JP4534142B2 - 流体圧縮機のスラスト軸受構造 - Google Patents

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本発明は、流体圧縮機、例えば、メタンリッチな天然ガスを圧送するのに用いられるパイプラインコンプレッサの回転軸に生じるスラスト力を支持するスラスト軸受構造に関するものである。
流体圧縮機の回転軸に生じるスラスト荷重を支持するスラスト軸受構造としては、スラスト軸受の内径側に設けたバランス室の圧力を調整弁によりその都度調整するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−259855号公報
上述した特許文献1に開示されている発明のものは、全スラスト力の絶対値が最小となるように予め演算機により演算された制御信号が調整弁に出力され、この制御信号に基づいて調整弁が制御されることによりスラスト力の低減化が図られている。
しかし、上述した特許文献1に開示されている発明のものでは、演算機やこの演算機からの信号により制御される調整弁等の特別の装置が必要となり、製造コストが高騰してしまうといった問題点があった。
また、演算機や調整弁等にトラブル(故障)が生じた場合には、スラスト力を低減させることができなくなり、最悪の場合、装置自体を壊してしまうおそれもある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、特別な装置等を必要とすることなくスラスト力をキャンセルすることができ、かつ信頼性の向上を図ることができる流体圧縮機のスラスト軸受構造を提供することを目的としている。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明による流体圧縮機のスラスト軸受構造は、回転軸および羽根車を備えてなる回転体を収容するハウジング内に形成されたバランス室と、前記回転軸に取り付けられるとともに、前記バランス室内に納められる円盤状のバランスピストンとを備えた流体圧縮機のスラスト軸受構造であって前記バランスピストンの外周面と前記バランス室の内周面との間に第1のラビリンスシールが設けられ、前記回転軸の外周面と前記ハウジングとの間に第2のラビリンスシールが設けられているとともに、前記ハウジングから前記回転軸の端面に向かって延びる舌部の先端と前記回転軸の端面との間に絞り部が形成されており、前記第1のラビリンスシールの上流側に第1の空間が形成され、前記第1のラビリンスシールと前記第2のラビリンスシールとの間に第2の空間が形成されるとともに、前記第2のラビリンスシールと前記絞り部との間に第3の空間が形成されていることを特徴とする。
このような流体圧縮機のスラスト軸受構造によれば、バランスピストンの高圧側面の側に形成された空間内には、例えば、羽根車により圧縮された流体の一部が導かれるようになっている。この空間内に導かれた流体は、バランスピストンの高圧側面に沿って半径方向内側から半径方向外側に流れた後、第1のラビリンスシールの上流側(高圧側)に達し、第1のラビリンスシールとバランスピストンの外周面との間を通過する際にその圧力が減圧され、バランスピストンの低圧側面の側に形成された空間内に導かれる。
第1のラビリンスシールにより減圧された流体は、絞り部の方へと流れ、この絞り部を通過する際にさらに減圧されながらバランス室から出ていくことになる。
回転体の移動によりこの絞り部の隙間(クリアランス)が狭くなっている場合には、バランス室からのリーク量が減少し、バランスピストンの低圧側面の側に形成された空間内の圧力が上がり、絞り部の隙間(クリアランス)が広がる方向に回転体が押し戻される。
逆に、回転体の移動によりこの絞り部の隙間(クリアランス)が広くなっている場合には、バランス室からのリーク量が増加し、バランスピストンの低圧側面の側に形成された空間内の圧力が下がり、絞り部の隙間(クリアランス)が狭まる方向に回転体が押し戻される。
すなわち、特別な装置等を必要とすることなくスラスト力をキャンセルすることができるようになっている。
また、このような流体圧縮機のスラスト軸受構造によれば、第1のラビリンスシールを通過した流体の圧力が、第2のラビリンスシールを通過する際にさらに減圧されるとともに、第2のラビリンスシールにより、この第2のラビリンスシールの上流側の圧力と下流側の圧力との間に時間遅れを生じさせることができ、圧力ハンチングを防止することができる。
本発明による流体圧縮機のスラスト軸受構造は、前記ハウジング内の、前記バランスピストンの高圧側面および低圧側面と対向する位置にそれぞれ軸受パッドが設けられている。
