JP3483928B2 - 処理容器 - Google Patents

処理容器

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JP3483928B2
JP3483928B2 JP06609694A JP6609694A JP3483928B2 JP 3483928 B2 JP3483928 B2 JP 3483928B2 JP 06609694 A JP06609694 A JP 06609694A JP 6609694 A JP6609694 A JP 6609694A JP 3483928 B2 JP3483928 B2 JP 3483928B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体又は液体/固体混
合物を処理するのに用いられる容器に関し、特に、液体
又は液体/固体混合物に超音波照射を受けさせるための
容器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする問題点】液体
が例えば、0.3W/cm2 以上の高い超音波強さを受け
るならば、減衰及び非線形効果により液体へのエネルギ
ーの著しい蓄積がある。これは、蒸気又はガスで満たさ
れ、そして、超音波の圧縮半サイクル中、急速に潰れる
小さい泡を生じさせるキャビテーションと関連する。幾
千度の温度過度現象及び幾百気圧の圧力過度現象が容積
にわたって生じ、そのうちの僅かが直径幾百マイクロメ
ートルに至る。キャビテーション泡の近くに過度衝撃波
も生じる。その結果の化学変化は音響化学と呼ばれ、乳
化作用のような物理的変化もある。ボア125mmの管の
中の液体にこのような照射を受けさせるための装置は英
国特許題2243092A号に説明されている。しかし
ながら、かかる装置で液体の僅かな容積しか照射するこ
とができず、上記の特許で示唆されているように、反応
容器に連結されるポンプ付ループにこのような装置を使
用することは常に受け入れられない。
【0003】
【問題点を解決するための手段】本発明によれば、液体
の容器を構成する壁及びベースと、容器内に液体の流れ
を引き起こすインペラと、ボアが容器内の液体と連通す
るダクトを構成する手段と、ダクト内の液体に高い超音
波強さを受けさせる装置と、を有する処理容器であっ
て、容器がループを構成せず、インペラが、ダクトと容
器の他の部分との間で液体の循環を引き起こさせるよう
に配列されている、処理容器を提供する。ダクトは、容
器のベースの一部を形成する行き止まりダクトであるの
がよい。この場合、液体の流れをインペラの近くに拘束
するように配列されたシュラウドがあることが望まし
く、シュラウドは、ダクトの中へ液体噴流を噴射させる
ように形作られている。変形例として、ダクトは、容器
の壁から離して容器内に支持され、そしてかかるシュラ
ウドと整合されるのがよい。ダクトは液体の液面の真下
にあってもよいが、シュラウドは液体噴流をダクトの中
へ送り込むように構成されるべきである。変形例とし
て、ダクトは液体内に沈められ、従って、液体はダクト
の中を流れることができ、この場合、ダクトはシュラウ
ドの少なくとも一部をなすのがよい。
【0004】好ましい実施例では、容器はほぼ円筒形状
のものであり、シュラウドは円形断面のものである。行
き止まりダクトである場合には、ベース、壁及びダクト
は全て、単一の一体の構成要素の部分を形成するのがよ
い。変形例として、それらのうちの1つまたはそれ以上
は別々でもよく、例えば、フランジによって連結される
のがよい。行き止まりダクトはその閉鎖端にポート及び
弁を備え、従って、液体及び固形粒子を容器から排出す
ることができる。かくして、容器は単一の自己収容形ユ
ニットを提供し、これによって液体を処理することがで
きる。液体が接触する表面の全部または殆どは例えば、
電解研磨したステンレススチールのものであるのがよ
く、従って、容器は、大変きれいで無菌に保たれなけれ
ばならない液体を処理するのに適している。外部のパイ
プループは必要とされず、液体の流れを生じさせるのに
ポンプを必要としない。在来のインペラを備えた在来の
