JP3486804B2 - 斜視内視鏡用挿入部の先端構造 - Google Patents

斜視内視鏡用挿入部の先端構造

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JP3486804B2
JP3486804B2 JP09985098A JP9985098A JP3486804B2 JP 3486804 B2 JP3486804 B2 JP 3486804B2 JP 09985098 A JP09985098 A JP 09985098A JP 9985098 A JP9985098 A JP 9985098A JP 3486804 B2 JP3486804 B2 JP 3486804B2
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修二 小見
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、観察視野を斜め前
方に向けた斜視内視鏡の挿入部における先端部分の構造
に関するものであり、特に照明ユニットの挿入部への装
着構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】医療用等として用いられる内視鏡は、本
体操作部に体腔内等への挿入部を連結して設ける構成と
したものであるが、挿入部は体腔内等のように曲がった
挿入経路に沿って挿入されることから、その大半の長さ
は可撓性を有するものであるが、その先端部分には照明
部や観察部等が設けられるので、硬質部材からなる先端
構成部としている。この挿入部は患者の体内等における
所定の観察対象部にまで導いて、照明部から照明光を照
射することにより、観察部を介して体内を観察できるよ
うになっている。また、観察結果により患部等が発見さ
れた時には、鉗子等の処置具を挿通させて、患部の摘出
等の処置を施すことができるように構成したものもあ
り、このためには挿入部の先端には前述した照明部及び
観察部に加えて処置具導出部等も設けられる。 【0003】ここで、内視鏡の観察部による観察視野の
方向としては、挿入部の軸線方向、即ち前方に向いた直
視型内視鏡と、視野の中心が挿入部の軸線に対してほぼ
直交する方向、即ち側方に向けた側視型内視鏡とがあ
り、さらに直視型内視鏡と側視型内視鏡との中間の方
向、即ち斜め前方に視野を向けた斜視型内視鏡も用いら
れる。この斜視型内視鏡は、挿入部の先端構成部に、こ
の挿入部の軸線に対して所定の角度を持った傾斜平面部
を形成して、この傾斜平面部に照明部及び観察部を設け
るようにしたものである。照明部には照明ユニットが装
着されるが、この照明ユニットはライトガイドと、この
ライトガイドの先端における出射端と対面する発散レン
ズからなる照明用レンズとから構成される。また、観察
部には観察ユニットが装着される。観察ユニットは、少
なくともレンズ鏡胴に装着した対物レンズを含む対物光
学系を有し、この対物光学系の結像位置にはイメージガ
イドからなる観察像の伝送手段または撮像手段を臨ませ
る。イメージガイドを用いたものは光学式内視鏡であ
り、撮像手段を用いた内視鏡は電子内視鏡である。撮像
手段は、一般に、CCD等からなる固体撮像素子と、こ
の固体撮像素子が搭載された回路基板とから構成され、
回路基板にはケーブルが接続される。 【0004】いずれにしろ、観察ユニットを装着した観
察部の視野は対物レンズにより確保されるが、内視鏡の
観察ユニットに装着される対物レンズは、一般に、広角
のものが用いられる。従って、斜視型内視鏡の観察視野
は、挿入部の軸線方向を含み、しかもこの軸線と直交す
る方向も視野に入れることができるようになっており、
例えば細い体腔管内で、挿入部を軸線方向に動かしなが
ら体腔管壁の観察を行う場合や、胃内検査時における胃
角部を視野に入れる等、臓器内の凹凸のある部位を観察
する場合等に好適に用いられる。 【0005】光学式内視鏡であれ、電子内視鏡であれ、
内視鏡の挿入部に要求されるのは、挿入部の細径化であ
り、また先端部の硬質部分の短縮化である。体腔内等の
挿入経路には狭窄な部位があり、この狭窄部を円滑に通
過させるには、挿入部をできるだけ細くする必要があ
