JPH08251281A - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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JPH08251281A
JPH08251281A JP7051394A JP5139495A JPH08251281A JP H08251281 A JPH08251281 A JP H08251281A JP 7051394 A JP7051394 A JP 7051394A JP 5139495 A JP5139495 A JP 5139495A JP H08251281 A JPH08251281 A JP H08251281A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通話スロットの利用効率を高め、内線転送機
能または同報一斉呼出機能に支障を及ぼさずに極力多数
の子機に収容を実現する。 【構成】 子機2-1が親機1を介して外線通話中の時に
子機2-2へ内線転送する場合、子機2-1は保留呼番号を
付加した保留要求を親機1に送出して当該外線を保留に
した後、子機間直接通話モードを設定する。このモード
において、子機2-1は、子機2-2を呼出し、その応答を
待って、「外線から電話がある旨」を上記保留呼番号と
ともに子機2-2へ伝えた後、通信を切断する。その後、
子機2-2が子機2-1から通知された保留呼番号を付加し
て親機2へ発呼すると、親機1は該保留呼番号が既に発
信元子機2-1から通知されている保留呼番号と一致する
場合に限り、保留中の外線に子機2-2を接続し、通話可
能な状態に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時分割多重化(TDM
A)方式のコードレス電話装置に係り、詳しくは、内線
転送機能あるいは同報一斉呼出機能に係る通信スロット
の利用方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】時分割多重化(TDMA)方式によるデ
ィジタルコードレス電話装置のシステム構成例として、
RCR標準 STD−28で規定される通信プロトコル
を用いるもの等が知られている。
【0003】この種のシステムにおいては、無線信号に
関する5msのフレーム期間を4個の送受スロットに分割
し、そのうちの1つのスロットは制御信号の送受(制御
チャネル)に利用し、残りの3スロットを通話チャネル
として利用する。
【0004】かかるフレーム構成によって、親機におい
ては、1つの無線機により同時に3台の子機と通話で
き、例えば、3本の外線のある親機であれば、3外線通
話が可能となる。これに対し、内線通話については、親
機内で通話チャネルを折り返すので、2スロット占有す
ることになり、1対向通話のみ可能である。
【0005】このように、上記システムでは、同時通話
3回線までを1つの無線機で実現できるメリットがある
ものの、内線通話には2スロットを要するため、1台の
無線機を用いて最大1通話のみしか処理できず、内線通
話の数を増やそうとすると、無線機を増設せざるを得な
いという不都合があった。
【0006】かかる不都合を解消すべく、従来から、通
信スロットの利用方法を改良した種々の提案がなされて
いるが、これら改良提案においても、内線転送機能や同
報一斉呼出機能については、依然、下記の如くの問題を
有していた。
【0007】例えば、この種の従来装置において、内線
転送機能を実現しようとした場合、第1の子機(転送
元)から第2の子機(転送先)へ音声通話をする際に、
一時的ではあるものの、第1の子機からの上り回線と、
第2の子機への下り回線とに各々1スロットずつを割り
当てられるために、都合、2スロットが占有されること
になる。このため、親機の通話スロットが1台の無線機
当たり3スロットであるというフレーム構成上、他の子
機が2台通話中の場合は、転送時に音声による転送通知
ができなくなり、結果的に内線転送が行えないことにな
った。
【0008】同様に、この種の従来装置において、同報
一斉呼出機能を実現しようとすると、発信側子機からの
上り回線として1スロット使用し、複数の着信側子機へ
