JP3481623B2 - ヒドロキシルアミンエーテルおよびその塩の製造方法ならびにそのための中間生成物 - Google Patents
ヒドロキシルアミンエーテルおよびその塩の製造方法ならびにそのための中間生成物Info
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Description
−C4ハロゲンアルキルを、 Yが水素、ニトロ、シアノ、ハロゲン、C1−C4アルキ
ル、C1−C4ハロゲンアルキルを、 nが0から2を、ただしYおよび複数のXがすべてハ
ロゲンを意味する場合には1から4を、 Alkが3個までのC1−C3アルキルにより置換されてい
てもよいC2またはC3アルキレン鎖をそれぞれ意味するこ
とを特徴とする、ヒドロキシアミンエーテル、鉱酸また
は有機強酸との塩の製造方法に関する。
アルコキシを意味するか、あるいはR1とR2が合体してC4
−C6アルキレンを形成し、Xがニトロ、シアノ、ハロゲ
ン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロゲンアルキルを、Yaが
水素、ニトロ、シアノ、ハロゲンを、Yがニトロ、シア
ノ、ハロゲンを意味する場合にはmは0から2、Yが水
素、Xがニトロ、シアノ、C1−C4アルコキシを意味する
場合にはmは1、Yが水素を意味する場合にはmは2ま
たは3を、AlkがC1−C3アルキルで置換されていてもよ
いC2またはC3アルキレン鎖を意味するが、R1、R2が共に
メチルを、Alkが−(CH2)3−を、Xnが2,5−Cl2を意味
する場合にはYは塩素を意味し得ないことを特徴とす
る、新規のオキシイミノ誘導体に関する。
なO−アルキル化によっては行なわれ得ず、保護基処理
が前提となる。化合物Iのタイプのヒドロキシルアミン
エーテルのこのような製造方法は、ホウベン/ワイルの
「メトーデン、デル、オルガニッシェン、ヘミー」E16a
巻(1990)214頁以降に記載されている。この文献か
ら、いわゆる「N−ヒドロキシルフタルイミド法」も公
知であって、ヨーロッパ特願公開456112号、西独同4204
203号、同同4204206号各公報においては、この方法によ
り、すでに上記化合物Iのようなヒドロキシルアミンエ
ーテルを製造している。しかしながら、このような方法
は工業的に採用するためには欠点がある。すなわち、保
護基の分解により、所望のO−置換ヒドロキシルアミン
のほかに、原則的に使用不能の結合生成物が、例えばヒ
ドラジンによる分解に際し、フタル酸ヒドラジンが生起
する。使用した保護基の回復は、一般的には同様に不可
能である。
ブチラートの存在下に、アセトン−[O−3−(4−フ
ェノキシフェノキシ)プロピル]−オキシムを製造する
ことは、J,Agric.Food.Chem.38、514(1990)から公知
である。しかしながら、ここに記載された方法は、多量
の溶媒を費消するので、オキシイミノ誘導体IVを工業的
に製造するには不適当である。少量の溶媒では、このよ
うな反応は不可能である。この場合、余りにも高い粘度
の乳濁液がもたらされるからである。
参照)には、ことに2−フェノキシエチルブロミドとア
セトンオキシムナトリウム塩との縮合(処理条件に関し
ては全く明らかにされていない)および生成オキシムエ
ーテルの塩酸による分解が記載されている。
平3−258758号各公報には、化合物IIのようなイミノ誘
導体によりアルキル化反応を行なう場合に、比較的高価
で、技術的に取扱が困難な塩基、例えばナトリウムヒド
リドのようなアルカリ金属水素化物、ナトリウムアミド
のようなアルカリ金属アミド、ブチルリチウムのような
有機金属化合物を使用することが記載されている。この
場合、水の不存在下に処理されねばならないが、これは
高コストを必要とする。
特許4647698号明細書(式(B)参照)から公知であ
る。これをヒドロキシイミノ化合物IIおよび化合物III
のようなアルキル化剤から製造するためには、塩基とし
てナトリウムヒドリドの存在下に行なわねばならない
が、これは不活性雰囲気下に処理する必要があり、工業
的には高コストを要する。
トキシエチリデンアミノオキシ)−2−ブムムエタン
を、メタノール中において、ナトリウムフェノラートと
反応させることにより、1−(1−エトキシエチリデン
アミノオキシ)−2−フェノキシエタンを得ることは公
