JP3484337B2 - 「プラグ・アンド・プレイ」電話システム - Google Patents

「プラグ・アンド・プレイ」電話システム

Info

Publication number
JP3484337B2
JP3484337B2 JP04669798A JP4669798A JP3484337B2 JP 3484337 B2 JP3484337 B2 JP 3484337B2 JP 04669798 A JP04669798 A JP 04669798A JP 4669798 A JP4669798 A JP 4669798A JP 3484337 B2 JP3484337 B2 JP 3484337B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
channel
message
station
voice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04669798A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10257535A (ja
Inventor
エル.フイ チウ
ジョージ カットザヴィッチ ウォルター
ザビエル マックグロアリー フランシス
Original Assignee
ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド filed Critical ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド
Publication of JPH10257535A publication Critical patent/JPH10257535A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3484337B2 publication Critical patent/JP3484337B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M9/00Arrangements for interconnection not involving centralised switching
    • H04M9/02Arrangements for interconnection not involving centralised switching involving a common line for all parties
    • H04M9/022Multiplex systems
    • H04M9/027Frequency division multiplex systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/71Substation extension arrangements
    • H04M1/715Substation extension arrangements using two or more extensions per line

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、通信に関
し、特に電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電話システムの「大きさ」は種々様々で
ある。電話システムに使用される「大きさ」という用語
については、多くの定義づけを行うことができるが、あ
る電話システムの「大きさ」を計る一つの方法は、その
システムがサポートすることができる、電話ラインおよ
び/または電話機の数を確認する方法である。例えば、
(ルーセント・テクノロジーズ社が販売している)「D
EFINITY(登録商標)」構内交換機には、数千の
ラインおよび/または数千の電話機をサポートする種々
のバージョンがある。同様に、その正反対の例として
は、一本の電話ラインおよび数台の電話機だけでことが
足りる、コスト・パーフォーマンスの高い通信手段を供
給する、(ルーセント・テクノロジーズ社が販売してい
る)「PARTNER(登録商標)」通信システムのよ
うな電話システムもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、その大きさが
どうであろうと、電話システムの一つの特徴は同じであ
る。すなわち、どの電話システムも中央制御ポイントを
持っていることである。大型のシステムの場合には、こ
の中央制御ポイントは、中央処理装置、メモリ等用の多
数の回路基板を備えたコンピュータである。このような
コンピュータは、システム資源を割り当て、通信を制御
するのに、通信用のオペレーティング・システムを供給
する。一方、小型のシステムの場合には、この中央制御
ポイントは、「マスタ」または「キー・システム装置」
(KSU)と呼ばれる電話機である。このKSUは、そ
のシステムの他の衛星電話機を制御する。それ故、その
システムに新しく装置が追加されると、この追加装置
は、KSUにより同じ方法で「管理」される。
【0004】「マスタ装置」を含むシステムの一例は、
「電話ライン・キャリヤ・システム」という名称のフィ
ッチ(Fitch)の、1989年2月21日付の、米
国特許第4,807,225号に開示されている。この
システムは、事務所および住居に(無線周波数(RF)
チャンネルを通して)追加の通信チャンネルを創設し、
共通のワイヤ・ペアを共有する現在の内線と互換性を持
つ電話装置を供給することに留意されたい。
【0005】それとは別に、「分散型電話システム」と
いう名称の、バーソレット(Bartholet)他の
1988年7月12日付の、米国特許第4,757,4
96号は、各電話機が中央装置を通して、同軸ケーブル
に接続している、中央制御ポイントを持たない電話シス
テムを開示している。都合の悪いことに、このシステム
は、電話機アドレスのようないくつかのシステム・パラ
メータをセットするのに、依然として、固定管理または
手動プログラミングを必要とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】「プラグ・アンド・プレ
イ」機能をサポートする電話機は、それ自身を自動的に
構成するために、電話システムの他のエンド・ポイント
と通信する。
【0007】本発明の一実施形態の場合には、キー電話
システムは複数の電話機からなる。各電話機は、少なく
とも一つの共通の通信チャンネル、または電話ラインに
接続していて、少なくとも一台の同調することができる
高周波モデムを含む。キー・サービス装置は、設置され
ていない。すなわち、このシステムは、KSUを含まな
いシステムである。この電話システムの資源は、ピア−
トゥ−ピア・プロトコルを使用して割り当てられる。各
電話機は新しくシステムに追加されるので、その新しい
電話機は、例えば、インターコム番号等のようなそれ自
身の資源の割当てを決定することができる。動作中、各
電話機は、そのピアから適当な資源を要求する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の原理による例示
としての電話システムである。電話システム10は、電
話アダプタ20および複数の電話局装置15−1から1
5−Nを備える。上記電話アダプタ20は、多数の電話
「ライン」に接続している。ライン1、2、3および4
は、分局(図示せず)により供給される施設を表すワイ
ヤ・ペアである。例えば、各ラインは、当業者にとって
は周知のループ・スタート・ラインである。ライン1’
もワイヤ・ペアであり、電話アダプタ20を複数のN個
の局にそれぞれ接続している。この場合、Nは12であ
り、電話システム10は、4x12システム(4ライン
x12局)を表す。説明上の都合により、各局の設計は
同じであると仮定する。それ故、以下に、一つの局、す
なわち、例示としての局100だけを詳細に説明する。
【0009】図2は、電話アダプタ20の例示としての
機能ブロック図である。本明細書においては、電話アダ
プタ20は、「補助」装置を表す。電話アダプタ20
は、四つのライン・インターフェース装置105、11
0、115および120、スイッチ125、無線周波数
(RF)モデム130、およびマイクロプロセッサ/メ
モリ135を備える。
【0010】図3は回路のブロック図である。類似の素
子には、類似の番号がつけてある。図3の唯一の追加素
子は、工業規格MOHソースに接続するためのミュージ
ック・オン・ホールド(MOH)インターフェース15
0、および外部ページング・システム、ドア・ホンまた
は他の工業規格補助装置に接続するための補助装置イン
ターフェース155である。本発明のコンセプト以外
は、上記素子は周知のものであるので、詳細には説明し
ない。例えば、マイクロプロセッサ/メモリ135は、
関連プログラムおよびデータを記憶するための、関連メ
モリを含むプログラム内蔵制御プロセッサである。四つ
の各ライン・インターフェース装置の終端部は、保護お
よびチップ/リング(TR)インターフェース回路を含