る。また、挿入経路には急激に曲がった部位もあるが、
このように急激に曲がった経路を円滑に通過させるに
は、挿入部の先端部に形成される硬質部分の長さをでき
るだけ短縮する必要がある。つまり、挿入部を患者の体
内等に挿入するに当っては、挿入部はできるだけ細く、
しかも先端における硬質部分はできるだけ短くすること
が、円滑な挿入操作を確保し、かつ患者の苦痛軽減を図
る上で重要なことになる。従って、挿入部内に設けられ
る部材の構成をできるだけ小型化すると共に、無駄なス
ペースが生じないようにするために、各部材を合理的に
配置しなければならない。 【0006】挿入部を細径化するに当っては、観察ユニ
ットは極めて重要なファクタである。例えば、実公昭6
3−48241号公報に示されているように、光学式内
視鏡の場合には、観察ユニットは、光学繊維束からな
り、曲げ可能で、外形がほぼ均一な円形のイメージガイ
ドを用いる関係から、このイメージガイドと同様の光学
繊維束からなるライトガイドと上下方向に概略平行に配
置いても格別挿入部が太径化することはない。しかしな
がら、電子内視鏡として構成する場合のように、固体撮
像素子を回路基板に搭載した撮像手段を構成する回路基
板の幅寸法は、挿入部内に配置される各種の部材のうち
の最大の寸法を有するものである。従って、斜視型内視
鏡を電子内視鏡として構成した場合には、まず観察ユニ
ットをどのように配置するかにより挿入部の外径寸法に
大きな影響を与える。 【0007】ここで、斜視型内視鏡としての機能を十分
発揮させるには、観察ユニットによる観察視野の中心線
は、挿入部の中心軸線に対して概略30°〜45°程度
乃至それ以上の角度傾けて配置する観察ユニットを構成
する対物レンズを設けたレンズ鏡胴から固体撮像素子を
搭載した回路基板までの部位は硬質の部材である。これ
らのうち、最も面積が広いのは回路基板であり、回路基
板は固体撮像素子を搭載した上で、配線パターンを設け
ると共に、ケーブルを接続するための電極を形成する必
要があり、さらに必要に応じて所定の電子部品を搭載す
る関係から、一般に長方形となり、この回路基板の長辺
はもとより、短辺もレンズ鏡胴の外径寸法より大きいも
のとなっている。従って、観察ユニットにおける回路基
板を、その長辺を対物レンズの光軸方向に向けた状態に
してレンズ鏡胴と平行に配置すれば最もコンパクトな状
態になる。このためには、対物レンズの光軸の延長線に
対して固体撮像素子の撮像面は90°の角度に向くこと
から、光軸を概略90°曲げる必要があり、対物レンズ
と固体撮像素子との間にプリズムを介在させ、このプリ
ズムにより光軸を90°曲げるようにする。 【0008】回路基板にはケーブルが接続されるが、こ
のケーブルは可撓性のあり、引き回しに自由度が得られ
ることから、観察ユニットが装着されるスペースとして
は、最低限、回路基板の短辺の幅で、レンズ鏡胴の上部
から回路基板の裏面、即ち固体撮像素子を接合した面と
は反対側の面までの高さが必要であり、従って先端構成
部に少なくとも前述したスペースが確保される収容空間
を形成すれば良い。ただし、斜視型内視鏡として構成さ
れることから、収容空間は挿入部の軸線に対して所定の
角度傾斜した状態になる。対物レンズの光軸を挿入部の
軸線に対して略45°傾斜させる場合には、プリズムの
反射面を構成する後端面が挿入部の軸線方向を向くよう
に配置すると、収容空間の長さ方向の寸法を短縮でき
る。このように、観察ユニットを合理的に配置すれば、
挿入部の細径化が可能になる。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】観察ユニットをコンパ
クトに収容させれば、挿入部の細径化を図る上で有利で
あるが、挿入部の内部には、観察ユニットだけでなく、
照明ユニット及び処置具挿通路等が形成されている。こ
れらのうち、照明ユニットは、ライトガイドと照明用レ
ンズとから構成されるが、ライトガイドは極細の光学繊
維を多数束ねたものからなり、その先端部分の所定の長
さ分だけは光学繊維を相互に結着させるようにして口金
に挿通させて接着剤等を用いて固定し、この口金の部位
を先端構成部に設けた透孔に挿通させて口金を止めねじ
等を用いて固定するようになし、その出射端面と照明用
