JP3479293B2 - 運転管理システムおよびその方法 - Google Patents

運転管理システムおよびその方法

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JP3479293B2 JP2001199357A JP2001199357A JP3479293B2 JP 3479293 B2 JP3479293 B2 JP 3479293B2 JP 2001199357 A JP2001199357 A JP 2001199357A JP 2001199357 A JP2001199357 A JP 2001199357A JP 3479293 B2 JP3479293 B2 JP 3479293B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、設備の運転状態
を管理する運転管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】上水処理、下水処理、排水処理、汚泥処
理プロセスは、質・量の両面で安定処理が期待され、こ
れを実現するためには各処理設備の監視が不可欠であ
る。このような上水処理、下水処理、排水処理、汚泥処
理プラント設備に携わる設備点検者は、日常の点検作業
に基づき日常点検を実施し、異常が発生した場合に、設
備点検者が過去の経験や知識に基づいて、異常を解消す
ることが行われている。
【0003】ところで、上述の上水処理、下水処理、排
水処理、汚泥処理プロセスにおける各処理を行うための
設備の運転を、設備の所有者以外の業者に委託する業務
委託を行う場合があり、この業務委託を行う方式とし
て、性能発注方式がある。この性能発注方式とは、施設
管理に一定の性能(パフォーマンス)の確保を条件とし
て課しつつ、運転方法の詳細については、委託先に任せ
るものである。この性能発注方式を例えば、上述した汚
泥処理プロセスに適用する場合は、一定の性能を確保す
ることが、さらに重要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術における設備の運転管理は、上述したように、異常が
発生した場合に、設備点検者の過去の経験や知識に基づ
いて異常を解消することが行われていた。従って、設備
点検者の技量・経験・能力は、個人によって異なるた
め、異常を解消する方法が解らずに、運転を停止させ、
他の設備点検者に連絡を取り、異常解消方法を問い合わ
せていた。これにより、運転効率が低下してしまい、一
定の性能の確保が困難であった。本発明は、このような
事情に鑑みてなされたもので、その目的は、設備に異常
が発生した場合においても、一定の性能を確保すること
ができる運転管理システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のために、
本願発明は、凝集混和槽において処理物を水処理し、該
水処理した処理物を脱水機によって脱水処理する設備の
運転状態を管理する運転管理システムであって、前記凝
集混和槽内に搬送される処理物の流量を流量センサによ
って検出する処理物流量検出処理と、前記凝集混和槽に
注入される薬品の流量を流量検出手段によって検出する
薬品流入量検出処理とのうちいずれか一方または両方を
水処理工程における点検項目として記憶する水処理工程
点検項目記憶部と、前記脱水機によって脱水されたケー
キの含水率を含水率センサによって検出する含水率検出
処理と、前記脱水機においてサイドリークしているか否
かについてサイドリーク警報手段からの出力に基づいて
検出するサイドリーク検出処理と、前記脱水機における
ろ布が蛇行しているか否かについて蛇行警報手段からの
出力に基づいて検出する蛇行検出処理と、前記脱水機に
おけるケーキの剥離がよいか否かについて剥離警報手段
からの出力に基づいて検出する剥離検出処理とのうち少
なくともいずれか1つの処理について脱水工程における
点検項目として記憶する脱水工程点検項目記憶部と、前
記水処理工程および脱水処理工程において処理すべき目
標値として設定された処理量に従い、設備の運転状態に
応じた処理を行うために設備を制御する基準となる基準
値データを記憶する基準値データ記憶部と、前記脱水機
に異常が発生している場合に当該異常を解消するための
操作方法に関する調整データを記憶する調整データ記憶
部と、前記水処理工程点検項目記憶部に記憶された点検
項目に基づいて、処理物流量検出処理または薬品流入量
検出処理を行い、検出処理の検出結果に異常があった点
検項目について、前記基準値データ記憶部に記憶された
基準値データとに従って処理物の流量の制御または薬品
注入量の制御を行う水処理工程点検制御部と、前記脱水
工程点検項目記憶部に記憶された点検項目に基づいて、
前記含水率検出処理または前記サイドリーク検出処理ま
