JP3477533B2 - 冷水供給装置 - Google Patents

冷水供給装置

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JP3477533B2 JP09935493A JP9935493A JP3477533B2 JP 3477533 B2 JP3477533 B2 JP 3477533B2 JP 09935493 A JP09935493 A JP 09935493A JP 9935493 A JP9935493 A JP 9935493A JP 3477533 B2 JP3477533 B2 JP 3477533B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定温度の冷水を必要
とするコンピュータ冷却装置や一般産業用冷水供給装置
に係り、特に冷水の温度制御の精度向上に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の冷水供給装置1の模式的
構成を図5に示す。図示の冷水供給装置1は、互いに並
列に接続された複数台の冷水供給モジュール2a〜2c
と、これら冷水供給モジュール2a〜2cを制御するコ
ントローラ6とで構成され、該構成された冷水供給装置
1が水配管で負荷4と直列に接続されている。冷水供給
モジュールから出た冷水は一つに集められ、冷水ポンプ
3によって駆動されて負荷4と各冷水供給モジュールの
間を循環する。冷水供給装置1の出口付近の水配管に冷
水温度を検出する温度センサ5が設けられ、一つに集め
られた冷水の温度が検知される。温度センサ5の出力側
は前記コントローラ6に接続されている。
【0003】コントローラ6は、温度センサ5の出力信
号と設定水温の差に基づいて冷水供給モジュールの台数
制御や各冷水供給モジュールの冷凍サイクルの容量制御
を行うことにより、冷水温度を制御する。
【0004】この種の冷水供給装置として、例えば、実
開昭62−31271号公報、特開平1−109798
号公報記載のものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のうち、
冷水供給装置を一般産業用として用いる場合、装置起動
時の負荷の容量、冷水供給装置と負荷と両者を結ぶ水配
管とに内蔵されている保有水量などが顧客あるいはシス
テムにより様々であり、各々のシステムに対応した装置
の始動制御が必要となる。装置起動時の負荷と冷水供給
装置の起動時の冷却能力が不適合の場合、急激な台数制
御を行う必要が生じ、冷却能力の変動が大きく、冷水温
度の制御性が悪くなる。特に、冷水供給もジュールの運
転台数を増加させる場合は、冷凍サイクルの始動時の冷
却能力の立上りの遅れにより冷水温度の制御性がいっそ
う悪くなる。
【0006】本発明は、冷水供給装置の始動時の急激な
運転台数の増減を避け、温度制御精度の高い冷水を供給
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、容量制御により能力が可変である圧縮
機と、該圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮して液冷媒を生
成する凝縮器と、該液冷媒を減圧させる減圧機構と、減
圧した前記液冷媒を蒸発させて冷却媒体である水の熱を
奪って冷水とする蒸発器とを順次接続してなる冷凍サイ
クルを持ち、蒸発器により冷却された冷水を供給する複
数台の冷水供給モジュールと、負荷と各冷水供給モジュ
ールの間で冷水を駆動して循環させる冷水ポンプと、
水供給モジュールから供給された冷水の温度を検出する
温度センサと、該温度センサの出力を入力として前記冷
水供給モジュールの台数制御や各冷水供給モジュールの
冷凍サイクルの容量制御を行うコントローラと、を含ん
でなる冷水供給装置において、負荷に供給される冷水の
流量を検出する流量計と、該負荷から還流する冷水の温
度を検出する温度センサとを有してなり、前記コントロ
ーラが、予め装置起動時の冷水供給モジュールの運転台
数を設定する手動設定手段を備えるとともに、負荷に供
給される冷水温度を検出する温度センサの出力と負荷か
ら還流する冷水の温度を検出する温度センサの出力と前
記流量計の出力とに基づいて負荷の大きさを算出する手
段と、算出された負荷の大きさと冷水供給モジュール1
台の最大容量とに基づいて始動すべき冷水供給モジュー
ルの台数を選定する手段とを含んでなる自動設定手段を
有してなり、冷水供給装置起動時、冷水供給モジュール
始動前に前記冷水ポンプを運転し、所定の時間経過後、
負荷に供給される冷水温度を検出する温度センサの出力
と負荷から還流する冷水の温度を検出する温度センサの
出力と前記流量計の出力とに基づいて負荷の大きさを算
出し、算出された負荷の大きさに基づいて冷水供給モジ
ュールの始動台数を、予め格納された負荷の大きさに対
応して設定された冷水供給モジュールの始動台数を示す
表から読み出し、読み出した台数の冷水供給モジュール
を始動することを特徴とする。
【0008】
【0009】
【作用】冷水供給装置の始動時に、冷水供給モジュール
の運転台数は、負荷の容量に基づいて、手動設定手段も
しくは自動設定手段によ負荷の大きさに見合った台数に
予め設定される。したがって、装置起動時の負荷の大き
さと冷水供給装置の冷水供給能力とはほぼバランスがと
れており、装置起動後、すぐに冷水供給モジュールの運
転台数が変動することがなく、供給される冷水温度に対
する外乱が少なくなり、温度制御精度の高い冷水の供給
が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の参考例と実施例を図1〜4を
参照して説明する。図1に示す参考例の冷水供給装置1
は、互いに並列に接続された複数台の冷水供給モジュー
ル2a〜2cと、これら冷水供給モジュール2a〜2c
を制御するコントローラ6と、供給される冷水の温度を
検知する温度センサ5とを含んで構成されている。冷水
供給モジュールは、容量制御により能力が可変である圧
縮機と、該圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮して液冷媒を
生成する凝縮器と、該液冷媒を減圧させる減圧機構と、
減圧した前記液冷媒を蒸発させて冷却媒体である水の熱
を奪って冷水とする蒸発器とを順次接続してなる冷凍サ
イクルを持ち、蒸発器により冷却された冷水を負荷4に
供給する。
【0011】各冷水供給モジュールの出側及び入り側は
それぞれ一つの水配管に接続され、冷水供給装置1は該
水配管で負荷4と直列に接続されている。前記温度セン
サ5は冷水供給装置1の出口付近の水配管に設けられ、
一つに集められた冷水の温度が検知される。温度センサ
5の出力側は前記コントローラ6に接続されている。冷
水供給モジュールから出た冷水は一つに集められ、冷水
ポンプ3によって駆動されて負荷4と各冷水供給モジュ
ールの間を水配管を通って循環する。コントローラ6
は、冷水温度設定機能と、この冷水温度設定機能で設定
された設定温度と前記温度センサ5による測定温度との
温度差を入力として冷水供給モジュールの運転台数制御
や、各々の冷水供給モジュールの冷凍サイクルの容量制
御を行って冷水温度を制御する機能と、前記冷水ポンプ
3の発停/流量制御機能とを持つ。
【0012】コントローラ6はまた、冷水供給モジュー
ル始動台数手動設定スイッチを備えている。冷水供給モ
ジュール1台の最大冷却能力をQとしたとき、装置起動
時の負荷4の容量Lの大きさに応じて、予め表1のごと
く、冷水供給モジュールの始動台数基準が設定される。
起動時の負荷4の容量Lは、必ずしも負荷4の定格容量
ではないから、始動した冷水供給モジュールの台数が過
大あるいは過小であると、始動後、運転台数が変動し、
システム全体の運転が安定化するのが遅れる。それで、
冷水供給モジュールの始動時にどのくらいの負荷(負荷
4の容量)が加わるかを判断し、妥当な台数の冷水供給
モジュールを運転するのが狙いである。
【0013】
【表1】
【0014】運転者は冷水供給装置の始動に際して、あ
らかじめ起動時の負荷4の容量を判定し、前記表1を参
照して適正な冷水供給モジュール運転台数を見出し、見
出した運転台数を前記冷水供給モジュール始動台数手動
設定スイッチにより設定する。もちろん、コントローラ
6を、表1を格納記憶する手段と、負荷4の容量をコン
トローラ6に入力する手段と、入力された容量に基づい
て前記表1を参照して始動時の冷水供給モジュール運転
台数を設定する手段とを含んで構成してもよい。
【0015】このようにして始動時の運転台数を負荷4
の容量に対応させて限定することにより、負荷4の大き
さと冷水供給装置1の冷却能力のアンバランスが避けら
れ、不用意な冷水供給モジュール2の運転台数設定によ
る冷水温度の乱れを防ぐことができる。冷水供給装置1
が起動されると、設定された台数の冷水供給モジュール
が起動される。コントローラ6には設置された冷水供給
モジュール2a,2b,2cそれぞれの累計運転時間が
記録格納されており、累計運転時間が少ないものから順
に設定された台数の冷水供給モジュールが選ばれ、始動
される。累計運転時間によらず、毎日、順に新たな冷水
供給モジュールを加え、古いものを外していくようにし
てもよい。
【0016】始動後は、コントローラ6は冷水温度が設
定された温度になるように始動された冷水供給モジュー
ルの冷凍サイクルの容量を制御する。始動後予め設定さ
れた時間が経過したら始動時に設定された運転台数の限
定が解除され、その後は負荷の変動が冷水供給モジュー
ルの冷凍サイクルの容量を増減するだけでは追従しきれ
なくなった場合、冷水供給モジュールの運転台数の増減
が可能となる。運転台数限定解除の条件としては、始動
後の経過時間だけでなく、各冷水供給モジュールに流れ
る電流が予め設定されている程度に安定したかどうかを
検出し、所定の状態以上に安定しているという条件を採
用してもよい。
【0017】このように始動時の冷水供給モジュールの
運転台数が負荷に見合った台数となっていれば、冷水温
度制御精度に悪影響を及ぼす冷水供給モジュールの運転
台数制御を最小限におさえ、かつ冷却能力の立上りの遅
い運転台数増制御を避けることができる。
【0018】始動時に、コントローラ6の冷水供給モジ
ュール始動台数手動設定スイッチが設定されなかった場
合、コントローラ6は、すべての冷水供給モジュールを
最小容量で起動する。冷凍サイクルが安定したころ(予
め設定されたタイマ時間経過後)前記温度センサ5によ
り冷水出口温度(t1℃)が検知される。それからさら
に予め設定された時間x分経過後、再び前記温度センサ
5により冷水出口温度(t2℃)が検知される。コント
ローラ6はΔt=(t2−t1)/xの演算により、冷水
出口温度の時間変化を算出する。このΔtの値がある基
準値kより小さい場合は、冷水温度急降下すなわち冷水
供給モジュール2の運転台数過大と判断され、Δtの値
がある基準値kより大きい場合は、冷水供給モジュール
2の運転台数は適正と判断される。
【0019】Δt<kの場合は、冷水供給モジュール2
の運転台数が過大であるので、コントローラ6は冷水供
給モジュール2の運転台数を1台減ずる台数制御を行
う。この場合、同時に音声や表示灯の点滅等による警報
を出力するようにしてもよい。前記台数減から所定のサ
ンプリング時間ごとに、前記冷水出口温度の時間的変化
が演算され、適正な冷水供給モジュール2の運転台数に
なるまで(Δt>kになるまで)、台数制御が繰り返さ
れる。Δt>kになれば、冷水供給モジュールの運転台
数は適正であるので冷水供給モジュールの運転台数はそ
のままにし、運転している各冷水供給モジュールの冷凍
サイクルの容量を増減させて、冷水温度設定機能で設定
された冷水温度と前記温度センサ5による測定温度との
温度差をなくすように容量制御が行われる。
【0020】この場合、始動時にすべての冷水供給モジ
ュールを運転しておくことにより、冷水温度制御の乱れ
が大きくなる運転台数増加制御をなくすことができ、か
つ、冷水温度の時間変化を監視することにより、容量制
御と台数減制御で冷水温度を制御するため、始動時の冷
水温度の設定値への追従性が良くなる。
【0021】図2に上記制御のアルゴリズムを示す。な
お、上記参考例では、始動時の各冷水供給モジュールそ
れぞれの出力については触れていないが、前記表1をさ
らに細かく設定し、1台ごとの始動時の出力を規定して
おくようにすることも可能である。
【0022】次に図3に示す本発明の実施例について説
明する。図示の冷水供給装置1は、前記図1に記載の冷
水供給装置に加え、冷水供給装置への冷水の戻り側水配
管に装着されて戻り側冷水温度を検出する温度センサ7
と、冷水の冷水供給装置からの出側水配管に装着されて
冷水供給装置から負荷4に向かって送り出される冷水流
量を検出する流量計8とを設け、コントローラ6に始動
台数自動設定機能を持たせたものである。その他の構成
は前記図1に示した参考例と同一であるので、同一の符
号を付して説明を省略する。
【0023】以下、本実施例の動作を説明する。冷水供
給装置1の起動時、コントローラ6は冷水供給モジュー
ルの始動前に、まず冷水ポンプ3を運転する。所定の時
間経過後、温度センサ5,7により冷水出側温度To
(℃),冷水戻り側温度Ti(℃)が、流量計8により
そのときの冷水流量w(m3/h)が、それぞれ検出さ
れコントローラ6に取り込まれる。負荷4は既に運転中
であり、負荷4を経て冷水供給装置1に還流する冷水
は、負荷4により加熱されている。つまり、冷水が負荷
4で受け取る熱量が負荷4の容量ということになる。
【0024】コントローラ6は、L=(Ti−To)wの
演算を行って、負荷4の始動時の容量Lを算出する。コ
ントローラ6には、冷水供給モジュール2a,2b,2
cの1台の最大冷却能力Qと負荷4の容量Lに対応して
設定された冷水供給モジュールの始動台数を示す表1が
格納記憶されており、前記算出された負荷4の始動時の
容量Lから冷水供給モジュールの始動台数が読みだされ
る。コントローラ6は読みだされた台数の冷水供給モジ
ュールを始動する。こうして始動された冷水供給モジュ
ールの台数は、負荷4の容量Lとバランスしたものとな
っていて、負荷と冷却能力のアンバランスを避けること
ができ、不用意な冷水供給モジュール2の運転台数制御
による冷水温度の乱れを避けることができる。
【0025】上記実施例のコントローラ6に参考例の場
合と同様に運転者が始動時の冷水供給モジュール運転台
数を手動設定する手動設定機能をもたせ、始動時の冷水
供給モジュール運転台数を自動設定する自動設定機能と
前記手動設定機能とを切り替える自動/手動切り替えス
イッチを持たせてもよい。このようなスイッチを持たせ
ておけば、装置起動時の負荷4の大きさや保有水量がわ
かっているときは手動を選択して始動台数を手動設定
し、負荷4の大きさや保有水量がわかっていない場合も
しくは変動する場合は自動を選択して始動台数を自動設
定させることができる。いずれの場合でも、装置起動時
の負荷4の大きさや保有水量に対してバランスのとれた
台数の冷水供給モジュールを始動させることができ、冷
水温度の乱れを抑制してはやく所定の冷水温度に到達し
てそれを維持できる。
【0026】図4に自動/手動切り替えスイッチを持た
せた場合の実施例の動作手順を示す。図4の手順42以
降の流れは図2の手順22以降と同様であるので図示を
省略してある。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、装置起動時の負荷4の
大きさや保有水量に対してバランスのとれた台数の冷水
供給モジュールを始動させることができ、冷水温度の乱
れを抑制してはやく所定の冷水温度に到達してそれを維
持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例の要部構成を示す系統図であ
る。
【図2】本発明の参考例の動作アルゴリズムを示す流れ
図である。
【図3】本発明の実施例の要部構成を示す系統図であ
る。
【図4】本発明の実施例の動作アルゴリズムを示す流れ
図である。
【図5】従来技術の例を示す系統図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−313629(JP,A) 特開 平4−316963(JP,A) 特開 平1−109798(JP,A) 実開 昭62−31271(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 1/00 397

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容量制御により能力が可変である圧縮機
    と、該圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮して液冷媒を生成
    する凝縮器と、該液冷媒を減圧させる減圧機構と、減圧
    した前記液冷媒を蒸発させて冷却媒体である水の熱を奪
    って冷水とする蒸発器とを順次接続してなる冷凍サイク
    ルを持ち、蒸発器により冷却された冷水を供給する複数
    台の冷水供給モジュールと、負荷と各冷水供給モジュー
    ルの間で冷水を駆動して循環させる冷水ポンプと、冷水
    供給モジュールから供給された冷水の温度を検出する温
    度センサと、該温度センサの出力を入力として前記冷水
    供給モジュールの台数制御や各冷水供給モジュールの冷
    凍サイクルの容量制御を行うコントローラと、を含んで
    なる冷水供給装置において、負荷に供給される冷水の流
    量を検出する流量計と、該負荷から還流する冷水の温度
    を検出する温度センサとを有してなり、前記コントロー
    ラが、予め装置起動時の冷水供給モジュールの運転台数
    を設定する手動設定手段を備えるとともに、負荷に供給
    される冷水温度を検出する温度センサの出力と負荷から
    還流する冷水の温度を検出する温度センサの出力と前記
    流量計の出力とに基づいて負荷の大きさを算出する手段
    と、算出された負荷の大きさと冷水供給モジュール1台
    の最大容量とに基づいて始動すべき冷水供給モジュール
    の台数を選定する手段とを含んでなる自動設定手段を有
    してなり、冷水供給装置起動時、冷水供給モジュール始
    動前に前記冷水ポンプを運転し、所定の時間経過後、負
    荷に供給される冷水温度を検出する温度センサの出力と
    負荷から還流する冷水の温度を検出する温度センサの出
    力と前記流量計の出力とに基づいて負荷の大きさを算出
    し、算出された負荷の大きさに基づいて冷水供給モジュ
    ールの始動台数を、予め格納された負荷の大きさに対応
    して設定された冷水供給モジュールの始動台数を示す表
    から読み出し、読み出した台数の冷水供給モジュールを
    始動することを特徴とする冷水供給装置。
  2. 【請求項2】 容量制御により能力が可変である圧縮機
    と、該圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮して液冷媒を生成
    する凝縮器と、該液冷媒を減圧させる減圧機構と、減圧
    した前記液冷媒を蒸発させて冷却媒体である水の熱を奪
    って冷水とする蒸発器とを順次接続してなる冷凍サイク
    ルを持ち、蒸発器により冷却された冷水を供給する複数
    台の冷水供給モジュールと、冷水供給モジュールから供
    給され た冷水の温度を検出する温度センサと、該温度セ
    ンサの出力を入力として前記冷水供給モジュールの台数
    制御や各冷水供給モジュールの冷凍サイクルの容量制御
    を行うコントローラと、負荷に供給される冷水の流量を
    検出する流量計と、該負荷から還流する冷水の温度を検
    出する温度センサとを有してなり、前記コントローラ
    が、予め装置起動時の冷水供給モジュールの運転台数を
    設定する手動設定手段を備えるとともに、負荷に供給さ
    れる冷水温度を検出する温度センサの出力と負荷から還
    流する冷水の温度を検出する温度センサの出力と前記流
    量計の出力とに基づいて負荷の大きさを算出する手段
    と、算出された負荷の大きさと冷水供給モジュール1台
    の最大容量とに基づいて始動すべき冷水供給モジュール
    の台数を選定する手段とを含んでなる自動設定手段を有
    してなる冷水供給装置において、前記コントローラは、
    運転可能な冷水供給モジュールの全台数を各々最小容量
    で起動して予め設定された時間運転したのち、前記温度
    センサにより検出された冷水温度の時間的変化量を算出
    する手段と、算出された冷水温度の時間的変化量に基づ
    いて冷水供給モジュールの台数を増減させるか各冷却水
    供給モジュールの容量を増減させるかを選択する手段を
    含んでなることを特徴とする冷水供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の冷水供給装置におい
    て、コントローラは、冷水供給モジュールの始動台数を
    手動で設定する手動設定手段と、冷水供給モジュールの
    始動台数を自動で設定する自動設定手段と、前記手動設
    定手段と前記自動設定手段とを切り替える切り替えスイ
    ッチとを有してなることを特徴とする冷水供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の冷水供給装置におい
    て、コントローラは、始動時の冷水供給モジュールの運
    転台数の限定を、予め設定された所定の時間経過後に解
    除する手段を含んで構成されていることを特徴とする冷
    水供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の冷水供給装置におい
    て、コントローラは、冷水供給モジュールに流れる電流
    の変動を検出する手段と、該検出した変動値が所定の値
    を超えないとき始動時の冷水供給モジュールの運転台数
    の限定を解除する手段とを含んで構成されていることを
    特徴とする冷水供給装置。
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