JP3438994B2 - スラストガス軸受の面圧調整装置 - Google Patents

スラストガス軸受の面圧調整装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インペラの高速回転に
よりガスを圧縮する遠心圧縮機のスラストガス軸受の面
圧調整に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の遠心圧縮機のガス軸受の配置を示
す断面図を図3に、スラストガス軸受の面圧調整の系統
図を図4に示す。図で示すように、回転軸1には複数の
インペラ2が装着され、同インペラ2はケーシング3及
びハウジング3に組み付けられたダイヤフラム4に囲ま
れてガス圧縮室を形成し、インペラ2が高速回転するこ
とによりガスを圧縮するようになっている。回転軸1と
ハウジング5との間には、ガス圧縮室からのガス流出を
最小限に抑えるようにラビリンスシール9が設けられ、
また、吐出側のラビリンスシール9とインペラ2との間
には、回転軸1の軸方向力を軽減させるバランスピスト
ン19が配設されており、このバランスピストン19に
もラビリンスシールが介装されガス圧縮室からのガス流
出を微少に抑えている。
【0003】さらに、連通管10を設けることによっ
て、バランスピストン19の反スラスト軸受側の圧力を
吸込ガスの圧力と同等にし、インペラの圧縮作用によっ
てインペラがスラスト軸受方向に移動しようとする大き
な軸方向力を軽減させている。また、吐出側のハウジン
グ5には、ジャーナルガス軸受6の機外側にガスシール
装置8を装着して機外へのガスの流出をシールしてい
る。そして、吸込側、吐出側双方に動圧型ジャーナルガ
ス軸受6を、吸込側にスラストガス軸受7を装着し、回
転軸1を半径方向に支承すると共に軸方向に位置決め
し、それぞれのジャーナルガス軸受6、スラストガス軸
受7に供給されているガスをかみこんで浮上、非接触状
態でインペラ2が高速回転する。
【0004】ガス軸受に対して、圧縮機の吐出側から抽
出されたガスが、減圧弁16にて所定圧に減圧後、フィ
ルター13を通りクリーンなガスに清浄化され、供給配
管11から各ガス軸受に必要な流量を配分するオリフィ
ス12を通り、ガス軸受6,7及びガスシール装置8に
供給されている。そして、ジャーナルガス軸受6、スラ
ストガス軸受7から排出されたガス、及びガスシール装
置8にてシールされたガスは、再び圧縮機の吸込側に回
収されて圧縮機に入り無駄なガス流出がないようになっ
ている。
【0005】このような遠心圧縮機では、インペラ2の
高速回転によって吸込まれたプロセスガスが圧縮され、
それに伴い回転軸1に軸方向力が発生し、吸込側方向に
大きなスラスト力が働くことになる。このスラスト力は
スラストガス軸受7のスラストディスク及びパッドの受
圧面で支持しているが、スラストガス軸受7の負荷の一
部を他に分担させる手段として、連通管10及びガス圧
縮室の吐出側にバランスピストン19が設けられてお
り、バランスピストン19はピストン径を適宜設定して
吐出側方向の軸方向力を発生させて前記スラスト力を相
殺する力として作用するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のスラストガス軸
受は、遠心圧縮機の圧縮作用に伴ない発生する大きなス
ラスト力に対して、連通管及びバランスピストンとを併
用してスラスト力を軽減し、軸受が大形化するのを防い
でいる。しかしながら、このバランスピストンは、ピス
トン径の断面積によってピストン圧が決まってくるもの
で、スラストガス軸受のスラスト面圧には連動していな
い。従って圧縮機の圧力変動があった場合には、スラス
トガス軸受のスラスト面圧が変動し、その面圧が許容値
を超えて、スラストディスクとパッドとが接触し軸受性
能を損なう等の不具合があった。
【0007】また、圧縮機の圧力変動に耐えられるよう
に設計すると、スラストガス軸受が大型化し構造的に無
理な設計となり、コスト高の原因になっていた。特に、
吸込圧と吐出圧の差が大きい圧縮機では、そのスラスト
力の変動値も大きくなり、スラストガス軸受が大型化す
ると言う不具合があった。
【0008】本発明の目的はこれらの問題点を解消し、
バランスピストンに作用するガス圧力を調整することに
よってスラストガス軸受の負荷面圧を許容値以下にする
スラストガス軸受の面圧調整装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明のスラストガス
軸受の面圧調整装置は、回転軸に装着したインペラ
(2)の高速回転によりガスを圧縮する遠心圧縮機のス
ラストガス軸受であって、回転軸の軸方向荷重を支持す
スラストガス軸受(7)を設けると共に、該回転軸の
軸方向力を軽減させるバランスピストン(19)及びバ