の下り回線として1スロット使用するため、都合、2ス
ロットを占有することになり、上述したフレーム構成の
制約によって、他に2スロット通話をしている場合に
は、やはり同報一斉呼出ができないことになった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
装置では、内線転送あるいは同報一斉呼出を行う時に親
機の通話スロットを2スロット占有するようになってい
たため、親機の通話スロットが1無線機当たり3スロッ
トというフレーム構成の都合上、他に2スロットを用い
て通話を行っている状況下で、内線転送または同報一斉
呼出を行うことができないという問題点があった。
【0010】本発明は上記問題点を除去し、通話スロッ
トの有効利用を図り、極力多数の子機を収容しながら、
内線転送機能または同報一斉呼出機能の円滑な運用を図
ることのできるコードレス電話装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この出願の第1の発明
は、親機と複数の子機とから成り、前記子機間で直接通
話が可能な子機間直接通話モードを有する時分割多重化
(TDMA)方式のコードレス電話装置において、前記
子機は、前記親機を介して通話中の呼の内線転送に際
し、前記親機に対し、保留呼番号を付加した保留要求を
送出する手段と、該保留要求により前記呼が保留された
後、前記子機間直接通話モードにより、転送先の子機に
前記保留呼番号を通知する手段と、前記保留呼番号が通
知された場合、当該保留呼番号を付加して前記親機に発
呼する手段とを具備するとともに、前記親機は、転送元
の子機からの保留要求に基づき当該子機が通話中の呼を
保留する手段と、転送先の子機から前記保留呼番号を付
加した着呼を受けた場合、該保留呼番号が、前記転送元
の子機から既に通知されている保留呼番号と一致するこ
とを条件に当該転送先の子機に前記保留中の呼を接続す
る手段とを具備し、前記子機間直接通話モードを用いて
内線転送を行うことを特徴とする。
【0012】また、この出願の第2の発明は、親機と複
数の子機とから成り、前記子機間で直接通話が可能な子
機間直接通話モードを有する時分割多重化(TDMA)
方式のコードレス電話装置において、前記子機は、他の
複数の子機に対する同報一斉呼出に際し、前記子機間直
接通話モードにより、一斉呼出メッセージを送出する手
段と、前記一斉呼出メッセージを受信した場合、受話モ
ードを設定して受信待機する手段とを具備し、前記子機
間直接通話モードを用いて同報一斉呼出を行うことを特
徴とする。
【0013】
【作用】本願第1の発明では、内線転送を行う場合、転
送元の子機から所定の保留呼番号を付加した保留要求を
送出して通話中の呼を保留にした後、所定操作により子
機間直接通話モードを確立し、このモードで転送先の子
機を直接呼び出して転送すべき旨及びその転送に係る保
留呼番号を伝える。その後、転送先の子機が転送元の子
機から通知された上記保留呼番号を付加して親機に発呼
すると、これを受けた親機では当該保留呼番号が転送元
の子機より既に通知されている保留呼番号に一致するこ
とを条件に保留中の呼を転送先の子機に接続し、通話可
能状態を確立する。
【0014】また、本願第2の発明では、同報一斉呼出
を行う場合、発呼側の子機で所定操作により子機間直接
通話モードを確立し、このモードで着呼側の複数の子機
に対して「一斉呼出」メッセージを送出した後、一定期
間を経て同報内容を音声により伝え、他方、着呼側の子
機では、上記「一斉呼出」メッセージを受信後、受話モ
ードに移行して上記一定期間だけ待機し、この間に発呼
側子機から送られてくる同報内容を受け取る。
【0015】本願第1または第2の発明における内線転
送または同報一斉呼出に利用される子機間直接通信機能
においては、必要とされる通話スロットは1スロットで
済み、1無線機当たり3通話スロットという制約の中
で、通話スロットの利用効率を最大限に引き出すことが
でき、結果として、1台の無線機に収容可能な子機数を
増やすことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図1は本発明に係るコードレス電話
装置の一実施例を示すブロック図であり、親機1と複数
の子機2-1,〜,2-nを具備して構成される。
【0017】親機1には、回線部10、スピーチコーデ
ック11、チャネルコーデック12、モデム部13、無
線部14、制御部15、操作部16が設けられる。ま
た、各子機2-1,〜,2-nは、無線部20、モデム部2
1、チャネルコーデック22、スピーチコーデック2
3、スピーカ24、マイク25、制御部26、操作部2
7を具備して構成される。本発明のコードレス電話装置
では、子機が複数台(子機2-1,〜,2-n)収容されて
おり、親機1の回線部10に対しても回線3をn回線ま
で収容可能となっている。
【0018】親機1において、スピーチコーデック11
はアナログ音声信号とディジタル音声信号の変換を行
う。チャネルコーデック12は、制御信号とディジタル
音声信号の多重化,分解を行う。モデム部13は制御信
号と音声信号の変調,復調を行い、無線部14はモデム
部13からの変調信号を無線信号に変換して送信し、ま
た受信した無線信号を変調信号に変換してモデム部13
に転送する。制御部15は、上記各回路部の動作を統括
的に制御する。子機2-1,〜,2-nにも 上記各回路1
1,12,13,14、15と同等の回路23,22,
21,20、26が備わり、それぞれ上述の説明と同様
の機能動作を行う。
【0019】本発明のコードレス電話装置は、親機1と
子機2-1,〜,2-n間における通常の通話モードの他、
子機2-1,〜,2-n間で直接通話が行える子機間直接通
話モードも有し、これら各モードにおける無線通信方式
としては、TDMA方式が採用されている。図2は、こ
のTDMA方式の無線通信に適用される無線区間のフレ
ームフォーマットの一例を示したものである。
【0020】すなわち、本発明のコードレス電話装置で
は、5ms毎のフレームが繰り返されて信号の送信が行わ
れる。フレーム内は、上り4スロット、下り4スロット
に分割され、これら4スロットのうち、1スロットが制
御チャネルとして使用され、残り3スロットが通話チャ
ネルとして使用される。
【0021】通話チャネルの1スロット内の構成要素と
しては、同図に示す上りR3スロットの展開図からも分
かるように、SS:スタートシンボル、PR:プリアン
ブル、UW:ユニークワード、CI:チャネル識別子、
SA:付随制御チャネル、ICH:音声データ、CR
C:誤り検出信号が含まれている。
【0022】かかる構成の通話チャネルによれば、上記
SAを用いて制御データを送受することも可能である。
また、この通話チャネルを用いて制御データを送受する
ための別の方法としては、上記ICHをスチールして、
すなわち音声を止めて、制御データを送る方法もある。
【0023】以下、このコードレス電話装置において、
内線転送を行う場合の制御動作を図3に示す制御シーケ
ンスを参照して説明する。今、子機2-1が親機1を通し
てある外線と通話中であるものとする。この状態で、子
機2-1から子機2-2へ内線転送する場合、まず、子機2
-1より親機1に対し「保留要求」メッセージを送出す
る。その際、子機2-1は、上記「保留要求」メッセージ
に、当該保留すべき呼を識別するための「保留呼番号」
を添付する。この「保留要求」メッセージの送出は、具
体的には、子機2-1で例えば転送スイッチを押下し、次
いで上記保留呼番号を入力する操作により行う。
【0024】親機1は、受信した「保留要求」メッセー
ジに基づき、上記通話中の外線を保留状態に制御すると
ともに、子機2-1に「切断」メッセージを送出し、当該
子機2-1との間の通信を切断する。
【0025】次に、子機2-1より子機2-2へ「呼出(転
送要求)」メッセージを送出する。この「呼出」メッセ
ージの送出は、例えば、子機2-1でモード設定スイッチ
を押下し、子機間直接通話モードを設定した後、呼出キ
ーを操作することにより行われる。これらの操作によっ
て、子機2-1から上記「呼出(転送要求)」メッセージ
が制御チャネルを用いて子機2-2へと送出される。
【0026】子機2-2では、上記「呼出」メッセージを
受信すると、着信音を鳴動させる。この着信鳴動により
着信があったことを知ったオペレータが、例えば受話器
をとる応答操作を行うと、子機2-1へと「応答」メッセ
ージが送出される。
【0027】上記の如く、子機2-1からの「呼出」メッ
セージに対して子機2-2より「応答」メッセージが返さ
れると、通話モードとなる。ここで、子機2-1から子機
2-2に対して「誰々(上記保留呼番号)より電話で
す。」といった伝言を伝えることができる。なお、この
通話は、例えば特別の着信音を鳴動しかつ上記保留呼番
号を表示するなど、内線転送の実態が把握できる制御を
併用することによって、省略することも可能である。
【0028】上記通話が終わると、子機2-1は子機2-2
に対して通話チャネルを用いて「切断」メッセージを送
出し、当該子機2-2との通信を切断する。他方、上記通
話により内線転送を受けるべきことを知らされた子機2
-2は、当該通話の終了後、親機1へ発呼を行う。この
時、制御チャネルを用いて「発呼」メッセージを親機1
に送出するが、その際、当該「発呼」メッセージに、上
記通話により子機2-1より通知を受けている保留呼番号
を添付する。
【0029】一方、親機1では子機2-2から「発呼」メ
ッセージを受けると、その中に含まれる保留呼番号を抽
出し、上記保留要求時に既に子機2-1より通知を受けて
いる保留呼番号と照合する。そして、照合の結果、保留
呼番号が一致している時は、先に保留してあった外線と
子機2-2を接続し、通話可能な状態に制御する。この通
話が終了すると、子機2-2から通話チャネルを用いて
「切断」メッセージを親機1に送出して回線を切断し、
上記一連の内線転送動作を終了する。
【0030】この本発明のコードレス電話装置の内線転
送制御に係る親機1及び転送先子機2-2の動作はそれぞ
れ以下の如くなされる。まず、この内線転送時における
親機1の動作を図4に示すフローチャートを参照して説
明する。まず、親機1は、子機2-1と通話中の状態(S
401)で、保留要求を受信すると(S402)、その
信号中に含まれる保留呼番号を保存し(S403)、次
いで通話中の外線を保留にし、子機2-1との内線は切断
する(S404)。
【0031】引き続き、親機1は、転送先子機2-2から
の発呼待ちの状態で待機する(S405)。ここで、転
送先子機2-2から発呼があれば、次いで親機1はその発
呼信号中に含まれる保留呼番号を抽出し、既に保存して
ある保留呼番号とを照合する(S406)。ここで、両
者が一致すれば、それまで保留中の状態にあった外線を
転送先子機2-2に接続し、通話状態に制御する(S40
7)。
【0032】かかる親機1の動作に対し、転送先子機2
-2は図5に示すフローチャートに従った動作を行う。す
なわち、転送先子機2-2では、着呼があると(S50
1)、この着呼が転送元子機2-1からの転送要求である
かどうかの判断を行う(S502)。ここで、子機2-1
からの転送要求による着呼でないと判定された場合(S
502N)、上記着呼に対して応答を送出した後(S5
03)、通常の子機間通話に入る(S504)。
【0033】一方、上記着呼が転送元子機2-1からの転
送要求による着呼であると判定された場合(S502
Y)、転送先子機2-2は、その着呼に対して応答を送出
するとともに(S505)、該応答に対して転送元子機
2-1から送られてくる保留呼番号を保存する(S50
6)。その後、転送元子機2-1と“転送要件”を知らせ
る通話を行った後(S507)、当該転送元子機2-1と
の無線回線を切断する(S508)。
【0034】引き続き、転送先子機2-1は上記通話によ
り通知された“転送要件”に従って親機1へ発呼する
(S509)。この時、既に転送元子機2-1から受信し
て保存してあった保留呼番号を添付する。その後、転送
先子機2-1はその発呼が親機1に受け付けられ、保留中
の外線と接続されるのを待ってそ当該外線との通話を行
う(S510)。
【0035】次に、本発明のコードレス電話装置におい
て、同報一斉呼出を行う場合の制御動作を図6に示す制
御シーケンスを参照して説明する。この例では、子機2
-1から子機2-2〜2-nを対象として同報一斉呼出を行う
ものとする。この場合、まず発呼側子機2-1において、
モード設定スイッチを押下し、子機間直接通話モードを
設定した後、同報一斉呼出のための発呼操作を行う。こ
の操作によって、発呼側子機2-1から着呼側の子機2-2
〜2-nへ制御チャネルを用いて「一斉呼出」メッセージ
が送出される。
【0036】これに対し、着呼側子機2-2〜2-nは、発
呼側子機2-1から送られてくる上記「一斉呼出」メッセ
ージを受信すると、着信鳴動を行うとともに、TCHア
イドルバースト待ちとなる。
【0037】発呼側子機2-1では、上記「一斉呼出」メ
ッセージ送出後、タイマを起動し、このタイマにより予
め設定された一定時間の計時がなされた時点で通話チャ
ネルを用いて「TCHアイドルバースト」を送出し、次
いで音声通話路を開き、「音声」により同報メッセージ
を伝える。なお、上記TCHアイドルバーストとは、通
話用の信号フォーマットで送られるデータの無い信号の
ことである。
【0038】他方、着呼側子機2-2〜2-nでは、発呼側
子機2-1から送られてくる上記「TCHアイドルバース
ト」を受信すると、通話可能状態に制御され、引き続き
発呼側子機2-1から送られてくる上記同報メッセージを
受信し、スピーカ24により再生出力する。これによ
り、着呼側子機2-2〜2-nのオペレータは、発呼側子機
2-1からの同報メッセージを聞くことができる。
【0039】その後、発呼側子機2-1において、上記同
報メッセージを伝え終わった時点で切断操作(オンフッ
ク操作)が行われると、このオンフック操作を認識した
制御部26が無線部14を制御し、通話チャネルを用い
て「切断」メッセージを送出し、上記同報通信のための
無線回線を切断する。
【0040】この本発明のコードレス電話装置の同報一
斉呼出制御に係る発呼側子機及び着呼側子機の動作はそ
れぞれ以下の如くになされる。まず、発呼側子機の動作
を図7に示すフローチャートを参照して説明する。
【0041】まず、同報一斉呼出を開始するにあたり、
発呼側子機では子機間直接通話モードを設定した後、オ
フフック発呼を行い(S701)、「一斉呼出」メッセ
ージを送出する(S702)。
【0042】次いで、発呼側子機は「TCHアイドルバ
ースト」を送出するまでの期間として予め設定されてい
る時間の経過を監視する(S703)。ここで、上記設
定時間が経過した場合、発呼側子機は「TCHアイドル
バースト」を送出し(S704)、次いで音声通話路を
開いて「通話」を行う(S705)。この通話は、発呼
側子機から複数台の着呼側子機への片方向通話であり、
同報一斉内容を伝えるものである。その後、発呼側子機
は、オフフック操作が行われたことを認識して「切断」
メッセージを送出し、無線回線の切断を行う(S70
6)。
【0043】かかる発呼側子機の動作に対し、着呼側子
機では図8に示すフローチャートに従った動作を行う。
すなわち、着呼側子機では、まず、発呼側子機からの着
呼があると(S801)、この着呼が一斉呼出であるか
どうかを判断する(S802)。ここで、一斉呼出でな
いと判定された場合(S802N)、上記着呼に対する
応答を送出し(S803)、通常の子機間通話へと移行
する(S804)。
【0044】これに対し、上記着呼が一斉呼出であると
判定された場合(S802Y)、着呼側子機は「TCH
アイドルバースト」待ち状態で待機する(S805)。
この状態で「TCHアイドルバースト」が受信されると
(S806)、通話状態に入り、引き続き発呼側子機か
ら送られてくる通話音声を受信する(S807)。その
後、着呼側子機は、発呼側子機からの「切断」メッセー
ジを受信して無線回線を切断し(S809)、動作を終
了する。
【0045】以上に述べた内線転送あるいは同報一斉呼
出に関し、従来装置では、親機1の集中制御により内線
転送あるいは同報一斉呼出を行うようになっていたた
め、この親機1の介在により通話チャネルを2つ使用せ
ざるを得なかった。
【0046】これに対して、本発明では、図3あるいは
図6の各制御シーケンスからも分かるように、子機間直
接通信機能を利用して内線転送あるいは同報一斉呼出を
行うようにしているため、親機1の介在に伴う上りと下
りの2つの通信スロットの占有を無くし、1つの通話チ
ャネルのみを用いて内線転送機能あるいは同報一斉呼出
機能を実現できる。
【0047】このため、親機1の通信スロットが1無線
機当たり3スロットであるという構成条件の中で、例え
ば2スロットを用いて既に2台の子機が通話中の状態に
おいても、残りの1つのスロットを用いて内線転送また
は同報一斉呼出を行うことができ、通信スロットの利用
効率を高め、1台の無線機に収容可能な子機の数を増や
すことができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
子機間直接通話機能を利用して内線転送あるいは同報一
斉呼出を行うようにしたため、当該各動作に係る通話ス
ロットの占有をそれぞれ1スロットに止めながら親機の
通話スロットの有効利用を図ることができ、無線機1台
当たりの子機収容可能数を増やしつつ内線転送機能また
は同報一斉呼出機能のサービス向上に寄与できるという
優れた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコードレス電話装置の一実施例を
示すブロック図。
【図2】本発明に係るコードレス電話装置で用いる無線
信号のフレームフォーマットの一例を示す図。
【図3】本発明に係るコードレス電話装置の内線転送動
作の制御シーケンス。
【図4】本発明に係るコードレス電話装置の内線転送動
作制御における親機の動作を示すフローチャート。
【図5】本発明に係るコードレス電話装置の内線転送動
作制御における転送先子機の動作を示すフローチャー
ト。
【図6】本発明に係るコードレス電話装置の同報一斉呼
出動作の制御シーケンス。
【図7】本発明に係るコードレス電話装置の同報一斉呼
出動作制御における発呼側子機の動作を示すフローチャ
ート。
【図8】本発明に係るコードレス電話装置の同報一斉呼
出動作制御における着呼側子機の動作を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
1 親機 10 回線部 11 スピーチコーデック 12 チャネルコーデック 13 モデム部 14 無線部 15 制御部 16 操作部 2-1,〜,2-n 子機 20 無線部 21 モデム部 22 チャネルコーデック 23 スピーチコーデック 24 スピーカ 25 マイク 26 制御部 27 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 3/42 101 9566−5G H04Q 3/52 101A H04Q 3/52 101 H04B 7/26 109L 11/08 9566−5G H04Q 11/04 G

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機と複数の子機とから成り、前記子機
    間で直接通話が可能な子機間直接通話モードを有する時
    分割多重化(TDMA)方式のコードレス電話装置にお
    いて、 前記子機は、前記親機を介して通話中の呼の内線転送に
    際し、前記親機に対し、保留呼番号を付加した保留要求
    を送出する手段と、 該保留要求により前記呼が保留された後、前記子機間直
    接通話モードにより、転送先の子機に前記保留呼番号を
    通知する手段と、 前記保留呼番号が通知された場合、当該保留呼番号を付
    加して前記親機に発呼する手段とを具備するとともに、 前記親機は、転送元の子機からの保留要求に基づき当該
    子機が通話中の呼を保留する手段と、 転送先の子機から前記保留呼番号を付加した着呼を受け
    た場合、該保留呼番号が、前記転送元の子機から既に通
    知されている保留呼番号と一致することを条件に当該転
    送先の子機に前記保留中の呼を接続する手段とを具備
    し、前記子機間直接通話モードを用いて内線転送を行う
    ことを特徴とするコードレス電話装置。
  2. 【請求項2】 親機と複数の子機とから成り、前記子機
    間で直接通話が可能な子機間直接通話モードを有する時
    分割多重化(TDMA)方式のコードレス電話装置にお
    いて、 前記子機は、他の複数の子機に対する同報一斉呼出に際
    し、前記子機間直接通話モードにより、一斉呼出メッセ
    ージを送出する手段と、 前記一斉呼出メッセージを受信した場合、受話モードを
    設定して受信待機する手段とを具備し、前記子機間直接
    通話モードを用いて同報一斉呼出を行うことを特徴とす
    るコードレス電話装置。
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