JP3486586B2 - 画像読み取り装置及び画像読み取り方法 - Google Patents
画像読み取り装置及び画像読み取り方法Info
- Publication number
- JP3486586B2 JP3486586B2 JP30885199A JP30885199A JP3486586B2 JP 3486586 B2 JP3486586 B2 JP 3486586B2 JP 30885199 A JP30885199 A JP 30885199A JP 30885199 A JP30885199 A JP 30885199A JP 3486586 B2 JP3486586 B2 JP 3486586B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- color
- white
- reading
- black
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Image Input (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の蛍光体を有
する白色光源を持ち、原稿などの画像情報を結像レンズ
を介して固体撮像素子上に結像し、画像情報を読み取る
画像読み取り装置及び画像読み取り方法に関する。
する白色光源を持ち、原稿などの画像情報を結像レンズ
を介して固体撮像素子上に結像し、画像情報を読み取る
画像読み取り装置及び画像読み取り方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、原稿などの画像情報を結像光学系
を介して複数のラインセンサー（ＣＣＤ等の固体撮像素
子）上に結像し、ラインセンサーからの出力信号に基づ
いて、カラーの画像情報をディジタル的に読み取る画像
読み取り装置が種々提案されている。
を介して複数のラインセンサー（ＣＣＤ等の固体撮像素
子）上に結像し、ラインセンサーからの出力信号に基づ
いて、カラーの画像情報をディジタル的に読み取る画像
読み取り装置が種々提案されている。
【０００３】図４は、従来のカラー画像読み取り装置の
光学系の要部概略図である。同図において、４００は原
稿を配置する原稿台ガラスであり、４０１は原稿を照明
する棒状光源であり、４０２は照明効率を向上させるた
めの反射笠である。
光学系の要部概略図である。同図において、４００は原
稿を配置する原稿台ガラスであり、４０１は原稿を照明
する棒状光源であり、４０２は照明効率を向上させるた
めの反射笠である。
【０００４】棒状光源４０１及び反射笠４０２により照
明された原稿（図示せず）は、ミラー４０３ａ、４０３
ｂ、及び４０３ｃを介して結像光学系４０４に導光さ
れ、結像光学系４０４は原稿の画像情報を固体撮像素子
４０５上に結像する。
明された原稿（図示せず）は、ミラー４０３ａ、４０３
ｂ、及び４０３ｃを介して結像光学系４０４に導光さ
れ、結像光学系４０４は原稿の画像情報を固体撮像素子
４０５上に結像する。
【０００５】ミラー４０３ａは副走査方向Ａに走査速度
ｖで移動し、それに同期してミラー４０３ｂ及び４０３
ｃは速度ｖ／２で移動し、固体撮像素子４０５のライン
センサーの並び方向（主走査方向）と合わせて、２次元
的な走査により画像情報を読み取ることが可能である。
ｖで移動し、それに同期してミラー４０３ｂ及び４０３
ｃは速度ｖ／２で移動し、固体撮像素子４０５のライン
センサーの並び方向（主走査方向）と合わせて、２次元
的な走査により画像情報を読み取ることが可能である。
【０００６】このような構成において、固体撮像素子１
０５上に結像された画像情報は、電気信号に変換され、
図示しない出力装置に送られ、プリント出力として画像
情報の出力が行われたり、又は記憶装置等に送られ、入
力画像情報として記憶される。
０５上に結像された画像情報は、電気信号に変換され、
図示しない出力装置に送られ、プリント出力として画像
情報の出力が行われたり、又は記憶装置等に送られ、入
力画像情報として記憶される。
【０００７】このような構成の画像読み取り装置の光源
４０１としては、ハロゲンランプ、蛍光灯、及びキセノ
ンランプ等が用いられている。特に、通常はハロゲンラ
ンプが用いられてきたが、ハロゲンランプは光輝度を有
する反面、ランプの昇温に伴う装置の昇温が大きいこと
や、２００〜３００Ｗの消費電力を必要とするため、装
置全体に必要となる消費電力を増加させる要因となって
いた。
４０１としては、ハロゲンランプ、蛍光灯、及びキセノ
ンランプ等が用いられている。特に、通常はハロゲンラ
ンプが用いられてきたが、ハロゲンランプは光輝度を有
する反面、ランプの昇温に伴う装置の昇温が大きいこと
や、２００〜３００Ｗの消費電力を必要とするため、装
置全体に必要となる消費電力を増加させる要因となって
いた。
【０００８】近年、以上のような問題点を回避するた
め、光輝度な蛍光灯やキセノンランプが開発され、画像
読み取り装置の光源として用いられつつある。
め、光輝度な蛍光灯やキセノンランプが開発され、画像
読み取り装置の光源として用いられつつある。
【０００９】蛍光灯やキセノンランプは、棒上の中空管
の中に少量の水銀粒と数ＴｇｒｒのＡｒ、Ｋｒ、又はＸ
ｅ等を封入した物が多く、管の内壁に各種蛍光体を塗布
し、管の両端に電極を配して管を密閉した構造となって
いる。
の中に少量の水銀粒と数ＴｇｒｒのＡｒ、Ｋｒ、又はＸ
ｅ等を封入した物が多く、管の内壁に各種蛍光体を塗布
し、管の両端に電極を配して管を密閉した構造となって
いる。
【００１０】そして、電極からの放電により水銀や各種
ガスから放射される紫外線が管の内側に塗られた蛍光体
を励起し、蛍光体の発行特性に応じて可視光が放射され
る。蛍光体は、光源として要求される分光エネルギー特
性に応じて適当なものが選択される。
ガスから放射される紫外線が管の内側に塗られた蛍光体
を励起し、蛍光体の発行特性に応じて可視光が放射され
る。蛍光体は、光源として要求される分光エネルギー特
性に応じて適当なものが選択される。
【００１１】特にカラー画像読み取り装置においては、
ＲＧＢ等に相当する広い波長範囲の光源が必要となり、
特に光輝度な光源を必要とする場合には、複数色の蛍光
体を混合し、管の内壁に塗布する手法が用いられてい
る。
ＲＧＢ等に相当する広い波長範囲の光源が必要となり、
特に光輝度な光源を必要とする場合には、複数色の蛍光
体を混合し、管の内壁に塗布する手法が用いられてい
る。
【００１２】蛍光灯やキセノンランプのように蛍光体を
光源として用いる画像読み取り装置では、水銀や各種ガ
スから放射されるスペクトルを安定させてから画像を読
み取るのが望ましいため、スタンバイ中などのランプを
点灯していない状態では、管の外側にヒーターを取り付
けるなどして管内の温度を一定に制御し、発光スペクト
ルを安定させている。
光源として用いる画像読み取り装置では、水銀や各種ガ
スから放射されるスペクトルを安定させてから画像を読
み取るのが望ましいため、スタンバイ中などのランプを
点灯していない状態では、管の外側にヒーターを取り付
けるなどして管内の温度を一定に制御し、発光スペクト
ルを安定させている。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、始業時
の電源投入直後など管内の温度と目標とする温度との差
が大きい場合に、水銀スペクトルを安定させるための時
間が多く必要となってしまうという欠点があった。その
ため、電源投入後スタンバイに移行するまでの時間が長
くかかってしまっていた。
の電源投入直後など管内の温度と目標とする温度との差
が大きい場合に、水銀スペクトルを安定させるための時
間が多く必要となってしまうという欠点があった。その
ため、電源投入後スタンバイに移行するまでの時間が長
くかかってしまっていた。
【００１４】また、従来より、カラー画像読み取り装置
で白黒信号を作成する方法として、ラインセンサのＲＧ
Ｂ信号から作成する方法と被視感度に近いＧ信号から作
成する方法とがある。
で白黒信号を作成する方法として、ラインセンサのＲＧ
Ｂ信号から作成する方法と被視感度に近いＧ信号から作
成する方法とがある。
【００１５】ラインセンサの分光感度特性からＧ信号の
感度が高くなっているのが約５００〜６００ｎｍと帯域
が狭いのに対して、ＲＧＢ信号の感度が高くなっている
のが約３５０〜９００ｎｍと帯域が広い。従って、ＲＧ
Ｂ信号から白黒信号を作成する場合は約３５０〜９００
ｎｍの水銀スペクトルを安定させる必要があり、電源投
入後スタンバイに移行するまでの時間が長くかかってし
まっていた。
感度が高くなっているのが約５００〜６００ｎｍと帯域
が狭いのに対して、ＲＧＢ信号の感度が高くなっている
のが約３５０〜９００ｎｍと帯域が広い。従って、ＲＧ
Ｂ信号から白黒信号を作成する場合は約３５０〜９００
ｎｍの水銀スペクトルを安定させる必要があり、電源投
入後スタンバイに移行するまでの時間が長くかかってし
まっていた。
【００１６】本発明は、上記点に着目してなされたもの
であり、白黒原稿の画像読み取り時間を従来より短縮す
ることができる画像読み取り装置及び画像読み取り方法
を提供することを目的とする。
であり、白黒原稿の画像読み取り時間を従来より短縮す
ることができる画像読み取り装置及び画像読み取り方法
を提供することを目的とする。
【００１７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１の画像読み取り装置は、蛍光体を有する白
色光源と、前記白色光源により照射された原稿画像を読
み取り複数の異なる色信号を出力するイメージセンサ
と、前記原稿画像を前記イメージセンサ上に結像する結
像光学系と、前記各色信号の信号レベルを調整する調整
手段と、電源投入後、白黒画像読み取りに用いる色信号
のスペクトルが安定するための第１の所定時間経過後、
前記調整手段に前記白黒画像読み取りに用いる色信号の
信号レベルを調整させることで前記白黒画像読み取りを
実行可能とし、さらに、カラー画像読み取りに用いる色
信号のスペクトルが安定するための第２の所定時間経過
後、前記調整手段に前記カラー画像読み取りに用いる色
信号の信号レベルを調整させることで前記カラー画像読
み取りを実行可能とする制御手段と、を有することを特
徴とする。
め、請求項１の画像読み取り装置は、蛍光体を有する白
色光源と、前記白色光源により照射された原稿画像を読
み取り複数の異なる色信号を出力するイメージセンサ
と、前記原稿画像を前記イメージセンサ上に結像する結
像光学系と、前記各色信号の信号レベルを調整する調整
手段と、電源投入後、白黒画像読み取りに用いる色信号
のスペクトルが安定するための第１の所定時間経過後、
前記調整手段に前記白黒画像読み取りに用いる色信号の
信号レベルを調整させることで前記白黒画像読み取りを
実行可能とし、さらに、カラー画像読み取りに用いる色
信号のスペクトルが安定するための第２の所定時間経過
後、前記調整手段に前記カラー画像読み取りに用いる色
信号の信号レベルを調整させることで前記カラー画像読
み取りを実行可能とする制御手段と、を有することを特
徴とする。
【００１８】請求項２の画像読み取り装置は、請求項１
記載の画像読み取り装置において、前記制御手段は、前
記調整手段による前記白黒画像読み取りに用いる色信号
の信号レベルの調整終了前に白黒画像読み取り要求があ
った場合には、前記白黒画像読み取りに用いる色信号の
信号レベルの調整終了後であって前記第２の所定時間経
過前に前記白黒画像読み取りを実行することを特徴とす
る。
記載の画像読み取り装置において、前記制御手段は、前
記調整手段による前記白黒画像読み取りに用いる色信号
の信号レベルの調整終了前に白黒画像読み取り要求があ
った場合には、前記白黒画像読み取りに用いる色信号の
信号レベルの調整終了後であって前記第２の所定時間経
過前に前記白黒画像読み取りを実行することを特徴とす
る。
【００１９】請求項３の画像読み取り方法は、蛍光体を
有する白色光源と、前記白色光源により照射された原稿
画像を読み取り複数の異なる色信号を出力するイメージ
センサと、前記原稿画像を前記イメージセンサ上に結像
する結像光学系とを備える画像読み取り装置の画像読み
取り方法において、電源投入後、白黒画像読み取りに用
いる色信号のスペクトルが安定するための第１の所定時
間経過後、前記白黒画像読み取りに用いる色信号の信号
レベルを調整することで前記白黒画像読み取りを実行可
能とし、さらに、カラー画像読み取りに用いる色信号の
スペクトルが安定するための第２の所定時間経過後、前
記カラー画像読み取りに用いる色信号の信号レベルを調
整することで前記カラー画像読み取りを実行可能とする
制御工程を有することを特徴とする。
有する白色光源と、前記白色光源により照射された原稿
画像を読み取り複数の異なる色信号を出力するイメージ
センサと、前記原稿画像を前記イメージセンサ上に結像
する結像光学系とを備える画像読み取り装置の画像読み
取り方法において、電源投入後、白黒画像読み取りに用
いる色信号のスペクトルが安定するための第１の所定時
間経過後、前記白黒画像読み取りに用いる色信号の信号
レベルを調整することで前記白黒画像読み取りを実行可
能とし、さらに、カラー画像読み取りに用いる色信号の
スペクトルが安定するための第２の所定時間経過後、前
記カラー画像読み取りに用いる色信号の信号レベルを調
整することで前記カラー画像読み取りを実行可能とする
制御工程を有することを特徴とする。
【００２０】請求項４の画像読み取り方法は、請求項３
記載の画像読み取り方法において、前記制御工程は、前
記白黒画像読み取りに用いる色信号の信号レベルの調整
終了前に白黒画像読み取り要求があった場合には、前記
白黒画像読み取りに用いる色信号の信号レベルの調整終
了後であって前記第２の所定時間経過前に前記白黒画像
読み取りを実行することを特徴とする。
記載の画像読み取り方法において、前記制御工程は、前
記白黒画像読み取りに用いる色信号の信号レベルの調整
終了前に白黒画像読み取り要求があった場合には、前記
白黒画像読み取りに用いる色信号の信号レベルの調整終
了後であって前記第２の所定時間経過前に前記白黒画像
読み取りを実行することを特徴とする。
【００２１】
【００２２】
【００２３】
【００２４】
【００２５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００２６】図１は本発明の実施の形態に係る画像読み
取り装置の電気系統の構成を示すブロック図である。
取り装置の電気系統の構成を示すブロック図である。
【００２７】図１において、１００は、光源からの反射
光を電気信号に変換するカラーラインセンサであり、１
０１は、カラーラインセンサ１００の信号から信号成分
の取り出し、オフセット調整及びゲイン調整等のカラー
ラインセンサ１００の出力調整を行うためのアナログ信
号処理回路である。１０２は、アナログ信号処理回路１
０１から出力された信号をデジタル信号に変換するため
のＡ／Ｄ変換回路であり、１０３は、Ａ／Ｄ変換回路１
０２の出力信号に対してシエーディング補正及び入力マ
スキング等の画像処理を施す画像処理回路である。
光を電気信号に変換するカラーラインセンサであり、１
０１は、カラーラインセンサ１００の信号から信号成分
の取り出し、オフセット調整及びゲイン調整等のカラー
ラインセンサ１００の出力調整を行うためのアナログ信
号処理回路である。１０２は、アナログ信号処理回路１
０１から出力された信号をデジタル信号に変換するため
のＡ／Ｄ変換回路であり、１０３は、Ａ／Ｄ変換回路１
０２の出力信号に対してシエーディング補正及び入力マ
スキング等の画像処理を施す画像処理回路である。
【００２８】１０５は、蛍光灯ユニットであり、複数の
蛍光体を有する白色蛍光灯１０５ａ、該白色蛍光灯１０
５ａを暖めるための蛍光灯ヒーター１０５ｂ、及び白色
蛍光灯１０５ａの温度を検出するサーミスタ１０５ｃを
備えている。１０７は、白色蛍光灯１０５ａの点灯を制
御するインバータ回路であり、１０８は、サーミスタ１
０５ｃの出力信号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換
回路であり、変換されたデジタル信号はＣＰＵ１０４に
出力される。ＣＰＵ１０４は、Ａ／Ｄ変換回路からの出
力信号（フイードバック信号）によリアンプ１０６を介
して蛍光灯ヒータ１０５ｂを制御する。
蛍光体を有する白色蛍光灯１０５ａ、該白色蛍光灯１０
５ａを暖めるための蛍光灯ヒーター１０５ｂ、及び白色
蛍光灯１０５ａの温度を検出するサーミスタ１０５ｃを
備えている。１０７は、白色蛍光灯１０５ａの点灯を制
御するインバータ回路であり、１０８は、サーミスタ１
０５ｃの出力信号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換
回路であり、変換されたデジタル信号はＣＰＵ１０４に
出力される。ＣＰＵ１０４は、Ａ／Ｄ変換回路からの出
力信号（フイードバック信号）によリアンプ１０６を介
して蛍光灯ヒータ１０５ｂを制御する。
【００２９】尚、ＣＰＵ１０４は、蛍光灯ヒータ１０５
ｂのみではなく、インバータ１０７の制御、アナログ信
号処理回路１０１の制御、及び画像処理回路１０３の制
御を行う。さらに、ＣＰＵ１０４は、後述するように画
像読み取りの要求を受けて、画像読み取りを実行するよ
うに上述した各部を制御する。
ｂのみではなく、インバータ１０７の制御、アナログ信
号処理回路１０１の制御、及び画像処理回路１０３の制
御を行う。さらに、ＣＰＵ１０４は、後述するように画
像読み取りの要求を受けて、画像読み取りを実行するよ
うに上述した各部を制御する。
【００３０】図２（Ａ）は、白色蛍光灯１０５ａのスペ
クトル強度とカラーラインセンサ１００の分光感度特性
との相関関係を示す図であり、図２（Ｂ）は白黒画像読
み取り時のＲ、Ｂ信号のスペクトル強度の変化とカラー
ラインセンサ１００の分光感度特性との相関関係を示す
図である。
クトル強度とカラーラインセンサ１００の分光感度特性
との相関関係を示す図であり、図２（Ｂ）は白黒画像読
み取り時のＲ、Ｂ信号のスペクトル強度の変化とカラー
ラインセンサ１００の分光感度特性との相関関係を示す
図である。
【００３１】Ｇ信号の帯域外で、且つＲ、Ｂ信号の帯域
でのスペクトル変化が発生した場合、カラー読み取りを
行うとＲ、Ｂ信号の分光感度によるカラーラインセンサ
１００の信号出力が異なるため、この変化が色味の変動
となってしまい、白色蛍光灯１０５ａのスペクトル安定
時と不安定時では、同一カラー原稿でも同じように読み
取れなくなる。
でのスペクトル変化が発生した場合、カラー読み取りを
行うとＲ、Ｂ信号の分光感度によるカラーラインセンサ
１００の信号出力が異なるため、この変化が色味の変動
となってしまい、白色蛍光灯１０５ａのスペクトル安定
時と不安定時では、同一カラー原稿でも同じように読み
取れなくなる。
【００３２】また、白黒読み取りでＲＧＢ信号を使用す
る場合も同様に、Ｇ信号の帯域外で、且つＲ、Ｂ信号の
帯域でのスペクトル変化が発生した場合は、Ｒ、Ｂ信号
の分光感度によるカラーラインセンサ１００の信号出力
が異なるため、白黒信号の濃度が変化してしまい、白色
蛍光灯１０５ａのスペクトル安定時と不安定時では、同
一白黒原稿でも同じように読み取れなくなる。
る場合も同様に、Ｇ信号の帯域外で、且つＲ、Ｂ信号の
帯域でのスペクトル変化が発生した場合は、Ｒ、Ｂ信号
の分光感度によるカラーラインセンサ１００の信号出力
が異なるため、白黒信号の濃度が変化してしまい、白色
蛍光灯１０５ａのスペクトル安定時と不安定時では、同
一白黒原稿でも同じように読み取れなくなる。
【００３３】一方、白黒読み取りで、且つＧ信号を使用
する場合には、図２（Ｂ）に示すようにＧ信号の帯域外
で、且つＲ、Ｂ信号の帯域でのスペクトル変化が発生し
たとしても、Ｇ信号さえ安定していれば、白黒信号の濃
度が変化することがなく、白黒原稿はいつでも同じよう
に読み取ることができる。
する場合には、図２（Ｂ）に示すようにＧ信号の帯域外
で、且つＲ、Ｂ信号の帯域でのスペクトル変化が発生し
たとしても、Ｇ信号さえ安定していれば、白黒信号の濃
度が変化することがなく、白黒原稿はいつでも同じよう
に読み取ることができる。
【００３４】図３は、電源投入後、本実施の形態に係る
画像読み取り装置で実行される制御内容を示すフローチ
ャートである。
画像読み取り装置で実行される制御内容を示すフローチ
ャートである。
【００３５】電源投入直後、第１所定時間、白色蛍光灯
１０５ａの第１の点灯を実行する（ステップＳ１）。こ
の第１所定時間は、Ｇ信号の帯域のみのスペクトルが安
定するのに必要な時間である。
１０５ａの第１の点灯を実行する（ステップＳ１）。こ
の第１所定時間は、Ｇ信号の帯域のみのスペクトルが安
定するのに必要な時間である。
【００３６】第１所定時間経過後、カラーラインセンサ
１００の出力（Ｇ信号の出力）の第１の調整（ゲイン調
整、オフセット調整）を実施する（ステップＳ２）。
１００の出力（Ｇ信号の出力）の第１の調整（ゲイン調
整、オフセット調整）を実施する（ステップＳ２）。
【００３７】次に、第１の点灯又は第１の調整中に白黒
画像読み取りの要求があったか否かを判別し（ステップ
Ｓ３）、第１の点灯又は第１の調整中に白黒画像読み取
りの要求があった場合は、第１の点灯及び第１の調整で
Ｇ信号のみ安定して画像を取り込める環境になっている
ため、第１の調整終了後、その要求のあった白黒画像読
み取りを実施する（ステップＳ４）。一方、第１の点灯
又は第１の調整中に白黒画像読み取りの要求がなかった
場合は、後述するステップＳ５を実行する。
画像読み取りの要求があったか否かを判別し（ステップ
Ｓ３）、第１の点灯又は第１の調整中に白黒画像読み取
りの要求があった場合は、第１の点灯及び第１の調整で
Ｇ信号のみ安定して画像を取り込める環境になっている
ため、第１の調整終了後、その要求のあった白黒画像読
み取りを実施する（ステップＳ４）。一方、第１の点灯
又は第１の調整中に白黒画像読み取りの要求がなかった
場合は、後述するステップＳ５を実行する。
【００３８】ステップＳ４の画像読み取り終了後、第２
所定時間白色蛍光灯１０５ａを点灯させるため、第２の
点灯を開始する（ステップＳ５）。この第２所定時間
は、Ｒ、Ｂ信号の帯域全体のスペクトルが安定するのに
必要な時間である。
所定時間白色蛍光灯１０５ａを点灯させるため、第２の
点灯を開始する（ステップＳ５）。この第２所定時間
は、Ｒ、Ｂ信号の帯域全体のスペクトルが安定するのに
必要な時間である。
【００３９】次に、第２の点灯中に白黒画像読み取りの
要求があったか否かを判別し（ステップＳ６）、第２の
点灯中に白黒画像読み取りの要求があった場合は、第１
の調整で得た調整値（ステップＳ２のゲイン調整及びオ
フセット調整の調整値）を設定し（ステップＳ７）、そ
の要求のあった白黒画像読み取りを実施する（ステップ
Ｓ８）。この画像読み取り終了後、ステップＳ５に戻
り、白色蛍光灯１０５ａの第２の点灯を再開する。
要求があったか否かを判別し（ステップＳ６）、第２の
点灯中に白黒画像読み取りの要求があった場合は、第１
の調整で得た調整値（ステップＳ２のゲイン調整及びオ
フセット調整の調整値）を設定し（ステップＳ７）、そ
の要求のあった白黒画像読み取りを実施する（ステップ
Ｓ８）。この画像読み取り終了後、ステップＳ５に戻
り、白色蛍光灯１０５ａの第２の点灯を再開する。
【００４０】尚、白色蛍光灯１０５ａを点灯させるの
は、その内部の水銀分布密度を一様にし、スペクトルの
安定を図るのが目的であるが、所定エネルギー（蛍光灯
ヒーター１０５ｂによる熱エネルギー）が与えられるこ
とによってもスペクトルの安定を図ることができる。
は、その内部の水銀分布密度を一様にし、スペクトルの
安定を図るのが目的であるが、所定エネルギー（蛍光灯
ヒーター１０５ｂによる熱エネルギー）が与えられるこ
とによってもスペクトルの安定を図ることができる。
【００４１】従って、第２の点灯中に白黒画像読み取り
の要求があり（ステップＳ６でＹＥＳ）、その要求のあ
った白黒画像読み取りの終了後、ステップＳ５におい
て、再度第２の点灯を実施するときは、改めて第２所定
時間第２の点灯を実施するのではなく、その画像読み取
り要求まで点灯していた時間を記憶しておき、第２所定
時間の残り時間を算出し、該算出された残り時間第２の
点灯を実施する。これにより、カラー画像読み取りが可
能になる時間が短縮される。
の要求があり（ステップＳ６でＹＥＳ）、その要求のあ
った白黒画像読み取りの終了後、ステップＳ５におい
て、再度第２の点灯を実施するときは、改めて第２所定
時間第２の点灯を実施するのではなく、その画像読み取
り要求まで点灯していた時間を記憶しておき、第２所定
時間の残り時間を算出し、該算出された残り時間第２の
点灯を実施する。これにより、カラー画像読み取りが可
能になる時間が短縮される。
【００４２】上記ステップＳ６で、第２の点灯中に白黒
画像読み取りの要求がなかった場合は、第２所定時間経
過したか否か判別する（ステップＳ９）。この第２所定
時間が経過するまでは、白色蛍光灯１０５ａの第２の点
灯は継続される。
画像読み取りの要求がなかった場合は、第２所定時間経
過したか否か判別する（ステップＳ９）。この第２所定
時間が経過するまでは、白色蛍光灯１０５ａの第２の点
灯は継続される。
【００４３】第２所定時間経過後、カラーラインセンサ
１００の出力（Ｒ、Ｂ信号の出力）の第２の調整（ゲイ
ン調整、オフセット調整）を実施する（ステップＳ１
０）。
１００の出力（Ｒ、Ｂ信号の出力）の第２の調整（ゲイ
ン調整、オフセット調整）を実施する（ステップＳ１
０）。
【００４４】この後は、白黒画像読み取りの要求があっ
た場合は、第１の調整で得た調整値（ステップＳ２のゲ
イン調整及びオフセット調整の調整値）を設定し、その
要求のあった白黒画像読み取りを実施することができ
る。一方、カラー画像読み取りの要求があった場合は、
第２の調整で得た調整値（ステップＳ１０のゲイン調整
及びオフセット調整の調整値）を設定し、その要求のあ
ったカラー画像読み取りを実施することができる。
た場合は、第１の調整で得た調整値（ステップＳ２のゲ
イン調整及びオフセット調整の調整値）を設定し、その
要求のあった白黒画像読み取りを実施することができ
る。一方、カラー画像読み取りの要求があった場合は、
第２の調整で得た調整値（ステップＳ１０のゲイン調整
及びオフセット調整の調整値）を設定し、その要求のあ
ったカラー画像読み取りを実施することができる。
【００４５】尚、ＡＣＳ（オート・カラー・セレクト）
といった原稿自動認識の機能を持つ画像読み取り装置で
は、第２の調整が終了するまでは該機能は動作しない。
といった原稿自動認識の機能を持つ画像読み取り装置で
は、第２の調整が終了するまでは該機能は動作しない。
【００４６】上述したように、本実施の形態によれば、
第１の点灯及び第１の調整終了後にＧ信号のみを利用し
た白黒画像読み取りできるようになり、その後の第２の
点灯及び第２の調整終了後にＲＧＢの各信号を利用した
カラー画像読み取りできるようになる。即ち、白黒画像
読み取りとカラー画像読み取りのウォームアップ及びス
タンバイを切り分けたので、白黒原稿の画像読み取り時
間を従来より短縮することができる。また、これにより
画像読み取り装置の生産性を向上することができる。
第１の点灯及び第１の調整終了後にＧ信号のみを利用し
た白黒画像読み取りできるようになり、その後の第２の
点灯及び第２の調整終了後にＲＧＢの各信号を利用した
カラー画像読み取りできるようになる。即ち、白黒画像
読み取りとカラー画像読み取りのウォームアップ及びス
タンバイを切り分けたので、白黒原稿の画像読み取り時
間を従来より短縮することができる。また、これにより
画像読み取り装置の生産性を向上することができる。
【００４７】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項１の
画像読み取り装置及び請求項３の画像読み取り方法によ
れば、電源投入後、白黒画像読み取りに用いる色信号の
スペクトルが安定するための第１の所定時間経過後、白
黒画像読み取りに用いる色信号の信号レベルが調整さ
れ、白黒画像読み取りが実行可能となり、さらに、カラ
ー画像読み取りに用いる色信号のスペクトルが安定する
ための第２の所定時間経過後、カラー画像読み取りに用
いる色信号の信号レベルが調整され、カラー画像読み取
りが実行可能となる。即ち、白黒画像読み取りとカラー
画像読み取りのウォームアップ及びスタンバイを切り分
けたので、白黒原稿の画像読み取り時間を従来より短縮
することができる。また、これにより画像読み取り装置
の生産性を向上することができる。
画像読み取り装置及び請求項３の画像読み取り方法によ
れば、電源投入後、白黒画像読み取りに用いる色信号の
スペクトルが安定するための第１の所定時間経過後、白
黒画像読み取りに用いる色信号の信号レベルが調整さ
れ、白黒画像読み取りが実行可能となり、さらに、カラ
ー画像読み取りに用いる色信号のスペクトルが安定する
ための第２の所定時間経過後、カラー画像読み取りに用
いる色信号の信号レベルが調整され、カラー画像読み取
りが実行可能となる。即ち、白黒画像読み取りとカラー
画像読み取りのウォームアップ及びスタンバイを切り分
けたので、白黒原稿の画像読み取り時間を従来より短縮
することができる。また、これにより画像読み取り装置
の生産性を向上することができる。
【００４８】請求項２の画像読み取り装置及び請求項４
の画像読み取り方法によれば、白黒画像読み取りに用い
る色信号の信号レベルの調整終了前に白黒画像読み取り
要求があった場合には、白黒画像読み取りに用いる色信
号の信号レベルの調整終了後であって第２の所定時間経
過前に白黒画像読み取りが実行されるので、第２の所定
時間経過まで白黒の画像読み取りの実施を待つ必要がな
く、白黒原稿の画像読み取り時間を従来より短縮するこ
とができる。
の画像読み取り方法によれば、白黒画像読み取りに用い
る色信号の信号レベルの調整終了前に白黒画像読み取り
要求があった場合には、白黒画像読み取りに用いる色信
号の信号レベルの調整終了後であって第２の所定時間経
過前に白黒画像読み取りが実行されるので、第２の所定
時間経過まで白黒の画像読み取りの実施を待つ必要がな
く、白黒原稿の画像読み取り時間を従来より短縮するこ
とができる。
【００４９】
【００５０】
【図１】図１は本発明の実施の形態に係る画像読み取り
装置の電気系統の構成を示すブロック図である。
装置の電気系統の構成を示すブロック図である。
【図２】図２（Ａ）は、白色蛍光灯１０５ａのスペクト
ル強度とカラーラインセンサ１００の分光感度特性との
相関関係を示す図であり、図２（Ｂ）は白黒画像読み取
り時のＲ、Ｂ信号のスペクトル強度の変化とカラーライ
ンセンサ１００の分光感度特性との相関関係を示す図で
ある。
ル強度とカラーラインセンサ１００の分光感度特性との
相関関係を示す図であり、図２（Ｂ）は白黒画像読み取
り時のＲ、Ｂ信号のスペクトル強度の変化とカラーライ
ンセンサ１００の分光感度特性との相関関係を示す図で
ある。
【図３】図３は、電源投入後、本実施の形態に係る画像
読み取り装置で実行される制御内容を示すフローチャー
トである。
読み取り装置で実行される制御内容を示すフローチャー
トである。
【図４】図４は、従来のカラー画像読み取り装置の光学
系の要部概略図である。
系の要部概略図である。
１００ カラーラインセンサ
１０１ アナログ信号処理回路（調整手段）
１０２，１０８ Ａ／Ｄ変換回路
１０３ 画像処理回路
１０４ ＣＰＵ（調整手段、光源制御手段）
１０５ 蛍光灯ユニット
１０５ａ 白色蛍光灯
１０５ｂ 蛍光灯ヒーター
１０５ｃ サーミスタ
１０６ アンプ
１０７ インバータ回路（光源制御手段）
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H04N 1/04
G03G 15/00
G06T 1/00
Claims (4)
- 【請求項１】 蛍光体を有する白色光源と、 前記白色光源により照射された原稿画像を読み取り複数
の異なる色信号を出力するイメージセンサと、 前記原稿画像を前記イメージセンサ上に結像する結像光
学系と、 前記各色信号の信号レベルを調整する調整手段と、 電源投入後、白黒画像読み取りに用いる色信号のスペク
トルが安定するための第１の所定時間経過後、前記調整
手段に前記白黒画像読み取りに用いる色信号の信号レベ
ルを調整させることで前記白黒画像読み取りを実行可能
とし、さらに、カラー画像読み取りに用いる色信号のス
ペクトルが安定するための第２の所定時間経過後、前記
調整手段に前記カラー画像読み取りに用いる色信号の信
号レベルを調整させることで前記カラー画像読み取りを
実行可能とする制御手段と、 を有する ことを特徴とする画像読み取り装置。 - 【請求項２】 前記制御手段は、前記調整手段による前
記白黒画像読み取りに用いる色信号の信号レベルの調整
終了前に白黒画像読み取り要求があった場合には、前記
白黒画像読み取りに用いる色信号の信号レベルの調整終
了後であって前記第２の所定時間経過前に前記白黒画像
読み取りを実行することを特徴とする請求項１記載の画
像読み取り装置。 - 【請求項３】 蛍光体を有する白色光源と、前記白色光
源により照射された原稿画像を読み取り複数の異なる色
信号を出力するイメージセンサと、前記原稿画像を前記
イメージセンサ上に結像する結像光学系とを備える画像
読み取り装置の画像読み取り方法において、 電源投入後、白黒画像読み取りに用いる色信号のスペク
トルが安定するための第１の所定時間経過後、前記白黒
画像読み取りに用いる色信号の信号レベルを調整するこ
とで前記白黒画像読み取りを実行可能とし、さらに、カ
ラー画像読み取りに用いる色信号のスペクトルが安定す
るための第２の所定時間経過後、前記カラー画像読み取
りに用いる色信号の信号レベルを調整することで前記カ
ラー画像読み取りを実行可能とする制御工程を有するこ
とを特徴とする画像読み取り方法。 - 【請求項４】 前記制御工程は、前記白黒画像読み取り
に用いる色信号の信号レベルの調整終了前に白黒画像読
み取り要求があった場合には、前記白黒画像読み取りに
用いる色信号の信号レベルの調整終了後であって前記第
２の所定時間経過前に前記白黒画像読み取りを実行する
ことを特徴とする請求項３記載の画像読み取り方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30885199A JP3486586B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 画像読み取り装置及び画像読み取り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30885199A JP3486586B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 画像読み取り装置及び画像読み取り方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001127964A JP2001127964A (ja) | 2001-05-11 |
| JP3486586B2 true JP3486586B2 (ja) | 2004-01-13 |
Family
ID=17986043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30885199A Expired - Fee Related JP3486586B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 画像読み取り装置及び画像読み取り方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3486586B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7532233B2 (ja) | 2020-12-08 | 2024-08-13 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1999
- 1999-10-29 JP JP30885199A patent/JP3486586B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001127964A (ja) | 2001-05-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0196405B1 (en) | Color picture reader and method for operating the same | |
| JPH0722311B2 (ja) | カラ−画像読み取り装置 | |
| EP0158288B1 (en) | Photoelectric reading apparatus | |
| US20040207886A1 (en) | Optical image scanner with moveable calibration target | |
| EP0963103B1 (en) | Image reading apparatus, and dimming control method and line sensor layout method therefor | |
| US20020140996A1 (en) | Optical image scanner using pre-scan and post-scan compensation for illumination nonuniformity | |
| JP2002325168A (ja) | ウォームアップ時のランプの色と強度の補償機能を備えた光学イメージスキャナ | |
| US6757084B2 (en) | Image reading apparatus and control method thereof | |
| JP3486586B2 (ja) | 画像読み取り装置及び画像読み取り方法 | |
| JPH09224159A (ja) | 動的カラー調整方法 | |
| JP3530780B2 (ja) | 画像読み取り装置及びその制御方法 | |
| JP2003078712A (ja) | 画像読取装置 | |
| JP2002218236A (ja) | 画像読み取り装置 | |
| JP2003060856A (ja) | 画像読み取り装置 | |
| JP3625382B2 (ja) | 画像読取り装置 | |
| JPH0527296B2 (ja) | ||
| US20020015192A1 (en) | Image reading apparatus and its control method | |
| JP3625381B2 (ja) | 画像読取り装置 | |
| JP3472147B2 (ja) | 画像読取り装置および画像読取り方法 | |
| JP2000050020A (ja) | 画像読み取り装置及びその制御方法 | |
| JP2000050017A (ja) | 画像読取り装置および画像読取り方法 | |
| JPH11346292A (ja) | 画像読取装置及び画像読取方法 | |
| JP2002064688A (ja) | 画像読取装置及び画像読取方法 | |
| JP2002027199A (ja) | 画像読取装置 | |
| JPH0528025B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131024 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |