JP3486680B2 - 半導体レーザ投光器ユニット - Google Patents

半導体レーザ投光器ユニット

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は建設現場とか屋内の
内装作業現場で壁面等に垂直或は水平の罫線を投影する
投光式墨出し装置等に用いられる半導体レ−ザ投光器の
光学ユニットに関する。尤も本発明に係る投光器の用途
は上記墨出し装置に限られない。 【0002】 【従来の技術】上述した投光式墨出し装置に用いられて
いる半導体レーザ投光器の構造は図4に示すようなもの
であった。図で1は鏡筒で、21は円柱レンズ保持体で
ある。円柱レンズ保持体21は間に支持体22を介在さ
せて、鏡筒前端にねじ止めされる。円柱レンズ保持体2
1は支持体22を支点にして鏡筒1の前端面に対し搖動
出来、ねじ23,23′の締め加減で鏡筒1に対する傾
きを調整出来るようにしてある。鏡筒1の前部には光軸
対称レンズ2のレンズ座面3が形成してあり、光軸対称
レンズ2は鏡筒1の前端から、このレンズ座面上に嵌め
込まれ、止めリング24で鏡筒1に固定される。円柱レ
ンズ保持体21には円柱レンズ4が挿入される長方形の
開口25が設けられており、円柱レンズ4がこの開口に
嵌合され、接着剤によって保持体21に固定される。2
6は半導体レーザ6を保持する基台を兼ねた内筒で、鏡
筒1の後端より鏡筒1内に挿入され、前後に摺動させて
焦点合わせを行い、その後、鏡筒1の側面のねじ27に
よって固定される。 【0003】上述した構造において光学的調整は次のよ
うにして行われる。円柱レンズ4は同レンズ保持体21
に接着剤で固着されるので、接着剤が固まるのを待って
調整を開始する。先ず、半導体レーザ6を発光させ、前
方のスクリ−ンに線像を投射する。線像が最も鋭くなる
ように内筒26を鏡筒1に対して前後調節する。こゝで
通常は線像は何れか一方の端がぼやけている。これは円
柱レンズ4が投光器の光軸と直交していないからで、ね
じ23,23′を調節して円柱レンズ保持体21の鏡筒
1に対する傾きを調節して、投射された線像が全長にわ
たって同じ鮮鋭さになるようにする。この調節で一般
に、先に調節した焦点が多少ずれるから、再度内筒を摺
動させて焦点合わせを行って、全調整を終わる。全調整
を終わった後、ねじ27を締めて内筒26を鏡筒1に固
定する。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来技術では投光器の
構造部品は鏡筒1と円柱レンズ保持体21の2部品とな
っており、調整は円柱レンズの傾き調節と全体の焦点合
わせとの二種があり、両調節は互いに干渉するので、交
互に調節を繰返す必要がある。このため部品点数が多い
ことと、調節が面倒で時間がかゝると云う問題があっ
た。本発明は半導体レ−ザを用いた線像投光装置の投光
器の製造に関して上述した問題を解消しようとするもの
である。 【0005】 【課題を解決するための手段】半導体レ−ザの光を光軸
対称レンズおよび円柱レンズを通して前方に直線光像と
して投射する投光器において、鏡筒の前端面の投光窓を
またいで、断面V字形の溝或は円柱レンズの直径より稍
狭い幅の長方形の溝を形成し、更に前端部内側に上記光
軸対称レンズのレンズ座面を形成し、この鏡筒には半導
体レ−ザを固定したレ−ザ基台を軸方向摺動可能に嵌着
し得るようにし、レンズ鏡筒前端面の上記溝に円柱レン
ズを当接させ、この円柱レンズと直交するように板ばね
を円柱レンズに当て、この板ばねを撓めてその両端をレ
ンズ鏡筒前端部外周辺に係止することによって円柱レン
ズを鏡筒前端面に固定し、鏡筒後方より光軸対称レンズ
を挿入して鏡筒内の前記レンズ座面に当接させることで
レンズの位置決めをし、鏡筒内にばねを挿入して上記レ
ンズをレンズ座面に押圧固定するようにし、このばねを
