JP3487516B2 - フェノキシ置換ベンゾニトリルの製造法 - Google Patents
フェノキシ置換ベンゾニトリルの製造法Info
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- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は触媒存在下にフェノキシ
置換トルエンをアンモニア及び分子状酸素と気相接触反
応(即ち、アンモ酸化)せしめて、フェノキシ置換ベン
ゾニトリルを製造する方法に関する。
置換トルエンをアンモニア及び分子状酸素と気相接触反
応(即ち、アンモ酸化)せしめて、フェノキシ置換ベン
ゾニトリルを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】フェノキシ置換ベンゾニトリルは医薬、
農薬の中間体として有用な化合物である。フェノキシ置
換トルエンのアンモ酸化によるフェノキシ置換ベンゾニ
トリルの製造法としては、Neftekhimiya,
1990,30(1),63−68に、バナジウム−ア
ンチモン−クロム−チタンの酸化物触媒を用いる方法が
開示されている。しかしながら触媒の組成比についての
記載は一切なく、目的とするフェノキシ置換ベンゾニト
リルの空時収率も18g/(l・Hr)でしかない。
農薬の中間体として有用な化合物である。フェノキシ置
換トルエンのアンモ酸化によるフェノキシ置換ベンゾニ
トリルの製造法としては、Neftekhimiya,
1990,30(1),63−68に、バナジウム−ア
ンチモン−クロム−チタンの酸化物触媒を用いる方法が
開示されている。しかしながら触媒の組成比についての
記載は一切なく、目的とするフェノキシ置換ベンゾニト
リルの空時収率も18g/(l・Hr)でしかない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、フェ
ノキシ置換トルエンのアンモ酸化によって、高い空時収
率でフェノキシ置換ベンゾニトリルを製造することので
きる方法を提供することにある。
ノキシ置換トルエンのアンモ酸化によって、高い空時収
率でフェノキシ置換ベンゾニトリルを製造することので
きる方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討を
重ねた結果、特定の酸化物触媒を用い、且つ特定の分子
状酸素とフェノキシ置換トルエンのモル比で、フェノキ
シ置換トルエンをアンモニア及び分子状酸素と気相接触
反応せしめると、高い空時収率でフェノキシ置換ベンゾ
ニトリルを製造できることを見出し本発明に至った。
重ねた結果、特定の酸化物触媒を用い、且つ特定の分子
状酸素とフェノキシ置換トルエンのモル比で、フェノキ
シ置換トルエンをアンモニア及び分子状酸素と気相接触
反応せしめると、高い空時収率でフェノキシ置換ベンゾ
ニトリルを製造できることを見出し本発明に至った。
【0005】即ち本発明は、式(1):
で示されるフェノキシ置換トルエンをアンモニア及び分
子状酸素と、触媒の存在下気相接触反応せしめて、式
(2): で示されるフェノキシ置換ベンゾニトリルを製造するに
あたり、触媒として式(3): Va Sbb Crc Tid Ae Ox (3) (式中、Aはアルカリ金属、アルカリ土類金属、ホウ素
及びリンからなる群より選ばれる少なくとも一種以上の
元素であり、Oは酸素原子を表わす。添字a、b、c、
d、e及びxはそれぞれバナジウム、アンチモン、クロ
ム、チタン、A及び酸素原子の原子比を表わす実数であ
り、aを1としたとき、bは0.5〜10、cは0.1
〜10、dは0〜50、eは0〜5であり、xは酸素原
子の原子価、他の元素の原子価及び原子比から決まる任
意の値である。)で示される酸化物を使用し、分子状酸
素/フェノキシ置換トルエンのモル比を1.5〜7とす
ることを特徴とするフェノキシ置換ベンゾニトリルの製
造法に関する。
子状酸素と、触媒の存在下気相接触反応せしめて、式
(2): で示されるフェノキシ置換ベンゾニトリルを製造するに
あたり、触媒として式(3): Va Sbb Crc Tid Ae Ox (3) (式中、Aはアルカリ金属、アルカリ土類金属、ホウ素
及びリンからなる群より選ばれる少なくとも一種以上の
元素であり、Oは酸素原子を表わす。添字a、b、c、
d、e及びxはそれぞれバナジウム、アンチモン、クロ
ム、チタン、A及び酸素原子の原子比を表わす実数であ
り、aを1としたとき、bは0.5〜10、cは0.1
〜10、dは0〜50、eは0〜5であり、xは酸素原
子の原子価、他の元素の原子価及び原子比から決まる任
意の値である。)で示される酸化物を使用し、分子状酸
素/フェノキシ置換トルエンのモル比を1.5〜7とす
ることを特徴とするフェノキシ置換ベンゾニトリルの製
造法に関する。
【0006】本発明に用いる式(3):
Va Sbb Crc Tid Ae Ox (3)
で示される酸化物触媒において、Aはアルカリ金属、ア
ルカリ土類金属、ホウ素及びリンからなる群から選ばれ
る少なくとも一種以上の元素であり、Oは酸素原子を表
わす。添字a、b、c、d、e及びxはそれぞれバナジ
ウム、アンチモン、クロム、チタン、A及び酸素原子の
原子比を表わす実数であり、aを1としたとき、bは
0.5〜10、cは0.1〜10、dは0〜50、eは
0〜5であり、xは酸素原子の原子価、他の元素の原子
価及び原子比から決まる任意の値である。
ルカリ土類金属、ホウ素及びリンからなる群から選ばれ
る少なくとも一種以上の元素であり、Oは酸素原子を表
わす。添字a、b、c、d、e及びxはそれぞれバナジ
ウム、アンチモン、クロム、チタン、A及び酸素原子の
原子比を表わす実数であり、aを1としたとき、bは
0.5〜10、cは0.1〜10、dは0〜50、eは
0〜5であり、xは酸素原子の原子価、他の元素の原子
価及び原子比から決まる任意の値である。
【0007】上記式(3)で示される酸化物触媒の調製
に使用する各元素の原料化合物としては特に限定はな
く、通常用いられる化合物であればいずれも使用でき
る。
に使用する各元素の原料化合物としては特に限定はな
く、通常用いられる化合物であればいずれも使用でき
る。
【0008】例えば、バナジウム化合物としてはメタバ
ナジン酸アンモニウム、五酸化バナジウム、リン酸バナ
ジウム等が、アンチモン化合物としては金属アンチモ
ン、三二酸化アンチモン、五二酸化アンチモン、三塩化
アンチモン等が、またクロム化合物としては硝酸第二ク
ロム、無水クロム酸等が、またチタン化合物としては酸
化チタン、四塩化チタン等が使用できる。
ナジン酸アンモニウム、五酸化バナジウム、リン酸バナ
ジウム等が、アンチモン化合物としては金属アンチモ
ン、三二酸化アンチモン、五二酸化アンチモン、三塩化
アンチモン等が、またクロム化合物としては硝酸第二ク
ロム、無水クロム酸等が、またチタン化合物としては酸
化チタン、四塩化チタン等が使用できる。
【0009】また、アルカリ金属又はアルカリ土類金属
化合物としてはリチウム、ナトリウム、カリウム、セシ
ウム、ルビジウム、マグネシウム、カルシウム等の塩化
物、水酸化物、硝酸塩、硫酸塩等が、ホウ素化合物とし
てはホウ酸、酸化ホウ素等が、またリン化合物としては
リン酸、ポリリン酸、五酸化リン、リン酸アンモニウム
等が使用できる。
化合物としてはリチウム、ナトリウム、カリウム、セシ
ウム、ルビジウム、マグネシウム、カルシウム等の塩化
物、水酸化物、硝酸塩、硫酸塩等が、ホウ素化合物とし
てはホウ酸、酸化ホウ素等が、またリン化合物としては
リン酸、ポリリン酸、五酸化リン、リン酸アンモニウム
等が使用できる。
【0010】本発明に用いる触媒は単独で使用すること
も、担体に担持して用いることもできる。担体としては
シリカ、アルミナ、シリカアルミナ、炭化ケイ素、ケイ
ソウ土及びゼオライト等が挙げられる。
も、担体に担持して用いることもできる。担体としては
シリカ、アルミナ、シリカアルミナ、炭化ケイ素、ケイ
ソウ土及びゼオライト等が挙げられる。
【0011】触媒の調製法としては、一般に知られてい
る酸化物触媒の調製法が適用できる。例えば、水に上記
バナジウム化合物、アンチモン化合物及びクロム化合物
等を加えた液を濃縮した後、乾燥、焼成する方法や、ま
た、担体に担持した触媒を得るには、上記触媒活性成分
を含む液に担体粉末をさらに加えて濃縮し、乾燥、焼成
する方法や、活性成分を含む液中に担体を浸して含浸担
持し、乾燥、焼成する方法等が採用できる。
る酸化物触媒の調製法が適用できる。例えば、水に上記
バナジウム化合物、アンチモン化合物及びクロム化合物
等を加えた液を濃縮した後、乾燥、焼成する方法や、ま
た、担体に担持した触媒を得るには、上記触媒活性成分
を含む液に担体粉末をさらに加えて濃縮し、乾燥、焼成
する方法や、活性成分を含む液中に担体を浸して含浸担
持し、乾燥、焼成する方法等が採用できる。
【0012】本発明におけるフェノキシ置換トルエンと
しては、オルトフェノキシトルエン、メタフェノキシト
ルエン及びパラフェノキシトルエンが挙げられる。
しては、オルトフェノキシトルエン、メタフェノキシト
ルエン及びパラフェノキシトルエンが挙げられる。
【0013】本発明において触媒存在下、フェノキシ置
換トルエンをアンモニア及び分子状酸素と気相接触反応
せしめてフェノキシ置換ベンゾニトリルを製造するにあ
たり、反応供給ガス中の分子状酸素/フェノキシ置換ト
ルエンのモル比は1.5〜7モルである。
換トルエンをアンモニア及び分子状酸素と気相接触反応
せしめてフェノキシ置換ベンゾニトリルを製造するにあ
たり、反応供給ガス中の分子状酸素/フェノキシ置換ト
ルエンのモル比は1.5〜7モルである。
【0014】本発明における分子状酸素としては通常空
気を用いるが、純酸素又はこれと空気との混合物を用い
ることもできる。
気を用いるが、純酸素又はこれと空気との混合物を用い
ることもできる。
【0015】原料供給ガス中のフェノキシ置換トルエン
とアンモニアのモル比は特に限定されないが、通常1:
1〜1:100である。
とアンモニアのモル比は特に限定されないが、通常1:
1〜1:100である。
【0016】フェノキシ置換トルエン、分子状酸素及び
アンモニアを含む原料ガスとしては、不活性気体、例え
ば水蒸気あるいは窒素等で希釈したものを用いることも
できる。原料ガス中のフェノキシ置換トルエンの濃度は
通常0.15〜10モル%の範囲である。
アンモニアを含む原料ガスとしては、不活性気体、例え
ば水蒸気あるいは窒素等で希釈したものを用いることも
できる。原料ガス中のフェノキシ置換トルエンの濃度は
通常0.15〜10モル%の範囲である。
【0017】本発明において原料フェノキシ置換トルエ
ンの供給速度(以下、LHSVという。)は、通常0.
01〜1.0g/(ml・Hr)であり、好ましくは
0.03〜0.5g/(ml・Hr)である。原料ガス
の空間速度は通常200〜10000Hr-1であり、好
ましくは300〜5000Hr-1である。反応温度は通
常300〜650℃であり、好ましくは330〜600
℃である。また、反応は通常常圧で行われるが、減圧又
は加圧下においても実施することができる。反応器は固
定床形式のものや流動床形式のものを用いることができ
る。
ンの供給速度(以下、LHSVという。)は、通常0.
01〜1.0g/(ml・Hr)であり、好ましくは
0.03〜0.5g/(ml・Hr)である。原料ガス
の空間速度は通常200〜10000Hr-1であり、好
ましくは300〜5000Hr-1である。反応温度は通
常300〜650℃であり、好ましくは330〜600
℃である。また、反応は通常常圧で行われるが、減圧又
は加圧下においても実施することができる。反応器は固
定床形式のものや流動床形式のものを用いることができ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明の方法によれば、フェノキシ置換
トルエンから高い空時収率でフェノキシ置換ベンゾニト
リルを製造することができる。
トルエンから高い空時収率でフェノキシ置換ベンゾニト
リルを製造することができる。
【0019】
【実施例】次に実施例により本発明を説明するが、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、転
化率、収率、選択率及び空時収率はそれぞれ次の計算式
に従って計算した。
明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、転
化率、収率、選択率及び空時収率はそれぞれ次の計算式
に従って計算した。
【0020】転化率:%=(反応したフェノキシ置換ト
ルエン:モル)/(供給したフェノキシ置換トルエン:
モル)×100
ルエン:モル)/(供給したフェノキシ置換トルエン:
モル)×100
【0021】収率:%=(生成したフェノキシ置換ベン
ゾニトリル:モル)/(供給したフェノキシ置換トルエ
ン:モル)×100
ゾニトリル:モル)/(供給したフェノキシ置換トルエ
ン:モル)×100
【0022】選択率:%=(生成したフェノキシ置換ベ
ンゾニトリル:モル)/(反応したフェノキシ置換トル
エン:モル)×100
ンゾニトリル:モル)/(反応したフェノキシ置換トル
エン:モル)×100
【0023】空時収率:g/(l・Hr)
={(LHSV:g/ (ml・Hr))×1000/(フェノキシ置
換トルエンの分子量)}×{(収率:%)/100}×
(フェノキシ置換ベンゾニトリルの分子量)
換トルエンの分子量)}×{(収率:%)/100}×
(フェノキシ置換ベンゾニトリルの分子量)
【0024】実施例1
蒸留水300ccに40%メチルアミン水溶液16.6
gを加えた溶液中に、メタバナジン酸アンモニウム5.
0gを加えて溶解した溶液を90℃に加熱した。これに
三酸化アンチモン24.93g、硝酸第二クロム17.
11g及び二酸化チタン54.65gを加えた後、1時
間混合し濃縮した。得られた残渣を120℃で8時間乾
燥し、空気中300℃で2時間、更に500℃で3時間
焼成して、バナジウム等の原子比がV1 Sb4 Cr1 T
i16の酸化物触媒を得た。この触媒の粒径を10〜16
メッシュに揃え、内径22.0mmφのパイレックス製
反応管に20ml充填した。触媒充填部を420℃に保
持し、メタフェノキシトルエンのLHSVを0.1g/
(ml・Hr)で、メタフェノキシトルエン:アンモニ
ア:空気中の分子状酸素:水蒸気のモル比が1:15:
3:15の混合ガスを通した( 空間速度:560H
r-1) 。反応生成ガスをメタノールに15分間吸収して
捕集し、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、メ
タフェノキシトルエン転化率85%、メタフェノキシベ
ンゾニトリル収率49%(選択率58%)であり、メタ
フェノキシベンゾニトリルの空時収率は52g/(l・
Hr)であった。
gを加えた溶液中に、メタバナジン酸アンモニウム5.
0gを加えて溶解した溶液を90℃に加熱した。これに
三酸化アンチモン24.93g、硝酸第二クロム17.
11g及び二酸化チタン54.65gを加えた後、1時
間混合し濃縮した。得られた残渣を120℃で8時間乾
燥し、空気中300℃で2時間、更に500℃で3時間
焼成して、バナジウム等の原子比がV1 Sb4 Cr1 T
i16の酸化物触媒を得た。この触媒の粒径を10〜16
メッシュに揃え、内径22.0mmφのパイレックス製
反応管に20ml充填した。触媒充填部を420℃に保
持し、メタフェノキシトルエンのLHSVを0.1g/
(ml・Hr)で、メタフェノキシトルエン:アンモニ
ア:空気中の分子状酸素:水蒸気のモル比が1:15:
3:15の混合ガスを通した( 空間速度:560H
r-1) 。反応生成ガスをメタノールに15分間吸収して
捕集し、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、メ
タフェノキシトルエン転化率85%、メタフェノキシベ
ンゾニトリル収率49%(選択率58%)であり、メタ
フェノキシベンゾニトリルの空時収率は52g/(l・
Hr)であった。
【0025】実施例2
三酸化アンチモンの量を18.7gに、二酸化チタンの
量を150.3gに変えた以外は実施例1と同様な方法
で触媒の調製を行い、バナジウム等の原子比がV1 Sb
3 Cr1 Ti44の酸化物触媒を得た。この触媒を用い実
施例1と同様にして反応を行い反応生成ガスを分析し
た。メタフェノキシトルエン転化率74%、メタフェノ
キシベンゾニトリル収率58%(選択率79%)であっ
た。メタフェノキシベンゾニトリルの空時収率は61g
/(l・Hr)であった。
量を150.3gに変えた以外は実施例1と同様な方法
で触媒の調製を行い、バナジウム等の原子比がV1 Sb
3 Cr1 Ti44の酸化物触媒を得た。この触媒を用い実
施例1と同様にして反応を行い反応生成ガスを分析し
た。メタフェノキシトルエン転化率74%、メタフェノ
キシベンゾニトリル収率58%(選択率79%)であっ
た。メタフェノキシベンゾニトリルの空時収率は61g
/(l・Hr)であった。
【0026】実施例3
ホウ酸を2.64g加えた以外は、実施例1と同様にし
て表1に示すバナジウム等の原子比を有する酸化物触媒
を調製し、実施例1と同様にして反応を行った。結果を
表1に示す。
て表1に示すバナジウム等の原子比を有する酸化物触媒
を調製し、実施例1と同様にして反応を行った。結果を
表1に示す。
【0027】実施例4
硝酸第二クロムの量を8.56gに変えた以外は、実施
例3と同様にして表1に示すバナジウム等の原子比を有
する酸化物触媒を調製し、実施例1と同様にして反応を
行った。結果を表1に示す。
例3と同様にして表1に示すバナジウム等の原子比を有
する酸化物触媒を調製し、実施例1と同様にして反応を
行った。結果を表1に示す。
【0028】実施例5
硝酸カリウム0.86gをさらに加えた以外は、実施例
1と同様にして表1に示すバナジウム等の原子比を有す
る酸化物触媒を調製し、実施例1と同様にして反応を行
った。結果を表1に示す。
1と同様にして表1に示すバナジウム等の原子比を有す
る酸化物触媒を調製し、実施例1と同様にして反応を行
った。結果を表1に示す。
【0029】 表1
実施例 触媒中のバナジウム等 転化 メタフェノキシヘ゛ンソ゛ニトリル 番号
の原子比 率 収率 選択率 空時収率
3 V1 Sb4 Cr1 Ti16B1 73 52 71 55
4 V1 Sb4 Cr0.5 Ti16B1 77 58 75 61
5 V1 Sb4 Cr1 Ti16K0.2 76 51 67 54
【0030】実施例6
酒石酸水溶液中に三酸化アンチモン3.0gを添加し溶
解した。10%シュウ酸水溶液20g中に五酸化バナジ
ウム0.47gを加え均一な溶液を得た。また、10%
シュウ酸水溶液35g中に無水クロム酸1.03gを加
え均一な溶液を得た。これらの溶液を混合し35mlま
で濃縮し、これにアルミナ球(住友化学工業株式会社製
NKHO−24)25.5gを浸し、含浸担持した。
その後時々撹拌しながら120℃で乾燥し、空気中30
0℃で2時間、更に500℃で3時間焼成し、アルミナ
にバナジウム等の原子比がV1 Sb4 Cr2 の酸化物1
5重量%を担持した触媒を得た。得られた触媒を内径2
2.0mmφのパイレックス製反応管に20ml充填
し、触媒充填部を350℃に保持した。メタフェノキシ
トルエンのLHSVが0.1g/(ml・Hr)で、メ
タフェノキシトルエン:アンモニア:空気中の分子状酸
素:水蒸気のモル比が1:15:3:15の混合ガスを
上記反応管に通した(空間速度:560Hr-1) 。反応
生成ガスをメタノールに15分間吸収して捕集し、ガス
クロマトグラフィーで分析したところ、メタフェノキシ
トルエン転化率67%、メタフェノキシベンゾニトリル
収率58%(選択率87%)で、メタフェノキシベンゾ
ニトリルの空時収率は61g/(l・Hr)であった。
解した。10%シュウ酸水溶液20g中に五酸化バナジ
ウム0.47gを加え均一な溶液を得た。また、10%
シュウ酸水溶液35g中に無水クロム酸1.03gを加
え均一な溶液を得た。これらの溶液を混合し35mlま
で濃縮し、これにアルミナ球(住友化学工業株式会社製
NKHO−24)25.5gを浸し、含浸担持した。
その後時々撹拌しながら120℃で乾燥し、空気中30
0℃で2時間、更に500℃で3時間焼成し、アルミナ
にバナジウム等の原子比がV1 Sb4 Cr2 の酸化物1
5重量%を担持した触媒を得た。得られた触媒を内径2
2.0mmφのパイレックス製反応管に20ml充填
し、触媒充填部を350℃に保持した。メタフェノキシ
トルエンのLHSVが0.1g/(ml・Hr)で、メ
タフェノキシトルエン:アンモニア:空気中の分子状酸
素:水蒸気のモル比が1:15:3:15の混合ガスを
上記反応管に通した(空間速度:560Hr-1) 。反応
生成ガスをメタノールに15分間吸収して捕集し、ガス
クロマトグラフィーで分析したところ、メタフェノキシ
トルエン転化率67%、メタフェノキシベンゾニトリル
収率58%(選択率87%)で、メタフェノキシベンゾ
ニトリルの空時収率は61g/(l・Hr)であった。
【0031】比較例1
メタフェノキシトルエン:アンモニア:空気中の分子状
酸素:水蒸気のモル比を1:15:1:15(空間速
度:440Hr-1) にした以外は、実施例2と同様にし
て反応を行った。メタフェノキシトルエン転化率42
%、メタフェノキシベンゾニトリル収率34%(選択率
81%)であった。メタフェノキシベンゾニトリルの空
時収率は36g/(l・Hr)であった。
酸素:水蒸気のモル比を1:15:1:15(空間速
度:440Hr-1) にした以外は、実施例2と同様にし
て反応を行った。メタフェノキシトルエン転化率42
%、メタフェノキシベンゾニトリル収率34%(選択率
81%)であった。メタフェノキシベンゾニトリルの空
時収率は36g/(l・Hr)であった。
【0032】比較例2
メタフェノキシトルエン:アンモニア:空気中の分子状
酸素:水蒸気のモル比を1:15:30:15(空間速
度:2200Hr-1) にした以外は、実施例2と同様に
して反応を行った。メタフェノキシトルエン転化率56
%、メタフェノキシベンゾニトリル収率33%(選択率
59%)であった。メタフェノキシベンゾニトリルの空
時収率は35g/(l・Hr)であった。
酸素:水蒸気のモル比を1:15:30:15(空間速
度:2200Hr-1) にした以外は、実施例2と同様に
して反応を行った。メタフェノキシトルエン転化率56
%、メタフェノキシベンゾニトリル収率33%(選択率
59%)であった。メタフェノキシベンゾニトリルの空
時収率は35g/(l・Hr)であった。
【0033】実施例7
メタフェノキシトルエンの代わりにパラフェノキシトル
エンを用いた以外は、実施例1と同様にして反応を行っ
た。パラフェノキシトルエン転化率75%、パラフェノ
キシベンゾニトリル収率61%(選択率81%)であっ
た。パラフェノキシベンゾニトリルの空時収率は65g
/(l・Hr)であった。
エンを用いた以外は、実施例1と同様にして反応を行っ
た。パラフェノキシトルエン転化率75%、パラフェノ
キシベンゾニトリル収率61%(選択率81%)であっ
た。パラフェノキシベンゾニトリルの空時収率は65g
/(l・Hr)であった。
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(72)発明者 中石 徹
大阪府大阪市城東区放出西2丁目12番13
号 広栄化学工業株式会社内
(56)参考文献 特開 平7−145133(JP,A)
Chemical Abstract
s,(1990), Vol.113,abs
tract No.58636
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C07C 253/28
C07C 255/54
CA(STN)
Claims (2)
- 【請求項1】 式(1): で示されるフェノキシ置換トルエンをアンモニア及び分
子状酸素と、触媒の存在下気相接触反応せしめて、式
(2): で示されるフェノキシ置換ベンゾニトリルを製造するに
あたり、触媒として式(3): Va Sbb Crc Tid Ae Ox (3) (式中、Aはアルカリ金属、アルカリ土類金属、ホウ素
及びリンからなる群より選ばれる少なくとも一種以上の
元素であり、Oは酸素原子を表わす。添字a、b、c、
d、e及びxはそれぞれバナジウム、アンチモン、クロ
ム、チタン、A及び酸素原子の原子比を表わす実数であ
り、aを1としたとき、bは0.5〜10、cは0.1
〜10、dは0〜50、eは0〜5であり、xは酸素原
子の原子価、他の元素の原子価及び原子比から決まる任
意の値である。)で示される酸化物を使用し、分子状酸
素/フェノキシ置換トルエンのモル比を1.5〜7とす
ることを特徴とするフェノキシ置換ベンゾニトリルの製
造法。 - 【請求項2】 式(3)の酸化物がシリカ、アルミナ、
シリカアルミナ、炭化ケイ素、ケイソウ土又はゼオライ
トに担持されていることを特徴とする請求項1記載の方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29552193A JP3487516B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | フェノキシ置換ベンゾニトリルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29552193A JP3487516B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | フェノキシ置換ベンゾニトリルの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07145132A JPH07145132A (ja) | 1995-06-06 |
| JP3487516B2 true JP3487516B2 (ja) | 2004-01-19 |
Family
ID=17821704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29552193A Expired - Fee Related JP3487516B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | フェノキシ置換ベンゾニトリルの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3487516B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-25 JP JP29552193A patent/JP3487516B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| Chemical Abstracts,(1990), Vol.113,abstract No.58636 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07145132A (ja) | 1995-06-06 |
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Legal Events
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