JP3484998B2 - スクロール操作ホイールを具備するマウス - Google Patents

スクロール操作ホイールを具備するマウス

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JP3484998B2 JP33411098A JP33411098A JP3484998B2 JP 3484998 B2 JP3484998 B2 JP 3484998B2 JP 33411098 A JP33411098 A JP 33411098A JP 33411098 A JP33411098 A JP 33411098A JP 3484998 B2 JP3484998 B2 JP 3484998B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スクロール操作
ホイールを具備するマウスに関し、特にスクロール入力
円板をX軸方向入力円板およびY軸方向入力円板の内の
何れか一方と共軸に配置位置決めしたマウスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来例を図4および図5を参照して説明
する。図4(a)はスクロール操作ホイールを具備する
マウスの斜視図であり、図4(b)は図4(a)のマウ
スの内部に収容されるY軸方向入力部を説明する図であ
る。図5はY軸方向入力円板を説明する図であり、図5
(a)はその断面図、図5(b)はその斜視図である。
【0003】スクロール操作ホイールを具備するマウス
1は、図4(a)に示される如く、前方端部領域に左操
作釦11および右操作釦11’を具備している。これら
操作釦の中間には細長開孔10から突出させてスクロー
ル操作ホイール133が具備されている。12はケーブ
ルであり、このケーブル12を介して後で説明される表
示画面スクロール部13、X軸方向入力部14、Y軸方
向入力部15をコンピュータ16に接続する。そして、
スクロール操作ホイール133を操作することにより表
示画面スクロール部13を介して得られるスクロール信
号は、コンピュータ16において演算処理されてディス
プレイ17の画面を上下にスクロールする。マウス1を
平面物体表面において走行させて、マウス1の下面から
僅かに突出してマウス1に収容されているボール18を
回転させることにより、X軸方向入力部14およびY軸
方向入力部15を介して得られるX軸方向走行信号およ
びY軸方向走行信号はコンピュータ16において演算処
理されてディスプレイ17の画面におけるカーソルをマ
ウス1の走行距離に対応して変位せしめる。以下、各部
材について更に詳細に説明する。
【0004】Y軸方向入力円板を、特に、図5を参照し
て説明するに、Y軸方向入力円板151は透明な薄板よ
り成る透明円板により構成され、透明円板の内の半径の
1/2程の半径の円形中心部150は透明円形中心部と
して残存せしめ、残余の周縁部は光透過遮断部155が
形成されている。この光透過遮断部155は半径方向に
延伸する光遮断領域156と光遮断領域156の間に形
成される光透過スリット157より成る。光遮断領域1
56の周方向の幅と光透過スリット157の周方向の幅
は等しく設定される。そして、Y軸方向入力円板151
は回転入力軸152に固定され、回転入力軸152は一
対の軸受け154および154’により回動支持されて
いる。158は一対の発光ダイオードの如き発光素子で
あり、159は一対の発光素子それぞれに対応する受光
素子である。発光素子158同志および受光素子159
同志は、それぞれ、Y軸方向入力円板151の周方向に
沿って極く僅かに相互に離隔して隣接配列されており、
そして、発光素子158と受光素子159とは、両者の
間にY軸方向入力円板151の光透過遮断部を介在させ
て互いに対向して位置決め固定されている。
【0005】X軸方向入力円板141も、Y軸方向入力
円板151と同様に、透明な薄板より成る透明円板によ
り構成され、透明円板の内の半径の1/2程の半径の円
形中心部140は透明部として残存せしめ、残余の周縁
部は光透過遮断部145が形成されている。この光透過
遮断部145は半径方向に延伸する光遮断領域146と
光遮断領域146の間に形成される光透過スリット14
7より成る。光遮断領域146の周方向の幅と光透過ス
リット147の周方向の幅は等しく設定されている。そ
して、X軸方向入力円板141は回転入力軸142に固
定され、回転入力軸142は一対の軸受け144および
144’により回動支持されている。148は一対の発
光ダイオードの如き発光素子であり、149は一対の発