圧縮するように上記レ−ザ基台を鏡筒後端部に嵌合さ
せ、このレーザ基台を前後微動させて投光器の焦点合わ
せをした後、鏡筒と半導体レ−ザ基台とを固着した。 【0006】 【発明の実施の形態】図1,2に本発明の実施形態の一
例を示す。図は光学系の前方を上向きに画いてある。1
は鏡筒で、合成樹脂で成型された筒体で、円形の前端板
1aが形成されており、その前表面は鏡筒1の中心軸に
対して正確に垂直にしてある。この前端板には中央に投
光窓1bが穿設され、この投光窓をまたいで、鏡筒1の
中心軸と直交するように断面V字形の溝1cが形成して
ある。このV字形溝は幅が円柱レンズ4の直径より稍狭
い長方形の溝であっても良い。何れにしても、この溝1
cに円柱レンズ4を嵌める。溝1cは円柱レンズ4がす
っぽりとは入らないで、溝に半ば嵌まって支承されてい
る状態になり、円柱レンズ4の中心軸は自然に鏡筒1の
中心軸と直交する。5は板ばねで円柱レンズ4と直交す
る方向に長い矩形板で両端には内向きコ字形の係止爪5
aが形成してある。この板ばねを円柱レンズ4に当て、
撓めながら両端の係止爪5aを鏡筒の前端板1aの係止
部1dにおいて前端板1aに係止すると、円柱レンズ4
は板ばね5によって溝1cに押圧固定される。 【0007】図2に鏡筒1の直交2平面による縦断面が
示される。鏡筒1の前端板1aの内面に光軸対称レンズ
2が嵌まるレンズ座面3が形成されている。光軸対称レ
ンズ2はこの例では非球面レンズを用いているが、普通
の球面レンズでも良い。このレンズ2は鏡筒1の後端か
ら挿入され、レンズ前面がレンズ座面3に当接され、外
周がレンズ座面3の内周に嵌まって位置が決まる。7は
押さえ座金で、レンズ2の後面に当接され、コイルばね
8の作用でレンズ2をレンズ座面3に押圧している。 【0008】9は放熱板を兼ねたレ−ザ基台で、中央に
半導体レ−ザ6が嵌着され、鏡筒1の内周に適合する外
径を有して、鏡筒1の後端部に前後方向に摺動可能に嵌
合される。コイルばね8はこの基台9によって押圧圧縮
されて、押さえ座金7を押しているのである。レーザ基
台9は両側に放熱翼9aが張り出しており、この放熱翼
は鏡筒1の後端両側の切り込み1eに嵌合して基台9の
回転を阻止している。基台9は投光器としての焦点合わ
せ終了後、接着剤で鏡筒1に固定される。 【0009】上述した構成例で投光器としての焦点調節
は次のようにして行われる。図3にこの調節治具を示
す。Aが治具本体で調節台B上に位置決めされて設置さ
れる。Sは前方に配置されたスクリ−ンで投光器Pから
の投影像が投射される。治具本体Aには前後方向の調節
ねじDが取付けてある。組み立てられた投光器Pは図の
ように治具にセットされる。このとき半導体レ−ザ基台
9は鏡筒1に嵌め込まれただけで未だ接着剤で固定され
ていないので、コイルばね8の作用で鏡筒1の後端から
押し出される状態にあって、治具本体A上にセットさ
れ、調節ねじDによって押されて、鏡筒1から脱出して
しまうのが制止されている。このように投光器を治具本
体Aにセットした後、半導体レーザ6に通電して発光さ
せると、スクリ−ンS上に細長い線状像Iが投射され
る。この像を見ながら調節ねじDを回してこの投射像が
最も鮮鋭になるようにして、半導体レーザ基台9と鏡筒
1とを接着剤で固定し、接着剤が硬化する迄、投光器を
調節治具に取付けたまゝで調節台Bから外し、次の治具
を調節台Bに取付けて、次の投光器の調節を行う。 【0010】 【発明の効果】本発明投光器を前述従来例と比較したと
きの構造上の特徴は次の通りである。1.部品点数が少
ない。従来例では鏡筒1と円柱レンズ保持体とが別体と
なっているため、円柱レンズ保持体とそれを固定するね
じとが本発明より余分な部品となっている。2.従来例
の方が調整箇所が多い。即ち本発明では焦点調節だけで
あるが、従来例では円柱レンズの鏡筒光軸に対する直交
度も調整する必要があり、この両調整は互いに干渉する
ため、焦点調節をして、円柱レンズの直交度を合わせ、
再び焦点調節を行い、要すれば再度円柱レンズの直交度
を修正すると云うようになる。このように調整が2箇所
になり、面倒なことになるのは、円柱レンズ保持体を鏡
筒と別体にしたためであるが、これはまた円柱レンズの
直交度を調整可能とするために円柱レンズ保持体を鏡筒
と別体としたのであり、両者は不可分の関係にあるので
ある。つまり本発明は構造的に円柱レンズの位置が決ま
るようにして円柱レンズの鏡筒光軸に対する直交度を調
整する必要が無いようにし、これによって鏡筒と円柱レ
ンズ保持体とを一体化出来たのである。従来例は円柱レ
ンズ保持体の溝に円柱レンズを嵌入し、接着剤で固定し
ているので、接着剤層の厚さの不同,硬化時の収縮量の
不同から円柱レンズの位置が決まらず、調整が必要にな
っていたのであるが、本発明では円柱レンズは鏡筒前端
部に2線支持で保持され、板ばねで押圧固定する構造で
あるから、円柱レンズは鏡筒に対してがたつき無しに位
置が決まってしまい、鏡筒の成型精度さえ充分であれ
ば、全く無調整で円柱レンズの位置は正しく決まるので
ある。そして鏡筒の成型は光学部品のプラスチック成型
レンズと同じ精度で出来るので、本発明はプラスチック
成型技術の能力を充分に活用したものと云える。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態の一例の分解斜視図。 【図2】上例の直交2平面による縦断側面図。 【図3】上例の調整装置の斜視図。 【図4】従来例の直交2平面による縦断側面図。 【符号の説明】 1 鏡筒 2 光軸対称レンズ 3 レンズ座面 4 円柱レンズ 5 板ばね 6 半導体レ−ザ 7 押え座金 8 コイルばね 9 レーザ基台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01S 5/022 H01S 5/022 (72)発明者 菊地 誠二 大阪市鶴見区諸口四丁目10番21号 パー クプラザ鶴見203号 (56)参考文献 特開 平11−281358(JP,A) 特開 平8−271254(JP,A) 特開 平7−281062(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 15/00 G02B 7/02 H01S 5/022

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 半導体レ−ザの光を光軸対称レンズおよ
    び円柱レンズを通して前方に直線光像として投射する投
    光器において、鏡筒の前端面の投光窓をまたいで、断面
    V字形或は円柱レンズの直径より稍狭い幅の長方形の溝
    を形成し、更に前端面の内側に上記光軸対称レンズのレ
    ンズ座面を形成し、この鏡筒には後端から半導体レ−ザ
    を固定したレ−ザ基台を軸方向摺動可能に嵌着し得るよ
    うにし、レンズ鏡筒前端面の上記溝に円柱レンズを当接
    させ、この円柱レンズと直交するように板ばねを円柱レ
    ンズに当て、この板ばねを撓めてその両端をレンズ鏡筒
    前端部外周辺に係止することによって円柱レンズを鏡筒
    前端面に固定し、鏡筒後方より光軸対称レンズを挿入し
    て鏡筒内の前記レンズ座面に当接させることで上記レン
    ズの位置決めをし、鏡筒内にばねを挿入して上記レンズ
    をレンズ座面に押圧固定するようにし、このばねを圧縮
    するように上記レ−ザ基台を鏡筒後端部に嵌合させ、こ
    のレ−ザ基台を前後微動させて投光器の焦点合わせをし
    た後、鏡筒と半導体レ−ザ基台とを固着したことを特徴
    とする半導体レーザ投光器ユニット。
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