レンズとの位置関係を安定的に保持するように配置す
る。 【0010】ライトガイドは照明光の伝送手段であるか
ら、照明光量を大きくしようとすれば、その分だけライ
トガイドが太径化する。ライトガイドを太くすればする
ほど、当然、挿入部の内部に占めるスペースが大きくな
り、また挿入部を細径化するために、ライトガイドを細
くすると照明光量が不足する。細いライトガイドを用い
た場合であっても、光源側の光量を大きくすれば照明光
量をアップできるが、ライトガイドが細い分だけ照明光
の指向性が強まることから、照明むらが発生するので、
このライトガイドを細くすることはできない。また、照
明部は観察部に近接した位置に設けられるから、観察ユ
ニット単独で収容空間内にコンパクトに収容できたとし
ても、照明ユニットをどのようにして延在するかによっ
ては、挿入部の細径化ができなくなることがある。 【0011】以上のことから、本発明は、むらなく照明
を行うことができ、しかも観察ユニットとの関係で、照
明ユニットを合理的に配置することにより、挿入部を細
径化できるようにすることをその目的とするものであ
る。 【0012】 【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、アングル部に連設した先端構成部に
傾斜平面部を設けて、この傾斜平面部に、観察部とその
左右両側に2箇所の照明部とを形成して、各照明部に
は、それぞれ照明用レンズと光学繊維束からなるライト
ガイドとを備えた照明ユニットを装着し、また前記観察
部には、対物レンズを含む対物光学系と、回路基板に搭
載した固体撮像素子を有する撮像手段とからなる観察ユ
ニットを装着した斜視内視鏡であって、前記先端構成部
は収容部が形成され、この収容部は開口が形成されて開
放空間となった凹部を有する本体ブロックと、前記収容
部の開口を覆うカバー部材とからなり、前記収容部の内
、さらに前記先端構成部に収容部を形成して、この収
容部には少なくとも前記固体撮像素子とその回路基板を
配置すると共に、この回路基板の配設位置の左右両側に
ライトガイド挿通空間を形成して、前記両ライトガイド
に断面形状が可変な可撓部分を形成して、この可撓部分
を前記ライトガイド挿通空間内に挿通する構成としたこ
とをその特徴とするものである。 【0013】照明ユニットを構成するライトガイドの可
撓部分においては、それを構成する光学繊維の素線が非
結着状態とするが、この非結着状態の光学繊維がばらば
らになって断線等が生じないようにするためには、可撓
性のあるシート状の部材内に収容させる構成とする。ま
た、観察ユニットとしては、対物光学系には対物レンズ
の光軸をほぼ90°曲げるためのプリズムを含み、また
固体撮像素子は撮像面を対物レンズの光軸とほぼ平行な
方向に延在させ、この観察ユニットを先端構成部におい
て、基端側に向けて斜め下方に配置して、プリズムの反
射面を挿入部の軸線に対してほぼ平行に配置するように
することにより観察ユニットを収容部内にコンパクトに
収容させ、かつこの観察ユニットが設けられる部位の左
右に形成されるスペースをライトガイド挿通空間として
有効に利用できる。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。而して、図1に内
視鏡の全体構成を示す。この図から明らかなように、内
視鏡は本体操作部1に患者の体腔等の内部に挿入する挿
入部2を連設すると共に、この本体操作部1からユニバ
ーサルコード3を引き出すようにしたものである。挿入
部2は、本体操作部1への連設側から大半の長さ部分は
挿入経路に沿って任意の方向に曲がる軟性部2aで構成
され、この軟性部2aの先端には遠隔操作により所望の
方向に湾曲させることができるアングル部2bが連設さ
れている。さらに、アングル部2bの先端には先端構成
部2cが連設されており、このアングル部2bを湾曲操
作することによって、先端構成部2cの方向を遠隔操作
で制御できるようになっている。 【0015】次に、図2及び図3に挿入部2の先端部分
の構成を示す。図2に示したように、挿入部2における
先端構成部2cの先端部分には、挿入部2の中心軸線A
1 に対して所定角度αだけ傾斜した傾斜平面部4が設け
られている。この傾斜平面部4には、図3から明らかな
ように、その下部側の左右両側部に照明部5,5と、こ
れら両照明部5,5間には観察部6が形成されている。
また、傾斜平面部4の上部側には処置具導出部7が設け
られるが、この処置具導出部7は傾斜平面部4から上部
側の外周面部分にかけて開口している。さらに、処置具
導出部7の開口部の側部位置から観察部6の方向に向け
て延在するように洗浄用ノズル8が装着されている。 【0016】ここで、先端構成部2cは先端部本体10
と先端キャップ11とから構成される。このように、先
端構成部2cを機能的に異なる2部材で形成するのは、
次の理由からである。即ち、先端部本体10には挿入部
2内に挿通させた各種の部材における先端部分を挿入固
定するために、複数の透孔や凹部等が形成されているの
で、これら透孔や凹部等を形成する加工が容易で、しか
も複数の透孔等が形成された状態でなお十分な強度を持
たせるためにステンレス等の金属材で形成する。そし
て、先端構成部2cは体腔内壁と直接接触するものであ
り、また処置具導出部7から導出されて処置を行う処置
具としては、高周波処置具等もあることから、先端部本
体10が直接体腔内壁に触れた状態において、電気メス
や高周波スネア等通電される処置具を作動させた時の安
全を確保するために、金属からなる先端部本体10を電
気絶縁性部材として、所定の厚みを有する硬質プラスチ
ック等からなる先端キャップ11が嵌着されている。従
って、先端キャップ11の表面の一部が傾斜平面部4と
なる。 【0017】観察部6には、対物光学系と固体撮像手段
とから構成した観察ユニットが装着される。このうち、
対物光学系はレンズ鏡胴20に装着した複数のレンズか
らなる対物レンズ群21を有し、このレンズ鏡胴20は
プリズム枠22に挿嵌されて、光軸方向に所定の間隔だ
け移動可能となっている。そして、プリズム枠22はプ
リズム23に接合されて、固定的に設けられており、こ
のプリズム23は対物レンズ群21の光軸を概略90°
曲げるためのものである。また、レンズ鏡胴20をプリ
ズム枠22に挿嵌しているのは、このレンズ鏡胴20を
光軸方向の前後に移動させることによりピント調整を行
うためである。従って、レンズ鏡胴20を移動させてピ
ント調整が行われた状態では、レンズ鏡胴20とプリズ
ム枠22とは固定用ねじ等を用いて一体化されることに
なる。 【0018】プリズム23の反射面を構成する後端面2
3aは対物レンズ群21の光軸に対して45°の角度傾
斜している。そして、プリズム23にはCCD等からな
る固体撮像素子24の撮像面が接合されており、さらに
この固体撮像素子24は回路基板25に搭載され、これ
ら固体撮像素子24と回路基板25とで固体撮像手段が
構成される。回路基板25にはケーブル26が接続され
るが、このケーブル26は回路基板25の裏面側から引
き出されて、挿入部2から本体操作部1を経てユニバー
サルコード3内に延在される。このように、対物レンズ
群21と固体撮像素子24との間にプリズム23を介在
させて、対物光学系の光軸を90°曲げることにより、
固体撮像素子24及び回路基板が対物レンズ群21と平
行に配列された状態で、単一の観察ユニット27を構成
することになる。 【0019】以上のように構成される観察ユニット27
において、レンズ鏡胴20とほぼ平行に設けた固体撮像
素子24及びその回路基板25のうち、回路基板25の
基端部はプリズム23の後端面23aの延長線と一致す
るか、この延長線から僅かに突出する状態となし、反対
方向にある程度突出させる。この結果、図4に示したよ
うに、このプリズム23の後端面23aと回路基板25
とを結ぶ線を水平線とした時のレンズ鏡胴20の先端ま
での高さ方向の寸法はHになり、この高さ寸法Hはレン
ズ鏡胴20の全長より短いものとなる。また、観察ユニ
ット27を対物レンズ群21の光軸方向から見た時に、
この光軸と直交する面では、図5に示したように、回路
基板25の幅寸法D乃至それより僅かに長い直径の円弧
内にほぼ収まる面積を占有することになる。 【0020】この観察ユニット27を先端構成部2cに
装着するために、図2から明らかなように、先端部本体
10には透孔12が穿設されており、また先端キャップ
