JP3487573B2 - 整流平滑回路および整流平滑方法 - Google Patents
整流平滑回路および整流平滑方法Info
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Description
交流電源を整流平滑して出力する整流平滑回路の改良に
関するものである。
整流平滑回路において、その前段の交流電源トランスあ
るいは整流平滑回路における整流ダイオードまたは平滑
容量の内部抵抗が小さい場合、電源投入時に整流平滑回
路から出力される突入電流が大きくなる。そのため、整
流ダイオードの前後に電力定格の大きい抵抗やサーミス
タを挿入し、その突入電流を制限していた。従来、それ
ら抵抗やサーミスタの抵抗値は、平滑容量との時定数を
交流電源の数周期分の長さとすることで突入電流を上記
抵抗値を有さない場合の数分の1に制限していた。
己発熱で抵抗値が下がり、突入電流発生後の定常状態で
のサーミスタの抵抗による電力損失を低減していた。ま
たは、固定抵抗で平滑容量を比較的小電流で充電した後
に整流平滑回路出力から発生した方形波をトランス結合
後に、整流して駆動したトライアックで固定抵抗を短絡
するようにして、定常状態での固定抵抗による電力損失
を低減していた。
に、トライアックが導通すると、その導通後は再び突入
電流が大きくなる。そこで平滑容量が十分充電されるよ
うに、整流回路出力が一定電圧を越えてから発生した方
形波をトランス結合後に整流してトライアックのゲート
を駆動していた。
を用いたアクテブフイルタでも突入電流を制限できる
が、回路が大規模になる上に電力損失が増加する。
平滑回路のブロック構成例を示した図である。図5、図
6は正極性の整流回路での従来技術と本発明の両方の整
流平滑回路の動作波形の様子を同時に示した図であり、
交流電源トランスの出力Vacは絶対値|Vac|で図
示されている。図5および図6の実線は電源投入時の突
入電流を制限しない場合の動作を示し、図5および図6
の点線はトライアックを用いた従来の技術の電源投入時
の突入電流を制限する場合の動作を示し、図5および図
6の一点鎖線は本発明の電源投入時の突入電流を制限す
る場合の動作を示す。
来の技術の動作を簡単に説明する。図4において、交流
電源トランスの出力Vacはブリッジ整流ダイオードD
1〜D4と平滑容量C1とで直流化され、負荷ZLの両
端に整流回路出力電圧Voを供給する。
は、抵抗は交流電源トランスの内部抵抗Rtと整流ダイ
オードの内部抵抗RDと平滑容量C1の内部抵抗RCと
だけで非常に小さく、電源投入時は交流電源トランスの
インダクタンスだけで突入電流はほぼ制限されることに
なり、電源投入時の交流電源の位相によっては、突入電
流が定常時の電流値の数倍に達する場合がある。図5は
突入電流が特に大きくなる場合の電源投入時の交流電源
の位相を示し、図6は突入電流が比較的大きくならない
場合の電源投入時の交流電源の位相を示したものであ
る。
電源投入時は電流制限抵抗R1を介して平滑容量C1が
充電されて、図5および図6のeの点線のように、整流
回路出力電圧Voが一定電圧Vo1まで立ち上がると方
形波発生スイッチSW1の開閉により、発生した電圧を
結合トランスT2がトライアックTRK1の制御電極2
を基準に変換し、充電整流ダイオードD5で直流に変換
後、充電積分抵抗R2と積分容量C2で定まる時定数後
にトライアックTRK1のゲート電極Gを駆動してトラ
イアックTRK1の電極1,電極2を導通させ、図5お
よび図6のRの点線のように電流制限抵抗R1をトライ
アックの内部抵抗Rtrkで短絡し、図5および図6の
iの点線のように平滑容量C1の充電電流を再び増大し
て、図5および図6のeの点線のように整流回路出力電
圧Voを定常状態に引き上げる。
の制限を行う電力定格の大きい抵抗やトライアック駆動
用結合トランスは、整流回路の小型化の妨げになる。
1Vなので導通電流のアンペア単位の値がそのまま電力
損失のワット単位の同等な値に相当することになり、非
常に電力が消費されることとる。そのためトライアック
の電力損失のために必要となる放熱板を用いることで整
流回路の小型化の妨げになる。
ントモード等の制御電極が開放時に導通抵抗が高くかつ
非飽和動作が制御できる半導体素子を用い、その半導体
素子を電源投入時の突入電流の制限抵抗と制限抵抗の短
絡スイッチとの両方に共用可能な回路構成として、電力
定格の大きい抵抗を使用せずに、整流回路の電源投入時
の突入電流を低減できるようにするものである。
スが高い半導体素子を用いて、半導体素子の駆動用結合
トランスを結合容量またはフォトカプラ等の小形部品に
置き換える。そして、全導通時の導通飽和電圧の低い半
導体素子を用いて、定常状態での半導体素子の導通電圧
による電力損失を避け、放熱器を小型化するものであ
る。
の整流回路での本発明用いた平滑整流回路のブロック構
成例を示した図である。図5、図6において、一点鎖線
は正極性の整流回路での本発明の動作を示す波形例であ
り、交流電源トランスの出力Vacは絶対値|Vac|
で表示されている。なお、負極性の場合については、ダ
イオードの極性を反転し、非飽和動作が制御できる半導
体素子のnとpとを逆になるようにした素子に交換すれ
ば良い。
非飽和動作が制御できる半導体素子を使用した場合であ
り、非飽和半導体素子半導体Q1およびQ1’として、
ソース同士を直列接続したNchMOSFETを2個用
いた場合の本発明の一実施例を示す図である。
整流出力に非飽和動作が制御できる半導体素子を接続し
た構成を示したものであり、非飽和半導体素子半導体Q
1として、NchMOSFETを用いた場合の本発明の
一実施例を示した図である。図1、図2では駆動回路I
C1としてダイオード出力フォトカプラを用い、駆動回
路IC2またはIC22として容量結合した倍圧整流回
路を用いている。
導体Q2’として、PchMOSFETを用いた場合の
本発明の一実施例を示す図である。
Vac、Vac1は交流電源トランスの出力、D1、D
2、D11〜D14、D21〜D24は整流ダイオー
ド、Q1、Q1’、Q2、Q2’は非飽和半導体素子、
C1は平滑容量、ZLは負荷である。また、Ltは交流
電源トランスの出力インダクタンス、Rtは交流電源ト
ランスの内部抵抗、RDは整流ダイオードの内部抵抗、
RCは平滑容量の内部抵抗、RMOSは非飽和半導体素
子の内部抵抗である。
で交流電源の周期より長い時定数で非飽和半導体素子の
導通抵抗RMOSを徐々に下げて、平滑容量C1が充電
されて、整流回路出力Voが一定電圧Vo1まで立ち上
がると、非飽和半導体素子を駆動回路IC1で完全に導
通させ、平滑容量C1の充電電流を再び増大して整流回
路出力Voを定常状態に引き上げる。
御電極インピーダンスが高くかつ非飽和動作が制御でき
かつ導通飽和電圧の低い半導体素子としては、低電圧用
ではMOSFETや高hfe低飽和電圧トランジスタ、
高電圧大電流用ではIGBT素子やMOSFET制御サ
イリスタや高hfe低飽和電圧トランジスタやCarr
ier Injection Field Effec
t Transistor(以下CIFETと略す)や
エンハンスメントモード静電誘導トランジスタ等があ
る。
した例について説明する。図1の非飽和半導体素子Q
1、Q1’として、ソース同士を接続したMOSFET
を2個用い、MOSFET Q1のドレインと交流電源
Vacとを接続し、MOSFET Q1’とブリッジ整
流ダイオードD21、D23のアノードとを接続する。
または図2の非飽和半導体素子半導体Q2としてMOS
FETを用い、MOSFET Q2のドレインと整流ダ
イオードD1とD2のカソードとを接続し、MOSFE
T Q2のソースと平滑容量C1とを接続する。
FETの代わりに非飽和半導体素子としてPchMOS
FETを用い、MOSFET Q2のソースと整流ダイ
オードD1とD2のカソードとを接続し、MOSFET
Q2のドレインと平滑容量C1とを接続したものを用
いても良い。
力電圧と接地電位とを抵抗で分割してQ2’のゲートに
接続し、Q2’のソースとゲートの間に積分容量C12
を接続して、整流ダイオード出力の電圧を抵抗で分割し
て、抵抗R12と積分容量C12とで商用交流電源の周
期より長い時定数で積分した電圧でQ2’のゲートを駆
動してもよい。
のゲートソース間に商用交流電源の周期より長い時定数
で立ち上がるスレッショルド電圧程度の電圧を与え、M
OSFETを半導通として平滑容量を充電する電流を制
限後に、平滑容量が十分充電されてから、該半導体素子
を全導通とする。
の波形とを用いて、本発明の実施例の動作を簡単に説明
する。
1’またはQ2のソースの電圧を基準とし、入力側ドレ
インの電圧を駆動回路IC2またはIC22で容量結合
後に倍圧整流した電気信号を商用交流電源の周期より長
い時定数で積分した電圧でMOSFETQ1、Q1’ま
たはQ2のゲートを駆動する。
ET Q1、Q1’またはQ2のソースの電圧と入力側
ドレインの電圧との差は小さくなり、駆動回路IC2ま
たはIC22の駆動電圧は充電されなくなる。そこで、
整流回路出力Voが一定電圧Vo1まで立ち上がると、
整流回路出力Voで駆動した駆動回路IC1内のLED
の光を受けるフォトダイオードの出力電力でMOSFE
T Q1、Q1’またはQ2のゲートを駆動し、MOS
FET Q1、Q1’またはQ2を完全に導通させ、図
5および図6のRの一点鎖線のように導通抵抗RMOS
をほぼ0にし、図5および図6のiの一点鎖線のように
平滑容量C1の充電電流を再び増大して、図5および図
6のeの一点鎖線のように整流回路出力Voを定常状態
に引き上げる。
使用例のゲートをゲート、ソースをエミッタ、ドレイン
をコレクタとすれば良い。MOSFET制御サイリスタ
の使用例では上記MOSFETの使用例のゲートをゲー
ト、ソースをカソード、ドレインをアノード、高hfe
低飽和電圧トランジスタの使用例では上記MOSFET
の使用例のゲートをベース、ソースをエミッタ、ドレイ
ンをコレクタとすれば良いとすれば良い。
の使用例のソース、電圧駆動ゲート、ドレインはそのま
まで、正孔注入用のゲートGiを電圧駆動ゲートと同一
時定数で立ち上がる電流駆動とすれば良い。
スタの使用例では上記MOSFETの使用例のゲートを
ゲートとし、ソースをソースとし、さらに、ドレインを
ドレインとして、ゲートを電流駆動すれば良い。
説明する。図1において、交流電源Vacはブリッジ整
流ダイオードD21〜D24と平滑容量C1とで直流化
され、負荷ZLに整流回路出力Voを供給する。ここ
で、ソース同士を接続したMOSFET Q1、Q1’
のドレインでそれぞれ交流電源Vacと、ブリッジ整流
ダイオードD21とD23のアノードとを接続してい
る。
量C23で容量結合後にMOSFET Q1およびQ
1’のソースの電圧を基準とし、ダイオードD26とダ
イオードD25とで倍圧整流した電気信号を充電積分抵
抗R22と積分容量C22とで商用交流電源の周期より
長い時定数で積分した電圧でゲートを駆動する。MOS
FET Q1またはQ1’のスレッショルド電圧やON
抵抗が低すぎる場合はゲート電圧は電圧制限ツエナーダ
イオードD27でスレッショルド電圧程度の電圧に制限
され、MOSFET Q1またはQ1’のON抵抗は比
較的高く保たれ、平滑容量C1の充電電流は一定に制限
される。
SFETのソースの電圧と入力側ドレインの電圧との差
は小さくなり、制御電極を駆動する電圧は充電されなく
なる。そこで、平滑容量C1の出力の電位Voで駆動し
た駆動回路IC1内のLEDの光を受けるフォトダイオ
ードの出力電力でゲートを駆動し、MOSFET Q
1、Q1’のON抵抗が低くなり損失が低減する。ま
た、ダイオードD25はoffとなりダイオードD2
5’がonとなる。
ップ出力の交流電源Vac1は整流ダイオードD1、D
2とで両波整流され、平滑容量C1とで直流化され、負
荷ZLに整流回路出力Voを供給する。ここで、Nch
MOSFET Q2のドレインとソースとで整流ダイオ
ードD1とD2のカソードと、平滑容量C1とを接続し
ている。
電源Vac1を結合容量C3で容量結合後にMOSFE
T Q2のソースの電圧を基準とし、ダイオードD6と
ダイオードD5とで倍圧整流した電気信号を充電積分抵
抗R2と積分容量C2とで商用交流電源の周期より長い
時定数で積分した電圧でゲートを駆動する。MOSFE
T Q2のスレッショルド電圧やON抵抗が低すぎる場
合はゲート電圧は電圧制限ツエナーダイオードD7でス
レッショルド電圧程度の電圧に制限され、MOSFET
Q2のON抵抗は比較的高く保たれ、平滑容量C1の
充電電流は一定に制限される。
OSFETのソースの電圧と入力側ドレインの電圧との
差は小さくなり、制御電極を駆動する電圧は充電されな
くなる。
力の電位Voで駆動した駆動回路IC1内のLEDの光
を受けるフォトダイオードの出力電力でゲートを駆動
し、MOSFET Q2のON抵抗が低くなり損失が低
減する。また、ダイオードD5はoffとなりダイオー
ドD5’がonとなる。
電源Vacはブリッジ整流ダイオードD11〜D14と
平滑容量C1とで直流化され、負荷ZLに整流回路出力
Voを供給する。
OSFET Q2’のソース、平滑容量C1とPchM
OSFET Q2’のドレインを接続する。整流ダイオ
ードの出力電圧と接地電位とを抵抗R12と抵抗R13
で分割してQ2’のゲートに接続し、Q2’のソースと
Q2’のゲートに積分容量C12を接続して、整流ダイ
オード出力の電圧を抵抗で分割して、抵抗R12と積分
容量C12とで商用交流電源の周期より長い時定数で積
分した電圧でQ2’のゲートを駆動する。MOSFET
Q2’のスレッショルド電圧やON抵抗が低すぎる場
合は、商用交流電源投入時はゲート電圧は電圧制限ツエ
ナーダイオードD17でスレッショルド電圧程度の電圧
に制限され、MOSFET Q2’のON抵抗は比較的
高く保たれ、充電電流は一定に制限される。平滑容量C
1が十分充電されてから、整流出力の電位Voで駆動し
た駆動回路IC11内のトランジスタQ5のエミッタ−
コレクタ電流でQ2’のゲートを駆動し、MOSFET
Q2’のON抵抗が低くなり損失が低減する。また、
ダイオードD15はoffとなりダイオードD15’が
onとなる。
導体Q1、Q1’またはQ2として、PchMOSFE
Tを用いた場合は、IC1内のLEDの光を受けるフォ
トダイオードの出力極性を逆にすれば良い。
導体Q2’として、PNPトランシスタを用いても良
い。
入電流の制限を行う電力定格の大きい抵抗やトライアッ
ク駆動用結合トランスが省略できるので、整流回路の小
型化になる。
いた例としては、耐圧30Vで導通抵抗4.7mΩ以下
と低くいものが有り、定常状態で全導通すると電流10
Aでも導通電圧0.047V以下、損失0.47W以下
で、電力損失の放熱板は省略することができ、整流回路
の小型化が可能となる。電流5Aの場合は導通電圧0.
018V以下、損失0.12W以下なので電力損失は無
視できる。
の周期より長い時定数で低下し始めるので、突入電流の
最大値は電源投入時の交流電源の電圧瞬時値に無関係に
となり、突入電流を所定の値に押さえた以降の時間は定
常状態前でも非飽和半導体の導通抵抗はさらに下がり、
抵抗損失が小さくなる。
ジ定格電流の倍率が大きくないことがある。そのため、
サージ定格電流を確保すると交流電源Vacが高い場合
に、整流出力の電位Voが十分立ち上がる前にON抵抗
が低くなりすぎ、突入電流が再び大きくなる場合もあ
る。また、制御電極インピーダンスが高すぎ、ゲートソ
ース間電圧が定格以上に駆動される場合もある。しか
し、ツエナーダイオードでスレッショルド電圧程度のゲ
ートソース間電圧に制限すれば良く、電力損失の低減が
容易である。
を示した図
ロック構成例を示した図
D4、D11〜D14、D21〜D24:整流ダイオー
ド、 Q1、Q2、Q1’、Q2’:非飽和半導体素
子、 TRK1:トライアック、 C1:平滑容量、
ZL:負荷、 Vo:整流回路出力電圧、 IC1、I
C2、IC3:駆動回路、 T2:結合トランス、 S
W1:方形波発生スイッチ
Claims (6)
- 【請求項1】 交流電源を整流平滑する回路において、
制御電極を備えた非飽和動作が制御可能な半導体素子
と、前記半導体素子に接続する整流ダイオードと、前記
整流ダイオードおよび前記半導体素子のいずれか一方に
接続する平滑容量と、前記半導体素子の入力側に印加さ
れる電圧を前記交流電源の周期より長い時定数で積分し
た電圧が一端に印加し前記制御電極が他端に接続するダ
イオードと、前記制御電極に接続された駆動回路とを有
し、 前記ダイオードを介して前記交流電源投入時からは前記
積分した電圧により前記交流電源の周期より長い時定数
で徐々に前記半導体素子の導通抵抗が低下するように前
記制御電極を駆動制御し、前記平滑容量の両端電圧であ
る出力電圧が所定の値より大きくなった後からは前記駆
動回路により前記半導体素子を全導通するように前記制
御電極を駆動 制御することを特徴とする整流平滑回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の整流平滑回路におい
て、前記 半導体素子に制御電極インピーダンスが高く、かつ
制御電極が開放時に導通抵抗が高く、かつ全導通時の導
通飽和電圧の低い素子を用いると共に、前記ダイオード
を介して、前記交流電源入力の電圧を容量結合後に整流
した電気信号を前記交流電源の周期より長い時定数で積
分した電圧により徐々に前記半導体素子の導通抵抗が低
下するように前記制御電極を駆動制御することを特徴と
する整流平滑回路。 - 【請求項3】 請求項1に記載の整流平滑回路におい
て、 前記整流ダイオードと前記平滑容量との間に前記半導体
素子を接続し、前記半導体素子に制御電極インピーダン
スが高く、かつ制御電極が開放時に導通抵抗が高く、か
つ制御電極が接地で導通し、かつ導通飽和電圧の低い素
子を用いると共に、前記ダイオードを介して、前記整流
ダイオードの出力の電位と接地電位とを抵抗で分割した
電圧を前記交流電源の周期より長い時定数で積分した電
圧により徐々に前記半導体素子の導通抵抗が低下するよ
うに前記制御電極を駆動制御することを特徴とする整流
平滑回路 。 - 【請求項4】 請求項1または2または3に記載の整流
平滑回路において、 前記平滑容量の両端電圧である出力電圧で抵抗を介して
駆動したLEDの光を受けるフォトダイオードの出力電
力で前記半導体素子を全導通するように前記制御電極を
駆動制御することを特徴とする整流平滑回路 。 - 【請求項5】 請求項1または2または3または4に記
載の整流平滑回路において、 さらに、前記半導体素子の入力側に印加される電圧を前
記交流電源の周期より長い時定数で積分した電圧が印加
する前記ダイオードの一端に接続された電圧制御素子に
より前記制御電極の電圧を前記半導体素子のスレッシュ
ホルド電圧程度に制限することを特徴とする整流平滑回
路 。 - 【請求項6】 制御電極を備えた非飽和動作が制御可能
な半導体素子と、前記半導体素子に接続する整流ダイオ
ードと、前記整流ダイオードおよび前記半導体素子のい
ずれか一方に接続する平滑容量とを有した交流電源を整
流平滑する回路における整流平滑方法であって、 前記交流電源投入時からは前記半導体素子の入力に印加
される電圧を前記交流電源の周期より長い時定数で積分
した電圧により前記交流電源の周期より長い時定数で徐
々に非飽和に導通抵抗が低下するように前記制御電極を
駆動制御し、前記平滑容量の両端電圧である出力電圧が
所定の値より大きくなった後からは前記半導体素子を全
導通するように前記制御電極を駆動制御することを特徴
とする整流平滑方法 。
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JP00510297A JP3487573B2 (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 整流平滑回路および整流平滑方法 |
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JPH10201234A JPH10201234A (ja) | 1998-07-31 |
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