JP3485429B2 - 荷役車両の照射装置 - Google Patents

荷役車両の照射装置

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JP3485429B2 JP35263996A JP35263996A JP3485429B2 JP 3485429 B2 JP3485429 B2 JP 3485429B2 JP 35263996 A JP35263996 A JP 35263996A JP 35263996 A JP35263996 A JP 35263996A JP 3485429 B2 JP3485429 B2 JP 3485429B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は夜間や暗所においても荷
を照射し、作業者が荷やパレットの間口などを確認で
き、確実かつ迅速に荷役作業を行うことのできる荷役車
両の照射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術においては、荷役車両の照射
装置は夜間や暗所における車体の走行のために、車体前
方下部のみを照射するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の技
術では、車体の前方下部のみを照射するため、床置きさ
れた荷は照射され確認できるが、ラック上の荷は照射せ
ず確認できなかった。荷役車両はラック間にて荷を移動
させる作業が多いため、現実的には車体の走行の補助に
はなるが、荷役作業の補助にはならなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では移動自在な車
体と、該車体前方にて荷を積載するマスト装置からな
り、該車体に配され、車体の前方を照射する荷役車両の
照射装置において、上記マスト装置は立設したマスト材
に沿って上下動するリフトブラケットと、該リフトブラ
ケットに係止された左右一対のフォークから形成され、
上記照射装置は傾動駆動装置および該傾動駆動装置にて
傾動するランプから形成され、上記マスト装置にフォー
クの高さを検出する検出装置が設けられていると共に、
該検出装置にて検出したフォークの高さから上記ランプ
の照射角度を演算し、該演算値に基づいて上記傾動駆動
装置を駆動させ、上記ランプの光がフォークの先端に照
射されるように制御する制御装置が設けられていること
を特徴とする荷役車両の照射装置とする。
【0005】または、車体走行時には車体前方下部を照
射する上述記載の荷役車両の照射装置とする。
【0006】
【実施例】以下本発明の一例をカウンタバランス型フォ
ークリフト(以下フォークリフトとする。)に実施して
説明すると、図1において1がフォークリフト、2が車
体、3がマスト装置、4が車体2内部の油圧モータ、5
が車体2上方のヘッドガードを示す。
【0007】また、マスト装置3は中央に立設した左右
一対のマスト材6、マスト材6に沿って上下動するリフ
トブラケット7、リフトブラケット7を油圧力によって
上下動させるリフトシリンダ8、リフトブラケット7に
係止された左右一対のフォーク9などから形成され、荷
役時のフォーク9の上下動は油圧モータ4を作動させ、
リフトシリンダ8に圧油を送り、リフトシリンダ8を上
下動させ、図示しないチェーンを介してリフトブラケッ
ト7に係止したフォーク9をマスト材6に沿って上下動
させるものである。
【0008】通常、フォークリフト1の荷役作業は、例
えばパレットのラック棚間の移動においては、イ.車体
1を走行させ荷取りラックの直前で停止、ロ.フォーク
9をパレットの高さまで上昇、ハ.車体1を前進、ニ.
フォーク9を僅かに上昇、ホ.車体1を後進、ヘ.フォ
ーク9を下降、ト.車体1を荷置きラック棚直前まで移
動、チ.フォーク9をラック棚高さより僅かに高く上
昇、リ.車体1を前進、ヌ.フォーク9を僅かに下降、
ル.車体1を後進、オ.フォーク9を下降、の繰り返し
である。この時、問題となるのが前述にも説明したよう
に夜間や、暗所におけるラック棚のパレットあるいは荷
の確認が暗くてできないことである。
【0009】本発明の実施例においては図1のようにフ
ォーク9の高さを検出するためにマスト装置3にポテン
ショメータ10を設置する。さらに図2および図3のよ
うにモ−タからなる傾動駆動装置11、歯車12A、歯
車12B、ランプ13からなる照射装置14をヘッドガ
ード5前方に設置する。
【0010】照射装置14の照射角度は常にフォーク9
先端を示すように制御装置にて演算、調整される。以下
演算式を示す。図4のように照射装置14の高さをH
L、フォーク9の高さをHF、照射装置14からフォー
ク9先端の前後方向長さをDHF、照射角をθとすると
数1のような演算式にて演算を行い、傾動駆動装置11
を回転させランプ13は回転する。
【数1】
【0011】つまり、照射装置14は常にフォーク9先
端を照射することによって、荷役作業時のみならず、走
行時においても荷やパレットを確認することができる。
【0012】また、照射角を水平以下、つまりθが負の
場合は照射角を水平に保つように制御すれば、フォーク
9が下部にあるとき、つまり走行時には走行方向を照射
する照射装置14とすることも簡単に可能である。その
他にもサイドブレーキの未使用時や、車体1の走行時を
検出し、その検出時のみ走行方向を照射する照射装置1
4とすることもできる。
【0013】
【発明の効果】上述のごとく、本発明の照射装置によれ
ば常に荷やパレットを照射しているので、夜間や、暗所
においても荷の確認やパレットの間口などの確認が可能
である。さらに走行時は走行方向を照射する装置とする
ことによって走行時の前方の照射にも通常と同様に問題
なく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカウンタバランス型フォーク
リフトの側面図を示す。
【図2】本発明を実施した照射装置の側面図を示す。
【図3】本発明を実施した照射装置の側面図を示す。
【図4】カウンタバランス型フォークリフトの側面図を
示す。
【符号の説明】
1 カウンタバランス型フォークリフト 2 車体 3 マスト装置 4 油圧モータ 5 ヘッドガード 6 マスト材 7 リフトブラケット 8 リフトシリンダ 9 フォーク 10 ポテンショメータ 11 傾動駆動装置 12A 歯車 12B 歯車 13 ランプ 14 照射装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動自在な車体と、該車体前方にて荷を
    積載するマスト装置からなり、該車体に配され、車体の
    前方を照射する荷役車両の照射装置において、 上記マスト装置は立設したマスト材に沿って上下動する
    リフトブラケットと、該リフトブラケットに係止された
    左右一対のフォークから形成され、 上記照射装置は傾動駆動装置および該傾動駆動装置にて
    傾動するランプから形成され、 上記マスト装置にフォークの高さを検出する検出装置が
    設けられていると共に、該検出装置にて検出したフォー
    クの高さから上記ランプの照射角度を演算し、該演算値
    に基づいて上記傾動駆動装置を駆動させ、上記ランプの
    光がフォークの先端に照射されるように制御する制御装
    置が設けられていることを特徴とする荷役車両の照射装
    置。
  2. 【請求項2】車体走行時には車体前方下部を照射する請
    求項1記載の荷役車両の照射装置。
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