JP3474426B2 - 紙葉類真偽判別装置 - Google Patents
紙葉類真偽判別装置Info
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- JP3474426B2 JP3474426B2 JP04598698A JP4598698A JP3474426B2 JP 3474426 B2 JP3474426 B2 JP 3474426B2 JP 04598698 A JP04598698 A JP 04598698A JP 4598698 A JP4598698 A JP 4598698A JP 3474426 B2 JP3474426 B2 JP 3474426B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙葉類の真偽を判
別する紙葉類真偽判別装置に関する。
別する紙葉類真偽判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙葉類の真偽を判別する紙葉類真偽判別
装置として、赤外線を使用するものと、可視光を使用す
るもの(実開平5−79675号公報)とが用いられて
いる。赤外線を使用した従来の紙葉類真偽判別装置は、
まず、判別対象紙葉類の適当な検出領域に赤外線を投射
し、該検出領域からの反射赤外光を赤外線受光素子で受
光して光電変換するものである。この光電変換波形をあ
らかじめ格納されている真正紙葉類の当該検出領域の光
電変換波形と比較し、その比較結果がある一定の許容範
囲内のときには、該判別対象紙葉類は真正紙葉類である
と判定し、その比較結果が当該許容範囲外のときには、
判別対象紙葉類は非真正紙葉類であると判定するもので
ある。即ち、赤外線を使用した紙葉類真偽判別装置で
は、紙葉類を構成する用紙や印刷インクによって赤外線
の吸収率に違いが生じることに着目し、真正紙葉類と非
真正紙葉類とにおける用紙や印刷インクの違いから生じ
る赤外線吸収率の差を受光素子からの出力である光電変
換波形の形で得て、これを真正紙葉類のそれと比較して
判別対象紙葉類の真正および非真正を判別する。
装置として、赤外線を使用するものと、可視光を使用す
るもの(実開平5−79675号公報)とが用いられて
いる。赤外線を使用した従来の紙葉類真偽判別装置は、
まず、判別対象紙葉類の適当な検出領域に赤外線を投射
し、該検出領域からの反射赤外光を赤外線受光素子で受
光して光電変換するものである。この光電変換波形をあ
らかじめ格納されている真正紙葉類の当該検出領域の光
電変換波形と比較し、その比較結果がある一定の許容範
囲内のときには、該判別対象紙葉類は真正紙葉類である
と判定し、その比較結果が当該許容範囲外のときには、
判別対象紙葉類は非真正紙葉類であると判定するもので
ある。即ち、赤外線を使用した紙葉類真偽判別装置で
は、紙葉類を構成する用紙や印刷インクによって赤外線
の吸収率に違いが生じることに着目し、真正紙葉類と非
真正紙葉類とにおける用紙や印刷インクの違いから生じ
る赤外線吸収率の差を受光素子からの出力である光電変
換波形の形で得て、これを真正紙葉類のそれと比較して
判別対象紙葉類の真正および非真正を判別する。
【0003】また、可視光を使用した従来の紙葉類真偽
判別装置は、判別対象紙葉類の適当な検出領域に可視光
を投射し、該検出領域からの反射光を受光素子で受光し
て光電変換するものである。このとき、紙葉類の表面に
印刷された文字、図形、記号および模様等により、反射
光強度が変化する。しかして、これに応じて、受光素子
で得られた光電変換波形をあらかじめ格納されている真
正紙葉類の当該検出領域の光電変換波形と比較し、その
比較結果がある一定の許容範囲内のときには、該判別対
象紙葉類は真正紙葉類であると判定し、その比較結果が
当該許容範囲外のときには、判別対象紙葉類は非真正紙
葉類であると判定するものである。このように、従来の
紙葉類真偽判別装置は、赤外線および可視光のいずれか
を使用するものであるが、紙葉類に印刷されている文
字、図形、記号および模様等を平面的なものとして取り
扱っている。
判別装置は、判別対象紙葉類の適当な検出領域に可視光
を投射し、該検出領域からの反射光を受光素子で受光し
て光電変換するものである。このとき、紙葉類の表面に
印刷された文字、図形、記号および模様等により、反射
光強度が変化する。しかして、これに応じて、受光素子
で得られた光電変換波形をあらかじめ格納されている真
正紙葉類の当該検出領域の光電変換波形と比較し、その
比較結果がある一定の許容範囲内のときには、該判別対
象紙葉類は真正紙葉類であると判定し、その比較結果が
当該許容範囲外のときには、判別対象紙葉類は非真正紙
葉類であると判定するものである。このように、従来の
紙葉類真偽判別装置は、赤外線および可視光のいずれか
を使用するものであるが、紙葉類に印刷されている文
字、図形、記号および模様等を平面的なものとして取り
扱っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の紙葉類真偽判別装置は、紙葉類に印刷されて
いる文字、図形、記号および模様等を平面的なものとし
て取り扱い、その紙葉類の面上に赤外線あるいは可視光
を投射して、その反射光の強弱に基づいて判別対象紙葉
類が真正紙葉類であるか非真正紙葉類であるかを判別す
るものであるため、紙葉類の真偽判別の正確性が十分な
ものとは言えなかった。すなわち、近年、平版印刷技術
の向上や複写機の精度の向上に伴って、文字や模様等の
施された判別対象紙葉類の面上からの赤外線あるいは可
視光の反射光の強弱は、真正紙葉類と非真正紙葉類とで
その相違があいまいとなり、それらを判別の指標とする
従来の装置では、判別対象紙葉類が真正紙葉類であるか
非真正紙葉類であるかを正確に選別することが困難とな
ってきている。特に複写機で真正紙葉類を複写した非真
正紙葉類は、複写技術が発達した今日、可視光を使用し
た従来の紙葉類真偽判別装置で判別を行おうと可視光を
投射した場合、その反射光の波形は、真正紙葉類に可視
光を投射した場合の反射光とほとんど同一の波形とな
り、適切な紙葉類の判別を行うことができないという問
題があった。
うな従来の紙葉類真偽判別装置は、紙葉類に印刷されて
いる文字、図形、記号および模様等を平面的なものとし
て取り扱い、その紙葉類の面上に赤外線あるいは可視光
を投射して、その反射光の強弱に基づいて判別対象紙葉
類が真正紙葉類であるか非真正紙葉類であるかを判別す
るものであるため、紙葉類の真偽判別の正確性が十分な
ものとは言えなかった。すなわち、近年、平版印刷技術
の向上や複写機の精度の向上に伴って、文字や模様等の
施された判別対象紙葉類の面上からの赤外線あるいは可
視光の反射光の強弱は、真正紙葉類と非真正紙葉類とで
その相違があいまいとなり、それらを判別の指標とする
従来の装置では、判別対象紙葉類が真正紙葉類であるか
非真正紙葉類であるかを正確に選別することが困難とな
ってきている。特に複写機で真正紙葉類を複写した非真
正紙葉類は、複写技術が発達した今日、可視光を使用し
た従来の紙葉類真偽判別装置で判別を行おうと可視光を
投射した場合、その反射光の波形は、真正紙葉類に可視
光を投射した場合の反射光とほとんど同一の波形とな
り、適切な紙葉類の判別を行うことができないという問
題があった。
【0005】また、赤外線を使用した従来の紙葉類真偽
判別装置の場合、現在の複写技術では、赤外線の吸収率
の変化まで完全に複写することができず、ある程度真正
紙葉類と非真正紙葉類とを判別することはできるが、複
写技術や印刷技術が急速に発達してきている現在、いず
れ真偽判別が容易でなくなることが予測され、真正紙葉
類と非真正紙葉類とを正確に判別する新たな紙葉類真偽
判別装置が要望されている。加えて、従来の紙葉類真偽
判別装置として、印刷インク内の磁性体を検出して、真
正紙葉類か非真正紙葉類かを判別するものや、これに加
えて紙葉類の幅や厚みをも検出して判別するものがあ
る。しかし、これらの技術は不完全なもので、正確な判
別を行えるものではない。さらに、紙葉類の幅や厚みを
測定するのは、元々補助的なものであり、十分な判別を
行えるとは言えない。
判別装置の場合、現在の複写技術では、赤外線の吸収率
の変化まで完全に複写することができず、ある程度真正
紙葉類と非真正紙葉類とを判別することはできるが、複
写技術や印刷技術が急速に発達してきている現在、いず
れ真偽判別が容易でなくなることが予測され、真正紙葉
類と非真正紙葉類とを正確に判別する新たな紙葉類真偽
判別装置が要望されている。加えて、従来の紙葉類真偽
判別装置として、印刷インク内の磁性体を検出して、真
正紙葉類か非真正紙葉類かを判別するものや、これに加
えて紙葉類の幅や厚みをも検出して判別するものがあ
