JP3487457B2 - 投影用ズームレンズ - Google Patents

投影用ズームレンズ

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JP3487457B2
JP3487457B2 JP01198795A JP1198795A JP3487457B2 JP 3487457 B2 JP3487457 B2 JP 3487457B2 JP 01198795 A JP01198795 A JP 01198795A JP 1198795 A JP1198795 A JP 1198795A JP 3487457 B2 JP3487457 B2 JP 3487457B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は投影用ズームレンズ、
より詳細には、カラー画像を拡大してスクリーン上に投
影する投影用ズームレンズに関する。この発明の投影用
ズームレンズは、特に3板式液晶カラープロジェクタに
好適に利用できる。
【0002】
【従来の技術】光源から3原色の色成分を含む光を放射
させ、この光を3原色の各色成分に色分解し、色分解さ
れた各色成分光のそれぞれにより、対応する透過型表示
体を照明し、各透過型表示体を透過した各色成分光を色
合成系により色合成し、スクリーン上に投射することに
よりカラー画像をスクリーン上に表示する「投射型表示
装置」は従来から液晶プロジェクタ等として知られてい
る。
【0003】図19は、従来から知られた3板式液晶プ
ロジェクタの光学系の構成の1例を示している。符号1
は白色光源、符号2はUV・IRカットフィルタ、符号
3は青反射のダイクロイックミラー、符号4は赤透過の
ダイクロイックミラー、符号5,6は反射ミラー、符号
7は青透過のダイクロイックミラー、符号8は赤反射の
ダイクロイックミラー、符号9は青表示用液晶ライトバ
ルブ、符号10は緑表示用液晶ライトバルブ、符号11
は赤表示用液晶ライトバルブ、符号12は投影レンズ、
符号13はスクリーンを示す。
【0004】即ち、白色光源1から放射された光は、ダ
イクロイックミラー3,4と反射ミラー6により構成さ
れる「色分解系」により色分解されて、対応する透過型
表示媒体である液晶ライトバルブ9,10,11を照明
し、「色合成系」をなす反射ミラー5、ダイクロイック
ミラー7,8により色合成されて結像レンズ12に入射
し、各液晶ライトバルブの表示画像が拡大、合成されて
スクリーン13上に結像投影される。
【0005】図20は、図19において反射ミラー5、
ダイクロイックミラー7,8により構成されている「色
合成系」をL字型ダイクロイックプリズム14に置き換
えた光学系構成を示している。
【0006】液晶ライトバルブの画素の高密度化によ
り、「色合成系」のミラーには厳しい平面度が要求さ
れ、製造上、組付け上の問題となっている。
【0007】また、図19,20の如き構成のプロジェ
クタにおいては、透過型表示体から投影レンズの最終面
までの間(バックフォーカス)に、光軸に対し45°傾
いたミラーが、少なくとも2枚は配置されるため、投影
レンズには比較的長いバックフォーカスが要求される。
【0008】図20に示すL型型ダイクロイックプリズ
ム14は、図19における「色合成系」を構成する各ミ
ラー5,7,8に比し、重く、カラーシェーディングが
大きいという問題が生じるが、上記平面度に対する厳し
い要求を満足させることが容易であるとともに、投影レ
ンズのバックフォーカス(空気換算値)を短くして光源
側の光学配置をコンパクト化できるという利点がある。
【0009】ところで、近来、液晶プロジェクタに代表
される投影型画像表示装置には、短い投射距離で大画面
を投映したいという要求があり、投影用ズームレンズの
広角側の短焦点化・広画角化の実現が求められている。
これにより、投影用ズームレンズの広角端におけるバッ
クフォーカスと焦点距離の比も大きくしなければならな
い。
【0010】また、スクリーン上に明るいカラー画像を
表示できるように、投影用ズームレンズのF値を小さく
すること、装置全体を小型化するために、投影用ズーム
レンズの全長を短く抑えることが求められている。
【0011】さらに、液晶ライトバルブの画素の高密度
化に伴い、投影用ズームレンズの光学性能の向上、特に
「倍率の色収差」の有効な低減化が必要となってきてい
る。
【0012】従来、「バックフォーカスの長い」投影用
ズームレンズとして、特開平4−56816号公報、特
開平5−19163号公報、特開平6−43363号公
報開示の3群構成のものが知られている。
【0013】しかし、これら各公報開示の投影用ズーム
レンズは、いずれもF値が4.5と明るさの面でやや暗
く、広角端での半画角が22゜以下であるため、短い投
射距離で大画面を投映することは難しい。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情に鑑みてなされたものであって、略2倍の変倍比と広
角端での半画角が30°以上であり、性能良好な投影用
ズームレンズの提供を目的とする。
【0015】この発明の目的はまた、略2倍の変倍比と
広角端での半画角が30°以上であり、倍率の色収差を
良好に補正した性能良好な投影用ズームレンズの提供に
ある(請求項1)。
【0016】この発明の他の目的は、略2倍の変倍比と
広角端での半画角が30°以上であり、広角端でのF値
が3.1程度と明るい、性能良好な投影用ズームレンズ
の提供にある(請求項2)。
【0017】この発明の投影用ズームレンズは、変倍・
フォーカシングに際しスクリーン側のレンズ面から透過
型表示体に到る距離が変わらない。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明の投影用ズーム
レンズは図1に示すように「カラー画像90を拡大して
スクリーンS上に投影する投影用ズームレンズ」であっ
て、スクリーン側Sから順に、正の屈折力を持つ第1群
I、負の屈折力を持つ第2群II、正の屈折力を持つ第
3群IIIを配して成る。
【0019】「全系の焦点距離の変化」は、第1群Iと
第2群IIの光軸上の間隔、および第2群IIと第3群
IIIの光軸上の間隔を変化させることによって行う。
【0020】 広角端における焦点距離をfWとし、広
角端でのバックフォーカスをbfW、第1群の焦点距離
をf1(>0)、第3群の広角端における横倍率をβ3W(<
0)とすると、これらは条件: (1) bfW/fW > 1.6 (2) 5 < f1/fW < 10 (3) 0.62< |β3W| < 1.0 を満足する。
【0021】請求項1記載の投影用ズームレンズは、さ
らに、以下の特徴を有する。
【0022】即ち、レンズ材料の部分分散比をθ、アッ
ベ数をνとするとき、「第3群を除いたレンズ構成」に
おける1枚以上の正レンズと2枚以上の負レンズの材質
が、条件: (4) θ−(0.6438−0.001682ν) < 0 を満足する。
【0023】周知の如く、部分分散比:θおよびアッベ
数:νは、ng,nF,nd,nCをそれぞれ、g,F,
d,C線に対するレンズ材料の屈折率として、 θ=(ng−nF)/(nF−nC) ν=(nd−1)/(nF−nC) で定義される。
【0024】請求項2記載の投影用ズームレンズは、上
記請求項1または2記載の投影用ズームレンズにおい
て、第2群IIが、図1に示すように、スクリーンS側
に配される第2群前群II1と、この第2群前群II1
ら第2群II内で最も長いレンズ間隔を隔てて配される
第2群後群II2とから成り、第3群IIIが、スクリ
ーンS側に配される第3群前群III1と、この第3群
前群III1から第3群III内で最も長いレンズ間隔
を隔てて配される第3群後群III2とから成る。
【0025】第2群後群II2と第3群前群III1を構
成するレンズの媒質の、d線に対する屈折率の平均値:
aは、条件 (5) na > 1.7 を満足する。
【0026】上記請求項1または2記載の投影用ズーム
レンズは何れも、変倍に際して第1群Iが変位せず、フ
ォーカシングを第2群IIのみの変位により行う。
【0027】
【作用】この発明の投影用ズームレンズのように、スク
リーン側から順に、正・負・正の3群構成とする場合、
第3群の焦点距離をf3(>0)、第3群の横倍率をβ
3(<0)とすると、薄肉レンズ系では、そのバックフォ
ーカスbfは、 bf=(1+|β3|)・f3 (A) で表される。この式(A)から明らかなように、横倍
率:β3が最小となる「広角端」でバックフォーカス:
bfも最小となる。
【0028】多板式のプロジェクタの場合は、このバッ
クフォーカス:bfは「色合成系を設置できるだけの長
さ」が必要である。
【0029】近来、プロジェクタの小型化・投射距離の
短縮化の要請に伴い、広角端の焦点距離を短くすること
が要求されているが、焦点距離の短縮に対して、色合成
系を含む機構系のスペースを小さくすることは難しく、
このため「焦点距離に対して大きなバックフォーカス」
が必要となる。
【0030】条件(1)は、広角端における、焦点距
離:fWに対するバックフォーカス:bfWの比の下限を
さだめる条件であり、プロジェクタ用の投射レンズとし
て必須の条件であるが、同時に、この発明の投影用ズー
ムレンズが「広角端で強いレトロフォーカスのパワー配
置」であることを内容として含んでいる。
【0031】この条件が満たされないときは液晶プロジ
ェクタ用投射レンズとして用いるのが困難になると共
に、60゜を越える広角端の画角に対する収差補正能力
に不足をきたす。
【0032】条件(2)の上限を越えると、正の屈折力
を持つ第1群の「収差補正作用」が弱くなり、歪曲収差
・倍率色収差の補正に好ましくない。条件(2)の下限
を越えると、レンズ系のレトロフォーカス的な性格が弱
まり望遠的な傾向が強くなって、広い画角にわたって良
好な結像性能を維持することが難しくなる。
【0033】一般に、正の屈折力の第3群は拡大系であ
るよりも縮小系であるほうが収差補正にとって有利なこ
とは明かであるが、縮小系では倍率が小さくなるほどバ
ックフォーカスが短くなり、色合成系配備のための空間
確保が困難になる。
【0034】条件(3)は、第3群を縮小系として収差
補正の有利さを確保すると共に、必要なバックフォーカ
スを確保するという、互いに相反する傾向をバランスさ
せた条件となっている。従って上限を越えれば、第3群
は拡大系となって収差補正上で不利になるし、下限を越
えると、十分なバックフォーカスを確保できない。
【0035】第1群を出てスクリーンに向かう結像光束
において「主光線の光線高さおよび光軸となす角」の波
長による差が大きいとすれば、倍率の大きい共役側のス
クリーン上において「大きな倍率色収差」が発生する。
特に、第1,第2群のスクリーン側のレンズにおいて
「軸外光束の主光線に対する光軸からの距離」が大きく
なり、倍率色収差への影響が大きい。
【0036】特に広角端では、第2,第3群の間隔が大
きいので、第1,第2群の倍率色収差の補正状態の影響
が大きい。
【0037】第3群から「十分に補正された光線」が第
2群に入射したとしても、第1群から射出される「各波
長の光線」の射出点の位置や、光軸となす角度の差が大
きいと倍率色収差の補正は十分なものとはならない。
【0038】短波長の光線に就いては、この点が大きな
問題と成る。
【0039】即ち、ガラスの屈折率は短波長になるほど
大きくなるが、条件(4)を満たすガラスは、「波長の
減少に伴う屈折率の増大の割合」が小さいということに
ほかならない。
【0040】このような性質のガラスを第1,第2群中
の「主光線高の高いスクリーン側の正レンズ」および
「パワーの強い負レンズ」に使用すれば、第1群を出る
主光線の射出点の位置や光軸となす角度の、波長による
差を小さくすることができ、第2群との補正とあわせ
て、ズーム全域にわたり「厳しい倍率の色収差の要求」
を満足させることが可能となる。
【0041】さらに、軸上光線の光線高が高くなる第2
群後群と第3群前群のレンズ媒質のd線に対する屈折率
が条件(5)を満足することにより、球面収差の劣化を
伴うことなく「F値」を小さくすることができる。
【0042】また、請求項4記載の投影用ズームレンズ
のように「ズーミングで第1群が動かないようにシステ
ムを構成する」と、透過型表示体からレンズ先端までの
長さを一定にでき、群変位用カムに対する負担も軽くす
ることができる。
【0043】また「フォーカシングを第2群のみの変位
で行う」ようにすると、第2群はパワーも強い為、繰り
出し量も少なくてすみ、投影距離の変化による収差変動
も小さい。
【0044】
【実施例】以下、具体的な実施例を5例挙げる。
【0045】図1の最上図に示すように、スクリーンS
側から数えて、第i番目の面(レンズ面および色合成系
80(L字型ダイクロイックプリズム)の入射面および
射出面を含む)の曲率半径「Ri」(実施例2においてi
=1〜25、他の実施例においてi=1〜23)とし、
第i番目の面と第i+1番目の面との光軸上の面間隔を
「Di」(実施例2においてi=1〜24、他の実施例に
おいてi=1〜22)、スクリーンS側から数えて第j
番目のレンズ・プリズムの材質の屈折率およびアッベ数
を、それぞれ「Nj」,「νj」(実施例2においてj=
1〜13、他の実施例においてi=1〜12)とする。
【0046】また、全系の焦点距離を「f」、F値を
「F/NO.」、半画角を「ω」で表わし、広角端を
W、中間焦点距離をM、望遠端をTで表わす。
【0047】なお、実施例1〜5は、何れも請求項1,
2,3,4の発明の実施例となっている。即ち、変倍に
際しては、第1群と第2群の光軸上の間隔、第2群と第
3群の光軸上の間隔を変化させる。その際、第1群の位
置は変わらない。また、フォーカシングは第2群を光軸
に沿って移動することにより行う。
【0048】実施例1 f=30〜57,F/NO.=3.3〜4.0,ω=30.5゜〜17.5゜ R 1= 152.8 D 1= 4.5 N 1=1.65160 ν 1=58.4 R 2= 931.0 D 2= 可変 R 3= 63.45 D 3= 2.5 N 2=1.74400 ν 2=44.9 R 4= 31.77 D 4= 20.9 R 5= 83.13 D 5= 2.0 N 3=1.74400 ν 3=44.9 R 6= 26.05 D 6= 8.4 R 7= -103.41 D 7= 2.0 N 4=1.71300 ν 4=53.9 R 8= 103.41 D 8= 0.1 R 9= 43.36 D 9= 9.0 N 5=1.75520 ν 5=27.5 R10=-1000.0 D10= 可変 R11= 73.7 D11= 4.4 N 6=1.63980 ν 6=34.6 R12= -73.7 D12= 13.9 R13= -24.62 D13= 9.4 N 7=1.78590 ν 7=43.9 R14= -160.0 D14= 4.7 N 8=1.61800 ν 8=63.4 R15= -31.379 D15= 0.4 R16= -124.0 D16= 2.5 N 9=1.75520 ν 9=27.5 R17= 100.42 D17= 2.24 R18= 1500.0 D18= 6.5 N10=1.49700 ν10=81.6 R19= -44.4 D19= 0.4 R20= 124.278 D20= 6.0 N11=1.49700 ν11=81.6 R21= -73.33 D21=(可変) R22= ∞ D22=103.1 N12=1.51680 ν12=64.2 R23= ∞ 。
【0049】 可変量: W M T 焦点距離 f 30.5 43.9 56.9 可変間隔 D2 1.0 9.18 5.35 可変間隔 D10 46.64 21.8 6.47 。
【0050】条件式(1)〜(5)のパラメータの値 (1) 2.85 (2) 9.12 (3) 0.69 (4) -0.0057(第1レンズ), -0.0052(第2レンズ), -
0.0052(第3レンズ) (5) 1.713
【0051】図2は実施例1のレンズ構成と、広角端
(上図)から中間焦点距離(中図)を経て望遠端(下
図)にズーミングするときの各群の位置関係を示す。
【0052】実施例2 f=37〜66 F/NO.=3.1〜3.8 ω=31.1゜〜18.6゜ R 1= 214.000 D 1= 5.2 N 1=1.67790 ν 1=50.6 R 2= 3720.000 D 2= 可変 R 3= 67.41 D 3= 2.5 N 2=1.79950 ν 2=42.3 R 4= 30.95 D 4= 7.26 R 5= 129.28 D 5= 2.5 N 3=1.80420 ν 3=46.5 R 6= 49.5 D 6= 4.97 R 7= -509.75 D 7= 6.34 N 4=1.51823 ν 4=59.0 R 8= -56.0 D 8= 8.94 R 9= -54.32 D 9= 2.5 N 5=1.80420 ν 5=46.5 R10= 109.03 D10= 0.2 R11= 64.0 D11= 5.63 N 6=1.80835 ν 6=22.6 R12= -398.31 D12= 可変 R13= 77.84 D13= 5.23 N 7=1.60342 ν 7=38.0 R14= -77.84 D14= 16.82 R15= -22.87 D15= 2.71 N 8=1.80610 ν 8=33.3 R16= -50.39 D16= 9.57 N 9=1.72000 ν 9=50.3 R17= -29.14 D17= 0.2 R18= 691.35 D18= 2.5 N10=1.80835 ν10=22.6 R19= 78.49 D19= 2.05 R20= 931.0 D20= 5.91 N11=1.49700 ν11=81.6 R21= -63.51 D21= 0.2 R22= 127.0 D22= 6.42 N12=1.49700 ν12=81.6 R23= -100.0 D23=(可変) R24= ∞ D24=103.1 N13=1.51680 ν13=64.2 R25= ∞ 。
【0053】 可変量: W M T 焦点距離 f 37.0 52.0 66.0 可変間隔 D2 1.65 7.07 1.65 可変間隔 D12 40.05 16.82 3.06 。
【0054】条件式(1)〜(5)のパラメータの値 (1) 2.39 (2) 8.99 (3) 0.74 (4) -0.0032(第1レンズ), -0.0080(第2レンズ),
-0.0084(第3レンズ) (5) 1.739 図3に、実施例2のレンズ構成とズーミングに伴う各群
の位置関係を図1に倣って示す。
【0055】実施例3 f=37〜66 F/NO.=3.3〜3.9 ω=30.9゜〜18.5゜ R 1= 106.31 D 1= 6.9 N 1=1.65160 ν 1=58.4 R 2= 295.0 D 2= 可変 R 3= 54.7 D 3= 3.0 N 2=1.74400 ν 2=44.9 R 4= 29.0 D 4= 20.3 R 5= 109.3 D 5= 2.5 N 3=1.74400 ν 3=44.9 R 6= 38.45 D 6= 4.48 R 7=-1540.0 D 7= 2.4 N 4=1.71300 ν 4=53.9 R 8= 60.15 D 8= 3.2 R 9= 44.17 D 9= 5.56 N 5=1.75520 ν 5=27.5 R10= 185.0 D10= 可変 R11= 73.7 D11= 4.4 N 6=1.63980 ν 6=34.6 R12= -73.7 D12= 13.9 R13= -24.62 D13= 9.4 N 7=1.78590 ν 7=43.9 R14= -160.0 D14= 4.7 N 8=1.61800 ν 8=63.4 R15= -31.379 D15= 0.4 R16= -124.0 D16= 2.5 N 9=1.75520 ν 9=27.5 R17= 100.42 D17= 2.24 R18= 1500.0 D18= 6.5 N10=1.49700 ν10=81.6 R19= -44.4 D19= 0.4 R20= 124.278 D20= 6.0 N11=1.49700 ν11=81.6 R21= -73.33 D21=(可変) R22= ∞ D22=103.1 N12=1.51680 ν12=64.2 R23= ∞ 。
【0056】 可変量: W M T 焦点距離 f 37.3 52.0 66.5 可変間隔 D2 0.9 9.17 7.22 可変距離 D10 41.28 18.55 3.51 。
【0057】条件式(1)〜(5)のパラメータの値 (1) 2.33 (2) 6.71 (3) 0.69 (4) -0.0057(第1レンズ), -0.0052(第2レンズ),
-0.0052(第3レンズ) (5) 1.713 図4に、実施例3のレンズ構成とズーミングに伴う各群
の位置関係を図1に倣って示す。
【0058】実施例4 f=30〜56 F/NO.=3.2〜3.7 ω=31.1゜〜18.5゜ R 1= 109.248 D 1= 5.95 N 1=1.65160 ν 1=58.4 R 2= 366.155 D 2= 可変 R 3= 74.655 D 3= 3.0 N 2=1.74400 ν 2=44.9 R 4= 33.975 D 4= 21.978 R 5= 132.167 D 5= 2.5 N 3=1.74400 ν 3=44.9 R 6= 42.412 D 6= 4.95 R 7= -188.15 D 7= 2.4 N 4=1.71300 ν 4=53.9 R 8= 79.555 D 8= 3.5 R 9= 58.065 D 9= 3.99 N 5=1.75520 ν 5=27.5 R10= -883.179 D10= 可変 R11= 75.919 D11= 4.01 N 6=1.63980 ν 6=34.6 R12= -95.364 D12= 14.04 R13= -22.272 D13= 7.99 N 7=1.78590 ν 7=43.9 R14= -89.859 D14= 5.66 N 8=1.61800 ν 8=63.4 R15= -26.836 D15= 0.4 R16= -226.064 D16= 2.5 N 9=1.75520 ν 9=27.5 R17= 75.395 D17= 1.47 R18= 213.464 D18= 5.52 N10=1.49700 ν10=81.6 R19= -54.707 D19= 0.4 R20= 104.909 D20= 6.16 N11=1.49700 ν11=81.6 R21= -81.593 D21=(可変) R22= ∞ D22=103.1 N12=1.51680 ν12=64.2 R23= ∞ 。
【0059】 可変量: W M T 焦点距離 f 37.0 51.9 66.5 可変間隔 D2 1.21 13.0 15.16 可変間隔 D10 40.67 16.79 1.06 。
【0060】条件式(1)〜(5)のパラメータの値 (1) 2.34 (2) 6.36 (3) 0.62 (4) -0.0057(第1レンズ), -0.0052(第2レンズ),
-0.0052(第3レンズ) (5) 1.713 図5に、実施例4のレンズ構成とズーミングに伴う各群
の位置関係を図1に倣って示す。
【0061】実施例5 f=37〜66 F/NO.=3.4〜4.1 ω=31.3゜〜18.6゜ R 1= 88.59 D 1= 6.7 N 1=1.65160 ν 1=58.4 R 2= 255.5 D 2= 可変 R 3= 65.0 D 3= 3.0 N 2=1.74400 ν 2=44.9 R 4= 27.91 D 4= 20.2 R 5= 98.31 D 5= 2.5 N 3=1.74400 ν 3=44.9 R 6= 34.544 D 6= 5.88 R 7= -312.16 D 7= 2.4 N 4=1.71300 ν 4=53.9 R 8= 108.34 D 8= 1.68 R 9= 44.4 D 9= 4.6 N 5=1.75520 ν 5=27.5 R10= 156.15 D10= 可変 R11= 85.453 D11= 3.7 N 6=1.63980 ν 6=34.6 R12= -75.2 D12= 19.62 R13= -23.68 D13= 5.0 N 7=1.78590 ν 7=43.9 R14=-1500.0 D14= 6.6 N 8=1.61800 ν 8=63.4 R15= -29.54 D15= 0.4 R16= -224.029 D16= 2.5 N 9=1.75520 ν 9=27.5 R17= 96.0 D17= 1.24 R18= 153.5 D18= 7.0 N10=1.49700 ν10=81.6 R19= -49.95 D19= 0.4 R20= 369.0 D20= 5.4 N11=1.49700 ν11=81.6 R21= -62.37 D21=(可変) R22= ∞ D22=103.1 N12=1.51680 ν12=64.2 R23= ∞ 。
【0062】 可変量: W M T 焦点距離 f 36.7 53.8 66.2 可変間隔 D2 1.0 7.27 1.
95 可変間隔 D10 42.23 16.88 3.
87 。
【0063】条件式(1)〜(5)のパラメータの値 (1) 2.38 (2) 5.56 (3) 0.73 (4) -0.0057(第1レンズ), -0.0052(第2レンズ),
-0.0052(第3レンズ) (5) 1.713 図6に、実施例5のレンズ構成とズーミングに伴う各群
の位置関係を図1に倣って示す。
【0064】実施例1に関する広角端における収差図を
図7に、また望遠端における収差図を図8に示す。この
場合における投射距離は2.7mであり、各収差図は縮
小側(液晶ライトバルブ側)での評価を示した。
【0065】また、実施例1に関し、投射距離:1.6
mのときの広角端および望遠端における収差図を、それ
ぞれ図9および図10に示した。
【0066】図11および図12は、実施例2に関す
る、投射距離:2.7mのときの広角端および望遠端に
おける収差図を縮小側の評価で示している。
【0067】図13および図14は、実施例3に関す
る、投射距離:2.7mのときの広角端および望遠端に
おける収差図を縮小側の評価で示している。
【0068】図15および図16は、実施例4に関す
る、投射距離:2.7mのときの広角端および望遠端に
おける収差図を縮小側の評価で示している。
【0069】図17および図18は、実施例5に関す
る、投射距離:2.7mのときの広角端および望遠端に
おける収差図を縮小側の評価で示している。
【0070】各実施例とも、収差は良好に補正され性能
良好である。
【0071】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば新規な投影用ズームレンズを提供できる。
【0072】請求項1記載の発明は上記の如き構成とな
っているから、各実施例に示したように略2倍の変倍比
と広角端での半画角が30°以上であり、性能良好な投
影用ズームレンズを実現できる。
【0073】請求項1記載の発明はまた、各実施例に示
したように略2倍の変倍比と広角端での半画角が30°
以上であり、倍率の色収差を良好に補正した性能良好な
投影用ズームレンズを実現できる。
【0074】請求項2記載の発明は、上記の如き構成と
なっているから、各実施例に示したように、略2倍の変
倍比と広角端での半画角が30°以上であり、広角端で
のF値が3.1程度と明るい、性能良好な投影用ズーム
レンズを実現できる。
【0075】請求項1、2記載の発明は、各実施例に示
したように、変倍・フォーカシングに際しスクリーン側
のレンズ面から透過型表示体に到る距離の変わらない投
影用ズームレンズを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の投影用ズームレンズのレンズ構成
と、ズーミングに伴う各群の位置関係を説明するための
図である。
【図2】実施例1のレンズ構成とズーミングに伴う各群
の位置関係を説明するための図である。
【図3】実施例2のレンズ構成とズーミングに伴う各群
の位置関係を説明するための図である。
【図4】実施例3のレンズ構成とズーミングに伴う各群
の位置関係を説明するための図である。
【図5】実施例4のレンズ構成とズーミングに伴う各群
の位置関係を説明するための図である。
【図6】実施例5のレンズ構成とズーミングに伴う各群
の位置関係を説明するための図である。
【図7】実施例1の投射距離:2.7mのときの広角端
における収差図である。
【図8】実施例1の投射距離:2.7mのときの望遠端
における収差図である。
【図9】実施例1の投射距離:1.6mのときの広角端
における収差図である。
【図10】実施例1の投射距離:1.6mのときの望遠
端における収差図である。
【図11】実施例2の投射距離:2.7mのときの広角
端における収差図である。
【図12】実施例2の投射距離:2.7mのときの望遠
端における収差図である。
【図13】実施例3の投射距離:2.7mのときの広角
端における収差図である。
【図14】実施例3の投射距離:2.7mのときの望遠
端における収差図である。
【図15】実施例4の投射距離:2.7mのときの広角
端における収差図である。
【図16】実施例4の投射距離:2.7mのときの望遠
端における収差図である。
【図17】実施例5の投射距離:2.7mのときの広角
端における収差図である。
【図18】実施例5の投射距離:2.7mのときの望遠
端における収差図である。
【図19】投影用ズームレンズを液晶プロジェクタに関
連して説明するための図である。
【図20】投影用ズームレンズを液晶プロジェクタに関
連して説明するための図である。
【符号の説明】
I 第1群 II 第2群 III 第3群
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−138390(JP,A) 特開 平6−43363(JP,A) 特開 平6−27377(JP,A) 特開 平5−303035(JP,A) 特開 平5−303034(JP,A) 特開 平5−264896(JP,A) 特開 平5−203875(JP,A) 特開 平5−60975(JP,A) 特開 平5−19163(JP,A) 特開 平4−324812(JP,A) 特開 平4−307509(JP,A) 特開 平4−281419(JP,A) 特開 平4−226411(JP,A) 特開 平4−95911(JP,A) 特開 平4−83214(JP,A) 特開 平4−25813(JP,A) 特開 平3−293309(JP,A) 特開 平3−89309(JP,A) 特開 平2−291515(JP,A) 特開 平2−173714(JP,A) 特開 平1−246517(JP,A) 特開 平1−201614(JP,A) 特開 平2−47615(JP,A) 特開 平7−104186(JP,A) 特開 平8−43885(JP,A) 特開 平8−129132(JP,A) 特開 昭64−79718(JP,A) 特開 昭64−79716(JP,A) 特開 昭64−74520(JP,A) 特開 昭64−74519(JP,A) 特開 昭63−70217(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 15/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー画像を拡大してスクリーン上に投影
    する投影用ズームレンズにおいて、 スクリーン側から順に、正の屈折力を持つ第1群、負の
    屈折力を持つ第2群、正の屈折力を持つ第3群を配して
    成り、 上記第1,第2群の光軸上の間隔および第2,第3群の
    光軸上の間隔を変化させることによって全系の焦点距離
    を変化させるズームレンズあって、 広角端における焦点距離をfW、広角端におけるバック
    フォーカスをbfW、第1群の焦点距離をf1(>0)、第
    3群の広角端における横倍率をβ3W(<0)とするとき、
    これらが条件: (1) bfW/fW > 1.6 (2) 5 < f1/fW < 10 (3) 0.62< |β3W| < 1.0 を満足し、かつ、 レンズ材料の部分分散比をθ、アッベ数をνとすると
    き、 第3群を除いたレンズ構成における、1枚以上の正レン
    ズと2枚以上の負レンズの材質が、条件: (4) θ−(0.6438−0.001682ν) < 0 を満足し、 変倍に際して第1群が変位せず、フォーカシングを第2
    群のみの変位により行うことを特徴とする投影用ズーム
    レンズ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の投影用ズームレンズにおい
    て、 第2群が、スクリーン側に配される第2群前群と、この
    第2群前群から第2群内で最も長いレンズ間隔を隔てて
    配される第2群後群とから成り、 第3群が、スクリーン側に配される第3群前群と、この
    第3群前群から第3群内で最も長いレンズ間隔を隔てて
    配される第3群後群とから成り、 上記第2群後群と第3群前群を構成するレンズの媒質
    の、d線に対する屈折率の平均値:naが、条件 (5) na > 1.7 を満足することを特徴とする投影用ズームレンズ。
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