JP3482029B2 - 軸受ガス供給装置 - Google Patents

軸受ガス供給装置

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JP3482029B2
JP3482029B2 JP05826195A JP5826195A JP3482029B2 JP 3482029 B2 JP3482029 B2 JP 3482029B2 JP 05826195 A JP05826195 A JP 05826195A JP 5826195 A JP5826195 A JP 5826195A JP 3482029 B2 JP3482029 B2 JP 3482029B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遠心圧縮機等の回転
型ガス機械において、回転軸を気体(ガス)の動圧によ
って非接触で支承する気体(ガス)軸受等に軸受用ガス
を供給する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は遠心圧縮機の半縦断面図、図4は
従来の軸受ガス供給装置を示す。図3に示す吸込み側ジ
ャーナル軸受35,吐出側ジャーナル軸受36及びスラ
スト軸受33は、軸受面に気体(ガス)の動圧を生じさ
せて非接触で回転軸11を支承するガス軸受である。ま
た、ガスシール装置58も同様にガスの動圧により非接
触でガスの漏洩を阻止するものである。図3及び図4に
示すように、従来の軸受ガス供給装置は、圧縮されて高
くなった圧力の吐出室2oのガスが、バランスピストン
シール59を漏れてバランス室2bに入り、バランス室
2bから吐出側シール52を漏れて吐出側ジャーナル軸
受36に入って軸受用のガスとして働き、一部のガスは
ガスシール装置58に入って働き、他のガスは吐出側ジ
ャーナル軸受36からオリフィス723を経て戻り配管
61により、オリフィス721を経てスラスト軸受33
へ供給され、オリフィス722を経て吸込み側ジャーナ
ル軸受35へ供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の軸受ガス供給装
置は上記のようであるが、この遠心圧縮機によって圧縮
されたプロセスガス中には、塵埃や圧縮によって生じた
反応生成物などの微小固形物が含まれており、この微小
固形物がガスと共に流れて軸受等に供給されるので、こ
の軸受等において気体の動圧を発生させる軸受面等の間
の数μm程度の微小間隔の隙間に入って、微小固形物が
軸受面等に高速で接触して、軸受面等に傷をつけること
がある。軸受面等に傷がつけば、これに接触して流れる
ガスの流動抵抗が大きくなり、ガスによる動圧の発生に
支障をきたし、また、傷の凸部が金属接触すれば、軸受
焼損という重大事故に至るというような問題があった。
また、図4に示すように、各軸受等に供給されるガスの
流量はオリフィス721,722及び723によって調
節されるが、元のガスの供給は、吐出室2oからバラン
スピストンシール59を漏れてバランス室2bを経て吐
出側シール52を漏れて吐出側ジャーナル軸受36に自
然に供給されるガスに依存しているので、ガスの供給量
が不明確であり、各軸受等が必要とするガス供給量に適
合せず大きな過不足がありうるというような課題があっ
た。
【0004】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、微小固形物等が除去された清浄なガスを適
量に供給する軸受ガス供給装置を得ることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る軸受ガス
供給装置は、遠心圧縮機の吐出室から各軸受に連通させ
るガス供給管を設け、このガス供給管の前記各軸受への
枝管にオリフィスをそれぞれ設け、前記ガス供給管の途
中にガス中の粉塵等をろ過するフィルタを設け、前記ガ
ス供給管内のガスの圧力を吸込み室のガスの圧力より所
定の差圧だけ高い圧力に調節設定可能な圧力調整手段を
設けたものである。また、吸込み室とバランス室とを連
通させるバランス管を設け、前記ガス供給管内のガスの
圧力を前記バランス管内のガスの圧力より所定の差圧だ