たは前記蛇行検出処理または前記剥離検出処理を行い、
異常があることが検出された点検項目について前記調整
データ記憶部に記憶された調整データを読み出して出力
するとともに、前記基準値データ記憶部に記憶された基
準値データを読み出し、読み出した基準値データに基づ
いて設備の運転状態を制御する脱水工程点検制御部と、
を有することを特徴とする。
【0006】
【0007】
【0008】 また、本発明は、凝集混和槽において処
理物を水処理し、該水処理した処理物を脱水機によって
脱水処理する設備の運転状態を管理する運転管理システ
ムにおいて、前記凝集混和槽内に搬送される処理物の流
量を流量センサによって検出する処理物流量検出処理
と、前記凝集混和槽に注入される薬品の流量を流量検出
手段によって検出する薬品流入量検出処理とのうちいず
れか一方または両方を水処理工程における点検項目とし
て記憶する水処理工程点検項目記憶部と、前記脱水機に
よって脱水されたケーキの含水率を含水率センサによっ
て検出する含水率検出処理と、前記脱水機においてサイ
ドリークしているか否かについてサイドリーク警報手段
からの出力に基づいて検出するサイドリーク検出処理
と、前記脱水機におけるろ布が蛇行しているか否かにつ
いて蛇行警報手段からの出力に基づいて検出する蛇行検
出処理と、前記脱水機におけるケーキの剥離がよいか否
かについて剥離警報手段からの出力に基づいて検出する
剥離検出処理とのうち少なくともいずれか1つの処理に
ついて脱水工程における点検項目として記憶する脱水工
程点検項目記憶部と、前記水処理工程および脱水処理工
程において処理すべき目標値として設定された処理量に
従い、設備の運転状態に応じた処理を行うために設備を
制御する基準となる基準値データを記憶する基準値デー
タ記憶部と、前記脱水機に異常が発生している場合に当
該異常を解消するための操作方法に関する調整データを
記憶する調整データ記憶部と、を有する運転管理システ
ムにおける運転管理方法であって、前記水処理工程点検
項目記憶部に記憶された点検項目に基づいて、処理物流
量検出処理または薬品流入量検出処理を行い、検出処理
の検出結果に異常があった点検項目について、前記基準
値データ記憶部に記憶された基準値データとに従って処
理物の流量の制御または薬品注入量の制御を行い、前記
脱水工程点検項目記憶部に記憶された点検項目に基づい
て、前記含水率検出処理または前記サイドリーク検出処
理または前記蛇行検出処理または前記剥離検出処理を行
い、異常があることが検出された点検項目について前記
調整データ記憶部に記憶された調整データを読み出して
出力するとともに、前記基準値データ記憶部に記憶され
た基準値データを読み出し、読み出した基準値データに
基づいて設備の運転状態を制御することを特徴とする。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
設備運転管理システムを図面を参照して説明する。図1
は、この発明の一実施形態による設備運転管理システム
を適用した下水処理場における汚泥脱水処理場の構成を
示す概略構成図である。この図において、濃縮槽10
は、水処理された汚泥を一時貯留する。濃度センサ21
は、濃縮槽10内の汚泥の濃度を測定し、測定結果を制
御部32に出力する。濃縮汚泥供給ポンプ11は、制御
部32からの指示に応じた流量になるように濃縮槽10
内の汚泥を凝集混和槽12に搬送する。
【0011】薬品タンク13は、汚泥の脱水性を高める
ための薬品を貯留し、薬注ポンプ14によって凝集混和
槽12に注入する。薬注ポンプ14は、制御部32から
の指示に応じた薬品の注入率及び注入速度になるように
薬品を注入する。ここでいう注入率とは、処理する汚泥
に含まれる固形成分に対して混合させる薬品の割合を示
すものであり、汚泥の濃度に基づいて決定される。
【0012】凝集混和槽12は、薬品が注入された汚泥
を一時貯留する。攪拌機24は、凝集混和槽12に一時
貯留され薬品が注入された汚泥を制御部32の指示に基
づいて攪拌する。凝集混和槽12において薬品が注入さ
れ攪拌された汚泥は、フロックを壊さないために自然流
下によって脱水機15に供給される。流量センサ22
は、濃縮槽10内の汚泥が凝集混和槽12に搬送される
流量を検出する。
【0013】脱水機15は、搬送されてきた汚泥を脱水
する。この脱水機15は、例えば、ベルトプレス式脱水
機であり、汚泥を濾過する濾布速度が、制御部32から
の指示に応じた速度になるように、脱水機制御装置23
によって制御される。なお、この脱水機15は、必要に
応じて複数台設けられる。この場合、例えば、各脱水機
15および凝集混和槽12と濃縮槽10との間にそれぞ
れ濃縮汚泥供給ポンプ11が設けられ、複数の脱水機1
5によって、並列して脱水処理が行われる。
【0014】ケーキホッパ16は、脱水機15から排出