る。しかし、これらの技術は不完全なもので、正確な判
別を行えるものではない。さらに、紙葉類の幅や厚みを
測定するのは、元々補助的なものであり、十分な判別を
行えるとは言えない。
【0006】したがって、本発明の目的は、複写機で複
写等された非真正紙葉類をより正確に判別することがで
きる紙葉類真偽判別装置を提供することである。
写等された非真正紙葉類をより正確に判別することがで
きる紙葉類真偽判別装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の紙葉類真偽判別装置は、搬
送されてくる紙葉類に光を照射する光源と、該光源から
照射された光の紙葉類からの反射光を受光する受光手段
と、該受光手段の出力に基づき、該出力が規則的に変化
したときに紙葉類が非真正紙葉類であると判別する判別
手段と、を具備し、前記光源と前記受光手段とを一つの
ユニットに配置し、該ユニットを紙葉類の搬送方向と交
差する方向に移動可能に構成してなることを特徴として
いる。
め、本発明の請求項1記載の紙葉類真偽判別装置は、搬
送されてくる紙葉類に光を照射する光源と、該光源から
照射された光の紙葉類からの反射光を受光する受光手段
と、該受光手段の出力に基づき、該出力が規則的に変化
したときに紙葉類が非真正紙葉類であると判別する判別
手段と、を具備し、前記光源と前記受光手段とを一つの
ユニットに配置し、該ユニットを紙葉類の搬送方向と交
差する方向に移動可能に構成してなることを特徴として
いる。
【0008】すなわち、複写機で複写等された紙葉類
は、インクが規則的に配列されるように紙に着けられる
ことになり、しかもインクが各配列毎に同様の盛り上が
りを生じることになる。よって、光源で搬送されてくる
紙葉類に光を照射し、その反射光を受光手段が受光する
と、この受光手段の出力は規則的に変化することになる
ため、判別手段が、これに基づいて、受光手段の出力が
規則的に変化したときに紙葉類が非真正紙葉類であると
判別する。光源と受光手段とを一つのユニットに配置
し、該ユニットを紙葉類の搬送方向と交差する方向に移
動可能に構成しているため、複写機で複写等された紙葉
類が搬送されてきた場合、インクの配列方向とほぼ無関
係に、受光手段の出力が規則的に変化するので、これを
非真正紙葉類と判別することができるとともに、光源と
受光手段とを互いの位置関係を維持したまま容易に移動
させることができる。
は、インクが規則的に配列されるように紙に着けられる
ことになり、しかもインクが各配列毎に同様の盛り上が
りを生じることになる。よって、光源で搬送されてくる
紙葉類に光を照射し、その反射光を受光手段が受光する
と、この受光手段の出力は規則的に変化することになる
ため、判別手段が、これに基づいて、受光手段の出力が
規則的に変化したときに紙葉類が非真正紙葉類であると
判別する。光源と受光手段とを一つのユニットに配置
し、該ユニットを紙葉類の搬送方向と交差する方向に移
動可能に構成しているため、複写機で複写等された紙葉
類が搬送されてきた場合、インクの配列方向とほぼ無関
係に、受光手段の出力が規則的に変化するので、これを
非真正紙葉類と判別することができるとともに、光源と
受光手段とを互いの位置関係を維持したまま容易に移動
させることができる。
【0009】本発明の請求項2記載の紙葉類真偽判別装
置は、搬送されてくる紙葉類に光を照射する光源と、該
光源から照射された光の紙葉類からの反射光を受光する
受光手段と、該受光手段の出力に基づき、該出力が規則
的に変化したときに紙葉類が非真正紙葉類であると判別
する判別手段と、を具備し、前記光源を二以上設けると
ともに、前記受光手段を各光源に対をなすように二以上
設け、任意の一の光源とその光源と対をなす受光手段と
を固定配置し、他の任意の一の光源とその光源と対をな
す受光手段とを一つのユニットに配置し、且つ、該ユニ
ットを紙葉類の搬送方向と交差する方向に移動可能に構
成し、前記判別手段は、前記いずれかの受光手段の出力
に基づき、該出力が規則的に変化したときに紙葉類が非
真正紙葉類であると判別することを特徴としている。
置は、搬送されてくる紙葉類に光を照射する光源と、該
光源から照射された光の紙葉類からの反射光を受光する
受光手段と、該受光手段の出力に基づき、該出力が規則
的に変化したときに紙葉類が非真正紙葉類であると判別
する判別手段と、を具備し、前記光源を二以上設けると