知である。
ケトオキシムを(シクロ)アルキルハロゲン化物もしく
はアリールアルキルハロゲン化物と反応させてO−置換
ケトオキシムを製造し得る旨記載されているが、この公
報には、アルキル化剤として、化合物IIIのようなスル
ホン酸エステルとして使用することは記載されていな
い。
ノ誘導体IVの加水分解に関しては、これに類する実施態
様についての公知文献はほとんど見当らない。すなわち
Heterocycles 20、839(1983)におけるバーイワらの
論稿において、R1、R2がメチル、Alkが1,3−プロピリデ
ン、Yが塩素、X2が2,5−ジクロルを意味する場合の式I
Vの化合物を、塩酸、エタノールおよび水から成る混合
液中において加水分解することにより、ヒドロクロリド
の形態における、対応するヒドロキシルアミンエーテル
Iが得られる旨記載されているに止まる。
は、ヒドロキシルアミンエーテルIを、さらに容易に製
造することである。
キルまたはC1−C6アルコキシを意味するか、あるいは
R1、R2が合体してC4−C6アルキレン鎖を形成する場合の
ヒドロキシイミノ化合物を、アルカリ金属水酸化物、ア
ルカリ金属アルコラート、アルカリ金属水素炭酸塩また
はアルカリ金属炭酸塩の存在下に、または上記化合物II
の対応するアニオンを直接的に、以下の式III で表わされ、かつR3がC1−C4アルキル、C1−C4ハロゲン
アルキルまたは置換されていてもよいフェニルを意味す
る場合のアルキル化剤と反応させて、以下の式IV で表わされるオキシイミノ誘導体とし、次いでこのオキ
シイミノ誘導体IVを、鉱酸もしくは有機強酸により分解
させて式Iの化合物の塩とし、必要に応じてこれを塩基
により遊離の化合物Iに転化することを特徴とする方法
により、上記目的ないし課題が達成ないし解決されるこ
とが見出された。
イミノ誘導体も見出された。
れぞれ具体的に以下の意味を有する。すなわち、 R1はC1−C4アルキル、例えばメチル、エチル、n−プ
ロピル、1−メチルエチル、n−ブチル、1−メチルプ
ロピル、2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、
好ましくはメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチ
ル、1−メチルエチル、ことにメチル、エチルを意味す
る。
ル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル、1,1−
ジメチルエチルまたはメトキシ、エトキシ、n−プロポ
キシ、1−メチルエトキシ、n−ブトキシ、1−メチル
プロポキシ、2−メチルプロポキシ、1,1−ジメチルエ
トキシ、n−ペントキシ、1−メチルブトキシ、2−メ
チルブトキシ、3−メチルブトキシ、2,2−ジメチルプ
ロポキシ、1−エチルプロポキシ、n−ヘキソキシ、1,
1−ジメチルプロポキシ、1,2−ジメチルプロポキシ、1
−メチルペントキシ、2−メチルペントキシ、3−メチ
ルペントキシ、4−メチルペントキシ、1,1−ジメチル
ブトキシ、1,2−ジメチルブトキシ、1,3−ジメチルブト
キシ、2,2−ジメチルブトキシ、2,3−ジメチルブトキ
シ、3,3−ジメチルブトキシ、1−エチルブトキシ、2
−エチルブトキシ、1,1,2−トリメチルプロポキシ、1,
2,2−トリメチルプロポキシ、1−エチル−1−メチル
プロポキシ、1−エチル−2−メチルプロポキシを、好
ましくはメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、
メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、n−ブトキシ、
ことにメチル、エチル、メトキシ、エトキシを意味する
か、あるいはR1、R2が合体してC4−C6アルキレン鎖、例
えば−CH2CH2CH2CH2−、−CH2CH2CH2CH2CH2−、−CH2CH
2CH2CH2CH2CH2−を意味する。
ル、1−メチルエチル、n−ブチル、1−メチルプロピ
ル、2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、好ま
しくはメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、こ
