JP3474699B2 - 通信システムおよび局 - Google Patents
通信システムおよび局Info
- Publication number
- JP3474699B2 JP3474699B2 JP00685596A JP685596A JP3474699B2 JP 3474699 B2 JP3474699 B2 JP 3474699B2 JP 00685596 A JP00685596 A JP 00685596A JP 685596 A JP685596 A JP 685596A JP 3474699 B2 JP3474699 B2 JP 3474699B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- station
- transmission
- channels
- signals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
よって通信を行うことのできる局を有する通信システム
および局に関する。
テムがデータシーケンスを保証する為には、HDLCマ
ルチリンクデータリンクプロトコル等のデータリンクプ
ロトコルが用いられている。HDLCマルチリンクデー
タリンクプロトコルでは、各データフレームに付したフ
レーム番号に応じて受信側がフレームを並び替えること
によりデータシーケンスを保証している。
単一チャネルでのみデータシーケンスを保証するプロト
コルを使用している場合には、複数のチャネルを用いて
通信することが出来なかった。従って、複数チャネルを
用いて通信するためには通信プロトコルを変更する必要
があり、複数チャネルを用いる通信システムに容易に移
行することが出来なかった。そこで本発明は、このよう
な課題を解決することのできる通信システムおよび局を
提供することを目的とする。
るために、 請求項1に記載の構成にあっては、送信側の
局と受信側の局とが伝送速度の異なる複数のチャネルを
用いて通信する通信システム、あるいは送信側の局と受
信側の局とが複数のチャネルを用いて信号長の異なる複
数の信号を送受信する通信システムであって、前記送信
側の局は、複数の信号が当該各信号の順序通りに前記受
信側の局に到達するように前記複数のチャネルを用いて
前記複数の信号を送信する手段を有し、前記受信側の局
は、前記複数のチャネルを用いて前記送信側の局から受
信した各信号に対し、信号の受信を開始した順に順序番
号を付与する手段と、受信が完了した各信号の順序を、
当該各信号に付与された前記順序番号の順に並べかえ
て、信号の順序を保証する手段と有することを特徴とす
る。
度の異なる複数のチャネルを用いて信号を受信する局、
あるいは複数のチャネルを用いて信号長の異なる複数の
信号を受信する局であって、前記複数のチャネルを用い
て受信した各信号に対し、信号の受信を開始した順に順
序番号を付与する手段と、受信が完了した各信号の順序
を、当該各信号に付与された前記順序番号の順に並べか
えて、信号の順序を保証する手段とを備えたことを特徴
とする。
施の形態の一例を説明する。 (実施形態1)図1は、本実施形態に係る通信システム
の構成を示すブロック図である。本通信システムは、局
10、20、およびチャネル31〜34を有する。チャ
ネル31〜34の伝送速度は異なっていても良い。チャ
ネル31〜34はTDMA無線チャネルであっても良
い。移動体通信においては、局10または20の一方が
移動局で他方が基地局に相当する。本実施形態では送信
側の局10が受信側の局に到達する信号の順序を保証す
る。
号を送信する送信装置11、外部から入力される信号を
処理する信号処理装置12、および送信装置11を管理
する管理装置13を有する。但し、信号処理装置12は
局10内の上位の層から信号を入力しても良い。
び送信装置11の空き状況、チャネル31〜34の伝送
速度Si、および最後に送信を開始した送信中の信号の
未送信分の信号長Lcを把握して記憶する。局20は、
チャネル31〜34から信号を受信する受信装置21、
および受信した信号を処理して外部へ出力する信号処理
装置22を有する。但し、信号処理装置22は局10内
の上位の層へ信号を出力しても良い。
を示すフローチャートである。信号処理装置12は信号
が入力されると(S10)、信号長Lnを検出し(S1
2)、全ての空きチャネルの伝送速度Siを管理装置1
3から得る(S14)。空きチャネルが無ければ空きチ
ャネルが得られるまで待つ(S16)。
とそれに繁がれた送信装置11を選択する(S18)。
次に、選択したチャネルの伝送速度Sbを用いて信号の
伝送時間Tnを次式 Tn=Ln/Sb により計算する(S20)。
ら最後に送信を開始した信号の未送信部分の長さLcと
使用しているチャネルの伝送速度Scを得る(S2
2)。送信中の信号が無ければ(S24)、選択した空
き送信装置11に入力信号を渡す(S30)。送信中の
信号が有れば最後に送信を開始した送信中信号の未送信
部分の伝送時間Tcを次式 Tc=Lc/Sc により計算する(S26)。
択した送信装置11に入力信号を渡す(S30)。Tc
がTn以上の時に入力信号の送信を始めると、入力信号
の送信が、その前に送信された信号より先に完了してし
まう。そこでTcがTn以上の場合は(S28)、S2
2に戻りTcがTnがより小さくなるまで待つ。これに
より、各信号の送信が完了する順序を保証することが出
来る。
された信号をチャネル31〜34に送信する。局20の
受信装置21はチャネル31〜34から信号を受信す
る。受信側の信号処理装置22は、複数の受信装置に2
1が受信した1つ以上の信号を外部に出力する。
次入力された場合のチャネル31〜34の状態を示す。
信号41が発生したときは全チャネルが空いているので
送信が開始される。図3ではチャネル31を使用して信
号41を送信しているがその他のチャネルを用いても良
い。信号42が発生した時は送信中の信号41の伝送時
間よりも信号42の伝送時間が大きいので送信を開始す
る。
を送信しているが、その他の空きチャネルを用いても良
い。最後に送信を開始した送信中の信号42の未送信分
の伝送時間は信号43の伝送時間以上なので送信を待
つ。信号42の未送信分の送信時間が信号43の伝送時
間より小さくてから送信を開始する。