け高い圧力に調節設定可能な圧力調整手段を設けたもの
である。また、吸込み室のガスの圧力よりバランス室の
ガスの圧力が所定の差圧以上に高くなれば開くバランス
調整弁を具備して吸込み室とバランス室とを連通させる
バランス管を設け、吸込み側の前記軸受に供給する前記
ガス供給管にはこのガス供給管内のガスの圧力を吸込み
室のガスの圧力より所定の差圧だけ高い圧力に調節設定
可能な圧力調整手段を設け、吐出側の前記軸受に供給す
る前記ガス供給管にはこのガス供給管内のガスの圧力を
バランス室内のガスの圧力より所定の差圧だけ高い圧力
に調節設定可能な圧力調整手段を設けたものである。ま
た、前記圧力調整手段は、前記吸込み室又はバランス管
内又はバランス室内のガスの圧力と前記ガス供給管内の
ガスの圧力との差圧を検出して差圧信号を伝送する差圧
検出伝送器と、この差圧検出伝送器から伝送された差圧
信号により前記ガス供給管のガスの圧力を調整する圧力
調整弁とで構成されるものである。また、前記ガス供給
管によって前記軸受と共にガスシール装置にもガスを供
給するようにしたものである。
【0006】
【作用】この発明における軸受ガス供給装置のガス供給
管は、吐出室から各軸受に連通しており、遠心圧縮機の
吐出室はガスの圧力が最も高いので、ガスは吐出室から
各軸受に流れる。オリフィスは、各軸受へそれぞれ設定
された供給量のガスを通過させる。フィルタは、ガス供
給管内を通過するガス中の粉塵等をろ過して清浄化する
ことにより、粉塵等により軸受面等に損傷が発生するこ
とを防止する。圧力調整手段は、ガス供給管内のガスの
圧力を、各軸受から出たガスの戻り先である吸込み室又
はバランス室のガスの圧力より所定の差圧だけ高く設定
するので、常に、各軸受に排出側よりこの差圧分だけ高
い圧力のガスが供給されることになり、ガス供給管から
適量の軸受用ガスが供給され、ガス動圧による非接触軸
受機能が適切に発揮される。また、この圧力調整手段を
差圧検出伝送器と圧力調整弁とで構成すれば、差圧検出
伝送器は差圧を検出して差圧信号を伝送し、この差圧信
号を受けて圧力調整弁はガス供給管のガスの圧力を調整
する。また、ガスシール装置にもガスを供給すれば、清
浄な適量のガスが供給され、ガスシール装置のシール面
の損傷が防止され、ガス動圧によるシール機能が適切に
発揮される。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例による軸受ガス供給装
置の系統図である。図1において、11は遠心圧縮機の
回転軸であり、図の右側には図示しない電動機又はター
ビンのような駆動機が連結されている。12は回転軸1
1に固着されたインペラ(羽根車)、19はインペラ1
2にガス圧がかかって生じる軸方向の反力を軽減させる
ために回転軸11に固着されたバランスピストンであ
る。33は回転軸11に生じる軸方向の反力を支承する
スラスト軸受であり、35,36は回転軸11の径方向
の荷重を支承する吸込み側及び吐出側のジャーナル軸受
である。58はこの遠心圧縮機の外へガスが漏れるのを
阻止するように設けられたガスシール装置である。吸込
み側ジャーナル軸受35,吐出側ジャーナル軸受36及
びスラスト軸受33は、非常に狭い隙間になる軸受面間
に引きずり込まれたガスが圧縮されて生じる動圧によ
り、非接触で軸受面を支承する気体(ガス)軸受であ
る。ガスシール装置58も同様にガスの動圧により非接
触でガスの漏れを阻止するシール装置である。なお、図
3に示すように、回転軸11にはスラスト軸受33で支
承されるようにスラストつば13が形成されている。
【0008】図3に示すように、回転軸11の外周には
この遠心圧縮機の本体(筐体)である外周を閉囲するケ
ーシング23と、両端部を閉塞する吸込み側ハウジング
24及び吐出側ハウジング25と、各段のインペラ12
によって圧縮されたガスの流路を形成する隔板であるダ
イヤフラム26,27,28及び29が設けられてい
る。吸込み側ハウジング24とダイヤフラム26との間
には吸込み室2iが形成され、ダイヤフラム28と29
との間には吐出室2oが形成されている。また、吐出側
ハウジング25とバランスピストン19及びダイヤフラ
ム29との間にはバランス室2bが形成されている。ス
