JP3478177B2 - 無線機器 - Google Patents
無線機器Info
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- JP3478177B2 JP3478177B2 JP16467199A JP16467199A JP3478177B2 JP 3478177 B2 JP3478177 B2 JP 3478177B2 JP 16467199 A JP16467199 A JP 16467199A JP 16467199 A JP16467199 A JP 16467199A JP 3478177 B2 JP3478177 B2 JP 3478177B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting
- antenna
- case portion
- case
- case part
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナと、一の
ケース部分と、他のケース部分と、を有する無線機器に
関し、特に、アンテナの取付機構により一のケース部分
と他のケース部分の嵌合強度を向上させることができる
無線機器に関する。
ケース部分と、他のケース部分と、を有する無線機器に
関し、特に、アンテナの取付機構により一のケース部分
と他のケース部分の嵌合強度を向上させることができる
無線機器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の携帯電話機等の無線機器における
フロントケース部分とリアケース部分を嵌合させる手段
として、ネジによる螺合手段、ツメによる掛合手段、或
いはそれら２つを組み合わせた手段が採られている。
フロントケース部分とリアケース部分を嵌合させる手段
として、ネジによる螺合手段、ツメによる掛合手段、或
いはそれら２つを組み合わせた手段が採られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】フロントケース部分と
リアケース部分とを嵌合するために使用されるネジやツ
メは、小型、軽量化が進むにつれ、使用することができ
るスペースや数等が制限されるようになり、落下の衝撃
などに耐えられるだけの十分な嵌合強度を得ることが困
難な状況となっており、フロントケース部分とリアケー
ス部分が簡単にはずれてしまうというおそれがある。か
かる状況下であっても、フロントケース部分とリアケー
ス部分との嵌合強度を維持ないし向上させることが必要
である。
リアケース部分とを嵌合するために使用されるネジやツ
メは、小型、軽量化が進むにつれ、使用することができ
るスペースや数等が制限されるようになり、落下の衝撃
などに耐えられるだけの十分な嵌合強度を得ることが困
難な状況となっており、フロントケース部分とリアケー
ス部分が簡単にはずれてしまうというおそれがある。か
かる状況下であっても、フロントケース部分とリアケー
ス部分との嵌合強度を維持ないし向上させることが必要
である。
【０００４】フロントケース部分とリアケース部分とか
らなる筐体の内部構造に着目すると、従来の無線機器
は、基板をネジやツメでフロントケース部分又はリアケ
ース部分の内側に装着しており、基板に実装している受
金具や筐体に付属する保持部材にアンテナを取付けてい
る。アンテナは、通常、差込金具を有しており、この差
込金具によって基板に搭載している受金具や筐体に付属
する保持部材に着脱可能な構成となっている。これらは
フロントケース部分又はリアケース部分の一方の側にの
みアンテナを取付ける構成となっている（実開平５−１
５５１３号公報、特開平９−２１４２２５号公報等参
照）。
らなる筐体の内部構造に着目すると、従来の無線機器
は、基板をネジやツメでフロントケース部分又はリアケ
ース部分の内側に装着しており、基板に実装している受
金具や筐体に付属する保持部材にアンテナを取付けてい
る。アンテナは、通常、差込金具を有しており、この差
込金具によって基板に搭載している受金具や筐体に付属
する保持部材に着脱可能な構成となっている。これらは
フロントケース部分又はリアケース部分の一方の側にの
みアンテナを取付ける構成となっている（実開平５−１
５５１３号公報、特開平９−２１４２２５号公報等参
照）。
【０００５】図４は、従来の無線機器（携帯情報通信
機）の一例におけるアンテナ付近の長手方向の断面図で
ある。この無線機器１０１は、フロントケース部分１０
２と、リアケース部分１０４と、アンテナ１０７と、を
有するものである。フロントケース部分１０２は、その
側縁付近にリアケース部分のツメ部１０５を引っ掛ける
ための掛部１０３と、を有する。リアケース部分１０４
