JP3485750B2 - 不法コピー防止方法、コピー元レコーダ及びコピー先レコーダ - Google Patents

不法コピー防止方法、コピー元レコーダ及びコピー先レコーダ

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JP3485750B2
JP3485750B2 JP03262797A JP3262797A JP3485750B2 JP 3485750 B2 JP3485750 B2 JP 3485750B2 JP 03262797 A JP03262797 A JP 03262797A JP 3262797 A JP3262797 A JP 3262797A JP 3485750 B2 JP3485750 B2 JP 3485750B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば音声信号の
ようなアナログ情報をあるサンプリング周波数でアナロ
グ−デジタル(A/D)変換して記録媒体に記録した
り、伝送媒体を介して伝送する場合に、不法な再生やコ
ピーなどによりデジタルデータの著作権が適切に保護さ
れない事態が生じることを防止するための不法コピー
止方法、コピー元レコーダ及びコピー先レコーダに関す
る。
【0002】
【従来の技術】オーディオ再生用光ディスクとしてのC
D(コンパクトディスク)が市場に出てから10数年が
経過し、既にオーディオ情報の記録媒体としては従来の
カセットテープを凌駕してめざましい普及を見せてい
る。そして、デジタルディスクであるCDの物理・論理
フォーマットは、8ビット固定データ長シンボルのEF
M変調記録方式やサブコード、オーディオデータ、CR
Cなどのデータフォーマット方式として確立しており、
各種のアプリケーション機能を付加したCDプレーヤが
開発されている。
【0003】また、CDはそのサブコードにおけるQチ
ャンネルのコントロールビット(4ビット)で識別させ
ることによって、あるいはTOCの不在で識別させるこ
とにより、データ用のCD−ROMとしても利用されて
おり、デジタルディスクの大容量性や高速アクセス性を
有効に利用して電子出版の分野でその応用を拡大しつつ
ある。ところで、上記のCD−ROMでは音声がADP
CMにより圧縮されており、その圧縮により原音質が再
現できず、よりハイファイ性の高い記録が望まれるよう
になってきている。換言すれば、圧縮しても通常のCD
の2倍の帯域に匹敵するオーディオ信号を記録できるデ
ィスクの出現が期待されている。
【0004】ここで、このような高品質のハイファイ信
号はデジタル情報の状態でコピーされると、劣化がない
ためユーザにとっては都合がよいが、著作権の保護の観
点から望ましくないという問題点があるので、このよう
な問題点を解決する方法としては、デジタル情報のコピ
ー回数を制限したり、デジタル出力端子を機器に全く設
けない方法などが提案されている。また、コピーを管理
する方法としては、デジタルデータに対して著作権デー
タを埋め込む方法が例えば、特表平7−505987号
公報に示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、不法に又は
適法に媒体に記録されている高品質のハイファイ信号な
どのデータを不法に(著作権料を支払うことなく)再生
し、回線を介してユーザ側の受信装置に伝送する、いわ
ゆる海賊放送のような不法行為が考えられる。また、こ
のように不法に又は適法に(著作権料を支払って)再
生、送信されたデータを受信して他の媒体に不法にコピ
ーする受信・記録装置が考えられる。更に、不法に又は
適法に再生、送信されたデータを受信して一時蓄積し、
これを受信・記録装置に送信するサーバなどが考えられ
る。また、再生装置と記録装置又は2台の記録再生装置
を用いて不法にコピーすることが考えられる。
【0006】そこで、本発明は、媒体に記録されている
高品質のデータを不法に再生してユーザ側の受信装置に
転送したり、不法に再生、転送された高品質のデータを
不法に受信して記録するような不法行為を防止すること
ができる不法コピー防止方法、コピー元レコーダ及びコ
ピー先レコーダを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、以下の1)〜4)の手段よりなる。すなわ
ち、 1)再生側のコピー元レコーダに置かれた第1の媒体に
記録されている符号情報を所定のシリアルインタフェー
スフォーマットに変換して所定のシリアルインタフェー
スを介して記録側のコピー先レコーダに伝送し、前記記
録側のコピー先レコーダに置かれる第2の媒体に記録す
る場合の符号情報の不法コピーを防止する方法であっ
て、前記所定のシリアルインタフェースを介して前記再
生側のコピー元レコーダから前記記録側のコピー先レコ
ーダに真正性を証明するために付与された暗証番号暗証
番号を送信するステップと、前記記録側のコピー先レコ
ーダが前記再生側のコピー元レコーダから送られてくる
前記暗証番号をチェックするステップと、前記チェック
した結果が真正な場合に前記符号情報を前記第1の媒体
から再生して所定のシリアルインタフェースフォーマッ
トに変換して前記所定のシリアルインタフェースを介し
て前記記録側のコピー元レコーダに送信するように要求
するステップと、前記記録側のコピー先レコーダが前記
再生側のコピー元レコーダから送られてくるデータを元
の符号情報に変換するステップと、前記変換された符号
情報を前記第2の媒体に記録するステップと、前記チェ
ックした結果が真正でない場合に前記第1の媒体に記録
されている符号情報を前記記録側のコピー先レコーダに
送信するように要求しないステップとを、有する符号情
報の不法コピー防止方法。 2)再生側のコピー元レコーダに置かれた第1の媒体に
記録されている符号情報を所定のシリアルインタフェー
スフォーマットに変換して所定のシリアルインタフェー
スを介して記録側のコピー先レコーダに伝送し、前記記
録側のコピー先レコーダに置かれる第2の媒体に記録す
る場合の請求項1に記載の符号情報の不法コピーを防止
する方法で用いられるコピー元レコーダであって、前記
所定のシリアルインタフェースを介して前記記録側のコ
ピー先レコーダに真正性を証明するために付与された
証番号を送信し、真正な場合に前記符号情報を前記第1
の媒体から再生して所定のシリアルインタフェースフォ
ーマットに変換して前記所定のシリアルインタフェース
を介して送信するように要求され、他方、真正でない場
合に前記要求を行われない手段と前記記録側の要求があ
った場合、前記符号情報を前記第1の媒体から再生して
所定のシリアルインタフェースフォーマットに変換して
前記所定のシリアルインタフェースを介して送信する手
段とを、有するコピー元レコーダ。 3)再生側のコピー元レコーダに置かれた第1の媒体に
