JP3486618B2 - 複数リモコンによる送受信方式 - Google Patents

複数リモコンによる送受信方式

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JP3486618B2
JP3486618B2 JP2001379125A JP2001379125A JP3486618B2 JP 3486618 B2 JP3486618 B2 JP 3486618B2 JP 2001379125 A JP2001379125 A JP 2001379125A JP 2001379125 A JP2001379125 A JP 2001379125A JP 3486618 B2 JP3486618 B2 JP 3486618B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/14Spectrum sharing arrangements between different networks

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、赤外線電波、
音波等を用いた複数のリモコン装置が送信する同一周波
数の信号を、単一の受信機が各リモコン装置を識別して
受信可能な複数リモコンによる送受信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、各種機器を遠隔操作するリモコ
ン装置は、夫々異なる周波数の搬送波を使用して信号送
信するよう形成していた。このため、異なるリモコン装
置の送信する信号は、受信機によって受信され夫々個別
に復調されるので各リモコン装置の送信する信号は識別
されていた。そして、従来のリモコン装置においては、
アナログ信号を標本化してデジタル信号にした所定ビッ
ト長を1フレームとする送信データを、一定の時間間隔
(インターバル)を置いてリモコン装置から送信する送
信方法が採用されていた。
【0003】このリモコン装置における送受信システム
は、リモコン装置と受信機とが1対1の対応で使用する
場合には、特段問題は生じなかった。そして、同一場所
において、1台の受信機に対して、複数台のリモコン装
置を、同時に、且つ、夫々別々の制御をするよう指示信
号を送信すると、複数のリモコンの出力信号が相互に混
信し合う場合が生じるので、このような使用形態にあっ
ては、混信し合わないようにする必要があった。
【0004】しかしながら、搬送波周波数が同一で、し
かも送信データの送信間隔が一定な同種のリモコン装置
を、同一場所で同時に使用した場合、複数のリモコン装
置の送信データが互いに重なるようなタイミングで発信
された時には、混信状態となり各受信部において受信デ
ータが重なるため、受信データの解読が不可能となり、
遠隔操作ができないという不具合が起こる不具合があっ
た。
【0005】そこで、出願人は、これら不具合の解消を
目的として、『複数リモコンによる送受信方式』(特開
平7−284174号)(以下、従来例1という。)に
おいて、
【0006】『[請求項1] チャンネル毎に等しい単
位送信期間(TT)からなる送信信号を送出する少なく
とも2台のリモコンと、該送信信号を受信する1台の受
信機とからなり、前記送信信号の送信期間(ST)の一
周期は、送信許容期間(STa)と送信禁止期間(ST
b)とから構成され、且つその関係をSTa≦STbと
し、前記送信単位期間(TT)はデータ送信期間(DT
a)とデータ休止期間(DTb)とから構成され、前記
送信許容期間(STa)は、前記単位送信期間(TT)
×2i-1(但し、iは正の整数であり、前記チャンネル
毎に夫々異なる適宜値に設定された固有番号)倍の数だ
け設定し、且つ前記データ送信期間(DTa)とデータ
休止期間(DTb)との関係をDTa≦DTbとし、前
記送信期間(ST)を繰り返し送信するようにしたこと
を特徴とする複数リモコンによる送受信方式。 [請求項2] 上記送信許容期間(STa)と送信禁止
期間(STb)の関係は、STa=STbであることを
特徴とする請求項1に記載の複数リモコンによる送受信
方式。 [請求項3] 上記データ送信期間(DTa)と休止期
間(DTb)の関係は、DTa=DTbであることを特
徴とする請求項1又は2に記載の複数リモコンによる送
受信方式。 [請求項4] 上記iの固有番号を付与するにあたり、
できるだけ小さい数字から選択的に付与することを特徴
とする請求項1、2又は3に記載の複数リモコンによる
送受信方式。』を提供した。
【0007】この従来例1では、各リモコン101A〜
101Dの送信する送信信号を、単位送信期間(TT)
が送信する各チャンネル毎に等しくする。そして、単位
送信期間(TT)を構成するデータ送信期間(DTa)
及びデータ休止期間(DTb)とが、データ送信期間
(DTa)≦データ休止期間(DTb)となるようにす
る。
【0008】従って、従来例1によれば、予め混信状態
を前提とした送信信号であっても、夫々のリモコンの送
信信号を予め定まった期間内において、必ず他のリモコ
ンと混信しない状態を発生させることができるため、例
え単一の受信機に対して複数のリモコンを同一周波数で
同一場所で同時に使用しても、同一の周波数及び同一の
プロトコルに基づいた送信が可能であった。
【0009】更に、従来例1では、送信許容期間(ST
a)及び送信禁止期間(STb)からなる各チャンネル
が信号を送信する送信期間(ST)を、送信許容期間
(STa)≦送信禁止期間(STb)とすると共に、チ
ャンネル毎に夫々異なる適宜値に設定されたi番(但
し、iは自然数)のリモコンは、データ送信期間(DT
a)及び送信許容期間(STa)を、単位送信期間(T
T)×2i-1(但し、iは正の整数)倍の数だけ設定す
ると共に、該設定された単位送信期間(TT)×2 i-1
倍の数の周期とする。
【0010】更に又、従来例1によれば、送信許容期間
(STa)及び送信禁止期間(STb)が同一期間(S
Ta=STb)である場合を例に説明すれば、図11に
表すように、チャンネル毎に夫々異なる適宜値に設定さ
れたi番(但し、iは自然数)のリモコンは、データ送
信期間(DTa)及び送信許容期間(STa)を、単位
送信期間(TT)×2i-1(但し、iは正の整数)倍の
数だけ設定すると共に、該設定された単位送信期間(T
T)×2i-1倍の数の周期からなる送信期間(ST)を
繰り返して送出するので、iの値が最も大きいチャンネ
ル、同図中でいうところのチャンネル5が一周期の送信
期間(ST)を送信する期間中に、必ず全てのチャンネ
ルの信号を受信機が単一に受信している状態が生じるの
で、同一の周波数及び同一のプロトコルに基づいて行わ
れる全てのチャンネルの送信信号を単一の受信機で夫々
受信可能にできた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、従来
例による信号送信では、図11に表すように、チャンネ
ル毎に夫々異なる適宜値に設定されたi番(但し、iは
自然数)のリモコンのうち、iの大きなリモコンでは、
信号を連続して送信している送信許容期間(STa)と
信号を送信していない送信禁止期間(STb)とが、i
の小さなリモコンより時間的に長くなってしまう。例え
ば、チャンネル5のリモコンでは、16回繰り返し信号
を送信した(X部分)後に、送信できない期間が連続し
て16単位送信期間(TT)続いてしまう(Y部分)。
すると、チャンネル5のリモコンで送信禁止期間(ST
b)に送信しようとして送信を指示するボタンを押して
も、次に送信許容期間(STa)が訪れるまでは送信で
きないので、操作に対して受信機のレスポンスが悪くな
るという問題点を有した。具体的には、例えば、5台の
リモコンを利用して、5人がテレビゲームを行っている
場合を例にとって説明するとチャンネル5の操作者が、
X1位置において送信指示した直後のX2位置において
再び送信指示すると、X2の位置がチャンネル5のリモ
コンの送信禁止期間(STb)なので、再び指示した情
報はキャンセルされる現象が生じてしまう問題点を有し
た。
【0012】そこで、この発明は、同一の周波数及び同
一のプロトコルに基づいて行われる全てのチャンネルの
送信信号を単一の受信機で夫々受信可能であり、且つ、
各チャンネル毎に発生してしまう応答時間の差を少なく
することが可能な複数リモコンによる送受信方式の提供
を課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】 この発明は、チャンネ
ル毎に等しい単位送信期間(TT)からなる送信信号
を、異なる送信期間(ST)に送信可能な複数台のリモ
コン装置と、各リモコン装置の送信信号を受信する1台
の受信機とからなり、単位送信期間(TT)は、データ
送信期間(DTa)及びデータ休止期間(DTb)から
なり、データ休止期間(DTb)がデータ送信期間(D
Ta)以上の期間となるよう構成し、夫々のリモコン装
置における送信期間(ST)は、単位送信期間(TT)
の2i倍(但し、iは3以上の自然数であり、チャンネ
ル毎に夫々異なる適宜値に設定された固有番号)が一周
期であり、送信許容期間(STa)及び送信禁止期間
(STb)からなり、送信許容期間(STa)を単位送
信期間(TT)の2i-2倍期間設け、続けて、送信禁止
期間(STb)を単位送信期間(TT)の2i-3倍期間
設け、続けて、送信許容期間(STa)を単位送信期間
(TT)の2i-3倍期間設け、続けて、送信禁止期間
(STb)を単位送信期間(TT)の2i-2倍期間設
け、続けて、送信許容期間(STa)を単位送信期間
(TT)の2i-3倍期間設け、続けて、送信禁止期間
(STb)を単位送信期間(TT)の2i-3倍期間設け
て構成し、各リモコン装置は、夫々異なるチャンネルで
信号送出することを特徴とする複数リモコンによる送受
信方式、
【0014】及び、
【0015】チャンネル毎に等しい単位送信期間(T
T)からなる送信信号を、異なる送信期間(ST)に送
信可能な複数台のリモコン装置と、各リモコン装置の送
信信号を受信する1台の受信機とからなり、単位送信期
間(TT)は、データ送信期間(DTa)及びデータ休
止期間(DTb)からなり、データ休止期間(DTb)
がデータ送信期間(DTa)以上の期間となるよう構成
し、第1のリモコン装置の送信する送信期間(ST)
は、単位送信期間(TT)の2倍が一周期であり、送信
許容期間(STa)を単位送信期間(TT)と同じ期間
設け、続けて、送信禁止期間(STb)を単位送信期間
(TT)同じ期間設けて構成し、第2のリモコン装置の
送信する送信期間(ST)は、単位送信期間(TT)の
4倍が一周期であり、送信許容期間(STa)を単位送
信期間(TT)の2倍期間設け、続けて、送信禁止期間
(STb)を単位送信期間(TT)の2倍期間設けて構
成し、複数設ける第3のリモコン装置の送信する送信期
間(ST)は、単位送信期間(TT)の2i倍(但し、
iは3以上の自然数であり、チャンネル毎に夫々異なる
適宜値に設定された固有番号)が一周期であり、送信許
容期間(STa)及び送信禁止期間(STb)からな
り、送信許容期間(STa)を単位送信期間(TT)の
i-2倍期間設け、続けて、送信禁止期間(STb)を
単位送信期間(TT)の2i-3倍期間設け、続けて、送
信許容期間(STa)を単位送信期間(TT)の2i-3
倍期間設け、続けて、送信禁止期間(STb)を単位送
信期間(TT)の2i-2倍期間設け、続けて、送信許容
期間(STa)を単位送信期間(TT)の2i-3倍期間
設け、続けて、送信禁止期間(STb)を単位送信期間
(TT)の2i-3倍期間設けて構成し、各リモコン装置
は、夫々異なるチャンネルで信号送出することを特徴と
する複数リモコンによる送受信方式、
【0016】を提供する。そして、この発明は以下に表
すような作用を奏する。各リモコン装置では、信号送信
するときには、データ休止期間(DTb)がデータ送信
期間(DTa)以上の期間となるように構成する単位送
信期間(TT)に送信する信号を送信する。そして、各
リモコン装置が送信する信号は、リモコン装置毎に異な
る送信期間(ST)によって表されるパターンに基づい
て送信する。
【0017】リモコン装置では、単位時間に送信する送
信信号を、単位送信期間(TT)の2i倍(但し、iは
3以上の自然数であり、チャンネル毎に夫々異なる適宜
値に設定された固有番号)が一周期であり、送信許容期
間(STa)及び送信禁止期間(STb)からなり、送
信許容期間(STa)を単位送信期間(TT)の2i- 2
倍期間設け、続けて、送信禁止期間(STb)を単位送
信期間(TT)の2i-3倍期間設け、続けて、送信許容
期間(STa)を単位送信期間(TT)の2i-3倍期間
設け、続けて、送信禁止期間(STb)を単位送信期間
(TT)の2i-2倍期間設け、続けて、送信許容期間
(STa)を単位送信期間(TT)の2i-3倍期間設
け、続けて、送信禁止期間(STb)を単位送信期間
(TT)の2i-3倍期間設けて構成する送信期間(S
T)の間送信する。
【0018】そして、複数台のリモコン装置夫々が、異
なるチャンネルで信号送信する。従って、各リモコン装
置の送信信号を受信する受信機では、各リモコン装置か
ら信号を入力しても、単一のリモコン装置からの送信信
号だけを受信している期間が必ず現れる。
【0019】又、リモコン装置が第1のリモコン装置、
第2のリモコン装置、及び、第3のリモコン装置からな
る場合には、第1のリモコン装置では、単位送信時間
(TT)に送信する送信信号を、単位送信期間(TT)
の2倍が一周期であり、送信許容期間(STa)を単位
送信期間(TT)と同じ期間設け、続けて、送信禁止期
間(STb)を単位送信期間(TT)と同じ期間設けて
構成する送信期間(ST)の間送信し、
【0020】第2のリモコン装置では、単位時間(T
T)に送信する送信信号を、単位送信期間(TT)の4
倍が一周期であり、送信許容期間(STa)を単位送信
期間(TT)の2倍期間設け、続けて、送信禁止期間
(STb)を単位送信期間(TT)の2倍期間設けて構
成する送信期間(ST)の間送信し、
【0021】複数設ける第3のリモコン装置では、単位
時間に送信する送信信号を、単位送信期間(TT)の2
i倍(但し、iは3以上の自然数であり、チャンネル毎
に夫々異なる適宜値に設定された固有番号)が一周期で
あり、送信許容期間(STa)及び送信禁止期間(ST
b)からなり、送信許容期間(STa)を単位送信期間
(TT)の2i-2倍期間設け、続けて、送信禁止期間
(STb)を単位送信期間(TT)の2i-3倍期間設
け、続けて、送信許容期間(STa)を単位送信期間
(TT)の2i-3倍期間設け、続けて、送信禁止期間
(STb)を単位送信期間(TT)の2i-2倍期間設
け、続けて、送信許容期間(STa)を単位送信期間
(TT)の2i-3倍期間設け、続けて、送信禁止期間
(STb)を単位送信期間(TT)の2i-3倍期間設け
て構成する送信期間(ST)の間送信する。
【0022】そして第3の各リモコン装置は、夫々異な
るチャンネルで信号送信する。従って、各リモコン装置
の送信信号を受信する受信機では、各リモコン装置から
信号を入力しても、単一のリモコン装置からの送信信号
だけを受信している期間が必ず現れる。
【0023】
【発明の実施の形態】 以下に、この発明の実施の形態
を、図面に基づいて説明する。図1はこの発明の構成を
表す説明図であり、図2はこの発明の信号を表す説明図
であり、図3はデータ送信信号の説明図であり、図4は
1つのチャンネルのリモコン装置が半サイクルずれて送
信した場合を表す説明図であり、図5は1つのチャンネ
ルのリモコン装置が1サイクルずれて送信した場合を表
す説明図であり、図6は各チャンネルのリモコン装置が
1サイクルずつずれて送信した場合を表す説明図であ
り、図7は送信許容期間(STa)=送信禁止期間(S
Tb)である場合のタイミングチャート図であり、図8
は送信許容期間(STa)>送信禁止期間(STb)で
ある場合のタイミングチャート図であり、図9はデータ
送信期間(DTa)=データ禁止期間(DTb)である
場合のタイミングチャート図であり、図10はデータ送
信期間(DTa)>データ禁止期間(DTb)である場
合のタイミングチャート図である。
【0024】1は、送信機であるリモコン装置である。
リモコン装置1は、図1に表すように、複数の送信チャ
ンネル毎に設けられるので複数台からなる。そして、各
チャンネル毎のリモコン装置1は、複数のリモコン装置
1A,1B,1C、・・・で構成される。各リモコン装
置1には、手動または自動で遠隔操作するための指示デ
ータを入力する操作入力部2が設けられる。この操作入
力部2は、この実施の形態では、種々の操作が可能な十
字型ボタンスイッチ3と、特殊な指示をするためのボタ
ンスイッチ4等からなる。この実施の形態では、操作入
力部2は十字ボタンスイッチ3及び複数のボタンスイッ
チ4から形成するが、例えば切替えスイッチ等を有する
他のスイッチから形成しても良く、使用の目的に応じ適
宜設定変更可能である。又、各リモコン装置1には、操
作入力部2から入力された指示データに基づき遠隔操作
するための所定の送信信号を形成して指示信号として送
信する制御部5(図示せず)を備える。この実施の形態
では、制御部5は送信する信号を赤外線信号として形成
し送信するが、電波や音波等の搬送波によって指示信号
を送信するよう形成しても良い。そして、制御部5が送
信する信号の送信タイミングは、操作入力部2の操作に
基づいて行われる。
【0025】6は、受信機である。受信機6は、複数の
リモコン装置1が送信する送信信号を受信可能であり、
この信号に基づいて動作する機器本体8に設けられる。
そして、受信機6には、各リモコン装置1の送信する信
号を受信可能な受信部7が設けられる。勿論、受信機6
は、機器本体8に直接設けられずに、信号を入出力可能
な信号線によって機器本体8と独立して設けられても良
い。そして、このように形成される複数のリモコン装置
1及び受信機6は、リモコン装置1の送信する送信信号
が受信機6によって受信可能な赤外線リンクによって結
ばれてなる。
【0026】受信機6は、複数のリモコン装置1A,1
B,1C,・・・から送られてくる赤外線信号をデコー
ドして有効な1つのリモコン装置からの信号を解読可能
であり、受信機6による受信信号の解読によってゲーム
機等の機器本体8に表示されているターゲット等の制御
をするものである。勿論、制御される機器本体8では、
家庭用のテレビジョン等からなる表示部(図示せず)に
表示されたキャラクターの動きを制御したり、表示する
場面を変更したり等でも良く、受信した信号によって指
示される制御は特に限定されない。
【0027】このように構成された送信機1及び受信機
6における複数のリモコン装置1A,1B,1C・・・
による送信信号の送受信方式は、予め所定の方式で形成
され、且つ繰り返し混信された状態で送信信号を送るこ
とを前提としている。そして、複数のリモコン装置1
A,1B,1C・・・から繰り返し送信されたうちに、
必ず夫々のリモコン装置1からのデータ送信期間(DT
a)が混信しない状態で受信部7で受信できるように送
受信方式が形成される。
【0028】そして、複数のリモコン装置1A,1B,
1C・・・は、第1のリモコン装置1Aと、第2のリモ
コン装置1Bと、複数の第3のリモコン装置1C,1
D,1E・・・・とからなる。そして、第1のリモコン
装置1A、第2のリモコン装置1B、複数の第3のリモ
コン装置1C,1D,1E・・・・、及び、受信機6に
よる送受信方式では、先ず、送信機1を構成する第3の
リモコン装置1C,1D,1F・・・・の夫々に固有の
番号、即ちi=3,4,5・・・(iは3以上の自然
数)と番号が付され、重複した番号を存在させない。
【0029】以下に、送受信方式を詳説する。先ず、各
リモコン装置1が送信する信号は、受信機6が受信して
機器本体8を制御する信号であり、1フレームで構成さ
れている。この1フレームのデータは、図2に表すよう
に、ヘッダ、マーク、IDコード(4ビット)、データ
(制御データ12ビット)、エンドビットから構成され
ている。そして、この信号は、データ送信期間(DT
a)の期間に送信される。この送信する信号の構成は、
適宜設定変更でき、必要な構成とすれば足りる。そし
て、データ送信期間(DTa)の後にはデータ休止期間
(DTb)を設け、データ送信期間(DTa)及びデー
タ休止期間(DTb)とによって単位送信期間(TT)
が構成される。この単位送信期間(TT)は、各チャン
ネルのリモコン装置1全てに共通の期間である。
【0030】従って、単位送信期間(TT)は送信信号
を送信するデータ送信期間(DTa)と休止期間(DT
b)とから構成されており、データ送信期間(DTa)
と休止期間(DTb)とは、データ送信期間(DTa)
≦データ休止期間(DTb)となる関係で構成される。
【0031】更に、このように構成される送信期間(S
T)は、単位送信期間(TT)を所定回繰り返して信号
送信可能な送信許容期間(STa)と、単位送信期間
(TT)の所定回数の期間は信号送信を禁止する送信禁
止期間(STb)とから構成する。
【0032】そして、各リモコン装置1では、この単位
送信期間(TT)に基づいて設定される送信期間(S
T)を一周期として夫々異なる送信期間(ST)を設定
することで、各リモコン装置1の送信信号が、受信機6
によって単一に受信される状態(信号を抽出できる状
態)を作り出す。
【0033】即ち、第1のリモコン装置1Aでは、図3
に表すように、送信期間(ST)の一周期を、単位送信
期間(TT)と同期間の送信許容期間(STa)と、送
信許容期間(STa)に続けて設ける単位送信期間(T
T)と同期間の送信禁止期間(STb)とから構成す
る。この実施の形態では、第1のリモコン装置1Aの送
信期間(ST)が最小の周期となる。以下、第1のリモ
コン装置1Aをチャンネル1(CH1)として説明す
る。
【0034】第2のリモコン装置1Bでは、図3に表す
ように、送信期間(ST)の一周期を、単位送信期間
(TT)の2倍と同期間の送信許容期間(STa)と、
送信許容期間(STa)に続けて設ける単位送信期間
(TT)の2倍と同期間の送信禁止期間(STb)とか
ら構成する。この実施の形態では、第2のリモコン装置
1Bの送信期間(ST)が2番目に小さな周期となる。
以下、第2のリモコン装置1Bをチャンネル2(CH
2)として説明する。
【0035】第3のリモコン装置1C,1D,1F,・
・・の送信期間(ST)を説明する。第3のリモコン装
置1Cにおける送信期間(ST)は、図3に表すよう
に、単位送信期間(TT)の2i倍(但し、iは3以上
の自然数であり、チャンネル毎に夫々異なる適宜値に設
定された固有番号)が一周期となるよう構成し、送信期
間(ST)の一周期における送信許容期間(STa)及
び送信禁止期間(STb)は、送信許容期間(STa)
を単位送信期間(TT)の2i-2倍期間設け、続けて、
送信禁止期間(STb)を単位送信期間(TT)の2
i-3倍期間設け、続けて、送信許容期間(STa)を単
位送信期間(TT)の2i-3倍期間設け、続けて、送信
禁止期間(STb)を単位送信期間(TT)の2i-2
期間設け、続けて、送信許容期間(STa)を単位送信
期間(TT)の2i-3倍期間設け、続けて、送信禁止期
間(STb)を単位送信期間(TT)の2i-3倍期間設
けて形成される。以下、i=3の第3のリモコン装置を
第3のリモコン装置1Cでチャンネル3(CH)とし、
i=4の第3のリモコン装置を第3のリモコン装置1D
でチャンネル4(CH4)とし、i=5の第3のリモコ
ン装置を第3のリモコン装置1Eでチャンネル5(CH
5)として説明する。
【0036】以下に、このように設ける夫々のリモコン
装置1の送信信号の具体例を、図3に基づき説明する。
チャンネル1(CH1)のリモコン装置である第1のリ
モコン装置1Aでは、送信期間(ST1)は単位送信期
間(TT)の2倍が一周期であり、送信許容期間(ST
a)=単位送信期間(TT)であり、送信許容期間(S
Ta1)内にデータ送信許容期間(DTa)とデータ休
止期間(DTb)とからなる単位送信期間(TT)を1
回発生させ、次いで送信禁止期間(STb1)=単位送
信期間(TT)の送信禁止期間(STb1)を設けて繰
り返し送信可能である。
【0037】同様に、チャンネル2のリモコン装置であ
る第2のリモコン装置1Bでは、送信期間(ST1)は
単位送信期間(TT)の4倍が一周期であり、送信許容
期間(STa2)=単位送信期間(TT)×2となり、
送信許容期間(STa2)内に、データ送信許容期間
(DTa)とデータ休止期間(DTb)とからなる単位
送信期間(TT)を2回発生させ、次いで送信禁止期間
(STb2)を単位送信期間(TT)×2の期間設け繰
り返し送信可能する。
【0038】チャンネル3のリモコン装置である第3の
リモコン装置1Cでは、固有番号i=3なので、送信期
間(ST3)は2i=8となり、単位送信期間(TT)
が8回の期間で一周期となる。そして、送信期間(S
T)の一周期中には、送信許容期間(STa3)を2
i-2×単位送信期間(TT)=単位送信期間(TT)×
2の送信許容期間(STa3)内にデータ送信許容期間
(DTa)とデータ休止期間(DTb)とからなる単位
送信期間(TT)を2回発生させ、次いで、送信禁止期
間(STb3)を2i-3×単位送信期間(TT)=単位
送信期間(TT)×1の期間設け、次いで、送信許容期
間(STa3)を2i-3×単位送信期間(TT)=単位
送信期間(TT)×1の送信許容期間(STa3)内に
データ送信許容期間(DTa)とデータ休止期間(DT
b)とからなる単位送信期間(TT)を1回発生させ、
次いで、送信禁止期間(STb3)を2i-2×単位送信
期間(TT)=単位送信期間(TT)×2の期間設け、
次いで、送信許容期間(STa3)を2i-3×単位送信
期間(TT)=単位送信期間(TT)×1の送信許容期
間(STa3)内にデータ送信許容期間(DTa)とデ
ータ休止期間(DTb)とからなる単位送信期間(T
T)を1回発生させ、次いで、送信禁止期間(STb
3)を2i-3×単位送信期間(TT)=単位送信期間
(TT)×1の期間設ける。
【0039】チャンネル4のリモコン装置である第3の
リモコン装置1Dでは、固有番号i=4なので、送信期
間(ST4)は2i=16となり、単位送信期間(T
T)が16回の期間で一周期となる。そして、送信期間
(ST)の一周期中には、送信許容期間(STa4)を
i-2×単位送信期間(TT)=単位送信期間(TT)
×4の送信許容期間(STa4)内にデータ送信許容期
間(DTa)とデータ休止期間(DTb)とからなる単
位送信期間(TT)を4回発生させ、次いで、送信禁止
期間(STb4)を2i-3×単位送信期間(TT)=単
位送信期間(TT)×2の期間設け、次いで、送信許容
期間(STa4)を2i-3×単位送信期間(TT)=単
位送信期間(TT)×2の送信許容期間(STa4)内
にデータ送信許容期間(DTa)とデータ休止期間(D
Tb)とからなる単位送信期間(TT)を2回発生さ
せ、次いで、送信禁止期間(STb4)を2i-2×単位
送信期間(TT)=単位送信期間(TT)×4の期間設
け、次いで、送信許容期間(STa4)を2i-3×単位
送信期間(TT)=単位送信期間(TT)×2の送信許
容期間(STa4)内にデータ送信許容期間(DTa)
とデータ休止期間(DTb)とからなる単位送信期間
(TT)を2回発生させ、次いで、送信禁止期間(ST
b4)を2i-3×単位送信期間(TT)=単位送信期間
(TT)×2の期間設ける。
【0040】チャンネル5のリモコン装置である第3の
リモコン装置1Eでは、固有番号i=5なので、送信期
間(ST4)は2i=32となり、単位送信期間(T
T)が32回の期間で一周期となる。そして、送信期間
(ST)の一周期中には、送信許容期間(STa5)を
i-2×単位送信期間(TT)=単位送信期間(TT)
×8の送信許容期間(STa5)内にデータ送信許容期
間(DTa)とデータ休止期間(DTb)とからなる単
位送信期間(TT)を8回発生させ、次いで、送信禁止
期間(STb5)を2i-3×単位送信期間(TT)=単
位送信期間(TT)×4の期間設け、次いで、送信許容
期間(STa5)を2i-3×単位送信期間(TT)=単
位送信期間(TT)×4の送信許容期間(STa5)内
にデータ送信許容期間(DTa)とデータ休止期間(D
Tb)とからなる単位送信期間(TT)を4回発生さ
せ、次いで、送信禁止期間(STb5)を2i-2×単位
送信期間(TT)=単位送信期間(TT)×8の期間設
け、次いで、送信許容期間(STa5)を2i-3×単位
送信期間(TT)=単位送信期間(TT)×4の送信許
容期間(STa5)内にデータ送信許容期間(DTa)
とデータ休止期間(DTb)とからなる単位送信期間
(TT)を4回発生させ、次いで、送信禁止期間(ST
b5)を2i-3×単位送信期間(TT)=単位送信期間
(TT)×4の期間設ける。
【0041】尚、上記チャンネル3乃至チャンネル5
は、説明しやすいように固有番号i=3〜5に対応付け
して説明したが、例えば、3,5,7というように適宜
重複しない番号に設定してもよく、重複しなければ、ど
のような番号としてもよい。
【0042】このようにして第1のリモコン装置1A及
び第2のリモコン装置1Bにおいては、予め定めた送信
許容期間(STa)内、複数の第3リモコン装置1C,
1D,1E・・・・においては予め定まっている固有番
号(i番)を基準にしてた送信許容期間(STa)内に
送信するデータ送信期間(DTa)の回数を設定し、且
つ、この設定された回数に応じた送信許容期間(ST
a)及び許容禁止期間(STb)を設定し、これを繰り
返すことにより、必ず他のリモコンと混信しない時間帯
をつくり出すことができるのである。
【0043】以下に、所定期間内に必ず他のリモコン装
置1と混信しない時間帯にデータを発生させることがで
きる複数リモコン装置の送受信方式の具体的な例につい
て、上記例に基づいて説明する。
【0044】5つのチャンネル(i=3〜5番)を使用
したリモコン装置1A乃至1Eにおいて、各リモコン装
置1が同時に送信を開始された場合と、その内の1つの
チャンネルが他のチャンネルと半サイクルずれて送信さ
れた場合と、その内の1つのチャンネルが他のチャンネ
ルと1サイクル分ずれて送信された場合と、その各チャ
ンネルが他のチャンネルと1サイクルずつずれて送信さ
れた場合との各具体例について説明する。
【0045】先ず、5チャンネル(i=3〜5番)のリ
モコン装置であって、同時に送信が開始された場合を説
明する。これは、例えば5人の利用者が所持するリモコ
ン装置1を同時に操作して同時に送信信号が発生した場
合(現実的にはきわめてまれな条件であるが)でも必ず
送信されたデータを抽出できるのであれば、同時でなく
ランダムなタイミングで発生した信号であればより確実
なタイミングでデータを抽出できることとなるのである
から、まれな場合ではあるが説明上同時に発生する場合
に設定した方が理解しやすく説明できるので説明する。
【0046】図3に示すように、チャンネル1である第
1のリモコン装置1A、チャンネル2である第2のリモ
コン装置1B、及び、チャンネル3〜5(固有番号i=
3〜5)からなる第3の複数のリモコン装置1C乃至1
Eは、夫々が送信期間(ST1,ST2,ST3,ST
4)からなる一周期を繰り返し信号送信可能であり、、
いずれかの単位送信期間(TT)の送信信号が受信機6
側で、他のリモコン装置1と混信しない状態で受信でき
るようになっている。
【0047】例えば、チャンネル1のリモコン装置1A
であればデータ送信期間(DTa)の送信信号42のデ
ータが受信機6に単独で受信されるデータ送信信号に相
当し、チャンネル2のリモコン装置1Bであればデータ
送信期間(DTa)の送信信号43のデータが受信機6
に単独で受信されるデータ送信信号に相当し、チャンネ
ル3のリモコン装置1Cであればデータ送信期間(DT
a)の送信信号44のデータが受信機6に単独で受信さ
れるデータ送信信号に相当し、チャンネル4のリモコン
装置1Dであればデータ送信期間(DTa)の送信信号
45のデータが受信機6に単独で受信されるデータ送信
信号に相当し、チャンネル5のリモコン装置1Eであれ
ばデータ送信期間(DTa)の送信信号46のデータが
受信機6に単独で受信されるデータ送信信号に相当す
る。
【0048】即ち、チャンネル1(CH1)のリモコン
装置1Aでは送信期間(ST1)が6回目(単位送信期
間(TT)では11回目)にチャンネル1(CH1)の
みの信号が存在する混信しない状態が発生し、同様にチ
ャンネル2(CH2)のリモコン装置1Bでは送信期間
(ST2)が6回目(単位送信期間(TT)では22回
目)、チャンネル3(CH3)のリモコン装置1Cでは
送信期間(ST3)が2回目(単位送信期間(TT)で
は12回目)、チャンネル4(CH4)のリモコン装置
1Dでは送信期間(ST4)が2回目(単位送信期間
(TT)では24回目)、チャンネル5(CH5)のリ
モコン装置1Eでは送信期間(ST5)が1回目(単位
送信期間(TT)では16回目)の時に、夫々自身のチ
ャンネルの信号のみが存在する他のリモコン装置1と混
信しない送信信号を受信機6側で受信され解読されるこ
とになる。
【0049】次いで、5つのチャンネルの内の1つのチ
ャンネルが他のチャンネルと半サイクルずれて送信され
た場合を図4に基づき説明する。5チャンネル(i=3
〜5番)のリモコンであって、その1チャンネルが他の
チャンネルと半サイクルずれて送信された場合の例を図
4に表す。この例の場合には、データ送信期間(DT
a)と禁止期間(DTb)がDTa=DTbの関係があ
り、且つ送信許容期間(STa)と送信禁止期間(ST
b)がSTa=STbの関係がある場合において、チャ
ンネル1乃至チャンネル5のリモコン装置1は、チャン
ネル1のリモコン装置1Aに対してチャンネル2のリモ
コン装置2Bが、丁度シンメトリーな位置である中間位
置からデータ送信期間(DTa2)が発生している場合
である。
【0050】この場合は、チャンネル1乃至チャンネル
5のリモコンが同時に送出しているため、チャンネル
1,3,4,5のリモコン装置1のデータ休止期間(D
Tb)にデータ送信期間(DTa2)が発生するため、
チャンネル2の送信信号47a乃至47hは最初から他
のリモコンと混信しない状態で受信機側で受信すること
ができる。
【0051】尚、他のチャンネル1,3,4,5の送信
信号は、図3同様に送信され、半サイクルずれているチ
ャンネル2のデータ信号が重なることはないので、チャ
ンネル1,3,4,5の送信信号にも夫々単独で受信機
6に受信される状態が訪れる。
【0052】同様に、チャンネル2以外のリモコン装置
1が半サイクル単独でずれて送信されたとしても、半サ
イクルずれたリモコン装置1の送信信号が他のリモコン
装置1の送信信号と重なることはないので、どのような
場合でも各チャンネルの送信したデータ送信信号が単独
で受信機6に受信される場合が訪れる。更に、半サイク
ルずれたリモコン装置1が2つ以上存在したとしても、
夫々半サイクルずれているリモコン装置1相互のデータ
送信信号が重なることはなく、且つ、夫々半サイクルず
れていないチャンネル同士では、図3に表すのと同じよ
うに夫々単独で受信機6に受信される場合が訪れること
となる。
【0053】次いで、5つのチャンネルの内の1つのチ
ャンネルが他のチャンネルと1サイクルずれて送信され
た場合を図5に基づき説明する。5チャンネル(i=3
〜5番)のリモコン装置1であって、1つのチャンネル
が他のチャンネルから1サイクル分ずれて送信された場
合には、データ送信期間(DTa)と禁止期間(DT
b)がDTa=DTbの関係があり、且つ送信許容期間
(STa)と送信禁止期間(STb)がSTa=STb
の関係がある場合において、チャンネル1,3,4のリ
モコン装置1から同時に発生している送信期間(ST
1,ST3,ST4)が発生しているのに対して、チャ
ンネル2のリモコンは、他のチャンネルから1サイクル
分遅れて送信期間(ST2)が発生している場合を例に
する。
【0054】この場合、チャンネル1のリモコン装置1
は、送信期間(ST1)が11回目(単位送信期間(T
T)では21回目)のデータ送信期間(DTa)がデー
ト送信信号が単独で存在して他のリモコン装置1と混信
することなく抽出でき、チャンネル2のリモコンは6回
目の送信期間(ST2)(単位送信期間(TT)では2
2回目)の内、1番目のデータ送信期間(DTa2)の
送信信号51であり、チャンネル3乃至チャンネル5の
リモコン装置1では、図7に表す場合同様、チャンネル
3(CH3)のリモコン装置1Cでは送信期間(ST
3)が2回目(単位送信期間(TT)では12回目)、
チャンネル4(CH4)のリモコン装置1Dでは送信期
間(ST4)が2回目(単位送信期間(TT)では24
回目)、チャンネル5(CH5)のリモコン装置1Eで
は送信期間(ST5)が1回目(単位送信期間(TT)
では16回目)の時に、夫々自身のチャンネルの信号の
みが存在する他のリモコン装置1と混信しない送信信号
を受信機6側で受信され解読されることになる。そし
て、詳説しないが、チャンネル2以外のチャンネルのリ
モコン装置1が1サイクルずれた場合でも、同様に必ず
単独で受信機6に受信される場合が生ずることとなる。
更に又、複数のチャンネルが他のチャンネルと1サイク
ルずれた場合でも同様に必ず単独で受信機6に受信され
る場合が生ずることとなる。
【0055】次いで、その各チャンネルが他のチャンネ
ルと1サイクルずつずれて送信された場合を、図6に基
づいて説明する。5チャンネル(i=3〜5番)のリモ
コン装置1であって、その夫々のチャンネルが1サイク
ルずつずれて送信された場合には、図10に表すよう
に、干渉しないで抽出できる信号は、チャンネル1の送
信期間(ST1)のうちデータ送信期間(DTa1)の
送信信号54であり、チャンネル2の送信期間(ST
2)のうちデータ送信期間(DTa2)の送信信号55
であり、チャンネル3の送信期間(ST3)のうちデー
タ送信期間(DTa3)の送信信号56であり、チャン
ネル4の送信期間(ST4)のうちデータ送信期間(D
Ta4)の送信信号57であり、チャンネル5の送信期
間(ST5)のうちデータ送信期間(DTa5)の送信
信号58であり、これらの信号が他のリモコン装置1と
で混信することなく単独で存在し、受信機6によって単
独で受信される信号となる。
【0056】この実施の形態に置いては、5チャンネル
の場合を例に説明したが、更に複数のチャンネルによっ
て複数のリモコン装置1から夫々信号送信する場合で
も、上記説明のごとく、とれぞれのリモコン装置1から
送信されたデータ信号が単独で受信機6に受信される場
合が必ず存在することとなる。
【0057】以上具体例で示したように、5チャンネル
のリモコン装置1であっても必ず他のリモコンに混信し
ないデータ送信期間(DTa)を送出することができ
る。又、チャンネル数の増減に関係なく、あえて混信し
た状態で送出された複数リモコン装置1の送信信号を他
のリモコン装置1で混信しない状態を必ず発生させるこ
とができるのである。
【0058】更に、上記実施例は赤外線リモコンで構成
したが、本発明に係るリモートコントロールシステムの
送受信方式は、RFリモコン、音波リモコン、バス型の
ワイアードリモコン等でも実施可能であり容易に応用で
きる。次いで、上記実施の形態における送信許容期間
(STa)と送信禁止期間(STb)との関係が、送信
許容期間(STa)=送信禁止期間(STb)である理
由を図7乃至図8に基づき説明する。
【0059】図7に表す例は、チャンネル1は送信許容
期間(STa1)=送信禁止期間(STb1)であり、
チャンネル2は送信許容期間(STa2)=送信禁止期
間(STb2)の場合である。そして、チャンネル2の
送信期間(STa2)の最初の立ち上がりは、チャンネ
ル1とは少しずれてチャンネル1と干渉しあう状態でた
ち上がった状態を示している。このようなチャンネル1
の送信許容期間(STa1)=送信禁止期間(STb
1)の関係、チャンネル2の送信許容期間(STa2)
=送信禁止期間(STb2)の関係であると共に、チャ
ンネル1とチャンネル2との関係がSTa1:STb1
=STa2:STb2の場合には、たとえ、干渉しあう
状態の送信信号10,11,14,15,18,19が
発生しても、干渉しない状態の送信信号12,13,1
6,17を得ることができる。
【0060】しかしながら、図8に表すように、仮にチ
ャンネル1は送信許容期間(STa1×1.2)>送信
禁止期間(STb1)の関係であり、チャンネル2は送
信許容期間(STa2×1.2)>送信禁止期間(ST
b2)の関係を有し、チャンネル1とチャンネル2との
関係は(STa1×1.2):STb1=STa2×
1.2):STb2の場合には、以下の通り両チャンネ
ル1及びチャンネル2が相互に干渉しあい受信機6にお
いて単独で受信される状態が発生しない。
【0061】即ち、上記条件のもとにおいて、チャンネ
ル1の送信信号20にチャンネル2の送信信号21aが
干渉しあう状態で発生すると、チャンネル1の最初に干
渉しあった送信信号20の立ち下がり部分とチャンネル
2の送信信号21aの立ち上がり部分とが干渉しあう状
態となる(斜線の部分)。そうすると、次のチャンネル
1の次の送信信号21の立ち上がり部分とチャンネル2
の次の送信信号22の立ち下がり部分とも干渉しあう状
態となってしまう(斜線の部分)。
【0062】そして、この関係は繰り返し発生する夫々
の送信信号23,24,25,26,・・・が全て干渉
しあう状態となり、抽出できない結果となる(斜線の部
分)。従って、本発明に関しては少なくとも送信許容期
間(STa)=送信禁止期間(STb)の関係を有する
ことが条件となる。
【0063】次いで、データ送信期間(DTa)<デー
タ禁止期間(DTb)で無ければならない理由を図9乃
至図10に基づき説明する。図9は、チャンネル1とチ
ャンネル2のデータ送信期間(DTa)とデータ禁止期
間(DTb)はDTa=DTbの条件の場合を示したも
のであり、チャンネル2がチャンネル1と干渉しあう状
態で少し遅れて発生した様子を示したものである。この
場合には、チャンネル1のデータ送信期間(DTa1)
とデータ禁止期間(DTb1)はDTa1=DTb1の
関係であり、チャンネル2のデータ送信期間(DTa
2)とデータ禁止期間(DTb2)もDTa2=DTb
2の関係である。
【0064】このような場合に、図9に示すようにチャ
ンネル2の送信信号がチャンネル1の送信信号と干渉し
あう状態で少し遅れて発生した場合には、送信信号2
7,28,31,32は互いに干渉しあって単独で存在
できずに受信機6では抽出することができないが、送信
信号29,30,33,34は互いに干渉せずに抽出す
ることができる。他方図10は、チャンネル1及びチャ
ンネル2において、データ送信期間(DTa)、及び、
データ禁止期間(DTb1)の関係が、データ送信期間
DTa>データ禁止期間DTbの場合を表したものであ
り、チャンネル1は、データ送信期間(DTa1×1.
2)>データ禁止期間(DTb1×0.8)の関係を有
するように構成されている。又、チャンネル2は、デー
タ送信期間(DTa2×1.2)>データ禁止期間(D
Tb2×0.8)の関係を有するように構成されてい
る。そして、チャンネル1とチャンネル2の関係は、D
Ta1×1.2:DTb1=DTa2×1.2:DTb
2]の条件を備えているものとする。
【0065】ここでデータ送信期間(DTa1×1.
2,DTa2×1.2)は、データ送信期間(DTa
1,DTa2)よりも長い期間を表わしたものである。
又、データ禁止期間(DTb1×0.8,DTb2×
0.8)は、データ禁止期間(DTb1,DTb2)よ
りも短い期間であることを表わしたものである。このよ
うな関係を有しているチャンネル1,2は、図10に示
すようにチャンネル1の送信信号35がチャンネル2の
送信信号36,37で挟まれた状態となって、両者とも
送信信号35と干渉しあう状態となってしまう。
【0066】即ち、チャンネル1のデータ送信期間(D
Ta1×1.2)の送信信号38は干渉しあわないで受
信機6によって抽出することができるがチャンネル1の
送信信号39はチャンネル2の送信信号40,41と干
渉しあうことになり、次のチャンネル1の送信信号42
は抽出できることになる。しかしながら、チャンネル2
では、送信信号36,37がチャンネル1の送信信号3
5と干渉し、同様に送信信号40,41もチャンネル1
の送信信号39と干渉してしまうので、チャンネル2に
おいては、チャンネル1と干渉しあわない単独で存在す
る送信信号がない状態となってしまい、受信機6によっ
て抽出できる送信信号が存在しない。
【0067】従って、チャンネル1に関しては干渉しあ
わないで抽出できる状態が発生するがチャンネル2に関
しては全く干渉しない状態、即ち抽出できる状態が発生
しない。そのため、チャンネル1の送信信号は受信機6
によって抽出することができるがチャンネル2の送信信
号は全くその機会がないこととなる。従って、本発明に
関しては少なくともデータ送信期間(DTa)≦データ
禁止期間(DTb)を満たすことが1つの条件となる。
【0068】尚、この実施の形態では、第1のリモコン
装置1Aを、その送信する送信期間(ST)が、単位送
信期間(TT)の2倍が一周期であり、送信許容期間
(STa)を単位送信期間(TT)と同じ期間設け、続
けて、送信禁止期間(STb)を単位送信期間(TT)
同じ期間設けて構成し、第2のリモコン装置1Bを、そ
の送信する送信期間(ST)が、単位送信期間(TT)
の4倍が一周期であり、送信許容期間(STa)を単位
送信期間(TT)の2倍期間設け、続けて、送信禁止期
間(STb)を単位送信期間(TT)の2倍期間設けて
構成して設けたが、全てのリモコン装置1を第3のリモ
コン装置1C,1D,1E・・・・としても実施可能で
ある。
【0069】又、この実施の形態に置いては、5台のリ
モコン装置1が送信する信号について詳説したが、リモ
コン装置1の台数が5台以下の場合には、図3によって
夫々単独で受信機6によって受信できる状態がわかり、
更には、5台以上でも、チャンネル5以降のチャンネル
でも、送信する信号の形態が、夫々前のチャンネルの2
倍の送信周期から形成され、送信パターンも前チャンネ
ルの送信パターンを構成している連続する送信許容期間
(STa)及び送信禁止期間(STb)を夫々2倍にし
て形成するので、図3に表したものと同様に、受信機6
によって単独に受信される状態が全てのチャンネルにお
いて存在する。
【0070】
【発明の効果】 従って、本発明によれば、予め混信状
態を前提とした送信信号であっても、夫々のリモコン装
置の送信信号を予め定まった期間内において、必ず他の
リモコン装置と混信しない状態を発生させることができ
るため、例え単一の受信機に対して複数のリモコン装置
を同一周波数で同一場所で同時に使用しても、同一の周
波数及び同一のプロトコルに基づいた送信が可能とな
り、構成を簡単にして安価、且つ、小型化することがで
きる。
【0071】そして、送信期間の周期が長いチャンネル
においても、従来長く連続していた送信禁止期間の一部
と従来長く連続していた送信許容期間の一部とを本発明
の方法によって入れ替えることにより、従来連続して存
在した板送信禁止期間を短く出来るので、データ信号の
送信を禁止する送信禁止期間が連続して存在することに
よって発生する受信機6による信号受信の遅れを少なく
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 複数リモコンの送受信方式を採用した構成を
示した説明図
【図2】 複数リモコンの送受信方式を示すタイミング
チャート図
【図3】 5チャンネルのリモコン装置から同時に送信
した具体例を示したタイミングチャート図
【図4】 1つのチャンネルのリモコン装置が半サイク
ルずれて送信した具体例を示したタイミングチャート図
【図5】 1つのチャンネルのリモコン装置が1サイク
ルずれて送信した具体例を示したタイミングチャート図
【図6】 各チャンネルのリモコン装置が1サイクルず
つずれて送信した具体例を示したタイミングチャート図
【図7】 送信許容期間(STa)=送信禁止期間(S
Tb)である場合のタイミングチャート図
【図8】 送信許容期間(STa)>送信禁止期間(S
Tb)である場合のタイミングチャート図
【図9】 データ送信期間(DTa)=データ禁止期間
(DTb)である場合のタイミングチャート図
【図10】 データ送信期間(DTa)>データ禁止期
間(DTb)である場合のタイミングチャート図
【図11】 従来例を表す説明図
【符号の説明】
CH チャンネル ST 送信期間 STa 送信許容期間 STb 送信禁止期間 DTa データ送信期間 DTb データ休止期間 TT 単位送信期間 1 リモコン装置 2 操作入力部 3 十字型ボタンスイッチ 4 ボタンスイッチ 5 制御部 6 受信機 7 受信部 8 機器本体 10〜62 データ送信期間(送信信号)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンネル毎に等しい単位送信期間(T
    T)からなる送信信号を、異なる送信期間(ST)に送
    信可能な複数台のリモコン装置と、各リモコン装置の送
    信信号を受信する1台の受信機とからなり、 単位送信期間(TT)は、データ送信期間(DTa)及
    びデータ休止期間(DTb)からなり、データ休止期間
    (DTb)がデータ送信期間(DTa)以上の期間とな
    るよう構成し、 夫々のリモコン装置における送信期間(ST)は、単位
    送信期間(TT)の2 i倍(但し、iは3以上の自然数
    であり、チャンネル毎に夫々異なる適宜値に設定された
    固有番号)が一周期であり、送信許容期間(STa)及
    び送信禁止期間(STb)からなり、送信許容期間(S
    Ta)を単位送信期間(TT)の2i-2倍期間設け、続
    けて、送信禁止期間(STb)を単位送信期間(TT)
    の2i-3倍期間設け、続けて、送信許容期間(STa)
    を単位送信期間(TT)の2i-3倍期間設け、続けて、
    送信禁止期間(STb)を単位送信期間(TT)の2
    i-2倍期間設け、続けて、送信許容期間(STa)を単
    位送信期間(TT)の2i-3倍期間設け、続けて、送信
    禁止期間(STb)を単位送信期間(TT)の2i-3
    期間設けて構成し、 各リモコン装置は、夫々異なるチャンネルで信号送出す
    ることを特徴とする複数リモコンによる送受信方式。
  2. 【請求項2】 チャンネル毎に等しい単位送信期間(T
    T)からなる送信信号を、異なる送信期間(ST)に送
    信可能な複数台のリモコン装置と、各リモコン装置の送
    信信号を受信する1台の受信機とからなり、 単位送信期間(TT)は、データ送信期間(DTa)及
    びデータ休止期間(DTb)からなり、データ休止期間
    (DTb)がデータ送信期間(DTa)以上の期間とな
    るよう構成し、 第1のリモコン装置の送信する送信期間(ST)は、単
    位送信期間(TT)の2倍が一周期であり、送信許容期
    間(STa)を単位送信期間(TT)と同じ期間設け、
    続けて、送信禁止期間(STb)を単位送信期間(T
    T)同じ期間設けて構成し、 第2のリモコン装置の送信する送信期間(ST)は、単
    位送信期間(TT)の4倍が一周期であり、送信許容期
    間(STa)を単位送信期間(TT)の2倍期間設け、
    続けて、送信禁止期間(STb)を単位送信期間(T
    T)の2倍期間設けて構成し、 複数設ける第3のリモコン装置の送信する送信期間(S
    T)は、単位送信期間(TT)の2i倍(但し、iは3
    以上の自然数であり、チャンネル毎に夫々異なる適宜値
    に設定された固有番号)が一周期であり、送信許容期間
    (STa)及び送信禁止期間(STb)からなり、送信
    許容期間(STa)を単位送信期間(TT)の2i-2
    期間設け、続けて、送信禁止期間(STb)を単位送信
    期間(TT)の2i-3倍期間設け、続けて、送信許容期
    間(STa)を単位送信期間(TT)の2i-3倍期間設
    け、続けて、送信禁止期間(STb)を単位送信期間
    (TT)の2i-2倍期間設け、続けて、送信許容期間
    (STa)を単位送信期間(TT)の2i-3倍期間設
    け、続けて、送信禁止期間(STb)を単位送信期間
    (TT)の2i-3倍期間設けて構成し、 各リモコン装置は、夫々異なるチャンネルで信号送出す
    ることを特徴とする複数リモコンによる送受信方式。
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