む、当業者にとっては周知の一組のワイヤになってい
る。スイッチ125は、ライン2、3および4と、RF
モデム130とを接続する。上記RFモデムは、N個
(例えば、N=7)のモデムのバンクである。
【0011】一台のRFモデムは、ライン1’を通して
送信するための、固定「データ・チャンネル」または
「制御チャンネル」(以下に説明する)を通して、メッ
セージを送受信する。残りのRFモデムは、ライン2、
3および4上の信号およびMOHソース150からの信
号を、ライン1’を通して送信を行うための、各「音声
チャンネル」(以下に説明する)に周波数変調する。同
様に、反対方向においては、これらチャンネル上の変調
された信号およびライン1’から受信した信号は、復調
され、ライン2、3および4のような適当なエンド・ポ
イントに送られる。
【0012】各音声チャンネルRFモデムは、マイクロ
プロセッサ(以下に説明する)からのモデム制御信号法
により、同調することができる。ライン1上のプライム
符号は、このラインが、電話システム10により供給さ
れた周波数多重化信号法も、運んでいるということを強
調するためのものである。電話アダプタ20の一つの利
点は、追加のラインをサポートするために、住居に再度
配線をするための費用を掛けなくても、住居環境内で多
重ラインサービスを提供することができることである。
(これらRF周波数は、中央局(図示せず)に明らかに
送り返されるが、工業規格に適合している。)
【0013】図4は、本発明の原理による、局100の
一部の機能ブロック図である。キーパッドや、送受話
機、電源などの局100の他の部分は図示してない。
(素子およびその相互接続は、当業者にとっては周知で
ある。)図2および図3の素子に類似の素子には、同じ
番号がつけてある。局100は、一台のライン・インタ
ーフェース装置105と;スイッチ125と;モデム2
30と;マイクロプロセッサメモリ235と;局のエイ
シック(ASIC)240と;LED、LCD、ボタ
ン、スピーカホン制御等用の他の標準電話機能245を
備える。図5は、回路用ブロック図である。本発明のコ
ンセプト以外は、素子は周知のものであるので、ここで
は詳細に説明しない。ここでもまた、類似の素子には、
同じ番号がつけてある。図5の唯一の追加素子は、デュ
アル・トーン・マルチフリーケンシー(DTMF)発生
装置250と、話中信号検出装置255だけである。こ
の例示の場合、RFモデム230は、上記制御チャンネ
ルおよび同調することができるモデム用の固定モデムで
ある。(この両者については、以下に説明する。)各同
調可能なモデムが、一方は送信用、他方は受信用の二つ
の独立の音声チャンネルを、供給することに留意された
い。
【0014】すでに説明したように、ライン1’は、周
波数多重化信号法を送る。図に示すように、データ・チ
ャンネルまたは制御チャンネルは、例えば、320KH
zのように、270KHzと400KHzとの間の周波
数帯に含まれる。局および補助装置が、ピア−トゥ−ピ
ア・プロトコル(以下に説明する)を使用して、通信を
行うのは、このチャンネルを通してである。図6は、音
声チャンネルに対する、例示としての音声チャンネル割
当表である。記載されている26のチャンネルから任意
のN本のチャンネルを選択することができる。図に示す
ように、26本のチャンネルは、270KHz(千ヘル
ツ)から2MHz(百万ヘルツ)までの周波数範囲をカ
バーしている。説明の便宜上、N=17と仮定する。
(Nは26に限定されないことに留意されたい。この例
示としての実施形態は、17の音声チャンネルしか使用
していないので、26の使用可能な音声チャンネルは、
参考のためのものにすぎない。)上記17の選択したチ
ャンネルは、各局および補助装置のマイクロプロセッサ
/メモリ部分に記憶される。(モデムが同調可能であ
り、チャンネルがソフトウェアにより定義されているの
で、必要な場合には、新しい周波数を追加することがで
きることに留意されたい。すなわち、ソフトウェアから
見れば、定義されているが、チャンネル周波数割り当て
は、固定されているものではない。)上記17のチャン
ネルは、音声チャンネルの「資源プール」を表す。上記
データ・チャンネルを通して、特定のチャンネルの使用
の要求が行われる。ある音声チャンネルの使用が承認さ
れると、マイクロプロセッサは、RFモデムを(以下に
説明する)図4のモデム制御信号法により、対応する周
波数にセットする。
【0015】RFモデムは、標準的技術を含む。制御チ
ャンネルモデムは、例えば、320KHzのような周波
数に固定された、固定周波数RFモデムである。同調可
能なRFモデム(または、電話補助装置20の場合に
は、同調可能なRFモデムのバンク)は、それぞれ、例
えば、モトローラ13111ユニバーサル・コードレス
電話加入者ICである。図6の受信カウンタ・コラムお
よび送信カウンタ・コラムは、それぞれ、受信機および
送信機を調整するためのカウンタ設定を表す。上記受信
機および送信機設定は、相互に独立している。例えば、
受信機は、チャンネル1を使用するようににセットする
ことができ、一方、送信機は、チャンネル19を使用す
るように設定することができる。または後で、受信機を
チャンネル1等を使用するように設定することができ
る。同様に、受信機および送信機を、同じチャンネルを
使用するように設定することもできる。
【0016】主オシレータ(図示せず)は、10.24
MHzのクロック信号を供給する。さらに、各受信機の
前には、受動フィルタ(図示せず)が設置されている。
このフィルタは、干渉成分および相互変調成分を除去す
るための同調可能なフロントエンドである。図に示すよ
うに、この受動フィルタは、当業者にとっては周知の
「バラクタ・キャップ」に基づいている。(バラクタ・
キャップは、デジタル合成トランシーバのような多くの
用途に使用されている。)RFモデムの受信機部分を同
調する場合には、図6に示すように(VFILTコラ
ム)、カウンタの数値ばかりでなく、電圧レベルも受動
フィルタ(図示せず)に供給される。
【0017】初期化が行われた後で、各エンド・ポイン
ト(局または補助装置)は、17の音声チャンネルのそ
れぞれの相対ノイズ性能を、評価するために試験を行
う。この試験は、下記のように行われる。各エンド・ポ
イントは、17の音声チャンネル(以下に説明する)の
中の一本の使用を要求する。要求したチャンネル(以下
に説明する)が使用できることを確認した場合には、エ
ンド・ポイントは、そのRFモデムの受信機部分および
送信機部分の両方を、上記チャンネルに同調し、(当業
者にとっては周知の技術を使用して)、背景ノイズを測
定する。ノイズ試験の結果は、マイクロプロセッサによ
りメモリに記憶される。このようにして、17の音各声
チャンネルに対してノイズ試験が行われる。マイクロプ
ロセッサは、その後、17の音声チャンネルを最もよい
ものから、最も悪いものまでにランクづけすることによ
り、「品質表」を作成する。(「最も悪い」という用語
を使用したが、これは他の16のチャンネルのノイズ性
能に対する相対的なものであるので、17番目のチャン
ネルのノイズ環境は、性能という点で、合格というレベ
ルより上であることを銘記されたい。)動作中、一本の
音声チャンネルが必要な場合には、エンド・ポイント
は、最初に最も最近使用された音声チャンネルを使用し
ようとする。例えば、他のエンド・ポイントの拒否によ
り、この音声チャンネルが使用できない場合には、上記
品質表の次善のチャンネルの使用が求され、以下同じで
ある。各エンド・ポイントは、それ自身の「品質」表を
維持しているので、各エンド・ポイントに記憶されてい
る表は、それぞれ異なる場合があることに留意された
い。
【0018】本発明の原理によれば、図1の素子、すな
わち、局15−1から15−Nまでおよび電話アダプタ
20は、制御チャンネルを通して、ピア−トゥ−ピア・
プロトコルを使用して、通信する。すなわち、集中化さ
れた処理または制御ポイントは使用しない。各電話機お
よび/または補助装置は、その自身の呼出処理ソフトウ
ェアを備える。以下にさらに詳細に説明するように、電
話システム10は、自分で構成することができる。すな
わち、各局および/または補助装置は、システム資源の
使用を抑制する。システム資源の例としては、インター
コム番号、音声チャンネル、外部ライン・アクセス等が
ある。
【0019】本明細書中に定義するプロトコルは、層化
プロトコル用のISOモデルに従う。層1は物理的送信
媒体に対する基本的な機能を定義し、層2はリンク層を
指定し、層3は高いレベルのフォーマット、メッセージ
および手順を指定する。以降の説明の便宜上、プロトコ
ル動作は、各エンド・ポイントのマイクロプロセッサ/
メモリ部分により実行されることにする。
【0020】制御チャンネルは、メッセージを交換する
ために、すべてのエンド・ポイントにより使用され、1
秒当たり4800ビット(bps)をサポートする。
(送信距離は、送信された信号が、システムのすべての
場所にほとんど同時に到着するように、十分短いものと
仮定する。)上記距離が1000フィート以下である場
