JP3483932B2 - 油圧作業回路 - Google Patents

油圧作業回路

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JP3483932B2
JP3483932B2 JP09217294A JP9217294A JP3483932B2 JP 3483932 B2 JP3483932 B2 JP 3483932B2 JP 09217294 A JP09217294 A JP 09217294A JP 9217294 A JP9217294 A JP 9217294A JP 3483932 B2 JP3483932 B2 JP 3483932B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種のアクチュエータ
を操作する建設機械等の油圧作業回路、特に複数のアク
チュエータを同時に操作する複合操作性を向上したこの
種の回路において、アクチュエータの操作時に発生する
回路内サージ圧力を適正に抑制することができる油圧作
業回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の油圧作業回路において
は、通常、可変容量ポンプの吐出流量をポンプ制御弁装
置を介してネガティブ流量制御するポンプ部と、このポ
ンプ部からの吐出油を複数のアクチュエータに対してそ
れぞれの方向切換弁を介して給排する複合制御弁部とか
らなり、前記方向切換弁を適宜操作することにより、所
要のアクチュエータ、例えばバケット、ブーム、アーム
等の各アクチュエータを適宜選択し、そしてこれらを単
独操作もしくはそれらの中の幾つかを同時に複合操作で
きるように構成されている。なお、ネガティブ流量制御
技術とは、公知であるので詳しい説明は省略するが、制
御圧力の減少に伴ってポンプ吐出流量を最小から最大へ
増加させ、逆に制御圧力の増加に伴ってポンプ吐出流量
を最大から最小へ減少させる技術である。
【0003】しかるに、この種の油圧作業回路は、前記
複合操作時において、個々のアクチュエータへの必要圧
油量の合計がポンプ吐出容量を超過すると、一般に、個
々のアクチュエータへの油量配分が適正に行われず、こ
のため複合操作性が低下するに至っていた。また、さら
に複合制御弁部内にはキャビテーション等が発生し、こ
のため騒音や信頼性についての問題が提起されていた。
【0004】そこで、本出願人は、先に、前述したよう
な問題を解決する新規な技術を開発し、特許出願を行っ
た(例えば、特開平4−19406号公報参照)。
【0005】以下、前記提案された従来技術について簡
単に説明する。すなわち、図7は、先に提案された油圧
作業回路を示すものである。この油圧作業回路は、可変
容量ポンプ12の吐出流量を、ポンプ吐出ライン14の
タンクライン16へのバイパスライン18上に設けたポ
ンプ制御弁装置20、並びにパイロットライン22およ
びネガティブ流量制御装置24を介して制御するポンプ
部10と、前記可変容量ポンプ12からの吐出油を複数
(図示においては2個)のアクチュエータ52、54に
対し、それぞれの分岐高圧ライン56、58と、ロード
チェック弁60、62と、方向切換弁64、66と、ア
クチュエータライン68、70と、戻りライン72、7
4とを介して給排する複合制御弁部50とにより構成さ
れている。なお、図中の参照符号26はタンク、28は
サクションライン、76はメインリリーフ弁、そして7
8はタンクラインをそれぞれ示す。
【0006】さらに、この油圧作業回路においては、各
アクチュエータ52、54のそれぞれの戻りライン7
2、74上には、戻り油制御用補助弁80、82を設け
ると共に、ポンプ制御弁装置20は、バイパスライン1
8とタンクライン16との間に設置された流量制御弁3
2と、この流量制御弁32とタンクライン16との間に
設置された圧力発生手段(オリフィス)30とにより構
成し、さらに流量制御弁32は、ポンプ吐出ライン14
の圧力が伝達されるポンプ吐出圧力ライン34とアクチ
ュエータ52、54のうちの最大負荷圧力が伝達される
最大負荷圧力ライン88との圧力差によって開方向に、
スプリング32aによって閉方向に作動するように構成