反応容器を、反応容器自体に対するほんの僅かな変更及
び反応容器の容量のほんの僅かな変化で本発明による処
理容器を形成するように修正することができる。工程は
化学反応を伴う。変形例として、或いは付加的に、この
工程は晶出を伴う。幾つかの異なる物質について、強い
超音波による照射が、結晶核生成を引き起こすことによ
って、過飽和溶液が生ずることができる程度を減じ、従
って、より低い過飽和で晶出が起こることが分かった。
これは、大変純粋な結晶生成物が形成されるときに特に
適している。と言うのは、液体の純度及び容器表面のき
れいさは、晶出核が存在しないことを意味するからであ
る。それ故に、本発明の処理容器により、より純粋な結
晶生成物を得ることができ、また異なる大きさの結晶を
形成することができる。出来た結晶物質は、液体から分
離されたときには、例えば、もっと自由に流れ、そして
より大きな嵩密度のものである。
【0005】
【実施例】今、本発明を添付図面を参照して、単なる例
示としてさらに説明する。図1を参照すると、処理容器
10は、各端にフランジを有するステンレススチールの
管状円筒壁12と、弁付入口ダクト15を有する頂きの
ドーム形蓋14と、ベースを形成する湾曲した漸縮管1
6とからなる。漸縮管16はベースの中心に内径130
mmのフランジ付ポートを構成し、これに同じ直径のフラ
ンジ付ダクト18が連結されている。ダクト18は長さ
300mmのものであり、その下端は、ドレン管20及び
弁21を備えた円錐形端板19で塞がれている。処理容
器の操作中、弁21は閉じられている。ダクト18は、
そのまわりに等間隔をなした3つの超音波モジュール2
4を備えており、超音波モジュールは図2と関連して以
下に詳細に説明されており、超音波モジュール24はU
形断面の2体環状保護カバー26によって囲まれてい
る。壁12は直径450mm、高さ700mmのものであ
り、従って、壁12、漸縮管16及びダクト18は一緒
になって容積約150リットルの液体容器28を構成す
る。代表的な液面29を破線で支持する。各端が開放し
たステンレススチールの環状シュラウド30が容器28
内に同軸的に支持され、シュラウドは直径210mmの円
筒形上部分と、円錐形にテーパした中間部分と、直径6
0mmの円筒形下部分とを有し、シュラウド30の上端は
液面29より下にあり、シュラウドの下端はダクト18
の頂きと同じ高さである。上部分内にはインペラ32が
あり、このインペラ32は、蓋14の軸線上のポートを
通して延びる軸36によってモータ34で駆動される。
容器は又熱伝達ジャケット37を備えている。
【0006】今、図2を参照すると、だくと18及び3
つの超音波モジュール24の横断面図が示されており、
超音波モジュールの1つだけを完全に示す。だくと18
は肉厚2.5mm及び穴径130mmのものである。肉厚3
mmの3つのステンレススチールの段付カラー38は、共
通の平面でダクト18の外側にそのまわりに等間隔をな
して溶接され、各段付カラー38の外端には取り付けフ
ランジ40がある。図1をも参照すると、各段付カラー
38は、オリーブオイルをカラー38及び熱交換器(図
示せず)の中を循環させるための入口ポート42及び出
口ポート44を備えている。各カラー38は、節フラン
ジ48を有するチタン合金の円筒形の半波長カプラ又は
ホーン46(そのうちの1つだけを図2に示す)の一端
を囲む。カプラ46は、取り付けフランジ40とスチー
ルの締めつけリング52との間に保持され、ねじ54
(2本だけを示す)によって固着された2つのシリコン
ゴムガスケット50の間に節フランジ48の外縁部を締
めつけることによって、端面をダクト18の壁の外側か
ら6mm離してカラー38と同軸に保持される。カプラ4
6及びトランスデューサ組立体56のねじ穴に係合する
短いねじスタッド58によって、トランスデューサ組立
体56がカプラ46の他端にしっかりと固定されてい
る。当接面は平滑かつ平らであってトランスデューサ組
立体56からカプラ46への超音波の結合を最大にす
る。トランスデューサ組立体56の共鳴周波数は20k
Hzであり、カプラ46は、フランジ48が、操作中、
変位の節である位置にあるように、長さがその周波数に
おける波長の半分である。トランスデューサ組立体56
に隣接したカプラ46の端は直径が33mmである(トラ
ンスデューサ組立体56の隣接した端と同じ直径)が、
他端は、超音波をオリーブオイル43へより効率的に結
合するために、直径50mmのものである。各端には短い
円筒部分があり、広い端部分とフランジ48との間で、
カプラ46は一様にテーパし、カプラ46はフランジ4
8の各側に同じ直径を有し、フランジ48の各側にはフ
イレットがあり、フランジ48と細い端部分との間には
円筒部分及び短いテーパ部分がある。
【0007】トランスデューサ組立体56は、チタン合
金のほぼ円筒形の結合ブロック60(これは又節フラン
ジ62を構成する)と、チタン合金の円筒形の支持ブロ
ック64とを有し、反対方向に分極したpzt(ジルコ
ン酸 チタン酸鉛)の圧電材料の2つの環状デイスク6
6が結合ブロック60と支持ブロック64との間に挟ま
れている。トランスデューサ組立体56は、環状デイス
ク66が操作中圧縮状態のままであるほどに締める8mm
直径のボルト68によって保持される。寸法及び質量
は、トランスデューサ組立体56が約20kHzで共振
するようなものである。かかる組立体は、アイスル ブ
リューワーズ,タウントン,ソマーセットのソニック
システム社から入手できる。処理容器の操作中、各トラ
ンスデューサ組立体56はそれぞれの20kHzの信号
発生器(図示せず)に接続され、電気信号はデイスク6
6の隣接面に供給され、外面はアースされる。代表的に
は、各信号発生器はトランスデューサ組立体56に約3
00Wの電力を与える。オリーブオイル43をカラー3
8及び熱交換器の中を循環させて過熱を防止する。エネ
ルギー損失により、特にオリーブオイル43とダクト1
8との間の界面での反射により、ダクト18の中の液体
が受ける音波力は各トランスデューサ組立体56から約
200Wである。液体が水である場合には、ダクト18
の長さ(約300mm)にわたってキャビテーションが起
こることが分かった。従って処理容積は約3.6リット
ルである。
【0008】同時に、インペラ32を作動して、液体を
矢印で指示したように、行き止まりダクト18の中へ、
そして容器28の残部のまわりに循環させる。それ故
に、容器28の中の実質的に全ての液体は、一定時間に
わたって、ダクト18の中で強い照射を受ける。例え
ば、液体は、pHが(酸またはアルカリの添加によっ
て)徐々に変えられている液体であり、従って、生成物
の晶出が起こり、或いは、試薬の添加により過飽和が起
こって液体に溶解した溶質と化合物を形成し、或いは、
他の溶剤の添加により、若しくは液体の温度を変えるこ
とにより、過飽和を引き起こさせる。処理容器10の使
用により、晶出工程をもっと調整した方法で実施するこ
とができ、またもっと純粋の生成物を得ることができ
る。処理容器は、本発明の範囲内にあるが、上記のもの
と異なっていてもよいことは認識されよう。容器28は
異なる容積を有してもよく、例えば、壁12は、高さ
1.0m、直径0.6mであってもよく、従って、容積
は約300リットルであり、ダクト18は、より大きい
直径、例えば、225mmのものでもよく、従って、容積
はより大きい。壁12、漸縮管16、及びダクト18は
異なる材料のものでもよく、例えば、壁12及び漸縮管
16はガラス張スチールで作られ、ダクト18は耐蝕性
合金で作られる。ダクト18は又ボリテトラフルオロエ
チレン(PTFE)のライナーを備えてもよい。壁12
及び漸縮管16は互いに一体であるのがよい。シュラウ
ド30は、その中の循環流抑制するために、その内側か
ら突出したバッフルを有するのがよい。
【0009】超音波モジュール24の数及び配列は又、
異なってもよく、例えば、2組または3組の超音波モジ
ュール24がダクト18に沿って軸線方向に間隔を隔て
設けられてもよい。カラー38は、カプラー46の端と
壁のこれと最も近い部分との間の隙間が10mmより小さ
く、そして、バッファ液体43の1/4波長よりも大変
小さい、好ましくは約6mmであるような長さのものであ
ることが望ましい。カプラー46の側とカラー38の側
との間の隙間は好ましくは10mmより小さいが、好まし
くは2又は3mmより小さくない。カラー38それ自体は
厚さが2mmと5mmとの間であることが望ましく、好まし
くは、厚さが約3mmで、スチールのものである。バッフ
ァ液体43は上述したようにオリーブオイルであるのが
よく、バッファ液体は低減衰を与え、そしてダクト18
内の液体のキャビテーションいき値以上のキャビテーシ
ョンいき値をもたなければならず、従って、他のバッフ
ァ液体を用いてもよい。上述したように、バッファ液体
を循環させて、バッファ液体を冷却するための装置を設
けるのがよく、これは、ポンプを利用してもよいし、或
いは消極的な循環が十分であるかもしれず、事実、熱交
換器を設ける必要はないかもしれない。
【0010】今、図3を参照すると、多くの点で図1の
処理容器と同様な変形例の処理容器70が示されてい
る。容器70は、湾曲したベース76と一体のステンレ
ススチールの環状円筒形の壁72を有し、壁は、弁付入
口ダクト75を有するドーム形蓋74とのフランジ連結
部を備えている。容器70は熱伝達ジャケット77を備
え、そしてその最も下の箇所にドレン管80及び弁81
(これは操作中閉じられる)を備えている。インペラ8
2がベース76の近くに置かれ、蓋74の軸線方向ポー
トを通して延びる軸86によってモータ84で駆動され
る。かくして、インペラ82は破線で指示した通常の液
面88の相当下にある。インペラ82より上で、液面8
8より相当下にステンレススチールのガス充填の中空ト
ーラス90がある。このトーラス90は内径130mmの
円筒形ダクト92を構成し、インペラ82により液体を
このダクト92の中を流れさせる。中空トーラス90内
には、ダクト92の壁のまわりに等間隔を隔てた3つの
超音波モジュール24があり、これらの超音波モジュー
ル24は図1及び2と関連して説明した超音波モジュー
ルと等しい。トーラス90は蓋74からタイバー94
(そのうちの1本だけを示す)によって支持され、管9
6が蓋74より上に延び、電力を超音波モジュール24
に提供する電気ケーブル(図示せず)、バッファ液体及
びトーラス用のパージガスを運ぶ管(図示せず)がこの
管96の中を延びる。
【0011】処理容器70は図1の容器10と実質的に
同じ方法で作動する。各超音波モジュール24を作動
し、従って、ダクト92の内容物が音波力を受け、イン
ペラ82を回転させ、従って、液体はダクト92の中、
容器70の回りを循環する。トーラス90は2部品のも
のであるのがよく、環状の蓋がトーラス90の残部にそ
の内外周において密封され、外部または内部であるが、
遠隔的に作動されるラッチ(図示せず)によって互いに
固着さる。変形例として、トーラス90を互いに溶接
し、その外面を電解研磨してもよい。ダクト92の内径
は上述した内径と異なってもよい。例えば、ダクトは直
径が180mm又は260mmであってもよく、異なる数、
例えば5つまたは7つの超音波モジュール24を備えて
もよい。トーラス90の下面は、その直ぐ下のベース7
6の部分と実質的に同じ曲率のものであるのがよい。ト
ーラス90は、トーラスとベースとの間の液体の流れが
固形試薬又は結晶を懸濁状態に維持するに十分であるよ
うな、ベース76より上の距離に支持されるのがよい。
インペラ82を、トーラスより下ではなく、トーラスよ
りも上にある(破線で示すように)ように配列してもよ
いこは理解これよう。その上、ダクト92の中の流れ方
向は下向き(矢印で指示したように)、上向きのいずれ
でもよい。そして、特に、高い容器70の場合には、容
器70内での循環を高めるように、ダクト92と整合
し、或いはダクト92の延長部をなすシュラウド管(図
示せず)を設けてもよい。別の任意の特徴として、液体
の旋回を抑制するように、半径方向平面においてトーラ
ス90の下面から突出する垂直バッフル(図示せず)を
設ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】処理容器の垂直平面における長手方向断面図で
ある。
【図2】図1の線II−IIにおける断面図である。
【図3】変形例の処理容器の垂直平面における長手方向
断面図である。
【符号の説明】
10 処理容器 12 壁 16 ベース 18 ダクト 24 照射装置 28 容器 30 シュラウド 32 インペラ 38 カラー 43 結合液体 46 カプラ又はホーン 56 超音波モジュール 72 壁 76 ベース 82 ダクト 90 照射モジュール 92 ダクト
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−83329(JP,A) 特開 平3−196045(JP,A) 実開 平6−72602(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 19/10 B01F 7/16

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体の容器(28)を構成する壁(1
    2)及びベース(16)と、容器(28)内に液体の流
    れを引き起こすインペラ(32)と、ボアが容器(2
    8)内の液体と連通し、且つ容器(28)よりも相当に
    小さい横断面積のものであるダクト(18)を構成する
    手段と、ダクト(18)内の液体に0.3W/cm2
    上の高い超音波強さを受けさせる照射装置(24)と、
    を有する処理容器(10)において、 ダクト(18)は容器(28)から突出した行き止まり
    ダクトであり、前記インペラ(32)はダクト(18)
    と容器(28)の内部との間で液体の循環を引き起こす
    ように配置されている、ことを特徴とする処理容器。
  2. 【請求項2】 液体の流れをインペラ(32)の近くに
    集束且つ案内するように配置されたシュラウド(30)
    を有し、シュラウド(30)は、液体噴流をダクト(1
    8)の中へ噴射させるように成形されている、請求項1
    に記載の処理容器。
  3. 【請求項3】 液体の容器(70)を構成する壁(7
    2)及びベース(76)と、容器(70)内に液体の流
    れを引き起こすインペラ(82)と、ボアが容器(7
    0)内の液体と連通し、且つ容器(70)よりも相当に
    小さい横断面積のものであるダクト(92)を構成する
    手段と、ダクト(92)内の液体に0.3W/cm2
    上の高い超音波強さを受けさせる照射装置(24)と、
    を有する処理容器(10)において、 ダクト(92)は容器(70)内で完全に包囲されてお
    り、前記インペラ(82)はダクト(92)と容器(7
    0)の内部との間で液体の循環を引き起こすように配置
    されている、ことを特徴とする処理容器。
  4. 【請求項4】 ダクト(92)は、壁(72)及びベー
    ス(76)から間隔を隔てて容器の中に配置され、且つ
    ほぼドーナツ形の照射モジュール(90)の軸線方向に
    延びる中心穴によって構成される、請求項3に記載の処
    理容器。
  5. 【請求項5】 ダクト(92)は、液体がダクトの中を
    流れるように構成され、ダクト(92)は、液体の流れ
    をインペラ(82)の近くに集束且つ案内するシュラウ
    ドの少なくとも一部を形成する、請求項3に記載の処理
    容器。
  6. 【請求項6】 液体の流れを旋回させないようにバッフ
    ルが設けられている、請求項1乃至5の何れか1項に記
    載の処理容器。
  7. 【請求項7】 照射装置(24)は、少なくとも1つの
    超音波トランスジューサ(56)と、超音波を超音波ト
    ランスジューサ(56)からダクト(18,92)に伝
    達する超音波ホーン(46)とを有し、超音波ホーン
    (46)は節フランジ(48)を有し、そしてこのフラ
    ンジによってカラー(38)内に支持され、カラー(3
    8)は、ダクト(18,92)の壁の外側に取りつけら
    れ、超音波ホーンとカラー(38)との間及び超音波ホ
    ーンとダクト(18,92)の壁との間の隙間は結合液
    体(43)で満たされている、請求項1乃至6の何れか
    1項に記載の処理容器。
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