このような流体圧縮機のスラスト軸受構造によれば、起動時や天然ガスの圧力が大きく変動して回転体が軸方向に大きく移動してしまった場合に、軸受パッドを座として使用することができるので、他の部分が接触する前にバランスピストンの高圧側面または低圧側面と、軸受パッドの軸受面とを接触させることができて、他の部分の損傷を防止することができる。
本発明による流体圧縮機は、前述した特徴を有するスラスト軸受構造を具備してなる。
このような流体圧縮機によれば、この流体圧縮機に供給される流体の圧力が変動し、回転体に作用するスラスト力が変動して、回転体が軸方向に移動したとしても、特別な装置等を必要とすることなく回転体を元の位置に自動的に復帰させる(戻す)ことができ、さらにスラスト力を支持させることができる。
本発明による流体圧縮機は、前記自成絞りを通過した流体を大気中に逃がすための大気放出管およびバルブが設けられている。
このような流体圧縮機によれば、起動時にバルブを開状態とすることにより、ハウジング内に充填された起動用の高圧ガスの一部が、前述のスラスト軸受構造を通過した後に大気中に放出することになる。これにより、バランスピストンの高圧側面と低圧側面との間に差圧を生じさせることができて、ガスシールの背面にかかる貫通スラスト力をキャンセルすることができるとともに、流体圧縮機を安全に起動させることができる。
本発明による流体圧縮機のスラスト軸受構造によれば、特別な装置等を必要とすることなくスラスト力をキャンセルすることができ、かつ信頼性の向上を図ることができるという効果を奏する。
以下、本発明による流体圧縮機のスラスト軸受構造の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明によるスラスト軸受構造1を具備した流体圧縮機、例えば、メタンリッチな天然ガス(流体)を圧送するのに用いられるパイプラインコンプレッサ2を示すものであって、図中の符号3はタービン等の駆動機に連結された回転軸、符号4はこの回転軸3に同軸状に取付けられた複数(本実施形態では2つ)の羽根車、符号5は回転軸3および複数の羽根車4からなる回転体(ロータ)を収容するハウジング、符号6,7は回転軸3をハウジング5内に回転自在の状態で支持するガスジャーナル軸受、符号8は回転軸3とハウジング5との間をシールするガスシールである。
また、ハウジング5には、複数の羽根車4をそれぞれ収容する室9、および隣接する室9を連通する連通路10が設けられているとともに、羽根車4に天然ガス(圧力Ps)を供給する吸込部11および圧縮された天然ガス(圧力Pd)を吐出する吐出部12がそれぞれ設けられている。
図2は、図1の円Aで囲まれた部分を拡大するとともに、その構成を模式化した図である。図2に示すように、スラスト軸受構造1は、バランスピストン21と、第1のラビリンスシール22と、第2のラビリンスシール23とを主たる要素として構成されたものであり、回転軸3の一端部(高圧側の端部)に設けられている。
バランスピストン21は、その直径D2が回転軸3の直径D1よりも大きくなるよう、回転軸3の中心線Cから半径方向外側に向かって設けられた円盤状の部材であり、ハウジング5内に形成されたバランス室24内に収められている。
第1のラビリンスシール22は、軸受の剛性を確保するためのものであり、バランス室24内で、かつバランスピストン21の外周面21aと対向する位置に設けられている。
第2のラビリンスシール23は、バランス室24内で、かつその直径D3が回転軸3の直径D1よりも小さくなるように形成された回転軸3の末端部外周面3aと対向する位置に設けられている。
また、空間S3を形成するハウジング5の一部は、回転軸3の端面3bに向かって延びる舌部5aを構成し、舌部5aの先端と回転軸3の端面3bとの間に絞り部25が形成されるようになっている。この絞り部25は、自らの動きによって絞りの大きさが変化するもの、すなわち、回転軸3(あるいは回転体)とハウジング5(あるいは舌部5a)との相対変位によって流路面積が変化する、いわゆる「自成絞り」と呼ばれるものである(以下、「絞り部」は「自成絞り」と称することにする)。この舌部5aの外周面5bの直径D4は、回転軸3の末端部外周面3aの直径D3よりも小さくなるように形成されている。舌部5bの先端面は、図2に示すように、半径方向外側から半径方向内側にかけてその直径が漸次小さくなるような(半径方向外側から半径方向内側にかけて回転軸3の末端部外周面3aから徐々に遠ざかるような)傾斜面とされている。