合には、信号到着の遅れは約2マイクロ秒(μs)以下
である。信号素子間の間隔が200μsより大きい場合
には、この仮定はほとんど役に立たない。メッセージ
は、二進法のデータにより周波数変調(FM)された、
RFキャリヤ信号として送信される。同時に一つのエン
ド・ポイントが、制御チャンネルを通してメッセージを
送信し、一方、すべての他のエンド・ポイントは、その
送信を受信、すなわち傍受する。
【0021】図7は、通信フォーマットの全体図であ
る。この通信フォーマットは、メッセージ・アクセス
(MA)フレーム、メッセージ・フレーム、および否定
応答(NAK)フレームからなる。最初に、メッセージ
が送信されていないと仮定する。この空き状態で、MA
フレームのシーケンスが、制御チャンネルを通して送信
される。メッセージ・フレームがスタートできるのは、
各MAフレーム内である。メッセージ・フレームの後
に、NAKフレームが送られ、その後でまた一つまたは
それ以上のMAフレームが続く。
【0022】層1の場合には、後続のスキームが、通常
の動作中には、確実に一度に一台の送信機だけがオンに
なり、異常な状態から正しく回復するようにする。図8
は、例示としてのMAフレームである。図8の波形は、
キャリヤ信号を示す。キャリヤの送信中は、ハイレベル
になる。メッセージ・フレーム同期(MFS)パルス
は、すべてのシステムのエンド・ポイントにMAフレー
ムのスタートを表示する。MFSパルスは、単なる信号
キャリヤのバーストに過ぎない。(同じ様な方法で、他
のキャリヤ信号のバースト(以下に説明する)が、メッ
セージ・アクセス・フレームのスタートを知らせ、否定
応答(NAK)を送るために使用される。)
【0023】MFSパルスの後には、M個のメッセージ
・アクセス・スロットがくる。最初のメッセージ・アク
セス・スロットは、MFSパルスの下降縁部の後で、T
fsの周期で発生する。すべてのエンド・ポイントメッ
セージ・アクセス・スロットのタイミングを、MFSパ
ルスの下降縁部に同期させる。各メッセージ・アクセス
・スロットは、時間Tstの幅を持つ。システムの各エ
ンド・ポイント(局、補助装置等)には、M個のメッセ
ージ・アクセス・スロットの中の対応するスロットに関
連する、一意の番号(以下に説明する)が割り当てられ
る。最後のメッセージ・アクセス・スロットの後で、次
のMAフレームの次のMFSパルスの前に、周期Tfe
が入る。
【0024】メッセージ・アクセス・スロットは、制御
チャンネルを規制するのに使用される。特に、割り当て
られたメッセージ・アクセス・スロットに、現在キャリ
ヤが存在しない場合には、その割り当てられたメッセー
ジ・アクセス・スロットで、メッセージの送信を開始す
ることができる。(FM信号の存在を検出するよりは、
キャリヤの存在を検出するほうが速い。)それ故、より
若いメッセージ・アクセス・スロット番号を持つエンド
・ポイントは、より大きなメッセージ・アクセス・スロ
ット番号を持つエンド・ポイントより、メッセージに対
する優先順位が高い。この方法の場合には、(以下に説
明する)実際のメッセージのほうが、MAフレームより
長いことを知っておくことが重要である。それ故、ある
エンド・ポイントが、その割り当てられた時間スロット
で始まるメッセージを送信した場合には、他の低い優先
順位を持つエンド・ポイントが、そのメッセージ・アク
セス・スロットにキャリヤが存在するのを検出し、送信
を禁止する。(そうすることにより、二つのエンド・ポ
イントが同じチャンネルを同時に使用する可能性がなく
なる。)上記の状態が発生した場合には、そのチャンネ
ル上の信号は「無効」になり、他のエンド・ポイントか
ら見るとあたかも送信が行われていないように見え
る。)
【0025】図9は、例示としてのメッセージ送信であ
る。メッセージ・アクセス・スロットがエンド・ポイン
ト番号に対応し、すべてのエンド・ポイントが一意のエ
ンド・ポイント番号を持つと仮定しよう。(この場合、
局の場合には、MAスロット番号は、局インターコム番
号から決定する局アドレスに関連する。)さらに、局4
は、送信するためのメッセージを持ち、局1−3はその
ようなメッセージを持っていないと仮定しよう。局4
は、スロット4で送信を開始する。何故なら、そのスロ
ットにはキャリヤが存在しないからである。(より若い
スロット番号を持つある局が、送信を開始した場合に
は、スロット4より前にスタートしたキャリヤ信号は、
局4の送信を中止させていただろう。)メッセージがス
タートすると、システム上の他のより大きな番号を持つ
エンド・ポイントは、MAフレーム中送信ができなくな
る。受信メッセージは、(以下に説明する)層2および
層3の動作により処理される。
【0026】メッセージの終りは、送信エンド・ポイン
トによるキャリヤ信号のオフにより表示される。このキ
ャリヤのオフは、また(上記のメッセージ・アクセス時
間スロットに類似の)各エンド・ポイントに対して、N
AK時間スロットが割り当てられる、NAKフレームの
スタートも表示する。受信エンド・ポイントがメッセー
ジのエラーを検出した場合には、このエンド・ポイント
は、そのメッセージを捨て、NAK信号と呼ばれる、そ
の割り当てられたNAK時間スロットに、キャリヤのバ
ーストを挿入する。すべてのエンド・ポイントは、上記
NAK時間スロット中のNAK信号を探し、その全体は
NAK間隔Tnpと呼ばれる。任意の受信エンド・ポイ
ントが、上記NAK間隔中にNAK信号を検出した場合
には、そのエンド・ポイントは、受信メッセージを捨て
る。NAK信号を検出した場合には、そのメッセージを
送信したエンド・ポイントは、元のメッセージを再送信
する。
【0027】メッセージは、(以下に説明する)「高優
先順位」および「低優先順位」に分類される。高優先順
位メッセージは、最初の使用可能なMAフレームで送信
される。しかし、少なくとも一つの空きのMAフレーム
が検出された場合には、エンド・ポイントは、低優先順
位のメッセージしか送信することができない。その結
果、NAKフレームに続いて、低優先順位のメッセージ
の送信の前に、少なくとも一つの空きのMAが存在しな
ければならない。
【0028】この例示としての方法の場合には、すべて
のエンド・ポイントは、メッセージ・フレームのスター
トの確立に協力する。特に、メッセージを送信するエン
ド・ポイントは、他のエンド・ポイントがメッセージを
送信するまで、各MAフレーム毎に、MFSパルスを確
実に送信する。この場合、最初のMFSパルスは、NA
Kフレームの直後に発生する。図10は、メッセージ・
アクセス・フレームに対する、例示としてのタイミング
の数値の組み合わせである。
【0029】公称予想時間内にMFSパルスが発生しな
い場合には、そのメッセージ・フレームを再開するため
の修正動作が必要になる。そうしなければ、他のメッセ
ージを送信することができない。電源の故障、発生エン
ド・ポイントが切り放された場合または発生エンド・ポ
イントの故障、または最初にシステム上のすべてのエン
ド・ポイントに電力を供給した場合のようないくつかの
原因があった場合、MFSパルスは発生しない。
【0030】スタートアップ中または再開中、システム
がMFSパルスを含まない場合がある。しかし、簡単な
タイムアウト解決法を使用すると、複数のエンド・ポイ
ントがMFSパルスを発生することができる。その結
果、あるエンド・ポイントが、たった一つのMFSパル
スが発生するような、そのエンド・ポイントに一意の活
動から生じる送信用のメッセージを持っているときだ
け、メッセージ・フレームのスタートアップまたは再開
が起こることになる。この一意の活動は、あるエンド・
ポイントに接触が行われている状態と定義される。局の
場合には、この活動とは、ボタンを押したり、受話器を
外したり、または他の予め定義した活動を行った場合で
ある。例えば、ライン活動のような補助装置に対しても
類似の定義が存在する。すなわち、そのような競合状態
の確率を低くするために、局は「接触」が行われるま
で、MFSパルスを発生しようとはしない。
【0031】予想時間が終了する前にMFSパルスを受
信した場合には、おそらく、複数の作業システムを相互
に接続するために、前のメッセージ・フレームがキャン
セルされ、新しいメッセージ・フレームが、最も新しい
MFSパルスの時間に基づいてスタートする。その持続
時間が、最も短いMFSパルスより短い受信キャリヤ・
パルスは無視され、現在のメッセージ・フレームが再開
する。複数のエンド・ポイントは、下記のランキングで
一致するMFSパルスを送信することができる。すなわ
ち、1)パルス補強、2)パルス・キャンセル、3)い
くつかのエンド・ポイントがMFSパルスを検出した場
合、いくつかのエンド・ポイントが何も検出しないか、
または不完全なパルスを検出した場合である。どの場合
でも、送信用メッセージを持っている次のエンド・ポイ
ントは、現在のフレーム内にメッセージを送信すること
により、または最初に新しいメッセージ・フレームをス
タートし、その後でメッセージを送信することにより、
一台のMFSパルス発生装置としての役割を果たす。
【0032】送信1は、また共有システム資源を確実に
割り当てることができるように、層3に「送信確認」を
供給する。図11はその様子を示す。この図は例示とし
ての資源割当方法である。局は、最初ステップ305に
おいて、(例えば、ライン2へのアクセスのような)資
源を要求するメッセージを送信する。(そのメッセージ
の送信を要求する)NAK信号を検出しなかったと仮定
した場合、上記局は、ステップ315において、送信確
認を待つ。特に、定義により、他のエンド・ポイントか
らの「拒否メッセージ」は、高優先順位のメッセージと
して分類される。すでに説明したように、高優先順位の
メッセージは、送信待ち行列になっていて、できるだけ
早い機会に送信される。従って、他のエンド・ポイント
が、その資源要求を拒否した場合には、この高優先順位
の拒否メッセージは、アイドルMAフレームが検出され
る前に、要求エンド・ポイントにより受信される。
【0033】それ故、送信確認は、資源要求に続く空き
メッセージ・フレームの送信エンド・ポイントにより検
出する必要がある。このような未使用のメッセージ・フ
レームは、すべてのエンド・ポイントが資源要求に応答
するチャンスを持っていたことを示す。それ故、どのピ
アも拒否しない場合には、確認と見なされる。(メッセ
ージ送信および資源承認のこの全体的な方法は、システ
ムの性能を改善することに留意されたい。例えば、若い
インターコム番号を持つあるエンド・ポイントは、イン
ターコム番号が若いというだけで、資源要求を送信する
ためのより高い優先順位を持つ。しかし、送信を開始す
ると、このエンド・ポイントは(拒否メッセージを含
む)空きフレームが検出装置されるまで、他のメッセー
ジを送信することはできない。上記空きフレームは、す
べての他のエンド・ポイントが、その待ち行列状態にな
っている高優先順位のメッセージを送信するチャンスを
持つまで発生しない。
【0034】しかし、資源要求を拒否するメッセージを
受信した場合には、上記局は、例えば、別のラインへと
いうように、資源要求を変更するか、または「この時点
では使用可能な資源は存在しない」というような適当な
エラー・メッセージを供給するかして、資源要求を変更
しなければならない。(エラー・メッセージは、ユーザ
またはその局内において、任意の種々の方法、例えば、
LCD、光の点滅、またはエラー・コードとの関連づけ
により表示することができる。)
【0035】最大幅のMFSパルスより長い持続時間を
持つ、メッセージ・アクセス・フレーム中に受信したキ
ャリヤのバーストは、受信メッセージと見なされる。層
2の機能は、エラーを含まない層3のメッセージの送信
である。この場合は、制御チャンネルを通して送信した
ことによるノイズおよび/または歪により引き起こされ
たメッセージのすべてのエラーを検出する必要がある。
【0036】図12は、「メッセージ」に対する例示と
してのフォーマットである。「メッセージ」は、キャリ
ヤをオンした場合に、2ミリ秒(ms)のマーキング信
号(1’s)からなるメッセージのスタート(SOM)
で開始する。受信データ信号は、キャリヤをオンした後
の有効な200μsである。SOMの後に、複数のデー
タ・オクタットからなるメッセージ・ペイロードが続
く。各オクテットの前後には、スタート(「0」)ビッ
トおよびストップ(「1」)ビットが存在する。最長2
msのマーキング信号の間隔が、文字の間に起こる可能
性がある。データの後に、二つのスタート−ストップ文
字に挟まれた16ビットの巡回冗長検査(16ーCR
C)シーケンスが続く。上記16ビットのCRCは、デ
ータ・エラーを検出するために使用され、周知の米国規
格に従って発生する。16−CRCの後には、「メッセ
ージの終わり」(EOM)マーキング信号が2ms続
く。上記メッセージは、キャリヤをオフにすると終了す
る。
【0037】16ビットのCRC−16をカウントする
ので、層2メッセージは、最低で6文字、最大で22文
字を含む。それ故、有効なメッセージの持続時間の長さ
は、16.5msから91.8msの範囲をカバーする
ことができる。層2のアドレス指定は適用されない。層
2メッセージは、順番に並べられたものではなく、任意
のエンド・ポイントからのたった一つの目立つNAKを
含むメッセージである。
【0038】あるメッセージの供給がタイミングよく行
われるかどうかは、システム応答時間のユーザの認識に
大きく影響する。特に、呼出処理に関連するメッセージ
は、できるだけ迅速に供給しなければならない。迅速な
供給が必要であると識別されたメッセージは、高優先順
位メッセージと呼ばれる。すべての他のメッセージは、
低優先順位メッセージと呼ばれる。
【0039】各タイプのメッセージの優先順位毎に、層
2は層3から受信した順序に従ってメッセージを送信す
る。すべての高優先順位メッセージは、送信待ちのすべ
ての低優先順位メッセージに優先して送信される。特
に、層2は、そのエンド・ポイントで使用できる、次の
メッセージ・フレームにより、高優先順位メッセージを
送信する。しかし、低優先順位メッセージは、何も含ん
でいないMAフレームが発生した後の、次の使用可能な
フレームにより送信される。何も含んでいないMAフレ
ームが発生し、低優先順位メッセージの送信が試みられ
たが、メッセージ・フレームがより若いスタート・スロ
ット番号を持つ他のエンド・ポイントにより使用されて
いる場合には、低優先順位メッセージを送信する前に、
他の何も含んでいないフレームが発生しなければならな
い。
【0040】送信メッセージに対する否定応答(NA
K)を受信した場合には、そのメッセージは最も早い機
会に再送信される。否定応答を受信しなかった場合に
は、そのメッセージの送信はすでに成功したものと見な
され、次の送信待ちメッセージが送信される。
【0041】受信という言葉を説明すると、関連フレー
ムにフレーム・エラーまたはデータ・エラーが検出され
ず、また他のエンド・ポイントからNAK信号が検出さ
れない場合、メッセージは正確に受信されたことにな
る。層2は、受信した順序に従って、正確に受信したメ
ッセージを層3に送信する。
【0042】任意の受信メッセージ文字のスタート・ス
トップ・フォーマット、または受信CRC値にエラーが
検出された場合には、受信エンド・ポイントは、やがて
現れるNAKフレーム中に、対応するNAKスロットに
NAK信号を発生する。
【0043】図13は、上記のペイロード部分の例示と
してのフォーマットである。上記ペイロード部分は、三
つのフィールド、すなわち、8ビットの発信アドレス、
8ビットの相手先アドレス、およびメッセージ制御およ
びデータ・フィールドを含む。後者のフィールドは、固
定長メッセージ制御およびデータ情報、または可変長メ
ッセージ制御およびデータ情報を含む。上記メッセージ
制御およびデータ情報の最初の二つのビットは、例え
ば、固定または可変または特別メッセージのような、情
報のタイプを識別する。固定長メッセージは、例えば、
施設要求、インターコム割当、音声チャンネル要求、施
設状態、インターコム呼出、ミュート制御、メッセージ
待ちインジケータ、実行診断試験、拒否のような、シス
テム資源の割当てに使用される。図に示すように、固定
長メッセージは、高優先順位メッセージに関連する。可
変長メッセージは、例えば、更新時間、更新日付、呼出
人ID名、呼出人IDデジット、ダイアル特徴コードの
ようなものである。図に示すように、可変長メッセージ
は低優先順位メッセージである。
【0044】図14は、アドレスの例示としてのアドレ
ス空間である。「UTA−I」は、図1の電話アダプタ
20によって表されるタイプの補助装置を示す。「UT
A−II」は、(以下に説明する)図19に示すタイプ
の補助装置である。また、一つのアドレスは「放送」と
して識別される。すなわち、そのメッセージはすべての
エンド・ポイント向けのものである。
【0045】プロトコルは、すべての起こる可能性のあ
る電源オン状態およびエンド・ポイント接続配置のもと
で、予測できるものでなければならない。このシステム
の場合には、四つの始動条件が定義されている。すなわ
ち、ホットスタート、ウォームスタート、コールドスタ
ートおよびフリジド(frigid)スタートである。
メッセージ・フレームは、通信開始が可能になる前に発
生しなければならない。このフレーム発生は、任意の局
でボタンが押されるか、またはスイッチ・フック状態に
変化が起きた場合に行われる。それ故、フレーム発生に
関しては、始動も回復も同じ方法で行われる。
【0046】本明細書中の下記のより高い層についての
考慮は、情報目的のためのものである。エンド・ポイン
トは、どのメッセージ・フレーム・アクセス・スロット
で、メッセージの送信を開始するかを知るために、一意
のエンド・ポイント番号を必要とする。フリジドスター
トは、前もって局番号が割当てられていない、「ファク
トリ・フレッシュ(factory fresh)」に
類似の状態である。この場合、空き番号を発見するま
で、その局は、ある局、またはインターコム、番号を探
し、その番号を使用する。ボタンを押すか、スイッチ・
フック状態を変更してから、フリジドスタートが行われ
た後に、ある局でこのプロセスが開始する。空きの局番