記録されている符号情報を所定のシリアルインタフェー
スフォーマットに変換して所定のシリアルインタフェー
スを介して記録側のコピー先レコーダに伝送し、前記記
録側のコピー先レコーダに置かれる第2の媒体に記録す
る場合の符号情報の不法コピーを防止する方法であっ
て、前記所定のシリアルインタフェースを介して前記再
生側のコピー先レコーダから前記記録側のコピー元レコ
ーダに真正性を証明するために付与された暗証番号を送
信するステップと、前記記録側のコピー先レコーダが前
記再生側のコピー元レコーダから送られてくる前記暗証
番号をチェックするステップと、前記チェックした結果
が真正な場合に、前記第1の媒体に記録されている著作
権データをチェックし、真正な場合に前記符号情報を前
記第1の媒体から再生して所定のシリアルインタフェー
スフォーマットに変換して前記所定のシリアルインタフ
ェースを介して前記記録側のコピー先レコーダに送信す
るよう要求するステップと、前記記録側のコピー先レコ
ーダが前記再生側のコピー元レコーダから送られてくる
データを受信し元の符号情報に変換するステップと、前
記変換された符号情報を前記第2の媒体に記録するステ
ップと、前記チェックした結果のいずれか一方が真正で
ない場合に前記第1の媒体に記録されている符号情報を
前記記録側のコピー先レコーダに送信しないステップと
を、有する符号情報の不法コピー防止方法。 4)再生側のコピー元レコーダに置かれた第1の媒体に
記録されている符号情報を所定のシリアルインタフェー
スフォーマットに変換して所定のシリアルインタフェー
スを介して記録側のコピー先レコーダに伝送し、前記記
録側のコピー先レコーダに置かれる第2の媒体に記録す
る場合の請求項1に記載の符号情報の符号情報の不法コ
ピーを防止する方法で用いられるコピー先レコーダであ
って、前記所定のシリアルインタフェースを介して前記
再生側のコピーレコーダから真正性を証明するために
付与された暗証番号を送信する手段と、前記記録側のコ
ピー先レコーダが前記暗証番号をチェックして真正な場
合に前記第1の媒体から再生して前記所定のシリアルイ
ンタフェースフォーマットに変換して前記所定のシリア
ルインタフェースを介して送信するよう要求する手段
と、前記符号情報を受信して元の符号情報に変換して前
記第2の媒体に記録する手段とを、有するコピー先レコ
ーダ。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の第1の参考例に係
る不法行為防止方法及び不法行為防止装置ブロック
図、図2は図1中のエンコーダを示すブロック図、図3
は図2中の信号処理回路を詳しく示すブロック図、図4
は図2のA/Dコンバータのサンプリング周期及びデー
タ列を示す説明図、図5はディスク上のバースト・カッ
ティング・エリアを示す説明図、図6は図5のバースト
・カッティング・エリアに記録されるデータを示す説明
図、図7は図1中のデコーダを示すブロック図、図8は
図7中の信号処理回路を詳しく示すブロック図、図9は
図7のデコーダによりデコードされたデータ列及びサン
プリング周期を示す説明図、図10は第1の参考例の不
法行為防止処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【0009】図1において、エンコーダENC1は合法
的に著作権者のアナログ情報をA/D変換して符号化
し、このエンコーダENC1により符号化された情報
は、通常では有料で記録媒体401や伝送路402など
の適法な第1の媒体を介してユーザに供給される。な
お、本明細書では記録媒体や伝送路を介しての符号情報
の供給を媒体を介しての符号情報の伝送として表現して
いる。図1は再生/送信側が再生器180と変換器20
0aを保有することにより第1の媒体401、402を
介して伝送された符号情報を再生してIEEE1394
インタフェースを介して送信し、また、受信/記録側が
記録装置(又は記録再生装置)400と変換器200b
を保有することにより再生/送信側から送信された符号
情報を受信して第2の媒体に記録する場合を示してい
る。再生器180は図7〜図9に詳しく示すようなデコ
ーダDEC1と表示部180aなどを有し、また、記録
装置(又は記録再生装置)400は表示部400aを有
する。
【0010】再生/送信側の再生器180は、受信/記
録側からの再生/送信許可信号が入力される端子49
と、デコーダDEC1により復号されていない状態のビ
ットストリームを出力する端子52と、デコーダDEC
1によりビットストリームから復号されたPCMデジタ
ル信号を出力する端子90と、受信/記録側に対して暗
証番号を出力するための端子126を有する。これらの
端子49、52、90、126は変換器200aに接続
され、端子52、90を介して出力されたデジタル信号
が変換器200aによりIEEE1394規格のDSリ
ンクと呼ばれる符号化方式のシリアルバスデータに変換
される。なお、このデータサイズは512バイトのパケ
ット形式である。
【0011】このIEEE1394規格のデータは、デ
ータレコーダであるDVC(デジタルビデオカムコーダ
ー)などの記録装置(又は記録再生装置)400のイン
タフェースを構成する変換器200bにより元に戻さ
れ、装置400によりコピー媒体に記録(コピー)され
る。この場合、装置400は再生器180から送られて
くる暗証番号をチェックし、真正な場合には再生/送信
許可信号を返信し、再生器180から送られてくるビッ
トストリームを記録する機能を有する。なお、装置40
0が記録専用装置である場合にはコピー媒体を他の再生
器により再生することができ、また、記録再生装置であ
る場合には当然に装置400により再生することができ
る。さらに、2台の記録再生装置400により更に他の
媒体に再コピーすることができる。
【0012】次に、図2〜図9を参照してエンコーダE
NC1とデコーダDEC1の構成を詳細に説明する。図
2に示す入力端子INには例えば音声信号のようなアナ
ログ信号が入力され、この入力信号はA/Dコンバータ
31により、無制限なデジタルコピーを禁止するのに値
する十分高いサンプリング周波数(図4に示すサンプリ
ング周期Δt)、例えば192kHzでサンプリングさ
れて、例えば24ビットの高分解能のPCM信号に変換
され、図4に示すように曲線αに対応するデータ列 xb1,x1 ,xa1,x2,xb2,x3,xa2, ・・・,xbi,x2i-1,xai,x2i,・・・ に変換される。
【0013】このデータ列(xbi,x2i-1,xai,x2
i)は図3に詳しく示す信号処理回路32及びメモリ3
3によりエンコードされ、次いでDVD符号化回路34
によりパッキングされる。このパッキングデータは出力
端子OUT1に出力されるか、又は媒体に応じた変調方
式で変調回路35により変調されて出力端子OUT2に
出力される。また、出力端子OUT3からは必要に応じ
て著作権データが出力される。
【0014】図3を参照して信号処理回路32の構成を
詳しく説明する。まず、1/2の帯域を通過させるロー
パスフィルタ36、例えばFIRフィルタにより、図4
に示す曲線αに対応するデータ列(xbi,x2i-1,xa
i,x2i)から、帯域制限された曲線βに対応するデー
タ列 xc1,*,*,*,xc2,*,*,*,xc3,*,*,
*,・・・,xci,*,*,*,・・・ を得、次にこのデータ列の内、データ「*」を間引き回
路37により間引くことによりデータ列 xc1,xc2,xc3,・・・,xci,・・・ を生成する。また、データ列(xbi,x2i-1,xai,x
2i)の内、データxi を間引き回路38により間引くこ
とによりデータ列 xb1,xa1,xb2,xa2,・・・,xbi,xai,・・・ を生成する。
【0015】そして、これらのデータ列xci、xbi、x
aiに基づいて、差分計算器として作用する加算器39に
より差分 xbi−xci=Δ1i xai−xci=Δ2i を演算する。ここで、差分データΔ1i、Δ2iは例えば2
4ビット又はそれ以下であり、また、ビット数は固定で
も可変でもよい。アロケーション回路40はデータ列x
ci及び差分データΔ1i、Δ2iと、著作権データ供給部1
00からの著作権データをユーザデータとしてパッキン
グし、そのユーザデータを出力することにより記録媒
体、例えばDVD(デジタル・ビデオ・ディスク又はデ
ジタル・バーサタイル・ディスク)に記録されたり、伝
送路に伝送される。ここで、データ列xciはA/Dコン
バータ31によりA/D変換されたデジタルデータの帯
域制限してサンプリング周波数を1/4に低減したデー
タ列となっている。
【0016】著作権データはまた、例えば図5に示すよ
うにDVDのバースト・カッティング・エリア(BC
A)に記録され、一例として、 ・ISRC{楽曲(プログラムソース)を示す国際標準
レコーディングコード:International Standard Recor
ding Code } ・著作権を識別するために複製状態を管理するための情
報であるディスクのシリアルナンバ(16バイト) ・プレーヤ識別子コード(4バイト) ・録音日(3バイト) ・録音数(3バイト) ・複製された数(4バイト)及び ・著作権状態を管理するための複製可能数(3バイト) などにより構成される。
【0017】そして、BCAに記録する場合には、著作
権データは図6に示すようにPE−RZ信号に変換さ
れ、バーコードのような低反射率ストリップの形式で記
録される。また、DVDにはBCAとは別に、CDRデ
ィスクなどで規定されているTOCエリアに相当するよ
うにディスクの内周に設けられる著作権管理情報エリア
(CMIエリア)に、これらの著作権データが更に詳し
く記録される。
【0018】次に、図7〜図9を参照して再生器180
内のデコーダDEC1について説明する。媒体を介して
伝送された入力信号はまず、エンコーダENC1側の変
調回路35の変調方式に応じて復調回路41により復調
され、次いでDVD復号回路42により復号され、復号
データ(データ列xciと差分データΔ1i、Δ2i)が図8
に詳しく示す信号処理回路43(及びメモリ44)と著
作権データ書き換え部30に印加されるとともに、著作
権データが信号処理回路43と暗号解読部50に印加さ
れる。信号処理回路43では図8に示すように、まず、
加算器46により Δ1i+xci=xbi Δ2i+xci=xai が演算され、データ列xbi、xaiが復元される。ここ
で、データ列xbi、xaiは元の24ビットである。
【0019】次いで補間処理回路47ではデータ列xb
i、xaiの複数のデータを用いて図9に示すようにその
間のデータ列xi が補間される。なお、補間処理回路4
7では、例えばアップサンプリング方法を用いて、それ
ぞれに0データを埋めてローパスフィルタを通過させる
ことにより、補間データ列xi を求めることができる。
補間データ列xi はまた、曲線近似や予測近似により求
めるようにしてもよい。この場合、近似補助データを追
加して伝送するようにすることで近似度を高めることが
できる。
【0020】このように補間処理されたデータは、 xb1,x1 ,xa1,x2 ,xb2,x3 ,xa2, ・・・,xbi,x2i-1,xai,x2i,・・・ のようなPCMデータに配列され、デジタル出力端子9
0と、レベル制御部118に印加されるとともに、遅延
器123を介して加算器121に印加される。
【0021】また、FM変調器114では、BCAから
再生された著作権データが発振器115からの例えば5
kHzの周波数により変調される。次いでこの変調され
た信号は、D/A変換されても聞き取れないように拡散
変調器116により拡散符号117を用いて、その周波
数スペクトラムが広く拡散されて低レベルにされ、さら
に、レベル制御部118ではデータ列(xbi,x2i-1,
xai,x2i)のレベルに応じてそのレベルが制御され
る。あるいはレベル制御部118ではデータ列(xbi,
x2i-1,xai,x2i)の周波数スペクトラムレベルに応
じてその周波数スペクトラムレベルが制御される。
【0022】そして、加算器121ではデータ列(xb
i,x2i-1,xai,x2i)に対して、FM変調器11
4、発振器115、拡散変調器116、拡散符号117
及びレベル制御部118により変調された著作権データ
が埋め込まれ、この加算器121の出力信号が図7に示
すD/Aコンバータ45と、LPF(ローパスフィル
タ)56に印加される。
【0023】D/Aコンバータ45では、エンコーダ側
で24ビットの量子化ビット数でA/D変換され、エン
コードされて記録媒体に記録され、デコーダ側の信号処
理回路43により著作権データが埋め込まれたデータ列
(xbi,x2i-1,xai,x2i)が192kHzのサンプ
リング周波数でアナログ信号に変換されてアナログ出力
端子55を介して出力される。また、LPF56ではこ
の入力データが例えば1/4の帯域(48kHz)に制
限され、デジタルデータとして出力端子53を介して出
力される。
【0024】また、この参考例では、媒体を介して伝送
されたビットストリーム(データ列xciと差分データΔ
1i、Δ2i)は、そのままの状態で著作権データ書き換え
部30、スイッチ51及びビットストリーム出力端子5
2を介して出力可能である。また、CPU50Bの制御
に基づいて暗証番号を発生して出力端子126を介して
出力する暗証番号発生部125と、受信/記録側からの
再生/送信許可信号が入力される端子49と、この端子
49を介して入力された再生/送信許可信号とBCA内
の著作権データに基づいてスイッチ51をオンにすると
ともに著作権データ書き換え部30を制御する暗号解読
部50が設けられている。