光素子それぞれに対応する受光素子である。発光素子1
48同志および受光素子149同志は、それぞれ、X軸
方向入力円板141の周方向に沿って極く僅かに相互に
離隔して隣接配列されており、そして、発光素子148
と受光素子149とは、両者の間にX軸方向入力円板1
41の光透過遮断部を介在させて互いに対向して位置決
め固定されている。
【0006】Y軸方向入力円板151の回転入力軸15
2およびX軸方向入力円板141の回転入力軸142の
双方には先のボール18が摩擦係合している。スクロー
ル入力円板131は透明な薄板より成る透明円板により
構成され、周縁部は光透過遮断部135が形成されてい
る。この光透過遮断部135は半径方向に延伸する光遮
断領域136と光遮断領域136の間に形成される光透
過スリット137より成る。光遮断領域136の周方向
の幅と光透過スリット137の周方向の幅は等しく設定
される。そして、回転入力軸132の一方の端部にはス
クロール入力円板131が固定されると共に、他方の端
部にはスクロール操作ホイール133が固定されてい
る。回転入力軸132は一対の軸受け134および13
4’により回動支持されている。138は一対の発光素
子であり、139は一対の発光素子それぞれに対応する
受光素子である。発光素子138同志および受光素子1
39同志は、それぞれ、スクロール入力円板131の周
方向に沿って極く僅かに相互に離隔して隣接配列されて
おり、そして、発光素子138と受光素子139とは、
両者の間にスクロール入力円板131の光透過遮断部1
35を介在させて互いに対向して位置決め固定されてい
る。
【0007】ここで、マウス1を平面物体表面において
走行させ、ボール18を回転させると、ボール18に摩
擦係合しているY軸方向入力円板151の回転入力軸1
52およびX軸方向入力円板141の回転入力軸142
の双方はボール18の回転に対応して回動する。従っ
て、これら回転入力軸に固定されるY軸方向入力円板1
51およびX軸方向入力円板141も回動する。Y軸方
向入力円板151が回動することにより、発光素子15
8から受光素子159に対して放射される光は介在する
光透過遮断部155によりオンオフ制御される。即ち、
Y軸方向入力円板151の回転につれて、受光素子15
9は発光素子158の放射する光線を光透過スリット1
57を介して受光することができ、光遮断領域156に
より受光は遮断される。これにより、一対の受光素子1
59は受光を光電変換して2系列のパルス列を発生す
る。この2系列のパルス列は、それぞれ対向する発光素
子受光素子対が上述した通り周方向に沿って極く僅かに
離隔して隣接配列されているところから、位相を異にし
て発生する。これら2系列のパルス列間の位相の進み遅
れを検知することによりマウス1の走行方向を検出する
ことができる。そして、受光素子159の出力パルス数
を計数することによりマウス1の走行距離を測定するこ
とができる。以上の走行方向の検出および走行距離の測
定は表示画面スクロール部13、X軸方向入力部14に
おいても同様に実施されている(詳細は、当該特許出願
人の出願に関わる特願平9−269068号明細書 参
照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図4(a)を参照する
に、従来のマウス1は、マウス1の前方端部領域に左操
作釦11および右操作釦11’を配置している。これら
操作釦の下側には、操作釦の操作に対応するスイッチ装
置も配置されている。スクロール操作ホイール133
も、人差し指により操作することを前提として、マウス
1の前方端部領域における左右操作釦の中間から突出し
て配置されている。従って、この操作ホイール133に
より操作されるスクロール入力円板131とこれに関連
する部材もマウス1内部の前方端部領域に配置されるこ
とになる。即ち、スクロール入力円板131とこれに関
連する部材は、操作釦の操作に対応するスイッチ装置と
共にマウス1の前方端部領域においてマウスの前後方向
に配列されてマウス1全体の前後方向の寸法を増大して
いる。そして、スクロール入力円板131、X軸方向入
力円板およびY軸方向入力円板は3個所に分散配置さ
れ、スクロール入力円板131は、左操作釦11および
右操作釦11’に対応してマウス1の前方端部領域に配
置されるスイッチ装置との間の関係から、マウス1の最
先端部に配置されている。
【0009】以上の通り、左操作釦11、右操作釦1
1’およびスクロール操作ホイール133により制御操
作される部材は何れもマウス1の前方端部領域に集中し