バランスピストン21の高圧側面21bの側に形成された空間S1内には、吐出部12に設けられた抽気ポート13(図4参照)、この抽気ポート13に接続された抽気管14(図4参照)、および枝管14a(図4参照)を介して羽根車4により圧縮された天然ガスG1(圧力Pd)の一部が導かれるようになっている。空間S1内に導かれた天然ガスG1は、バランスピストン21の高圧側面21bに沿って半径方向内側から半径方向外側に流れた後、第1のラビリンスシール22の上流側(高圧側)に達し、第1のラビリンスシール22とバランスピストン21の外周面21aとの間を通過する際に圧力P1まで減圧されながら、バランスピストン21の低圧側面21cの側に形成された空間S2内に導かれる。
空間S2内に導かれた圧力P1を有する天然ガスG2は、バランスピストン21の低圧側面21cに沿って半径方向外側から半径方向内側に流れた後、第2のラビリンスシール23の上流側(高圧側)に達し、第2のラビリンスシール23と回転軸3の末端部外周面3aとの間を通過する際に圧力P2まで減圧されながら、回転軸3の端面3bの側に形成された空間S3に導かれる。
そして、空間S3内に導かれた天然ガスG3は、舌部5aの先端と回転軸3の端面3bとの間に形成された自成絞り25を通過する際に圧力Psまで減圧されながら回転軸3の中心線C側に導かれる。
圧力Psに減圧された天然ガスは、図4に示すように、戻り管15を介して吸込部11に戻され、羽根車4により再び圧縮される。戻り管15には大気放出管16が接続されているとともに、この大気放出管16には起動用大気放出バルブ17が設けられている。これら大気放出管16および起動用大気開放バルブ17は、パイプラインコンプレッサ2を起動する際に使用されるものであり、起動時、起動用大気開放バルブ17は、開状態とされる。
また、抽気ポート13、抽気管14、および枝管14aを介して空間S1に導かれる天然ガスG1の一部は、空間S2の上流側で分岐した後、ガスジャーナル軸受7に供給されるようになっている。一方、ガスジャーナル軸受6には、抽気ポート13、抽気管14、および枝管14bを介して羽根車4により圧縮された天然ガスG1(圧力Pd)の一部が供給されるようになっている。
なお、図4において符号18は圧力調整弁、符号19はフィルタである。
本実施形態によるスラスト軸受構造1によれば、バランスピストン21、第1のラビリンスシール22、およびバランス室24により静圧型のガススラスト軸受が構成されているとともに、例えば、回転体が舌部5bの側(図2において左側)に移動した場合には、自成絞り25のクリアランスが減少し、空間S3からのリーク量が減少し、空間S3および空間S2内の天然ガスの圧力が上がり、回転体が舌部5bから遠ざかる側(図2において右側)に押し戻されるようになっている。
逆に、回転体が舌部5bから遠ざかる側(図2において右側)に移動した場合には、自成絞り24のクリアランスが増加し、空間S3からのリーク量が増加するとともに、空間S3および空間S2内の天然ガスの圧力が下がり、回転体が舌部5bの側(図2において左側)に押し戻されるようになっている。
すなわち、吸込部11に供給される天然ガスの圧力が変動し、回転体に作用するスラスト力が変動して、回転体が軸方向に移動したとしても、特別な装置等を必要とすることなく回転体を元の位置に自動的に復帰させる(戻す)ことができ、さらにスラスト力を支持させることができる。また、信頼性の向上を図ることもできる。
このようなスラスト軸受構造1は、吸込部11に供給される流体の圧力が変動し易く、巾広い運転範囲が要求される、例えば、天然ガスを圧送するパイプラインコンプレッサ2に特に適している。
また、第2のラビリンスシール23により、この第2のラビリンスシール23の上流側の圧力P1と下流側の圧力P2との間に時間遅れを生じさせることができるので、圧力ハンチングを防止することができ、回転体を元の位置に迅速に復帰させる(戻す)ことができる。
なお、この時間遅れは、第1のラビリンスシール22におけるリーク量と圧力の関係を表す微分方程式、第2のラビリンスシール23におけるリーク量と圧力の関係を表す微分方程式、および自成絞り25におけるリーク量と圧力の関係を表す微分方程式(簡単な絞りのリークの式)を連立方程式として解くことによって得ることができる。
さらに、パイプラインコンプレッサ2の起動時に起動用大気開放バルブ17を開状態とすることにより、ハウジング5内に充填された起動用の高圧ガス(例えば、5MPa〜6MPaに昇圧された天然ガス)の一部を、スラスト軸受構造1を通過させた後に大気中に放出させることができる。これにより、バランスピストン21の高圧側面21bと低圧側面21cとの間に差圧を生じさせることができて、ガスシール8の背面にかかる貫通スラスト力をキャンセルすることができるとともに、パイプラインコンプレッサ2を安全に起動させることができる。
