JPH10301712A - 座標情報入力装置 - Google Patents
座標情報入力装置Info
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- JPH10301712A JPH10301712A JP12492097A JP12492097A JPH10301712A JP H10301712 A JPH10301712 A JP H10301712A JP 12492097 A JP12492097 A JP 12492097A JP 12492097 A JP12492097 A JP 12492097A JP H10301712 A JPH10301712 A JP H10301712A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】カーソル等の画像対象物をX−Y平面に直交す
る方向(Z軸方向)に動かすためのZ軸座標情報の入力
や前記画面をスクロールさせる指示を入力することので
きるマウス等の座標情報入力装置を提供する。 【解決手段】画面上でカーソル等の画像対象物をX−Y
平面上で動かすためのX軸及びY軸座標情報の入力に供
されるもので、前記画像対象物を前記X−Y平面に直交
する方向に動かすためのZ軸座標情報を入力するため、
又は、前記画面をスクロールさせる指示を入力するため
に供すべく、マウス1の本体ケース2の上面又は側面
に、スリット等の被検知部14が設けられた回動可能な
クローラ12と前記被検知部14を検知するフォトイン
タラプタ等の検知部16とを有するクローラ式入力部1
0を配設してなる。
る方向(Z軸方向)に動かすためのZ軸座標情報の入力
や前記画面をスクロールさせる指示を入力することので
きるマウス等の座標情報入力装置を提供する。 【解決手段】画面上でカーソル等の画像対象物をX−Y
平面上で動かすためのX軸及びY軸座標情報の入力に供
されるもので、前記画像対象物を前記X−Y平面に直交
する方向に動かすためのZ軸座標情報を入力するため、
又は、前記画面をスクロールさせる指示を入力するため
に供すべく、マウス1の本体ケース2の上面又は側面
に、スリット等の被検知部14が設けられた回動可能な
クローラ12と前記被検知部14を検知するフォトイン
タラプタ等の検知部16とを有するクローラ式入力部1
0を配設してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを操
作するためのポインティングデバイスである、いわゆる
マウス、トラックボール、トラックパッド等の座標情報
入力装置に係り、より詳細には、コンピュータに接続さ
れたモニターの画面上でカーソル等の画像対象物を動か
すための座標情報の入力に供されるものに関する。
作するためのポインティングデバイスである、いわゆる
マウス、トラックボール、トラックパッド等の座標情報
入力装置に係り、より詳細には、コンピュータに接続さ
れたモニターの画面上でカーソル等の画像対象物を動か
すための座標情報の入力に供されるものに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、コンピュータを操作するための入
力装置として、キーボードの他に、入力・指示操作を簡
便化及び高度化するため、マウス,トラックボール、ト
ラックパッド等の座標情報入力装置が用いられることが
多い。
力装置として、キーボードの他に、入力・指示操作を簡
便化及び高度化するため、マウス,トラックボール、ト
ラックパッド等の座標情報入力装置が用いられることが
多い。
【0003】このような座標情報入力装置は、マウスを
例にとって説明すれば、通常、人の手で握り得る程度の
大きさのネズミに似た形状の本体ケースと、該本体ケー
スの底面部にその一部を露出させた状態で転動可能に配
設されたボール及びこのボールの回転状態(回転速度、
回転方向)を検出するロータリエンコーダ等の回転検出
部を有するX軸及びY軸座標情報入力部と、1個又は複
数個の押しボタンスイッチと、備えている。
例にとって説明すれば、通常、人の手で握り得る程度の
大きさのネズミに似た形状の本体ケースと、該本体ケー
スの底面部にその一部を露出させた状態で転動可能に配
設されたボール及びこのボールの回転状態(回転速度、
回転方向)を検出するロータリエンコーダ等の回転検出
部を有するX軸及びY軸座標情報入力部と、1個又は複
数個の押しボタンスイッチと、備えている。
【0004】そして、このマウスを手で握り前記ボール
の転がり運動に乗って平面上を移動させると、前記X軸
及びY軸座標情報入力部により、コンピュータに接続さ
れたモニターの画面上でカーソル等の画像対象物をX−
Y平面上で動かすためのX軸及びY軸座標情報が入力さ