する。また、流量制御弁32と圧力発生手段30との間
のバイパス信号ライン18bをパイロットライン22に
接続し、圧力発生手段30によりバイパス信号ライン1
8bに発生する圧力をネガティブ流量制御装置24の制
御圧力とする。そして、補助弁80、82に対しては、
その一端部にそれぞれのアクチュエータ52、54の負
荷圧力が伝達される個別負荷圧力ライン84、86の圧
力およびスプリング80a、82aの力を開方向に、ま
た他端部には前記個別負荷圧力ライン84、86の中の
最大負荷圧力(最大負荷圧力ライン88の圧力)を閉方
向に、それぞれ印加するように構成し、シャトル弁90
については、個別負荷圧力ライン84、86の圧力のう
ち高い方の圧力を最大負荷圧力ライン88に伝達するよ
う構成する。なお、図中の参照符号36はリリーフ弁を
示す。
【0007】従って、このように構成された油圧作業回
路によれば、流量制御弁32がポンプ吐出ライン14と
最大負荷圧力ライン88との圧力差を一定値すなわち流
量制御弁32の開閉制御圧力に維持するように作動し、
アクチュエータ52、54への供給流量が不足すれば、
ポンプ吐出ライン14とアクチュエータライン68、7
0の間の圧力差が減少するので、これに伴ってポンプ吐
出ライン14と最大負荷圧力ライン88との圧力差が減
少し、流量制御弁32が閉じ、圧力発生手段30によっ
て生じるバイパス信号ライン18bの圧力が低下し、こ
れを検知してネガティブ流量制御装置24がポンプ吐出
流量を増加させて不足する供給流量を補い、逆にアクチ
ュエータ52、54への供給流量が過大となれば、ポン
プ吐出ライン14とアクチュエータライン68、70の
間の圧力差が増加するので、これに伴ってポンプ吐出ラ
イン14と最大負荷圧力ライン88との圧力差が増加
し、流量制御弁32が開き、圧力発生手段30によって
生じるバイパス信号ライン18bの圧力が上昇し、これ
を検知してネガティブ流量制御装置24がポンプ吐出流
量を減少させてアクチュエータ52、54への供給流量
を減少させる。
【0008】従って、アクチュエータ52、54を単独
あるいは複数同時に操作する時、流量制御弁32、圧力
発生手段30およびネガティブ流量制御装置24が前述
したように協働し、可変容量ポンプ12の吐出流量に余
裕がある場合は、方向切換弁64、66の弁開度に比例
した流量が、可変容量ポンプ12の吐出流量が最大とな
っても不足する場合は、各弁開度に応じてポンプ吐出流
量を比例配分した流量がアクチュエータ52、54に供
給されるので、建設機械等の操作者が方向切換弁64、
66を操作することにより定めた弁開度に応じた速度で
(換言すれば、操作者が望む速度で)アクチュエータが
作動し、良好な操作性が得られる。
【0009】なお、補助弁80、82の作用効果につい
ては、前記公報に記載されているので詳細な説明は省略
するが、補助弁80、82は、アクチュエータ52とア
クチュエータ54との間で負荷圧力に差があった場合、
低負荷側のアクチュエータのみに油が供給されて、高負
荷側のアクチュエータが作動しなくなるという問題点を
解決するために設置されたものであり、例えばアクチュ
エータ52の負荷圧力がアクチュエータ54の負荷圧力
より低いと仮定した場合、高圧側のアクチュエータライ
ン70の圧力が伝達される最大負荷圧力ライン88の圧
力で補助弁80が切換えられ、戻りライン72とタンク
ライン78の間が絞られ、スプリング80aの力を比較
的小さく設定すればアクチュエータライン68の圧力は
アクチュエータライン70の圧力と同等な圧力まで上昇
するので、負荷圧力に殆ど影響されずに弁開度64cと
66cの大きさに応じてポンプ吐出流量が比例配分さ
れ、アクチュエータ52、54は共に操作者が望む速度
で作動する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
油圧作業回路は、以下に述べるような難点を有してい
る。
【0011】前述した図7に示す油圧作業回路におい
て、例えば単独操作しているアクチュエータ52を急停
止すべく、その方向切換弁64を図示の操作位置64a
から中立位置64bへ急に移動すると、一般に流量制御
弁32およびネガティブ流量制御装置24付き可変容量
ポンプ12の応答速度は方向切換弁64の応答速度に比
