JP3474796B2 - 斜板型液圧回転機用シューの製造方法 - Google Patents

斜板型液圧回転機用シューの製造方法

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JP3474796B2
JP3474796B2 JP05615299A JP5615299A JP3474796B2 JP 3474796 B2 JP3474796 B2 JP 3474796B2 JP 05615299 A JP05615299 A JP 05615299A JP 5615299 A JP5615299 A JP 5615299A JP 3474796 B2 JP3474796 B2 JP 3474796B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば斜板ポン
プ、モータ等の斜板型液圧回転機に用いて好適な斜板型
液圧回転機用シューの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、斜板型液圧回転機は、シリンダ
内でピストンを往復動させるため、該ピストンの先端側
にシューを揺動自在に設け、シリンダブロックの軸線に
対して傾斜した斜板の上を該シリンダブロックの回転と
共にシューが摺動するように構成している(例えば特開
平3−156176号公報等)。
【0003】そこで、従来技術による斜板型液圧回転機
として斜板型液圧モータを例に挙げて、図7ないし図1
1に基づき説明する。
【0004】図において、1はケーシングで、該ケーシ
ング1は軸方向一側が閉塞した筒体状の本体ケーシング
1Aと、該本体ケーシング1Aの軸方向他側に固着され
たリアケーシング1Bとから構成されている。そして、
本体ケーシング1Aの軸方向一側内には、本体ケーシン
グ1Aの軸線に対して傾斜した摺接面2Aを有する斜板
2が固着されている。
【0005】3は斜板2と対向するようにリアケーシン
グ1Bの内面に固着された弁板で、該弁板3には一対の
眉形ポート4,5が形成されており、該眉形ポート4,
5はリアケーシング1Bに形成した給排通路(図示せ
ず)と連通している。
【0006】6は斜板2と弁板3を貫通した状態でケー
シング1に軸受7,8を介して設けられた回転軸、9は
該回転軸6に嵌着されたシリンダブロックで、該シリン
ダブロック9は弁板3と摺接しつつ回転するようになっ
ている。
【0007】10,10,…は斜板2に対向してシリン
ダブロック9の軸方向に穿設された複数のシリンダで、
該各シリンダ10はシリンダポート11を介して弁板3
の眉形ポート4,5とそれぞれ連通するようになってい
る。
【0008】12,12,…はシリンダ10内に摺動可
能に設けられたピストンで、該各ピストン12は先端側
に凹球面部12Aが形成されている。また、各ピストン
12の軸方向には凹球面部12Aの底部中央に開口する
油室13、該油室13に連通する小径油路14および該
小径油路14に連通する大径油路15がそれぞれ形成さ
れている。
【0009】16,16,…はピストン12の先端側に
揺動自在に連結されたシューで、該各シュー16はピス
トン12の凹球面部12Aに嵌合する球面継手部16A
と、後述するシールランド19が斜板2の摺接面2A上
を摺動するディスク部16Bとから一体形成されてい
る。そして、球面継手部16A側にはディスク部16B
に向けて延びる油通孔17が穿設されている。また、シ
ュー16のディスク部16B平坦面には中央に位置して
円皿状の静圧ポケット18が凹設され、その外周側は斜
板2と摺接する円環状のシールランド19になってい
る。そして、油通孔17はシリンダ10内の圧油を静圧
ポケット18内に導いている。
【0010】20は静圧ポケット18とシールランド1
9との間に位置してディスク部16Bの平坦面側に形成
された補助静圧ポケットで、該補助静圧ポケット20
は、例えば1000〜5000mm程度の大きな曲率半
径を有する浅底の凹球面状(断面曲線状)に形成され、
静圧ポケット18の周縁を全周に亘り段差部18Aを介