され搬送装置により搬送されるケーキを一時貯留し、ケ
ーキ搬送車の荷台にケーキを排出する。含水率センサ2
5は、ケーキホッパ16に設けられ、脱水機15によっ
て脱水された汚泥(以下、「ケーキ」と称す)の含水率
を検出する。入力部30は、キーボード、マウス等の入
力デバイスであり、設備点検者または作業者(以下、単
に「設備点検者」と称す)から入力される運転計画デー
タを運転計画データ設定部31に出力する。
【0015】運転計画データ設定部31は、入力部30
から入力される運転計画データに基づき、処理物を処理
する目標値として予め設定される処理量に関する情報を
運転計画データとして制御部32に設定する。例えば、
運転計画データ設定部31は、処理物である汚泥を予め
決められた期間(例えば、1日)に処理する処理量に関
する情報を運転計画データとして記憶する。ここでは、
運転計画データには、処理量以外の情報として、予め決
められた期間内に運転する脱水機15の台数に関する情
報と、各脱水機15の運転時間を指定する情報と、薬品
の注入率を指定する情報とが、入力部30を介して設定
される。なお、ここでいう処理量とは、一日あたりに処
理する汚泥に含まれる固形成分の量である。
【0016】ここで、状態センサについて説明する。す
なわち、上述した流量センサ22と、含水率センサ25
とが、処理物の処理を行う設備の運転状態を検出する状
態センサに相当する。なお、上述の実施形態において、
脱水機制御装置23、攪拌機24は、制御部32の指示
に基づいて運転するため、制御部32から出力される制
御信号が、脱水機制御装置23における濾布速度、攪拌
機24における攪拌する速度に相当するので、速度検出
器などが設けられていないが、濾布速度を検出する濾布
速度検出器、攪拌速度を検出する攪拌速度検出器を設
け、状態センサとしてもよい。
【0017】警報スイッチ36は、汚泥脱水設備内に複
数設けられる。この警報スイッチ36は、設備点検者に
よって押下されることにより、それぞれが特定の異常を
制御部32に通知する。この警報スイッチ36が出力す
る警報指示は、状態センサの検出結果に含まれて制御部
32に出力される。
【0018】基準値データ記憶部35は、運転計画デー
タの処理量に従って、設備の運転状態に応じた処理を行
うために設備を制御する基準となる基準値データを予め
記憶する。この基準値データは、例えば、運転計画デー
タによって設定された処理量を運転計画データによって
設定された運転時間内に汚泥の脱水処理が可能であっ
て、かつ、各状態センサの検出結果に応じて、最適な状
態で設備を制御するためのデータである。ここでいう最
適な状態とは、汚泥脱水設備の運転が正常に運転してい
る状態である。
【0019】また、基準値データ記憶部35は、設備の
運転状態に応じた処理を行うために設備を運転させるた
めの運転方法に関する調整データを記憶している。この
調整データは、例えば、汚泥脱水設備の運転に異常が発
生している場合に、その異常を解消するための設備の操
作方法に関するものであり、設備点検者に異常を解消す
るための操作をしてもらうための情報である。
【0020】点検順序記憶部33は、設備が運転してい
る場合における設備内の点検項目を点検する順序を示す
点検順序データを予め記憶する。この点検順序は、例え
ば、設備に異常が発生した場合において、異常を解消す
る必要性が高い順に点検を行う項目が設定される。
【0021】制御部32は、点検順序記憶部33に記憶
された点検順序に従って、点検項目における異常がある
か否かについて、状態センサの検出結果に基づいて検出
を行う。制御部32は、この検出結果において異常があ
る場合に、状態センサが検出する運転状態に対応する基
準値データを基準値データ記憶部35から読み出し、読
み出した基準値データに基づいて設備の運転状態を制御
する。また、制御部32は、状態センサが検出する運転
状態に対応する調整データを基準値データ記憶部35か
ら読み出し、読み出した調整データを出力部34に出力
する制御を行う。
【0022】出力部34は、制御部32からの指示に応
じて各種情報の出力を行う。この出力部34は、例え
ば、CRT(Cathode Ray Tube)や液
晶表示装置等の表示装置や、音声を放音するスピーカで
ある。
【0023】次に、図1の構成における設備運転管理シ
ステムの動作について図2のフローチャートを用いて説
明する。まず、入力部30を介して設備点検者によって
運転計画データが入力されると、入力部30から入力さ
れる運転計画データが、運転計画データ設定部31によ
って、制御部32に設定される(ステップS1)。ここ
では、処理量、運転台数、運転時間、薬品注入率が制御
部32に設定される。また、設備点検者によって、入力
部30を介して制御部32に含水率の目標値も設定され
る。制御部32は、運転計画データが設定されると、運
転時間と処理量に基づいて、脱水機15に汚泥を供給す