較して遅いので、可変容量ポンプ12の吐出油の一部が
ポンプ吐出ライン14内に一時的に封じ込められ、この
結果ポンプ吐出ライン14内に過渡的なサージ圧力が発
生する。そして、このサージ圧力の発生は、操作者に対
して不快なショック感を与える。また、極端な場合に
は、メインリリーフ弁76が作動するほど高いサージ圧
力が発生する。さらに、両アクチュエータ52、54の
複合操作時には、例えば一方のアクチュエータ52を停
止すべくその方向切換弁64を図示の操作位置64aか
ら中立位置64bへ急に移動すると、分岐高圧ライン5
8、ロードチェック弁62、オリフィス66cを介して
他方のアクチュエータ54に供給されていた今までの圧
油流量が、前述と同様にして発生するポンプ吐出ライン
14内のサージ圧力に影響されて、一時的にかつ急激に
増大する。すなわち、アクチュエータ速度が一時的にか
つ急激に変化するので、操作者に対して、前述したより
以上の不快かつ予期し得ないショック感を与えることに
なる。
【0012】なお、前記サージ圧力の低減、言い換えれ
ば流量制御弁32の応答性の改善を行うためには、前記
流量制御弁32にポンプ吐出圧力を伝達するポンプ吐出
圧力ライン34上のオリフィス32bを大きく設定する
か、もしくは省略することが提案される。しかしなが
ら、この場合には、ポンプ部10の回路内の安定性が損
なわれ、このためハンチング現象が生じ易くなる等、別
の難点を生じる。なお、この場合、仮にハンチング現象
が発生しなかったとしても、ポンプ吐出ライン14内の
圧油は、なおオリフィス(圧力発生手段)30もしくは
リリーフ弁36を通過してタンク26内へ解放しなけれ
ばならないので、サージ圧力の低減を効果的に達成する
ことは、実際には不可能である。
【0013】このように、前記従来の油圧作業回路は、
前記方向切換弁の操作の過渡状態時に、回路内にサージ
圧力を発生することから、操作者に不快なショック感を
与える難点を有していた。
【0014】そこで、本発明の目的は、方向切換弁の操
作の過渡状態時に、回路内に発生するサージ圧力を有効
に抑制することができるように改善した油圧作業回路を
提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】先の目的を達成するため
に、本発明に係る油圧作業回路は、ネガティブ流量制御
装置を有する可変容量ポンプの吐出流量をポンプ吐出ラ
インのタンクラインへのバイパスライン上に設けたポン
プ制御弁装置を介して制御するポンプ部と、前記可変容
量ポンプからの吐出油を複数のアクチュエータに対して
それぞれの方向切換弁を介して給排する複合制御弁部と
からなり、前記ポンプ制御弁装置は前記ポンプ吐出ライ
ンの圧力と前記アクチュエータの負荷圧力のうちの最大
圧力との差圧およびスプリング手段により開閉制御され
る流量制御弁と、この流量制御弁と前記タンクラインと
の間に設置された圧力発生手段とにより構成し、この圧
力発生手段により発生する圧力を前記ネガティブ流量制
御装置の制御圧力とすることにより、前記ポンプ吐出ラ
インの圧力と前記アクチュエータの負荷圧力のうちの最
大圧力との差圧を前記流量制御弁の開閉制御圧力に維持
し、前記流量制御弁と前記圧力発生手段と前記ネガティ
ブ流量制御装置が協働して前記アクチュエータへ供給す
る流量を制御するように構成した油圧作業回路におい
て、前記ポンプ吐出ラインと前記タンクラインの間に、
前記ポンプ吐出ラインの圧力と前記アクチュエータの負
荷圧力のうちの最大圧力との差圧およびスプリング手段
により開閉制御される圧力制御弁を設け、この圧力制御
弁の開閉制御圧力を前記流量制御弁の開閉制御圧力より
も若干大きく設定したことを特徴とする。
【0016】この場合、圧力制御弁をポンプ制御弁装置
と同一弁体内に設け、圧力制御弁のスプール内において
流量制御弁のスプールを同軸上に摺動自在に配置して一
体的に構成することができる。
【0017】また、流量制御弁スプールの最大負荷圧力
作用端部側に、圧油の流通を前記作用端部側から前記ス
プールの内部側へは自由に許容すると共にその反対側へ
は阻止するチェック弁と、この時の圧油流通量を制限す
るオリフィスとを、並列に設けることができる。
【0018】さらに、流量制御弁スプールのポンプ吐出
ライン圧力作用端部側に、前記スプールに発生する軸方
向の力を小さくするための小径ピストン手段を設け、前
記流量制御弁スプールの両端は軸方向穴を介して連通さ
せるように構成することができる。
【0019】
【作用】本発明に係る油圧作業回路によれば、本発明で
設けた圧力制御弁の開閉制御圧力が流量制御弁の開閉制
御圧力より若干大きく設定されているので、換言すれば
ポンプ吐出ライン(14)と最大負荷圧力ライン(8
8)との圧力差が徐々に増加するとき圧力制御弁が開く
より先に流量制御弁が開くので、定常状態では圧力制御
弁が作動せず、従来の油圧作業回路と同じ作用により良
好な操作性が得られることは勿論であるが、過渡状態に
おいて、ポンプ吐出ライン(14)と最大負荷圧力ライ
ン(88)との圧力差が圧力制御弁開閉制御圧力より大
となるようなサージ圧力がポンプ吐出ラインに発生しよ
うとした場合には、圧力制御弁が流量制御弁より速く応
答してポンプ吐出ラインの油をタンクラインへ戻すの
で、ポンプ吐出ラインに発生するサージ圧力を抑制する
ことができ、このサージ圧力に起因するショックも抑制
可能となる。
【0020】
【実施例】次に、本発明に係る油圧作業回路の実施例に
つき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。な
お、説明の便宜上、図7に示す従来の構造と同一の構成
部分には同一の参照符号を付し、詳細な説明は省略す
る。
【0021】図1において、先ず本発明の油圧作業回路
の構成は、前述したことからも理解されるように、前記
従来の油圧作業回路(図7)のそれと基本的には同一で
ある。そこで、本発明の油圧作業回路の基本的構成につ
いて、再び簡単に説明する。すなわち、図1において、
油圧作業回路は、可変容量ポンプ12の吐出流量を、ポ
ンプ吐出ライン14のタンクライン16へのバイパスラ
イン18上に設けたポンプ制御弁装置20、並びにパイ
ロットライン22およびネガティブ流量制御装置24を
介して制御するポンプ部10と、前記可変容量ポンプ1
2からの吐出油を複数(図示の実施例では2個)のアク
チュエータ52、54に対し、それぞれの分岐高圧ライ
ン56、58と、ロードチェック弁60、62と、方向
切換弁64、66と、アクチュエータライン68、70
と、戻りライン72、74とを介して給排する複合制御
弁部50とにより構成されている。
【0022】また、前記戻りライン72、74上には、
戻り油制御用補助弁80、82を設けると共に、ポンプ
制御弁装置20は、バイパスライン18とタンクライン
16との間に設置された流量制御弁32と、この流量制
御弁32とタンクライン16との間に設置された圧力発
生手段(オリフィス)30とにより構成し、さらに流量
制御弁32は、ポンプ吐出ライン14の圧力が伝達され
るポンプ吐出圧力ライン34とアクチュエータ52、5
4の内の最大負荷圧力が伝達される最大負荷圧力ライン
88との圧力差によって開方向に、スプリング32aに
よって閉方向に作動するように構成する。また、流量制
御弁32と圧力発生手段30との間のバイパス信号ライ
ン18bをパイロットライン22に接続し、圧力発生手
段30によりバイパス信号ライン18bに発生する圧力
をネガティブ流量制御装置24の制御圧力とする。そし
て、補助弁80、82に対しては、その一端分にそれぞ
れのアクチュエータ52、54の負荷圧力が伝達される
個別負荷圧力ライン84、86の圧力およびスプリング
80a、82aの力を開方向に、また他端部には前記個
別負荷圧力ライン84、86の中の最大負荷圧力(最大
負荷圧力ライン88の圧力)を閉方向に、それぞれ印加
するように構成する。なお、図中の参照符号26はタン
ク、28はサクションラインを示し、また76はメイン
リリーフ弁、78はタンクライン、90はシャトル弁を
それぞれ示す。
【0023】このように構成される油圧作業回路によれ
ば、アクチュエータ52、54を単独であるいは複数同
時に操作する時、流量制御弁32、圧力発生手段30お
よびネガティブ流量制御装置24が協働し、たとえアク
チュエータ間に負荷圧力の差があっても補助弁80、8
2の作用により、アクチュエータ52、54が操作者の
望む速度で作動し、良好な操作性が得られる。