して取囲むようになっている。
【0011】ここで、補助静圧ポケット20は、静圧ポ
ケット18よりも僅かに大径で、その径方向寸法AがA
=1〜2mmで、深さ方向寸法BがB=0.001〜
0.003mm程度に設定され、静圧ポケット18とシ
ールランド19との各面積比を実質的に変化させること
がないように補助静圧ポケット20は形成されている。
そして、補助静圧ポケット20はこのように微小な深さ
寸法を有することにより、油液の表面張力等を利用して
補助静圧ポケット20内に油膜を常に確保でき、斜板2
の摺接面2Aとの間に油膜を形成し続けるようになって
いる。
【0012】そして、上述の如く形成されるシュー16
は、シリンダブロック9の回転に伴って斜板2の摺接面
2A上を摺動するように、シュー押え板21によって斜
板2に当接されている。
【0013】従来技術による斜板型液圧モータは上述の
如く構成されるものであるが、次にこのような従来技術
による斜板型液圧モータに用いるシュー16の製造方法
について図9ないし図11を参照しつつ説明する。
【0014】まず、鋳造、旋削等の加工によって球面継
手部16A′とディスク部16B′とを有するシュー素
材16′を形成する。次に、球面継手部16A′とディ
スク部16B′に穴開け加工を施し、油通孔17を穿設
すると共に、ディスク部16B′に切削加工を施し、図
9に示すように静圧ポケット18を形成する。
【0015】次に、図10に示すようにシュー素材1
6′のディスク部16B′平坦面側を表面が平面となっ
たラップ盤22上に載置する。そして、ラップ盤22と
シュー素材16′との間に砥粒等を介在させつつシュー
素材16′を摺動させることによって平面ラッピングを
施す。これにより、シュー素材16′の平坦面側からラ
ッピング代23を除去し、シールランド19を高精度に
平面仕上げする。
【0016】最後に、図11に示すようにシュー素材1
6′のディスク部16B′平坦面側を表面が球面となっ
たラップ盤24上に載置する。そして、ラップ盤24と
シュー素材16′との間に砥粒等を介在させつつシュー
素材16′を摺動させることによって球面ラッピングを
施し、微小な深さ寸法を有する補助静圧ポケット20を
形成する。この結果、球面継手部16A、ディスク部1
6B等からなるシュー16が形成される。
【0017】従来技術による斜板型液圧回転機は上述の
如く構成されるものであるが、次にその作動について説
明する。
【0018】図示しない液圧ポンプから吐出された圧油
はリアケーシング1Bに設けられた供給通路、弁板3の
一方の眉形ポート4、シリンダブロック9のシリンダポ
ート11を順次介してシリンダ10内に供給される。シ
リンダ10内の圧油の液圧は、ピストン12をシリンダ
10内から伸長させる方向に作用し、ピストン12を軸
方向に押動するから、シュー16は斜板2に押付けられ
る。そして、斜板2はピストン12の軸線に対して傾斜
しているから、シュー16は摺接面2A上を摺動し、押
付力の反力によってピストン12はシリンダブロック9
を回転させ、該シリンダブロック9と共に回転軸6が回
転する。
【0019】このようにシリンダブロック9が回転して
各シリンダポート11が一側の眉形ポート4と連通し、
各シリンダ10内に圧油が供給されてピストン12がシ
リンダ10内から伸長する供給行程では、ピストン12
が回転軸6に回転力を与える。一方、シリンダブロック
9の回転に伴って各シリンダポート11が他側の眉形ポ
ート5と連通し、ピストン12がシリンダ10内に進入
する排出行程ではピストン12がシリンダ10内の油液
をシリンダポート11、眉形ポート5を順次介して排出
通路側に排出するようになっている。
【0020】また、上述した液圧モータの作動中、シュ
ー16に設けた静圧ポケット18内には、シリンダ10
内の圧油が大径油路15、小径油路14、油室13、油
通孔17を順次介して導入されており、当該圧油の液圧
によって斜板2の摺接面2Aとシュー16との間には適
正な油膜が形成され、両者間の摩擦損失を低減するよう
になっている。
【0021】さらに、静圧ポケット18を囲むように補
