JP3475139B2 - 液体濾過装置 - Google Patents

液体濾過装置

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JP3475139B2
JP3475139B2 JP2000025643A JP2000025643A JP3475139B2 JP 3475139 B2 JP3475139 B2 JP 3475139B2 JP 2000025643 A JP2000025643 A JP 2000025643A JP 2000025643 A JP2000025643 A JP 2000025643A JP 3475139 B2 JP3475139 B2 JP 3475139B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば切屑およ
び金属粉末である不純物を含む切削液などの液体を濾過
する液体濾過装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来技術の切削液濾過装置1の主
要構成を示す断面図であり、図5は切削液濾過装置1全
体を簡略化して示す斜視図である。なお、図5には図解
を容易にするために、各槽の壁などの一部の部材の厚み
を省略して示す。加工室2では、切削装置によって金属
の切削加工が行われ、この加工室2の切削装置から排出
される切削液は、切屑および鉄粉などの不純物を含む。
この切削液は、切削液濾過装置1で濾過され、不純物が
除去された後、ポンプ12によって再び加工室2の切削
装置に送られて循環使用される。
【0003】切削液濾過装置1は、第1沈降槽4と、こ
の第1沈降槽4に通路を介して連なる第2沈降槽8と、
第1沈降槽4の下層部分に設けられるコンベア6と、第
1沈降槽4の上槽部分に、第2沈降槽8へ通路を塞ぐよ
うにに配置される濾過部材9とを含んで構成される。濾
過部材9は、上方に解放した箱体であり、この濾過部材
9を構成する全ての壁には、小さい複数の開孔10が形
成されている。
【0004】加工室2の切削装置から排出された切削液
は、矢符5に示すようにダクト3を通って、第1沈降槽
4に流入して貯留される。第1沈降槽4に貯留された切
削液中の不純物の内の粒径の大きい切屑などは、その自
重によってコンベア6上に沈降する。その後、コンベア
6が稼動されて、コンベア6上の切屑などは矢符7に示
すように切削液濾過装置1の外部に廃棄される。また、
第1沈降槽4内の切削液は、矢符11に示すように濾過
部材9の複数の開孔10を通って第2沈降槽8に移動す
る。このとき複数の開孔10の内径よりも大きい粒径の
切屑などは、切削液が第2沈降槽8へ移動しても、第2
沈降槽8への移動が阻止される。
【0005】このようにして濾過部材9によって第2沈
降槽8への移動が阻止された切屑などもまた、その自重
によってコンベア6上に沈降し、コンベア6によって廃
棄される。このようにして、第1沈降槽8において不純
物の内の粒径の大きな不純物が除去されても、粒径の小
さい微粒子状の不純物の沈降速度は、非常に遅いので第
1沈降槽4で完全に沈降してしまうことなく、切削液中
に浮遊したまま、切削液とともに濾過部材9の開孔10
を通り抜けて、第2沈降槽8に移動する。
【0006】第2沈降槽8まで移動した不純物のうち鉄
粉などの強磁性材料から成る不純物は、マグネットクリ
ーナ15によって磁気吸着されて矢符17で示すように
廃棄される。マグネットクリーナ15で除去されなかっ
た不純物は、第2沈降槽8内で沈降して第2沈降槽8の
底部に堆積層22を形成する。この第2沈降槽8内の切
削液の上澄み液が、ポンプ12で汲上げられる。ポンプ
12と第2沈降槽8とを接続する第1配管18には、1
00メッシュのサクションフィルタ13(147μm以
上の粒子を捕獲可能)が設けられており、汲上げた上澄
み液中に存在する不純物をこのサクションフィルタ13
によってさらに除去している。このようにしてサクショ
ンフィルタ13を通過した切削液が第2配管26を介し
て加工室2の切削装置に送られる。さらに、第2沈降槽
8に貯留された切削液の上面側に浮遊する油分などの軽
量の不純物は、水平な軸線まわりに矢符20方向に回転
するオイルスキーマ14によって掬い取られ、矢符21
で示すようにタンク25に回収される。
【0007】また、第1配管18には、バイパス管路2
8がサクションフィルタ13をバイパスして接続され、
ポンプ12側の圧力が第2沈降槽22側の圧力よりも所
定の圧力差を有して低くなったときに開く逆止弁27が
介在される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術の切削
液濾過装置1では、壁に開口10を形成した濾過部材9
による濾過と、不純物の自然沈降によって不純物を除去
しているので細かい微粒子などの除去が困難であり、ポ
ンプ12で汲上げられた上澄み液中に多量の微粒子状の
不純物が含まれているので、サクションフィルタ13の
目詰まりが短期間で起こるといった問題がある。このよ
うにサクションフィルタ13が目詰まりした状態で、ポ
ンプ12が上澄み液を汲上げると、この上澄み液はサク
ションフィルタ13で濾過されることなく、バイパス管
路28および逆止弁27を通って加工室2の切削装置ま
で送られる。このようにサクションフィルタ13が目詰
まりすると、微粒子を含んだ切削液が加工室2の切削装
置に供給されてしまううえ、この不純物が影響して切削
装置の作動不良が発生し、切削液の吐出量が減少してし
まうので、工具の寿命が短くなったり、あるいは切削加
工後の製品に「ムシレ」などを呼ばれる表面が粗くなる
現象が生じるといった問題がある。
【0009】また、第2沈降槽8で沈降した微粒子は、
第2沈降槽8の底部に全面にわたってヘドロ状に堆積す
る。この堆積物22を5〜6カ月に1回の割合で除去し
てやらなければ、サクションフィルタ13の目詰まりが
頻繁に起こるといった問題があり、サクションフィルタ
13を1週間に1回の割合で交換する必要がある。ま
た、ヘドロ状の堆積物22の除去は、作業者が手作業で
掬い取ることによって行われており、前述したように、
堆積物22が第2沈降槽8の底部に全面にわたって存在
していると、手作業で堆積物22を除去するには多大な
労力を必要とし、現状では、除去するのに約5時間程度
も必要とする。
【0010】また、切削液がエマルジョン形、ソリュー
ブル形またはソリューション形などの水溶性切削油を水
に希釈したものが用いられていると、従来技術の切削液
濾過装置1では、約半年で切削液が腐敗してしまい、悪
臭が発生し、作業環境の悪化が著しいといった問題があ
る。
【0011】本発明の目的は、液体から、不純物を効率
よく、かつ精度よく除去することができる液体濾過装置
を提供することである。
【0012】また本発明の他の目的は、メンテナンス性
に優れた液体濾過装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、流入口および
流入口よりも上方の流出口が形成される濾過槽の内部
に、表面に凹凸を有する複数の充填物が充填されるとと
もに、結晶炭片が設けられ、不純物を含む液体が、前記
濾過槽の内部を流入口から流出口へ通過すること特徴と
する液体濾過装置である。
【0014】本発明に従えば、不純物を含む液体は、濾
過槽の内部に下方にある流入口から流入すると、上方に
ある流出口まで通過して濾過槽から流出する。液体は、
下方から上方に流れるので、流速を可及的に低くするこ
とができる。この濾過槽の内部には、充填物が充填され
ており、切削液中の不純物は各充填物表面の凹所に嵌ま
り込んだり、引っ掛かったりして捕捉される。上述のよ
うに流速が低いので、不純物は、充填物に捕捉されやす
く、効率よく、かつ各充填物間の間隙よりも小さい粒径
の不純物であっても、精度よく捕捉することができる。
液体は各充填物間の間隙を通って下方から上方に移動す
る。
【0015】このようにして、液体が濾過槽の内部を通
過することによって、不純物が濾過槽の内部を通過して
しまうことが防止され、効率よく、かつ精度よく除去さ
れる。液体が各充填物間の間隙を通って上昇するとき、
切削液は各充填物表面の凹凸に当たって流れの方向をそ
れぞれ変化させながら全体として上昇していくので、液
体が濾過槽の内部を長い距離移動して通過することにな
り、不純物が充填物に捕捉されやすくなる。
【0016】さらに液体が濾過槽を通過するときの流速
が低いので、液体は重力に逆らって不純物を上方まで運
ぶことができず、充填物表面の凹所に捕捉されていた不
純物は、凝集するなどして大きくなると、自重によって
充填物から離脱して沈降する。不純物は充填物の下側で
多く捕捉されるので、捕捉された不純物は下方に沈降し
やすい。このように不純物がある程度充填物に捕捉され
ると、不純物が自然に離脱するので、充填物の洗浄など
のメンテナンスは不要でありメンテナンス性に優れてい
る。結晶炭の有する殺菌作用によって液体中のバクテリ
アが殺菌される。これによって、液体が水溶性であって
も、液体の腐敗が防止される。また、結晶炭は多孔質