【0024】しかるに、本発明においては、前記従来の
油圧制御回路に対して、ポンプ吐出ライン14に接続し
たバイパスライン18とタンクライン16の間に圧力制
御弁42を付設し、この圧力制御弁42はポンプ吐出ラ
イン14の圧力が伝達されるポンプ吐出圧力ライン40
と最大負荷圧力ライン88との圧力差によって開方向
に、スプリング42aによって、閉方向に作動するよう
構成し、その開閉制御圧力を、流量制御弁32の開閉制
御圧力より若干大となるように、スプリング42aの力
を設定することとした。
【0025】次に、このような構成からなる本発明の油
圧作業回路の、特にその過渡状態時における作動につ
き、以下詳細に説明する。なお、ここで、アクチュエー
タ52、54のいずれか、例えばアクチュエータ52が
単独で定常駆動されている静的な単独操作状態において
は、流量制御弁32と圧力制御弁42とはいずれもその
両端部に同じ圧力が印加されており、これら両者は、前
述したように、その開閉制御圧力を後者(圧力制御弁開
閉制御圧力)が前者(流量制御弁開閉制御圧力)より大
きくなるように設定されているので、圧力制御弁42は
作動しないことは明らかである。
【0026】そこで、先ずアクチュエータ52が単独操
作されている前記静的な単独操作状態において、例えば
これを急停止すべく、その方向切換弁64を操作位置6
4aから図示の中立位置64bへ急に移動すると、ポン
プ吐出ライン14内には、前述したように各部の応答速
度の相違等から、可変容量ポンプ12の吐出油が一時的
に封じ込められ、サージ圧力が発生しようとする。しか
るに、本発明においては、この場合、圧力制御弁42に
閉方向へ印加されている最大負荷圧力ライン88が、前
記方向切換弁64の中立位置64bへの操作により戻り
圧力ライン72すなわちタンクライン78にシャトル弁
90を介して連通するので、前記サージ圧力が前記圧力
制御弁開閉制御圧力まで上昇すれば、前記圧力制御弁4
2は速く応答して42bの位置になり、ポンプ吐出ライ
ン14内の油はタンクライン16を介してタンク26ヘ
排出されるので、ポンプ吐出ライン14に許容できない
ほどのサージ圧力が発生することを抑制するすることが
できる。
【0027】次に、両アクチュエータ52、54の複合
操作時には、例えば一方のアクチュエータ52を停止す
べく、その方向切換弁64を操作位置64aから図示の
中立位置64bへ急に移動すると、この場合においても
従来は前述の場合と同様にして、ポンプ吐出ライン14
内には一時的にサージ圧力が発生する。しかも、この場
合、前述したように他のアクチュエータ54の速度が急
上昇して建設機械等の操作者に予期しないショック感が
与えられるが、本発明においては、この時にポンプ吐出
ライン14内の圧力が、(アクチュエータ54の負荷圧
力)+(圧力制御弁開閉制御圧力)に達すると、圧力制
御弁42は速く開いて、ポンプ吐出ライン14内の油は
タンクライン16を介してタンク26ヘ排出される。従
って、ポンプ吐出ライン14に許容できないほどのサー
ジ圧力が発生せず、操作者に対して前記ショック感を与
えることはない。なお、この場合、圧力制御弁開閉制御
圧力が流量制御弁開閉制御圧力より若干高くはなってい
るが、殆ど等しく設定されているので、アクチュエータ
54への供給流量の変化は僅かであり、操作者はアクチ
ュエータ54の速度変化を感じることはない。
【0028】このように、本発明の油圧作業回路によれ
ば、方向切換弁の操作の過渡状態時に回路内に発生する
サージ圧力を許容範囲に抑制することが可能である。
【0029】次に、このような構成からなる本発明のポ
ンプ制御弁装置20、すなわち流量制御弁32および圧
力制御弁42についての好適な具体的構造からなる実施
例を、図2を参照しながら以下詳細に説明する。
【0030】先ず、本発明のポンプ制御弁装置20は、
基本的には、ハウジング100のスプール穴100a内
に、圧力制御弁42のスプール102を摺動自在に設
け、その軸方向穴102a内に、流量制御弁32のスプ
ール104を摺動自在に設けた構成からなる。スプール
102は、その図示の左側端面が、バイパスライン18
に連通した室106に面すると共に、右側端面が最大負
荷圧力ライン88に接続した室108に面しており、ス
プリング42aの付勢力で左側へ移動している図示の状
態においては、軸直角穴110aが前記スプール穴10
0aでブロックされ、バイパスライン18とタンクライ
ン16の間を遮断している。また、前記両室106、1
08間の圧力差が圧力制御弁42の補助制御圧力Pに達
すると、前記スプール102は、右側に移動して軸直角
穴110aをタンクライン16に解放し、またバイパス
ライン18の圧油を軸直角穴110b、環状油路110
c、軸直角穴110aを通してタンクライン16へ流通
させるよう構成されている。一方、スプール104は、
その図示の左側端面がオリフィス32bを介して室10
6の圧力を受けると共に、右側端面が軸方向穴110d
を介して室108の圧力を受けており、スプリング32
aの付勢力で左側へ移動している図示の状態において
は、軸直角穴110eがランド110fでブロックされ
ているので、バイパスライン18とオリフィス30の上
流のバイパス信号ライン18bとの間を遮断している
が、前記両室106、108間の圧力差が流量制御弁3
2の開閉制御圧力に達すると、右側に移動して軸直角穴
110eと環状油路110cとを連通し、バイパスライ
ン18の圧油を軸直角穴110b、環状油路110c、
軸直角穴110eを通してバイパス信号ライン18bへ
流通させるように構成され、さらにこのバイパス信号ラ
イン18bはパイロットライン22を介してネガティブ
流量制御装置24に接続されている。
【0031】バイパスライン18と最大負荷圧力ライン
88との圧力差が定常状態あるいはゆっくりと変動する
状態であるならば、圧力制御弁開閉制御圧力が流量制御
弁開閉制御圧力よりも大きく設定されているので、スプ
ール102が作動するより早くスプール104が作動
し、前述したように流量制御弁32、圧力発生手段3
0、この圧力発生手段30の作用でバイパス信号ライン
18bに発生する圧力により制御されるネガティブ流量
制御装置24が協働して、バイパスライン18およびこ
れに接続したポンプ吐出ライン14と最大負荷圧力ライ
ン88との圧力差を一定値(流量制御弁開閉制御圧力)
に保ち、アクチュエータ52、54へ供給する流量が適
切に制御される。なお、本実施例においては、明らかな
ことではあるが、流量制御弁開閉制御圧力はスプリング
32aの力をスプール104の端面受圧面積で除算した
値であり、圧力制御弁開閉制御圧力はスプリング42a
の力をスプール102の端面受圧面積で除算した値であ
る。
【0032】一方、ポンプ吐出ライン14の圧力が急激
に上昇した場合には、バイパスライン18と最大負荷圧
力ライン88との圧力差も急激に増大しようとするが、
この圧力差が圧力制御弁開閉制御圧力になれば、バイパ
スライン18と室106との間には室106とスプール
104との間にあるオリフィス32bのような絞りは介
在しないので、スプール102はスプール104より速
く右へ作動し、バイパスライン18内の圧油は速やかに
タンクライン16へ排出されて、バイパスライン18お
よびこれに接続したポンプ吐出ライン14に許容できな
いほどのサージ圧力が発生することはない。
【0033】このように、本実施例におけるポンプ制御
弁装置によれば、その構造が一体的かつ比較的小形に構
成されることにより、サージ圧力を抑制する前記油圧作
業回路を、さらにコンパクトかつ安価に提供し得る利点
が発揮される。
【0034】図3および図4は、本発明の油圧作業回路
におけるポンプ制御弁装置の別の実施例を示す。本実施
例は、基本的には、先の実施例において、その流量制御
弁スプールの最大負荷圧力作用端部側に、所定のチェッ
ク弁およびオリフィスを設け、これにより油圧作業回路
の安定性を向上すると共に、操作性を確保するように構
成したものである。
【0035】本実施例のポンプ制御弁装置120は、流
量制御弁スプール104の最大負荷圧力ライン88に接
続した室108側に、圧油の流通を前記室108からス
プール102の内部側(室110h)へは自由に許容す
るが、その反対側へは阻止するチェック弁122と、こ
の時の圧油流通量を制限するオリフィス124とを並列
に設けた構成からなる。従って、オリフィス124は、
圧力制御弁装置120の作動を安定化して油圧作業回路
の安定性を向上し得ることは明らかである。
【0036】しかるに、チェック弁122は、前記オリ
フィス124の設置に伴い発生する不都合を解決すべく
設けられている。すなわち、チェック弁122を備えな
い前記圧力制御弁装置120においては、駆動している
アクチュエータ52(図1参照)の負荷圧力が増大する
と、室110h内から、両スプール102、104間の
環状隙間110iを通ってバイパス信号ライン18b内
へ漏洩する圧油流量が増大し、このためオリフィス12
4の前後に大きな差圧が発生して、室110hの圧力が
室108の圧力よりかなり低下するに至っている。この
ため、バイパスライン18と室110hとの間の圧力差
は所定の流量制御弁開閉制御圧力に保たれるが、バイパ
スライン18と最大負荷圧力ライン88との圧力差すな
わちポンプ吐出ライン14とアクチュエータライン68
との圧力差は減少する。この結果、アクチュエータ52
に供給される流量が不足して、アクチュエータ52を所
定の速度で駆動できなくなる。
【0037】従って、前記チェック弁122を前記両室
110h、108間に設置すれば、前記オリフィス12
4前後に差圧が発生しないので、前述したような不都合
は生じない。
【0038】図5および図6は、本発明における圧力制
御弁装置のさらに別の実施例を示す。本実施例において
は、基本的に、先の実施例(図3および図4参照)にお
いて、さらに流量制御弁スプールのポンプ吐出ライン圧
力作用端部側に所定の小径ピストン手段を設け、これに
より所要の流量制御弁開閉制御圧力を自由に設定できる
よう構成したものである。
【0039】前述した各実施例においては、圧力制御弁
装置20あるいは120全体の構造を小形コンパクト化
する意図から、流量制御弁32のスプール104を、圧
力制御弁42のスプール102内に配置しているが、こ
の場合にスプリング32aを装着する室110hの大き
さが小さくなり、結果的にポンプ補償制御圧力pを充分
高く設定することが実際的には困難である。
【0040】そこで、本実施例の圧力制御弁装置130
(図5および図6参照)においては、流量制御弁スプー
ル104のポンプ吐出ライン圧力作用端部側(室106
側)に、スプール104の直径より小さい直径のピスト
ン132を設置し、このピストン132に室106の圧
力を作用させることにより、スプール104を図におい
て右側へ押圧してこのスプール104の左右両端面に、
オリフィス134および軸方向穴136を介して連通さ
れる室110hの圧力を同時に作用させ、これによりス
プール104に発生する軸方向の力を平衡させるように
構成したものである。従って、本実施例によれば、スプ
リング32aの力が、先の実施例の場合と同様であって
も、スプール104が小径のピストン132によって右
方向へ押圧される力は、先の実施例の場合より小さくな
るので、結果的に流量制御弁開閉制御圧力を任意所望の
高さに容易に設定できることは明らかである。
【0041】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更
が可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る油圧
作業回路は、従来の油圧作業回路に対して、流量制御弁
の開閉制御圧力よりも若干高い制御圧力で開閉する圧力
制御弁を付設して、ポンプ吐出ライン内に発生する高い
サージ圧力の圧油をタンクラインへ排出するよう構成し
たことにより、従来のこの種の油圧作業回路において不
可避的に発生していた回路内の前記サージ圧力、並びに
これに起因する操作上の不快なショック感を確実に抑制
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧作業回路の一実施例を示す油
圧回路図である。
【図2】図1に示す油圧作業回路におけるポンプ制御弁
装置の構造を示す断面図である。
【図3】本発明に係る油圧作業回路におけるポンプ制御
弁装置の別の実施例を示す油圧回路図である。
【図4】図3に示すポンプ制御弁装置の構造を示す断面
図である。
【図5】本発明に係る油圧作業回路におけるポンプ制御
弁装置のさらに別の実施例を示す油圧回路図である。
【図6】図5に示すポンプ制御弁装置の構造を示す断面
図である。