助静圧ポケット20を設けたから、液圧モータを始動す
る際に高圧の圧油が作用しても、補助静圧ポケット20
によりシールランド19内周側の接触面圧の上昇を防止
できると共に、シュー16と斜板2との間に適正な油膜
を形成することができる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、切削加工等に比べて長い加工時間が必要と
なるラッピング加工を球面ラッピングと平面ラッピング
とで合計2回も行う必要がある。このため、シュー16
の加工時間が長くなり生産性が低いという問題がある。
【0023】また、シュー16の補助静圧ポケット20
のように深さ方向寸法Bが極めて小さい浅底の凹球面状
を形成するためには、球面ラッピング用のラップ盤24
の曲率半径が常に一定である必要がある。これに対し、
球面ラッピング用のラップ盤24は、平面ラッピング用
のラップ盤22に比べてその曲率が変化し易い傾向があ
る。
【0024】このため、従来技術による製造方法では、
ラップ盤24の曲率半径を常に一定に保持するように、
ラップ盤24のメンテナンスを頻繁に行う必要がある。
これにより、球面ラッピング用のラップ盤24のメンテ
ナンスに多くの時間が必要となると共に、ラップ盤24
のメンテナンス中はシュー16の加工を行うことができ
ず、生産性がさらに低下してしまうという問題がある。
【0025】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、球面ラッピングを廃止
することによって生産性を向上することができる斜板型
液圧回転機用シューの製造方法を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1の発明は、斜板が設けられたケーシング
と、該ケーシングに回転軸を介して設けられ、前記斜板
と対向して回転するシリンダブロックと、該シリンダブ
ロックに穿設した複数のシリンダ内に摺動可能に設けら
れたピストンと、該ピストンの先端側に揺動自在に設け
られ、前記シリンダブロックの回転に伴って前記斜板上
を摺動するシューとを備え、該シューには、前記斜板と
摺接するシールランド側に位置して圧油が供給される静
圧ポケットと、該静圧ポケットと前記シールランドとの
間に位置し、該静圧ポケットを外側から取囲むテーパ状
の補助静圧ポケットとを設けてなる斜板型液圧回転機用
シューの製造方法に適用される。
【0027】そして、請求項1の発明が採用する製造方
法は、前記静圧ポケットの径方向外側に位置してテーパ
状に拡開するテーパ状凹部を前記シューのシールランド
側に形成するテーパ状凹部形成工程と、該テーパ状凹部
の外径側部位を平坦に仕上げ加工することにより前記シ
ールランドと補助静圧ポケットとを形成する仕上げ加工
工程とを有したことを特徴としている。
【0028】このように構成したことにより、テーパ状
凹部形成工程ではシューのシールランド側に切削加工等
を施し、静圧ポケットの径方向外側に位置してテーパ状
に拡開するテーパ状凹部を形成することができる。そし
て、仕上げ加工工程によってテーパ状凹部の外径側部位
を平坦に仕上げ加工し、シューにシールランドを形成で
きるのと同時に補助静圧ポケットを形成することができ
る。
【0029】また、請求項2の発明は、斜板が設けられ
たケーシングと、該ケーシングに回転軸を介して設けら
れ、前記斜板と対向して回転するシリンダブロックと、
該シリンダブロックに穿設した複数のシリンダ内に摺動
可能に設けられたピストンと、該ピストンの先端側に揺
動自在に設けられ、前記シリンダブロックの回転に伴っ
て前記斜板上を摺動するシューとを備え、該シューは、
前記ピストンに揺動可能に連結される継手部と、該継手
部に一体に設けられ前記斜板に対して摺動するディスク
部とからなる斜板型液圧回転機用シューの製造方法に適
用される。
【0030】そして、請求項2の発明が採用する製造方
法は、前記シューのディスク部に静圧ポケットを形成す
る静圧ポケット形成工程と、前記シューのディスク部に
該静圧ポケットの外周縁からテーパ状に拡開するテーパ
状凹部を形成するテーパ状凹部形成工程と、前記テーパ
状凹部の外径側部位を平坦に仕上げ加工することによ
り、前記斜板に摺動するシールランドを形成し、前記テ
ーパ状凹部の内径側部位をテーパ状の補助静圧ポケット
として残す仕上げ加工工程とを有したことを特徴として
いる。
【0031】これにより、静圧ポケット形成工程ではシ
ューのディスク部に静圧ポケットを形成し、テーパ状凹
部形成工程ではシューのディスク部に静圧ポケットの外
周縁からテーパ状に拡開するテーパ状凹部を形成するこ
とができる。そして、仕上げ加工工程によってテーパ状
凹部の外径側部位を平坦に仕上げ加工し、シューにシー
ルランドを形成できるのと同時に、テーパ状凹部の内径
側部位を残し補助静圧ポケットを形成することができ
る。
【0032】また、請求項3の発明では、テーパ状凹部
形成工程を旋盤による切削加工により行い、仕上げ加工
工程を平面ラッピングにより行うようにしている。
【0033】これにより、テーパ状凹部形成工程では旋
盤による切削加工を施し、シューにテーパ状に拡開した
テーパ状凹部を形成することができる。そして、仕上げ
加工工程を平面ラッピングにより行い、テーパ状凹部の
外径側部位を除去することによってシールランドと補助
静圧ポケットとを形成することができる。
【0034】また、請求項4の発明は、テーパ状凹部形
成工程を、旋盤のバイトを前記シューの軸線と直交する
方向に対し微小角度だけ傾斜させて送ることにより、前
記シューにテーパ状凹部を形成したことにある。
【0035】この場合には、旋盤によりシューを回転さ
せた状態でバイトをシューに向けて斜めに送ることによ
り、テーパ状凹部を形成することができる。そして、仕
上げ加工工程によってテーパ状凹部の外径側部位を平坦
に仕上げ加工し、シューにシールランドを形成できるの
と同時に補助静圧ポケットを形成することができる。
【0036】また、請求項5の発明は、テーパ状凹部形
成工程を、シューの軸線方向に移動する往復台と、該往
復台に設けられ前記シューの軸線と直交する方向に移動
する横送り台とのうちいずれか一方、または両方を予め
微小角度だけ傾けた旋盤を用いて、前記シューにテーパ
状凹部を形成したことにある。
【0037】このように構成したことにより、横送り台
にバイトを固定することによって、シューの軸線と直交
する方向に対し予め微小角度だけ傾いた方向にバイトを
移動させることができる。このため、往復台と横送り台
のうち横送り台のみを移動させることによって、テーパ
状凹部を形成することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
斜板型液圧回転機として斜板型液圧モータを例に挙げて
図1ないし図6に基づいて詳細に説明する。なお、本実
施の形態では、前記従来技術と同一の構成要素に同一の
符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0039】図中、31は本発明の実施の形態によるシ
ューで、該シュー31は従来技術によるシュー16とほ
ぼ同様に球面継手部31Aとディスク部31Bとから一
体に形成され、球面継手部31A側にはディスク部31
Bに向けて延び後述の静圧ポケット33内に圧油を導く
ための油通孔32が穿設されている。しかし、本実施の
形態では、後述する補助静圧ポケット35が旋盤36
(図4参照)による旋削加工によって断面直線状のテー
パ面として形成されている点で、球面ラッピングによっ
て断面曲線状に形成されている従来技術によるシュー1
6とは異なるものである。
【0040】33はシュー31のディスク部31B平坦
面中央に凹設された円皿状の静圧ポケットで、該静圧ポ
ケット33は、例えばディスク部31Bの外径寸法C1
がC1 =28mmとしたときに、その内径寸法C2 がC
2 =16mmに設定されている。また、静圧ポケット3
3の外周側は斜板2の摺接面2A上を摺動するシールラ
ンド34になり、該シールランド34は、例えば4〜5
mmの径方向寸法C3を有している。
【0041】35は静圧ポケット33とシールランド3
4との間に位置して静圧ポケット33の周縁を取り囲む
ようにディスク部31Bに形成された浅底の補助静圧ポ
ケットで、該補助静圧ポケット35は、例えば径方向寸
法C4 がC4 =1〜2mmで、深さ方向寸法DがD=
0.001〜0.010mm、好ましくはD=0.00
1〜0.003mm程度に設定され、静圧ポケット33
とシールランド34との間の断面が略直線状に延びるテ
ーパ面となっている。これにより、補助静圧ポケット3
5は静圧ポケット33とシールランド34との面積比を
実質的に変化させることがないから、補助静圧ポケット
35は液圧モータを始動する際に高圧の圧油が作用して
も、補助静圧ポケット35によりシールランド34内周
側の接触面圧の上昇を防止できると共に、シュー31と
斜板2との間に適正な油膜を形成することができる。
【0042】本実施の形態によるシュー31は上述の如
き構成を有するもので、次にシュー31の具体的な製造
方法について図2ないし図6を参照しつつ説明する。
【0043】まず、従来技術と同様に鋳造、切削等の加
工によって球面継手部31A′とディスク部31B′と
を有するシュー素材31′を形成する。
【0044】次に、図2に示す静圧ポケット形成工程で
は、球面継手部31A′とディスク部31B′に穴開け
加工を施し、油通孔32を穿設すると共に、ディスク部
31B′に切削加工を施し、ディスク部31B′の平坦
面31C′中央には円皿状に凹設された静圧ポケット3
3を形成する。
【0045】次に、図3および図4に示すテーパ状凹部
形成工程では、シュー素材31′を旋盤36に取付け、
軸線O−Oを中心にして回転させる。このとき、旋盤3
6は面削り精度を例えばJISB6331に規定されて
いる値よりも凹面となるように設定された旋盤を用い
る。
【0046】即ち、JISB6331に規定されている
旋盤にあっては、シュー素材31′を旋削加工するため
のバイト36Aが、回転軸となる軸線O−Oと直交する
線R−Rに沿って移動するものである。しかし、本実施
の形態に用いる旋盤36は、図3中に示すようにバイト
36Aの送り方向aを線R−Rに対して例えば0.5〜
0.8°程度の微小角度θだけ傾斜させている。
【0047】このような旋盤36による旋削加工は、図
4に示すように軸線O−O方向に移動する往復台36B
と、バイト36Aを支持すると共に該往復台36Bに設
けられ軸線O−Oと直交する線R−Rに対し予め微小角
度θ(図3参照)だけ傾いた送り方向aに移動する横送
り台36Cとを備えた旋盤36を用いて実現される。即
ち、バイト36Aを移動させる横送り台36Cは、シュ
ー素材31′を回転支持する主軸台(図示せず)が固定
されたベッド36D上に往復台36Bを介して取り付け
られている。このとき、横送り台36Cは、往復台36
Bによって主軸台(シュー素材31′側)に向けて接近
可能に取り付けられている。
【0048】この結果、バイト36Aは、図3に示すよ
うに回転軸(軸線O−O)と直交する線R−Rに対して
微小角度θだけ傾斜した状態で送り出されるものであ
り、軸線O−Oに近づくに従って徐々にシュー素材3
1′のディスク部31B′から球面継手部31A′側に
向けて移動する。このとき、バイト36Aは、例えば線
R−Rに沿って125mm程度の寸法L1 だけ径方向に
移動したときに、軸線O−Oに沿って0.2〜0.3m
m程度の寸法L2 だけシュー素材31′のディスク部3
1B′から球面継手部31A′側に向けて軸方向に移動
する。
【0049】そして、このように送り動作されるバイト
36Aの刃先を、高速回転しているシュー素材31′の
ディスク部31B′に対して平坦面31C′の外周側か
ら接触させる。このとき、ディスク部31B′の平坦面
31C′側には16mmの内径寸法C2 を有する静圧ポ
ケット33が形成されているから、バイト36Aは、静
圧ポケット33の外周側に位置する図1に示す寸法C5
の部位(例えばC5 =6mm)に亘って接触する。
【0050】このため、ディスク部31B′のシールラ
ンド34側には、前記寸法L1 ,L2 および寸法C5 に
よる相似関係に基づき、数1に示すように、例えば0.
009〜0.015mm程度の微小な深さ寸法Eを有
し、静圧ポケット33の外周縁からテーパ状に拡開する
テーパ状凹部37が形成されるものである。
【0051】
【数1】 0.0096mm≦E≦0.0144mm
【0052】そして、略円錐状凹部となったテーパ状凹
部37のうちディスク部31B′の外周側近傍となる外
径側部位37Aは、後述する仕上げ加工工程によって除
去されるラッピング代38となっている。また、テーパ
状凹部37のうち静圧ポケット33の外周縁側となる内
径側部位37Bは、仕上げ加工工程の後に補助静圧ポケ
ット35として残存するものである。
【0053】最後に、図5に示す仕上げ加工工程では、
シュー素材31′のディスク部31B′を表面が平面と
なったラップ盤39上に載置する。そして、ラップ盤3
9とシュー素材31′との間に砥粒等を介在させつつシ
ュー素材31′を摺動させることによって平面ラッピン
グを施す。これにより、テーパ状凹部37の外径側部位
37Aに設けられたラッピング代38を例えば0.00
5〜0.008mm程度の高さ寸法Fに亘って除去し、
シールランド34を高精度に平面仕上げする。
【0054】この結果、球面継手部31A、ディスク部
31B等からなるシュー31が形成される。このとき、
ディスク部31Bの静圧ポケット33とシールランド3
4との間には、テーパ状凹部37の内径側部位37Bが
残存することになるから、この残余のテーパ状凹部37
によって深さ方向寸法D(D=0.001〜0.010
mm程度)となった補助静圧ポケット35を形成され
る。
【0055】また、テーパ状凹部37の切削加工面が凹
テーパ面となっているから、ラッピング代38は断面略
三角形状に形成されている。そして、このラッピング加
工によって除去されるラッピング代38の高さ寸法F
は、ラップ盤39とシュー素材31′のディスク部31
B′との接触面積にほぼ比例する。
【0056】このため、平面ラッピングを開始したとき
にはラップ盤39とシュー素材31′との接触面積が小
さいから、除去されるラッピング代38の高さ寸法Fは
より早期に変化する。一方、平面ラッピングの開始から
時間が経過するに従って、ラップ盤39とシュー素材3
1′との接触面積が大きくなるから、ラッピング代38
の高さ寸法Fはあまり変化しなくなる。
【0057】即ち、平面ラッピングの加工時間に対して
除去されるラッピング代38の高さ寸法Fは、図6中の
特性線40に示すように加工時間が長くなるほど高さ寸
法Fが増加する割合は少なくなる。従って、ラッピング
代38の高さ寸法F、補助静圧ポケット35の深さ方向
寸法D等の制御を容易に行うことができ、加工精度を向
上させることができる。
【0058】本実施の形態によるシュー31は上述のよ
うに製造されるもので、本実施の形態によるシュー31
を用いた液圧モータの基本動作は従来技術によるものと
格別差異はない。
【0059】然るに、本実施の形態によれば、旋盤によ
る切削加工を行うテーパ状凹部形成工程によってテーパ
状凹部37を形成した後に、平面ラッピングによる仕上
げ加工工程を施し、補助静圧ポケット35を形成するか
ら、球面ラッピングを廃止することができる。これによ
り、シュー31の加工時間を短縮し、生産性を向上する
ことができると共に、球面ラッピング用の特別な加工装
置が不要となる。
【0060】また、補助静圧ポケット35をテーパ状凹
部形成工程と仕上げ加工工程とによって形成するから、
球面ラッピングによって補助静圧ポケット35を形成し
た場合に比べて、補助静圧ポケット35の深さ方向寸法
Dを正確に調整することができる。これにより、補助静
圧ポケット35の加工精度を向上させることができ、図
1に示す径方向寸法C4 、深さ方向寸法Dのばらつきを
小さくすることができる。このため、液圧モータ毎の始
動トルク等の性能ばらつきを減少させることができると
共に、液圧モータの性能を安定化し、その寿命を延長す
ることができる。
【0061】一方、従来技術による平面ラッピング時に
あっては、図10に示すようにディスク部16B′の下
面側を平坦面に形成しているものの、当該平坦面は通常
の加工では僅かに凹凸面となる傾向がある。このため、
ディスク部16B′をラップ盤22に均一に面接触させ
ることが難しく、シュー素材16′が不安定になる傾向
があった。
【0062】これに対し、本実施の形態では、テーパ状
凹部形成工程によってテーパ状に拡開したテーパ状凹部
37を形成した後に、仕上げ加工工程によって平面ラッ
ピングを施すから、平面ラッピングを施すときにディス
ク部31B′の下面側は、図3に示すように凹テーパ面
となっている。このため、ディスク部31B′は、テー
パ状凹部37の先端側(外径側)だけでラップ盤39と
接触するから、シュー素材31′を安定した状態でラッ
プ盤39上に載置することができ、平面ラッピングを容
易に行うことができる。
【0063】また、ディスク部31Bの外周側となるテ
ーパ状凹部37の外径側がラップ盤39に接触するか
ら、従来技術によるシュー素材16′に比べてラップ盤
39とシュー素材31′との接触面積を減少させること
ができる。このため、平面ラッピングによって除去する
ラッピング代38を減少させることができ、従来技術に
よるシュー素材16′を平面ラッピングするときに比べ
て、平面ラッピングに要する時間を短縮し、生産性を向
上することができる。
【0064】なお、前記実施の形態では、静圧ポケット
形成工程の後に、テーパ状凹部形成工程、仕上げ加工工
程を行うものとしたが、例えばテーパ状凹部形成工程を
行った後に静圧ポケット形成工程を行い、その後に仕上
げ加工工程を行ってもよい。
【0065】また、前記実施の形態では、シュー31を
球面継手部31Aとディスク部31Bとによって構成す
るものとしたが、例えば、実開昭62−180677号
公報等に記載の如く、ピストンの先端側に球面部を形成
すると共に、シューを凹球面状の継手部とディスク部と
によって構成してもよい。
【0066】また、前記実施の形態では、テーパ状凹部
形成工程において、往復台36Bを回転軸の軸方向に移
動可能に設け、横送り台36Cを回転軸と直交する方向
に対し微小角度θだけ傾いた送り方向に移動可能に設け
た旋盤36を用いるものとしたが、往復台を回転軸の軸
方向に対し微小角度だけ傾いた方向に移動可能に設け、
横送り台を往復台の移動方向に対して直交する方向に移
動する旋盤を用いてもよく、往復台と横送り台の両方を
微小角度だけ傾けた旋盤を用いてもよい。
【0067】さらに、前記実施の形態では、斜板型液圧
回転機として斜板型液圧モータを例に挙げて説明した
が、本発明はこれに限らず、例えば斜板型液圧ポンプ等
にも広く適用できるものである。
【0068】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、テーパ状凹部形成工程によってシューのシールラ
ンド側にテーパ状凹部を形成すると共に、仕上げ加工工
程によってテーパ状凹部の径方向外側部位を平坦に仕上
げ加工するようにしたから、球面ラッピングを廃止する
ことができ、シューの加工時間を短縮し、生産性を向上
することができる。また、補助静圧ポケットの加工精度
を向上させることができ、補助静圧ポケットの径方向寸
法、深さ方向寸法のばらつきを小さくすることができ
る。このため、液圧モータ毎の始動トルク等の性能ばら
つきを減少させることができると共に、液圧モータの性
能を安定化し、その寿命を延長することができる。
【0069】また、請求項2の発明によれば、静圧ポケ
ット形成工程によって静圧ポケットを形成した後に、テ
ーパ状凹部形成工程、仕上げ加工工程を行う構成とした
から、静圧ポケットとテーパ状凹部との位置合わせを正
確に行うことができ、静圧ポケットの外周縁に補助静圧
ポケットを容易に形成することができる。
【0070】また、請求項3の発明によれば、テーパ状
凹部形成工程を旋盤による切削加工によって行うと共
に、仕上げ加工工程を平面ラッピングによって行うよう
にしたから、球面ラッピングを用いる従来技術に比べて
シューの加工時間を短縮し、生産性を向上することがで
きる。
【0071】また、請求項4の発明によれば、テーパ状
凹部形成工程では、旋盤のバイトをシューの軸線と直交
する方向に対し微小角度だけ傾斜させて送ることによ
り、シューにテーパ状凹部を形成する構成としたから、
通常の旋盤を用いてバイトの送り方向を僅かに変更する
だけでテーパ状のテーパ状凹部を容易に旋削でき、従来
技術のように球面ラッピングを施した場合に比べて、補
助静圧ポケットの加工時間を短縮することができる。
【0072】さらに、請求項5の発明によれば、旋盤の
往復台と横送り台のうち少なくともいずれか一方を予め
微小角度だけ傾かせることにより、横送り台をシューの
軸線と直交する方向に対し微小角度だけ傾けて移動させ
るので、バイトをシューの軸線と直交する方向に対し微
小角度だけ傾けて移動させ、テーパ状凹部を形成するこ
とができる。このため、テーパ状凹部を形成するに際
し、往復台と横送り台との両方を移動することによっ
て、バイトをシューの軸線方向に移動させつつ軸線と直
交する方向に移動させる必要がなくなる。また、通常の
機能をもった旋盤を改造して使用することにより容易に
テーパ状凹部を旋削することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるシューを示す縦断面
図である。
【図2】静圧ポケット形成工程を示すシュー素材の縦断
面図である。
【図3】テーパ状凹部形成工程を示すシュー素材の縦断
面図である。
【図4】テーパ状凹部形成工程に用いる旋盤を示す斜視
図である。
【図5】仕上げ加工工程を示すシュー素材の縦断面図で
ある。
【図6】ラッピング代の高さ寸法とラッピング加工時間
との関係を示す特性線図である。
【図7】従来技術による斜板型液圧モータを示す縦断面
図である。
【図8】従来技術によるシューを示す縦断面図である。
【図9】従来技術によるシュー素材に静圧ポケットを形
成した状態を示す縦断面図である。
【図10】従来技術によるシュー素材に平面ラッピング
を施す状態を示す縦断面図である。
【図11】従来技術によるシュー素材に球面ラッピング
を施す状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
31 シュー 31A,31A′ 球面継手部(継手部) 31B,31B′ ディスク部 33 静圧ポケット 34 シールランド 35 補助静圧ポケット 36 旋盤 36A バイト 36B 往復台 36C 横送り台 37 テーパ状凹部 37A 外径側部位 37B 内径側部位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−156176(JP,A) 特開 平10−252891(JP,A) 特公 昭49−37206(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 1/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 斜板が設けられたケーシングと、該ケー
    シングに回転軸を介して設けられ、前記斜板と対向して
    回転するシリンダブロックと、該シリンダブロックに穿
    設した複数のシリンダ内に摺動可能に設けられたピスト
    ンと、該ピストンの先端側に揺動自在に設けられ、前記
    シリンダブロックの回転に伴って前記斜板上を摺動する
    シューとを備え、該シューには、前記斜板と摺接するシ
    ールランド側に位置して圧油が供給される静圧ポケット
    と、該静圧ポケットと前記シールランドとの間に位置
    し、該静圧ポケットを外側から取囲むテーパ状の補助静
    圧ポケットとを設けてなる斜板型液圧回転機用シューの
    製造方法において、 前記静圧ポケットの径方向外側に位置してテーパ状に拡
    開するテーパ状凹部を前記シューのシールランド側に形
    成するテーパ状凹部形成工程と、 該テーパ状凹部の外径側部位を平坦に仕上げ加工するこ
    とにより前記シールランドと補助静圧ポケットとを形成
    する仕上げ加工工程とを有したことを特徴とする斜板型
    液圧回転機用シューの製造方法。
  2. 【請求項2】 斜板が設けられたケーシングと、該ケー
    シングに回転軸を介して設けられ、前記斜板と対向して
    回転するシリンダブロックと、該シリンダブロックに穿
    設した複数のシリンダ内に摺動可能に設けられたピスト
    ンと、該ピストンの先端側に揺動自在に設けられ、前記
    シリンダブロックの回転に伴って前記斜板上を摺動する
    シューとを備え、該シューは、前記ピストンに揺動可能
    に連結される継手部と、該継手部に一体に設けられ前記
    斜板に対して摺動するディスク部とからなる斜板型液圧
    回転機用シューの製造方法において、 前記シューのディスク部に静圧ポケットを形成する静圧
    ポケット形成工程と、 前記シューのディスク部に該静圧ポケットの外周縁から
    テーパ状に拡開するテーパ状凹部を形成するテーパ状凹
    部形成工程と、 前記テーパ状凹部の外径側部位を平坦に仕上げ加工する
    ことにより、前記斜板に摺動するシールランドを形成
    し、前記テーパ状凹部の内径側部位をテーパ状の補助静
    圧ポケットとして残す仕上げ加工工程とを有したことを
    特徴とする斜板型液圧回転機用シューの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記テーパ状凹部形成工程は旋盤による
    切削加工により行い、前記仕上げ加工工程は平面ラッピ
    ングにより行ってなる請求項1または2に記載の斜板型
    液圧回転機用シューの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記テーパ状凹部形成工程では、旋盤の
    バイトを前記シューの軸線と直交する方向に対し微小角
    度だけ傾斜させて送ることにより、前記シューにテーパ
    状凹部を形成してなる請求項1,2または3に記載の斜
    板型液圧回転機用シューの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記テーパ状凹部形成工程では、前記シ
    ューの軸線方向に移動する往復台と、該往復台に設けら
    れ前記シューの軸線と直交する方向に移動する横送り台
    とのうちいずれか一方、または両方を予め微小角度だけ
    傾けた旋盤を用いて、前記シューにテーパ状凹部を形成
    してなる請求項1,2または3に記載の斜板型液圧回転
    機用シューの製造方法。
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