JP3484482B2 - 車輌用照明装置 - Google Patents
車輌用照明装置Info
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- JP3484482B2 JP3484482B2 JP2000205398A JP2000205398A JP3484482B2 JP 3484482 B2 JP3484482 B2 JP 3484482B2 JP 2000205398 A JP2000205398 A JP 2000205398A JP 2000205398 A JP2000205398 A JP 2000205398A JP 3484482 B2 JP3484482 B2 JP 3484482B2
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- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/0001—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
- G02B6/0005—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being of the fibre type
- G02B6/001—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being of the fibre type the light being emitted along at least a portion of the lateral surface of the fibre
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/0011—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor with light guides for distributing the light between several lighting or signalling devices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/20—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
- F21S41/24—Light guides
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】 この発明は車輌用照明装置
に関するものであり，導光システムを備えた車輌用照明
装置に関する。
に関するものであり，導光システムを備えた車輌用照明
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】 導光システムによる車輌照明ユニッ
トは、DE 196 13 211 A1で開示されている。この装置に
は光源があり、その光は光学ロッドに収束される。特定
の点で、光は複数のファセット(facets)で反射すること
でロッドから出て、光学レンズにより所定の場所へ導か
れる。導光体の長軸はファセットに対して鋭角を形成
し、ファセットの傾きはファセットで全反射が起こるよ
うに設計されている。
トは、DE 196 13 211 A1で開示されている。この装置に
は光源があり、その光は光学ロッドに収束される。特定
の点で、光は複数のファセット(facets)で反射すること
でロッドから出て、光学レンズにより所定の場所へ導か
れる。導光体の長軸はファセットに対して鋭角を形成
し、ファセットの傾きはファセットで全反射が起こるよ
うに設計されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このタイプの照明シス
テムでは、所定の複数の光学レンズを備えたファセット
の配置が永続的に光分布を決定する点で、不利である。
この方法ではヘッドランプの特徴を決定してしまう。光
の分布を変化させる可能性は大幅にを狭められてしま
う。
テムでは、所定の複数の光学レンズを備えたファセット
の配置が永続的に光分布を決定する点で、不利である。
この方法ではヘッドランプの特徴を決定してしまう。光
の分布を変化させる可能性は大幅にを狭められてしま