ともに、前記受光手段を各光源に対をなすように二以上
設け、任意の一の光源とその光源と対をなす受光手段と
を固定配置し、他の任意の一の光源とその光源と対をな
す受光手段とを一つのユニットに配置し、且つ、該ユニ
ットを紙葉類の搬送方向と交差する方向に移動可能に構
成し、前記判別手段は、前記いずれかの受光手段の出力
に基づき、該出力が規則的に変化したときに紙葉類が非
真正紙葉類であると判別することを特徴としている。
【0010】すなわち、複写機で複写等された紙葉類
は、インクが規則的に配列されるように紙に着けられる
ことになり、しかもインクが各配列毎に同様の盛り上が
りを生じることになる。よって、光源で搬送されてくる
紙葉類に光を照射し、その反射光を受光手段が受光する
と、この受光手段の出力は規則的に変化することになる
ため、判別手段が、これに基づいて、受光手段の出力が
規則的に変化したときに紙葉類が非真正紙葉類であると
判別する。 二以上の光源が同じ紙葉類に光を照射し、そ
れぞれの反射光を各受光手段で受光する。判別手段はい
ずれかの受光手段からの出力が規則的に変化したとき、
紙葉類が非真正紙葉類であると判別する。 よって、一対
の光源および受光手段を固定配置し、他の光源および受
光手段を、紙葉類の搬送方向に交差して移動させること
により、複写機で複写等された紙葉類が搬送されてきた
場合、インクの配列方向と無関係にいずれかの出力が規
則的に変化することになり、これを非真正紙葉類と判別
することができる。
は、インクが規則的に配列されるように紙に着けられる
ことになり、しかもインクが各配列毎に同様の盛り上が
りを生じることになる。よって、光源で搬送されてくる
紙葉類に光を照射し、その反射光を受光手段が受光する
と、この受光手段の出力は規則的に変化することになる
ため、判別手段が、これに基づいて、受光手段の出力が
規則的に変化したときに紙葉類が非真正紙葉類であると
判別する。 二以上の光源が同じ紙葉類に光を照射し、そ
れぞれの反射光を各受光手段で受光する。判別手段はい
ずれかの受光手段からの出力が規則的に変化したとき、
紙葉類が非真正紙葉類であると判別する。 よって、一対
の光源および受光手段を固定配置し、他の光源および受
光手段を、紙葉類の搬送方向に交差して移動させること
により、複写機で複写等された紙葉類が搬送されてきた
場合、インクの配列方向と無関係にいずれかの出力が規
則的に変化することになり、これを非真正紙葉類と判別
することができる。
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の紙葉類真偽判別装置の第
1の実施の形態を図1および図2を参照して以下に説明
する。なお、以下においては紙葉類として紙幣を真偽判
別する。図1において符号11A,11B,11C,1
1Dで示すものは、それぞれ上下の搬送ベルトで紙幣1
の長さ方向における両側を挟持しつつ該紙幣1を所定の
方向(図1における右から左の方向)に直線状にかつ一
定速度で搬送する搬送装置である。
1の実施の形態を図1および図2を参照して以下に説明
する。なお、以下においては紙葉類として紙幣を真偽判
別する。図1において符号11A,11B,11C,1
1Dで示すものは、それぞれ上下の搬送ベルトで紙幣1
の長さ方向における両側を挟持しつつ該紙幣1を所定の
方向(図1における右から左の方向)に直線状にかつ一
定速度で搬送する搬送装置である。
【0014】紙葉類真偽判別装置10は、搬送中におい
て搬送手段11A,11Bから搬送手段11C,11D
へ受け渡される位置で紙幣1を判別可能に配置されてい
る。なお、以下の説明において前後は紙幣1の搬送方向
における前(下流)および後(上流)であり、左右は紙
幣1の搬送方向に対する左右である。
て搬送手段11A,11Bから搬送手段11C,11D
へ受け渡される位置で紙幣1を判別可能に配置されてい
る。なお、以下の説明において前後は紙幣1の搬送方向
における前(下流)および後(上流)であり、左右は紙
幣1の搬送方向に対する左右である。
【0015】紙葉類真偽判別装置10は、搬送中の紙幣
1に、側面視(すなわち紙幣1の搬送方向に直交しかつ
紙幣に平行する方向から見ると)前方上側から斜め下方
向に向き、かつ平面視(紙幣1の搬送方向に直交しかつ
紙幣に直交する方向から見ると)該紙幣1の搬送方向に
平行する方向に光を照射する位置固定の光源14と、紙