ラスト軸受33はスラストつば13を挾むようにして吸
込み側ハウジング24に支持させて設けられ、吸込み側
ジャーナル軸受35も吸込み側ハウジング24に支持さ
せて設けられ、吐出側ジャーナル軸受36及びガスシー
ル装置58は吐出側ハウジング25に支持させて設けら
れている。
【0009】図1及び図3に示すように、回転軸11の
外周面と吸込み側ハウジング24の内周面とをシールす
る吸込み側シール51が設けられ、回転軸11の外周面
と吐出側ハウジング25の内周面とをシールする吐出側
シール52が設けられ、バランスピストン19の外周面
とダイヤフラム29の内周面とをシールするバランスピ
ストンシール59が設けられている。吸込み側シール5
1,吐出側シール52及びバランスピストンシール59
はラビリンスシールである。ラビリンスシールは迷路効
果によって非接触で漏れを最小限にするシールである。
そのほか、図3に示すように、各段のインペラ12とダ
イヤフラム26,27及び28との間、その間の回転軸
11とダイヤフラム26及び27との間にもラビリンス
シールが設けられている。
【0010】図1に示すように、吸込み室2iとバラン
ス室2bとを連通させるバランス管69が設けられてい
る。また、吐出室2oから未浄化ガス供給管62が設け
られ、圧力調整弁75及びフィルタ73を通過して、オ
リフィス721を経てスラスト軸受33へ、オリフィス
722を経て吸込み側ジャーナル軸受35へ、オリフィ
ス723を経て吐出側ジャーナル軸受36へ、オリフィ
ス724を経てガスシール装置58へ清浄ガスを供給す
る清浄ガス供給管64が導設されている。また、清浄ガ
ス供給管64内のガスの圧力とバランス管69内のガス
の圧力とを入力して、その差圧を検出して差圧信号を出
力する差圧検出伝送器74が設けられ、差圧検出伝送器
74から出力伝送される差圧信号を圧力調整弁75に入
力するように信号線が接続されている。
【0011】次に、図1に示す実施例の動作について説
明する。回転軸11が、図示しない駆動機により駆動さ
れて、高速回転すると、図3に示すように、回転軸11
に固着されて回転軸11と共に回転するインペラ12
は、吸込み室2iからガスを吸い込んで各段で逐次圧縮
し、圧縮されたガスは吐出室2oに入って吐出される。
各インペラ12の圧縮によりインペラ12の図の左側よ
り右側の方がガスの圧力が高いので、インペラ12を介
して回転軸11は図の右から左へ押される。そこで、回
転軸11にバランスピストン19を取り付け、バランス
ピストン19の図の左側が高圧となるのに対して、バラ
ンスピストンシール59でシールしてバランスピストン
19の図の右側のバランス室2bへの漏れを制限し、バ
ランス室2bと吸込み室2iとを連通させるバランス管
69を設けて、バランス室2bが比較的低圧になるよう
にして、バランスピストン19に図の左から右へのガス
の圧力を及ぼして前記右から左への軸方向のスラスト力
を相殺軽減する。
【0012】図1に示すように、吐出室2oの高圧のガ
スの一部は、未浄化ガス供給管62を通って圧力調整弁
75及びフィルタ73を通過し、オリフィス721を経
てスラスト軸受33に、オリフィス722を経て吸込み
側ジャーナル軸受35に、オリフィス723を経て吐出
側ジャーナル軸受36に、オリフィス724を経てガス
シール装置58に、供給される。差圧検出伝送器74は
清浄ガス供給管64内のガスの圧力とバランス管69内
のガスの圧力との差圧を検出し、出力信号を圧力調整弁
75に伝送する。圧力調整弁75はその差圧信号が予め
設定されている設定値以下であれば弁を開け、設定値を
超えていれば弁を閉める。これにより、清浄ガス供給管
64内のガスの圧力は、常に、バランス管69内のガス
の圧力より設定された差圧だけ高い圧力となる。スラス
ト軸受33,吸込み側ジャーナル軸受35及び吐出側ジ
ャーナル軸受36で軸受ガスの役目を果たしたガスは戻
り路67を通って吸込み室2iに戻るので、上記差圧を
適当に設定しておけば、常に適量のガスを各軸受に流す
ようにすることができる。なお、上記差圧と設定値との
比較は差圧検出伝送器74で行ってもよい。
【0013】図1において、フィルタ73は、通過する
ガス中に介在する塵埃やこの遠心圧縮機中で生成された
微粒子などの微小固形物をろ過する。したがって、清浄
ガス供給管64には微小固形物が除去された清浄なガス
が通って各軸受等に供給される。これにより、従来、微
小固形物が軸受面に接触して傷をつけていたことが防止
され、軸受機能が損なわれることが防止される。
【0014】図1において、オリフィス721,72
2,723及び724は、各々スラスト軸受33,吸込
み側ジャーナル軸受35,吐出側ジャーナル軸受36及
びガスシール装置58が各々必要とするガス供給量に対
して設定されているので、各軸受等に対して適量のガス
が配分される。なお、ガスシール装置58から微量のガ
スは外部に漏れる。
【0015】なお、図1に示した実施例では圧力調整弁
75の下流にフィルタ73を設けたが、フィルタ73を
圧力調整弁75より上流に設けてもよい。フィルタ73
が上流に設けられていれば、圧力調整弁75が清浄な環
境で開閉するので圧力調整弁75にとっては好ましい。
しかし、フィルタ73を下流に設ければ、万一、圧力調
整弁75から異物が出てもフィルタ73で止められる。
なお、図1に示す実施例では圧力調整手段として差圧検
出伝送器74及び圧力調整弁75を用いたが、例えば差
圧検出伝送器74と圧力調整弁75とを一体としたよう
な装置を用いてもよい。
【0016】次に、図2に示す第2実施例について説明
する。図2に示す第2実施例では、吸込み室2iとバラ
ンス室2bとを連通させるバランス管69の途中にバラ
ンス調整弁79が設けられている。バランス調整弁79
は、バランス室2bのガスの圧力が吸込み室2iのガス
の圧力より設定値以上に高くなれば開くリリーフ弁であ
る。この設定値は調節可能である。また、清浄ガス供給
管64は、スラスト軸受33及び吸込み側ジャーナル軸
受35に接続する清浄ガス供給管641と、吐出側ジャ
ーナル軸受36及びガスシール装置58に接続する清浄
ガス供給管642とに分岐して設けられている。清浄ガ
ス供給管641には、フィルタ731と差圧検出伝送器
741からの信号により圧力を調節する圧力調整弁75
1とが設けられている。差圧検出伝送器741は清浄ガ
ス供給管641と吸込み室2iとの差圧を検出する。清
浄ガス供給管642には、フィルタ732と差圧検出伝
送器742からの信号により圧力を調節する圧力調整弁
752とが設けられている。差圧検出伝送器742は清
浄ガス供給管642とバランス室2bとの差圧を検出す
る。なお、フィルタ731及び732を設けるととも
に、又は代わりに、フィルタ733を設けてもよい。
【0017】次に、図2に示す第2実施例の動作につい
て説明する。バランス調整弁79は、バランス室2b内
のガスの圧力が、吸込み室2i内のガスの圧力より、設
定された差圧以上に高くならないようにする。これによ
り、バランスピストンシール59及び吐出側シール52
を漏れるガスの量が適当になる。また、バランスピスト
ン19に及ぼすガスの圧力(バランス力)が適当な力に
なり、スラスト軸受33にかかるスラスト力を軽減する
ことができる。
【0018】図2に示すように、スラスト軸受33及び
吸込み側ジャーナル軸受35から排出されるガスは、吸
込み側シール51を通過して吸込み室2iに排出される
ので、この吸込み室2iの圧力を基準にして清浄ガス供
給管641の圧力を設定することにより、これらの軸受
用ガスの供給圧力を合理的に設定することができる。ま
た、同様に、吐出側ジャーナル軸受36から排出される
ガスは、吐出側シール52を通過してバランス室2bに
排出されるので、このバランス室2bの圧力を基準にし
て清浄ガス供給管642の圧力を設定することにより、
これらの軸受用ガスの供給圧力を合理的に設定すること
ができる。
【0019】なお、図1及び図2において、差圧検出伝
送器74,741,742又は圧力調整弁75,75
1,752の圧力又は差圧の値は調節設定可能である。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、微小
固形物を除去した清浄なガスを、常に所定の差圧をもっ
て供給するようにしたので、軸受面等に常に適量のガス
が供給され、また、従来、微小固形物により生じていた
軸受面等の損傷が防止され、軸受機能が長期間良好に発
揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例による軸受ガス供給装置
の系統図である。
【図2】この発明の第2実施例による軸受ガス供給装置
の系統図である。
【図3】遠心圧縮機の半縦断面図である。
【図4】従来の軸受ガス供給装置の系統図である。
【符号の説明】
11:回転軸、 12:インペラ、13:スラストつ
ば、 19:バランスピストン、23:ケーシング、
24,25:ハウジング、26,27,28,29:ダ
イヤフラム、2i:吸込み室、 2o:吐出室、2b:
バランス室、33:スラスト軸受、35:吸込み側ジャ
ーナル軸受、36:吐出側ジャーナル軸受、51:吸込
み側シール、 52:吐出側シール、58:ガスシール
装置、59:バランスピストンシール、62,64:ガ
ス供給管、69:バランス管、721,722,72
3,724:オリフィス、73,731,732,73
3:フィルタ、74,741,742:差圧検出伝送
器、75,751,752:圧力調整弁、79:バラン
ス調整弁。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠心圧縮機の吐出室から各軸受に連通さ
    せるガス供給管を設け、このガス供給管の前記各軸受へ
    の枝管にガスの供給量を設定するオリフィスをそれぞれ
    設け、前記ガス供給管の途中にガス中の粉塵等をろ過す
    るフィルタを設け、前記ガス供給管内のガスの圧力を吸
    込み室のガスの圧力より所定の差圧だけ高い圧力に調節
    設定可能な圧力調整手段を設けたことを特徴とする軸受
    ガス供給装置。
  2. 【請求項2】 遠心圧縮機の吐出室から各軸受に連通さ
    せるガス供給管を設け、このガス供給管の前記各軸受へ
    の枝管にガスの供給量を設定するオリフィスをそれぞれ
    設け、前記ガス供給管の途中にガス中の粉塵等をろ過す
    るフィルタを設け、吸込み室とバランス室とを連通させ
    るバランス管を設け、前記ガス供給管内のガスの圧力を
    前記バランス管内のガスの圧力より所定の差圧だけ高い
    圧力に調節設定可能な圧力調整手段を設けたことを特徴
    とする軸受ガス供給装置。
  3. 【請求項3】 遠心圧縮機の吐出室から各軸受に連通さ
    せるガス供給管を設け、このガス供給管の前記各軸受へ
    の枝管にガスの供給量を設定するオリフィスをそれぞれ
    設け、前記ガス供給管の途中にガス中の粉塵等をろ過す
    るフィルタを設け、吸込み室のガスの圧力よりバランス
    室のガスの圧力が所定の差圧以上に高くなれば開くバラ
    ンス調整弁を具備して吸込み室とバランス室とを連通さ
    せるバランス管を設け、吸込み側の前記軸受に供給する
    前記ガス供給管にはこのガス供給管内のガスの圧力を吸
    込み室のガスの圧力より所定の差圧だけ高い圧力に調節
    設定可能な圧力調整手段を設け、吐出側の前記軸受に供
    給する前記ガス供給管にはこのガス供給管内のガスの圧
    力をバランス室内のガスの圧力より所定の差圧だけ高い
    圧力に調節設定可能な圧力調整手段を設けたことを特徴
    とする軸受ガス供給装置。
  4. 【請求項4】 前記圧力調整手段は、前記吸込み室又は
    バランス管内又はバランス室内のガスの圧力と前記ガス
    供給管内のガスの圧力との差圧を検出して差圧信号を伝
    送する差圧検出伝送器と、この差圧検出伝送器から伝送
    された差圧信号により前記ガス供給管のガスの圧力を調
    整する圧力調整弁とで構成されることを特徴とする請求
    項1又は請求項2又は請求項3に記載の軸受ガス供給装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ガス供給管によって前記ガス軸受と
    共にガスシール装置にもガスを供給するようにしたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    軸受ガス供給装置。
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