【0025】暗号解読部50は再生/送信許可信号が入
力されると、例えば著作権データの内のコピー許可条
件、例えば「支払い条件」をチェックし、OKの場合に
はスイッチ51をオンにすることによりビットストリー
ムの出力を許可する。また、他のコピー許可条件として
例えば「録音可能数」をチェックし、「0」でない場合
にはビットストリーム内の録音可能数を1つデクリメン
トするように著作権データ書き換え部30を制御すると
ともに、スイッチ51をオンにすることにより出力を許
可し、他方、「0」であればスイッチ51をオンにしな
いで出力を禁止することにより、無制限なビットストリ
ームのコピーを禁止する。なお、コピー許可条件として
は「録音可能数」の他、「コピー可能期間」を媒体を介
して伝送するとともに、暗号解読部50内に時計機能を
設けて暗証番号が入力された時間が「コピー可能期間」
外であればコピーを禁止するようにしてもよい。
【0026】次に、図10(a)は再生器180(再生
/送信側)の処理を示し、図10(b)は記録装置又は
記録再生装置(データレコーダ)400(受信/記録
側)の処理を示している。図10(a)に示すように、
再生/送信側180はまず、暗証番号発生部125によ
り暗証番号を発行し、これをIEEE1394シリアル
バスを介して受信/記録側400に出力する(ステップ
S11)。次いで、再生/送信許可信号を受信するため
にカウンタをスタートして所定時間待機し(ステップS
13、S14)、再生/送信許可信号が入力された場合
には再生/送信を行い(ステップS12→S15)、他
方、所定時間内に再生/送信許可信号が入力されない場
合には「再生不許可」の旨を表示部180aに表示する
(ステップS16)。
【0027】また、受信/記録側400は図10(b)
に示すように、再生/送信側180から暗証番号が送ら
れてくるとこれをチェックし(ステップS21)、真正
な場合には再生/送信許可信号を再生/送信側180に
返信し(ステップS22)、次いで再生/送信側180
から送られてくるビットストリーム(データ列xciと差
分データΔ1i、Δ2i)を受信して媒体に記録する(ステ
ップS23)。他方、ステップS21において暗証番号
が真正でない場合には「記録不許可」の旨を表示部40
0aに表示する(ステップS24)。
【0028】したがって、再生/送信側180が不適法
な場合には、暗証番号を受信/記録側400に送信する
ことができないので、受信/記録側400からの再生/
送信許可信号を受信することができず、その結果、再生
/送信を行うことができないので、再生/送信側180
による不法行為を防止することができる。なお、再生/
送信側180が暗証番号と共に著作権データ内の例えば
ISRCを送信し、受信/記録側400が暗証番号をチ
ェックし、真正な場合にISRCをチェックし、真正な
場合に再生/送信許可信号を返信するようにしてもよ
い。
【0029】次に、図11を参照して第2の参考例につ
いて説明する。図11(a)は図1に示す媒体401に
記録されているデータを再生して通信回線403を介し
て送信する再生送信装置を示し、図11(b)は図11
(a)に示す再生送信装置から送信されたデータを受信
して記録する受信記録装置を示している。図11(b)
に示す受信記録装置はユーザが保有し、図11(a)に
示す再生送信装置はユーザに対してデータを供給する側
が保有する。なお、このようなシステムとしては例えば
通信カラオケやインターネットをあげることができる。
【0030】図11(a)に示す再生送信装置では、複
数の再生器180−1〜180−nにより複数の媒体4
01の各々からデータが再生され、各再生データは変換
器200−1〜200−nによりIEEE1394規格
のシリアルバスデータに変換されて送信端末500に送
られる。送信端末500はパーソナルコンピュータ(パ
ソコン)501と変換器502を有し、変換器502で
は変換器200−1〜200−nから送られてきたIE
EE1394規格のシリアルバスデータが元のフォーマ
ットに戻される。
【0031】そして、適法なパソコン501には第1の
参考例の同様な暗証番号発生部125が接続されてい
る。したがって、適法なパソコン501はユーザ側の再
生送信装置に対して適法な暗証番号(及び著作権デー
タ)を送ることができ、送った暗証番号(及び著作権デ
ータ)に対してユーザ側の再生送信装置から再生/送信
許可信号を受信した場合に媒体401の再生を行って送
信することができる。パソコン501はまた、図7に示
す暗号解読部50と同等の機能を有し、通信回線403
を介して暗証番号(及び著作権データ)を図11(b)
に示す受信記録装置に送った後、再生/送信許可信号が
返信された場合に例えば著作権データの内のコピー許可
条件をチェックし、OKの場合にビットストリームの出
力を開始する。
【0032】図11(b)に示す受信記録装置は、図1
に示す変換器200b及び記録装置又は記録再生装置
(データレコーダ)400の他に端末600と、サーバ
900と変換器200cを有し、端末600はパソコン
601と変換器602を有する。パソコン601は図1
1(a)に示すパソコン501から暗証番号(及び著作
権データ)を受信した場合に真正か否かをチェックし、
真正な場合に再生/送信許可信号を返信し、再生/送信
許可信号に応答して送られてきたビットストリーム(デ
ータ列xciと差分データΔ1i、Δ2i)を受信する。そし
て、送られてきたデータは変換器602によりIEEE
1394規格のシリアルバスデータに変換されて変換器
200bに送られ、変換器200bにより元のフォーマ
ットに戻され、データレコーダ400により記録され
る。
【0033】また、この参考例では、送られてきたデー
タは変換器200cを介してサーバ900に転送されて
一時蓄積された後、変換器200c、200bを介して
データレコーダ400に転送されることを想定してい
る。この場合、サーバ900はパソコン601の代わり
に、パソコン501から暗証番号(及び著作権データ)
を受信した場合に真正か否かをチェックし、真正な場合
に再生/送信許可信号を返信し、再生/送信許可信号に
応答して送られてきたビットストリーム(データ列xci
と差分データΔ1i、Δ2i)を受信して一時蓄積し、これ
をデータレコーダ400に転送する。
【0034】図12及び図13はそれぞれ、上記第1、
第2の参考例の変形例を実現するエンコーダ及びデコー
ダの各信号処理回路を示している。図12に示すエンコ
ーダでは図3に示す間引き回路38が省略され、データ
xi は間引かれない。そして、差分計算器として作用す
る加算器39により差分 xbi−xci=Δ1i xai−xci=Δ2i xi −xci=Δ3i が演算され、データ列(xci,Δ1i,Δ2i,Δ3i)及び
著作権データがアロケーション回路40によりパッキン
グされて伝送される。
