JP3476170B2 - ガラス板の積込枚数計数方法および装置 - Google Patents
ガラス板の積込枚数計数方法および装置Info
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Description
パレット等の容器に積込時、積込枚数を自動的に計数カ
ウントする方法及び装置に関する。
等の容器に積込む方法や装置として、各種のものが知ら
れており、自動機械やロボットに吸着パッド等を取り付
け、ガラス板を1枚づつ吸着してパレット等の容器や台
に積込みが行われるが、この場合の積み込み枚数のカウ
ントは種々の動作信号にてカウントさせる方法、装置が
一般的に良く知られている。 一方、積込みの自動化が技
術的、コスト的、その他の事情により困難な場合には人
手により積込み作業となり、作業者によって積込み枚数
のカウントが行われるのが一般的であった。
込み総重量から容器の重量を差引、枚数換算する方法等
がある。さらに、特開平4−177588号公報には、
積層された板材の側面に光を照射し、その反射光の強度
波形にフーリエ変換処理、フィルタリング処理後最大ス
ペクトル強度間の距離で積層高さを除算させるようにし
た板材の積層枚数測定方法が知られている。
自動機械を使わずに人手でガラス板をパレット等の容器
に積み込みを行う場合、積み込み枚数を作業者が計数カ
ウントするとカウントミスが発生し易く、計数精度の信
頼性は良いといえるものではない。
積載積層したガラス板の総重量より容器の重量を差し引
いて、ガラス板の枚数に換算させた場合、ガラス板の板
厚のばらつきにより数パーセントの誤差が生じるため、
正確な枚数把握ができないという問題点があった。例え
ば板厚3.1mmのガラス板の場合±0.1mmの許容
範囲があり、これは±3.2%の誤差となり、積込枚数
150枚では±4〜5枚の枚数誤差が発生するというこ
とになる。
ものは、積込後の板材の側面に光を照射させ、その反射
光の強度波形を利用するものであるが、ガラス板を積層
する場合ガラス板同志によるキズの発生を防止するため
に挿入した合紙がガラス板のエッジよりはみ出している
状態であるため、積層したガラス板の側面に光を照射し
ても合紙により反射光が散乱し波形が乱れてしまうとい
う問題点があった。
解決を図る、すなわち人手によりガラス板のパレット等
の容器への積込時に、積込枚数を自動的に計数カウント
でき、ガラス板の板厚の許容内のばらつきによる重量誤
差にも対応でき、容器からのガラス板の抜き取りや、ガ
ラス板間への合紙の挿入があっても計数誤差のない正確
な積込枚数の計数方法、計数装置の提供を目的とするも
のである。すなわち、本発明は、ガラス板の容器等への
人手による積み込み枚数を自動的に計数カウントする方
法において、ロードセルを用いた計重機上に載置した容
器上にガラス板を積込時、ガラス板を1枚積込みの都
度、上部位置に積層した殆ど無視できる重さの合紙を1
枚取出してガラス板間に挿入し、積込みガラス板の重量
信号がコントローラーに予め設定入力されたガラス板の
重量、上下限重量の範囲内で一定時間安定した状態を保
った場合にはガラス板が積込まれたものと判断し、積込
み枚数を計数カウント後、計重機のガラス重量をゼロリ
セットするようにしたことを特徴とするガラス板の積込
枚数計数方法である。あるいは、本発明は、ガラス板の
容器等への人手による積み込み枚数を自動的に計数カウ
ントする装置において、ロードセル方式の計重機と、該
計重機上に設けたガラス板積込用容器を支持する容器受
台と、ガラス板1枚積込みの都度上部位置に積層した殆
ど無視できる重さの合紙を1枚取出してガラス板間に挿
入し、ガラス板又は合紙の積込直前との重量差信号をガ
ラス板の重量の設定値と比較し、設定範囲内である場合
にカウンター加算信号をカウンターに出力するととも
に、計重機のガラス重量をゼロリセットするコントロー
ル部と、からなることを特徴とするガラス板の積込枚数
計数装置である。あるいはまた、本発明は、前記容器が
パレット、木箱、コンテナ、馬台等の運搬用容器、ある
いは保管用容器であることを特徴とする上述のガラス板
の積込枚数計数装置である。
パレット等の容器に積み込みをする場合、積み込み枚数
を自動的に計数カウントする方法、装置であって、ロー
ドセルを用いた計重機上にパレット支持枠を取付け、該
パレット支持枠の四隅に設けたパレット受台にパレット
等の容器を載置させる構成となっている。
引き指令を行うと、計重機はパレット重量分の計数値を
ゼロリセットする。以降パレット上にガラス板の載置を
行い、積み込みガラス板の重量信号がコントローラーに
予め設定入力されたガラス板の重量、上下限重量の範囲
内で一定時間安定した状態を保った場合にはガラス板が
積込まれたものと判断し、カウンター加算信号をカウン
ターに出力するとともに、計重機のガラス重量をゼロリ
セットし次のガラス板の積み込みを待つ。
を設定値と比較するので、合紙をガラス板間に挿入して
も合紙の重さは殆ど無視できる重さとなり、積み込みガ
ラス板の総重量で換算するものではないので、正確な積
み込み枚数の算出ができる。
数方法および装置を図面に基づき詳細に説明する。
の積込枚数計数方法および装置の概略側面図を示し、図
2、図3、図4はそれぞれ本発明の実施例を説明するガ
ラス板の積込枚数計数方法および装置の一部を切欠省略
した側面図、正面図、平面図を示す。
された回転台2があって、床上を180度回転可能とな
っている。該回転台2上にはロードセル12を備えた計
重機11が積込み測定用とパレット入替用の2セット設
けられ、それぞれの計重機11、11上の四隅にパレッ
ト受台6、6、・・を設けたパレット支持枠5、5が取
り付けられ、パレット受台6上にパレット7の脚部が載
置されている。
3に接続されており、ロードセル12にて測定した重量
信号はコントローラー13に送信され、あらかじめコン
トローラー13に設定入力したガラス板1の種類、重
量、上下限重量等とパレット7上に積み込まれたガラス
板1の重量を比較し、規定範囲内ならカウンターに加算
信号を出力し、計重機にはゼロリセット信号を出力す
る。
びパレット支持枠5の重量が計重機11で測定される
が、コントローラー13に風袋引き指令を与えると、計
重機11はパレット7およびパレット支持枠5の重量分
の計数値をゼロリセットする。以降はパレット7上にガ
ラス板1の積み込みを行い、積み込みガラス板1の重量
信号を一定時間例えば5秒間コントローラー13に安定
した状態で出力し続けると、その重量と設定値を比較
し、範囲内であればカウンター加算信号をカウンター1
4に出力し、計重機11のガラス重量はゼロリセットさ
れ次のガラス板1の積み込みに備えて待機する。
した合紙22を1枚取出し、ガラス板1、1間に挿入
し、ガラス板1、1同志の接触によるキズの発生を防止
するようにしている。
に設けられた合紙置台27上に積層され、合紙置台27
の両端に軸着した一対の旋回自在なアーム25の先端に
合紙送出ロール24の両端を枢設し、積層した合紙22
の最上面を押圧し、図示しないベルトにより連結の合紙
送出モーター23の回転により合紙送出ロール24を回
転させて、合紙22の最上面より1枚づつ積込作業者側
に一定量送り出し、作業者が合紙22を取り出し易くす
るものである。
ラス板1の重量をコントローラー13にて枚数に換算す
るので、合紙22をガラス板1、1間に挿入しても合紙
22の重さは殆ど無視できる重さとなり、積み込みガラ
ス板1、1、・・の総重量で換算するものではないの
で、正確な積み込み枚数の算出ができる。
と、積み込み完了の表示がなされ、警報ランプ15を点
灯させる。作業者は回転台2をロックしていた固定ロッ
ク3を解除し、ハンドル20にて回転台2を180度回
転させ、回転台ストッパー4により回転台2の回転が停
止した位置で固定ロック3あるいは3’のいずれか一方
により回転台2を固定させる。
作は人手により行うようにしたが、モーターにより自動
的に行っても良い。回転台2を180度回転させたこと
により、ガラス板1の積込み完了パレット7とガラス板
1の積載なしの空パレット7’が入れ替わり、引続き直
ちに積込み作業を継続することができる。
が、本発明はこれに限定されるものではなく種々の応用
が考えられる。自動車のサイドガラス(リアクオータ
ー)のような小物ガラスを積み込む場合、作業性を良く
するために複数枚、例えば10枚程度のガラス板をまと
めて積み込むユニット積みがある。本発明はこのような
場合にも対応できるように、設定入力を前記の1枚入力
以外にユニット入力を用意し、ユニット入力の場合例え
ば10枚分の重量を設定入力しておけば、前記と同様に
正確な積込み枚数の計数カウントができる。この場合積
込み単位は10枚の枚数に限らず、1枚でも10枚前後
でも良い。
量を設定値と比較するので、合紙22をガラス板1、1
間に挿入しても合紙22の重さは殆ど無視できる重さと
なり、積み込みガラス板1、1、・・の総重量で換算す
るものではないので、正確な積み込み枚数の算出ができ
る。
強化のガラス板、あるいはその組合せからなり中間膜に
て接着した合わせガラス板、複層ガラス板、あるいはま
た飛散防止膜等を貼着したガラス板、さらにはフラット
なガラス板から曲げガラス板でも良く、その形状も一般
建築向けから車両用のフロントガラス、リアガラス、サ
イドガラス、サンルーフガラス等に至るまで種々雑多な
ものに応用できる。
金属板、合成樹脂板あるいは陶器等の積み込み、さらに
はブロック状体の積み込みにも応用できる。
を手積みで積込む場合、積込枚数を自動的に計数カウン
トでき、積込枚数の正確な把握管理ができ、精度の高い
計測結果が得られるばかりでなく、作業効率も良く、迅
速に計測が行えるようになる等その効果は顕著である。
計数方法および装置の概略側面図を示す。
計数方法および装置の一部を切欠省略した側面図を示
す。
計数方法および装置の一部を切欠省略した正面図を示
す。
計数方法および装置の一部を切欠省略した平面図を示
す。
Claims (3)
- 【請求項1】ガラス板の容器等への人手による積み込み
枚数を自動的に計数カウントする方法において、ロード
セルを用いた計重機上に載置した容器上にガラス板を積
込時、ガラス板を1枚積込みの都度、上部位置に積層し
た殆ど無視できる重さの合紙を1枚取出してガラス板間
に挿入し、積込みガラス板の重量信号がコントローラー
に予め設定入力されたガラス板の重量、上下限重量の範
囲内で一定時間安定した状態を保った場合にはガラス板
が積込まれたものと判断し、積込み枚数を計数カウント
後、計重機のガラス重量をゼロリセットするようにした
ことを特徴とするガラス板の積込枚数計数方法。 - 【請求項2】ガラス板の容器等への人手による積み込み
枚数を自動的に計数カウントする装置において、ロード
セル方式の計重機と、該計重機上に設けたガラス板積込
用容器を支持する容器受台と、ガラス板1枚積込みの都
度上部位置に積層した殆ど無視できる重さの合紙を1枚
取出してガラス板間に挿入し、ガラス板又は合紙の積込
直前との重量差信号をガラス板の重量の設定値と比較
し、設定範囲内である場合にカウンター加算信号をカウ
ンターに出力するとともに、計重機のガラス重量をゼロ
リセットするコントロール部と、からなることを特徴と
するガラス板の積込枚数計数装置。 - 【請求項3】前記容器がパレット、木箱、コンテナ、馬
台等の運搬用容器、あるいは保管用容器であることを特
徴とする請求項2記載のガラス板の積込枚数計数装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20607496A JP3476170B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | ガラス板の積込枚数計数方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20607496A JP3476170B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | ガラス板の積込枚数計数方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1049651A JPH1049651A (ja) | 1998-02-20 |
JP3476170B2 true JP3476170B2 (ja) | 2003-12-10 |
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ID=16517404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20607496A Expired - Fee Related JP3476170B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | ガラス板の積込枚数計数方法および装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN103373497A (zh) * | 2012-04-12 | 2013-10-30 | 上海春戈玻璃有限公司 | 玻璃智能计数系统 |
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1996
- 1996-08-05 JP JP20607496A patent/JP3476170B2/ja not_active Expired - Fee Related
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