の順序通りに完了する。従って、複数チャネル通信のデ
ータシーケンスを保証する通信プロトコルを用いなくて
も、複数チャネルで伝送されるデータのシーケンスを保
証することができる。特に本実施形態を移動体通信に適
用した場合には、既存のプロトコルを変更することなく
基地局と移動局とが複数チャネルを用いて通信すること
ができる。
る通信システムのブロック図を示す。図1と同一の構成
には図1と同一の符号が付してあるのでこれらの説明は
省略する。局20は、図1に示した構成に加えて受信し
た信号を一時的に蓄積しておく受信バッファ63を有す
る。本実施形態では、信号送信側の局10は信号が発生
した順に送信を開始する。信号受信側の局20は、信号
の受信を完了した順序ではなく信号の受信を開始した順
序で受信信号を有効とすることにより信号の順序を保証
する。
を示すフローチャートである。信号処理装置12は、外
部からの信号の入力を待つ(S40)。信号を入力する
と管理装置13から1つ以上の空き送信装置11を得る
(S42)。得られた送信装置11の中から1つの送信
装置11を選択し(S44)、選択した空き送信装置1
1へ信号を渡す。(S46)
すフローチャートである。受信装置21は、まず受信開
始順序番号Vを0に初期化し(S50)、チャネル31
〜34からの信号の受信を待つ(S52)。信号を受信
すると信号に受信開始順序番号Vを付与する(S5
4)。また受信開始順序番号Vを1つ増やして(S5
6)、信号と付与された受信開始順序番号Vを信号処理
装置22に渡す(S58)。
を示すフローチャートである。信号処理装置22は、ま
ず信号順序番号Rを0に初期化し(S60)、受信装置
21が信号の受信を完了するのを待つ(S62)。受信
装置21が信号の受信を完了すると受信装置21から信
号および受信開始順序番号Vを得て(S64)、信号順
序番号Rと比較する(S66)。受信開始順序番号Vが
信号順序番号Rと等しくなければ、受信装置21から受
け取った信号および受信開始順序番号Vを受信バッファ
63に格納し(S68)、S62に戻る。
号Rと等しければ、信号を外部に出力する(S70)。
また信号順序番号Rを1つ増やして(S72)、受信バ
ッファ63から次の信号を得る(S74)。受信バッフ
ァ63から信号が得られなければS62に戻る(S7
6)。受信バッファ63が信号を蓄積していれば、受信
バッファ63から受信開始順序番号Vが最も小さい信号
が得られる。信号および受信開始順序番号Vが得られれ
ば(S76)、S66に戻る。
信をこの順に開始した場合のチャネル31〜34の状態
を示す。信号83の伝送時間が短いので、信号83の受
信は信号81、82の受信よりも先に完了する。しかし
信号83は信号82が外部に出力されてから出力される
ので、出力される信号のデータシーケンスが保証され
る。
が等しい場合には伝送時間に換えて信号長を比較しても
良い。以上発明の実施の形態を説明したが、本出願に係
る発明の技術的範囲は上記の実施の形態に限定されるも
のではない。上記実施の形態に種々の変更を加えて、特
許請求の範囲に記載の発明を実施することができる。そ
のような発明が本出願に係る発明の技術的範囲に属する
ことは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
によれば、単一チャネルのデータシーケンスを保証する
プロトコルを用いた場合であっても、複数チャネルを用
いた通信のデータシーケンスを保証することができる。
従って、HDLCマルチリンクデータリンクプロトコル
等を使用せずに複数チャネルを用いて通信することがで
きる。
すプロック図である。
動作を示すフローチャートである。
の状態を示す説明図である。
すプロック図である。
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
の状態を示す説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 送信側の局と受信側の局とが伝送速度の
異なる複数のチャネルを用いて通信する通信システム、
あるいは送信側の局と受信側の局とが複数のチャネルを
用いて信号長の異なる複数の信号を送受信する通信シス
テムであって、 前記送信側の局は、複数の信号が当該各信号の順序通り
に前記受信側の局に到達するように前記複数のチャネル
を用いて前記複数の信号を送信する手段を有し、 前記受信側の局は、 前記複数のチャネルを用いて前記送信側の局から受信し
た各信号に対し、信号の受信を開始した順に順序番号を
付与する手段と、 受信が完了した各信号の順序を、当該各信号に付与され
た前記順序番号の順に並べかえて、信号の順序を保証す
る手段と有することを特徴とする通信システム。 - 【請求項2】 前記送信側の局は、 送信を開始した信号の未送信部分の伝送完了時間を算出
する手段と、 前記送信を開始した信号の次に送信する送信信号の伝送
時間を算出する手段と、 前記伝送完了時間が前記伝送時間より小さいことを条件
として前記送信信号の送信を開始する手段と、 を有し、複数の信号が当該各信号の順序通りに前記受信
側の局に到達するように前記複数のチャネルを用いて前
記複数の信号を送信することを特徴とする請求項1に記
載の通信システム。 - 【請求項3】 前記チャネルがTDMA無線チャネルで
あり、 前記送信側の局が移動局であり、 前記受信側の局が基地局であることを特徴とする請求項
1または2に記載の通信システム。 - 【請求項4】 前記チャネルがTDMA無線チャネルで
あり、 前記送信側の局が基地局であり、 前記受信側の局が移動局であることを特徴とする請求項
1または2に記載の通信システム。 - 【請求項5】 伝送速度の異なる複数のチャネルを用い
て信号を受信する局、あるいは複数のチャネルを用いて
信号長の異なる複数の信号を受信する局であって、 前記複数のチャネルを用いて受信した各信号に対し、信
号の受信を開始した順に順序番号を付与する手段と、 受信が完了した各信号の順序を、当該各信号に付与され
た前記順序番号の順に並べかえて、信号の順序を保証す
る手段とを備えたことを特徴とする局。 - 【請求項6】 前記複数のチャネルがTDMA無線チャ
ネルであり、 前記局が基地局であることを特徴とする請求項5に記載