【0035】図13に示すデコーダでは、上記のように
エンコーダ側でデータ列xi が間引かれていないので、
補間処理回路47が省略されている。そして、加算器4
6では xci+Δ1i=xbi xci+Δ2i=xai xci+Δ3i=xi を演算することにより、元の高品質のデータ列(xbi,
x2i-1,xai,x2i)を復元する。他の構成はエンコー
ダ、デコーダともに図2、図8と同一であるので説明を
省略する。
【0036】次に、本発明の実施形態について説明す
る。図14は本発明に係る不法コピー防止方法、コピー
元レコーダ及びコピー先レコーダの実施形態を説明する
ためのブロック図、図15は図14中の変換器を詳細に
示すブロック図、図16は図14中のエンコーダを詳細
に示すブロック図、図17は図16中の2つのA/Dコ
ンバータのサンプリング周期及びデータ列を示す説明
図、図18は図16中のパッキングエンコーダによりパ
ッキングされたユーザデータを示す説明図、図19は図
14中の記録再生装置内のデコーダを示すブロック図、
図20は図19のデコーダによりデコードされたデータ
列及びサンプリング周期を示す説明図、図21は図14
中の記録再生装置内のエンコーダを詳細に示すブロック
図である。
【0037】図14において、著作権者のアナログ情報
は合法的にエンコーダENC2によりエンコードされ、
記録媒体401を介してユーザに供給される。ユーザは
同一の構成の記録再生装置500a、500bを保有す
ることができ、また、記録再生装置500aをコピー
元、記録再生装置500bをコピー先として真正なユー
ザが真正な媒体401から後述するように図15に詳し
く示す変換器200a、200bを介して、また、直接
に接続してコピーすることができる。
【0038】記録再生装置500a、500bとしては
例えばDVC(デジタルビデオカムコーダー)の他、V
HS(日本ビクター(株)の登録商標)ビデオを基盤と
した新VHSフォーマットをスタンダードモードとし
て、圧縮などのエンコードされたままのビットストリー
ムを記録可能なD−VHS−VTRを用いることができ
る。この記録再生装置500a、500bは共に図19
に詳しく示すデコーダDEC2と図21に詳しく示すエ
ンコーダENC2’を有する。
【0039】また、記録再生装置500a(又は500
b)をコピー元とし、インターネット端末をコピー先と
して真正なユーザがコピー元500a、500bにアク
セスすることができる。この場合、適正な記録再生装置
500a、500bにより再生し、変換器200a、2
00b、IEEE1394ホストアダプタ604及びパ
ソコン本体605を有するパソコン603を介してイン
ターネット端末に送信することができる。
【0040】まず、図16を参照してエンコーダENC
2の構成を説明する。入力端子1には例えば音声信号の
ようなアナログ信号が入力され、この入力信号はA/D
コンバータ2、3に印加される。A/Dコンバータ2、
3にはそれぞれ、クロック発生器5から比較的低いサン
プリング周波数、例えば48kHzのサンプリングクロ
ックfと、比較的高いサンプリング周波数、例えば96
kHzのサンプリングクロック2fが印加される。
【0041】A/Dコンバータ2は図17に示すように
48kHzのサンプリングクロックfの周期で入力信号
をサンプリングし、 xa1,xa2,xa3,・・・,xai,・・・ のような比較的低品質のデジタルデータ列xaiに変換す
る。また、A/Dコンバータ3は図17に示すように9
6kHzのサンプリングクロック2fの周期で入力信号
をサンプリングし、 (xb1,xc1),(xb2,xc2),(xb3,xc3,) ・・・,(xbi,xci,)・・・ のような比較的高品質のデジタルデータ列(xbi,xc
i,)に変換する。
【0042】ここで、データ列(xbi,xci)の内、デ
ータ列xbiのサンプリング位置は48kHzによるデー
タ列xaiと同一であり、また、データ列xciのサンプリ
ング位置は48kHzによるデータ列xaiの中間位置で
ある。なお、このサンプリングデータは例えば24ビッ
トの分解能で変換される。
【0043】A/Dコンバータ3によりA/D変換され
たデータ列(xbi,xci)はスイッチ4に印加され、ク
ロック発生器5からの96kHzのサンプリングクロッ
ク2fに基づいてデータ列xaiと同一サンプリング位置
のデータ列xbiのみが選択され、データ列xaiの中間サ
ンプリング位置のデータ列xciは間引かれる。差分計算
器6ではA/Dコンバータ2によりA/D変換されたサ
ンプリングデータxaiと、スイッチ4により選択された
サンプリングデータxbiに基づいて xbi−xai=Δi が計算される。ここで、差分データΔi は24ビット又
はそれ以下である。
【0044】続くパッキングエンコーダ7はA/Dコン
バータ2によりA/D変換されたデータ列xaiと、差分
計算器6により計算された差分データ列Δi と、著作権
データ供給部100からの著作権データを図18に示す
ような配列のユーザデータとしてパッキングし、そのユ
ーザデータを出力端子8を介して出力することにより記
録媒体401、例えばDVDに記録されたり、伝送媒体
に伝送される。また、著作権データ供給部100からの
著作権データはまた、そのまま出力端子OUT3を介し
て出力可能である。
【0045】図18に示す例では1つのユーザデータは
サブヘッダと、n個のサンプリングデータxa1〜xanと
n個の差分データΔ1 〜Δn により構成され、DVDの
ようにユーザデータが2034バイトの場合にはデータ
xa1〜xan及び差分データΔ1 〜Δn はともに338個
(=n)であり、サブヘッダは6バイトである。なお、
DVDではユーザデータはパケットといい、サブヘッダ
はパケットヘッダという。
【0046】次に、図19を参照してデコーダDEC2
について説明する。入力端子9を介して入力されたユー
ザデータはアンパッキングデコーダ10に印加されると
ともに、著作権データ書き換え部30、スイッチ21及
びデジタル出力端子(ビットストリーム出力端子)22
を介して出力可能である。アンパッキングデコーダ10
ではデータ列xaiと差分データ列Δi 、さらに著作権デ
ータが分離される。そして、データ列xaiは加算器11
とレベル制御部118に印加され、さらに遅延器122
を介して加算器120に印加される。また、差分データ
列Δi は加算器11に印加され、また、著作権データは
暗号解読部20とFM変調器114に印加される。
【0047】加算器11では Δi +xai=xbi が算出され、このデータ列xbiが補間処理回路12とス
イッチ13に印加される。なお、このデータ列xbiの各
データのビット数は24ビットである。補間処理回路1
2ではデータ列xbiの複数のデータを用いてその間のデ
ータ列xciが補間される。例えばアップサンプリング方