11にも透孔12とほぼ同じ直径の開口13が形成され
ている。従って、観察ユニット27は、内部に対物レン
ズ群21を装着したレンズ鏡胴20が、透孔12を貫通
して、先端キャップ11に形成した開口13内に延在さ
れて、この先端キャップ11の表面である傾斜平面部4
に臨むように装着され、止めねじで止着したり、接着剤
等を用いたりして固定されている。そして、観察視野の
方向を斜め前方に向けるようにするために、これら透孔
12及び開口13の軸線A2 は、挿入部2の中心軸線A
1 に対して所定の角度θ、例えば30°〜45°程度傾
ける。従って、この軸線A2 は対物レンズ群21の光軸
と一致するので、以下においては、光軸A2 という。 【0021】透孔12から開口13内に挿嵌されるの
は、レンズ鏡胴20の先端側の一部分であり、このレン
ズ鏡胴20の基端側の部位とプリズム枠22及びプリズ
ム23、さらに固体撮像素子24とその回路基板25は
先端部本体10の内部に収容させるようにしている。こ
のために、先端部本体10には収容空間14が形成され
ており、この収容空間14と透孔12及び開口13とで
観察ユニット装着部が構成される。ここで、観察ユニッ
ト27は先端構成部2cに組み込まれ、また必要に応じ
て取り外すことができるようになっており、従って収容
空間14は完全に閉鎖された空間ではなく開放可能な空
間とする必要がある。このために、先端部本体10は本
体ブロック15とカバー部材16との2部材で形成され
る。観察ユニット27,照明部5に設けた後述の照明ユ
ニット30及び洗浄用ノズル8がこの本体ブロック15
に連結して設けられ、また処置具導出部7も本体ブロッ
ク15に形成される。 【0022】従って、本体ブロック15は、その下方側
に開口する凹部を有することから、この凹部の開口端は
カバー部材16で覆うようにする。ここで、図2におい
て、紙面の上下方向を高さ方向とし、紙面と直交する方
向を幅方向とした時に、本体ブロック15に装着される
観察ユニット27のうち、最も幅が広いのは回路基板2
5であるから、この回路基板25が上側に向くように配
置し、それより幅の狭いプリズム23のコーナ部を下
側、即ち外周側に位置させる。先端構成部2cの断面
は、その先端側には傾斜平面部4が形成されて完全な円
形ではないが、円形に近い形状となって、図6に示した
ように、収容空間14のうちの幅方向に最も広いスペー
スが得られるのはその断面における中央部寄りの位置で
あるから、この部位に最も幅の広い回路基板25が余裕
をもって配置できる。回路基板25は光軸A2 と平行、
即ち挿入部2の中心軸線A1 に対して角度θだけ傾くよ
うに設けられているので、本体ブロック15における収
容空間14を構成する壁面のうち、回路基板25が対面
する壁面15aは、光軸A2 とほぼ平行な角度を有する
傾斜面となし、さらにこの壁面15aと回路基板25と
の間にケーブル26を引き出せる間隔を設ける。 【0023】従って、先端構成部2cに観察ユニット2
7を装着した状態では、この観察ユニット27の高さ方
向の寸法はほぼ図4に示したHとなる。そして、光軸A
2 は挿入部2の中心軸線A1 に対して45°乃至その近
傍の角度傾いているのに対して、プリズム23の後端面
23aは光軸A2 に対して45°の角度を持っている。
光軸A2 は挿入部2の中心軸線A1 に対して30°〜4
5°傾いているので、プリズム23の後端面23aは下
方側において、この中心軸線A1 とほぼ平行な状態に組
み付けられることになる。このように配置すれば、先端
構成部2cにおいて、観察ユニット27の高さ方向に占
める部位は、最大でこの高さHとなる。しかも、固体撮
像素子24及びその回路基板25からなる撮像手段は対
物レンズ群21の光軸A2 と平行に配列されて、レンズ
鏡胴20及びそれに嵌合されたプリズム枠22の長さ方
向にはかなりの部分がオーバーラップしており、しかも
挿入部2の中心軸線A1 に対して斜めに装着されてい
る。従って、観察ユニット27の先端構成部2cへの装
着状態における中心軸線A1 の方向の長さも極めて短い
ものとなる。この結果、観察ユニット27は斜視型内視
鏡として必要な角度を持たせた状態で、収容空間14内
にコンパクトに配置できる。 【0024】前述した観察ユニット27と共に、またこ
の観察ユニット27に近接した位置に照明ユニット30
が設けられる。この照明ユニット30を装着した照明部
5を観察部6にできるだけ近づけ、しかも観察部6の両
側から照明光を照射することにより、むらなく照明する
ことができるようにしている。そして、照明ユニット3
0を観察ユニット27と干渉することなく、観察ユニッ
ト27の装着部近傍に形成される余白の部位に配置する
ようになし、もって挿入部2における先端構成部2cの
外径をさらに細径化するようにしている。 【0025】照明ユニット30は、図7及び図8に示し
たように、ライトガイド31と、このライトガイド31
の出射端が臨む照明用レンズ32とから構成される。ラ
イトガイド31は多数の極細の光学繊維から構成され、
各光学繊維がばらばらになった状態では、光学繊維束は
曲げ方向に可撓性を持っており、また断面形状も任意の
形状に変化させることができる。このライトガイド31
は、照明用レンズ32と共に、先端部本体10から先端
キャップ11にかけて設けた挿通孔17に挿通さるよう
になっており、このために、図8から明らかなように、
先端側の一部分は接着剤で光学繊維相互間を結着させた
上で、口金33内に挿通させて、接着剤等で口金33に
固着することにより硬質化部分31aとする。そして、
口金33を嵌合した部位を挿通孔17に挿通させ、口金
33の先端を照明用レンズ32に当接させる。一方、光
学繊維がばらばらになった可撓部分31bはシリコンゴ
ム等のように可撓チューブ34内に挿通させることによ
り、光学繊維を束ねた状態となし、断線等の発生を防止
している。この可撓チューブ34の先端部近傍は糸巻き
35等によりライトガイド31に固定される。 【0026】以上の構成を有する照明ユニット30は、
図3からも明らかなように、観察部6を挟んだ左右の両
側であり、かつこの観察部6から等距離だけ離れた位置
に設けた2箇所の照明部5,5にそれぞれ装着される。
これによって、観察ユニット27から前方を観察した時
に、照明光がむらなく均一に照射されるようになる。し
かも、ライトガイド31を2組設けて分散しているの
で、各々のライトガイドを構成する光学繊維の数は、1
本のライトガイドで構成した場合と比較して、それぞれ
半分で良いことになり、その細径化が図られる。 【0027】ライトガイド31は、口金33に挿嵌され
ている硬質化部分31aが挿通孔17に挿通されるが、
この挿通孔17は収容空間14に開口させている。そし
て、ライトガイド31の硬質化部分31aをほぼ挿通孔
17内に位置する部分だけの長さ寸法を持たせ、収容空
間14内では可撓チューブ34内に挿通させた可撓部分
31bとなるようにしている。従って、ライトガイド3
1のうち、収容空間14内に延在されている部分は任意
の方向に曲げることができる。そこで、この収容空間1
4内では、図9に示したように、一対からなるライトガ
イド31,30は相互に離間する方向に曲げるように延
在する。 【0028】ライトガイド31はアングル部2b及び軟
性部2aを経て本体操作部1、さらにユニバーサルコー
ド3にまで延在させる。収容空間14には観察ユニット
27をプリズム23,固体撮像素子24及び回路基板2
5という大型の部材が収容される収容空間14内では、
これらと干渉しないようにしてアングル部2b内に延在
させる。つまり、照明部5を観察部6にできるだけ近い
位置とするために、先端部本体10から先端キャップ1
1に設けた一対の挿通孔17を透孔12に接近させ、か
つ収容空間14内では観察ユニット27を迂回させるよ
うにしてアングル部2b側に引き出す。 【0029】ここで、観察ユニット27は、そのプリズ
ム23の後端面23aがカバー部材15に近接する位置
に配置されており、プリズム23とカバー部材15との
間は殆どスペースがない状態となっている。そこで、ラ
イトガイド31を回路基板25の左右両側に回り込ませ
る。このために、図6から明らかなように、収容空間1
4の左右両側の部位を拡張することによって、ライトガ
イド挿通空間18,18を形成する。ライトガイド31
は実質的に断面が円形になっているので、このライトガ
イド挿通空間18の幅をライトガイド31の直径に相当
する寸法を持たせようとすると、このライトガイド挿通
空間18が大きくなってしまう。ただし、斜視型内視鏡
であり、観察ユニット27は斜めに配置されていること
から、ライトガイド挿通空間18は上下方向には広いス
ペースを確保できる。 【0030】収容空間14内ではライトガイド31は可
撓部分31bで、その断面形状は変形可能となっている
ので、この可撓部分31bを左右方向から圧縮すること
により扁平化することができ、従ってライトガイド挿通
空間18にライトガイド31の形状を倣わせることがで
きる。しかも、ライトガイド31は2本設けられている
ことから、それぞれのライトガイド31を構成する光学
繊維の本数は1本構成のものより少なくなる。そして、
観察ユニット27を挿入部の左右方向における中央部に
配置することによって、左右に設けられるライトガイド
挿通空間18,18は同じ空間とすることができる。こ
れによって、ライトガイド31は回路基板25の左右に
設けた上下方向に向けて細長くなったライトガイド挿通
空間18を円滑に通過させることができる。しかも、こ
のライトガイド31の可撓部分31bは可撓チューブ3
4で覆われているので、たとえ扁平化させても、断線等
のおそれはない。 【0031】以上のことから、先端硬質部2cの外径を
太くしたり、硬質部分の軸線方向の長さを長くすること
がなく、観察ユニット27における観察視野の中心、即
ち光軸A2 に斜視型内視鏡として必要な角度を持たせる
ことができる。従って、体腔内等のように、大きく曲が
ったり、分岐したりし、また途中に狭窄な部位が存在し
ている等の挿入経路に沿って挿入部2を挿入する操作を
極めて円滑に行うことができ、また挿入部2が挿入され
て、内視鏡検査を受ける患者の苦痛軽減も図られる。 【0032】さらに、傾斜平面部4には処置具導出部7
が形成されているが、この処置具導出部7は先端部本体
10における本体ブロック15の上部位置に形成した凹
部7aと、それに連なる基端側の通路7bの部分とから
構成される。そして、通路7bには硬質の連結パイプ4
0が接続されており、この連結パイプ40には可撓性を
有するチューブ材からなる処置具挿通チャンネル41が
接続されている。ここで、処置具挿通チャンネル41は
挿入部2の中心軸線A1 とほぼ平行な方向に延在されて
いるが、連結パイプ40及び通路7bをこの中心軸線A
1 に対して光軸A2 と同じ方向でこの光軸A2 より小さ
な角度で傾斜させるようにしている。従って、処置具は
斜め上方にガイドされて、凹部7aに至るようになり、
この凹部7aには処置具起立台42が設けられており、
この処置具起立台42により処置具はさらに起き上がる
ようになり、光軸A2 とほぼ同じ方向に導出されるよう
になっている。処置具起立台42は遠隔操作により起立
するが、このために処置具起立台42の先端側には図示
しない操作ワイヤが連結して設けられており、基端側に
は回動軸42aに連結される。 【0033】従って、処置具導出部7の傾斜平面部4に
おける開口位置はより上方に配置されるので、レンズ鏡
胴20が装着される透孔12及び開口13の位置をさら
に上方に配置できるようになる。この結果、観察ユニッ
ト27の装着部におけるスペース的な余裕がさらに増大
して、より一層の先端構成部2cの外径の小型化及び軸
線方向の長さの短縮が可能になる。また、通路7bは傾
斜しているものの、この通路7bと光軸A2 との間には
角度差があることから、この角度差により回路基板25
の上部位置に余裕のスペースが形成されれているので、
この部位に処置具起立台42の回動軸42aを配置する
ことができる。 【0034】以上のように構成した斜視型内視鏡は、そ
の挿入部2を患者の体内等に挿入して検査や観察等を行
うが、照明ユニット30及び観察ユニット27は先端構
成部2cにおける傾斜平面部4に設けた照明部及び観察
部に装着されているから、その観察視野は斜め前方とな
る。そして、観察ユニット27からの視野の方向は、レ
ンズ鏡胴20に装着した対物レンズ群21の光軸A2
向であり、この光軸A2 を含む所定の範囲を視野に入れ
ることができるが、対物レンズ群21としては、一般に
広角レンズが用いられることから、極めて広い範囲を視
野に入れることができる。この視野範囲は、挿入部2の
軸線方向を含み、しかも軸線と直交する方向をも視野に
入れることができるようになる。また、観察ユニット2
7の両側から照明光を照射できるようにしているので、
広い範囲にわたってむらなく均一に照明することができ
るようになるので、固体撮像素子24で得られる観察像
をプロセッサ(図示せず)で処理することによりモニタ
に表示される体腔内像はより鮮明になる。 【0035】また、内視鏡による検査の結果、患部等が
発見されると、処置具を用いて患部の摘出その他の処置
が行われる。処置具は処置具挿通チャンネル41から連
結パイプ40を経て処置具導出部7に導かれる。そし
て、この処置具導出部7は、傾斜平面部4から上部側の
側面にかけて開口しており、かつその内部に処置具起立
台42が設けられているので、この処置具起立台42を
起立操作することによって、処置具を患部等の方向に向
けることができる。このように、処置具を用いて処置を
施す際には、処置具は常時観察ユニット27による観察
視野の範囲内に位置させなければならないが、処置具起
立台42の最大起立角を光軸A2 とほぼ同じ角度とすれ
ば、処置具は常に観察視野の範囲内に位置させることが
できる。 【0036】 【発明の効果】以上説明したように、本発明は、先端構
成部に形成した収容空間内に、観察ユニットの固体撮像
素子の回路基板を配置し、この収容空間における回路基
板の左右両側にライトガイドをアングル部に延在させる
ためのライトガイド挿通空間を設ける構成としたので、
観察ユニットとの関係で、照明ユニットを合理的に配置
することができて、挿入部を細径化できる等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の一形態を示す斜視型内視鏡の全
体構成図である。 【図2】挿入部の先端部分の縦断面図である。 【図3】挿入部の先端側から見た外観図である。 【図4】観察ユニットの側面図である。 【図5】観察ユニットの正面図である。 【図6】図2のX−X断面図である。 【図7】図3のY−Y位置での断面図である。 【図8】ライトガイドの先端部分の構成説明図である。 【図9】観察ユニット及び照明ユニットを装着した本体
ブロックの底面図である。 【符号の説明】 1 本体操作部 2 挿入部 2c 先端構成部 4 傾斜平面
部 5 照明部 6 観察部 10 先端部本体 11 先端キ
ャップ 12 透孔 13 開口 14 収容空間 15 本体ブ
ロック 16 カバー部材 17 挿通孔 18 ライトガイド挿通空間 20 レンズ
鏡胴 21 対物レンズ群 22 プリズ
ム枠 23 プリズム 23a 後端
面 24 固体撮像素子 25 回路基
板 26 ケーブル 27 観察ユ
ニット 30 照明ユニット 31 ライト
ガイド 31a 硬質化部分 31b 可撓
部分 32 照明用レンズ 33 口金 34 可撓チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 アングル部に連設した先端構成部に傾斜
    平面部を設けて、この傾斜平面部に、観察部とその左右
    両側に2箇所の照明部とを形成して、各照明部には、そ
    れぞれ照明用レンズと光学繊維束からなるライトガイド
    とを備えた照明ユニットを装着し、また前記観察部に
    は、対物レンズを含む対物光学系と、回路基板に搭載し
    た固体撮像素子を有する撮像手段とからなる観察ユニッ
    トを装着した斜視内視鏡において、 前記先端構成部は収容部が形成され、この収容部は開口
    が形成されて開放空間となった凹部を有する本体ブロッ
    クと、 前記収容部の開口を覆うカバー部材とからなり、 前記収容部の内部 には少なくとも前記固体撮像素子とそ
    の回路基板を配置すると共に、この回路基板の配設位置
    の左右両側にライトガイド挿通空間を形成して、前記両
    ライトガイドに断面形状が可変な可撓部分を形成して、
    この可撓部分を前記ライトガイド挿通空間内に挿通する
    構成としたことを特徴とする斜視内視鏡用挿入部の先端
    構造。
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