JP3488523B2 - 毛染め用ブラシ - Google Patents

毛染め用ブラシ

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JP3488523B2
JP3488523B2 JP30524794A JP30524794A JP3488523B2 JP 3488523 B2 JP3488523 B2 JP 3488523B2 JP 30524794 A JP30524794 A JP 30524794A JP 30524794 A JP30524794 A JP 30524794A JP 3488523 B2 JP3488523 B2 JP 3488523B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛染め料を毛髪に付け
るために用いる毛染め用ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のブラシとしては、実開平6ー3
6423号に示されるものがある。このブラシは、ブラ
シ柄の一端にブラシ台が一体に設けられ、このブラシ台
の片面(下面)に全体染め用のブラシ歯が形成され、も
う一方の面に刷毛が長手方向にスライド自在に収納さ
れ、この刷毛をブラシ台の先端側にスライドさせること
によりこの刷毛で部分染めを行う構成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記毛染め用ブラシ
は、全体染め用のブラシと部分染め用の刷毛とが独立す
る構成となっているものの、次のような理由で刷毛によ
る部分染めがやりずらいといった欠点を有していること
が想定される。すなわち、スライドさせてブラシ台の先
端側に突出させた刷毛とブラシ柄を持って操作する手と
の間が比較的離れることになるので、髪の生えぎわ等を
微妙なタッチで部分染めすることが難しく、なるべく刷
毛に近いところを持とうとしてもブラシ歯が邪魔にな
る。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、全体染め用のブラシと部分染め用の刷毛が独立
してそれぞれの機能を十分発揮できる毛染め用ブラシを
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、請求項1に記載の毛
染め用ブラシは、全体染め用のブラシ歯が多数植立され
たブラシ台にブラシ柄が一体に設けられたブラシ本体
と、部分染め用の刷毛が多数植立されたブラシ台にブラ
シ柄が一体に設けられた刷毛ブラシとからなり、ブラシ
本体に設けられた装填部に、刷毛ブラシが着脱自在に装
填される構成の毛染め用ブラシにおいて、前記ブラシ本
体の装填部は、ブラシ本体のブラシ台からブラシ柄にわ
たって前記刷毛ブラシに対応する形状に形成された、ブ
ラシ本体を貫通する装填孔と、この装填孔の開口縁に設
けられた係合部とからなり、刷毛ブラシは、装填部の装
填孔に嵌め込まれた刷毛ブラシ自身のブラシ台もしくは
ブラシ柄に設けられた被係合部が装填部の係合部に係合
することによってブラシ本体に着脱自在に装填され、そ
の装填状態で、刷毛ブラシの刷毛がブラシ本体の多数の
ブラシ歯の列の中に配される構成を特徴としている。
【0006】請求項2記載の毛染め用ブラシは、請求項
1記載の毛染め用ブラシにおいて、前記ブラシ本体のブ
ラシ柄に、前記刷毛ブラシのブラシ柄がピン結合されて
回動自在に連結されていることを特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1記載の毛染め用ブラシでは、全体染め
用のブラシ本体と部分染め用の刷毛ブラシとが別体であ
り、かつ着脱自在であるので、両者の機能をそれぞれ十
分に発揮させることができる。特に刷毛ブラシにおいて
は、ブラシ柄を持つことが刷毛の近傍を持つことがで
き、したがって微妙なタッチで刷毛ブラシを操作して部
分染めを行うことができる。使用しない場合にはブラシ
本体の装填孔に刷毛ブラシを嵌め込んで係合することに
より、装填状態がよりコンパクトになって保管しやす
い。また、ブラシ本体に刷毛ブラシが装填された状態に
おいて刷毛ブラシの刷毛がブラシ本体の多数のブラシ歯
の列の中に配される構成により、装填状態において全体
があたかも1つのブラシに見え、コンパクト化とともに
見栄えがよくなる。
【0008】また、請求項2記載の毛染め用ブラシで
は、請求項1記載の毛染め用ブラシにおいて、ブラシ本
体のブラシ柄に刷毛ブラシのブラシ柄がピン結合されて
回動自在に連結されている構成により、両者が離れるこ
となく、いずれか一方を紛失する等のおそれを回避でき
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1ないし図4は一実施例の毛染め用ブラシ1
を示している。この毛染め用ブラシ1は、全体染め用の
ブラシ本体10と部分染め用の刷毛ブラシ20との組み
合わせで構成されており、ブラシ本体10に刷毛ブラシ
20が着脱自在に装填され、用途に応じて別々に使用す
るようになっている。図1、図3、図4および図5は、
ブラシ本体10に刷毛ブラシ20が装填された状態を示
している。
【0010】ブラシ本体10は、略長方形板状のブラシ
台11の一端にブラシ柄12が一体に成形されたもの
で、ブラシ柄12のブラシ台11へ移行する部分は傾斜
しており、この傾斜部12aは均一幅であるが、ブラシ
台11と平行な末端側の平行部12bは、末端側にいく
にしたがい幅広となるテーパ形状となっている。ブラシ
台11の反ブラシ柄12側の面である下面には、全体染
め用のブラシ歯13が多数植立されている。
【0011】刷毛ブラシ20は、全体形状がブラシ本体
10と同様でブラシ本体10を縮小したようなものであ
り、部分染め用の刷毛23が多数植立されたブラシ台2
1にブラシ柄22が一体に設けられて構成されている。
ブラシ柄22にはブラシ台21側に傾斜部22aが形成
され、末端側に平行部22bが形成されている。ブラシ
台21からブラシ柄22にかけてその上面には突条24
が形成されている。刷毛ブラシ20の幅はブラシ本体1
0の3分の1程度で均一幅であり、刷毛ブラシ20は、
ブラシ本体10に設けられた装填部14に着脱自在に装
填される。
【0012】その装填部14は、ブラシ台11からブラ
シ柄12にわたって刷毛ブラシ20に対応する形状に形
成された装填孔15と、この装填孔15の開口縁に設け
られた上下一対の凹部(係合部)16a,16bとから
構成される。上下一対の凹部16a,16bはブラシ本
体10に左右一対、ブラシ柄12の平行部12bに左右
一対の状態で形成されている。装填孔15の開口縁の下
端部には、切欠き段部17が形成されている。
【0013】ブラシ本体10に刷毛ブラシ20を装填す
るには、互いのブラシ台11、21どうし、ブラシ柄1
2、22どうしをそれぞれ対応させてブラシ本体10の
装填孔15に下側から刷毛ブラシ20を嵌め込む。その
際に、ブラシ本体10の各凹部16a,16bおよび切
欠き段部17に係合する凸部(被係合部)26a,26
bおよび突出段部27が、刷毛ブラシ20のブラシ台2
1およびブラシ柄22にそれぞれ形成されている。刷毛
ブラシ20の上側の凸部26aがブラシ本体10の上側
の凹部16aに嵌まり込むことで、刷毛ブラシ20はブ
ラシ本体10に装填された状態が保持されるようになっ
ており、この状態において、刷毛ブラシ20の刷毛23
はブラシ本体10の多数のブラシ歯13の列の中に配さ
れる。また、ブラシ本体10と刷毛ブラシ20の突条2
4以外の部分の厚さは同じで、装填状態において上下面
が面一になる。
【0014】上記毛染め用ブラシ1の作用を説明する。
まず、使用しないか、あるいは毛髪全体を染める全体染
めの場合には、刷毛ブラシ20の各凸部26a,26b
をブラシ本体10の凹部16a,16bに係合させて装
填孔15に刷毛ブラシ20を装填する。その際には、上
側の凸部26aを下側の凹部16bに合わせてガイドと
し、刷毛ブラシ20全体をブラシ本体10側に押すか、
あるいは突条24を引っ張って上側の凹部16aに上側
の凸部26aを、下側の凹部16bに下側の凸部26b
をそれぞれ嵌め込む。これで刷毛ブラシ20はブラシ本
体10の装填孔15に嵌め込まれ、装填状態が保持され
る。この合体操作に際して、刷毛ブラシ20の突出段部
27がブラシ本体10の切欠き段部17に嵌まることに
より、それ以上刷毛ブラシ20が上に移動しないように
なっている。そして、ブラシ本体10のブラシ歯13に
毛染め液を付け、ブラシ柄12を持ってブラシ歯13で
毛髪全体をすくことにより毛髪の全体染めを行う。
【0015】生えぎわ等を部分的に染める部分染めの場
合には、まず刷毛ブラシ20の突条24を押してブラシ
本体10の上側の凹部16aに対する刷毛ブラシ20の
上側の凸部26aの係合を外し、刷毛ブラシ20をブラ
シ本体10の下側に外して刷毛ブラシ20を単独の状態
とする。そして、刷毛ブラシ20の刷毛23に毛染め液
を付け、ブラシ柄22を持って刷毛23により部分染め
する。なお、両者を離してブラシ本体10単独で全体染
めを行うこともできる。
【0016】上記構成の毛染め用ブラシ1によれば、刷
毛ブラシ20により部分染めを行う場合には、ブラシ柄
22を持つことが、すなわち刷毛23の近傍を持つこと
ができ、しかも刷毛23の近傍を持つために邪魔になる
ものはない。このようにして刷毛ブラシ20を持てるこ
とにより、微妙なタッチが要求される部分染めを困難を
伴うことなく行うことができる。また、全体染めの場合
には、刷毛ブラシ20をブラシ本体10に装填した状態
か、あるいはブラシ本体10単独で行うので、全体染め
と部分染めの機能をそれぞれ十分に発揮でき、双方の場
合とも使い勝手がよい。使用しない場合には、ブラシ本
体10に刷毛ブラシ20を装填した状態がコンパクトに
なるので、保管しやすい。
【0017】上記実施例は、ブラシ本体10の下側から
刷毛ブラシ20を装填する構成であるが、上から装填す
る構成でもよく、その場合には、図5に示すように、ブ
ラシ本体10側の凹部16a,16b、切欠き段部1
7、刷毛ブラシ20側の凸部26a,26b、突出段部
27を、上記実施例と逆のパターンで形成する。
【0018】図6は、上記構成のブラシ本体10のブラ
シ柄12の末端に、上記構成の刷毛ブラシ20のブラシ
柄22の末端をピン結合して回動自在に連結した状態を
示している。このような構成にすれば、両者が離れるこ
となく、いずれか一方を紛失する等のおそれを回避でき
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の毛染め用ブラシによれば、全体染め用のブラシ本
体と部分染め用の刷毛ブラシとが別体であり、かつ着脱
自在であるので、両者の機能をそれぞれ十分に発揮させ
ることができるとともに、特に刷毛ブラシにおいては、
ブラシ柄を持つことが刷毛の近傍を持つことができ、し
たがって微妙なタッチで刷毛ブラシを操作して部分染め
を行うことができるといった効果を奏する。また、使用
しない場合にはブラシ本体の装填孔に刷毛ブラシを嵌め
込んで係合する構成により、装填状態がよりコンパクト
になり保管しやすくなる。また、ブラシ本体に刷毛ブラ
シが装填された状態において刷毛ブラシの刷毛がブラシ
本体の多数のブラシ歯の列の中に配される構成により、
装填状態において全体があたかも1つのブラシに見え、
コンパクト化とともに見栄えがよくなる。
【0020】また、請求項2記載の毛染め用ブラシで
は、請求項1記載の毛染め用ブラシにおいて、ブラシ本
体のブラシ柄に刷毛ブラシのブラシ柄がピン結合されて
回動自在に連結されている構成により、両者が離れるこ
となく、いずれか一方を紛失する等のおそれを回避でき
るといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】 同実施例の分解斜視図である。
【図3】 同実施例の(a)平面図、(b)一部断面側
面図である。
【図4】 図3(b)のPーP線矢視断面図である。
【図5】 一実施例の変形例の断面図である。
【図6】 本発明の他の実施例の一部断面側面図であ
る。
【符号の説明】
1…毛染め用ブラシ、10…ブラシ本体、11…ブラシ
本体のブラシ台、12…ブラシ本体のブラシ柄、13…
ブラシ歯、14…装填部、15…装填孔、16a,16
b…凹部(係合部)、20…刷毛ブラシ、21…刷毛ブ
ラシのブラシ台、22…刷毛ブラシのブラシ柄、23…
刷毛、26a,26b…凸部(被係合部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−52021(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 19/02 A45D 24/22 A47G 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体染め用のブラシ歯が多数植立された
    ブラシ台にブラシ柄が一体に設けられたブラシ本体と、 部分染め用の刷毛が多数植立されたブラシ台にブラシ柄
    が一体に設けられた刷毛ブラシとからなり、 ブラシ本体に設けられた装填部に、刷毛ブラシが着脱自
    在に装填される構成の毛染め用ブラシにおいて、 前記ブラシ本体の装填部は、ブラシ本体のブラシ台から
    ブラシ柄にわたって前記刷毛ブラシに対応する形状に形
    成された、ブラシ本体を貫通する装填孔と、この装填孔
    の開口縁に設けられた係合部とからなり、 刷毛ブラシは、装填部の装填孔に嵌め込まれて刷毛ブラ
    シ自身のブラシ台もしくはブラシ柄に設けられた被係合
    部が装填部の係合部に係合することによってブラシ本体
    に着脱自在に装填され、その装填状態で刷毛ブラシの刷
    毛がブラシ本体の多数のブラシ歯の列の中に配されるこ
    とを特徴とする毛染め用ブラシ。
  2. 【請求項2】 前記ブラシ本体のブラシ柄に、前記刷毛
    ブラシのブラシ柄がピン結合されて回動自在に連結され
    ていることを特徴とする請求項1記載の毛染め用ブラ
    シ。
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