なお、大気放出管16および起動用大気開放バルブ17が設けられていない場合には、バランスピストン21の高圧側面21bと低圧側面21cとの間に差圧を生じさせることができず、ガスシール8の背面に過大な貫通スラスト力がかかってしまい、パイプラインコンプレッサ2を損傷させてしまうおそれがある。
さらにまた、スラスト軸受構造1には、プロセスガスと同じガスが軸受ガスとして用いられているので、軸受ガスが仮にプロセス側に浸入したとしてもプロセスガスを汚染するおそれがなく、また軸受損失も小さく、動力の低減化を図ることができる。
また、油軸受に比べて給油装置等が不要となり、システムを簡略化することができる。 さらに、磁気軸受に比べて制御装置等が不要となり、システムを簡略化することができるとともに、潜在的な信頼性の向上を図ることができる。
本発明による流体圧縮機のスラスト軸受構造の他の実施形態を、図3を用いて説明する。
本実施形態による流体圧縮機のスラスト軸受構造31は、ハウジング5内の、バランスピストン21の高圧側面21bおよび低圧側面21cと対向する位置にそれぞれ軸受パッド32が設けられているという点で前述した実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
本実施形態によるスラスト軸受構造31によれば、バランスピストン21、第1のラビリンスシール22、バランス室24、および軸受パッド32により動圧型のガススラスト軸受が構成されていることになる。
したがって、起動時や天然ガスの圧力が大きく変動して回転体が軸方向に大きく移動してしまった場合に、軸受パッド32を座として使用することができるので、他の部分が接触する前にバランスピストン21の高圧側面21bまたは低圧側面21cと、軸受パッド32の軸受面とを接触させることができて、他の部分の損傷を防止することができる。
その他の作用効果は、前述した実施形態のものと同じであるのでここではその説明を省略する。
本発明によるスラスト軸受構造を具備した流体圧縮機の断面図である。 図1の円Aで囲まれた部分を拡大するとともに、その構成を模式化した図である。 本発明によるスラスト軸受構造の他の実施形態を示す断面図である。 本発明によるスラスト軸受構造を具備した流体圧縮機の概略構成図である。
符号の説明
1 スラスト軸受構造
2 流体圧縮機
3 回転軸
3b 一端面
4 羽根車
5 ハウジング
16 大気放出管
17 起動用大気開放バルブ
21 バランスピストン
21a 外周面
21b 高圧側面
21c 低圧側面
22 第1のラビリンスシール
23 第2のラビリンスシール
24 バランス室
25 自成絞り(絞り部)
31 スラスト軸受構造
32 軸受パッド

Claims (4)

  1. 回転軸および羽根車を備えてなる回転体を収容するハウジング内に形成されたバランス室と、
    前記回転軸に取り付けられるとともに、前記バランス室内に納められる円盤状のバランスピストンとを備えた流体圧縮機のスラスト軸受構造であって
    前記バランスピストンの外周面と前記バランス室の内周面との間に第1のラビリンスシールが設けられ、
    前記回転軸の外周面と前記ハウジングとの間に第2のラビリンスシールが設けられているとともに、
    前記ハウジングから前記回転軸の端面に向かって延びる舌部の先端と前記回転軸の端面との間に絞り部が形成されており、
    前記第1のラビリンスシールの上流側に第1の空間が形成され、
    前記第1のラビリンスシールと前記第2のラビリンスシールとの間に第2の空間が形成されるとともに、
    前記第2のラビリンスシールと前記絞り部との間に第3の空間が形成されていることを特徴とする流体圧縮機のスラスト軸受構造。
  2. 前記ハウジング内の、前記バランスピストンの高圧側面および低圧側面と対向する位置にそれぞれ軸受パッドが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の流体圧縮機のスラスト軸受構造。
  3. 請求項1または2に記載のスラスト軸受構造を具備してなることを特徴とする流体圧縮機。
  4. 前記絞り部を通過した流体を大気中に逃がすための大気放出管およびバルブが設けられていることを特徴とする請求項に記載の流体圧縮機。
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