とにメチル、エチルを、 C1−C4ハロゲンアルキル、例えばフルオロメチル、ジ
フルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロフルオロ
メチル、ジクロロフルオロメチル、クロロジフルオロメ
チル、1−フルオロエチル、2−フルオロエチル、2,2
−ジフルオロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2
−クロロ−2−フルオロエチル、2−クロロ−2,2−ジ
フルオロエチル、2,2−ジクロロ−2−フルオロエチ
ル、2,2,2−トリフルオロエチル、ペンタフルオロエチ
ル、ことにトリフルオロメチル、ジフルオロメチル、フ
ルオロメチルを意味する。
エチル、n−プロピル、n−ブチル、ことにメチル、エ
チルを Xについて上述したC1−C4、ことにC1−C2ハロゲンア
ルキル、ことにトリフルオロメチル、ジフルオロメチ
ル、フルオロメチルを意味する。
メチル、エチル、n−プロピル、1−メチルエチルで、
好ましくはメチル、エチル、ことにメチルで置換されて
いてもよい1,2−エチレンまたは1,3−プロピレンを意味
する。
ルを意味する場合である。
て、ことに好ましいのはこの式中の置換基が以下の意味
を有する場合である。すなわち R1がC1−C4アルキル、好ましくはメチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、ことにメチル、エチルを、 R2がC1−C4アルキル、好ましくはメチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、ことにメチル、エチルを、 またはC1−C4アルコキシ、例えばメトキシ、エトキ
シ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、ことにメトキ
シ、エトキシを、 Xがハロゲン、ことに弗素、塩素を、 Yaが水素またはハロゲン、例えば弗素、塩素、ことに
塩素を、 mが0または1(Y=ハロゲンの場合)、あるいは2
(Y=水素の場合)、ことに0を、 Alkが1個または2個のメチルおよび/またはエチル
で置換されていてもよい、1,2−エチレン鎖または1,3−
プロピレン鎖を意味する場合である。
るか、文献公知の方法で製造され得る(例えば米国特許
4743701号明細書参照)。
たは文献公知の方法で製造され得る。
エステルから出発して、上記化合物IIIを製造し得る方
法を概括的に示す。適当な還元剤、例えばリチウムアル
ミニウムヒドリドもしくはナトリウムボロヒドリドによ
り、テトラヒドロフランのような適当な溶媒中において
反応させることにより、フェノキシアルカノールVが得
られる(例えばJ,Pharmacol.Chemather.7、197(195
2)参照)。
有機の酸ハロゲン化物により、アルキル化剤IIIに転化
され得る。ヒドロキシ基をCH3−SO2−O−基に置き換え
るためには、例えば3級アミンの存在下に、メタンスル
ホン酸クロリドによって行なわれる。
素、臭素への置換(例えば3級アミンの存在下に三臭化
燐により)または沃素への置換により、アルキル化剤II
Iの代りにハロゲンアルキル化剤VIを使用し得る。
る。
20℃、ことに60から100℃である。
シド、カリウムヒドロキシドのようなアルカリ金属水酸
化物、リチウムメチラート、ナトリウムメチラート、カ
リウムメチラート、リチウムエチラート、ナトリウムエ
チラート、カリウムエチラート、ナトリウム−t−ブチ
ラート、アリウム−t−ブチラートのようなアルカリ金
属アルコラート、ナトリウムカルボナート、カリウムカ
ルボナートのようなアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナト
リウム、炭酸水素カリウムのような炭酸水素アルカリ金
属が挙げられる。
ドロキシド、ナトリウムメチラートであって、これらの
塩基は化合物IIに対して等モル量で使用される。
ク、ヘミー社刊、「オルガニッシェン、ヘミー」Chr、
ライハルトの論稿中に与えられている。この双極性中性
溶媒としては、ことに水素ブリッジ供与体であってはな
らず、判然たる双極性モーメント(μ>2.5デバイ)と
高い誘電率(ε>15)を示す溶媒が挙げられる。
ホキシド、ジエチルスルオキシド、ジメチルスルホン、
ジエチルスルホン、メチルエチルスルホン、テトラメチ
レンスルホンのようなスルホキシド、アセトニトリル、
ベンゾニトリル、ブチロニトリル、イソブチロニトリ
ル、m−クロロベンゾニトリルのようなニトリル、ジメ
チルホルムアミド、N,N−ジメチルベンズアミド、N,N−
ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルフェニルアセト
アミド、N,N−ジメチルシクロヘキサン炭酸アミド、N,N
−ジメチルプロピオン酸アミドのようなN,N−ジ置換炭
酸アミド、同族の炭酸ピペリジド、炭酸モルホリド、炭
酸ピペリジド、炭酸ピロリジド、対応するN,N−ジエチ
ル−、N,N−ジ−n−プロピル−、N,N−ジイソプロピル
−、N,N−ジイソブチル−、N,N−ジベンジル−、N−メ
チル−N−フェニル−、N−シクロヘキシル−N−メチ
ル−炭酸アミド、N−メチルホルムアニリド、N−エチ
ルピロリドン、N−オクチルピロリドン、N−シクロヘ
キシルピロリドン、N−メチルピロリドン、N−ブチル
ピロリドンのようなN−アルキルラクタム、テトラメチ
ル尿素、テトラブチル尿素、1,3−ジメチル−2−イミ
ダゾリノン、1,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−
2(1H)−ピリミドンのようなテトラ置換環式または非
環式尿素または上記の混合溶媒が挙げられる。好ましい
溶媒はジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドの
ようなN,N−ジアルキル置換炭酸アミド、N−メチルピ
ロリドンのようなN−アルキル置換ラクタムである。
IIIモル当たり、一般的に0.3から1.0リットル、好まし
くは0.4から0.8リットル、ことに0.5から0.7リットルの
量で使用される。
されるが、収率の観点から、化合物IIを化合物IIIに対
して、0.1から0.5モル当量、好ましくは0.2から0.4モル
当量、ことに0.2から0.3モル当量だけ過剰量で使用する
のが好ましい場合もある。
部分が回収され得る。室温において残渣に水を加えて、
反応生成物IVが分離され、場合によりトルエン、シクロ
ヘキサンのような炭化水素により抽出され得る。オキシ
イミノ誘導体IVが純粋な形態で得られれば、粗生成物の
精製は、公知の態様で、例えば晶出ないし減圧下分別蒸
留により行なわれ得る。
製し、塩基を添加し、次いでこの混合物を反応温度に加
熱し、塩形成に至るまで後撹拌し、次いでアルキル化剤
IIIを、好ましくは溶液の形態で添加する。
アルコールないし水を減圧蒸留により分離するのが有利
である。この場合、化合物IIIの代りにアルキル化剤VI
を使用するのが極めて好ましい。
塩に転化し、この金属塩として分離するのが有利であ
る。次いでこれに反応のために選定された溶媒を添加
し、さらに塩基を添加することなく、アルキル化剤III
と反応させる。このためには、前述したアルカリ金属の
炭酸塩、水素炭酸塩、水酸化物、アルコラートが有利に
使用され得る。このために慣用される溶媒、例えばアル
コールまた水の中において、0から50℃で、使用される
べきヒドロキシイミノ化合物(II)と化学量論的量で反
応せしめられる。この場合、場合によりトルエンのよう
な炭化水素を添加し、ナトリウムメチラート溶液で処理
するのがことに有利であることが実証されている。短時
間、後撹拌(10から60分)した後、易揮発性分を一般的
に減圧下に除去するのが好ましい。残渣にアルカリ金属
塩IIが含有されている。
いしその対応する陰イオンとアルキル化剤VIとから行な
われ得るが、このアルキル化剤IIIは、式中のR3がC1−C
4アルキル、C1−C4ハロゲンアルキル、フェニルあるい
はハロゲンおよび/またはC1−C4アルキルによりモノ置
換からトリ置換されているフェニルを意味する場合がこ
とに好ましいことが実証されている。極めて好ましいの
は、これがCH3−SO2−O−、C6H5−SO2−O−、(4−C
H3−C6H4)−SO2−O−または[2,4,6−(CH3)3−C6H
2]−SO2−O−を意味する場合である。
ミノ化合物IIについては、塩基としてアルカリ金属アル
コラートを使用するとき、塩形成により、反応の当初ま
たはその間に遊離アルコールが、反応混合物中に残留し
得ることが特に有利である。これにより、好ましくない
副反応、例えばR3−SO2−OH基の除去またはアルコール
と化合物IIIの間のエーテル形成などが強力に抑止され
るからである。
ミノ化合物IIの場合には、塩基としてアルカリ金属水酸
化物、溶媒としてN−アルキルピロリドン、ことにN−
メチルピロリドンを使用するのが、ことに有利である。
この場合、反応の当初またはその間に遊離生起する水が
反応混合物中に残留し得るからである。このようにする
ことにより、前同様に、副反応、すなわちR3−SO2−OH
基の除去またはアルキル化剤IIIの鹸化が強に抑止され
る。
するヒドロキシルアミンエーテルIが遊離せしめられ
る。この場合化合物Iは、まず使用された酸の塩の形態
でもたらされ、この塩として、または塩基の添加により
遊離ヒドロキシルアミンエーテルIとして分離される。
えばトリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸を使用するの
が、ことに適当である。R2がC1−C4アルキルを意味する
場合のオキシイミノ誘導体IVないしIV aは、ことに鉱酸
で分解されるのが好ましい。
極めて好ましい。この共溶媒としては、アルコールが適
当である。
度で行なわれ得る。
めには、化合物IVまたはIV aに対して、少くとも等モル
量が必要である。一般的には化合物IVのモル当たり、IV
が単離されない場合には化合物IIまたはIIIのモル当た
り、1から10モルの酸で充分である。さらに多量の酸を
使用しても差支えないが、一般的に何の利点もない。
イミノ誘導体IVは、また西独特願公開2651083号公報に
記載されているのと同様の方法で加水分解される。
れの固有圧下において行なわれる。
は、技術的に極めて簡単に得られる。ことにヒドロキシ
ルアミンエーテル化合物Iのほかに、オキシイミノ誘導
体IVの分解により、さらに価値のある生成物、すなわち
保護基部分の崩壊生成物(ケトンまたはエステル)が生
成される。さらに多くの場合、保護基は回収可能であ
り、ヒドロキシイミノ化合物IIを製造するためにあらた
めて使用され得る。例えばR1、R2がメチルを意味する場
合、加水分解により形成されるアセトンを返還して、あ
らためてアセトンオキシムII(R1、R2=メチル)を製造
することが可能である。
医薬製造のための重要な中間生成物である。これは、遊
離塩基または塩として、例えばそれ自体公知の方法で、
シクロヘキサントリオンまたはピロンVIIと縮合して、
除草剤として植物保護に使用し得る、対応するオキシム
エーテルVIIIに転化される(例えばヨーロッパ特願公開
136702号、142741号、456112号各公報参照)。
シアルキル、アルキルチオアルキル、置換されていても
よいシクロアルキル、シクロアルケニル、置換されてい
てもよい5員ヘテロ環もしくはヘテロ芳香族環、置換さ
れていてもよい6員もしくは7員のヘテロ環または置換
されていてもよいフェニルもしくはピリジル環を意味す
る。
5g(1.5モル)のアセトヒドロオキシム酸エチルエステ
ルに、105.2g(1.5モル)のカリウムメチラートを添加
した(軽度の発熱反応)。25から30℃で45分間撹拌する
ことにより、澄明な液体を得た。これを2.5時間にわた
り、600ミリリットルのジメチルホルムアミド中、265g
(1モル)の2−(4−クロロフェノキシ)プロピルメ
タンスルホナートの50℃に加熱された溶液中に添加し
た。完全に添加した後、さらに50℃で4時間撹拌し、次
いでさらに1時間100℃に加熱し、次いで冷却した。し
かる後に、最大限100℃の浴温で水噴射真空下にジメチ
ルホルムアミドを蒸散除去した。残渣を冷却した後、1
リットルのトルエンと1リットルの1重量%濃度苛性ソ
ーダ溶液中に投入し、水性相を分離し、200ミリリット
ルのトルエンで1回抽出した。合併有機相を、それぞれ
200ミリリットルの1重量%濃度苛性ソーダ溶液で2
回、水で1回洗浄し、乾燥し、濃縮した。得られた粗生
成物は、94.4%の純度で、そのまま直ちにその後の反応
(ヒドロキシルアミンエーテルの遊離)に使用され得
る。
より精製され得る。収率89%、沸点100−101℃(0.2ミ
リバールにおいて)。
(0.3モル)のアセトヒドロオキシム酸エチルエステル
に、50℃において、54gの、30重量%濃度のナトリウム
メチラートメタノール溶液(0.3モルナトリウムメチラ
ート)を滴下添加した。この混合物をなお30分間撹拌
し、次いで減圧下、最大限50℃の内部温度で、反応混合
物から180ミリリットルの液体を蒸留除去した。この濃
縮物に、70ミリリットルのジメチルホルムアミドに溶解
させた52.9g(0.2モル)の2−(4−クロロフェノキ
シ)プロピルメタンスルホナートを、同じ温度で40分間
にわたり滴下除去した。50℃でさらに18時間撹拌した
後、上記(a)と同様に後処理して、表記化合物を79%
の収率で得た。
アミノオキシプロパン{=アセトン−[O−2−(4−
クロロフェノキシ)−プロピル]−オキシム}(表1、
化合物番号28) (a)塩基としてのナトリウムヒドロキシドによるアル
キル化 68.3g(0.94モル)のアセトンオキシムと306ミリリッ
トルのN−メチルピロリドンを撹拌しつつ、これに37.4
g(0.94モル)のナトリウムヒドロキシドを添加した。
内部温度を100℃まで加熱し、155ミリリットルのN−メ
チルピロリドンに溶解させた24.5g(0.85モル)の2−
(4−クロロフェノキシ)−プロピルメタンスルホナー
トを45分間にわたり滴下添加した。2時間後、反応混合
物を30℃に冷却し、46℃の沸点、減圧下(2ミリバー
ル)において蒸留して、415gのN−メチルピロリドンを
再使用のため除去回収した。次いで冷却し、500ミリリ
ットルの水を添加し、45分間撹拌し、それぞれ250ミリ
リットルのシクロヘキサンで5回抽出した。乾燥、濃縮
後、この粗生成物を分別蒸留で精製した。表記化合物が
80%の収率で得られた。沸点83−87℃(0.1ミリバール
において)。
を、3倍量のトルエンで希釈し、当量のアセトンオキシ
ムを添加し、次いで減圧下に低沸点分を蒸散除去した。
(1.5モル)のアセトンオキシムナトリウム塩に、180ミ
リリットルのN−メチルピロリドンに溶解させた264.1g
(1モル)の2−(4−クロロフェノキシ)−プロピル
メタンスルホナート溶液を100℃において滴下添加し
た。なお1時間後撹拌した後、上述したように後処理し
た。これにより590ミリリットルのN−メチルピロリド
ンを回収することができ、表記化合物を81%の収率で得
られた。GCにより測定された純度96%。
能の、さらにほかのオキシイミノ誘導体IV、IV aを下表
に示す。
ロパン{=2−(4−クロロフェノキシ)−プロポキシ
アミン} (a)O−[2−(4−クロロフェノキシ)−プロピ
ル]−アセトヒドロオキシム酸エチルエステルの加水分
解 1.7リットル(3.4モル)の2N塩酸に、20から25℃にお
いて60分間にわたり、O−[2−(4−クロロフェノキ
シ)−プロピル]−アセトヒドロオキシム酸エチルエス
テル(表1、化合物番号18、GCによる純度95%)を滴下
添加し、この混合物を30分間還流加熱した。次いで冷却
し、氷浴中において50重量%濃度の苛性ソーダ溶液280
ミリリットルで、pH値を10に調整した。それぞれ400ミ
リリットルのジクロロメタンで3回抽出し、合併有機相
を水で洗浄し、乾燥、濃縮した。
度96.9%。必要に応じてこの粗生成物を蒸留精製して、
沸点102−104℃(0.4ミリバール)の生成物を得た。
H、CH3)、3.6−3.9(m、2H、−O−CH2)、4.64
(m、1H、Ph−O−CH(CH3))、5.5(広幅、s、2H、
NH2)、6.9および7.2(2d、4H、Ph−H) (b)アセトン−[O−2−(4−クロロフェノキシ)
−プロピル]−オキシムのトリクロロ酢酸による加水分
解 30cmカラムの附設した撹拌装置中において、10g(4.1
3ミリモル)のアセトン−[O−2−(4−クロロフェ
ノキシ)−プロピル]−オキシム(表1中の化合物28)
と、44gのトリクロロ酢酸30重量%濃度水溶液を、78
℃、450ミリバールの減圧下において10時間加熱した。
この間、反応混合物に110gの水を連続的に滴下し、生成
する水/アセトン混合物を連続的に蒸留除去した。反応
生成物処理のため、10重量%濃度の苛性ソーダ溶液でア
ルカリ性になし、トルエンで抽出し、6gの2−(4−ク
ロロフェノキシ)−プロポキシアミンを単離した。収率
72%。
−プロピル]−オキシムのトリフルオロ酢酸による加水
分解 上記3(b)と同様に、10g(4.13ミリモル)のアセ
トン−[O−2−(4−クロロフェノキシ)−プロピ
ル]−オキシムと、トリフルオロ酢酸の30重量%濃度水
溶液を430ミリバールの減圧下において、8 3/4時間にわ
たり80℃に加熱した。この間100gの水を反応混合物に連
続的に滴下し、水/アセトン混合物を蒸留除去した。上
記3(b)と同様に処理して、6.4gの2−(4−クロロ
フェノキシ)−プロポキシアミンを収率76%で得た。
−プロピル]−オキシムの塩酸による加水分解 撹拌装置中において、250gのn−プロパノール、38g
の濃塩酸(38重量%濃度)および水からなる混合溶媒
に、10g(4.13ミリモル)のアセトン−[O−2−(4
−クロロフェノキシ)−プロピル]−オキシムを溶解さ
せ、この溶液を6時間80℃に加熱し、次いでn−プロパ
ノールおよび水を蒸留除去した。残渣を20重量%濃度の
塩酸から再結晶させて、2−(4−クロロフェノキシ)
−プロポキシアミンヒドロクロリド7.7gを78%の収率で
得た。
Claims (9)
- 【請求項1】以下の式I で表され、かつ Xがニトロ、シアノ、ハロゲン、C1−C4アルキル、C1−
C4ハロゲンアルキルを、 Yが水素、ニトロ、シアノ、ハロゲン、C1−C4アルキ
ル、C1−C4ハロゲンアルキルを、 nが0から2を、ただしYおよび複数のXがすべてハロ
ゲンを意味する場合には1から4を、 Alkが3個までのC1−C3アルキルにより置換されていて
もよいC2またはC3アルキレン鎖をそれぞれ意味する場合
のヒドロキシルアミンエーテルの製造方法であって、 以下の式II で表わされ、かつR1がC1−C4アルキル、R2がC1−C4アル
キルまたはC1−C6アルコキシを意味するか、あるいは
R1、R2が合体してC4−C6アルキレン鎖を形成する場合の
ヒドロキシイミノ化合物を、アルカリ金属水酸化物、ア
ルカリ金属アルコラート、アルカリ金属水素炭酸塩また
はアルカリ金属炭酸塩の存在下に、または上記化合物II
の対応するアニオンを直接的に、 以下の式III で表わされ、かつR3がC1−C4アルキル、C1−C4ハロゲン
アルキルまたは置換されていてもよいフェニルを意味す
る場合のアルキル化剤と反応させて、以下の式IV で表わされるオキシイミノ誘導体とし、次いでこのオキ
シイミノ誘導体IVを、鉱酸もしくは有機強酸により分解
させて式Iの化合物の塩とし、必要に応じてこれを塩基
により遊離の化合物Iに転化することを特徴とする化合
物Iまたはその塩の製造方法。 - 【請求項2】化合物IIとIIIを、化合物IIIモル当たり0.
3から1.0リットルの有機溶媒中において、反応させるこ
とを特徴とする請求項1による方法。 - 【請求項3】化合物IIとIIIを、大きい双極子モーメン
ト(μ>2.5デバイ)および高い誘電率(ε>15)を示
す双極、中性溶媒中において、反応させることを特徴と
する請求項1による方法。 - 【請求項4】化合物IIとIIIを、N,N−ジ置換炭酸アミド
またはN−置換ラクタム中において、反応させることを
特徴とする請求項1による方法。 - 【請求項5】化合物IIとIIIを、塩基としてナトリウム
ヒドロキシド、ナトリウムアルコラート、カリウムアル
コラート、ナトリウム水素カルボナート、またはナトリ
ウムカルボナートの存在下において、反応させることを
特徴とする請求項1による方法。 - 【請求項6】R2がC1−C4アルコキシを意味する場合の化
合物IIを、塩基としてアルカリ金属アルコラート存在下
に、N,N−ジアルキル置換炭酸アミド中において、化合
物IIIと反応させることを特徴とする請求項1による方
法。 - 【請求項7】R2がC1−C4アルキルを意味する場合の化合
物IIを、塩基としてアルカリ金属ヒドロキシドの存在下
に、溶媒としてN−置換2−ピロリドン中において、化
合物IIIと反応させることを特徴とする請求項1による
方法。 - 【請求項8】R2がC1−C4アルキルを意味する場合のオキ
シイミノ誘導体IVを鉱酸で分解させることを特徴とする
請求項1による方法。 - 【請求項9】以下の式IV a で表わされ、式中 R1がC1−C4アルキルを、 R2がC1−C4アルキルまたはC1−C6アルコキシを意味し、
あるいは、R1、R2が合体してC4−C6アルキレンを形成
し、 Alkが3個までのC1−C3アルキルで置換されていてもよ
いC2もしくはC3アルキレン鎖を意味することを特徴とす
るオキシイミノ誘導体。
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