る流量である汚泥流量を演算し、演算結果の汚泥流量に
なるように濃縮汚泥供給ポンプ11を制御する運転デー
タとして設定する。また、制御部32は、薬品注入率と
汚泥流量とに基づいて、薬品流量を決定し、薬注ポンプ
14によって薬品を注入する流量として設定する。
【0024】次に、運転計画データが設定された後、運
転が開始されると(ステップS2)、汚泥は、濃縮槽1
0に一時貯留された後、濃縮汚泥供給ポンプ11によっ
て搬送され、薬注ポンプ14によって薬品が注入され、
凝集混和槽12に貯留する。そして、攪拌機24によっ
て攪拌された後、自然流下によって脱水機15に供給さ
れ、脱水機15によって脱水され、ケーキとして排出さ
れ、搬送装置によって搬送され、ケーキホッパ16に貯
留される。
【0025】制御部32は、流量センサ22の検出結果
である汚泥流量、薬注ポンプ14から出力される薬品の
流量が測定された結果である薬品流量の検出結果、予め
設定されている初期値に基づいて脱水機制御装置23に
よって運転されている濾布スピード、濃度センサ21の
検出結果である汚泥濃度を出力部34に出力する制御を
行う(ステップS3)。
【0026】次に、制御部32は、点検順序記憶部33
から点検順序データを読み出し、この点検順序データに
基いて、設備内の点検項目を点検する順序に従って点検
を開始する。すなわち、制御部32は、流量センサ22
から出力される検出結果に基づいて、所定の流量(演算
された汚泥流量)と一致しているか否かを検出し(ステ
ップS4)、一致していなければ、所定の流量になるよ
うに濃縮汚泥供給ポンプ11を制御し、汚泥の流量を増
減させる調整を行う(ステップS11)。これにより、
一定の処理量を処理するように制御することができる。
【0027】一方、所定の流量である場合、制御部32
は、薬注ポンプ14から薬品流量の検出結果に基づい
て、所定の薬品流量であるか否かを検出し、所定の薬品
流量でなければ、所定の薬品流量になるように薬品の流
量を増減させる制御を薬注ポンプ14に対して行う(ス
テップS12)。
【0028】次に、濃度及び含水率の測定を行う(ステ
ップS6)。すなわち、濃度センサ21から検出される
検出結果と含水率センサ25から出力される検出結果を
取得する。そして、制御部32は、濃度センサ21の検
出結果に基づいて、薬品注入率を調整する。すなわち、
濃度の増減に応じた薬品の注入量を演算し、演算した注
入量に基づいて、薬品流量を演算し、演算した薬品注入
量になるように薬注ポンプ14を制御する。さらに、制
御部32は、含水率センサ25から出力された検出結果
と予め設定された含水率とを比較し、予め設定された含
水率以下であるか否かを検出する(ステップS7)。そ
して、検出結果の含水率が予め設定された含水率以下で
はない場合、制御部32は、状態センサの検出結果に基
づき、現在の運転状態に応じた基準値データと調整デー
タを基準値データ記憶部35から読み出し、基準値デー
タに基づいた制御を行うとともに、調整データを出力部
34に出力する。この場合、制御部32は、読み出した
基準値データに基づいて、薬品注入率を増減させる調
整、濾布スピードを増減させる調整、凝集混和槽12の
攪拌機24の攪拌スピードの調整、汚泥流量を増減させ
る調整、濾過速度の調整を行うための制御を行うととも
に、濾布の緊張圧を増減させるための指示を調整データ
を出力部34に出力する制御を行う。この出力部34に
出力される調整データに基づき、設備点検者によって、
濾布の緊張圧が調整されるとともに、予め決められた含
水率になるように設備各部の制御がなされる(ステップ
S13)。そして、ステップS6に移行する。
【0029】一方、予め決められた含水率以下である場
合、制御部32は、サイドリーク(脱水中の汚泥が濾布
の外部に漏れ出すこと)しているか否かを検出する(ス
テップS8)。この検出は、サイドリークしているか否
かを示す制御信号を出力する警報スイッチ36が、設備
点検者によって押下されているか否かを検出することに
よって行われる。
【0030】警報スイッチ36によってサイドリークし
ていることが検出されると、制御部32は、状態センサ
の検出結果に基づき、現在の運転状態に応じた基準値デ
ータと調整データを基準値データ記憶部35から読み出
し、基準値データに基づいた制御を行うとともに、調整
データを出力部34に出力する。この場合、制御部32
は、読み出した基準値データに基づいて、薬品注入率を
増減させる調整、濾布スピードを増減させる調整、凝集
混和槽12の攪拌機24の攪拌スピードの調整、汚泥流
量を増減させる調整を行うための制御を行うとともに、
洗浄ノズル(濾布を洗浄するための洗浄液を噴射するノ
ズル)の洗浄を実施させるための指示の調整データを出
力部34に出力する制御を行う(ステップS14)。こ
の出力部34に出力される調整データに基づき、設備点
検者によって、濾布を洗浄する洗浄ノズルの洗浄が実施
され、濾布の洗浄効率が上昇することにより、脱水効率
が上昇し、サイドリークを解消できる。また、基準デー
タに基づく運転を行うことにより、サイドリークを解消
されるように設備各部の制御がなされる。そして、サイ
ドリークしているか否かを示す警報スイッチ36の押下
が解除されるまで、ステップS14における制御が行わ
れる。
【0031】一方、サイドリークが発生していない場
合、制御部32は、濾布が蛇行しているか否かを検出す
る(ステップS9)。この検出は、濾布が蛇行している
か否かを示す制御信号を出力する警報スイッチ36が、
設備点検者によって押下されているか否かを検出するこ
とによって行われる。
【0032】警報スイッチ36によって濾布が蛇行して
いることが検出されると、制御部32は、状態センサの
検出結果に基づき、現在の運転状態に応じた基準値デー
タと調整データを基準値データ記憶部35から読み出
し、基準値データに基づいた制御を行うとともに、調整
データを出力部34に出力する。この場合、制御部32
は、調整データのみを読み出し、この読み出した調整デ
ータに基づいて、フィード装置の調整、蛇行修正装置の
動作確認、各ロールの動作確認、濾布緊張圧の調整を実
施させるための指示を、その実施方法とともに出力部3
4に出力する制御を行う(ステップS15)。この出力
部34に出力される調整データに基づき、設備点検者に
よって、フィード装置の調整、蛇行修正装置の動作確
認、各ロールの動作確認、濾布緊張圧の調整が実施さ
れ、濾布の蛇行が解消される。そして、濾布が蛇行して
いるか否かを示す警報スイッチ36の押下が解除される
まで、ステップS15における制御が行われる。
【0033】一方、濾布が蛇行していない場合、制御部
32は、ケーキの剥離が良いか否かを検出する(ステッ
プS10)。この検出は、ケーキの剥離が良いか否かを
示す制御信号を出力する警報スイッチ36が、設備点検
者によって押下されているか否かを検出することによっ
て行われる。
【0034】警報スイッチ36によってケーキの剥離状
態が悪いことが検出されると、制御部32は、状態セン
サの検出結果に基づき、現在の運転状態に応じた基準値
データと調整データを基準値データ記憶部35から読み
出し、基準値データに基づいた制御を行うとともに、調
整データを出力部34に出力する。この場合、制御部3
2は、読み出した基準値データに基づいて、薬品注入率
を増減させる調整、濾布スピードを増減させる調整、凝
集混和槽12の攪拌機24の攪拌スピードの調整を行う
ための制御を行うとともに、濾布緊張圧の調整を実施さ
せるための指示を、その実施方法とともに出力部34に
出力する制御を行う(ステップS16)。この出力部3
4に出力される調整データに基づき、設備点検者によっ
て、濾布の緊張圧の調整が実施されるとともに、制御部
32によって、基準値データに基づく制御が行われる。
そして、ケーキの剥離が良いか否かを示す警報スイッチ
36の押下が解除されるまで、ステップS16における
制御が行われる。そして、ステップS3に移行する。
【0035】なお、上述した実施形態においては、1台
の脱水機15を制御する場合について説明したが、制御
部32が複数の脱水機を運転データに基づいて制御・管
理するようにしてもよい。
【0036】また、図1における制御部32の機能を実
現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な
記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログ
ラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するこ
とにより設備の運転管理を行ってもよい。なお、ここで
いう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等
のハードウェアを含むものとする。
【0037】また、「コンピュータシステム」は、WW
Wシステムを利用している場合であれば、ホームページ
提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。ま
た、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フ
レキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−
ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵され
るハードディスク等の記憶装置のことをいう。
【0038】さらに「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回
線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通
信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持す
るもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピ
ュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間
プログラムを保持しているものも含むものとする。また
上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するため
のものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュ
ータシステムにすでに記録されているプログラムとの組
み合わせで実現できるものであっても良い。
【0039】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、水処理工程点検項目記憶部に記憶された点検項目に
基づいて、処理物流量検出処理または薬品流入量検出処
理を行い、検出処理の検出結果に異常があった点検項目
について、基準値データ記憶部に記憶された基準値デー
タとに従って処理物の流量の制御または薬品注入量の制
御を行うとともに、脱水工程点検項目記憶部に記憶され
た点検項目に基づいて、含水率検出処理またはサイドリ
ーク検出処理または蛇行検出処理または剥離検出処理を
行い、異常があることが検出された点検項目について調
整データ記憶部に記憶された調整データを読み出して出
力するとともに、基準値データ記憶部に記憶された基準
値データを読み出し、読み出した基準値データに基づい
て設備の運転状態の制御を行うようにしたので、汚泥処
理プロセスを含む設備に異常が発生した場合において
も、設備点検者に設備の運転操作を行わせる負担を低減
させて、一定の性能を確保するように制御を行うことが
できる。
【0041】 また、この発明によれば、異常があった
場合に、設備の運転状態に応じた処理を行えるように
備を運転させるための運転方法に関する調整データを読
み出して、出力するようにしたので、設備点検者に対し
て異常を解消するように指示するとともに、異常を解消
するための運転方法を出力することができるので、設備
の運転を停止させることなく、異常を解消することがで
きるとともに、設備点検システムの制御対象外である設
備に関しても、異常を解消することができる効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による設備運転管理シ
ステムを適用した下水処理場における汚泥脱水処理場の
構成を示す概略構成図である。
【図2】 図1の構成における設備運転管理システムの
動作について説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
14 薬注ポンプ 21 濃度センサ 22 流量センサ 23 脱水機制御
装置 25 含水率センサ 30 入力部 31 運転計画データ設定部 32 制御部 33 点検順序記憶部 34 出力部 35 基準データ記憶部 36 警報スイッ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金井 清貴 東京都中央区月島4丁目8番14号 月島 テクノメンテサービス株式会社内 (72)発明者 西山 守 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機 械株式会社内 (56)参考文献 特開2000−259206(JP,A) 特開2001−146390(JP,A) 特開2000−148233(JP,A) 特開 昭59−45501(JP,A) 特開 昭54−43499(JP,A) 特開2000−113350(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 23/00 - 23/02 G05B 9/00 - 9/05 G02F 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凝集混和槽において処理物を水処理し、
    該水処理した処理物を脱水機によって脱水処理する設備
    の運転状態を管理する運転管理システムであって、 前記凝集混和槽内に搬送される処理物の流量を流量セン
    サによって検出する処理物流量検出処理と、前記凝集混
    和槽に注入される薬品の流量を流量検出手段によって検
    出する薬品流入量検出処理とのうちいずれか一方または
    両方を水処理工程における点検項目として記憶する水処
    理工程点検項目記憶部と、 前記脱水機によって脱水されたケーキの含水率を含水率
    センサによって検出する含水率検出処理と、前記脱水機
    においてサイドリークしているか否かについてサイドリ
    ーク警報手段からの出力に基づいて検出するサイドリー
    ク検出処理と、前記脱水機におけるろ布が蛇行している
    か否かについて蛇行警報手段からの出力に基づいて検出
    する蛇行検出処理と、前記脱水機におけるケーキの剥離
    がよいか否かについて剥離警報手段からの出力に基づい
    て検出する剥離検出処理とのうち少なくともいずれか1
    つの処理について脱水工程における点検項目として記憶
    する脱水工程点検項目記憶部と、 前記水処理工程および脱水処理工程において処理すべき
    目標値として設定された処理量に従い、設備の運転状態
    に応じた処理を行うために設備を制御する基準となる基
    準値データを記憶する基準値データ記憶部と、 前記脱水機に異常が発生している場合に当該異常を解消
    するための操作方法に関する調整データを記憶する調整
    データ記憶部と、 前記水処理工程点検項目記憶部に記憶された点検項目に
    基づいて、処理物流量検出処理または薬品流入量検出処
    理を行い、検出処理の検出結果に異常があった点検項目
    について、前記基準値データ記憶部に記憶された基準値
    データとに従って処理物の流量の制御または薬品注入量
    の制御を行う水処理工程点検制御部と、 前記脱水工程点検項目記憶部に記憶された点検項目に基
    づいて、前記含水率検出処理または前記サイドリーク検
    出処理または前記蛇行検出処理または前記剥離検出処理
    を行い、異常があることが検出された点検項目について
    前記調整データ記憶部に記憶された調整データを読み出
    して出力するとともに、前記基準値データ記憶部に記憶
    された基準値データを読み出し、読み出した基準値デー
    タに基づいて設備の運転状態を制御する脱水工程点検制
    御部と、 を有することを特徴とする運転管理システム。
  2. 【請求項2】 凝集混和槽において処理物を水処理し、
    該水処理した処理物を脱水機によって脱水処理する設備
    の運転状態を管理する運転管理システムにおいて、 前記凝集混和槽内に搬送される処理物の流量を流量セン
    サによって検出する処理物流量検出処理と、前記凝集混
    和槽に注入される薬品の流量を流量検出手段によって検
    出する薬品流入量検出処理とのうちいずれか一方または
    両方を水処理工程における点検項目として記憶する水処
    理工程点検項目記憶部と、 前記脱水機によって脱水されたケーキの含水率を含水率
    センサによって検出する含水率検出処理と、前記脱水機
    においてサイドリークしているか否かについてサイドリ
    ーク警報手段からの出力に基づいて検出するサイドリー
    ク検出処理と、前記脱水機におけるろ布が蛇行している
    か否かについて蛇行警報手段からの出力に基づいて検出
    する蛇行検出処理と、前記脱水機におけるケーキの剥離
    がよいか否かについて剥離警報手段からの出力に基づい
    て検出する剥離検出処理とのうち少なくともいずれか1
    つの処理について脱水工程における点検項目として記憶
    する脱水工程点検項目記憶部と、 前記水処理工程および脱水処理工程において処理すべき
    目標値として設定された処理量に従い、設備の運転状態
    に応じた処理を行うために設備を制御する基準となる基
    準値データを記憶する基準値データ記憶部と、 前記脱水機に異常が発生している場合に当該異常を解消
    するための操作方法に関する調整データを記憶する調整
    データ記憶部と、 を有する運転管理システムにおける運転管理方法であっ
    て、 前記水処理工程点検項目記憶部に記憶された点検項目に
    基づいて、処理物流量検出処理 または薬品流入量検出処
    理を行い、検出処理の検出結果に異常があった点検項目
    について、前記基準値データ記憶部に記憶された基準値
    データとに従って処理物の流量の制御または薬品注入量
    の制御を行い、 前記脱水工程点検項目記憶部に記憶された点検項目に基
    づいて、前記含水率検出処理または前記サイドリーク検
    出処理または前記蛇行検出処理または前記剥離検出処理
    を行い、異常があることが検出された点検項目について
    前記調整データ記憶部に記憶された調整データを読み出
    して出力するとともに、前記基準値データ記憶部に記憶
    された基準値データを読み出し、読み出した基準値デー
    タに基づいて設備の運転状態を制御することを特徴とす
    る運転管理方法。
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