た状態にあり、この状態のまま前方端部領域の外形寸法
を縮小してマウス1全体の外形寸法を縮小設計しようと
しても困難な状況にある。ところで、マウス1の前方端
部領域以外は比較的にスペースの余裕がある。
【0010】この発明は、スペースの余裕があるマウス
1の前方端部領域以外のところに配置されるX軸方向入
力円板およびY軸方向入力円板の内の何れか一方の近傍
にスクロール入力円板を配置して上述の問題を解消した
スクロール操作ホイールを具備するマウスを提供するも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1:表示画面のス
クロール量を入力するスクロール入力円板131と、Y
軸方向の移動距離を入力するY軸方向入力円板151
と、X軸方向の移動距離を入力するX軸方向入力円板1
41とを具備し、Y軸方向入力円板151およびX軸方
向入力円板141を回動せしめるボール18を具備し、
スクロール入力円板131をX軸方向入力円板141お
よびY軸方向入力円板151の内の何れか一方に共軸
に、入力円板同志を接近対向させて配置したスクロール
操作ホイールを具備するマウスを構成した。
【0012】そして、請求項2:請求項1に記載される
スクロール操作ホイールを具備するマウスにおいて、Y
軸方向入力円板151およびX軸方向入力円板141は
スクロール入力円板131が対向する中心部は透明円形
中心部150とされると共に周縁部は光透過遮断部15
5が形成され、スクロール入力円板131は周方向に光
透過遮断部135が形成され、スクロール入力円板13
1が対向するX軸方向入力円板141およびY軸方向入
力円板151の内の何れか一方を介在させた状態で互い
に対向して位置決め固定される発光素子158と受光素
子159とを具備し、スクロール入力円板131が対向
するX軸方向入力円板141およびY軸方向入力円板1
51の内の何れか一方とスクロール入力円板131とを
介在させた状態で互いに対向して位置決め固定される発
光素子138と受光素子139とを具備するスクロール
操作ホイールを具備するマウスを構成した。
【0013】また、請求項3:請求項1および請求項2
の内の何れかに記載されるスクロール操作ホイールを具
備するマウスにおいて、スクロール操作ホイール133
をマウス1の左右方向の左側或いは右側に変位して配置
したスクロール操作ホイールを具備するマウスを構成し
た。更に、請求項4:請求項3に記載されるスクロール
操作ホイールを具備するマウスにおいて、Y軸方向入力
円板151およびX軸方向入力円板141をスクロール
操作ホイール133の変位に対応してマウス1の左側或
いは右側に変位して配置したスクロール操作ホイールを
具備するマウスを構成した。
【0014】ここで、請求項5:請求項3および請求項
4の内の何れかに記載されるスクロール操作ホイールを
具備するマウスにおいて、ボール18はマウス1の左右
方向の中間部に位置決めし、Y軸方向入力円板151は
マウス1の左右方向に延伸してボール18に摩擦係合す
る回転入力軸152の左端部或いは右端部に固定し、マ
ウス1の前後方向に延伸して端部にX軸方向入力円板1
41が固定される回転入力軸142をY軸方向入力円板
151の左右取り付け位置に対応してボール18の左側
或いは右側に摩擦係合せしめたスクロール操作ホイール
を具備するマウスを構成した。
【0015】そして、請求項6:請求項1ないし請求項
5の内の何れかに記載されるスクロール操作ホイールを
具備するマウスにおいて、スクロール入力円板131が
固定される回転入力軸132にプーリ130を同軸に取
り付け固定し、プーリ133にスクロール操作ホイール
133を摩擦係合せしめたスクロール操作ホイールを具
備するマウスを構成した。
【0016】また、請求項7:請求項1ないし請求項5
の内の何れかに記載されるスクロール操作ホイールを具
備するマウスにおいて、スクロール操作ホイール133
をスクロール入力円板131に直接摩擦係合せしめたス
クロール操作ホイールを具備するマウスを構成した。更
に、請求項8:請求項1ないし請求項5の内の何れかに
記載されるスクロール操作ホイールを具備するマウスに
おいて、スクロール操作ホイール133とスクロール入
力円板131の双方にプーリ130を同軸に取り付け固
定し、プーリ130同志をベルト130’により結合し
たスクロール操作ホイールを具備するマウスを構成し
た。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1およ
び図2の実施例を参照して説明する。この発明は、スペ
ースの余裕があるマウス1の前方端部領域以外のところ
に配置されるX軸方向入力円板141およびY軸方向入
力円板151の内の何れか一方の近傍にスクロール入力
円板131を配置し、このスクロール入力円板131を
親指により操作することを前提として、スクロール操作
ホイール133をマウス1の左側或いは右側に変位して
配置する。これに対応してX軸方向入力円板141およ
びY軸方向入力円板151をマウス1の左側或いは右側
に変位して配置するものである。以下、これを具体的に
説明する。
【0018】図1はスクロール操作ホイール133によ
り操作されるスクロール入力円板131をY軸方向入力
円板151に対して入力円板同志を相互に接近して共軸
に位置決め配置した実施例を説明する図であり、図1
(a)は斜視図、図1(b)は内部を示す図である。な
お、実施例において従来例と共通する部材には同一の参
照符号を付与している。
【0019】図2はスクロール操作ホイール133によ
り操作されるスクロール入力円板131をX軸方向入力
円板141に対して入力円板同志を相互に接近して共軸
に位置決め配置した実施例を説明する図であり、図2
(a)は斜視図、図2(b)は内部を示す図である。こ
れらの実施例において、ボール18はマウス1の左右方
向の中間部に配置され、Y軸方向入力円板151はマウ
ス1の左右方向に延伸する回転入力軸152の左端部に
固定され、X軸方向入力円板141はマウス1の前後方
向に延伸する回転入力軸142の後端部に固定されてい
る。そして、スクロール入力円板131はY軸方向入力
円板151或いはX軸方向入力円板141に対して入力
円板同志を相互に接近して共軸に位置決め配置してい
る。これにより、マウス1の左右方向の左側に配置され
たY軸方向入力円板151或いはX軸方向入力円板14
1に対応してその上部にスクロール操作ホイール133
を配置し、これを右親指により操作して画面をスクロー
ルすることができる。
【0020】ここで、スクロール入力円板131とY軸
方向入力円板151の相互位置関係について説明する。
これら入力円板の構成自体は従来例にについて説明され
たものと異なるところはない。スクロール入力円板13
1の直径はこれをY軸方向入力円板151の透明円形中
心部150の直径に対応して構成する。従って、スクロ
ール入力円板131が固定される回転入力軸132とY
軸方向入力円板151が固定される回転入力軸152と
を互いに共軸に位置決め配置することにより、スクロー
ル入力円板131全体は透明円形中心部150に対向し
て位置決め配置されることになる。
【0021】発光素子158同志および受光素子159
同志は、それぞれ、Y軸方向入力円板151の周方向に
沿って極く僅かに相互に離隔して隣接配列されており、
そして、発光素子158と受光素子159とは、両者の
間にY軸方向入力円板151の光透過遮断部を介在させ
て互いに対向して位置決め固定されている。発光素子1
38同志および受光素子139同志は、それぞれ、スク
ロール入力円板131の周方向に沿って極く僅かに相互
に離隔して隣接配列されており、そして、発光素子13
8と受光素子139とは、両者の間にスクロール入力円
板131の光透過遮断部135およびY軸方向入力円板
151の透明円形中心部150を介在させて互いに対向
して位置決め固定されている。発光素子138と受光素
子139との間の光の送受は円形中心部150は透明で
あるのでY軸方向入力円板151に無関係に行われる。
Y軸方向入力円板151が回動することにより受光素子
139から2系列のパルス列が発生し、これら2系列の
パルス列の間の位相の進み遅れを検知することによりマ
ウス1の走行方向の検出をすることができ、受光素子1
39の出力パルス数を計数することによりマウス1の走
行距離を測定することができることについては上述し
た。発光素子148と受光素子149との間の光の送
受、および発光素子138と受光素子139との間の光
の送受についても同様に行われる。
【0022】次いで、図3を参照してスクロール操作ホ
イール133とスクロール入力円板131との間の回転
操作の力の伝達の仕方について説明する。図3(a)お
よび図3(b)を参照するに、図3(a)はスクロール
操作ホイール133およびスクロール入力円板131お
よびその近傍の断面図であり、図3(b)は斜視図であ
る。この実施例はスクロール入力円板131が固定され
る回転入力軸132にプーリ130を同軸に取り付け固
定し、プーリ133にスクロール操作ホイール133を
摩擦係合して操作する例を示す。スクロール操作ホイー
