JP3487085B2 - 末端クロロアセチル基含有シリコーンオイルおよびそれを含有するアクリルエラストマー組成物 - Google Patents

末端クロロアセチル基含有シリコーンオイルおよびそれを含有するアクリルエラストマー組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、末端クロロアセチ
ル基含有シリコーンオイルおよびそれを含有するアクリ
ルエラストマー組成物に関する。更に詳しくは、架橋性
基含有アクリルエラストマーなどの改質剤として有効に
用いられる新規な末端クロロアセチル基含有シリコーン
オイルおよびそれを含有するアクリルエラストマー組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術】アクリルエラストマーは、オイルシー
ル、Oリング等のシール材の成形材料として用いられて
いるが、他のゴム材料と比較して、一般に混練時および
成形時の粘着性が大きく、また加硫物性の点でも劣って
いるという欠点がみられる。
【0003】粘着性に対する対策としては、成形型への
離型剤塗布に頼っているのが現状であるが、このような
方法はコストの問題ばかりではなく、製品に付着した離
型剤が製品使用時に悪影響を及ぼすなどの問題がみられ
る。また、加硫物性の改善については、充填剤や共架橋
剤の添加などの措置がとられているが、その効果は未だ
十分とはいえないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、アク
リルエラストマーなどに添加されたとき、それの非粘着
性や加工性の程度を改善し、その上加硫物性をも改善し
得るシリコーンオイル系の添加剤を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
1個または2個の末端クロロアセチル基を含有するシリ
コーンオイルによって達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】ゴム等の高分子材料の改質剤とし
ては、それの混練中には反応せず、その一方で加硫成形
温度では速やかに反応することが求められるが、シリコ
ーンオイルの末端基として導入されたクロロアセチル基
は、それの反応性があまり高くないため、常温あるいは
混練温度では反応しない一方で、加硫成形温度では速や
かに反応するという特徴を有している。
【0007】かかる末端クロロアセチル基含有シリコー
ンオイルは、シラノール変性あるいはアルコール変性シ
リコーンオイルの末端水酸基とクロロアセチルクロライ
ドとを、ピリジン等の触媒の存在下で、n-ヘキサン、ジ
オキサン等の有機溶媒中で、約0〜80℃で反応させるこ
とにより容易に得ることができる。
【0008】原料物質として用いられるシラノール変性
シリコーンオイルとしては、次のようなものが用いられ
る。 HOSi(CH3)2O[Si(CH3)2O]nSi(CH3)2OH (CH3)3SiO[Si(CH3)2O]mSi(CH3)2OH
【0009】また、アルコール変性シリコーンオイルと
しては、次のようなものが用いられる。 HORSi(CH3)2O[Si(CH3)2O]pSi(CH3)2ROH (CH3)3SiO[Si(CH3)2O]qSi(CH3)2ROH ここで、Rは−CH2−,−CH2CH2−,−CH2CH2CH2−等の
低級アルキレン基であり、あるいはR1,R2がこれらの低
級アルキレン基である−R1OR2−基、例えば−CH2CH2OCH
2CH2−,−CH2CH2CH2OCH2CH2−等である。
【0010】これらのシラノール変性シリコーンオイル
またはアルコール変性シリコーンオイルの前記各一般式
において、n,m,p,qは3以上の整数、一般には3〜200
0、好ましくは20〜1800の値を有しており、これらの値
がこれより小さくなると分子量が低すぎて揮発性とな
り、所望の改質効果が得られないようになる。
【0011】なお、クロロアセチル基の導入は、反応の
し易さの点からは水酸基とクロロアセチルクロライドと
の間の反応によることが望ましいが、SiH変性、アルコ
キシ変性、エポキシ変性、アミノ変性、カルボキシル変
性、ビニル変性等の各種変性シリコーンオイルを原料物
質として用いても行うことができる。
【0012】このようにして得られる1個または2個の
末端クロロアセチル基を含有するシリコーンオイルは、
非粘着性、可塑性のあるシリコーンオイル部位と適度の
化学反応性のある塩素基とを有しているため、ゴム、樹
脂等の高分子材料の改質剤あるいは離型剤、可塑剤など