は、その側縁にフロントケース部分の掛部１０３に引っ
掛けるためのツメ部１０５と、その凸縁内の所定の位置
にアンテナの差込金具１０９を受容するために埋設した
受金具１０６と、を有する。アンテナ１０７は、アンテ
ナ部１０８と、前記アンテナを摺動可能に受容し、前記
アンテナを係止するための係止手段を有し、前記リアケ
ース部分の受金具に螺合する差込金具１０９と、を有す
る。
機）の一例におけるアンテナ付近の長手方向の断面図で
ある。この無線機器１０１は、フロントケース部分１０
２と、リアケース部分１０４と、アンテナ１０７と、を
有するものである。フロントケース部分１０２は、その
側縁付近にリアケース部分のツメ部１０５を引っ掛ける
ための掛部１０３と、を有する。リアケース部分１０４
は、その側縁にフロントケース部分の掛部１０３に引っ
掛けるためのツメ部１０５と、その凸縁内の所定の位置
にアンテナの差込金具１０９を受容するために埋設した
受金具１０６と、を有する。アンテナ１０７は、アンテ
ナ部１０８と、前記アンテナを摺動可能に受容し、前記
アンテナを係止するための係止手段を有し、前記リアケ
ース部分の受金具に螺合する差込金具１０９と、を有す
る。
【０００６】このような従来の無線機器のとき、ネジに
よる螺合よりもツメ部による掛合の方が弱いので、落下
などの衝撃に対してツメ部の掛合がはずれやすい。ま
た、アンテナ１０７は、通常、筐体の凸縁から少し突出
しているので、落下などの衝撃に対して受金具１０６付
近のツメ部の掛合が特にはずれやすい。従って、受金具
１０６付近の嵌合方法には特に注意が必要である。
よる螺合よりもツメ部による掛合の方が弱いので、落下
などの衝撃に対してツメ部の掛合がはずれやすい。ま
た、アンテナ１０７は、通常、筐体の凸縁から少し突出
しているので、落下などの衝撃に対して受金具１０６付
近のツメ部の掛合が特にはずれやすい。従って、受金具
１０６付近の嵌合方法には特に注意が必要である。
【０００７】アンテナ１０４は、アンテナの差込金具１
０９をリアケース部分の受金具１０６に受容することに
よって、リアケース部分１０４に取り付ける構造となっ
ている。この取付機構をフロントケース部分１０２とリ
アケース部分１０４との嵌合強度を向上させるための手
段に用いれば前記必要性を満たすことができるはずであ
る。
０９をリアケース部分の受金具１０６に受容することに
よって、リアケース部分１０４に取り付ける構造となっ
ている。この取付機構をフロントケース部分１０２とリ
アケース部分１０４との嵌合強度を向上させるための手
段に用いれば前記必要性を満たすことができるはずであ
る。
【０００８】本発明の目的は、アンテナの取付機構を利
用して、部品点数を増やすことなく、フロントケース部
分とリアケース部分との嵌合を強化することができる無
線機器を提供することである。
用して、部品点数を増やすことなく、フロントケース部
分とリアケース部分との嵌合を強化することができる無
線機器を提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の視点にお
いては、アンテナと、一のケース部分と、他のケース部
分と、を有する無線機器において、アンテナと、前記ア
ンテナを摺動可能に受容し、前記アンテナを係止するた
めの係止手段を有する差込金具と、凸縁内に前記差込金
具を挿通する穴を有する一のケース部分と、前記一のケ
ース部分と嵌合し、前記一のケース部分の凸縁の穴と対
応する位置に前記差込金具を受容する受金具を有するリ
ブを有する他のケース部分と、を含み、前記差込金具と
前記受金具とが、螺合することを特徴とする。
いては、アンテナと、一のケース部分と、他のケース部
分と、を有する無線機器において、アンテナと、前記ア
ンテナを摺動可能に受容し、前記アンテナを係止するた
めの係止手段を有する差込金具と、凸縁内に前記差込金
具を挿通する穴を有する一のケース部分と、前記一のケ
ース部分と嵌合し、前記一のケース部分の凸縁の穴と対
応する位置に前記差込金具を受容する受金具を有するリ
ブを有する他のケース部分と、を含み、前記差込金具と
前記受金具とが、螺合することを特徴とする。
【００１０】 本発明の第２の視点においては、アンテ
ナと、一のケース部分と、他のケース部分と、を有する
無線機器において、一のケース部分とこれと嵌合する他
のケース部分とから構成されるケースと、差込金具を有
するアンテナと、を有し、前記一のケース部分は、前記
差込金具を挿通する貫通孔を備えると共に前記差込金具
を受容する筒状アンテナ受部を備え、前記他のケース部
分は、前記一のケース部分の貫通孔と対応する位置に前
記差込金具を受容する受金具を有するリブを備え、前記
差込金具と前記受金具とが、螺合することを特徴とす
る。
ナと、一のケース部分と、他のケース部分と、を有する
無線機器において、一のケース部分とこれと嵌合する他
のケース部分とから構成されるケースと、差込金具を有
するアンテナと、を有し、前記一のケース部分は、前記
差込金具を挿通する貫通孔を備えると共に前記差込金具
を受容する筒状アンテナ受部を備え、前記他のケース部
分は、前記一のケース部分の貫通孔と対応する位置に前
記差込金具を受容する受金具を有するリブを備え、前記
差込金具と前記受金具とが、螺合することを特徴とす
る。
【００１１】 また、本発明の前記無線機器において、
前記差込金具が、ケース外方端につばを有するつば付差
込金具であることが好ましい。また、本発明の前記無線
機器において、ネジを有し、前記一のケース部分は、掛
部を有するとともに、前記ネジと螺合する有底穴を有す
るボス部を有し、前記他のケース部分は、前記一のケー
ス部分と前記他のケース部分とを嵌め合わせたときに、
前記掛部に引掛かるツメ部を有するとともに、前記ボス
部の穴と対応する位置に開けられたネジ挿通穴を有する
ことが好ましい。
前記差込金具が、ケース外方端につばを有するつば付差
込金具であることが好ましい。また、本発明の前記無線
機器において、ネジを有し、前記一のケース部分は、掛
部を有するとともに、前記ネジと螺合する有底穴を有す
るボス部を有し、前記他のケース部分は、前記一のケー
ス部分と前記他のケース部分とを嵌め合わせたときに、
前記掛部に引掛かるツメ部を有するとともに、前記ボス
部の穴と対応する位置に開けられたネジ挿通穴を有する
ことが好ましい。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の一形態に係る無線機器に
ついて説明する。アンテナと、一のケース部分と、他の
ケース部分と、を有する無線機器において、アンテナ
と、前記アンテナを摺動可能に受容し、前記アンテナを
係止するための係止手段を有する差込金具と、凸縁内に
前記差込金具を挿通する穴を有する一のケース部分と、
前記一のケース部分と嵌合し、前記一のケース部分の凸
縁の穴と対応する位置に前記差込金具を受容する受金具
を有するリブを有する他のケース部分と、を有し、前記
差込金具と前記受金具とが、螺合するので、アンテナの
差込金具と他のケース部分の受金具とが螺合することに
より、一のケース部分の凸縁と他のケース部分のリブと
が締結される。これによって従来と同じ部品点数であっ
ても一のケース部分と他のケース部分との嵌合強度を向
上させることができる。なお、アンテナは、アンテナ部
と差込金具とのスライド式又は固定式のいずれでもよ
い。また、前記一のケース部分をフロントケース部分と
し、前記他のケース部分をリアケース部分とする場合に
限らず、そのそれぞれの関係が逆の場合でもよい。
ついて説明する。アンテナと、一のケース部分と、他の
ケース部分と、を有する無線機器において、アンテナ
と、前記アンテナを摺動可能に受容し、前記アンテナを
係止するための係止手段を有する差込金具と、凸縁内に
前記差込金具を挿通する穴を有する一のケース部分と、
前記一のケース部分と嵌合し、前記一のケース部分の凸
縁の穴と対応する位置に前記差込金具を受容する受金具
を有するリブを有する他のケース部分と、を有し、前記
差込金具と前記受金具とが、螺合するので、アンテナの
差込金具と他のケース部分の受金具とが螺合することに
より、一のケース部分の凸縁と他のケース部分のリブと
が締結される。これによって従来と同じ部品点数であっ
ても一のケース部分と他のケース部分との嵌合強度を向
上させることができる。なお、アンテナは、アンテナ部
と差込金具とのスライド式又は固定式のいずれでもよ
い。また、前記一のケース部分をフロントケース部分と
し、前記他のケース部分をリアケース部分とする場合に
限らず、そのそれぞれの関係が逆の場合でもよい。
【００１３】また、前記差込金具と前記受金具とが、螺
合手段によって嵌合することにより、一のケース部分の
凸縁と他のケース部分のリブとがより強く締結される。
合手段によって嵌合することにより、一のケース部分の
凸縁と他のケース部分のリブとがより強く締結される。
【００１４】また、前記差込金具を、ケース外方端につ
ばを有するつば付差込金具とすることにより、差込金具
のつばが一のケース部分の凸縁の外面に当接し、差込金
具を締めることにより、他のケース部分のリブとがより
強く締結される。
ばを有するつば付差込金具とすることにより、差込金具
のつばが一のケース部分の凸縁の外面に当接し、差込金
具を締めることにより、他のケース部分のリブとがより
強く締結される。
【００１５】
【実施例】本発明の一実施例に係る無線機器について説
明する。図１は、本発明の一実施例に係る無線機器の分
解斜視図である。図２は、本発明の一実施例に係る無線
機器におけるアンテナ付近の長手方向の断面図である。
図３は、本発明の一実施例に係る無線機器のフロントケ
ース部分内側を表わす斜視図である。
明する。図１は、本発明の一実施例に係る無線機器の分
解斜視図である。図２は、本発明の一実施例に係る無線
機器におけるアンテナ付近の長手方向の断面図である。
図３は、本発明の一実施例に係る無線機器のフロントケ
ース部分内側を表わす斜視図である。
【００１６】この無線機器は、携帯情報通信機１であ
り、フロントケース部分２と、リアケース部分７と、ア
ンテナ１１と、を有する。
り、フロントケース部分２と、リアケース部分７と、ア
ンテナ１１と、を有する。
【００１７】フロントケース部分２は、リブ４と、ボス
部５と、掛部６と、を有する。リブ４は、リアケース部
分のアンテナ挿通口９に対応するケース内側に配設され
たもので、アンテナ挿通口９にアンテナの差込金具１３
を挿通したときにこの差込金具と螺合する受金具３を埋
め込む。ボス部５は、リアケース部分７をフロントケー
ス部分２に嵌め合わせたときのリアケース部分のネジ挿
通穴１０と対応する位置に配設されたもので、ネジ１５
と螺合する有底穴を有する。掛部６は、フロントケース
部分２の側縁周囲の所定位置に配設されたもので、フロ
ントケース部分２とリアケース部分７とを嵌め合わせた
ときのリアケース部分のツメ部８を引掛ける部分であ
る。なお、受金具は、フロントケース部分を押出成形す
る時に、入れ子式に一体成形することが好ましい。
部５と、掛部６と、を有する。リブ４は、リアケース部
分のアンテナ挿通口９に対応するケース内側に配設され
たもので、アンテナ挿通口９にアンテナの差込金具１３
を挿通したときにこの差込金具と螺合する受金具３を埋
め込む。ボス部５は、リアケース部分７をフロントケー
ス部分２に嵌め合わせたときのリアケース部分のネジ挿
通穴１０と対応する位置に配設されたもので、ネジ１５
と螺合する有底穴を有する。掛部６は、フロントケース
部分２の側縁周囲の所定位置に配設されたもので、フロ
ントケース部分２とリアケース部分７とを嵌め合わせた
ときのリアケース部分のツメ部８を引掛ける部分であ
る。なお、受金具は、フロントケース部分を押出成形す
る時に、入れ子式に一体成形することが好ましい。
【００１８】リアケース部分７は、ツメ部８と、アンテ
ナ挿通口９と、ネジ挿通穴１０と、を有する。ツメ部８
は、リアケース部分７の側縁周囲の所定位置に配設され
たもので、フロントケース部分２とリアケース部分７と
を嵌め合わせたときのフロントケース部分の掛部６に引
掛けるためものである。アンテナ挿通口９は、リアケー
ス部分７の凸縁の所定位置に配設されたもので、アンテ
ナの差込金具１３を挿通するためのものである。ネジ挿
通穴１０は、フロントケース部分のボス部５の穴と対応
する位置にあけられた穴であり、ネジ１５を挿通するた
めのものである。
ナ挿通口９と、ネジ挿通穴１０と、を有する。ツメ部８
は、リアケース部分７の側縁周囲の所定位置に配設され
たもので、フロントケース部分２とリアケース部分７と
を嵌め合わせたときのフロントケース部分の掛部６に引
掛けるためものである。アンテナ挿通口９は、リアケー
ス部分７の凸縁の所定位置に配設されたもので、アンテ
ナの差込金具１３を挿通するためのものである。ネジ挿
通穴１０は、フロントケース部分のボス部５の穴と対応
する位置にあけられた穴であり、ネジ１５を挿通するた
めのものである。
【００１９】アンテナ１１は、スライド式であり、アン
テナ部１２と、差込金具１３と、を有する。アンテナ部
６は、差込金具１３の穴に通されたものである。差込金
具１３は、前記アンテナ部を摺動可能に受容し、前記ア
ンテナを係止するための係止手段を有するものであり、
リアケース部分のアンテナ挿通口９に挿通し、フロント
ケース部分の受金具３と螺合するものであり、ケース外
方端にアンテナ挿通口９周囲の外面を押圧するためのつ
ば１４を有する。
テナ部１２と、差込金具１３と、を有する。アンテナ部
６は、差込金具１３の穴に通されたものである。差込金
具１３は、前記アンテナ部を摺動可能に受容し、前記ア
ンテナを係止するための係止手段を有するものであり、
リアケース部分のアンテナ挿通口９に挿通し、フロント
ケース部分の受金具３と螺合するものであり、ケース外
方端にアンテナ挿通口９周囲の外面を押圧するためのつ
ば１４を有する。
【００２０】リアケース部分のツメ部７をフロントケー
ス部分の掛部６に引掛け、ネジ８をリアケース部分のネ
ジ挿通穴１０に通して、フロントケース部分のボス部５
の穴に螺合することによって、フロントケース部分２と
リアケース部分３を嵌合することができ、従来と同様の
嵌合強度が得られる。これにアンテナ１１に係る差込金
具１３をアンテナ挿通口９に通し、フロントケース部分
の受金具３と螺合することによって、フロントケース部
分とリアケース部分とを締結し、嵌合強度を向上させな
がら、アンテナ１１をフロントケース部分とリアケース
部分とからなる筐体に装着することができる。かかる構
造であっても、携帯情報通信機１のアンテナ部１２は、
従来どおり、長手方向にスライドさせることができる。
ス部分の掛部６に引掛け、ネジ８をリアケース部分のネ
ジ挿通穴１０に通して、フロントケース部分のボス部５
の穴に螺合することによって、フロントケース部分２と
リアケース部分３を嵌合することができ、従来と同様の
嵌合強度が得られる。これにアンテナ１１に係る差込金
具１３をアンテナ挿通口９に通し、フロントケース部分
の受金具３と螺合することによって、フロントケース部
分とリアケース部分とを締結し、嵌合強度を向上させな
がら、アンテナ１１をフロントケース部分とリアケース
部分とからなる筐体に装着することができる。かかる構
造であっても、携帯情報通信機１のアンテナ部１２は、
従来どおり、長手方向にスライドさせることができる。
【００２１】アンテナに係る差込金具１３は、リアケー
ス部分のアンテナ挿通口９を通って、フロントケース部
分２の受金具３に取り付けられる。このため、差込金具
１３を受金具３に螺合することは、ネジによってフロン
トケース部分２とリアケース部分７とを締結するのと同
様の作用に相当するものであり、アンテナ挿通口９付近
のフロントケース部分２とリアケース部分７との嵌合強
度が向上する。よって、フロントケース部分とリアケー
ス部分の嵌合強度が従来より向上する。なお、これによ
ってリアケース部分の長手方向におけるツメ部を削除し
たとしても十分な嵌合強度を有する。
ス部分のアンテナ挿通口９を通って、フロントケース部
分２の受金具３に取り付けられる。このため、差込金具
１３を受金具３に螺合することは、ネジによってフロン
トケース部分２とリアケース部分７とを締結するのと同
様の作用に相当するものであり、アンテナ挿通口９付近
のフロントケース部分２とリアケース部分７との嵌合強
度が向上する。よって、フロントケース部分とリアケー
ス部分の嵌合強度が従来より向上する。なお、これによ
ってリアケース部分の長手方向におけるツメ部を削除し
たとしても十分な嵌合強度を有する。
【００２２】他の実施例として、前記実施例のフロント
ケース部分の受金具３の他に、リアケース部分のアンテ
ナ挿通口９にも受金具を配設し、アンテナの差込金具を
取り付けることで、フロントケース部分とリアケース部
分の嵌合強度をより強くすることができる。
ケース部分の受金具３の他に、リアケース部分のアンテ
ナ挿通口９にも受金具を配設し、アンテナの差込金具を
取り付けることで、フロントケース部分とリアケース部
分の嵌合強度をより強くすることができる。
【００２３】
【発明の効果】本発明によれば、アンテナに係る差込金
具が、リアケース部分のアンテナ挿通口を通って、フロ
ントケース部分の受金具に取り付けられるため、従来の
ネジ手段によって締結するのと同様の効果を得ることが
でき、フロントケース部分とリアケース部分の嵌合強度
を向上させることができる。
具が、リアケース部分のアンテナ挿通口を通って、フロ
ントケース部分の受金具に取り付けられるため、従来の
ネジ手段によって締結するのと同様の効果を得ることが
でき、フロントケース部分とリアケース部分の嵌合強度
を向上させることができる。
【００２４】また、従来との同じ部品数、すなわちフロ
ントケース部分、リアケース部分及びアンテナの３つの
構成部品で、フロントケース部分とリアケース部分とを
締結し、部品点数を増やすことなく、フロントケース部
分とリアケース部分との嵌合強度の向上が図れる。
ントケース部分、リアケース部分及びアンテナの３つの
構成部品で、フロントケース部分とリアケース部分とを
締結し、部品点数を増やすことなく、フロントケース部
分とリアケース部分との嵌合強度の向上が図れる。
【図１】本発明の一実施例に係る無線機器の分解斜視図
である。
である。
【図２】本発明の一実施例に係る無線機器におけるアン
テナ付近の長手方向の断面図である。
テナ付近の長手方向の断面図である。
【図３】本発明の一実施例に係る無線機器のフロントケ
ース部分内側を表わす斜視図である。
ース部分内側を表わす斜視図である。
【図４】従来の無線機器（携帯情報通信機）の一例にお
けるアンテナ付近の長手方向の断面図である。
けるアンテナ付近の長手方向の断面図である。
１ 無線機器
２ フロントケース部分
３ 受金具
４ リブ
５ ボス部
６ 掛部
７ リアケース部分
８ ツメ部
９ アンテナ挿通口
１０ ネジ挿通穴
１１ アンテナ
１２ アンテナ部
１３ 差込金具
１４ つば
１５ ネジ
１０１ 無線機器
１０２ フロントケース部分
１０３ 掛部
１０４ リアケース部分
１０５ ツメ部
１０６ 受金具
１０７ アンテナ
１０８ アンテナ部
１０９ 差込金具
１１０ つば
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平８−111608（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−273522（ＪＰ，Ａ)
特開 平10−178311（ＪＰ，Ａ)
特開 平10−173420（ＪＰ，Ａ)
実開 平３−6303（ＪＰ，Ｕ)
実公 昭60−33633（ＪＰ，Ｙ１)
実公 昭46−11374（ＪＰ，Ｙ１)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H01Q 1/24
H05K 5/00 - 5/03
H04M 1/00
Claims (4)
- 【請求項１】アンテナと、 前記アンテナを摺動可能に受容し、前記アンテナを係止
するための係止手段を有する差込金具と、 凸縁内に前記差込金具を挿通する穴を有する一のケース
部分と、 前記一のケース部分と嵌合し、前記一のケース部分の凸
縁の穴と対応する位置に前記差込金具を受容する受金具
を有するリブを有する他のケース部分と、 を含み、 前記差込金具と前記受金具とが、螺合する ことを特徴と
する無線機器。 - 【請求項２】一のケース部分とこれと嵌合する他のケー
ス部分とから構成されるケースと、 差込金具を有するアンテナと、 を有し、 前記一のケース部分は、前記差込金具を挿通する貫通孔
を備えると共に前記差込金具を受容する筒状のアンテナ
受部を備え、 前記他のケース部分は、前記一のケース部分の貫通孔と
対応する位置に前記差込金具を受容する受金具を有する
リブを備え、 前記差込金具と前記受金具とが、螺合する ことを特徴と
する無線機器。 - 【請求項３】前記差込金具が、ケース外方端につばを有
するつば付差込金具であることを特徴とする請求項１又
は２記載の無線機器。 - 【請求項４】ネジを有し、 前記一のケース部分は、掛部を有するとともに、前記ネ
ジと螺合する有底穴を有するボ ス部を有し、前記他のケース部分は、前記一のケース部分と前記他の
ケース部分とを嵌め合わせたとき に、前記掛部に引掛か
るツメ部を有するとともに、前記ボス部の穴と対応する
位置に開けられたネジ挿通穴を有することを特徴とする
請求項１乃至３のいずれか一に記載の無線機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16467199A JP3478177B2 (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 無線機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16467199A JP3478177B2 (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 無線機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000353908A JP2000353908A (ja) | 2000-12-19 |
| JP3478177B2 true JP3478177B2 (ja) | 2003-12-15 |
Family
ID=15797630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16467199A Expired - Fee Related JP3478177B2 (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 無線機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3478177B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP5966753B2 (ja) * | 2012-08-10 | 2016-08-10 | 株式会社デンソーウェーブ | 小型携帯機器 |
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-
1999
- 1999-06-11 JP JP16467199A patent/JP3478177B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000353908A (ja) | 2000-12-19 |
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