う。
【０００４】光の分布を変化させるために考えられるこ
とは、導光路中に、例えば光源とロッドとの間や各レン
ズの上流側に光透過制御素子を存在させることである。
機械的なシャッターに加え、電圧を印加することにより
透明状態と光吸収状態との間でスイッチでき、従ってフ
ァセットの光の分布をコントロールできるエレクトロク
ロミック素子を用いることは特に魅力的だと思われる。
しかし、このような（複数の）装置は、暗くした状態
（光吸収状態）では非常に加熱するので限られた方法で
しか使用できないし、低下させた部分の光は使えない。
それゆえ反射の原則により光の分布をコントロールする
ことがあらゆる面で好都合である。
とは、導光路中に、例えば光源とロッドとの間や各レン
ズの上流側に光透過制御素子を存在させることである。
機械的なシャッターに加え、電圧を印加することにより
透明状態と光吸収状態との間でスイッチでき、従ってフ
ァセットの光の分布をコントロールできるエレクトロク
ロミック素子を用いることは特に魅力的だと思われる。
しかし、このような（複数の）装置は、暗くした状態
（光吸収状態）では非常に加熱するので限られた方法で
しか使用できないし、低下させた部分の光は使えない。
それゆえ反射の原則により光の分布をコントロールする
ことがあらゆる面で好都合である。
【０００５】本発明の目的は、照明システムを改善し、
その結果、たとえば車輌のヘッドランプの場合、光の分
布を、特に道路での光の分布を簡単、迅速に変化できる
ようにすることである。
その結果、たとえば車輌のヘッドランプの場合、光の分
布を、特に道路での光の分布を簡単、迅速に変化できる
ようにすることである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】 本発明の１観点によ
れば、光源（６）と、この光源からのビームを透明ロッ
ド（２）の入口端上に集光する手段とを有し、前記透明
ロッド（２）は長軸（Ａ）に沿って延在し、長軸（Ａ）
に対して斜めに配置された複数の光反射ファセット
（３）を有し、このファセット（３）において光が所定
の強度で出射し、前記透明ロッド（２）は導光体（７）
を含み、ファセット（３）で反射した基本的光束の光路
中で、導光路（７）の出口に配置された光学レンズ（１
５）と前記ファセット（３）とが光学的に協働する、導
光システムを備えた車輌用照明装置（１）であって、前
記ファセット（３）の反射を変えることにより光の偏向
又は透過を行なわせる光制御素子（５）が設けられてい
る、導光システムを備えた車輌用照明装置が提供され
る。
れば、光源（６）と、この光源からのビームを透明ロッ
ド（２）の入口端上に集光する手段とを有し、前記透明
ロッド（２）は長軸（Ａ）に沿って延在し、長軸（Ａ）
に対して斜めに配置された複数の光反射ファセット
（３）を有し、このファセット（３）において光が所定
の強度で出射し、前記透明ロッド（２）は導光体（７）
を含み、ファセット（３）で反射した基本的光束の光路
中で、導光路（７）の出口に配置された光学レンズ（１
５）と前記ファセット（３）とが光学的に協働する、導
光システムを備えた車輌用照明装置（１）であって、前
記ファセット（３）の反射を変えることにより光の偏向
又は透過を行なわせる光制御素子（５）が設けられてい
る、導光システムを備えた車輌用照明装置が提供され
る。
【０００７】本発明の他の主題の特徴、利点は、以下の
記載より明らかとなろう。
記載より明らかとなろう。
【０００８】これらの特徴は道路での光の分布の多様性
を、個々の光制御素子により可能にすることにある。こ
のように路上での迅速な光の分布の変化にも対応可能で
あり、例えば低下させたビームからメインビームへのス
イッチング、また例えばコーナーリングのライトのよう
な異なる光の分布にも対応できる。
を、個々の光制御素子により可能にすることにある。こ
のように路上での迅速な光の分布の変化にも対応可能で
あり、例えば低下させたビームからメインビームへのス
イッチング、また例えばコーナーリングのライトのよう
な異なる光の分布にも対応できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施例を説明する。図１は、導光システムを備えた車輌
照明ユニット１の概略図である。特に車輌のヘッドラン
プ用に適した車輌照明装置１には光源６があり、光学ロ
ッド２に平行に光を反射させる。光は光学ロッドを通過
し、（複数の）導光体７で形成された、（複数の）ファ
セット３で反射する。ファセットは、（複数の）光学レ
ンズ１５と共に作動する。このレンズは（複数の）導光
体７の出口でファセット３により屈折/反射した基本的
光束の通路に設置されている。結果的に、光は（複数
の）導光体７から出射する。光制御素子５は図２に示す
ように導光体７と一体化可能であり、又は/さらに図３
に示すように、ファセット３上、又はファセットの所で
直接連結できる。光制御素子５の状態により、光は偏向
（反射）されるか、又は通過する。その結果道路上の光
の分布は変化する。様々な光分布の形態が、ヘッドラン
プの光を形成する。こうして、妥当な接続方法により様
々なヘッドランプの設定が可能になる。道路上の光分布
は、この制御メカニズムを利用して状況に応じてコント
ロール可能である。道路の曲率に応じて道路に対応する
コーナリングライトや、カーナビからの現地の情報を利
用するその他のヘッドランプ・コントロールが、簡単且
つ正確に行える。ヘッドランプ・ライトをコントロール
するために、コントロールユニットが装備され、これが
光制御素子による光の通過、吸収、反射をコントロール
し、その結果道路上での所定の光分布を作り出す。
実施例を説明する。図１は、導光システムを備えた車輌
照明ユニット１の概略図である。特に車輌のヘッドラン
プ用に適した車輌照明装置１には光源６があり、光学ロ
ッド２に平行に光を反射させる。光は光学ロッドを通過
し、（複数の）導光体７で形成された、（複数の）ファ
セット３で反射する。ファセットは、（複数の）光学レ
ンズ１５と共に作動する。このレンズは（複数の）導光
体７の出口でファセット３により屈折/反射した基本的
光束の通路に設置されている。結果的に、光は（複数
の）導光体７から出射する。光制御素子５は図２に示す
ように導光体７と一体化可能であり、又は/さらに図３
に示すように、ファセット３上、又はファセットの所で
直接連結できる。光制御素子５の状態により、光は偏向
（反射）されるか、又は通過する。その結果道路上の光
の分布は変化する。様々な光分布の形態が、ヘッドラン
プの光を形成する。こうして、妥当な接続方法により様
々なヘッドランプの設定が可能になる。道路上の光分布
は、この制御メカニズムを利用して状況に応じてコント
ロール可能である。道路の曲率に応じて道路に対応する
コーナリングライトや、カーナビからの現地の情報を利
用するその他のヘッドランプ・コントロールが、簡単且
つ正確に行える。ヘッドランプ・ライトをコントロール
するために、コントロールユニットが装備され、これが
光制御素子による光の通過、吸収、反射をコントロール
し、その結果道路上での所定の光分布を作り出す。
【００１０】図２は光制御素子５を備えた導光体７の一
部の図解である。光制御素子５は、ファセット３を照ら
す導光体７の一部に斜め角度で挿入される。光制御素子
５は、わずかな隙間により導光ロッド７を中断する。そ
の結果最初の隙間で新しいファセット８を形成し、そこ
で光は全反射により違った方向へ導かれる。光は、例え
ば１つのレンズを設置して、他の用途にも使える。
部の図解である。光制御素子５は、ファセット３を照ら
す導光体７の一部に斜め角度で挿入される。光制御素子
５は、わずかな隙間により導光ロッド７を中断する。そ
の結果最初の隙間で新しいファセット８を形成し、そこ
で光は全反射により違った方向へ導かれる。光は、例え
ば１つのレンズを設置して、他の用途にも使える。
【００１１】光制御素子５の両側を導光ロッド７に接触
させることで、隙間はなくせる。光制御素子は、導光体
７と同等の光学濃度ないし屈折率であるので、もはや界
面で反射は起こらない。光は光制御素子５を通っても弱
まらずに、オリジナル・ファセット３を照らす。なお、
界面において実質的な反射を生じさせない屈折率の組み
合わせを同等な屈折率と呼ぶ。完全に反射光がなくなら
なくても、実質的に反射光が生じなければよい。たとえ
ば、反射光強度が０．１以下、より好ましくは０．０２
以下となる屈折率である。
させることで、隙間はなくせる。光制御素子は、導光体
７と同等の光学濃度ないし屈折率であるので、もはや界
面で反射は起こらない。光は光制御素子５を通っても弱
まらずに、オリジナル・ファセット３を照らす。なお、
界面において実質的な反射を生じさせない屈折率の組み
合わせを同等な屈折率と呼ぶ。完全に反射光がなくなら
なくても、実質的に反射光が生じなければよい。たとえ
ば、反射光強度が０．１以下、より好ましくは０．０２
以下となる屈折率である。
【００１２】光制御素子は、透明度が高く弾性が高い、
例えばシロキサン、ポリウレタンや他のポリマーによっ
て形成できる。柔軟性の高い表面が、界面の面が荒れて
いても満足できる光結合を実行できるようにするために
望ましい。
例えばシロキサン、ポリウレタンや他のポリマーによっ
て形成できる。柔軟性の高い表面が、界面の面が荒れて
いても満足できる光結合を実行できるようにするために
望ましい。
【００１３】スイッチ動作を行う一つの可能性として、
ピエゾ（電圧）セラミック素子等を用いたアクチュエー
タを用いて横方向から圧縮力Ｐで光制御素子５を圧縮し
て縦方向の厚みを厚くし、隙間をなくす方法がある。ま
た、有機化学材料の蒸気で膨張するポリマーを使うこと
も可能であり、膨張させたポリマーを導光体７の界面８
に接触させ、光を通過させる。キュベット（液体容器）
を装備することもまた可能である。キュベットを、導光
体中または導光体上に設置し、その中には光学的界面を
消滅させる、または弱める屈折率を有する液体を注入し
たり、再び排出したりする。キュベットに液体が満たさ
れると光は通過する。
ピエゾ（電圧）セラミック素子等を用いたアクチュエー
タを用いて横方向から圧縮力Ｐで光制御素子５を圧縮し
て縦方向の厚みを厚くし、隙間をなくす方法がある。ま
た、有機化学材料の蒸気で膨張するポリマーを使うこと
も可能であり、膨張させたポリマーを導光体７の界面８
に接触させ、光を通過させる。キュベット（液体容器）
を装備することもまた可能である。キュベットを、導光
体中または導光体上に設置し、その中には光学的界面を
消滅させる、または弱める屈折率を有する液体を注入し
たり、再び排出したりする。キュベットに液体が満たさ
れると光は通過する。
【００１４】図３では、導光体７はファセット３で光制
御素子５により延長される。長軸に沿って光制御素子５
を移動することで、隙間が開いたり閉じたりする。隙間
が開けば、全反射がファセット３で起こり、光線が反射
する。隙間が無くなれば、光線は光制御素子に進入し、
他の地点で利用できる。図２で用いたものと同様の材料
を光制御素子に使うことができる。それに代わるものと
して、素子５をガラスでつくり、ファセット３に押し付
けられる表面のみを、ソフトプラスティックで覆ったも
のを用いることもできる。
御素子５により延長される。長軸に沿って光制御素子５
を移動することで、隙間が開いたり閉じたりする。隙間
が開けば、全反射がファセット３で起こり、光線が反射
する。隙間が無くなれば、光線は光制御素子に進入し、
他の地点で利用できる。図２で用いたものと同様の材料
を光制御素子に使うことができる。それに代わるものと
して、素子５をガラスでつくり、ファセット３に押し付
けられる表面のみを、ソフトプラスティックで覆ったも
のを用いることもできる。
【００１５】光制御素子５は図４で導光体７の端に設置
されている。ファセット３上に光制御素子５が設けら
れ、その光学的要素は、電圧印加により高反射５ａと高
透過５ｂの間でスイッチ可能である。ファセット３およ
び／または素子５は、光軸に対して角度αに設計されて
いる。反射状態の素子５ａは、角度αが臨界角以上とな
り、光は反射してレンズに導くことが可能である。透明
な光制御素子５ｂは、角度αが臨界角未満となり、光１
１はほぼ直進し、他の用途に使える。光制御素子５が導
光体７内に設置されれば、透過した光束１１は、導光体
７を通過する。他の設計では、光制御素子５の屈折率は
特定の値に変更できる。角度αが全反射の臨界角に正確
に対応して選択されれば、光を偏向させる全反射状態か
ら、わずかに屈折率を変化させることによって高透過の
状態へとスイッチ可能である。
されている。ファセット３上に光制御素子５が設けら
れ、その光学的要素は、電圧印加により高反射５ａと高
透過５ｂの間でスイッチ可能である。ファセット３およ
び／または素子５は、光軸に対して角度αに設計されて
いる。反射状態の素子５ａは、角度αが臨界角以上とな
り、光は反射してレンズに導くことが可能である。透明
な光制御素子５ｂは、角度αが臨界角未満となり、光１
１はほぼ直進し、他の用途に使える。光制御素子５が導
光体７内に設置されれば、透過した光束１１は、導光体
７を通過する。他の設計では、光制御素子５の屈折率は
特定の値に変更できる。角度αが全反射の臨界角に正確
に対応して選択されれば、光を偏向させる全反射状態か
ら、わずかに屈折率を変化させることによって高透過の
状態へとスイッチ可能である。
【００１６】導光体７の先端に光制御素子５を設置した
他のデザインが、図５である。高反射と高透過の間のス
イッチは、干渉の助けを得て達成される。導光体７の先
端および可動光制御素子５の表面は、光学的に透明で、
好ましくは高屈折率の材料（例えば酸化チタン若しく
は、酸化ジルコニウム）９又は１０の被膜をコートす
る。被膜の光学的厚さがこの場合以下のように設定され
る。例えば、視感度最大の光学波長（λ＝５５０ｎｍ）
で、其々の被膜の最大反射が生じる。これらいわゆるλ
/４コーティング９及び１０は、例えば機械的スイッチ
メカニズムで動かされる。λ/４コーティング９及び１
０の側面がわずかな隙間で離れている場合は、逆反射が
生じ、光線１１がマスクされる。第２のλ/４コーティ
ング１０を第１のλ/４コーティング９の上に移動し、
接触させることにより、結合した光制御素子４（９＋１
０）は、光１１を透過させるようになる。それは両方の
コーティングが、干渉を消滅させることにより反射を減
少させるように光学的に作用し（λ/２コーティン
グ）、例えば、次のファセットから、光を出射できる。
他のデザインが、図５である。高反射と高透過の間のス
イッチは、干渉の助けを得て達成される。導光体７の先
端および可動光制御素子５の表面は、光学的に透明で、
好ましくは高屈折率の材料（例えば酸化チタン若しく
は、酸化ジルコニウム）９又は１０の被膜をコートす
る。被膜の光学的厚さがこの場合以下のように設定され
る。例えば、視感度最大の光学波長（λ＝５５０ｎｍ）
で、其々の被膜の最大反射が生じる。これらいわゆるλ
/４コーティング９及び１０は、例えば機械的スイッチ
メカニズムで動かされる。λ/４コーティング９及び１
０の側面がわずかな隙間で離れている場合は、逆反射が
生じ、光線１１がマスクされる。第２のλ/４コーティ
ング１０を第１のλ/４コーティング９の上に移動し、
接触させることにより、結合した光制御素子４（９＋１
０）は、光１１を透過させるようになる。それは両方の
コーティングが、干渉を消滅させることにより反射を減
少させるように光学的に作用し（λ/２コーティン
グ）、例えば、次のファセットから、光を出射できる。
【００１７】以上、実施例に沿って本発明を説明した
が、本発明はこれらに制限されるものではない。たとえ
ば、種々の変更改良、組み合わせ等が可能なことは、当
業者に自明であろう。
が、本発明はこれらに制限されるものではない。たとえ
ば、種々の変更改良、組み合わせ等が可能なことは、当
業者に自明であろう。
【００１８】
【発明の効果】光源から発する光の分布を可変制御する
ことができる。
ことができる。
【００１９】たとえば、道路状況に応じた、より適切な
照明を行うことが可能となる。
照明を行うことが可能となる。
【図１】 図１は、光学ロッドを備えた導光システムに
よる車輌ライトユニットの線図である。
よる車輌ライトユニットの線図である。
【図２】 図２は、光制御素子を備えた光学ロッドの一
部分の１例の線図である。
部分の１例の線図である。
【図３】 図３は、光制御素子を備えた光学ロッドの一
部分のその他の例の線図である。
部分のその他の例の線図である。
【図４】 図４は、光制御素子を備えた光学ロッドの一
部分のその他の例の線図である。
部分のその他の例の線図である。
【図５】 図５は、光制御素子を備えた光学ロッドの一
部分のその他の例の線図である
部分のその他の例の線図である
１ 車輌用照明装置
２ 透明ロッド
３ 光反射ファセット
５ 光制御素子
６ 光源
７ 導光体
８ 界面
９ λ/４コーティング
１０ λ/４コーティング
１１ 光束
１５ 光学レンズ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ
Ｆ２１Ｙ 101:00
(72)発明者 ヴェルネル シェルベル
ドイツ ベルマティンゲン ウンテレル
ヘーヘンヴェーグ22
(72)発明者 シュテファン ウール
ドイツ シュトゥットガルト ラムスバ
ッハシュトラーセ80
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B60Q 1/06
F21S 2/00
F21S 8/10
F21V 14/00
F21W 101:10
F21Y 101:00
Claims (9)
- 【請求項１】 光源（６）と、この光源からのビームを
透明ロッド（２）の入口端上に集光する手段とを有し、
前記透明ロッド（２）は長軸（Ａ）に沿って延在し、長
軸（Ａ）に対して斜めに配置された複数の光反射ファセ
ット（３）を有し、このファセット（３）において光が
所定の強度で出射し、前記透明ロッド（２）は導光体
（７）を含み、ファセット（３）で反射した基本的光束
の光路中で、導光体（７）の出口に配置された光学レン
ズ（１５）と前記ファセット（３）とが光学的に協働す
る、導光システムを備えた車輌用照明装置（１）であっ
て、前記ファセット（３）の反射を変えることにより光
の偏向又は透過を行なわせる光制御素子（５）が設けら
れている、導光システムを備えた車輌用照明装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の導光システムを備えた車
輌用照明装置（１）であって、前記光制御素子（５）が
前記導光体（７）と同等の屈折率を有する、透明かつフ
レキシブルな材料で形成され、導光体（７）に対して微
小なスリット間隔を介して配置され、前記導光体（７）
は全反射が生じる角度で配置され、該光制御素子（５）
は横方向の圧力（Ｐ）によって膨らみ、長さ方向に沿っ
て前記スリット間隙を閉じる、導光システムを備えた車
輌用照明装置。 - 【請求項３】 請求項１記載の導光システムを備えた車
輌用照明装置（１）であって、前記光制御素子（５）
は、前記ファセット（３）に対し微小なスリット間隙を
介して配置され、ファセット（３）は全反射が生じる角
度に形成され、光制御素子（５）と導光体（７）とのギ
ャップを消滅させる結合が、光通路の長さ軸方向に沿っ
て光制御素子を移動させることによって達せられる、導
光システムを備えた車輌用照明装置。 - 【請求項４】 請求項１記載の導光システムを備えた車
輌用照明装置であって、前記光制御素子（５）が光学的
特性を高反射と高透過との間でスイッチすることのでき
る材料で形成され、前記ファセット（３）の上に配置さ
れており、ファセット（３）ないし光制御素子（５）
は、高透過の状態で全反射の臨界角よりも小さく、高反
射の状態で全反射の臨界角以上の角度（α）を有してい
る、導光システムを備えた車輌用照明装置。 - 【請求項５】 請求項１記載の導光システムを備えた車
輌用照明装置であって、光制御素子（５）は互いに接触
させることのできる２個の光干渉コーティングを有し、
２個の光干渉コーティングを離している時は２つの高反
射λ／４コーティング（９、１０）の光学的作用が実現
され、光は導光体（７）に逆反射し、２つの光干渉コー
ティングを接した時は、高透過率のλ／２コーティグが
実現され、光が光制御素子（５）を通過する、導光シス
テムを備えた車輌用照明装置。 - 【請求項６】 請求項１記載の導光システムを備えた車
輌用照明装置であって、光制御素子（５）は、ファセッ
トの表面にコートした屈折率を制御できるコーティング
を有し、全反射の臨界角を下回ったり、越えたりするこ
とができ、光束は反射されて偏向するか、長さ軸方向に
導光体（７）から出射することができる、導光システム
を備えた車輌用照明装置。 - 【請求項７】 請求項２、３、５のいずれか１項記載の
導光システムを備えた車輌用照明装置であって、光制御
素子（５）は、間隙をなくすように互いに接触すること
のできる、表面の少なくとも一方が高い柔軟性を有する
透明な材料で形成されるか、その材料がコーティングさ
れたものであり、この材料が導光体（７）と同等の屈折
率を有する導光システムを備えた車輌用照明装置。 - 【請求項８】 請求項２記載の導光システムを備えた車
輌用照明装置であって、光制御素子（５）への圧力
（Ｐ）は、ピエゾセラミックのアクチュエータによって
与えられる、導光システムを備えた車輌用照明装置。 - 【請求項９】 請求項１〜８のいずれか１項記載の導光
システムを備えた車輌用照明装置であって、さらに、光
制御素子（５）、またはファセット（３）で反射する光
束の強度を制御し、道路上に所定の光分布を発生させる
制御装置を有する、導光システムを備えた車輌用照明装
置。
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