱の前面に取着され予め最終配管形
    状に形成された前記サクションパイプが前記冷蔵庫本体
    の内箱の後面に取着された際に当該サクションパイプと
    接続された前記アキュームレータが通過するアキューム
    レータ挿入口を有するサクションパイプ固定部材と、 前記サクションパイプ固定部材のアキュームレータ挿入
    口を前記サクションパイプの貫通状態で閉鎖する閉鎖部
    材とを備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 冷媒の供給状態で冷蔵室送風用の冷気を
    生成する冷蔵用冷却器と、 冷蔵庫本体の内箱の後面に取着されると共に当該冷蔵庫
    本体内に両端が外部に導出するように配設され、一方の
    導出端部が前記冷蔵用冷却器と接続されると共に他方の
    導出端部が冷凍用冷却器と接続された連結パイプと、 前記冷蔵庫本体の内箱の前面に取着され予め最終配管形
    状に形成された前記連結パイプが前記冷蔵庫本体の内箱
    の後面に取着された際に前記冷蔵用冷却器と接続される
    導出端部が通過する連結パイプ挿入口を有する連結パイ
    プ固定部材と、 前記連結パイプ固定部材の連結パイプ挿入口に位置する
    前記連結パイプの周囲を気密に閉鎖した状態で前記冷蔵
    庫本体に埋設された連結パイプ気密手段と、 前記冷蔵用冷却器への冷媒の供給を停止したときは冷却
    ファンの駆動を継続することにより前記冷蔵用冷却器に
    付着した霜を蒸発させる加湿運転を実行する冷凍ユニッ
    トとを備えたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 閉鎖部材は、連結パイプが冷蔵庫本体の
    内箱の後面に取着された際に冷凍用冷却器と接続される
    導出端部を内箱の前面に導出可能に構成されていること
    を特徴とする請求項2記載の冷蔵庫。
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