ル133は回動軸100に固定され、これを介してマウ
ス1に取り付けられている。スクロール操作ホイール1
33はその一部をマウス1に形成される細長開孔10か
ら突出して操作される。プーリ130の半径をスクロー
ル入力円板131の半径と比較して小さく設定すること
により、その分だけマウス1の厚さを小さくすることが
できる。
【0023】図3(c)を参照するに、これはスクロー
ル操作ホイール133をスクロール入力円板131に直
接摩擦係合して操作する例を示す。これにより、スクロ
ール操作ホイール133とスクロール入力円板131と
の間の機械的結合を極く簡単に実施することができる。
図3(d)を参照するに、これはスクロール操作ホイー
ル133とスクロール入力円板131の双方にプーリ1
30を同軸に取り付け固定し、プーリ130同志をベル
ト130’により結合してスクロール入力円板131を
回動操作する例を示す。この実施例は、先のスクロール
入力円板131が固定される回転入力軸132にプーリ
130を取り付け固定した例と比較して、更にマウス1
の厚さを小さくすることができる。
【0024】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明は、スク
ロール入力円板をX軸方向入力円板およびY軸方向入力
円板の内の何れか一方に共軸に入力円板同志を接近対向
させて配置したことにより、左操作釦、右操作釦および
スクロール操作ホイールに制御操作される部材が集中し
て配置されるマウスの前方端部領域からスクロール操作
ホイールに制御操作される部材を引き上げて比較的にス
ペースの余裕があるマウスの前方端部領域以外のところ
に収容したことになり、マウスの最前方端部領域を縮小
してマウス全体の外形寸法を縮小することができるに到
った。
【0025】そして、スクロール操作ホイールをマウス
左右方向の左側或いは右側に変位して配置し、これに対
応してY軸方向入力円板およびX軸方向入力円板をマウ
スの左側或いは右側に変位して配置して親指によりスク
ロール操作ホイールを操作する構成としたことにより、
マウスの操作性は向上する。また、スクロール操作ホイ
ールをスクロール入力円板に直接摩擦係合せしめたこと
により両者の機械的結合を極く簡単に実施することがで
きる。
【0026】更に、スクロール入力円板が固定される回
転入力軸にプーリを同軸に取付け固定し、プーリにスク
ロール操作ホイールを摩擦係合せしめたことにより、マ
ウスの厚さを比較的に小さくスクロール入力操作を実現
することができる。また、スクロール操作ホイールとス
クロール入力円板の双方にプーリを同軸に取り付け固定
し、プーリ同志をベルトにより結合したことにより、マ
ウスの厚さを更に低く設計することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を説明する図。
【図2】他の実施例を説明する図。
【図3】スクロール操作ホイールとスクロール入力円板
との間の回転操作の力の伝達を説明する図。
【図4】従来施例を説明する図。
【図5】入力円板を説明する図。
【符号の説明】
1 マウス 10 細長開孔 11 左操作釦 11’右操作釦 12 ケーブル 13 表示画面スクロール部 14 X軸方向入力部 15 Y軸方向入力部 16 コンピュータ 17 ディスプレイ 18 ボール 100 回動軸 130 プーリ 130’ベルト 131 スクロール入力円板 132 回転入力軸 133 スクロール操作ホイール 134、134’ 軸受け 135 光透過遮断部 136 光遮断領域 137 光透過スリット 138 発光素子 139 受光素子 140 円形中心部 141 X軸方向入力円板 142 回転入力軸 144、144’ 軸受け 145 光透過遮断部 146 光遮断領域 147 光透過スリット 148 発光素子 149 受光素子 150 透明円形中心部 151 Y軸方向入力円板 152 回転入力軸 154、154’ 軸受け 155 光透過遮断部 156 光遮断領域 157 光透過スリット 158 発光素子 159 受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−296031(JP,A) 特開 平8−30388(JP,A) 特開 平10−275054(JP,A) 特開 平4−280313(JP,A) 特開 平9−292944(JP,A) 特開 平10−301712(JP,A) 実開 平4−15726(JP,U) 登録実用新案3052035(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/033

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面のスクロール量を入力するスク
    ロール入力円板と、Y軸方向の移動距離を入力するY軸
    方向入力円板と、X軸方向の移動距離を入力するX軸方
    向入力円板とを具備し、 Y軸方向入力円板およびX軸方向入力円板を回動せしめ
    るボールを具備し、 スクロール入力円板をX軸方向入力円板およびY軸方向
    入力円板の内の何れか一方に共軸に、入力円板同志を接
    近対向させて配置したことを特徴とするスクロール操作
    ホイールを具備するマウス。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されるスクロール操作ホ
    イールを具備するマウスにおいて、 Y軸方向入力円板およびX軸方向入力円板はスクロール
    入力円板が対向する中心部は透明円形中心部とされると
    共に周縁部は光透過遮断部が形成され、 スクロール入力円板は周方向に光透過遮断部が形成さ
    れ、 スクロール入力円板が対向するX軸方向入力円板および
    Y軸方向入力円板の内の何れか一方を介在させた状態で
    互いに対向して位置決め固定される発光素子と受光素子
    とを具備し、 スクロール入力円板が対向するX軸方向入力円板および
    Y軸方向入力円板の内の何れか一方とスクロール入力円
    板とを介在させた状態で互いに対向して位置決め固定さ
    れる発光素子と受光素子とを具備することを特徴とする
    スクロール操作ホイールを具備するマウス。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2の内の何れかに
    記載されるスクロール操作ホイールを具備するマウスに
    おいて、 スクロール操作ホイールをマウス1左右方向の左側或い
    は右側に変位して配置したことを特徴とするスクロール
    操作ホイールを具備するマウス。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載されるスクロール操作ホ
    イールを具備するマウスにおいて、 Y軸方向入力円板およびX軸方向入力円板をスクロール
    操作ホイールの変位に対応してマウスの左側或いは右側
    に変位して配置したことを特徴とするスクロール操作ホ
    イールを具備するマウス。
  5. 【請求項5】 請求項3および請求項4の内の何れかに
    記載されるスクロール操作ホイールを具備するマウスに
    おいて、 ボールはマウスの左右方向の中間部に位置決めし、 Y軸方向入力円板はマウスの左右方向に延伸してボール
    に摩擦係合する回転入力軸の左端部或いは右端部に固定
    し、 マウスの前後方向に延伸して端部にX軸方向入力円板が
    固定される回転入力軸をY軸方向入力円板の左右取り付
    け位置に対応してボールの左側或いは右側に摩擦係合せ
    しめたことを特徴とするスクロール操作ホイールを具備
    するマウス。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5の内の何れかに
    記載されるスクロール操作ホイールを具備するマウスに
    おいて、 スクロール入力円板が固定される回転入力軸にプーリを
    同軸に取付け固定し、プーリにスクロール操作ホイール
    を摩擦係合せしめたことを特徴とするスクロール操作ホ
    イールを具備するマウス。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項5の内の何れかに
    記載されるスクロール操作ホイールを具備するマウスに
    おいて、 スクロール操作ホイールをスクロール入力円板に直接摩
    擦係合せしめたことを特徴とするスクロール操作ホイー
    ルを具備するマウス。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項5の内の何れかに
    記載されるスクロール操作ホイールを具備するマウスに
    おいて、 スクロール操作ホイールとスクロール入力円板の双方に
    プーリを同軸に取り付け固定し、プーリ同志をベルトに
    より結合したことを特徴とするスクロール操作ホイール
    を具備するマウス。
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