の局。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00685596A JP3474699B2 (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 通信システムおよび局 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00685596A JP3474699B2 (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 通信システムおよび局 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003196087A Division JP3662911B2 (ja) | 2003-07-11 | 2003-07-11 | 通信システムおよび局 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09200295A JPH09200295A (ja) | 1997-07-31 |
JP3474699B2 true JP3474699B2 (ja) | 2003-12-08 |
Family
ID=11649855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00685596A Expired - Lifetime JP3474699B2 (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 通信システムおよび局 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3474699B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7096261B2 (en) | 2001-03-12 | 2006-08-22 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for providing multiple quality of service levels in a wireless packet data services connection |
JP2008141230A (ja) | 2006-11-29 | 2008-06-19 | Kyocera Corp | 無線通信方法および無線通信装置 |
-
1996
- 1996-01-18 JP JP00685596A patent/JP3474699B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09200295A (ja) | 1997-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100920589B1 (ko) | 감소형 이득 확산 스펙트럼 통신 시스템 및 방법 | |
JPH10503075A (ja) | スライド窓データ流制御式のデータ送信システム | |
US6157628A (en) | Retransmission control method of CDMA mobile communication | |
US5757792A (en) | Mobile communication system and a method of communication mode transition | |
US7990918B2 (en) | Wireless T/E transceiver frame and signaling controller | |
JP2001358763A (ja) | 伝送容量制御方法および移動通信システム | |
JPH0626341B2 (ja) | 通信装置 | |
CN1242893A (zh) | 传播延迟控制的方法 | |
JP3244713B2 (ja) | データパケット送信装置 | |
JP3474699B2 (ja) | 通信システムおよび局 | |
CN1110932C (zh) | 通信系统中用于将数据传送到基站的数据网关和方法 | |
JP2001237790A (ja) | 情報伝送システム、情報伝送システムに適する通信装置及び伝送方法 | |
CA2253793C (en) | Process for transmitting data | |
JP3662911B2 (ja) | 通信システムおよび局 | |
JP2581473B2 (ja) | ページングシステムの交互送信方法および装置 | |
JPS6059841A (ja) | 通信速度可変端末 | |
JP3056423B2 (ja) | 無線伝送方法 | |
JP2561481B2 (ja) | 無線パケット通信方式 | |
JP2745694B2 (ja) | 双方向バス伝送方式 | |
JPH07222251A (ja) | 無線通信制御装置 | |
EP0739573B1 (en) | Method and equipment for adapting ct2 calls for an isdn subscriber line | |
US6947765B1 (en) | Method for transmitting data between data processing means and a radio communication network, module and mobile terminal for implementing same | |
JP2003009208A (ja) | 携帯電話システム及びそれに用いる同期中継方式 | |
JPH1051489A (ja) | 無線パケットフロー制御方法 | |
JPH05336194A (ja) | データ伝送方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030527 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030909 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |