JP2008141230A - 無線通信方法および無線通信装置 - Google Patents

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JP2008141230A JP2006322472A JP2006322472A JP2008141230A JP 2008141230 A JP2008141230 A JP 2008141230A JP 2006322472 A JP2006322472 A JP 2006322472A JP 2006322472 A JP2006322472 A JP 2006322472A JP 2008141230 A JP2008141230 A JP 2008141230A
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Abstract

【課題】複数の無線部に対して、制御チャネルの使用効率を損なわずに基地局とのフレーム同期処理を行うTDD/TDMA方式の無線通信方法を提供する。
【解決手段】無線部1,2と中央演算処理装置11,12とを有する無線通信装置が基地局と無線通信を行う無線通信方法は、無線部1,2が基地局からの報知チャネルによる報知情報を受信し、その受信タイミングに基づいて中央演算処理装置11,12が第1および第2送信タイミングを算出し、これに基づいて無線通信装置が無線部1から制御チャネルによって基地局と初期通信し、中央演算処理装置11が通信時間に関する情報を基地局から取得し、これに基づいて第1送信タイミングを補正し、通信時間に関する情報を中央演算処理装置12に送信し、これに基づいて中央演算処理装置12が第2の送信タイミングを補正し、無線通信装置が、補正されたこれらのタイミングで無線部1,2からそれぞれ情報を送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、時分割多元接続方式により通信を行う無線通信方法および無線通信装置に関するものである。
従来、時分割多元接続方式(以下、適宜、TDD/TDMA方式と略記する)の通信システムに用いる無線通信端末では、端末に1つの無線部を設けて、基地局と無線通信を行うようにしている。しかし、1つの無線部による通信では、通信速度に限界があることから、最近では、1つの無線通信端末に複数の無線部を設けて、同一フレームでの使用スロット数を増加させることにより、通信速度の向上を図ることが考えられている。
このように、1つの無線通信端末に複数の無線部を設けて1つの基地局と通信を行うためには、全ての無線部がそれぞれに基地局と同期を取る必要がある。この場合には、各無線部をそれぞれ1つの無線通信端末と見なして、無線部毎に制御チャネルを用いて基地局との距離およびフェージングによる遅延時間を測定し、その測定結果に基づいて、それぞれ独立して基地局とフレームの送信タイミングの同期を取ることが考えられる。なお、1つの無線部を有する無線通信端末における同期方法として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。
特開平7−154383号公報
しかしながら、上記のように、1つの無線通信端末が有する複数の無線部がそれぞれに制御チャネルを用いていたのでは、1端末当りの制御チャネル使用数が増加することになり、限られた制御チャネルでは、このチャネル使用数の増加に対応できなくなり、基地局が収容できる端末数は減少することが想定される。例えば、1つの無線部の制御チャネルリソース使用数を1とすると、無線部をN個搭載した無線通信端末による制御チャネルリソース使用数はNとなる。TDMA方式の通信を行う場合には、単位時間中の制御チャネル数は固定であるため、無線部をN個搭載した無線通信端末によりN倍の制御チャネルリソースの使用が発生すると、当該基地局に対してフレーム同期することのできる無線通信端末の数は1/Nに減少してしまうことになる。
したがって、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、通信速度を向上するための複数の無線部に対して、制御チャネルの使用効率を損なうことなく基地局とのフレーム同期処理を行うことができるTDD/TDMA方式の無線通信方法および無線通信装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成する請求項1に係る発明は、
第1無線部および該第1無線部に接続される第1中央演算処理装置、ならびに第2無線部および該第2無線部に接続される第2中央演算処理装置を有する第1無線通信装置と、
該第1無線通信装置と無線通信を行う第2無線通信装置と、
を備える無線通信システムにおける無線通信方法であって、
前記第1無線通信装置の前記第1無線部および前記第2無線部が、前記第2無線通信装置から報知チャネルによって送信された報知情報を受信する報知情報受信ステップと、
前記第1無線部で受信した前記報知情報の受信タイミングに基づいて、前記第1中央演算処理装置が第1送信タイミングを算出し、前記第2無線部で受信した前記報知情報の受信タイミングに基づいて、前記第2中央演算処理装置が第2送信タイミングを算出する送信タイミング算出ステップと、
前記第1無線通信装置が、前記第1無線部から前記第1送信タイミングに基づいて、制御チャネルによって前記第2無線通信装置と初期通信する初期通信ステップと、
前記第1中央演算処理装置が、前記初期通信ステップにおける通信時間に関する情報を、前記第2無線通信装置から取得する通信時間情報取得ステップと、
取得した前記通信時間に関する情報に基づいて、前記第1送信タイミングを補正する第1補正ステップと、
取得した前記通信時間に関する情報を、前記第2中央演算処理装置に送信する送信ステップと、
前記第2中央演算処理装置が、前記第1中央演算処理装置から取得した前記通信時間に関する情報に基づいて、前記第2送信タイミングを補正する第2補正ステップと、
前記第1無線通信装置が、補正された前記第1送信タイミングおよび前記第2送信タイミングで、前記第1無線部および前記第2無線部からそれぞれ情報を送信する情報送信ステップと、
を含むことを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の無線通信方法において、
前記報知情報受信ステップで報知情報を受信した前記報知チャネルの周波数から、前記第1中央演算処理装置および前記第2中央演算処理装置において、周波数オフセットをそれぞれ算出する周波数オフセット算出ステップと、
前記算出された周波数オフセット値に基づいて、周波数を補正するステップと、
を含み、
前記情報送信ステップにおいて、前記補正された周波数に基づいて前記情報を送信することを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する請求項3に係る発明は、
第1無線部および該第1無線部に接続される第1中央演算処理装置、ならびに第2無線部および該第2無線部に接続される第2中央演算処理装置を有し、他の無線通信装置と無線通信を行う無線通信装置であって、
前記第1無線部および前記第2無線部は、
前記他の無線通信装置から報知チャネルによって送信される報知情報を受信する報知情報受信手段を備え、
前記第1中央演算処理装置および前記第2中央演算処理装置はそれぞれ、
前記第1無線部および前記第2無線部で受信された前記報知情報の受信タイミングに基づいて送信タイミングを算出する送信タイミング算出手段を備え、
前記第1無線部は、
前記第1中央演算処理装置の前記送信タイミング算出手段で算出された送信タイミングに基づいて、制御チャネルによって前記他の無線通信装置と初期通信する初期通信手段をさらに備え、
前記第1中央演算処理装置は、
前記初期通信手段による、通信時間に関する情報を、前記他の無線通信装置から取得する通信時間情報取得手段と、
取得した前記通信時間に関する情報に基づいて、前記第1中央演算処理装置の前記送信タイミング算出手段で算出された送信タイミングを補正する第1補正手段と、
取得した前記通信時間に関する情報を、前記第2中央演算処理装置に送信する送信手段と、をさらに備え、
前記第2中央演算処理装置は、
前記第1中央演算処理装置から取得した前記通信時間に関する情報に基づいて、前記第2中央演算処理装置の前記送信タイミング算出手段で算出された送信タイミングを補正する第2補正手段をさらに備え、
前記各補正された送信タイミングで、前記第1無線部および前記第2無線部からそれぞれ情報を送信することを特徴とするものである。
無線通信装置。
本発明によれば、報知チャネルにより報知情報を複数の無線部で受信するが、基地局からの遅延時間情報を受信するための通信は1つの無線部のみで行い、さらに当該無線部がその情報を他の無線部に通知することで他の無線部が補正を行えるようにしたので、制御チャネル使用数の増加を伴わずに、無線部が1つの通信端末と同じ制御チャネルリソースの使用数で、複数の無線部全てのフレーム同期を実現でき、したがって基地局の持つチャネルリソースを有効に利用することができるようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る無線通信端末の要部の構成を示すブロック図である。本実施の形態の無線通信端末は、第1無線通信装置を構成するもので、複数の無線部を有しており、これら複数の無線部を用いて第2無線通信装置である例えば基地局などの他の無線通信装置との間で、TDD/TDMA方式により無線通信を行うものである。図1では、図面を簡略化するために、複数の無線部として、マルチキャリアに対応している2つの無線部1,2を設けている。第1無線部1は第1中央演算処理装置11により制御し、第2無線部2は第2中央演算処理装置12により制御する。さらに、図示しないが、第1中央演算処理装置11および第2中央演算処理装置12には、送信信号を変調し受信信号を復調する変復調部をそれぞれ有している。
2つの無線部1,2は、それぞれ、基地局からの報知チャネル情報を受信する報知情報受信手段3,4を有し、さらに第1無線部1は、基地局と初期通信を行う初期通信手段5も有している。一方、第1および第2中央演算処理装置11,12はそれぞれ、報知チャネルからの報知情報を第1および第2無線部1,2が受信したタイミングを把握する受信タイミング把握手段13,14と、把握した報知情報の受信タイミングに基づいて送信タイミングを算出する送信タイミング算出手段15,16とを有している。さらに第1中央演算処理装置11は、初期通信手段5によって通信時間に関する情報を基地局から取得する通信時間情報取得手段17と、取得された通信時間に関する情報に基づいて第1無線部1の送信タイミングを補正する第1補正手段18と、取得された通信時間に関する情報を第2中央演算処理手段12に送信する送信手段19とを有し、また第2中央演算処理装置12は、送信手段19からの通信時間に関する情報に基づいて第2無線部2の送信タイミングを補正する第2補正手段20を有する。なお、これらの構成は、それぞれハードウェアによる構成とすることもできるが、ソフトウェアによって構成することもできる。
さらに、2つの無線部1,2は、それぞれ図示しないVCTCXO(温度補償付き電圧制御水晶発振器)を独立して有しており、第1中央演算処理装置11および第2中央演算処理装置12は、上記受信タイミングや送信タイミングを決定するカウンタをそれぞれ有している。これら2つのカウンタは、対応する無線部1および2のVCTCXOにそれぞれ同期しているが、カウンタ間では同期していない。
本実施の形態では、第1中央演算処理装置11をマスタとし、第2中央演算処理装置12をスレーブとしてこれらを結合することで、送受信データの結合と分配が可能な構成としている。なお、第1中央演算処理装置11と第2中央演算処理装置12とを結合するために、これらの間に図示しない別の主中央演算処理装置を搭載しても良い。ここでは、第1無線部1および第1中央演算処理装置11を用いて形成する通信経路を、適宜「主無線パス」と称し、また第2無線部2および第2中央演算処理装置12を用いて形成する通信経路を、適宜「副無線パス」と称する。本実施の形態では、本来独立している「主無線パス」と「副無線パス」との同期を、1つの制御チャネルで取るようにしている。また、本実施の形態における通信で使用するプロトコルは、データ通信に使用する通信チャネル、同期などの制御に使用する制御チャネル、ブロードキャストなどを報知する報知チャネルを要するプロトコルを対象とする。
図2は、第1および第2の中央演算処理装置11,12の2つの受信タイミング把握手段13,14が、カウンタのオフセット値によって、フレームの送信タイミングを算出する原理を図示している。
図2において、横軸は時間を示し、縦軸はカウンタのカウント値を示している。マスタカウンタはVCTCXOに同期したカウンタであり、Counter長とCounter分解能により周期が決まる。マスタカウンタは第1および第2の中央演算処理装置11,12においてそれぞれ管理され、無線通信端末が正常に機能していれば、常にカウントを行っている。このマスタカウンタによってカウントされる値をMasterCounterとする。TAおよびTBは、それぞれ受信および送信のタイミングを表し、TAおよびTBによりA−CounterおよびB−Counterの位相が次式のように決まり、これらカウンタの周期はロール(Roll)値により一意に決まる。これらA−CounterおよびB−Counterは、第1および第2の中央演算処理装置11,12のそれぞれにおいてマスタカウンタとは別にカウント値をカウントするためのカウンタである。また、ロール値とはフレーム長を表している。
A−Counter=(MasterCounter−TA)mod Roll値
B−Counter=(MasterCounter−TB)mod Roll値
なお、上式のA−CounterおよびB−Counterは、それぞれA−CounterおよびB−Counterにてカウントされるカウント値を表している。
第1および第2無線部1,2の報知情報受信手段3,4が、報知チャネルによって基地局からの報知情報を受信した時のマスタカウンタ値がTAとなる。1フレームの時間的な長さは、例えば5msec等に決められているため、Roll値は5msecとなる。その結果、TAを基準時刻としてRoll値で指定した周期(5msec)でA−Counterのカウント処理が行われる。TBは、基地局からの報知情報を受信してTAを確定した際に、受信スロット長ぶん加算した値を初期値として持つ。本実施の形態では、一例としてnが3の場合について図示している。
以上より、無線部1の報知情報受信手段3が報知情報を受信した際のカウンタのオフセット値をTAとして、また無線部2の報知情報受信手段4が報知情報を受信した際のカウンタのオフセット値をTAとした場合の、第1中央演算処理装置11の送信タイミング算出手段15が算出する基準送信タイミングのオフセット値TB、および第2中央演算処理装置12の送信タイミング算出手段16が算出する基準送信タイミングのオフセット値TBは以下のようになる。ここで、nはフレーム内のスロット数を表す。
TB=TA+受信スロット長に対応するカウント量×n
TB=TA+受信スロット長に対応するカウント量×n
第1および第2中央演算処理装置11,12の受信タイミング把握手段13,14は、マスタ側にある受信タイミング把握手段13が起動してからスレーブ側の受信タイミング把握手段14が起動するのが一般的であり、さらに2つの受信タイミング把握手段13,14はどの時点からカウントを開始するのか不明であるため、これら2つの受信タイミング把握手段13,14の厳密な同期を取ることは困難である。よって、送信タイミング算出手段15,16が算出した送信タイミングであるTBおよびTBは異なるオフセット値となる。これら2つのオフセット値は、それぞれの無線部および中央演算処理装置が独自に制御チャネルを用いて基地局と同期を取ることができることは当然であるが、このようにすると、上述したように、制御チャネルの使用効率が損なわれることになる。
そこで、本実施の形態では、無線通信端末の電源投入時、あるいはハンドオフ時などにおいて、1つの制御チャネルで2つの無線部と基地局との同期を取るようにする。
図3は、本実施の形態に係る無線通信端末による受信同期処理を示すフローチャートである。
まず、無線通信端末は、報知チャネルによる基地局からの報知情報を待つ(ステップS1)。第1および第2の無線部1,2の2つの報知情報受信手段3,4がそれぞれ独立に基地局からの報知情報を受信したら、周波数同期を行う(ステップS2)。ここでは、第1および第2中央演算処理装置11,12は、検波した報知チャネルの周波数からそれぞれ周波数オフセットを算出して、対応する無線部1,2のVCTCXOの調整を行う。
次に、報知情報の受信タイミングをトリガとして、受信タイミング把握手段13,14がカウント値をオフセット値(TAおよびTA)として取得する。送信タイミング算出手段15,16は、これらオフセット値から、上記の式を用いて、それぞれの基準送信タイミングとなるオフセット値(TBおよびTB)を算出する。第1および第2中央演算処理装置11,12はそれぞれ、オフセット値TBおよびTBを送信タイミングとして設定する(ステップS3)。
ステップS4以降は、主無線パスの送信タイミング同期処理と、副無線パスの送信タイミング同期処理の場合について分けて説明する。
図4は、図3のステップS5における主無線パス送信タイミング同期処理の内容を説明するフローチャートである。
主無線パスにおける送信タイミング同期処理では、図4に示すように、マスタである第1無線部1の初期通信手段5は、先に算出した基準送信タイミングTBに従って制御チャネルで基地局に向けてバースト送信し、第1中央演算処理装置11の通信時間情報取得手段17は、それに対する応答信号として、基地局からの遅延時間情報を制御チャネルで取得する(ステップS11)。
次に、受信した遅延時間情報をもとに、第1中央演算処理装置11は、次式に基づいて、補正したオフセット値TB’を算出し、第1補正手段18は、これに基づいてカウンタのオフセット値を更新し、送信タイミングを同期させる(ステップS12)。ここで、Dは、第1中央演算処理装置11の通信時間情報取得手段17が受信した遅延時間である。
TB’=TB−D
この後、第1中央演算処理装置11の送信手段19は、ステップS11で取得した遅延時間情報を含む遅延情報更新通知を、第2中央演算処理装置12に通知する(ステップS13)。これにて、主無線パスは、第1無線部1の送信タイミングを基地局と同期させることができる。
図5は、図3のステップS6における副無線パス送信タイミング同期処理の内容を説明するフローチャートである。
副無線パスにおける送信タイミング同期処理では、まず、図5に示すように、スレーブ側の第2中央演算処理装置12は、主無線パスからの遅延時間情報を含む遅延情報更新通知が送信手段19から送信されてくるのを待ち(ステップS21)、主無線パスからの遅延情報更新通知があったら、この通知に含まれる遅延時間情報を取得する(ステップS22)。
次に、送信手段19から受信した遅延時間情報をもとに、第2中央演算処理装置12は、次式に基づいて、補正したオフセット値TB’を算出し、第2補正手段20は、これに基づいてカウンタのオフセット値を更新し、送信タイミングを同期させる(ステップS23)。
TB’=TB−D
これ以降の通信については、主無線パスおよび副無線パスは、送受信それぞれのオフセット値(TA,TB)による送受信タイミングを制御する。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、2つの無線部を設けたが、無線部は2つに限らず、3つ以上設けることもできる。また、本発明は、TDD/TDMA方式の無線通信方法および無線通信端末に広く適用できるもので、使用するタイムスロット数も上記の例に限られるものではない。
また、上記実施の形態では、第1無線部1および第1中央演算処理装置11を用いて形成する通信経路を主無線パスとしたが、複数の無線部を有する無線通信装置において、どの無線部および中央演算処理装置を含む通信経路を主無線パスとするかは、予め設定しておくことができるのみならず、主無線パスとなる無線部および中央演算処理装置を無線通信装置全体の制御手段がランダムに選択するような構成とすることもでき、あるいは制御チャネルの過去の通信履歴からエラー率などの情報を参照することにより、その情報に基づいて主無線パスを選択するような構成とすることもできる。
更に、上記実施の形態では、受信タイミング(TA)と送信タイミング(TB)は、報知チャネルと制御チャネルによってのみ更新される例を記載しているが、通信チャネルの受信毎に受信タイミング(TA)の交信も可能であり、また、制御チャネル以外での基地局からの遅延時間情報を得る事で、送信タイミング(TB)の更新も可能である。
本発明の一実施の形態に係る無線通信端末の要部の構成を示す機能ブロック図である。 図1の送信タイミング算出手段のフレーム送信タイミング算出を説明するグラフである。 図1に示す無線通信端末による受信同期処理を示すフローチャートである。 図3の主無線パス送信タイミング同期処理を示すフローチャートである。 図3の副無線パス送信タイミング同期処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 第1無線部
2 第2無線部
3 報知情報受信手段
4 報知情報受信手段
5 初期通信手段
11 第1中央演算処理装置
12 第2中央演算処理装置
13 受信タイミング把握手段
14 受信タイミング把握手段
15 送信タイミング算出手段
16 送信タイミング算出手段
17 通信時間情報取得手段
18 第1補正手段
19 送信手段
20 第2補正手段

Claims (3)

  1. 第1無線部および該第1無線部に接続される第1中央演算処理装置、ならびに第2無線部および該第2無線部に接続される第2中央演算処理装置を有する第1無線通信装置と、
    該第1無線通信装置と無線通信を行う第2無線通信装置と、
    を備える無線通信システムにおける無線通信方法であって、
    前記第1無線通信装置の前記第1無線部および前記第2無線部が、前記第2無線通信装置から報知チャネルによって送信された報知情報を受信する報知情報受信ステップと、
    前記第1無線部で受信した前記報知情報の受信タイミングに基づいて、前記第1中央演算処理装置が第1送信タイミングを算出し、前記第2無線部で受信した前記報知情報の受信タイミングに基づいて、前記第2中央演算処理装置が第2送信タイミングを算出する送信タイミング算出ステップと、
    前記第1無線通信装置が、前記第1無線部から前記第1送信タイミングに基づいて、制御チャネルによって前記第2無線通信装置と初期通信する初期通信ステップと、
    前記第1中央演算処理装置が、前記初期通信ステップにおける通信時間に関する情報を、前記第2無線通信装置から取得する通信時間情報取得ステップと、
    取得した前記通信時間に関する情報に基づいて、前記第1送信タイミングを補正する第1補正ステップと、
    取得した前記通信時間に関する情報を、前記第2中央演算処理装置に送信する送信ステップと、
    前記第2中央演算処理装置が、前記第1中央演算処理装置から取得した前記通信時間に関する情報に基づいて、前記第2送信タイミングを補正する第2補正ステップと、
    前記第1無線通信装置が、補正された前記第1送信タイミングおよび前記第2送信タイミングで、前記第1無線部および前記第2無線部からそれぞれ情報を送信する情報送信ステップと、
    を含むことを特徴とする無線通信方法。
  2. 前記報知情報受信ステップで報知情報を受信した前記報知チャネルの周波数から、前記第1中央演算処理装置および前記第2中央演算処理装置において、周波数オフセットをそれぞれ算出する周波数オフセット算出ステップと、
    前記算出された周波数オフセット値に基づいて、周波数を補正するステップと、
    を含み、
    前記情報送信ステップにおいて、前記補正された周波数に基づいて前記情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の無線通信方法。
  3. 第1無線部および該第1無線部に接続される第1中央演算処理装置、ならびに第2無線部および該第2無線部に接続される第2中央演算処理装置を有し、他の無線通信装置と無線通信を行う無線通信装置であって、
    前記第1無線部および前記第2無線部は、
    前記他の無線通信装置から報知チャネルによって送信される報知情報を受信する報知情報受信手段を備え、
    前記第1中央演算処理装置および前記第2中央演算処理装置はそれぞれ、
    前記第1無線部および前記第2無線部で受信された前記報知情報の受信タイミングに基づいて送信タイミングを算出する送信タイミング算出手段を備え、
    前記第1無線部は、
    前記第1中央演算処理装置の前記送信タイミング算出手段で算出された送信タイミングに基づいて、制御チャネルによって前記他の無線通信装置と初期通信する初期通信手段をさらに備え、
    前記第1中央演算処理装置は、
    前記初期通信手段による、通信時間に関する情報を、前記他の無線通信装置から取得する通信時間情報取得手段と、
    取得した前記通信時間に関する情報に基づいて、前記第1中央演算処理装置の前記送信タイミング算出手段で算出された送信タイミングを補正する第1補正手段と、
    取得した前記通信時間に関する情報を、前記第2中央演算処理装置に送信する送信手段と、をさらに備え、
    前記第2中央演算処理装置は、
    前記第1中央演算処理装置から取得した前記通信時間に関する情報に基づいて、前記第2中央演算処理装置の前記送信タイミング算出手段で算出された送信タイミングを補正する第2補正手段をさらに備え、
    前記各補正された送信タイミングで、前記第1無線部および前記第2無線部からそれぞれ情報を送信することを特徴とする無線通信装置。
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