法を用いて、それぞれに0データを埋めてローパスフィ
ルタを通過させることにより、補間データ列xciを求め
ることができる。続くスイッチ13ではクロック発生器
14からの96kHzのサンプリングクロック2fに基
づいてデータ列xbi、xciが交互に選択される。したが
って、図16に示すエンコーダにおいて96kHzのサ
ンプリング周波数によりA/D変換されたデータ列(x
bi、xci)に復元され(図20参照)、このデータ列
(xbi、xci)は遅延器123を介して加算器121に
印加される。
【0048】また、FM変調器114では、サブヘッダ
から再生された著作権データが発振器115からの例え
ば5kHzの周波数により変調される。次いでこの変調
された信号は、D/A変換されても聞き取れないように
拡散変調器116により拡散符号117を用いて、その
周波数スペクトラムが広く拡散されて低レベルにされ、
さらに、レベル制御部118ではデータ列xbiのレベル
に応じてそのレベルが制御される。そして、この変調デ
ータは加算器121に印加されるとともに、間引き回路
119により1つおきに間引かれて加算器120に印加
される。あるいはレベル制御部118ではデータ列xbi
の周波数スペクトラムレベルに応じてその周波数スペク
トラムレベルが制御される。
【0049】遅延器122の出力データ列xaiはそのま
まの状態でデジタル出力端子23を介して出力される。
また、加算器120では遅延器122の出力データ列x
aiに対して、間引き回路119からの変調データが埋め
込まれ、このデータ列xai’はD/Aコンバータ15に
より48kHzのサンプリング周波数fに基づいてD/
A変換され、アナログ出力端子17を介して出力され
る。
【0050】また、遅延器123の出力データ列(xb
i、xci)はそのままの状態でデジタル出力端子24を
介して出力される。また、加算器121では遅延器12
3の出力データ列(xbi、xci)に対して、レベル制御
部118からの変調データが埋め込まれ、このデータ列
(xbi、xci)’はD/Aコンバータ16により96k
Hzのサンプリング周波数2fに基づいてD/A変換さ
れ、アナログ出力端子18を介して出力される。
【0051】したがって、48kHzによりA/D変換
され、圧縮して記録媒体に記録されている比較的低品質
のデジタルデータxaiと、96kHzによりA/D変換
されて記録媒体に記録され、デコードされた比較的高品
質のデジタルデータ(xbi、xci)はそのままでは出力
されず、変調データが埋め込まれたデジタルデータxa
i’、(xbi、xci)’として出力される。
【0052】また、この実施形態では、媒体を介して伝
送されて入力端子9を介して入力されたビットストリー
ムは、そのままの状態で著作権データ書き換え部30、
スイッチ21及びビットストリーム出力端子22を介し
て出力可能であり、また、再生/転送許可信号が入力さ
れる端子19と、この端子19を介して入力された再生
/転送許可信号とアンパッキングデコーダ10からの著
作権データに基づいてスイッチ21をオンにするととも
に著作権データ書き換え部30を制御する暗号解読部2
0が設けられている。
【0053】また、この実施形態においても同様に暗証
番号発生部125を有し、この暗証番号はビットストリ
ームの出力時に出力端子126を介してコピー先500
bに出力される。さらに、出力端子23B、24Bから
はPCMデータの出力時にそれぞれクロックf、2fが
出力される。
【0054】また、記録再生装置500a、500bは
共に図21に詳しくエンコーダENC2’を有する。こ
のエンコーダENC2’は図16に示すエンコーダEN
C2と略同一であり、アナログ入力端子1と、デジタル
入力端子1F、2Fとクロック入力端子5A、5Bを有
する。アナログ入力端子1はコピー元500aのアナロ
グ出力端子17、18や他のマイクロホンやアナログ再
生装置からのアナログ信号が入力可能であり、このアナ
ログ信号はA/Dコンバータ2、3によりA/D変換さ
れる。このA/Dコンバータ2、3によりA/D変換さ
れた各データはそれぞれスイッチSW1、SW2、4を
介して差分計算器6及びパッキングエンコーダ7に印加
される。
【0055】また、デジタル入力端子1F、2Fとクロ
ック入力端子5A、5Bは、それぞれコピー元500a
のデジタル出力端子23、24とクロック出力端子23
B、24Bに接続される。そして、デジタル入力端子1
F、2Fを介して入力された各データはそれぞれスイッ
チSW1、SW2、4を介して差分計算器6及びパッキ
ングエンコーダ7に印加され、また、クロック入力端子
5A、5Bを介して入力されたクロックf、2fはクロ
ック発生器5に印加される。クロック発生器5はこの入
力クロックf、2fにロックするPLL回路を有し、デ
ジタル入力端子1F、2Fを介して入力された各データ
を選択するようにスイッチSW1、SW2を切り替え
る。
【0056】また、このデコーダでは、エンコーダ側の
暗証番号発生部125からの暗証番号(及び著作権デー
タ)が端子19’を介して入力され、暗号解読部20’
がこれをチェックして真正な場合に再生/受信許可信号
を端子19’を介してエンコーダ側の暗号解読部20に
送り返すように構成されている。
【0057】そして、図14に示すように記録再生装置
500a、500bの端子19、19’と、暗証番号出
力端子126と、ビットストリーム入力端子9とビット
ストリーム出力端子22が図15に詳しく示す変換器2
00a、200bとIEEE1394バスラインBLを
介して接続される。ここで、コピー先500bのビット
ストリーム入力端子9に入力されたデータは不図示の例
えば光ピックアップに送られ、コピー先の媒体に記録さ
れる。
【0058】変換器200はCPU206と、物理層処
理部202と、リンク層処理部203と、コントローラ
204と、バッファメモリ205とラッチ207〜21
1を有し、ラッチ207〜211はそれぞれ端子19、
19’、暗証番号出力端子126、ビットストリーム出
力端子22、ビットストリーム入力端子9に接続され
る。バスラインBL上の暗証番号(及び著作権データ)
やビットストリームなどのデータは、物理層処理部20
2、リンク層処理部203を介してコントローラ204
に到達すると、コントローラ204及びバッファメモリ
205により仕分けされ、パラレルデータでラッチ20
7、209、210に供給される。
【0059】このような構成において、例えばコピー元
500aの再生ボタンとコピー先500bの録音ボタン
が押されると、コピー元500aの暗証番号発生部12
5が暗証番号を発行するとともに暗号解読部20がアン
パッキングデコーダ10から著作権データを取り込み、
この暗証番号がIEEE1394バスラインBLを介し
てコピー先500bの暗号解読部20’に送られる。
【0060】コピー先500bの暗号解読部20’では
暗証番号が入力されると認証のチェックを受けそれが真
正なものと認証された場合に更に著作権データが真正な
ものか否かをチェックする。この場合、例えばメーカー
とプレーヤ(プレーヤ識別子コード)がレコード協会に
正規に登録されたものでなければ真正なものとみなさな
いようにしてもよい。そして、コピー先500bの暗号
解読部20’は暗証番号と著作権データの両方が真正な
ものと判断した場合に、例えば更に著作権データの内の
コピー許可条件、例えば「支払い条件」をチェックし、
OKの場合にコピー元500aの暗号解読部20に対し
て再生転送許可信号を送る。コピー元500aの暗号解
読部20はこの再生転送許可信号を受信すると、スイッ
チ21をオンにすることによりビットストリームの出力
を行う。コピー先500bでは再生転送許可信号を出力
すると、続いて入力されるビットストリームの録音を行
う。
【0061】また、他のコピー許可条件として、例えば
「録音可能数」をチェックし、「0」でない場合にはビ
ットストリーム内の録音可能数を1つデクリメントする
ように著作権データ書き換え部30を制御するととも
に、スイッチ21をオンにすることにより出力を許可
し、他方、「0」であればスイッチ21をオンにしない
で出力を禁止することにより、無制限なビットストリー
ムのコピーを禁止する。なお、コピー許可条件としては
「録音可能数」の他、「コピー可能期間」を媒体を介し
て伝送するとともに、暗号解読部20内に時計機能を設
けて暗証番号が入力された時間が「コピー可能期間」外
であればコピーを禁止するようにしてもよい。
【0062】したがって、この実施形態によれば、コピ
ー先500bがコピー元500a側からの暗証番号と著
作権データをチェックし、真正でない場合には再生転送
許可信号をコピー元500aに出力しないので、真正な
ユーザ以外による不法なコピーを防止することができ、
また、真正なユーザであってもコピー元の媒体が真正で
ない場合の不法なコピー(コピーのコピー)を防止する
ことができる。
【0063】次に、第3の参考例について説明する。
の参考例は、前述の実施形態と異なる点についてのみ説
明する。図14において、コピー元500aの再生ボタ
ンが押されるとIEEE1394バスラインBLを介し
てインターネット端末に対して暗証番号(及び著作権デ
ータ)が送信される。そしてインターネット端末はこの
暗証番号(及び著作権データ)をチェックして真正な場
合に再生/送信許可信号を送り返し、コピー元500a
は再生/送信許可信号を受け取ると再生を行って再生デ
ータをインターネット端末に送信する。
【0064】ここで、上記実施形態及び参考例ではいず
れも、エンコードされて媒体を介して伝送された状態の
ビットストリームをコピーする場合に暗証番号、著作権
データをチェックするようにしたが、PCMデータの段
階までデコードされたデジタル出力端子24の高品質の
データをコピーする場合にチェックするようにしてもよ
い。この場合、コピー先の記録再生装置500bは例え
ばDAT(デジタルオーディオテープ)レコーダを用い
てPCMデータを記録することができる。また、伝送イ
ンタフェースとしてIEEE1394シリアルバスの代
わりに、データ転送速度が異なるがほぼ同一のUSB
(Universal Serial Bus)を用い
てもよく、あるいはまた、IEC958(AES/EB
U)シリアルバスを対に用いて双方向にやりとりするよ
うにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信側から記録装置や通信端末である受信側に対して暗証
番号を送信し、受信側が送信側から送られてきた暗証番
号をチェックし、真正な場合に送信側に対して符号情報
を媒体から再生して送信するように要求し、送信側がこ
の要求に応答して符号情報を媒体から再生して受信側に
送信するようにしたので、媒体に記録されている高品質
のデータを不法に再生してユーザ側の受信装置に転送し
たり、不法に再生、転送された高品質のデータを不法に
受信して記録するような不法行為を防止することができ
る。
【0066】また、本発明によれば、あらかじめ適法な
媒体に符号情報に関する著作権データを記憶し、送信側
から記録装置や通信端末である受信側に対して暗証番号
と、媒体に記録されている符号情報に関する著作権デー
タを送信し、受信側が送信側から送られてくる暗証番号
をチェックし、真正な場合に著作権データをチェック
し、真正な場合に送信側に対して符号情報を媒体から再
生して送信するように要求し、送信側がこの要求に応答
して符号情報を媒体から再生して受信側に送信するよう
にしたので、不法に又は適法に媒体に記録されている高
品質のデータを不法に再生してユーザ側の受信装置に転
送したり、不法に再生、転送された高品質のデータを不
法に受信して記録するような不法行為を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の参考例に係る不法行為防止方法
及び不法行為防止装置ブロック図である。
【図2】図1中のエンコーダを示すブロック図である。
【図3】図2中の信号処理回路を詳しく示すブロック図
である。
【図4】図2中のA/Dコンバータのサンプリング周期
及びデータ列を示す説明図である。
【図5】ディスク上のバースト・カッティング・エリア
を示す説明図である。
【図6】図5のバースト・カッティング・エリアに記録
されるデータを示す説明図である。
【図7】図1中のデコーダを示すブロック図である。
【図8】図7中の信号処理回路を詳しく示すブロック図
である。
【図9】図7のデコーダによりデコードされたデータ列
及びサンプリング周期を示す説明図である。
【図10】第1の参考例の不法行為防止処理を説明する
ためのフローチャートである。
【図11】本発明の第2の参考例に係る不法行為防止方
法及び不法行為防止装置ブロック図である。
【図12】図3の信号処理回路の変形例を示すブロック
図である。
【図13】図8の信号処理回路の変形例を示すブロック
図である。
【図14】本発明に係る不法コピー防止方法、コピー元
レコーダ及びコピー先レコーダの実施形態を説明するた
めのブロック図である。
【図15】図14中の変換器を詳細に示すブロック図で
ある。
【図16】図14中のエンコーダを詳細に示すブロック
図である。
【図17】図16中の2つのA/Dコンバータのサンプ
リング周期及びデータ列を示す説明図である。
【図18】図16中のパッキングエンコーダによりパッ
キングされたユーザデータを示す説明図である。
【図19】図14中の記録再生装置内のデコーダを示す
ブロック図である。
【図20】図19のデコーダによりデコードされたデー
タ列及びサンプリング周期を示す説明図である。
【図21】図14中の記録再生装置内のエンコーダを詳