ランス用ラビリンスシール(9a)をガス圧縮室の吐出
側に配設し、バランスピストンバランス用ラビンス
シールとで挟まれる空間へのガスを供給するバランス用
配管(21)と、前記スラストガス軸受のスラスト力を
検出する圧力センサ(17a)(17b)と、複数の前
圧力センサ差圧を検出しその差圧信号と設定値と
を比較する差圧伝送器(18)と、同差圧伝送器からの
調整信号により前記バランス用配管の圧力を調整する圧
力調整弁(20)とを具えたことを特徴としている。
【0010】第2発明のスラストガス軸受の面圧調整装
置は、回転軸に装着したインペラ(2)の高速回転によ
りガスを圧縮する遠心圧縮機のスラストガス軸受であっ
て、回転軸の軸方向荷重を支持するスラストガス軸受
(7)を設けると共に、該回転軸の軸方向力を軽減させ
るバランスピストン(19)及びバランス用ラビリンス
シール(9a)をガス圧縮室の吐出側に配設し、バラ
ンスピストンバランス用ラビンスシールとで挟まれる
空間へのガスを供給するバランス用配管(21)と、前
記スラストガス軸受のパッドの温度を検出する温度セン
サ(27a)(27b)と、複数の前記温度センサから
電位差を算出しその電圧信号と設定値とを比較する電位
差伝送器(18a)と、同電位差伝送器からの調整信号
により前記バランス用配管(21)の圧力を調整する圧
力調整弁(20)とを具えたことを特徴としている。
【0011】第3発明のスラストガス軸受の面圧調整装
置は、回転軸に装着したインペラ(2)の高速回転によ
りガスを圧縮する遠心圧縮機のスラストガス軸受であっ
て、回転軸の軸方向荷重を支持するスラストガス軸受
(7)を設けると共に、該回転軸の軸方向力を軽減させ
るバランスピストン(19)及びバランス用ラビリンス
シール(9a)をガス圧縮室の吐出側に配設し、バラ
ンスピストンバランス用ラビリンスシールとで挟まれ
る空間へのガスを供給するバランス用配管(21)と、
前記スラストガス軸受のパッドの歪を検出する歪ゲージ
センサと、複数の前記歪ゲージセンサから電位差を算出
しその電位差信号と設定値とを比較する電位差伝送器
(18a)と、電位差伝送器からの調整信号によりバ
ランス用配管(21)の圧力を調整する圧力調整弁(2
0)とを具えたことを特徴としている。
【0012】第4発明のスラストガス軸受の面圧調整装
置は、前記圧力センサ(17a)(17b)、温度セン
サ(27a)(27b)又は歪ゲージセンサの少なくと
も1が、スラストガス軸受のパッドに埋設又は貼設され
ていることを特徴としている。
【0013】
【作用】本発明のスラストガス軸受の面圧調整装置によ
れば、回転軸の軸方向軸受としてのスラストガス軸受7
に、クリーンなガスが供給され、回転軸が駆動機(図示
しないタービン、モータ等)によって回転し始めると、
前記スラストガス軸受はかみこんだガスの圧力で回転軸
の軸方向位置を非接触状態で保持する。このスラストガ
ス軸受は、圧縮機の圧縮作用に伴って発生する吸込側方
向のスラスト力を軸受の受圧面で非接触に支持してい
る。
【0014】また、バランスピストン19とバランス用
ラビリンスシール9aとで挟まれた空間には、圧力調整
弁20によって所定圧に調整されたガスが供給される。
この圧力ガスの調整は、前記スラストガス軸受の受圧面
にかかるスラスト力がセンサで検出され、検出された差
圧信号と設定値が伝送器で比較され、その値に応じて前
記バランスピストンに供給するガス圧力を前記圧力調整
弁によって調整し、吐出側方向のスラスト力を増加又は
減少させて、前記スラストガス軸受にかかる面圧を設定
値以下に調整している。
【0015】
【実施例】本発明に係る第1実施例を図1によって詳細
に説明する。図1は本発明に係る第1実施例のスラスト
ガス軸受の面圧調整の系統図である。本発明のスラスト
ガス軸受の面圧調整装置ではスラストガス軸受の受圧面
にかかるスラスト力の面圧を圧力センサで検出しその面
圧力と設定値とを比較してバランス用ラビリンスシール
とバランスピストンとで挟まれた空間に供給するガス圧
力を圧力調整弁によって調整し軸受パッド面圧が設定値
以下になるよう調整している。
【0016】図において、回転軸1に複数のインペラ2
が装着され、該インペラは高速回転することによりガス
を圧縮する。回転軸1とハウジングとの間にはガス圧縮
室からのガス流出を最小限に抑えるようラビリンスシー
ル9が設けられ、また吐出側のラビリンスシール9とイ
ンペラ2との間には、回転軸1の軸方向力を軽減させる
バランスピストン19が配設されており、このバランス
ピストンにもラビリンスシールが介装されガス圧縮室か
らのガス流出を微少に抑えている。
【0017】さらに連通管10を設けることによってバ
ランスピストン19の反スラスト軸受側の圧力を吸込み
ガスの圧力と同等にし、インペラの圧縮作用によってイ
ンペラ2がスラスト軸受方向に移動しようとする大きな
軸方向力を軽減させている。17a,17bはスラスト
ガス軸受7のパッド7Aに埋設又は貼設された圧力セン
サでスラストディスク7Bを挟んで複数個配設されてい
る。18は前記圧力センサ17a,17bからの信号を
受けてバランスディスク7Bの前面と背面の差圧を求め
設定値と比較する差圧伝送器である。
【0018】19aはバランス用ラビリンスシール9a
とバランスピストン19とで挟まれたバランス空間、2
0は差圧伝送器18からの調整信号を受けバランスピス
トン19へのガス圧力を調整する圧力調整弁、21はバ
ランス空間19aへガスを供給するバランス用配管、1
6は減圧弁、13はフィルタである。
【0019】前記第1実施例の作用を説明する。このよ
うに構成されたスラストガス軸受の面圧調整装置では、
回転軸1の軸方向軸受としてのスラストガス軸受7に供
給配管11からクリーンなガスが供給され、回転軸1が
駆動機(図示しないタービン、モータ等)によって回転
し始めると、スラストガス軸受7にかみこんだガスの圧
力で軸方向位置を非接触状態で回転軸を保持すると共
に、圧縮機の圧縮作用に伴って発生する吸込側方向のス
ラスト力を軸受の受圧面で非接触に支持している。
【0020】また、バランスピストン19には、バラン
ス用配管21から所定圧に調整された圧力がかかり、吐
出側方向のスラスト力を発生させて、前記吸込側方向の
スラスト力を相殺しパッド7Aにかかる面圧を減少させ
ている。そして、スラストガス軸受7の受圧面にかかる
スラスト力が、複数の圧力センサ17a,17bからの
差圧により検出され、その差圧信号と面圧設定値が差圧
伝送器18で比較され、その差圧に従って圧力調整弁2
0に調整信号が送られる。
【0021】圧力センサ17aで検出された面圧力が設
定値を超えている場合には、圧力調整弁20にてバラン
ス空間19aに供給するガス圧力を高く調整し、吐出側
方向のスラスト力を増加させると、スラストガス軸受7
の圧力センサ17a側のパッド7Aにかかる面圧が減少
する。逆に、圧力センサ17bで検出された面圧力が設
定値を超えている場合には、バランス空間19aに供給
するガス圧力を低く調整して吐出側方向のスラスト力を
減少させることにより、スラストガス軸受7の圧力セン
サ17b側のパッド7Aにかかる面圧を設定値以下に調
整している。
【0022】本発明に係る第2実施例を図2によって説
明する。図2は本発明に係る第2実施例のスラストガス
軸受の面圧調整装置の面圧調整の系統図である。図にお
いて27a,27b及び18a以外の符号は前記第1実
施例の図1の17a,17b及び18を除く符号と同様
であるから説明を省く。ガス膜の圧力変化に追従して変
化するパッド7Aの温度をパッド7Aに埋設又は貼設さ
れた温度センサ27a,27bにより検出し複数の温度
センサ27a,27bの起電力の差(電位差)により、
その電位差信号と面圧設定値が電位差伝送器18aで比
較されその電位差に従って圧力調整弁20に調整信号が
送られ、前記第1実施例と同様にバランス空間19aに
供給する圧力を調整している。
【0023】本発明に係る第3実施例を前記図2を流用
して説明する。図2において温度センサ27a,27b
を歪ゲージセンサ27a,27bでおき替える。ガス膜
の圧力変化に追従して変化するパッドAの変形を、複数
の前記おき替えた歪ゲージセンサにより検出し、前記第
2実施例と同様複数の歪ゲージセンサの出力側起電力の
差(電位差)によりその電位差信号と面圧設定値が電位
差伝送器18aで比較され、その電位差に従って圧力調
整弁20に調整信号が送られ、前記第2実施例と同様バ
ランス空間19aに供給するガス圧を調整する。
【0024】
【発明の効果】本発明は、回転軸に装着したインペラの
高速回転によりガスを圧縮する遠心圧縮機のスラストガ
ス軸受であって、回転軸の軸方向荷重を支持するスラス
トガス軸受を設けると共に、回転軸の軸方向力を軽減さ
せるバランスピストン及びバランス用ラビリンスシール
をガス圧縮室の吐出側に配設し、バランスピストン及
びバランス用ラビリンスシールとで挟まれる空間へのガ
スを供給するバランス用配管と、前記スラストガス軸受
のスラスト力を検出する圧力センサと、複数の前記圧力
センサからの差圧を検出しその差圧信号と設定値とを比
較する差圧伝送器と、同差圧伝送器からの調整信号によ
りバランス用配管の圧力を調整する圧力調整弁とを具え
て構成し、また、前記圧力センサに代えて温度センサ又
は歪ゲージセンサを、差圧伝送器に代えて電位差伝送器
を具えて構成したので、パッドに設けられたセンサから
の信号に応じてバランスピストンへのガス圧力を調整す
ることにより、圧縮機の圧縮作用によって発生する吸込
側方向のスラスト力及びその変動を、設定値以下に調整
することができる。また、スラストガス軸受の面圧が適
正に維持されるので、圧縮機の回転軸が安定して非接触
状態を保持できる効果を奏したものであり、産業上極め
て有益なものである。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例のスラストガス軸受の
面圧調整装置の面圧調整の系統図。
【図2】本発明に係る第2実施例のスラストガス軸受の
面圧調整装置の面圧調整の系統図。
【図3】従来例の遠心圧縮機のガス軸受の配置を示す断
面図。
【図4】従来例の遠心圧縮機のスラストガス軸受の面圧
調整の系統図。
【符号の説明】
1…回転軸、2…インペラ、7…スラストガス軸受、7
A…パッド、7B…スラストディスク、9…ラビリンス
シール、9a…バランス用ラビリンスシール、10…連
通管、17a,17b…圧力センサ、18…差圧伝送
器、18a…電位差伝送器、19…バランスピストン、
19a…バランス空間、20…圧力調整弁、16…減圧
弁、13…フィルタ、21…バランス用配管、27a,
27b…温度センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04D 27/00 F04D 29/04,29/08 F16C 32/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に装着したインペラ(2)の高速
    回転によりガスを圧縮する遠心圧縮機のスラストガス軸
    受であって、回転軸の軸方向荷重を支持するスラストガ
    ス軸受(7)を設けると共に、該回転軸の軸方向力を軽
    減させるバランスピストン(19)及びバランス用ラビ
    リンスシール(9a)をガス圧縮室の吐出側に配設し、
    バランスピストンバランス用ラビンスシールとで挟
    まれる空間へのガスを供給するバランス用配管(21)
    と、前記スラストガス軸受のスラスト力を検出する圧力
    センサ(17a)(17b)と、複数の前記圧力セン
    差圧を検出しその差圧信号と設定値とを比較する差
    圧伝送器(18)と、同差圧伝送器からの調整信号によ
    り前記バランス用配管の圧力を調整する圧力調整弁(2
    0)とを具えたことを特徴とするスラストガス軸受の面
    圧調整装置。
  2. 【請求項2】 回転軸に装着したインペラ(2)の高速
    回転によりガスを圧縮する遠心圧縮機のスラストガス軸
    受であって、回転軸の軸方向荷重を支持するスラストガ
    ス軸受(7)を設けると共に、該回転軸の軸方向力を軽
    減させるバランスピストン(19)及びバランス用ラビ
    リンスシール(9a)をガス圧縮室の吐出側に配設し、
    バランスピストンバランス用ラビンスシールとで挟
    まれる空間へのガスを供給するバランス用配管(21)
    と、前記スラストガス軸受のパッドの温度を検出する温
    度センサ(27a)(27b)と、複数の前記温度セン
    サから電位差を算出しその電圧信号と設定値とを比較す
    る電位差伝送器(18a)と、同電位差伝送器からの調
    整信号により前記バランス用配管(21)の圧力を調整
    する圧力調整弁(20)とを具えたことを特徴とするス
    ラストガス軸受の面圧調整装置。
  3. 【請求項3】 回転軸に装着したインペラ(2)の高速
    回転によりガスを圧縮する遠心圧縮機のスラストガス軸
    受であって、回転軸の軸方向荷重を支持するスラストガ
    ス軸受(7)を設けると共に、該回転軸の軸方向力を軽
    減させるバランスピストン(19)及びバランス用ラビ
    リンスシール(9a)をガス圧縮室の吐出側に配設し、
    バランスピストンバランス用ラビリンスシールとで
    挟まれる空間へのガスを供給するバランス用配管(2
    1)と、前記スラストガス軸受のパッドの歪を検出する
    歪ゲージセンサと、複数の前記歪ゲージセンサから電位
    差を算出しその電位差信号と設定値とを比較する電位差
    伝送器(18a)と、電位差伝送器からの調整信号に
    よりバランス用配管(21)の圧力を調整する圧力調整
    弁(20)とを具えたことを特徴とするスラストガス軸
    受の面圧調整装置。
  4. 【請求項4】 前記圧力センサ(17a)(17b)、
    温度センサ(27a)(27b)又は歪ゲージセンサの
    少なくとも1が、スラストガス軸受のパッドに埋設又は
    貼設されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れ
    か一に記載のスラストガス軸受の面圧調整装置。
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