【図7】従来の油圧作業回路の構成を示す油圧回路図で
ある。
【符号の説明】
10 ポンプ部 12 可変容量ポンプ 14 ポンプ吐出ライン 16 タンクライン 18 バイパスライン 18b バイパス信号ライン 20 ポンプ制御弁装置 22 パイロットライン 24 ネガティブ流量制御装置 26 タンク 28 サクションライン 30 オリフィス(圧力発生手段) 32 流量制御弁 32a スプリング 32b オリフィス 34 ポンプ吐出圧力ライン 36 リリーフ弁 40 ポンプ吐出圧力ライン 42 圧力制御弁 42a スプリング 50 複合制御弁部 52、54 アクチュエータ 56、58 分岐高圧ライン 60、62 ロードチェック弁 64、66 方向切換弁 68、70 アクチュエータライン 72、74 戻りライン 76 メインリリーフ弁 78 タンクライン 80、82 補助弁 80a、82a スプリング 84、86 個別負荷圧力ライン 88 最大負荷圧力ライン 90 シャトル弁 100 ハウジング 100a スプール穴 102 スプール(圧力制御弁) 102a 軸方向穴 104 スプール(流量制御弁) 106、108 室 110a、110b、110e 軸直角穴 110c 環状油路 110d 軸方向穴 110g ランド 110h 室 110i 環状隙間 120 ポンプ制御弁装置 122 チェック弁 124 オリフィス 130 ポンプ制御弁装置 132 ピストン 134 オリフィス 136 軸方向穴

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネガティブ流量制御装置を有する可変容
    量ポンプの吐出流量をポンプ吐出ラインのタンクライン
    へのバイパスライン上に設けたポンプ制御弁装置を介し
    て制御するポンプ部と、前記可変容量ポンプからの吐出
    油を複数のアクチュエータに対してそれぞれの方向切換
    弁を介して給排する複合制御弁部とからなり、前記ポン
    プ制御弁装置は前記ポンプ吐出ラインの圧力と前記アク
    チュエータの負荷圧力のうちの最大圧力との差圧および
    スプリング手段により開閉制御される流量制御弁と、こ
    の流量制御弁と前記タンクラインとの間に設置された圧
    力発生手段とにより構成し、この圧力発生手段により発
    生する圧力を前記ネガティブ流量制御装置の制御圧力と
    することにより、前記ポンプ吐出ラインの圧力と前記ア
    クチュエータの負荷圧力のうちの最大圧力との差圧を前
    記流量制御弁の開閉制御圧力に維持し、前記流量制御弁
    と前記圧力発生手段と前記ネガティブ流量制御装置が協
    働して前記アクチュエータへ供給する流量を制御するよ
    うに構成した油圧作業回路において、 前記ポンプ吐出ラインと前記タンクラインの間に、前記
    ポンプ吐出ラインの圧力と前記アクチュエータの負荷圧
    力のうちの最大圧力との差圧およびスプリング手段によ
    り開閉制御される圧力制御弁を設け、この圧力制御弁の
    開閉制御圧力を前記流量制御弁の開閉制御圧力よりも若
    干大きく設定したことを特徴とする油圧作業回路。
  2. 【請求項2】 圧力制御弁をポンプ制御弁装置と同一弁
    体内に設け、圧力制御弁のスプール内において流量制御
    弁のスプールを同軸上に摺動自在に配置して一体的に構
    成してなる請求項1記載の油圧作業回路。
  3. 【請求項3】 流量制御弁スプールの最大負荷圧力作用
    端部側に、圧油の流通を前記作用端部側から前記スプー
    ルの内部側へは自由に許容すると共にその反対側へは阻
    止するチェック弁と、この時の圧油流通量を制限するオ
    リフィスとを、並列に設けてなる請求項2記載の油圧作
    業回路。
  4. 【請求項4】 流量制御弁スプールのポンプ吐出ライン
    圧力作用端部側に、前記スプールに発生する軸方向の力
    を小さくするための小径ピストン手段を設け、前記流量
    制御弁スプールの両端は軸方向穴を介して連通させてな
    る請求項2または3記載の油圧作業回路。
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