で、高い吸着性能を有するので、これによっても切削液
を濾過することができる。
【0017】また本発明は、前記濾過槽の内部には、下
層側部分に充填物が充填され、上層側部分に結晶炭片が
設けられ、充填物が充填される下層側部分に、液体の流
れの方向を変えるための邪魔板が設けられることを特徴
とする。
【0018】本発明に従えば、濾過槽の内部に設けられ
た邪魔板によって、液体は、流入口から流出口に向けて
直接的に通過することができなくなり、濾過槽の内部を
長い距離に渡って通過する。これによって、液体が濾過
槽を通過するときに不純物が充填物に捕捉されやすくな
る。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】また本発明は、液体に酸素ガスを吹込むた
めの酸素吹出手段が設けられることを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、酸素吹出手段から酸素ガ
スが吹き出されて液体が曝気される。液体が水溶性の液
体である場合、液体中の溶存酸素量が減少して、液体中
のバクテリアが活性化して腐敗してしまうけれども、酸
素ガスを吹き込んで曝気することによって、バクテリア
の活性化を抑え、液体の腐敗を防止することができる。
【0025】
【0026】
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
切削液濾過装置41の主要構成を示す断面図であり、図
2は切削液濾過装置41を簡略化して示す斜視図であ
る。図2では、図解を容易にするために、各槽の壁など
一部の部材の厚みを省略して示す。液体濾過装置である
切削液濾過装置41は、液体である水溶性の切削液を濾
過するために用いられる。加工室150では、フライス
盤などの切削装置によって金属材料から成る被加工物の
切削加工が行われ、この切削加工時にエンドミルなどの
工具の冷却および工具と被加工物との潤滑のために、切
削液が用いられ、使用後の切削液は、切削装置から排出
される。加工室150の切削装置から排出される切削液
は、切屑およびその他の金属粉末などの不純物を含む。
切削液濾過装置41は、上記切削液を濾過して上記不純
物を除去する装置である。本実施形態では切削液とし
て、たとえばエマルジョン型、ソリューブル型またはソ
リューション型などの水溶性切削油を水に希釈したもの
が用いられている。
【0028】切削液濾過装置41は、第1貯留槽44
と、この第1貯留槽44に第1仕切壁82を介して隣接
する第2貯留槽50と、第2貯留槽50の内部に配置さ
れ、第1仕切壁82を介して第1貯留槽44に隣接する
沈降槽45と、第1貯留槽44の内部に配置され、第1
仕切壁82を介して沈降槽45に隣接する第1濾過槽4
7と、第1濾過槽47の内部の上層部分に配置される第
2濾過槽48と、第2沈降槽45の内部の上層部分に配
置される第3濾過槽49とを含んで構成される。上記第
1,第2貯留槽44,50、沈降槽45、および第1〜
第3濾過槽47〜49は、いずれも有底で、かつ上方に
開放し、図2の紙面に垂直な方向に延びる長尺の箱体で
ある。なお、第1〜第3濾過槽47〜49の底壁には、
複数の開孔86a,86b,86cが形成される。
【0029】切削液濾過装置41は、槽体151を有し
ており、槽体151の内部に第1仕切り壁82を設け
て、第1貯留槽44および第2貯留槽45が形成され、
第1および第2貯留槽44,45は、第1仕切り壁82
を側壁として共用している。また、沈降槽45および第
1濾過槽47もまた、第1仕切り壁82を側壁として共
用している。第2および第3濾過槽48,49は他の各
槽44,45,47,50と別体である。第1仕切り壁
82によって実現される第1および第2貯留槽44,5
0の側壁は、槽体151の側壁などによって実現される
第1および第2貯留槽44,50の側壁よりも低く、し
たがって上端位置が下方に形成されている。第1濾過槽
47の第1仕切り壁82によって実現される側壁は、第
1濾過槽47の他の側壁よりも低く形成される。沈降槽
45の第1仕切り壁82によって実現される側壁は、沈
降槽45の他の側壁よりも高く、したがって上端位置が
上方に形成されている。第2濾過槽48の各側壁は、相
互にかつ第1仕切り壁82と同一の高さに形成されてい
る。第3濾過槽の各側壁は、相互にかつ沈降槽45の最
も低い側壁と同一高さに形成されている。以下第1仕切
り壁82を、各槽の側壁として説明する場合がある。
【0030】第1貯留槽44の下層部分には、上張架部
分が第1貯留槽44の長手方向一方側(図1の右方)に
変位駆動されるコンベア46が設けられ、このコンベア
46は第1貯留槽44の長手方向一方側端部(図1の右
方)で上方に向けて傾斜し、第1貯留槽44の側壁を越
えて槽体151の外部に延びており、上張架部分上の物
品を槽体151の外部に運ぶことができる。このコンベ
ア46は、たとえば5分間の停止と1分間の駆動とを繰
返す間欠運動を行うコンベアである。
【0031】第1貯留槽44の上方には、ダクト152
の出口側端部が配置され、このダクト152の入口側端
部は加工室150の切削装置に接続される。上述のよう
に切削装置から排出される切削液は、矢符101で示す
ようにダクト152を通って、第1沈降槽44の内部の
第1濾過槽47の外部分に流入し、第1貯留槽44内に
一時的に貯留される。この第1貯留槽44内の液位は、
側壁82の上端位置と同一となる。上述のように、加工
室150から排出された切削液が、第1貯留槽44内に
一時的に貯留されている間に、大きな切屑など粒径の比
較的大きな不純物は、その自重によってコンベア46の
上張架部分にまで沈降する。コンベア46の駆動時に、
上張架部分上に沈降した切屑は、コンベア46によって
第1貯留槽44の長手方向一方側(図1の右方)に搬送
され、第1貯留槽44の長手方向一方側端部で、切削液
中から引上げられて、矢符155で示すように切削液濾
過装置41の外部にまで廃棄される。
【0032】第1濾過槽47の内部には、その下層側の
半分程度部分に充填物であるコークス塊69が複数個、
充填される。このコークス塊69は、たとえば縦30m
m×横30mm×高さ30mm程度の非幾何学形状のブ
ロック状のコークス塊であり、その表面に無数の凹凸が
形成されるとともに、無数の気孔が形成される。前述し
た第1濾過槽47の底壁に形成された開孔86aは、前
述したコークス塊69よりも小さく形成されており、こ
の開孔86aからコークス塊69が下方に抜け落ちるこ
とが防止されている。また、第1濾過槽47の幅方向
(図2の左右方向)両側壁82,84の内側面には、内
部に突出し、かつ下方に向けて傾斜し、第1濾過槽47
の長手方向(図2の紙面に垂直な方向)に延びる邪魔板
88,89が取付けられる。
【0033】第1貯留槽44内に一時的に貯留されてい
る切削液は、図2の各矢符102,102aに示すよう
に下層部分を移動し、第1濾過槽47の底壁51に形成
された複数の開孔86aを通って、下方から第1濾過槽
47の内部に流入する。このとき、大きな切屑などの粒
径の大きな不純物は、この開孔86aから第1濾過槽4
7内に侵入することが防止される。このとき、底壁51
によって侵入が阻止された切屑は、その自重によってコ
ンベア46の上張架部分まで沈降し、コンベア46によ
って廃棄される。上述したように、第1貯留槽44に一
時的に貯留された切削液が下方から第1濾過槽47内に
流入する構成であるので、切削液が第1濾過槽47内に
流入するときの流速は遅くなる。このように、切削液の
流速が遅くなると、粒径の小さい不純物も切削液の流れ
に乗って、第1濾過槽47内部に流入しにくくなる。流
入しなかった不純物はその自重によってコンベア46の
上張架部分にまで沈降する。
【0034】第1濾過槽47に流入した切削液は、第1
濾過槽47内部を上方に向けて移動する。このとき、切
削液中の不純物は各コークス塊69表面の凹所および気
孔に嵌まり込んだり、引掛かったりして捕捉される。切
削液は、このように不純物が除去されながら各コークス
塊69間の間隙を通って上方にまで移動する。切削液が
第1濾過槽47内を上昇するとき、切削液は各コークス
塊69表面の凹凸に当たって、流れの方向をそれぞれ変
化させながら上昇する。これによって、切削液が第1濾
過槽47を通過するときの流速は遅くなる。このように
切削液の流速が遅くなると、切削液は重力に逆らって粒
径の小さい不純物を上方に運ぶことができなくなり、各
コークス塊69の凹所および気孔に捕捉された不純物
は、それぞれ凝集するなどして大きくなると、その自重
によってコンベア46の上張架部分に沈降する。このよ
うにして第1濾過槽47によって切削液から微粒子を濾
過することができる。
【0035】また、前述したように、第1濾過槽47に
は、2枚の邪魔板88,89が設けられているので、こ
の邪魔板88,89によっても切削液の流れの方向が変
化する。これによって、切削液が第1濾過槽47を通過
するときの流速が遅くなり、切削液が重力に逆らって微
粒子を上方に運ぶことが困難となる。また、第1濾過槽
47の内部に設けられた邪魔板88,89によって、切
削液は、流入口から流出口に向けて直接的に通過するこ
とができなくなり、第1濾過槽47の内部を長い距離に
渡って通過する。これによって、切削液が第1濾過槽4
7を通過するときに不純物が充填物に捕捉されやすくな
る。
【0036】第1濾過槽47の上部には、前述したよう
に第2濾過槽48が配置され、その第2濾過槽48内
に、円筒状の結晶炭91が複数個設けられる。この結晶
炭91は、たとえば備長炭によって実現される。第1濾
過槽47内を上昇した切削液は、第2濾過槽48の底壁
に形成された複数の開孔86bを介して第2濾過槽48
内に下方から流入し、第2濾過槽48内を上昇する。第
2濾過槽48に設けられた結晶炭91は、殺菌作用を有
しており、第2濾過槽48内を上昇する切削液が結晶炭
91に接触すると、切削液中のバクテリアが殺菌され、
切削液の腐敗が防止される。
【0037】切削液が腐敗しているか否かは、切削液の
pHを測定することによって判断できる。本実施形態で
用いられている切削液は、未使用の状態でpHが7であ
る。従来技術の切削液濾過装置1では約半年に渡って切
削液を循環使用するとpHが8にまで上昇し、腐敗して
しまったが、本件の切削液濾過装置47では約1年間に
渡って切削液を循環使用してもpHは7のままであり、
腐敗が防止されることが本件出願人によって確認されて
いる。また、結晶炭91は、多孔質で、高い吸着特性を
有するので、これによっても粒径の小さな不純物を濾過
することができる。
【0038】第2濾過槽48の直下かつコークス塊91
の上方の位置で、第1濾過槽47の中央部には、第1濾
過槽47の長手方向(図2の紙面に垂直な方向)に延
び、切削液に酸素ガスを吹込むための手段での一部を構
成する酸素吹出管85の長手方向一方側端部およびその
付近が設けられる。この酸素吹出管85の長手方向他方
側端部(図1の左方)は、酸素ガスが圧縮されて充填さ
れた圧縮ガス貯蔵容器などの酸素源200に接続され
る。酸素吹出管85および酸素源200を含んで、酸素
ガスを吹き込むための手段が構成される。酸素吹出管4
5の上面側には、無数の開孔(図示せず)が形成されて
おり、圧縮ガス貯蔵容器から酸素吹出管85に供給され
た酸素ガスは、この無数の開孔から上方に向けて吹出さ
れる。吹出された酸素ガスは、第2濾過槽48の底壁に
形成された開孔86から、第2濾過槽内部に流入し、第
2濾過槽48内の切削液を曝気する。
【0039】このように、切削液を酸素ガスで曝気する
ことによって、バクテリアの活性化を抑え、液体の腐敗
を防止することができる。また、切削液中の溶存酸素量
が増加すると、鉄またはマンガンなどの金属が切削液に
溶出することが防止できる。なお、酸素ガスの吐出圧力
は0.5kgf/cm2以下であり、さらに好ましくは
0.05kgf/cm2である。また、酸素吹出管85
を結晶炭91の下方に配置しており、酸素ガスは上方に
向けて吹出されるので、第1濾過槽47内のコークス塊
91の表面の凹所または気孔に捕捉された粒径の小さい
不純物が撒き上がることが防止され、不純物は自然沈降
することができる。
【0040】第2濾過槽48内で上昇した切削液は、流
出口である第1濾過槽47の上方の解放口から仕切液8
2を越えて溢流して、矢符103に示すように第3濾過
槽49内に上方から流入する。この第3濾過槽49内に
は、第1濾過槽47内に充填されているコークス塊69
と同一のコークス塊69が充填されている。第3濾過槽
49内に流入した切削液に含まれる粒径の小さい不純物
は、各コークス塊69の表面の凹所および気孔に嵌まり
込んだり、引っ掛かったりして捕捉される。このように
充填物によって不純物を捕捉するための構成を、第1,
第2濾過槽47,48の後段に設けることによって、前
段の濾過槽47,48を通過してしまった不純物を除去
することができ、確実に不純物を除去することができ
る。なお、第1濾過槽47内へのコークス塊69と同様
に、第3濾過槽49内のコークス塊69も切削液の流速
を遅くする作用を有するので、第3濾過槽49および第
3濾過槽49が設けられる沈降槽45の内部に貯留され
た切削液は、ほとんど流動しない。
【0041】このように切削液の流動が阻止されると、
コークス塊91に捕捉された不純物は、凝集するなどし
て大きくなると、自重によって充填物から離脱し、沈降
することができる。このように不純物が自然沈降できる
ので、コークス塊91の洗浄などのメンテナンスは不要
であり、メンテナンス性に優れている。さらに、沈降槽
45は、有底であって上方にだけ解放しており、流入し
た切削液は、流入位置では上方から下方に流れるけれど
も、主として上層部分を水平方向に流れて溢流して流出
するので、沈降槽45の上層部分を除く中間層部分およ
び下層部分の流体の流速は極めて小さく第2濾過槽48
を通過して、沈降槽45に流入しやすい微粒子状の不純
物であっても沈降して堆積する。さらに一旦体積した不
純物が流体の流れによって巻き上げられることもない。
【0042】また、切削液が流入する位置でも切削液は
コークス塊91に衝突しながら流入するので、流速が可
及的に低くなり、堆積した不純物62を巻き上げること
はない。さらに液体がほぼ水平に方向に流れる位置で
は、不純物は各コークス塊91の側部に捕捉されている
ので下方に離脱しやすく、切削液が流入する付近では不
純物はコークス塊91の上側に捕捉されるけれども、沈
降槽45内部よりも高速である流入速度の流体によって
洗い流されるので、この部分においても不純物は離脱し
やすい。また、このように切削液が上方から落ち込むよ
うに流入するときの衝撃によって、第3濾過槽49およ
び沈降槽45を振動させ、さらに第1濾過槽47にも、
この振動が伝わり、不純物をコークス塊91から離脱さ
せやすくすることができる。したがって前述のようにメ
ンテナンス性に優れている。このように沈降槽45を設
けることによって、微粒子状の不純物も凝集して沈降す
ることができるうえ、本件のように容積の小さい沈降槽
45であっても、中間層部分および下層部分の流速を極
めて低くし、不純物を堆積することができる。したがっ
て微粒子状の不純物も確実に除去することができる。さ
らに沈降槽の容積を従来のような自然沈降による沈降槽
に比べて小さくすることができるので、堆積した不純物
の除去作業も容易であり、メンテナンス性に優れてい
る。
【0043】また、沈降槽45に貯留された切削液の液
位は、第1貯留槽44に貯留された切削液の液位よりも
低い。これによって、沈降槽45の切削液が第1貯留槽
44に逆流することが防止される。このように、切削液
の流動が防止されると、コークス塊69表面の凹所およ
び気孔に捕捉された粒径の小さい不純物は、第3濾過槽
49の複数の開孔86cを通って沈降槽45内に沈降
し、さらに沈降槽45の下層部分に堆積物62を形成す
る。この堆積物62は、作業者の手作業によって掬い取
られる。このように、本実施の形態の切削液濾過装置4
1では、堆積物62は、沈降槽45下層部分にのみ堆積
しているので、作業者が手作業で掬い取る面積が従来技
術よりも減少し、作業者の負担が低減する。本件出願人
の試験結果によれば、従来技術の切削液濾過装置1で
は、堆積物22の除去には5時間程度必要としていた
が、本発明の切削液濾過装置41では、1時間程度で堆
積物62を除去することができる上述のようにして第3
濾過槽49で不純物が除去された切削液は、沈降槽45
の幅方向一方壁87の上端を矢符104で示すように溢
流し、第2貯留槽50内に貯留される。この第2貯留槽
50に貯留された切削液は、第1濾過槽47によって切
屑などの粒径の大きな不純物が除去され、第2濾過槽4
8内の結晶炭91によってバクテリアが殺菌され、酸素
ガスで曝気されて腐敗が防止され、かつ第3濾過槽49
で粒径の小さな不純物をも除去された清浄な切削液であ
る。
【0044】図1に示すように貯留槽50は、第2仕切
壁93によって仕切られた第1貯留室70と第2貯留室
71とを有する。第2貯留室70は、第3〜第5仕切壁
94〜96によって仕切られた第3〜第6貯留室72〜
75を有する。沈降槽45から溢流した切削液は、まず
第1貯留室70内に貯留される。第1貯留室70の下部
の切削液は、第2仕切壁93の下部に形成された複数
(本実施形態では3つ)の開孔部97から各第3〜第5
貯留室72〜74に流入する。
【0045】第3貯留室72には、水平な軸線まわりに
矢符120方向に回転するオイルスキーマ114が設け
られる。また第5仕切壁96の上部切欠き98には、水
平軸線まわりに矢符107方向に回転する風車76が設
けられる。このオイルスキーマ114の回転軸と風車7
6の回転軸とには無端状のベルト63が巻回され、オイ
ルスキーマ114の回転動力がベルト63を介して風車
76に伝達される。
【0046】このとき、第1貯留室70に貯留された切
削液の上面側に膜状に浮遊する切削油は、オイルスキー
マ114によってオイルタンク116に回収される。図
3はこのオイルタンク116を示す斜視図である。図1
および図3を参照して、オイルスキーマ114が矢符1
20方向に回転すると、第3貯留室72に貯留された切
削液の上面側に浮遊する切削油などの軽量の不純物が、
オイルスキーマ14によって掬い取られてオイルタンク
116内に回収される。
【0047】オイルタンク116に回収された切削液お
よび切削油は、オイルタンク116内部で静置されて、
油成分と水成分とに分離し、オイルタンク116の下層
部分の水成分は図3の矢符143に示すように、堰14
2を越えて、樋123を通って、第1貯留室70に戻さ
れる。これと同時に、風車76も矢符107方向に回転
するので、第6貯留室75の上層の軽量の不純物は風車
76の羽根によって掬い取られて、第5貯留室74に移
動し、第5貯留室74の上層の軽量の不純物は第4仕切
壁95の上部切欠き98を通って第4貯留室73に移動
し、第4貯留室73の上層の軽量の不純物は、第3仕切
壁94の上部切欠き98を通って第3貯留室72まで移
動する。
【0048】このように風車76によって、切削液が流
動するので、第3貯留室72の下層の切削液は、第3仕
切壁93の下部切欠き99を通って第4貯留室73に移
動し、第4貯留室73の下層の切削液は、第4仕切壁9
5の下部切欠き99を通って第5貯留室74に移動し、
第5貯留室74の下層の切削液は、第5仕切壁96の下
部切欠き99を通って第6貯留室75に移動する。上述
のようにして、ポンプ12に接続される配管18の一端
部が挿入される第6貯留室75には、切削油、切屑およ
び金属粉末などの不純物が除去された清浄な切削液のみ
が貯留される。
【0049】第6貯留室76に貯留された清浄な切削液
がポンプ112によって汲上げられる。このポンプ11
2は沈降槽45の外部に配置された状態で切削液を汲み
上げるので、ポンプ112が駆動したときにポンプ11
2が不純物を撒き上げることがない。ポンプ112と第
6貯留室76とを接続する第1配管118にはサクショ
ンフィルタ113が介在され、このサクションフィルタ
113によって前述した第1〜第3濾過槽47〜49お
よび沈降槽45で除去されなかった不純物を除去するこ
とができる。なお、このサクションフィルタ113は、
たとえば100メッシュ(147μm以上の微粒子を捕
捉可能)のものが使用される。サクションフィルタ11
3によって微粒子が完全に濾過された切削液が、矢符1
19に示すように第2配管126を通って加工室150
の切削装置にまで供給される。
【0050】また、第1配管118にはバイパス管路1
28がサクションフィルタ113をバイパスして接続さ
れ、ポンプ112側の圧力が第6貯留室76側の圧力よ
りも所定の圧力差を有して低くなったときに開く逆止弁
127が介在されている。
【0051】以上のように、本発明の切削液濾過装置4
1では、サクションフィルタ113を切削液が通過する
までに、第1〜第3濾過槽47〜49および沈降槽45
によって微粒子をほとんど除去しているので、サクショ
ンフィルタ113が目詰まりするまでの期間が長くな
る。これによって、サクションフィルタ13のメンテナ
ンスを頻繁に行う必要がない。本件出願人の試験結果に
よれば、従来技術の切削液濾過装置1では一週間に一回
程度の割合でサクションフィルタ13を交換する必要が
あったのに対して、本件の切削液濾過装置41では一ヶ
月に一回程度の割合でサクションフィルタ113を交換
するだけで良い。
【0052】また、加工室150の切削装置に供給され
る切削液は、ほとんど不純物を含んでいないので、この
切削液が吐出されるフライス盤のフライスカッタおよび
エンドミルなどの工具の寿命が長くなる。これによっ
て、切削加工後の製品に「ムシレ」などと呼ばれる表面
が粗くなる現象が生じることがない。また、従来技術の
切削液濾過装置1では、第1沈降槽4で粒径の小さな不
純物をほとんど除去することができなかったが、本実施
の形態の切削液濾過装置41では、第1濾過槽47およ
び第2濾過槽48においても、この粒径の小さな不純物
を除去することができるので、沈降槽45の下層部分に
堆積する堆積物62の量が低減する。これによって、作
業者がこの堆積物62を除去するまでの時間が長くな
り、作業者の負担が低減する。本件出願人の試験結果に
よれば、従来技術の切削液濾過装置1では、堆積物22
は6カ月に1回の割合で除去しなければならなかった
が、本発明の切削液濾過装置41では、12カ月に1回
の割合で堆積物62を除去するだけでよいことが確認さ
れている。また、結晶炭91および酸素ガスによって切
削液の腐敗が防止されているので、作業環境が悪化する
といったことが防止される。また、上述のように、切削
液の腐敗が防止されているので、この切削液を何回も繰
返し循環使用することができるので、切削液の消費量が
節約できる。
【0053】また、以上の説明は、切削液として水溶性
の切削油を水に希釈したものが使用されているとして説
明したが、切削液として鉱物油あるいは潤滑油などが用
いられている場合では、切削液の腐敗が生じないので、
沈降槽48、結晶炭91および酸素吹出炭85を省略す
ることができる。
【0054】また、コークス塊69に変えて、表面に凹
凸を有する牡蠣の殻および珊瑚を充填してもコークス塊
69と同様の効果を達成することができる。コークス塊
69は安価であり、容易に入手できるといった利点を有
する。
【0055】また、本発明の切削液濾過装置41では上
述したように、粒径の小さな不純物まで除去することが
できるので、従来技術の切削液濾過装置1で必要であっ
た強磁性材料を除去するためのマグネットクリーナ15
を必要としない。
【0056】また、本発明の切削液濾過装置41は水溶
性切削油を水に希釈した切削液のみならず、鉱物油など
の切削液に対しても好適に使用できる。
【0057】また、本発明の液体濾過装置は、切削液の
みならず、研削液および研磨液などの液体に対しても好
適に使用できる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、不純物を含む液体は、
濾過槽の内部を下方から上方に向けて流れるので、流速
を低くすることができる。この濾過槽の内部には、充填
物が充填されており、液体中の不純物は充填物の表面の
凹所および気孔に嵌まり込んだり、引っ掛かったりして
捕捉される。このように流速が低いので、充填物によっ
て、不純物は効率よく、かつ精度よく除去される。ま
た、液体が濾過槽を通過するときの流速が低いので、液
体は重力に逆らって不純物を上方まで運ぶことができ
ず、充填物の表面の凹所に捕捉されていた不純物は、凝
集するなどして大きくなると、自重によって充填物から
離脱して沈降する。このように不純物がある程度充填物
に捕捉されると、不純物が自然に離脱するので、充填物
の洗浄などのメンテナンスは不要でありメンテナンス性
に優れている。また結晶炭の有する殺菌作用によって液
体中のバクテリアが殺菌される。これによって、液体が
水溶性であっても、液体の腐敗が防止される。
【0059】また本発明によれば、濾過槽の内部に設け
られた邪魔板によって、液体は濾過槽の内部を長い距離
に渡って通過する。これによって、液体が濾過槽を通過
するときに不純物が充填物に捕捉されやすくなる。
【0060】
【0061】また本発明によれば、酸素吹出手段から酸
素ガスが吹き出されて液体が曝気される。これによって
液体が水溶性の液体である場合、バクテリアの活性化を
抑え、液体の腐敗を防止することができる。
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の切削液濾過装置41の
主要構成を示す断面図である。
【図2】切削液濾過装置41の簡略化した斜視図であ
る。
【図3】オイルタンク116を示す斜視図である。
【図4】従来技術の切削液濾過装置1の主要構成を示す
断面図である。
【図5】従来技術の切削液濾過装置1の簡略化した斜視
図である。
【符号の説明】
1,41 切削液濾過装置 2,150 加工室 6,46 コンベア 12,112 ポンプ 13,113 サクションフィルタ 44 第1貯留槽 45 沈降槽 47 第1濾過槽 48 第2濾過槽 49 第3濾過槽 50 第2貯留槽 69 コークス塊 85 酸素吹込管 91 結晶炭

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口および流入口よりも上方の流出口
    が形成される濾過槽の内部に、表面に凹凸を有する複数
    の充填物が充填されるとともに、結晶炭片が設けられ、 不純物を含む液体が、前記濾過槽の内部を流入口から流
    出口へ通過すること特徴とする液体濾過装置。
  2. 【請求項2】 前記濾過槽の内部には、下層側部分に充
    填物が充填され、上層側部分に結晶炭片が設けられ、 充填物が充填される下層側部分に、液体の流れの方向を
    変えるための邪魔板が設けられることを特徴とする請求
    項1記載の液体濾過装置。
  3. 【請求項3】 液体に酸素ガスを吹き込むための酸素吹
    出手段が設けられることを特徴とする請求項1または2
    記載の液体濾過装置。
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