れるとともに、前記画像対象物が画面上の希望した位置
に移動したとき前記押しボタンスイッチを押す(又は離
す)ことにより、コンピュータに次の指示(例えばカー
ソルが指しているもの)が伝えられる。
の転がり運動に乗って平面上を移動させると、前記X軸
及びY軸座標情報入力部により、コンピュータに接続さ
れたモニターの画面上でカーソル等の画像対象物をX−
Y平面上で動かすためのX軸及びY軸座標情報が入力さ
れるとともに、前記画像対象物が画面上の希望した位置
に移動したとき前記押しボタンスイッチを押す(又は離
す)ことにより、コンピュータに次の指示(例えばカー
ソルが指しているもの)が伝えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来のマウ
ス等の座標情報入力装置においては、カーソル等の画像
対象物をX−Y平面上でしか動かすことができない。言
い換えれば、X軸及びY軸座標情報の入力しか行えず、
前記画像対象物を前記X−Y平面に直交する方向(通常
は、画面の奥行き方向及び手前方向=Z軸方向)に動か
すためのZ軸座標情報の入力や前記画面をスクロールさ
せる指示(表示画面を上下方向や左右方向に移動させる
命令)を入力することはできなかった。
ス等の座標情報入力装置においては、カーソル等の画像
対象物をX−Y平面上でしか動かすことができない。言
い換えれば、X軸及びY軸座標情報の入力しか行えず、
前記画像対象物を前記X−Y平面に直交する方向(通常
は、画面の奥行き方向及び手前方向=Z軸方向)に動か
すためのZ軸座標情報の入力や前記画面をスクロールさ
せる指示(表示画面を上下方向や左右方向に移動させる
命令)を入力することはできなかった。
【0006】なお、このような問題は、上述のようなマ
ウスだけでなく、前記マウスを裏返しにした形態のトラ
ックボールや平板上のパッドを指でなぞる形態のトラッ
クパッド等の他の座標情報入力装置においても同様に生
じる。
ウスだけでなく、前記マウスを裏返しにした形態のトラ
ックボールや平板上のパッドを指でなぞる形態のトラッ
クパッド等の他の座標情報入力装置においても同様に生
じる。
【0007】本発明は、上述の如き問題を解消するため
になされたもので、その目的とするところは、比較的簡
単な構成のもとで、カーソル等の画像対象物を前記X−
Y平面に直交する方向(Z軸方向)に動かすためのZ軸
座標情報の入力や前記画面をスクロールさせる指示を入
力することのできるマウス等の座標情報入力装置を提供
することにある。
になされたもので、その目的とするところは、比較的簡
単な構成のもとで、カーソル等の画像対象物を前記X−
Y平面に直交する方向(Z軸方向)に動かすためのZ軸
座標情報の入力や前記画面をスクロールさせる指示を入
力することのできるマウス等の座標情報入力装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る座標情報入力装置は、基本的には、コ
ンピュータに接続されたモニターの画面上でカーソル等
の画像対象物をX−Y平面上で動かすためのX軸及びY
軸座標情報の入力に供されるもので、前記画像対象物が
画面上の希望した位置に移動したときコンピュータに次
の指示を入力するために供される1個又は複数個の押し
ボタンスイッチを備えるとともに、前記画像対象物を前
記X−Y平面に直交する方向に動かすためのZ軸座標情
報を入力するため、又は、前記画面をスクロールさせる
指示を入力するために供すべく、スリット等の被検知部
が設けられた回動可能なゴムベルト等からなるクローラ
と前記被検知部を検知するフォトインタラプタ等の検知
部とを有するクローラ式入力部を備えていることを特徴
としている。
く、本発明に係る座標情報入力装置は、基本的には、コ
ンピュータに接続されたモニターの画面上でカーソル等
の画像対象物をX−Y平面上で動かすためのX軸及びY
軸座標情報の入力に供されるもので、前記画像対象物が
画面上の希望した位置に移動したときコンピュータに次
の指示を入力するために供される1個又は複数個の押し
ボタンスイッチを備えるとともに、前記画像対象物を前
記X−Y平面に直交する方向に動かすためのZ軸座標情
報を入力するため、又は、前記画面をスクロールさせる
指示を入力するために供すべく、スリット等の被検知部
が設けられた回動可能なゴムベルト等からなるクローラ
と前記被検知部を検知するフォトインタラプタ等の検知
部とを有するクローラ式入力部を備えていることを特徴
としている。
【0009】より好ましい具体例としては、マウスの形
態をとるもので、人の手で握り得る程度の大きさの本体
ケースと、該本体ケースの底面部にその一部を露出させ
た状態で転動可能に配設されたボール及びこのボールの
回転状態を検出するロータリエンコーダ等の回転検出部
を有するX軸及びY軸座標情報入力部と、を備え、前記
1個又は複数個の押しボタンスイッチが前記本体ケース
の前部上面に配設されるとともに、前記クローラ式入力
部が前記本体ケースの上面又は側面に配設される。
態をとるもので、人の手で握り得る程度の大きさの本体
ケースと、該本体ケースの底面部にその一部を露出させ
た状態で転動可能に配設されたボール及びこのボールの
回転状態を検出するロータリエンコーダ等の回転検出部
を有するX軸及びY軸座標情報入力部と、を備え、前記
1個又は複数個の押しボタンスイッチが前記本体ケース
の前部上面に配設されるとともに、前記クローラ式入力
部が前記本体ケースの上面又は側面に配設される。
【0010】上述の如くの構成とされた本発明に係る座
標情報入力装置においては、クローラ式入力部のクロー
ラを指(あるいは掌等で)で正逆いずれかの方向に回動
(循環移動)させることにより、クローラの回動速度、
言い換えれば、スリット等の被検知部の移動速度(又は
移動距離)及び移動方向(正方向及び逆方向)が検知部
により検出され、これらが画像対象物をX−Y平面に直
交する方向に動かすためのZ軸座標情報として、あるい
は、画面をスクロールさせる情報として、コンピュータ
に入力される。
標情報入力装置においては、クローラ式入力部のクロー
ラを指(あるいは掌等で)で正逆いずれかの方向に回動
(循環移動)させることにより、クローラの回動速度、
言い換えれば、スリット等の被検知部の移動速度(又は
移動距離)及び移動方向(正方向及び逆方向)が検知部
により検出され、これらが画像対象物をX−Y平面に直
交する方向に動かすためのZ軸座標情報として、あるい
は、画面をスクロールさせる情報として、コンピュータ
に入力される。
【0011】したがって、本発明の座標情報入力装置で
は、X軸、Y軸、及びZ軸の三次元座標情報を同時にコ
ンピュータに入力することができる。このため、例え
ば、フライトシュミレーションゲーム等のゲームソフト
を起動しているとき等において、画像対象物のキャラク
ター(例えば飛行機)をX−Y平面上だけでなくそれに
直交するZ軸方向(例えば画面の奥行き−手前方向)に
移動させることができ、しかも、その移動速度(移動距
離)もクローラの回動速度(回動量)を変えることで自
在に変化させることができる。
は、X軸、Y軸、及びZ軸の三次元座標情報を同時にコ
ンピュータに入力することができる。このため、例え
ば、フライトシュミレーションゲーム等のゲームソフト
を起動しているとき等において、画像対象物のキャラク
ター(例えば飛行機)をX−Y平面上だけでなくそれに
直交するZ軸方向(例えば画面の奥行き−手前方向)に
移動させることができ、しかも、その移動速度(移動距
離)もクローラの回動速度(回動量)を変えることで自
在に変化させることができる。
【0012】また、コンピュータで起動しているアプリ
ケーションプログラム(ソフトウエア)次第では、クロ
ーラを回動させることにより、例えば画面を上下方向に
スクロールさせることができ、さらに、例えばキーボー
ドのいずれかのキーを押しながら前記クローラを回動さ
せることにより、例えば画面を左右方向にスクロールさ
せることができる。この場合も、スクロール速度(スク
ロール量)をクローラの回動速度(回動量)を変えるこ
とで自在に変化させることができる。
ケーションプログラム(ソフトウエア)次第では、クロ
ーラを回動させることにより、例えば画面を上下方向に
スクロールさせることができ、さらに、例えばキーボー
ドのいずれかのキーを押しながら前記クローラを回動さ
せることにより、例えば画面を左右方向にスクロールさ
せることができる。この場合も、スクロール速度(スク
ロール量)をクローラの回動速度(回動量)を変えるこ
とで自在に変化させることができる。
【0013】さらに、例えばキーボードの他のキーを併
用することで上記以外の様々な機能を付加することがで
きる。
用することで上記以外の様々な機能を付加することがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。
を参照しつつ説明する。
【0015】図1及び図2は、本発明に係る座標情報入
力装置である2ボタン式のマウスの一実施形態を示す平
面図及び部分切欠側面図である。
力装置である2ボタン式のマウスの一実施形態を示す平
面図及び部分切欠側面図である。
【0016】本実施形態のマウス1は、従来のものと同
様に、人の手で握り得る程度の大きさのネズミに似た形
状の本体ケース2と、該本体ケース2の底面部にその一
部を露出させた状態で転動可能に配設されたボール5及
びこのボール5の回転状態(回転速度、回転方向)を検
出するロータリエンコーダ等の既知の回転検出部を有す
るX軸及びY軸座標情報入力部(図示省略)と、2個の
押しボタンスイッチ6,7と、を備えている。
様に、人の手で握り得る程度の大きさのネズミに似た形
状の本体ケース2と、該本体ケース2の底面部にその一
部を露出させた状態で転動可能に配設されたボール5及
びこのボール5の回転状態(回転速度、回転方向)を検
出するロータリエンコーダ等の既知の回転検出部を有す
るX軸及びY軸座標情報入力部(図示省略)と、2個の
押しボタンスイッチ6,7と、を備えている。
【0017】このマウス1を手で握り前記ボールの転が
り運動に乗って平面上を移動させると、前記X軸及びY
軸座標情報入力部により、例えば図3に例示される如く
の、コンピュータに接続されたモニター50の画面G上
でカーソル等の画像対象物(例えば飛行機E)をX−Y
平面上で動かすためのX軸及びY軸座標情報が入力され
るとともに、前記画像対象物(例えば飛行機E)が画面
G上の希望した位置に移動したとき前記押しボタンスイ
ッチ6又は7を押す(又は離す)ことにより、コンピュ
ータに次の指示(例えば爆弾投下命令)が伝えられる。
り運動に乗って平面上を移動させると、前記X軸及びY
軸座標情報入力部により、例えば図3に例示される如く
の、コンピュータに接続されたモニター50の画面G上
でカーソル等の画像対象物(例えば飛行機E)をX−Y
平面上で動かすためのX軸及びY軸座標情報が入力され
るとともに、前記画像対象物(例えば飛行機E)が画面
G上の希望した位置に移動したとき前記押しボタンスイ
ッチ6又は7を押す(又は離す)ことにより、コンピュ
ータに次の指示(例えば爆弾投下命令)が伝えられる。
【0018】上記に加え、本実施形態のマウス1では、
画像対象物Eを前記X−Y平面に直交する方向に動かす
ためのZ軸座標情報を入力するため、又は、前記画面G
をスクロールさせる指示を入力するために供すべく、前
記本体ケース2の上面中央やや前部寄りの部位に、クロ
ーラ式入力部10が配設されている。
画像対象物Eを前記X−Y平面に直交する方向に動かす
ためのZ軸座標情報を入力するため、又は、前記画面G
をスクロールさせる指示を入力するために供すべく、前
記本体ケース2の上面中央やや前部寄りの部位に、クロ
ーラ式入力部10が配設されている。
【0019】このクローラ式入力部10は、被検知部と
してのスリット14が一定のピッチで形成されたクロー
ラ12と前記スリット14を検知するための検知部とし
てのフォトインタラプタ16とを有している。
してのスリット14が一定のピッチで形成されたクロー
ラ12と前記スリット14を検知するための検知部とし
てのフォトインタラプタ16とを有している。
【0020】前記クローラ12は、ゴムベルトからなっ
ていて、本体ケース2内に所定の間隔をあけて並設され
た2個のローラもしくはスプロケットホイール21,2
2間にピーンと張るように掛け回されており、その一部
(上辺部)の上面が前記本体ケース2から外部に露出せ
しめられている。
ていて、本体ケース2内に所定の間隔をあけて並設され
た2個のローラもしくはスプロケットホイール21,2
2間にピーンと張るように掛け回されており、その一部
(上辺部)の上面が前記本体ケース2から外部に露出せ
しめられている。
【0021】前記フォトインタラプタ16は、前記クロ
ーラ12の一部(下辺部)を挟むように対向配置された
発光器(LED)16aと受光器(フォトトランジス
タ)16bとを有し、前記発光器16aから前記クロー
ラ12(のスリット14)を通して受光器16bに達す
る光量(赤外線)の変化をあらわす信号を発信するよう
になっている。
ーラ12の一部(下辺部)を挟むように対向配置された
発光器(LED)16aと受光器(フォトトランジス
タ)16bとを有し、前記発光器16aから前記クロー
ラ12(のスリット14)を通して受光器16bに達す
る光量(赤外線)の変化をあらわす信号を発信するよう
になっている。
【0022】なお、マウス1からの信号、つまり、前記
X軸及びY軸座標情報入力部、押しボタンスイッチ6,
7、及び、前記クローラ式入力部10からの信号は、マ
ウス1の前端部に取り付けられたケーブル9を介して直
接、あるいはキーボードもしくはモニタ−50を介して
コンピュータに供給される。
X軸及びY軸座標情報入力部、押しボタンスイッチ6,
7、及び、前記クローラ式入力部10からの信号は、マ
ウス1の前端部に取り付けられたケーブル9を介して直
接、あるいはキーボードもしくはモニタ−50を介して
コンピュータに供給される。
【0023】上述の如くの構成とされた本実施形態のマ
ウス1においては、クローラ式入力部10のクローラ1
2を指(あるいは掌等)で正逆いずれかの方向に回動
(循環移動)させることにより、被検知部としてのクロ
ーラの回動速度、言い換えればスリット14の移動速度
(又は移動距離)及び移動方向(正方向及び逆方向)が
検知部としてのフォトインタラプタ16により検出さ
れ、これらが画像対象物EをX−Y平面に直交する方向
に動かすためのZ軸座標情報として、あるいは、画面G
をスクロールさせる情報として、コンピュータに入力さ
れる。
ウス1においては、クローラ式入力部10のクローラ1
2を指(あるいは掌等)で正逆いずれかの方向に回動
(循環移動)させることにより、被検知部としてのクロ
ーラの回動速度、言い換えればスリット14の移動速度
(又は移動距離)及び移動方向(正方向及び逆方向)が
検知部としてのフォトインタラプタ16により検出さ
れ、これらが画像対象物EをX−Y平面に直交する方向
に動かすためのZ軸座標情報として、あるいは、画面G
をスクロールさせる情報として、コンピュータに入力さ
れる。
【0024】したがって、本実施形態のマウス1では、
X軸、Y軸、及びZ軸の三次元座標情報を同時にコンピ
ュータに入力することができる。このため、例えば、フ
ライトシュミレーション等のゲームソフトを起動してい
るとき等において、画像対象物のキャラクター(例えば
飛行機E)をX−Y平面上だけでなくそれに直交するZ
軸方向(例えば画面の奥行き−手前方向)に移動させる
ことができ、しかも、その移動速度(移動距離)をクロ
ーラ12の回動速度(回動量)に応じて自在に変化させ
ることができる。
X軸、Y軸、及びZ軸の三次元座標情報を同時にコンピ
ュータに入力することができる。このため、例えば、フ
ライトシュミレーション等のゲームソフトを起動してい
るとき等において、画像対象物のキャラクター(例えば
飛行機E)をX−Y平面上だけでなくそれに直交するZ
軸方向(例えば画面の奥行き−手前方向)に移動させる
ことができ、しかも、その移動速度(移動距離)をクロ
ーラ12の回動速度(回動量)に応じて自在に変化させ
ることができる。
【0025】また、コンピュータで起動しているアプリ
ケーションプログラム(ソフトウエア)によって、クロ
ーラ12を回動させることにより、例えば画面Gを上下
方向にスクロールさせることができ、さらに、キーボー
ドのいずれかのキーを押しながら前記クローラを回動さ
せることにより、例えば画面を左右方向にスクロールさ
せることができる。
ケーションプログラム(ソフトウエア)によって、クロ
ーラ12を回動させることにより、例えば画面Gを上下
方向にスクロールさせることができ、さらに、キーボー
ドのいずれかのキーを押しながら前記クローラを回動さ
せることにより、例えば画面を左右方向にスクロールさ
せることができる。
【0026】さらに、例えばキーボードの上記以外の他
のキーを併用することで上記以外の様々な機能も付加す
ることができる。
のキーを併用することで上記以外の様々な機能も付加す
ることができる。
【0027】なお、上に述べた実施形態では、クローラ
式入力部10を本体ケース2の上面に配設したが、図4
に示される如くに、クローラ式入力部10を、本体ケー
ス2の例えば左側面に配設して親指で回動させるように
してもよい。
式入力部10を本体ケース2の上面に配設したが、図4
に示される如くに、クローラ式入力部10を、本体ケー
ス2の例えば左側面に配設して親指で回動させるように
してもよい。
【0028】また、クローラに被検知部として、スリッ
トに代えて、例えば一定のピッチで鏡面部を設けて、フ
ォトインタラプタの発光器からの光を前記鏡面部で反射
させて前記発光器と同じ側に並置された受光器で受ける
ようにしてもよい。
トに代えて、例えば一定のピッチで鏡面部を設けて、フ
ォトインタラプタの発光器からの光を前記鏡面部で反射
させて前記発光器と同じ側に並置された受光器で受ける
ようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係る座標情報入力装置は、比較的簡単な構成のもとで、
カーソル等の画像対象物をX−Y平面に直交する方向
(Z軸方向)に動かすためのZ軸座標情報の入力や前記
画面をスクロールさせる指示を入力することができると
いう優れた効果を奏する。
係る座標情報入力装置は、比較的簡単な構成のもとで、
カーソル等の画像対象物をX−Y平面に直交する方向
(Z軸方向)に動かすためのZ軸座標情報の入力や前記
画面をスクロールさせる指示を入力することができると
いう優れた効果を奏する。
【図1】本発明に係る座標情報入力装置であるマウスの
一実施形態を示す平面図。
一実施形態を示す平面図。
【図2】図1に示されるマウスの部分切欠左側面図。
【図3】図1に示されるマウスの動作説明に供されるモ
ニタ画面を示す概略図。
ニタ画面を示す概略図。
【図4】本発明に係る他の実施形態のマウスを示す左側
面図。
面図。
1 マウス 2 本体ケース 5 ボール 6,7 押しボタンスイッチ 9 ケーブル 10 クローラ式入力部 12 クローラ 14 スリット 16 フォトインタラプタ 16a 発光器 16b 受光器 21,22 スプロケットホイール
Claims (3)
- 【請求項1】 コンピュータに接続されたモニターの画
面上でカーソル等の画像対象物をX−Y平面上で動かす
ためのX軸及びY軸座標情報の入力に供される座標情報
入力装置であって、 前記画像対象物が画面上の希望した位置に移動したとき
コンピュータに次の指示を入力するために供される1個
又は複数個の押しボタンスイッチを備えるとともに、前
記画像対象物を前記X−Y平面に直交する方向に動かす
ためのZ軸座標情報を入力するため、又は、前記画面を
スクロールさせる指示を入力するために供すべく、スリ
ット等の被検知部が設けられた回動可能なクローラと前
記被検知部を検知するフォトインタラプタ等の検知部と
を有するクローラ式入力部を備えていることを特徴とす
る座標情報入力装置。 - 【請求項2】 人の手で握り得る程度の大きさの本体ケ
ースと、該本体ケースの底面部にその一部を露出させた
状態で転動可能に配設されたボール及びこのボールの回
転状態を検出するロータリエンコーダ等の回転検出部を
有するX軸及びY軸座標情報入力部と、を備え、前記1
個又は複数個の押しボタンスイッチが前記本体ケースの
前部上面に配設されるとともに、前記クローラ式入力部
が前記本体ケースの上面又は側面に配設されていること
を特徴とする請求項1に記載の座標情報入力装置。 - 【請求項3】 前記クローラがゴムベルトからなってい
ることを特徴とする請求項1又は2に記載の座標情報入
力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12492097A JPH10301712A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 座標情報入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12492097A JPH10301712A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 座標情報入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10301712A true JPH10301712A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14897418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12492097A Pending JPH10301712A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 座標情報入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10301712A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100338600B1 (ko) * | 2000-07-01 | 2002-05-30 | 김경진 | 2개의 포토 다이오드를 사용하여 x, y 축 제어와 스크롤키의 제어가 가능한 마우스 |
JP2002323950A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Sony Corp | 情報処理装置、情報入力装置及び情報入力方法 |
WO2007102187A1 (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Kuniaki Muraki | 多機能キー付きキーボード |
JP2012108719A (ja) * | 2010-11-17 | 2012-06-07 | Ntt Docomo Inc | 電子機器及び入出力方法 |
-
1997
- 1997-04-28 JP JP12492097A patent/JPH10301712A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100338600B1 (ko) * | 2000-07-01 | 2002-05-30 | 김경진 | 2개의 포토 다이오드를 사용하여 x, y 축 제어와 스크롤키의 제어가 가능한 마우스 |
JP2002323950A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Sony Corp | 情報処理装置、情報入力装置及び情報入力方法 |
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