細に示すブロック図である。
【符号の説明】
50 暗号解読部 52 ビットストリーム出力端子 90 デジタル出力端子 125 暗証番号発生部 180 再生器(送信側) 200、200a、200b、502、602 変換器 400 記録装置(受信側) 400a 表示部 401 記録媒体 402 伝送路 403 通信回線 500 送信端末(送信側) 500a 記録再生装置(送信側) 500b 記録再生装置(受信側) 501、601、603 パソコン 600 端末(受信側) 604 IEEE1394ホストアダプタ 605 パソコン本体 DEC1、DEC2 デコーダ ENC1、ENC2、ENC2’ エンコーダ 900 サーバ(受信側)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−296508(JP,A) 特開 平5−235933(JP,A) 特開 平5−344117(JP,A) 「日経エレクトロニクス」(日経BP 社)平成7年7月3日.P.75−105

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生側のコピー元レコーダに置かれた第1
    の媒体に記録されている符号情報を所定のシリアルイン
    タフェースフォーマットに変換して所定のシリアルイン
    タフェースを介して記録側のコピー先レコーダに伝送
    し、前記記録側のコピー先レコーダに置かれる第2の媒
    体に記録する場合の符号情報の不法コピーを防止する方
    法であって、 前記所定のシリアルインタフェースを介して前記再生側
    のコピー元レコーダから前記記録側のコピー先レコーダ
    真正性を証明するために付与された暗証番号暗証番号
    を送信するステップと、 前記記録側のコピー先レコーダが前記再生側のコピー元
    レコーダから送られてくる前記暗証番号をチェックする
    ステップと、 前記チェックした結果が真正な場合に前記符号情報を前
    記第1の媒体から再生して所定のシリアルインタフェー
    スフォーマットに変換して前記所定のシリアルインタフ
    ェースを介して前記記録側のコピー元レコーダに送信す
    るように要求するステップと、 前記記録側のコピー先レコーダが前記再生側のコピー元
    レコーダから送られてくるデータを元の符号情報に変換
    するステップと、 前記変換された符号情報を前記第2の媒体に記録するス
    テップと、 前記チェックした結果が真正でない場合に前記第1の媒
    体に記録されている符号情報を前記記録側のコピー先レ
    コーダに送信するように要求しないステップとを、 有する符号情報の不法コピー防止方法。
  2. 【請求項2】再生側のコピー元レコーダに置かれた第1
    の媒体に記録されている符号情報を所定のシリアルイン
    タフェースフォーマットに変換して所定のシリアルイン
    タフェースを介して記録側のコピー先レコーダに伝送
    し、前記記録側のコピー先レコーダに置かれる第2の媒
    体に記録する場合の請求項1に記載の符号情報の不法コ
    ピーを防止する方法で用いられるコピー元レコーダであ
    って、 前記所定のシリアルインタフェースを介して前記記録側
    のコピー先レコーダに真正性を証明するために付与され
    暗証番号を送信し、真正な場合に前記符号情報を前記
    第1の媒体から再生して所定のシリアルインタフェース
    フォーマットに変換して前記所定のシリアルインタフェ
    ースを介して送信するように要求され、他方、真正でな
    い場合に前記要求を行われない手段と前記記録側の要求
    があった場合、前記符号情報を前記第1の媒体から再生
    して所定のシリアルインタフェースフォーマットに変換
    して前記所定のシリアルインタフェースを介して送信す
    る手段とを、 有するコピー元レコーダ。
  3. 【請求項3】再生側のコピー元レコーダに置かれた第1
    の媒体に記録されている符号情報を所定のシリアルイン
    タフェースフォーマットに変換して所定のシリアルイン
    タフェースを介して記録側のコピー先レコーダに伝送
    し、前記記録側のコピー先レコーダに置かれる第2の媒
    体に記録する場合の符号情報の不法コピーを防止する方
    法であって、 前記所定のシリアルインタフェースを介して前記再生側
    のコピー先レコーダから前記記録側のコピー元レコーダ
    真正性を証明するために付与された暗証番号を送信す
    るステップと、 前記記録側のコピー先レコーダが前記再生側のコピー元
    レコーダから送られてくる前記暗証番号をチェックする
    ステップと、 前記チェックした結果が真正な場合に、前記第1の媒体
    に記録されている著作権データをチェックし、真正な場
    合に前記符号情報を前記第1の媒体から再生して所定の
    シリアルインタフェースフォーマットに変換して前記所
    定のシリアルインタフェースを介して前記記録側のコピ
    ー先レコーダに送信するよう要求するステップと、 前記記録側のコピー先レコーダが前記再生側のコピー元
    レコーダから送られてくるデータを受信し元の符号情報
    に変換するステップと、 前記変換された符号情報を前記第2の媒体に記録するス
    テップと、 前記チェックした結果のいずれか一方が真正でない場合
    に前記第1の媒体に記録されている符号情報を前記記録
    側のコピー先レコーダに送信しないステップとを、 有する符号情報の不法コピー防止方法。
  4. 【請求項4】再生側のコピー元レコーダに置かれた第1
    の媒体に記録されている符号情報を所定のシリアルイン
    タフェースフォーマットに変換して所定のシリアルイン
    タフェースを介して記録側のコピー先レコーダに伝送
    し、前記記録側のコピー先レコーダに置かれる第2の媒
    体に記録する場合の請求項1に記載の符号情報の符号情
    報の不法コピーを防止する方法で用いられるコピー先レ
    コーダであって、 前記所定のシリアルインタフェースを介して前記再生側
    のコピーレコーダから真正性を証明するために付与さ
    れた暗証番号を送信する手段と、 前記記録側のコピー先レコーダが前記暗証番号をチェッ
    クして真正な場合に前記第1の媒体から再生して前記所
    定のシリアルインタフェースフォーマットに変換して前
    記所定のシリアルインタフェースを介して送信するよう
    要求する手段と、 前記符号情報を受信して元の符号情報に変換して前記第
    2の媒体に記録する手段とを、 有するコピー先レコーダ。
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