として有効に使用することができる。このものは、単独
で用いられるばかりではなく、約60重量%以上、好まし
くは約70重量%以上の割合でクロロアセチル基非含有シ
リコーンオイルと併用することもできる。
【0013】前記のような目的での末端クロロアセチル
基含有シリコーンオイルの使用は、特にアクリルエラス
トマーに添加されて用いられたときに有効である。これ
が添加されるアクリルエラストマーとしては、2-クロロ
エチルビニルエーテル、ビニルクロロアセテート等の活
性塩素含有単量体を共重合させた架橋性基として活性塩
素を含有するアクリルエラストマーあるいはビニルグリ
シジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、グリシジ
ルアクリレート、グリシジルメタクリレート等のエポキ
シ基含有単量体を共重合させた架橋性基としてエポキシ
基を含有するアクリルエラストマーなどが、それの好ま
しい添加対象とされる。これらの架橋性基含有アクリル
エラストマーに末端クロロアセチル基含有シリコーンオ
イルが添加されるとき、その添加割合は一般に架橋性基
含有アクリルエラストマー100重量部当り約0.1〜20重量
部、好ましくは約0.2〜10重量部の範囲内にある。
【0014】架橋性基含有アクリルエラストマー組成物
中に添加された末端クロロアセチル基含有シリコーンオ
イルは、アクリルエラストマー中の架橋性基を架橋させ
る架橋剤によって架橋反応する。
【0015】活性塩素含有アクリルエラストマーの架橋
剤、架橋助剤としては、ポリアミン系化合物、高級脂肪
酸金属塩、ジチオカルバミン酸塩、シアヌール酸類、イ
オウまたはイオウ供与性化合物等が、アクリルエラスト
マー100重量部当り約0.01〜5重量部程度用いられる。こ
れらの架橋剤、架橋助剤の中でも、イオウとステアリン
酸ナトリウム、ステアリン酸カリウムの少なくとも一種
とを組合せた系が、貯蔵安定性と反応速度のバランスの
点から好んで用いられる。
【0016】また、エポキシ基含有アクリルエラストマ
ーの架橋剤、架橋助剤としては、ポリアミン系化合物、
ポリカルボン酸またはその酸無水物、第4級アンモニウ
ム塩、第4級ホスホニウム塩、ジチオカルバミン酸塩、
高級脂肪酸金属塩、シアヌール酸類、尿素類、グアニジ
ン類、イミダゾール類、イオウまたはイオウ供与性化合
物等が、アクリルエラストマー100重量部当り約0.01〜5
重量部程度用いられる。
【0017】架橋性基含有アクリルエラストマー組成物
中にはまた、一般的に材料物性向上のために配合されて
いる充填剤、補強剤も添加される。充填剤、補強剤とし
ては、カーボンブラック、シリカ、グラファイト、クレ
ー等が用いられ、中でもアクリルエラストマー100重量
部当り約2〜50重量部、好ましくは約5〜30重量部のシリ
カを添加すると、加硫物性の向上効果が著しい。
【0018】組成物の調製は、以上の各成分以外にも、
老化防止剤、安定剤、滑剤等が適宜添加された後、ロー
ル混合、バンバリー混合、溶液混合などの一般的な手段
を用いて行われる。調製された組成物は、約140〜210℃
で約0.5〜20分間の一次加硫(プレス加硫)および約140〜
200℃で約0.5〜20時間の二次加硫(オーブン加硫)によっ
て加硫され、また蒸気加硫などを行うこともできる。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る末端クロロアセチル基含有
シリコーンオイルは、ゴム等の高分子材料に添加された
とき、混練・加硫成形時には非粘着化、可塑化の効果が
得られ、その上加硫物性をも改善させる。更に、異種材
料間(例えば、アクリルゴムとシリコーンゴム)の相溶化
剤、共架橋剤としても使用可能である。また、末端クロ
ロアセチル基は、加硫時に反応するため、主として非反
応性シリコーンオイルが用いられている内添離型剤の如
く製品表面にブルームしたりすることもない。
【0020】
【実施例】次に、実施例について本発明を説明する。
【0021】実施例1 撹拌棒、滴下ロートおよび冷却管を備えた容量3Lの三
口フラスコ中に、両末端シラノール変性シリコーンオイ
ル(日本ユニカー製品Y-7005;粘度45cSt)300g、ピリジ
ン32gおよびn-ヘキサン500gを仕込み、系内を窒素ガス
で置換した後、氷浴により液温を10℃以下に保ちなが
ら、クロロアセチルクロライド49.2gを滴下した。滴下
と同時に白色固体状のピリジン塩が析出し始め、系は徐
々に微黄色となる。滴下終了後15時間撹拌を継続し、そ
の後ロ別された溶液部分をメタノールで数回、続いて水
洗を行った後、60℃の減圧条件で10時間の乾燥を行い、
メタノール不溶性の生成物330gを得た。
【0022】生成物(末端クロロアセチル基含有シリコ
ーンオイルA)は、下記式で表わされる化合物であると
推定され、GPC法および1H-NMRでの末端基濃度から算出
した平均分子量は約2840(n:約34)であった。 赤外線吸収スペクトル:図11 H-NMR: a:3.48ppm付近 b:0.07ppm付近
【0023】実施例2 実施例1において、両末端シラノール変性シリコーンオ
イル(日本ユニカー製品L9000;粘度8000cSt)226g、ピリ
ジン0.5g、n-ヘキサン500gおよびクロロアセチルクロラ
イド0.8gを用いて同様の反応を行い、メタノール不溶性
の生成物212gを得た。
【0024】生成物(末端クロロアセチル基含有シリコ
ーンオイルB)は、前記式[I]で表わされる化合物であ
ると推定され、GPC法および1H-NMRでの末端基濃度から
算出した平均分子量は約113100(n:約1522)であった。 赤外線吸収スペクトル:図21 H-NMR:前記[I]式参照 a:3.44ppm付近 b:0.07ppm付近
【0025】実施例3 実施例1において、両末端アルコール変性シリコーンオ
イル(信越シリコーン製品KF-6003;粘度96cSt)280g、ピ
リジン24g、n-ヘキサン500gおよびクロロアセチルクロ
ライド37.5gを用いて同様の反応を行い、メタノール不
溶性の生成物170gを得た。
【0026】生成物(末端クロロアセチル基含有シリコ
ーンオイルC)は、下記式で表わされる化合物であると
推定され、GPC法および1H-NMRでの末端基濃度から算出
した平均分子量は約5410(p:約67)であった。 赤外線吸収スペクトル:図31 H-NMR: a:4.10ppm付近 b:4.35ppm付近 c:3.65ppm付近 d:3.42ppm付近 e:1.58ppm付近 f:0.50ppm付近 g:0.07ppm付近 h:0.07ppm付近
【0027】実施例4 実施例1において、片末端アルコール変性シリコーンオ
イル(信越シリコーン製品X-22-170B;粘度38cSt)225g、
ピリジン12g、n-ヘキサン500gおよびクロロアセチルク
ロライド18.5gを用いて同様の反応を行い、メタノール
不溶性の生成物180gを得た。
【0028】生成物(末端クロロアセチル基含有シリコ
ーンオイルD)は、下記式で表わされる化合物であると
推定され、GPC法および1H-NMRでの末端基濃度から算出
した平均分子量は約2500(q:約30)であった。 赤外線吸収スペクトル:図41 H-NMR: a:4.10ppm付近 b:4.35ppm付近 c:3.65ppm付近 d:3.40ppm付近 e:1.58ppm付近 f:0.50ppm付近 g:0.07ppm付近 h:0.07ppm付近
【0029】実施例5 塩素含有アクリルエラストマー 100重量部 (日本メクトロン製品ノックスタイトPA-404K) HAFカーボンブラック 60 〃 ステアリン酸 1 〃 4,4´-(α,αジメチルベンジル)ジフェニルアミン 2 〃 (ユニロイヤル製品ノーガード445) ステアリン酸ナトリウム(花王製品NSソープ) 2 〃 ステアリン酸カリウム(日本油脂製品ノンサールSK-1) 0.25 〃 イオウ 0.2 〃 末端クロロアセチル基含有シリコーンオイルC 3 〃 以上の各成分を10インチオープンロールで混練し、混練
物について180℃、8分間のプレス加硫および175℃、4時
間のオーブン加硫を行った。
【0030】その際、離型性の評価尺度として、混練時
のロール粘着性を作業時の感触で判断し、また加工性の
評価尺度として混練された組成物のムーニー粘度Vm(121
℃)を評価し、更にJIS K-6301に準じて常態物性の測定
も行った。
【0031】実施例6 実施例5において、末端クロロアセチル基含有シリコー
ンオイルCの代わりに、1.5重量部の末端クロロアセチ
ル基含有シリコーンオイルDが用いられた。
【0032】比較例1 実施例5において、末端クロロアセチル基含有シリコー
ンオイルCが用いられなかった。
【0033】比較例2 実施例5において、末端クロロアセチル基含有シリコー
ンオイルCの代わりに、それと略々等しい分子量を有す
るポリジメチルシロキサン系シリコーンオイル(信越シ
リコーン製品KF-96-100;粘度100cSt)が同量用いられ
た。
【0034】実施例7 実施例5において、HAFカーボンブラック量を40重量部
に変更し、末端クロロアセチル基含有シリコーンオイル
Cの代わりに5重量部の末端クロロアセチル基含有シリ
コーンオイルBを用い、またシリカ(日本アエロジル製