号を発見するために、最も大きな局番号および最後のM
Aフレーム・スロット位置に対応する始動番号が使用さ
れる。ある局番号を入手すると、その番号は、その局が
ファクトリ・フレッシュ状態にリセットされるか、また
は他の局番号が手動でプログラムされるまで、不揮発性
RAMに保持される。図1の電話アダプタ20のような
あるタイプの補助装置は、永久に割り当てられたエンド
・ポイント番号を持ち、その結果、その補助装置は、フ
リジドスタートの直後に初期化を開始することができ
る。それ故、システムは一つ以上のタイプの補助装置を
持つことができるが、各タイプの補助装置の一台だけ
が、このアドレス計画で使用される。(もちろん、この
要件は、各タイプの補助装置用に使用することができる
アドレス空間を、単に増大することにより変更すること
ができる。)すでに説明したように、インターコム、ま
たは局、番号は、図14に示すアドレス空間に変換され
る。特に、インターコム番号10−21は、アドレス1
−12にマップされる。
【0047】すでに説明したように、電話システム10
のピア−トゥ−ピア・プロトコルは、情報を共有するた
めばかりでなく、資源を共有し、割り当てるために、各
エンド・ポイントに対して媒体を供給する。各エンド・
ポイントは、全部、例えば、始動、オフ・フック、外部
からの呼出のような刺激を受けるまで、静止状態のまま
でいる。その刺激に応じて、影響を受けたエンド・ポイ
ントは、適当な資源を要求し、および/または制御チャ
ンネルを通して、適当な情報を供給する。情報について
説明すると、制御チャンネルは、各エンド・ポイントに
対して、全体のシステム構成(以下に説明する)につい
て、他のエンド・ポイントに問い合わせることができる
機能を供給する。システム資源について説明すると、こ
れらの資源は、通常、誰によっても所有されていないも
のを除いて、すべてに対して共通である。すでに説明し
たように、システム資源の例としては、インターコム番
号、音声チャンネル、外部ライン・アクセス等がある。
【0048】電話システム10の動作のいくつかの例を
以下に説明する。すでに説明したように、始動時には、
各電話および/または補助装置は、自動構成プロセスを
行い、その結果、完全に動作できる状態にある。このプ
ロセスは、すべての内線へのインターコムの割当て、そ
のシステムに何本のラインが接続しているかの判断、対
応するライン・ボタンへのラインの割当て、そのライン
がタッチ・トーンか、ロータリなのかの判断、および静
かなRFチャンネルの捜索(上記品質表の作成)を含
む。(タッチ・トーンかまたはロータリかの判断は、
a)ダイアル・トーンの存在の検出、b)DTMFデジ
ットのパルス出力、およびc)ダイヤル・トーンが中断
した場合には、それはタッチ・トーン、さもなければロ
ータリであるとの判断を含む。)
【0049】図1の電話システムの場合には、使用可能
な内線番号は、10−21(各可能な局に対して、ひと
つずつ12の番号)であると仮定する。図15は、ある
内線番号を決定するために、あるエンド・ポイントで使
用するための例示としての方法である。ステップ350
において、局は、最初、上記のピア−トゥ−ピア・プロ
トコルを使用して、インターコム#10の使用を要求す
る。他の局が既にインターコム#10を使用している場
合には、その局は、ステップ315において、拒否メッ
セージにより応答し、一つ上のインターコム番号を使用
して再び要求を行わなければならない。(すべてのイン
ターコム番号が使用されている場合には、そのエンド・
ポイント(図示せず)のディスプレイ上に、例えば、
「エラー、ただ今混みあっています」というような適当
なエラー・メッセージが発生する。しかし、どの局もそ
のインターコム番号の使用に異議を唱えない場合には、
その局は、ステップ360へ進み、そのインターコム番
号が割り当てられたと見なす。以後のそのインターコム
番号を使用したいというすべての要求は、この局により
拒否される。
【0050】同じ様な方法で、各エンド・ポイントは、
各電話機に何本のラインが接続しているかを判断するた
めにチェックを行う。直接接続について説明すると、こ
れはライン・インターフェース装置を通して、ラインの
電気的特性を試験するためだけのものである。これとは
別に、制御チャンネルを通して、別のチェックが行われ
る。例えば、すでに説明したように、電話アダプタ20
は、一意のアドレスを持つ。その結果、ある局に物理的
に接続しているラインの数の判断が行われた後で、その
局は、電話アダプタ20に、例えば、その電話アダプタ
20にどのラインが接続しているというような、構成情
報を要求するメッセージを送信する。(電話アダプタ2
0は、施設が存在するかどうかを判断するために、ダイ
ヤル・トーンの存在を検出する。)この構成情報は、そ
の後、例えば、その局の適当なライン出現ボタンを使用
することができるようにするために、その局により使用
される。このシステムの場合には、そのシステムに物理
的に存在するすべてのラインは、各局に接続していると
見なされる。
【0051】この電話システムの例示としての他の例と
して、呼出を行う状況について説明する。「オフ・フッ
ク」イベントが発生すると、例えば、局15−1がトリ
ガされ、外部ラインの要求が行われる。この例の場合に
は、四つのラインが物理的に存在し、単にある空きのラ
インに対するハントの順序を指定するための、周知の
「空きライン優先」機能により、使用可能なラインがサ
ーチされる。このハンティング・シーケンスを行う際
に、局15−1は、最初コマンド・チャンネルを通し
て、他のエンド・ポイントからライン1−4を要求す
る。ライン1が使用できる場合には、このラインはすべ
ての局に物理的に接続しているので、この時点での呼出
の開始は、従来技術により行われる。しかし、他のライ
ンが要求され、承認された場合には、局15−1は、一
本は送信用、一本は受信用に、周波数プールからさらに
一組のRFチャンネルを要求しなければならない。(こ
のタイプの急速接続を可能にする方法について説明する
と、各局は、それらが依然として使用可能であると見な
して、例えば、RFチャンネルのような、最後の通話経
路を要求する。最後の通話経路が使用できない場合に
は、その局のその品質表から「次善」のチャンネルが選
択される。)一組のRFチャンネルを割り当てる場合に
は、そのチャンネルを示すメッセージが、電話補助装置
20に送られ、ダイヤル・トーンがユーザに供給され、
DTFMトーンが呼出を開始するために電話補助装置2
0に送信される。この場合、電話補助装置20は、特定
のラインを持つ、割当てられたRFチャンネルに関連す
る。(別な方法としては、その局は送信に使用するため
の音声チャンネルを一本だけ要求する。そのチャンネル
番号は、電話補助装置20に送信される。上記電話補助
装置20は、送信用の音声チャンネルを要求し、そのチ
ャンネル番号が、その局に送信される。この方法の場
合、電話補助装置も局も、それぞれ通話用の送信および
受信一組を形成しているチャンネルを要求する。)
【0052】外部からの呼出も同様に処理される。その
呼出がライン1で発生した場合には、すべての局が検出
した呼出信号に応答し、その呼出を従来技術により確立
する。上記外部からの呼出が、ライン2、3または4で
発生した場合には、電話補助装置20は、呼出信号に答
えて、すべての局に呼出メッセージを送る。これらの局
は、上記呼出メッセージに応答して、ラインが呼出を受
けていることを示す視覚的および/または音響による表
示を行う。電話補助装置20は、一組の音声チャンネル
の割当てを要求し、確認した後、上記局にチャンネル割
当てを送信する。(ここでもまた、音声チャンネルの割
当ては、電話補助装置20と応答局との間で共有するこ
とができる。)
【0053】上記電話システムは、RF音声チャンネル
を通しての局間の複数のインターコム呼出をサポートす
ることに留意されたい。(このことは、たった一つのR
Fによるインターコム呼出がサポートされる、従来技術
の小規模キー局とは対照的である。)
【0054】同様に、他の機能も上記制御チャンネルを
通して使用できるようになる。例えば、特定の時間の特
定のラインへのアクセスは、プライバシ機能により制御
することができる。例えば、電話システム10の局15
−1と、電話システム10の外部の他の電話エンド・ポ
イントとの間に電話接続が行われると、その通話への任
意の以降の接続は、ピア−トゥ−ピア・プロトコルを使
用することにより、上記要求/拒否プロセスを通してだ
け行うことができる。プライバシを保護したい場合に
は、局15−1の機能ボタンを押すだけでよい。そうす
れば、以後現在の呼出に対する他の局からの接続要求は
拒否される。
【0055】上記システムは、自分で構成を行うことが
できるシステムであるが、電話システム10は、また時
間/日付、インターコム番号、メモリ速度呼出、ライン
呼出オプション、表示言語のような項目に対して、各電
話機をカスタム化することができる。そのいくつかの例
をあげると、特定の資源に対する要求は、他のエンド・
ポイントに送信され、例えば、特定のインターコム番号
に対する要求のような要求は、拒否される場合もある
し、拒否されない場合もある。
【0056】電話アダプタ20は、別の機能も実行す
る。例えば、電話アダプタ20は、四本のラインすべて
に対する呼出人ID情報を検出する。この情報は、個々
のラインが上記アダプタに接続している点で検出され、
その後、その情報は制御チャンネルを通して、システム
の他のエンド・ポイントに送られ、正確な情報を各ライ
ンに確実に関連づける。その後、この情報を利用できる
ように、この情報は、例えば、局のようなエンド・ポイ
ントに送られる。同様に、「ミュージック・オン・ホー
ルド」(MOH)が、(局のインターコム番号の範囲外
の)予め定義したインターコム番号と関連づけられ、予
め定めたダイヤル・コードを通してアクセスすることが
できる。これはRFチャンネルを通してのエンド・ポイ
ントだけに対する放送に似ている。
【0057】電話アダプタ20は、また外部ライン会議
も提供する。ライン1の場合、会議は従来技術により行
われる。しかし、ライン2、3または4の場合には、電
話アダプタ20は、それぞれの会議ソースからの信号を
結合する。例えば、局15−1のような局と、ライン2
上の外部の人との間の呼出は、上記の方法で行われる。
局15−1が、呼出に局15−2を追加したいと考えて
いると仮定しよう。局15−1の会議、すなわち、接続
ボタンが押され、その後で、局15−1に関連するイン
ターコム番号がダイヤルされる。そうすることにより、
局15−2に対する、別の音声チャンネルに対する電話
アダプタ20への要求を、送信中に使用することができ
る。送信チャンネル情報および受信チャンネル情報は、
電話アダプタ20により、局15−2に送られる。(受
信チャンネルは、現在局15−2が使用しているチャン
ネルと同じチャンネルである。)電話アダプタ20は、
局15−1および15−2からの送信用の二つのチャン
ネルからの信号を結合し、この結合した信号をライン2
に供給する。同様に、反対方向の場合には、電話アダプ
タ20は、外部ラインおよび局15−1および15−2
からの信号を結合し、この結合した信号を受信チャンネ
ルに供給する。各局は、当業者がエコー打ち消しと呼ん
でいるハイブリッド回路(図示せず)を含む。
【0058】例示としての実施形態を図1に示したが、
基本的な電話システムは、二つまたはそれ以上の局を含
む。図16は、本発明の原理による別の局装置である。
この場合、各局は、最大四つのループ・スタート中央局
ラインに接続するための四つのライン・ポートを持つ。
四つの使用可能なラインの中、一本のラインは「ライン
1」と呼ばれる。すべての局は、少なくともこのライン
に接続していなければならない。何故なら、このライン
はRFデータ・チャンネルを運ぶからである。残りのラ
インは、任意の方法で、すべての局またはいくつかの局
に分配することができる。図17は、局600の一部の
例示としての機能ブロック図である。この局は、追加の
ライン・インターフェース装置110、115および1
20を除けば、図4の局100の同じ部分に類似してい
る。図6においては、すべてのラインは、物理的に各局
で終わっている。それ故、外部ラインを通して通信する
のに、音声チャンネルの割り当てを必ずしも行う必要は
ない。しかし、各エンド・ポイントに対するラインを使
用したいという要求は、依然として行われる。それは現
在の通話が妨害を確実に受けないようにするためであ
る。RFチャンネルは、依然としてインターコム呼出に
使用することができる。
【0059】図18は他の例示としての実施形態であ
る。この図は、電話アダプタ/PCインターフェース3
0によって表される補助装置である。図19は、この装
置の回路のブロック図である。電話アダプタ/PCイン
ターフェース30は、コーデック・バンク170、デジ
タル信号処理(DSP)回路175、および万能直列バ
ス(USB)インターフェース180が追加されている
点を除けば、上記電話アダプタ20に類似している。上
記USBは、USBに対する周知の工業規格に適合す
る。コーデック・バンク、DSP回路、およびUSBイ
ンターフェースが追加されたので、パソコン(図示せ
ず)を電話システムに接続することができる。このよう
にして、パソコンは、同様に資源の情報および割当てを
要求することができる。各コーデックは、アナログ信号
法をデジタル信号法に変換する。その結果、パソコン
は、自動案内、音声メール、ファックス・サービス等の
ような追加機能を、すべて本発明のコンセプトの範囲内
で供給することができる。
【0060】すべての局をライン1に接続することを要
求する別の利点は、基本的な普通の従来型の電話サービ
ス(POTS)を、ライン1上で行うことができるとい
うことである。例えば、図1に戻って説明すると、電話
アダプタ20の故障または停電が起こった場合に、各局
はライン1により電話の応答を行うことができる。
【0061】上記の説明は、本発明の原理を説明するた
めのものに過ぎず、当業者であれは、本発明の原理を実
行して、多数の別の装置を考案することができることを
理解できるだろう。そのような装置は、本明細書には明
示されていなくても本発明の精神および範囲に含まれ
る。
【0062】例えば、本発明のコンセプトを4x12の
キー電話機システムを使用して説明してきたが、本発明
のアイデアは、(例えば、構内交換機タイプ等のよう
な)大型のシステムおよび(例えば、ローカル・エリア
・ネットワーク(LAN))のような異なるアーキテク
チャにも適用することができる。例えば、LANに接続
しているパソコン(PC)を、電話局機能を供給するよ
うに適当にプログラムし、構成することもできる。LA
Nへ接続することにより、PCは動的にネットワークに
プラグインして、ピア−トゥ−ピア配置で電話タイプの
サービスを供給することができる。また、本発明のコン
セプトは、カッド配線、同軸ケーブル等のような一組の
配線以外の、他の形の通信メディアにも適用することが
できる。 <関連出願への相互参照>関連「プラグ・アンド・プレ
イ」電話システムは、1997年2月28日付の、「プ
ラグ・アンド・プレイ電話システム」という名称の、バ
ーク(Burke)他の同時係属出願の共通に譲渡され
ている米国特許出願第08/808228号、および1
997年2月28日付の、「プラグ・アンド・プレイ電
話システム」という名称の、アプガ(Apgar)他の
米国特許出願第08/808233号、および1997
年2月8日付の、「プラグ・アンド・プレイ電話システ
ム」という名称の、ヒュイ(Hui)他の米国特許出願
第08/808227号に開示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理による例示としての電話システム
の、ブロック図である。
【図2】本発明の原理による例示としての電話補助装置
の、機能レベルのブロック図である。
【図3】本発明の原理による例示としての電話補助装置
の、回路レベルのブロック図である。
【図4】本発明の原理による例示としての電話局装置
の、機能レベルのブロック図である。
【図5】本発明の原理による例示としての電話局装置
の、回路レベルのブロック図である。
【図6】図1の電話システムで使用するための、チャン
ネル割当ての例示としての表である。
【図7】図1の電話システムで使用するための、通信フ
ォーマットの全体図である。
【図8】例示としてのメッセージ・アクセス・フレーム
・フォーマットである。
【図9】例示としてのメッセージ送信である。
【図10】メッセージ・アクセス・フレーム用の、タイ
ミング数値の例示としての表である。
【図11】例示としての資源割当て方法である。
【図12】例示としてのメッセージ・フォーマットであ
る。
【図13】図12のメッセージのデータ収容部分の、例
示としてのフォーマットである。
【図14】図1の電話システムのエンド・ポイント用
の、例示としてのアドレス空間である。
【図15】インターコム番号の自動構成を行うための、
例示としての方法である。
【図16】本発明の原理による、電話システムの他の実
施形態である。
【図17】本発明の原理による、例示としての電話局装
置の、他の機能レベルのブロック図である。
【図18】本発明の原理による、電話システムの他の実
施形態である。
【図19】図18の電話アダプタ/PCインターフェー
ス30の、回路レベルのブロック図である。
フロントページの続き (72)発明者 ウォルター ジョージ カットザヴィッ チ アメリカ合衆国 07728 ニュージャー シィ,フリーホールド,イーグル ネス ト ロード 60 (72)発明者 フランシス ザビエル マックグロアリ ー アメリカ合衆国 07740 ニュージャー シィ,ロング ブランチ,キャサリーン ストリート 10 (56)参考文献 特開 平5−207168(JP,A) 英国特許出願公開2252882(GB,A) 国際公開95/34149(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 9/00 - 9/10 H04Q 3/58 - 3/62 H04L 12/00 - 12/26 H04L 12/50 - 12/66

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムのエンドポイントで使用するた
    めの装置であって、 音声チャンネル周波数のプールを形成する処理回路と、 該プールから選択された音声チャンネルに同調可能な、
    信号を送信又は受信するための少なくとも1つの無線周
    波数(RF)モデムとを含み、 該処理回路は、さらに周波数の各々についてノイズ性能
    測定を行って各音声チャンネルの品質ランキングを生成
    するよう動作し、 該システムのエンドポイントのいくつかは、電話機であ
    り、電話機のこの集まりが共通の通信チャンネルを介し
    て結合される電話システムを形成し、ここで、この電話
    システムは、該音声チャンネルのうちの選択されたいく
    つかのものを用いて複数のインターコム呼をサポートし
    ており、そして 該処理回路は、該音声チャンネルのうちの1つの使用と
    該システムの他のエンドポイントから要求するメッセー
    ジを形成し、ここで該処理回路は、該品質のランキング
    又は音声チャンネルが最も最近使用されたか否かの関数
    として特定の音声チャンネルを要求するよう動作するこ
    とを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、該処理
    回路が最も最近使用されたチャンネルを最初に要求し、
    そして最も最近使用された音声チャンネルが利用できる
    場合に、該処理回路が、該品質のランキングの関数とし
    て該音声チャンネルを要求するよう動作する装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の装置において、
    さらに 電話タイプのサービスを提供するためのコンピュータに
    結合するためのユニバーサル・シリアル・バス(US
    B)インターフェースを含む装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の装置において、 1つの電話タイプのサービスが、音声メールサービスで
    ある装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の装置において、 1つの電話タイプのサービスが自動化されたアテンダン
    トである装置。
  6. 【請求項6】 請求項3、4又は5に記載の装置におい
    て、さらに 該音声チャンネルのうちの1つを介して、該USBイン
    ターフェースから該少なくとも1つの送信用RFモデム
    に対してデータを通信するための回路を含む装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の装置において、 該データを通信するための回路が、デジタル信号プロセ
    ッサおよび少なくとも1つのコーディックを含む装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の装置において、さらに 該コーディックを該少なくとも1つのRFモデムに結合
    するためのスイッチング要素を含む装置。
  9. 【請求項9】 請求項1又は2に記載の装置において、 該少なくとも1つのRFモデムがN個(N>1)の無線
    周波数(RF)モデムのバンクから成り、そして該処理
    回路が該N個のRFモデムを同調させるための、および
    音声チャンネルのテーブルを記憶するためのものであ
    り、各音声チャンネルが、各RFモデムが同調可能な周
    波数と関連づけられており、そして該装置がさらに M個(M>1)の電話回線に結合するための回線インタ
    ーフェース回路であって、該電話回線のうちの多くとも
    M−1個のものが該音声チャンネルを使用するM−1個
    の電話回線に対しておよびこれから通信を提供するN個
    のRFモデムのバンクに結合されるようにする回線イン
    ターフェース回路を含むものである装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の装置において、 該処理回路が、少なくとも1つの音声チャンネルを介し
    て複数のエンドポイントと会議通信を行なうよう動作す
    る装置。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10に記載の装置におい
    て、さらに 電話タイプのサービスを提供するためのコンピュータ装
    置に結合するためのユニバーサル・シリアル・バス(U
    SB)インターフェースを含む装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の装置において、さ
    らに 該音声チャンネルのうち1つを介して、該USBインタ
    ーフェースからN個の送信用RFモデムのうちの少なく
    とも1つに対してデータを通信するための回路を含む装
    置。
  13. 【請求項13】 電話システムのエンドポイントで使用
    するための方法であって、 音声チャンネル周波数のプールを形成するステップと、 該音声チャンネル周波数の各々のもののノイズ性能を試
    験するステップと 試験の結果の関数として音声チャンネル周波数をランク
    づけするステップと、 該プールから最も最近使用された音声チャンネルを選択
    するステップと、 最も最近使用された音声チャンネルの使用を、該システ
    ムの他のエンドポイントから要求するステップと、 該要求が拒否された場合に、該ランクづけの関数として
    該プールから別の音声チャンネルを選択し、およびその
    使用を該システムの他のエンドポイントから要求するス
    テップと、 認可された要求に対応する該選択された音声チャンネル
    に対して少なくとも1つの無線周波数モデムを同調させ
    て、該電話システムの別のエンドポイントと通信を行な
    うステップとを含むことを特徴とする方法。
JP04669798A 1997-02-28 1998-02-27 「プラグ・アンド・プレイ」電話システム Expired - Fee Related JP3484337B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/808,227 US5991634A (en) 1997-02-28 1997-02-28 "Plug and play" telephone system
US08/808227 1997-02-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10257535A JPH10257535A (ja) 1998-09-25
JP3484337B2 true JP3484337B2 (ja) 2004-01-06

Family

ID=25198228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04669798A Expired - Fee Related JP3484337B2 (ja) 1997-02-28 1998-02-27 「プラグ・アンド・プレイ」電話システム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5991634A (ja)
EP (1) EP0862312A3 (ja)
JP (1) JP3484337B2 (ja)
KR (1) KR100329696B1 (ja)
CA (1) CA2225715C (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6181707B1 (en) * 1997-04-04 2001-01-30 Clear Com Intercom system having unified control and audio data transport
US6490628B2 (en) * 1998-09-25 2002-12-03 Intel Corporation Modem using a digital signal processor and a signal based command set
US6625208B2 (en) * 1998-09-25 2003-09-23 Intel Corporation Modem using batch processing of signal samples
US6661848B1 (en) 1998-09-25 2003-12-09 Intel Corporation Integrated audio and modem device
US6502138B2 (en) * 1998-09-25 2002-12-31 Intel Corporation Modem with code execution adapted to symbol rate
US6724750B1 (en) 1999-12-24 2004-04-20 Lara Networks, Inc. Method for a link to a wide area network device in a home communication network
US6856614B1 (en) 1999-12-24 2005-02-15 Lara Networks, Inc. Method for a mixed voice and data device in a home communications network
US7130297B1 (en) 2000-03-06 2006-10-31 Sun Peter C P Architecture for a mixed voice and data network
SE525204C2 (sv) * 2000-04-13 2004-12-28 Skabboeren Ab System innefattande flera telefonapparater och ett telefonväggjack anslutet till en telefonledning
WO2002003672A1 (en) 2000-06-29 2002-01-10 Lin Ching Yi Phone appliance with display screen and methods of using the same
US6882716B2 (en) * 2001-03-28 2005-04-19 Intel Corporation Local control of call features in a telephone system
CA2348242A1 (en) * 2001-05-23 2002-11-23 Mediatrix Telecom Inc. Multi-protocol call manager
US7245915B2 (en) * 2001-09-27 2007-07-17 Ntt Docomo, Inc. Layer three quality of service aware trigger
US7599355B2 (en) 2003-08-14 2009-10-06 Aksys Networks Inc. Server-less VoIP (voice over internet protocol) phone system
US8311085B2 (en) 2009-04-14 2012-11-13 Clear-Com Llc Digital intercom network over DC-powered microphone cable
US9639906B2 (en) 2013-03-12 2017-05-02 Hm Electronics, Inc. System and method for wideband audio communication with a quick service restaurant drive-through intercom

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4262171A (en) * 1979-01-08 1981-04-14 Catalyst Research Corporation Telephone system in which communication between stations is controlled by computers at each individual station
US4523307A (en) * 1982-11-30 1985-06-11 Astech, Inc. Power line carrier multi telephone extension system for full duplex conferencing and intercom between telephones
US4757496A (en) * 1984-07-09 1988-07-12 Bard Technologies Distributed telephone system
US4706244A (en) * 1985-01-15 1987-11-10 Rockwell International Corporation Frequency multiplexed telephone system
US4734932A (en) * 1986-09-25 1988-03-29 Lott Thomas M Telephone local intercom system
US4807225A (en) * 1987-02-02 1989-02-21 American Telephone And Telegraph Company, At&T Technologies, Inc. Telephone line carrier system
US4831373A (en) * 1987-04-30 1989-05-16 Motorola, Inc. Method for dynamically allocating data channels on a trunked communication system
US4850011A (en) * 1988-01-13 1989-07-18 Redcom Laboratories, Inc. Key telephone system providing selection of key or PBX operational modes
US5555276A (en) * 1990-01-18 1996-09-10 Norand Corporation Method of and apparatus for controlling modulation of digital signals in frequency-modulated transmissions
WO1991007038A2 (en) * 1989-11-03 1991-05-16 Microcom Systems, Inc. Method and apparatus for effecting efficient transmission of data
GB2268854A (en) * 1992-07-15 1994-01-19 Orbitel Mobile Communications Telecommunication system
US5471645A (en) * 1992-09-25 1995-11-28 Motorola Method of allocating channels in multi-rate channel environment
US5471503A (en) * 1992-12-29 1995-11-28 Apple Computer, Inc. Scanning method for receiving a transmission in a communication system with slow frequency hopping and coding
US5551064A (en) * 1994-07-27 1996-08-27 Motorola, Inc. Method and apparatus for communication unit frequency assignment
US5524280A (en) * 1994-10-31 1996-06-04 Motorola, Inc. Method of acquiring a channel in a general frequency reuse system
DE4446507A1 (de) * 1994-12-24 1996-06-27 Sel Alcatel Ag Digitales Telefon
JP2663919B2 (ja) * 1995-05-31 1997-10-15 日本電気株式会社 周波数分割多元接続方式の通信システム
US5787115A (en) * 1995-12-28 1998-07-28 Northern Telecom Limited Key telephone system without common control

Also Published As

Publication number Publication date
US5991634A (en) 1999-11-23
EP0862312A2 (en) 1998-09-02
KR100329696B1 (ko) 2002-10-11
CA2225715A1 (en) 1998-08-28
KR19980071618A (ko) 1998-10-26
EP0862312A3 (en) 2003-07-23
JPH10257535A (ja) 1998-09-25
CA2225715C (en) 2000-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3484337B2 (ja) 「プラグ・アンド・プレイ」電話システム
CA1282506C (en) Multiplexed data channel controlled telephone system
US5883944A (en) "Plug and play" telephone system
US4757496A (en) Distributed telephone system
US5887054A (en) Play and plug telephone system
EP0609422A1 (en) Portable to portable communications in a cordless telephone system
JP3132014B2 (ja) 通信装置
US6256319B1 (en) “Plug and play” telephone system
US6882658B1 (en) Flexible time slot for communication
US6359977B1 (en) Telephone port with automatic detection and secure
Hui et al. Plug and play" telephone system
Apgar et al. Plug and play" telephone system
JPH0753345Y2 (ja) 無線電話装置
Burke et al. Plug and play" telephone system
JP3132013B2 (ja) 通信装置
US20030174824A1 (en) Page in a selected phone group
JPH07114514B2 (ja) 無線電話装置における会議通話方式
JPH08251281A (ja) コードレス電話装置
JPH0823302A (ja) 電話交換装置
JP2000078312A (ja) 通信システム
MXPA00005717A (en) Multi-line telephone system for handling incoming caller id messages

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071017

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081017

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091017

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091017

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101017

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131017

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees