JP3481177B2 - 光マイクロフォン素子及び光マイクロフォン装置 - Google Patents

光マイクロフォン素子及び光マイクロフォン装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光マイクロフォン素
子及びこの光マイクロフォン素子を用いた光マイクロフ
ォン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の光マイクロフォン素子10
の概略構成を示す図である。容器1の入口近傍に振動板
2を張架する。そして発光ダイオード3と、フォトトラ
ンジスタあるいはフォトダイオード5とを容器1内に設
置し、発光ダイオード3からの入射光L1を振動板2の
内側面2bで反射させ、この反射光L2をフォトトラン
ジスタあるいはフォトダイオード等の受光素子5により
受光する。この光マイクロフォン素子10への入射音波
7は振動板2の外側面2aから入射し、この振動板2を
振動させる。振動板2が振動することにより反射光L2
の方向が変化し、受光素子5の異なる受光面5aに入射
するようになる。この受光面5aの変化を検出すること
により振動板2の変位を検出することができる。また入
射光L1及び反射光L2の位置合わせのためにレンズ4
あるいは6を使用することもある。このように従来の光
マイクロフォン素子では発光素子3から一定の角度を付
けて入射光L1を振動板2に対して放射し、その入射角
に対応した反射角で反射光L2を受光し反射光L2の反
射角度の変化に応じて振動板2の変位を検出し音波の再
生を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の光マ
イクロフォン素子の構造では、発光ダイオード等の発光
素子3とフォトトランジスタやフォトダイオードなどの
受光素子5との位置合わせに数十ミクロン以下の高い精
度が必要となる。このため発光素子3や受光素子5及び
振動板2等を個別部品で構成する場合、製品を製造する
上で高い精度での位置合わせが困難なため、歩留まりの
悪化を招いてしまうという問題点があった。また光マイ
クロフォン素子を小型化する上で限界があった。本発明
は上述した課題を解決するために成されたもので、装置
の小型化が簡単でしかも高精度に受発光素子と振動板と
の位置合わせが可能な光マイクロフォン素子及びこれを
用いた光マイクロフォン装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の光マイクロフォ
ン素子は、同一基板上に発光素子と受光素子とを配置
し、前記基板に対向する位置に設置された振動板に前記
発光素子から光を放射し、前記振動板からの反射光を前
記受光素子で受光して前記振動板の変位を検出する光マ
イクロフォン素子において、前記発光素子として発光強
度分布が同心円状にほぼ均一な垂直表面発光型発光素子
を前記基板の中心部に配置し、前記発光素子を取囲込む
ように同心円状に前記受光素子を配置したことを特徴と
する。
【0005】前記光マイクロフォン素子において、前記
受光素子を複数個の素子で構成することが出来る。さら
に、前記光マイクロフォン素子において、前記同心円を
複数個形成することが出来る。また、前記光マイクロフ
ォン素子において、前記発光素子と受光素子とを前記基
板上に同時に形成することが出来る。さらに本発明の光
マイクロフォン素子において、前記基板をガリウム砒素
ウェファとすることが出来る。また、前記光マイクロフ
ォン素子において、前記振動板は前記基板とほぼ平行
に、かつ近接して設置することが出来る。
【0006】さらに、本発明の光マイクロフォン装置
は、発光強度分布が同心円状にほぼ均一な垂直表面発光
型発光素子を基板の中心部に配置し、前記発光素子を取
囲込むように同心円状に受光素子を配置し、前記基板に
対向する位置に設置された振動板に前記発光素子から光
を放射し、前記振動板からの反射光を前記受光素子で受
光する光マイクロフォン素子と、異なる同心円に属する
受光素子が検出した信号の差動信号を検出する差動検出
器とを備え、前記差動検出器の出力から前記振動板の変
位を検出することを特徴とする。前記光マイクロフォン
装置において、前記振動板は前記基板とほぼ平行に、か
つ近接して設置することが出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明による光マイクロフ
ォン素子の基本構造を示す図である。図1(a)は断面
形状を示したもので容器1の底面8に電子回路基板12
を設置し、この基板12上に発光素子と受光素子とを配
置した基板9を取り付ける。取り付けは、基板9と基板
12とを例えばフリップチップボンディングで電気的に
接続することにより行うことも出来る。また底面8をシ
リコンなどの半導体基板で構成すれば、この上に電子回
路を構成できるので電子回路基板12を省略することも
出来る。なお、図1に示す実施の形態では発光素子とし
て面発光レーザダイオードLDを受光素子としてフォト
ダイオードPDを用いている。基板9の中央に円形形状
の面発光レーザダイオードLDを配置し、この面発光レ
ーザダイオードLDを取り巻くように同心円状に受光素
子PDを配置する。
【0008】図1(b)は図1(a)中に点線で囲んで
示した受発光素子が搭載された基板9の受発光部を拡大
して示した平面図である。図に示すように中心部に円形
形状の発光素子LDを配置し、これを取り囲むように同
心円状に受光素子PD1,PD2,…PDnを配置す
る。なおここで用いられる発光素子LDとしては垂直表
面発光型レーザを用いることができる。この発光素子L
Dと受光素子PDとはガリウム砒素ウェファ上に同時に
半導体製造工程により作製することができる。従って発
光素子LDと受光素子PDとの位置合わせ精度は半導体
製造工程に用いられるマスクの精度によって決められる
ため、その合わせ精度を1μm以下とすることができ、
従来の光マイクロフォン素子の受発光素子の位置合わせ
精度に比べて百分の1以下の高精度で実現が可能であ
る。
【0009】一般に、垂直表面発光型発光素子は発光強
度分布が同心円状にほぼ均一な特性を持っている。従っ
て、中心部に設置された発光素子LDから所定の角度で
振動板2に向かって放射された放射光は同心円状に同一
強度を持って反射し、音波7の受波により振動板2が振
動することにより反射角度が変化し受光素子PDに同心
円状に到達する。従って、同心円状に配列された受光素
子PD1〜PDnの受光光量の変化を検出することによ
り振動板2の振動変位を検出することができる。これに
より入射音波7の強弱を検知することができるため、光
マイクロフォン素子として使用可能となる。なお発光素
子LDや受光素子PDを駆動、もしくは入射光量の検出
のために電極11が形成されている。
【0010】次に本発明で用いられる発光素子である垂
直表面発光型レーザ(以下VCSELという)について
説明する。図2にはVCSELの発光強度分布を示した
もので、図に示すように放射強度分布は核内に対するガ
ウス分布として与えられる。発光強度分布P0(θ)は
(1)式で示される。
【数1】
【0011】この発光分布係数αの算出を1次元の場合
について計算すると(2)式のように表わされる。
【数2】 そしてこれを使って発光強度分布を指定された方位につ
いて計算すると図2に示すような分布が得られる。
【0012】図3は発光強度分布を2次元について計算
して図示した場合の図である。この場合、2次元の発光
強度分布P0(θ)は(3)式で与えられる。
【数3】
【0013】θ方向とψ方向につき分布算出係数αとβ
と同様な方法で算出する。発光分布係数αは(4)式で
与えられ、発光分布係数βは(5)式で与えられる。
【数4】
【数5】
【0014】このようにして得られた2次元の発光強度
分布から明らかなように、垂直表面発光型レーザでは発
光素子の強度分布が同心円状にほぼ均一となっている。
このことからレーザ発光を振動板2の偏倚(変位)とし
て効率的に受光するためには、受光素子を同心円状に配
置するのが最適となる。そして同心円状に配置された異
なる同心円に属する受光素子が検出した信号の差動信号
が音圧変化を与える信号となる。ここで受波信号のダイ
ナミックレンジを制限したり、選別したりするためには
受光素子を同心円状に2つ以上設けることによりそれが
可能となる。
【0015】図1に示す光マイクロフォン素子において
は振動板2が容器1の端部で固定されているため音圧に
よって振動板2が中心部で大きく、端部で振動しない、
すなわちレンズ状に振動すると考えられる。しかしこの
ようにレンズ状に振動する場合はかなりの音圧が必要
で、かつ振動板2の大きさが大きい場合であって、直径
3mm程度の振動板の場合にはこのようなレンズ状の振
動は実際上考える必要はなく、振動板2はその中心部で
平行に基板9に対して対向して振動していると考えても
よい。
【0016】図4は本発明の光マイクロフォン素子によ
る受光量変調原理を説明するための図である。発光素子
LDから所定の角度で放射された放射光は1/2半値全
角相当が最大感度となるように振動板2で反射し、受光
素子PDに入射する。なお振動板2が当初2cの位置に
あり、振動により偏倚量δだけ振動して2dの位置に移
動したものとする。また受発光素子LD,PDと振動板
2との間の距離をLとし発光素子LDからの1/2半値
全角をθとする。振動板2が静止していた時の反射光の
受光部間の直径をA、振動板2が偏倚量δだけ移動した
時の反射光の到達距離の直径をBとする。
【0017】ここで、θ、L、δ、A、Bをそれぞれ変
化させ、反射光の移動幅rを(6)式により計算し、そ
の結果を表1に示す。
【数6】
【0018】
【表1】
【0019】このように発光素子の放射角度によって円
周状受光素子上の移動幅が決定される。目的とする音圧
と振動板2の偏倚量δにより適当なPD幅(3ミクロン
より大)を確保する。この場合A,Bをあまり大きくす
るとガリウム砒素ウェファ上に発光素子及び受光素子を
形成する場合の専有面積が大きくなり、1ウェファ当り
から取り出せる受発光素子の数が少なくなるため注意が
必要である。また図1(b)に示すように受発光素子か
らの電極11やそれに接続されるワイヤーボンディン用
のパッド等の面積を必要とするのでそれらを考慮して設
計する必要がある。なおワイヤーボンディング用のパッ
ドの面積としては各100ミクロン角以下であれば十分
である。また、フリップチップボンディングであればパ
ッドの面積は50ミクロン角以下でよい。
【0020】なお同心円状に形成される受光素子は同一
同心円状に単一のものとしても形成することができる
が、複数の受光素子に分割して形成することも可能であ
る。また同心円の数が、後に説明するように、2つの異
なる同心円状の受光素子から差動信号を取り出すため少
なくとも2つ必要であるが、2つに限定されるものでは
なく複数形成することもできる。一般に垂直表面発光型
発光素子として用いられるレーザダイオードは温度依存
性が大きくその発光出力は時間に従って変化する。また
レーザダイオードの駆動電流の変化等によっても光量の
変化が発生する。そのためそのまま何らの処置を取らず
直接あるいは間接に発光信号を受光素子に入力すると受
光素子から取り出される出力がそのままレーザダイオー
ドの光量変化に従って変化することになる。このような
状態では受光素子からの出力信号に温度依存性及び駆動
電流変化による誤差が発生してしまうことになる。
【0021】本発明による光マイクロフォン素子におい
て反射光信号を受光素子で取り出した場合、この発光レ
ーザ信号の温度依存性や駆動電流変化等による光量変化
が起きる可能性がある。この問題を解決するために本発
明では受光素子を複数配置し、それらが受光した信号の
差分を取り出すように構成している。また本発明ではこ
れらの複数の受光素子が同一の製造工程で作られるた
め、その相互のばらつきは極めて小さくその差分を取る
ことによって問題となる打ち消し誤差を極小にすること
ができる。
【0022】図5は本発明の光マイクロフォン素子を用
いた光マイクロフォン装置の回路図の一例を示すもので
ある。ここでVCSELは表面発光型レーザダイオード
を、PD1,PD2はこのVCSELの周囲にこれを取
り巻くように配置されたフォトダイオード等の受光素子
を表わしている。これらのVCSEL及び受光素子PD
1,PD2はそれぞれ抵抗R3,R1,R2を介して電
源20と接地30との間に直列接続され、それぞれ所定
の駆動電流が流れるように構成されている。抵抗R1と
受光素子PD1との接続点は差動増幅器IC1の反転入
力端子に接続される。また抵抗R2と受光素子PD2と
の接続点は非反転入力端子に接続される。差動増幅器I
C1の出力はバッファ用の差動増幅器IC2により取り
出されて出力40が得られる。なお電源20と接地30
との間には雑音信号の消去を行うためのバイパスキャパ
シタC11が接続される。
【0023】VCSELから放射された入射光は振動板
2で同心円状に反射されて受光素子PD1,PD2にそ
れぞれ入力される。なお振動板2は基板9にほぼ平行に
配置され、かつ極めて近接して設置されている。また振
動板2の偏倚量(移動量)は1ミクロン程度であるため
ほとんど基板9に対して平行移動していると考えること
ができる。なお図5に示す例では内側に同心円状に配置
された受光素子PD1を反転入力端子に、外側に配置さ
れた受光素子PD2を非反転入力端子に接続している
が、必ずしもこのように接続する必要はなく、実際の回
路の設計状況により最適端子に接続することができる。
【0024】また差動増幅器IC1の出力電流iout
と差動入力電流i1,i2との間にはiout=i1−
i2の関係がある。ここで差動入力i1とi2とに独立
してδi1及びδi2の変化があった場合iout=
((i1+δi1)−(i2+δi2))となる。ここ
でフォトダイオードPD1とPD2とが同時に変化する
場合、この変化量δi1とδi2とはδi1=δi2と
なりiout=i1−i2となる。従って仮にVCSE
Lに温度変化や駆動電流変化により発光に変化が生じた
場合にも、その変化は受光素子PD1とPD2とに同時
に伝達され、それが打ち消されるため差動出力iout
にはVCSELの変動は現われない。また独立した変化
であって電流の大きさが異なる時はiout=[(i1
−i2)+(δi1−δi2)]となってその差分が出
力の変化になって現われることになる。これは反射する
光信号が振動板の変化例えば振動や変位によって変化
し、そのために同心円状に受光される反射光に変化が生
じ各々の受光素子に別々の入力変化があることを表わ
す。
【0025】図6は本発明の他の光マイクロフォン装置
の構成を示す回路図である。この実施の形態では、入力
電流i1,i2をそれぞれ抵抗Rを介して加算回路IC
3および減算回路IC4に入力している。そして加算回
路IC3の出力電流i1+i2と、減算回路IC4の出
力電流i1−i2を回路50に入力する。回路50の出
力から出力電流i1+i2に逆比例する出力が得られ
る。回路50の出力は演算器IC5を介して出力40に
(i1−i2)/(i1+i2)として取り出される。
このように回路50と演算器IC5とにより除算回路が
構成されている。このような回路構成を採用すれば、入
力電流i1,i2が共に増加又は、減少した場合に、図
5の回路構成に比較してより安定した出力を得ることが
出来る。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明では
同一基板上に発光素子と受光素子とを同時に形成するこ
とができるため相互の位置精度を1ミクロン以下とする
ことができ、従来の受発光素子の位置精度に比べて百分
の1以下の極めて高精度にできるという特徴がある。ま
た発光強度分布が同心円状にほぼ均一な垂直表面発光型
発光素子とその周辺に同心円状に受光素子とを配置した
構造を採用しているため、複数の受光素子からの出力を
差動信号としてその差分を検出して出力とすることがで
きる。従って単一の受光素子を用いて出力信号とした場
合に比べて発光素子の温度変化や駆動電流変化等による
影響を低減することができ、安定な信号出力を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光マイクロフォン素子の基本原理を説
明するための図。
【図2】本発明に用いられる垂直表面発光型レーザの発
光強度分布を示す図。
【図3】本発明に用いられる発光素子の2次元発光強度
分布を示す図。
【図4】本発明による光マイクロフォン素子の受光量変
調原理を説明するための図。
【図5】本発明の光マイクロフォン素子を用いた光マイ
クロフォン装置の回路構成を示す図。
【図6】本発明の光マイクロフォン素子を用いた光マイ
クロフォン装置の他の回路構成を示す図。
【図7】従来の光マイクロフォン素子の基本構造を示す
図。
【符号の説明】
LD 発光素子 PD 受光素子 2 振動板 9 基板 11 電極 VCSEL 垂直表面発光型レーザ IC1,IC2 差動増幅器 IC3 加算回路 IC4 減算回路 50,IC5 除算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮澤 寛 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株 式会社ケンウッド内 (72)発明者 武田 民主 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株 式会社ケンウッド内 (56)参考文献 特開 昭63−260397(JP,A) 特開 平4−269632(JP,A) 実開 昭57−149000(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 23/00 320 G01H 9/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一基板上に発光素子と受光素子とを配
    置し、前記基板に対向する位置に設置された振動板に前
    記発光素子から光を放射し、前記振動板からの反射光を
    前記受光素子で受光して前記振動板の変位を検出する光
    マイクロフォン素子において、 前記発光素子として発光強度分布が同心円状にほぼ均一
    な垂直表面発光型発光素子を前記基板の中心部に配置
    し、前記発光素子を取囲込むように同心円状に前記受光
    素子を配置したことを特徴とする光マイクロフォン素
    子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光マイクロフォン素子
    において、 前記受光素子が複数個の素子で構成されることを特徴と
    する光マイクロフォン素子。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の光マイクロフォ
    ン素子において、 前記同心円が複数個形成されていることを特徴とする光
    マイクロフォン素子。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    光マイクロフォン素子において、 前記発光素子と受光素子とを前記基板上に同時に形成し
    たことを特徴とする光マイクロフォン素子。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    光マイクロフォン素子において、 前記基板がガリウム砒素ウェファであることを特徴とす
    る光マイクロフォン素子。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    光マイクロフォン素子において、 前記振動板は前記基板とほぼ平行に、かつ近接して設置
    されることを特徴とする光マイクロフォン素子。
  7. 【請求項7】 発光強度分布が同心円状にほぼ均一な垂
    直表面発光型発光素子を基板の中心部に配置し、前記発
    光素子を取囲込むように同心円状に受光素子を配置し、
    前記基板に対向する位置に設置された振動板に前記発光
    素子から光を放射し、前記振動板からの反射光を前記受
    光素子で受光する光マイクロフォン素子と、 異なる同心円に属する受光素子が検出した信号の差動信
    号を検出する差動検出器とを備え、 前記差動検出器の出力から前記振動板の変位を検出する
    ことを特徴とする光マイクロフォン装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の光マイクロフォン装置
    において、 前記振動板は前記基板とほぼ平行に、かつ近接して設置
    されることを特徴とする光マイクロフォン装置。
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