品アエロジルA200)15重量部が用いられた。
【0035】実施例8 実施例5において、更にポリジメチルシロキサン系シリ
コーンオイル(KF-96-100)が0.3重量部併用された。
【0036】実施例9 エポキシ基含有アクリルエラストマー 100重量部 (日本メクトロン製品ノックスタイトPA-312) HAFカーボンブラック 55 〃 ステアリン酸 1 〃 4,4´-(α,αジメチルベンジル)ジフェニルアミン 2 〃 ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛 2 〃 (大内新興化学製品ノクセラーPZ) ジメチルジチオカルバミン酸第2鉄 1 〃 (大内新興化学製品ノクセラーTTFE) 末端クロロアセチル基含有シリコーンオイルC 3 〃
【0037】比較例3 実施例9において、末端クロロアセチル基含有シリコー
ンオイルCが用いられなかった。
【0038】以上の各実施例および比較例における評価
ならびに測定結果は、次の表に示される。 表 ムーニー粘度 硬さ 引張強さ 伸び 非粘着性 (pts) (JIS A) (MPa) (%) 実施例5 ○ 47 62 15.2 240 〃 6 ○ 48 63 14.5 240 比較例1 ○ 50 64 14.5 230 〃 2 ○ 47 59 13.0 200 実施例7 ○ 49 64 16.0 220 〃 8 ○ 47 62 15.0 240 〃 9 ○ 48 65 14.5 245 比較例3 △ 49 67 13.4 245
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られた末端クロロアセチル基含有
シリコーンオイルAの赤外線吸収スペクトルである。
【図2】実施例2で得られた末端クロロアセチル基含有
シリコーンオイルBの赤外線吸収スペクトルである。
【図3】実施例3で得られた末端クロロアセチル基含有
シリコーンオイルCの赤外線吸収スペクトルである。
【図4】実施例4で得られた末端クロロアセチル基含有
シリコーンオイルDの赤外線吸収スペクトルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI //(C08L 33/00 C08L 83:08 83:08) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 77/00 - 77/62 C08L 79/00 - 79/08 CAPLUS(STN) REGISTRY(STN)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個または2個の末端クロロアセチル基
    を含有するシリコーンオイル。
  2. 【請求項2】 一般式 ClCH2COOSi(CH3)2O[Si(CH3)2O]nSi(CH3)2OCOCH2Cl (ここで、nは3以上の整数である)で表わされる末端クロ
    ロアセチル基含有シリコーンオイル。
  3. 【請求項3】 一般式 (CH3)3SiO[Si(CH3)2O]mSi(CH3)2OCOCH2Cl (ここで、mは3以上の整数である)で表わされる末端クロ
    ロアセチル基含有シリコーンオイル。
  4. 【請求項4】 一般式 ClCH2COORSi(CH3)2O[Si(CH3)2O]pSi(CH3)2ROCOCH2Cl (ここで、Rは低級アルキレン基であり、あるいはR1,R2
    が同一または異なった低級アルキレン基である−R1OR2
    −基であり、pは3以上の整数である)で表わされる末端
    クロロアセチル基含有シリコーンオイル。
  5. 【請求項5】 一般式 (CH3)3SiO[Si(CH3)2O]qSi(CH3)2ROCOCH2Cl (ここで、Rは低級アルキレン基であり、あるいはR1,R2
    が同一または異なった低級アルキレン基である−R1OR2
    −基であり、qは3以上の整数である)で表わされる末端
    クロロアセチル基含有シリコーンオイル。
  6. 【請求項6】 架橋性基含有アクリルエラストマーに1
    個または2個の末端クロロアセチル基を含有するシリコ
    ーンオイルを添加してなるアクリルエラストマー組成
    物。
  7. 【請求項7】 架橋性基含有アクリルエラストマーに1
    個または2個の末端クロロアセチル基を含有するシリコ
    ーンオイルおよびシリカを添加してなるアクリルエラス
    トマー組成物。
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