幣1に対し光源14と同様の上側に配置され、光源14
から照射された光の紙幣1からの反射光を受光するとと
もに光電変換により反射光の強度に応じた出力信号を出
力する位置固定のフォトダイオード(受光手段)15と
を有している。ここで、光源14からの平面視の搬送方
向に対する光の照射の角度を搬送方向に対する照射角度
とすると、この場合は該照射角度=0゜となっている。
1に、側面視(すなわち紙幣1の搬送方向に直交しかつ
紙幣に平行する方向から見ると)前方上側から斜め下方
向に向き、かつ平面視(紙幣1の搬送方向に直交しかつ
紙幣に直交する方向から見ると)該紙幣1の搬送方向に
平行する方向に光を照射する位置固定の光源14と、紙
幣1に対し光源14と同様の上側に配置され、光源14
から照射された光の紙幣1からの反射光を受光するとと
もに光電変換により反射光の強度に応じた出力信号を出
力する位置固定のフォトダイオード(受光手段)15と
を有している。ここで、光源14からの平面視の搬送方
向に対する光の照射の角度を搬送方向に対する照射角度
とすると、この場合は該照射角度=0゜となっている。
【0016】光源14とフォトダイオード15とを結ん
だ線は、搬送される紙幣1の搬送方向に沿う短い側の縁
部に平行をなす。また、光源14が紙幣1に対し照射す
る光の斜め下方向の角度は、光が紙幣1に対しブリュー
スターアングルで照射されるように設定されている。
だ線は、搬送される紙幣1の搬送方向に沿う短い側の縁
部に平行をなす。また、光源14が紙幣1に対し照射す
る光の斜め下方向の角度は、光が紙幣1に対しブリュー
スターアングルで照射されるように設定されている。
【0017】紙葉類真偽判別装置10は、フォトダイオ
ード15から出力された出力信号を検知し該出力信号の
変化状態から紙幣の真偽を判別する比較判別回路(判別
手段)16と、この紙葉類真偽判別装置10の動作プロ
グラム等が記憶されたROM17と、検出された出力デ
ータ等を記憶しておくRAM18とを有している。
ード15から出力された出力信号を検知し該出力信号の
変化状態から紙幣の真偽を判別する比較判別回路(判別
手段)16と、この紙葉類真偽判別装置10の動作プロ
グラム等が記憶されたROM17と、検出された出力デ
ータ等を記憶しておくRAM18とを有している。
【0018】次に、第1の実施の形態の紙葉類真偽判別
装置10の真偽判別の動作について説明する。紙幣1が
光源14からの光が照射される光照射位置に搬送されて
くるまでは、光源14から光を照射してもフォトダイオ
ード15は反射光を受光することはなく、よって、比較
判別回路16に出力されるフォトダイオード15からの
出力レベルは低い状態となる。比較判別回路16はフォ
トダイオード15からの出力レベルが連続的に低い状態
が予め定められた所定時間以上持続すると紙幣1が光照
射位置にないと判定する。
装置10の真偽判別の動作について説明する。紙幣1が
光源14からの光が照射される光照射位置に搬送されて
くるまでは、光源14から光を照射してもフォトダイオ
ード15は反射光を受光することはなく、よって、比較
判別回路16に出力されるフォトダイオード15からの
出力レベルは低い状態となる。比較判別回路16はフォ
トダイオード15からの出力レベルが連続的に低い状態
が予め定められた所定時間以上持続すると紙幣1が光照
射位置にないと判定する。
【0019】この状態から、紙幣1が光源14の光照射
位置に搬送されてくると、フォトダイオード15で反射
光が検知され、よって、比較判別回路16に出力される
フォトダイオード15からの出力レベルは高い状態とな
る。このように、フォトダイオード15からの出力レベ
ルが低い状態が持続している状態から高い状態となる
と、この時点で比較判別回路16は、紙幣1の搬送方向
における前端が光照射位置に位置したことを検知する。
位置に搬送されてくると、フォトダイオード15で反射
光が検知され、よって、比較判別回路16に出力される
フォトダイオード15からの出力レベルは高い状態とな
る。このように、フォトダイオード15からの出力レベ
ルが低い状態が持続している状態から高い状態となる
と、この時点で比較判別回路16は、紙幣1の搬送方向
における前端が光照射位置に位置したことを検知する。
【0020】そして、比較判別回路16は、この紙幣1
の前端検知時点からタイミングを計り、紙幣1の搬送方
向における両端の間を検出可能な期間のうちの予め定め
られた一定の所定期間に対するフォトダイオード15の
出力信号を検出して、この出力信号から紙幣1の真偽を
判別する。
の前端検知時点からタイミングを計り、紙幣1の搬送方
向における両端の間を検出可能な期間のうちの予め定め
られた一定の所定期間に対するフォトダイオード15の
出力信号を検出して、この出力信号から紙幣1の真偽を
判別する。
【0021】すなわち、複写機での複写を含むカラー印
刷等で印刷された紙幣は、図2に示すように、インク2
0が順次隣接して平行をなすよう規則的に配列されて紙
に着けられることになり、しかもインク20が各配列毎
に同様の盛り上がりを生じることになる。具体的には、
各インク20の盛り上がり形状は、その短手方向におけ
る形状が、中央が最も高く該中央から両端に向かうにし
たがって低くなるように半楕円状をなし、また長手方向
における形状は短手方向において同位置であれば長手方
向の位置によらず一定高さとなるようになっている。な
お、このインク20の長手方向が印刷時のインク20の
移動方向であり、この方向を着色方向と以下称す。
刷等で印刷された紙幣は、図2に示すように、インク2
0が順次隣接して平行をなすよう規則的に配列されて紙
に着けられることになり、しかもインク20が各配列毎
に同様の盛り上がりを生じることになる。具体的には、
各インク20の盛り上がり形状は、その短手方向におけ
る形状が、中央が最も高く該中央から両端に向かうにし
たがって低くなるように半楕円状をなし、また長手方向
における形状は短手方向において同位置であれば長手方
向の位置によらず一定高さとなるようになっている。な
お、このインク20の長手方向が印刷時のインク20の
移動方向であり、この方向を着色方向と以下称す。
【0022】よって、このような紙幣1に光源14で光
を照射すると、紙幣1の移動により該紙幣1上の光の照
射位置が変化することで、光の反射方向が規則的に変化
するため、その反射光を受光するフォトダイオード15
の出力は規則的に変化することになる。
を照射すると、紙幣1の移動により該紙幣1上の光の照
射位置が変化することで、光の反射方向が規則的に変化
するため、その反射光を受光するフォトダイオード15
の出力は規則的に変化することになる。
【0023】すなわち、図2のように、紙幣1がその着
色方向を搬送方向(矢印Xで示す方向。以下同)に直交
させて搬送される場合に、インク20の光が照射された
位置における接線と光源14からの該位置への入射光と
からなる角度が入射角となり、インク20の山の頂点に
光が照射された場合は、接線が紙幣1と平行になるため
反射光は図2に示すのように入射角と同じ角度で反射
されることになり、フォトダイオード15で検出され
る。よってフォトダイオード15の出力信号は高いレベ
ルとなる。
色方向を搬送方向(矢印Xで示す方向。以下同)に直交
させて搬送される場合に、インク20の光が照射された
位置における接線と光源14からの該位置への入射光と
からなる角度が入射角となり、インク20の山の頂点に
光が照射された場合は、接線が紙幣1と平行になるため
反射光は図2に示すのように入射角と同じ角度で反射
されることになり、フォトダイオード15で検出され
る。よってフォトダイオード15の出力信号は高いレベ
ルとなる。
【0024】他方、光の照射位置がインク20の山の頂
点からずれると接線が紙幣1と平行にならないため反射
光は図2に示すのようにフォトダイオード15の方向
には反射せず、よって、フォトダイオード15で検出さ
れないため、フォトダイオード15の出力信号は低いレ
ベルとなる。よって、紙幣1が一定速度で搬送されてい
ることから、紙幣1の前端検知時点から予め定められた
所定時間経過後の時点からさらに予め定められた所定時
間経過後の時点までの所定期間のフォトダイオード15
の出力を見ると、低レベルの出力信号の中に周期的に高
レベルの出力信号が現れる状態となる。
点からずれると接線が紙幣1と平行にならないため反射
光は図2に示すのようにフォトダイオード15の方向
には反射せず、よって、フォトダイオード15で検出さ
れないため、フォトダイオード15の出力信号は低いレ
ベルとなる。よって、紙幣1が一定速度で搬送されてい
ることから、紙幣1の前端検知時点から予め定められた
所定時間経過後の時点からさらに予め定められた所定時
間経過後の時点までの所定期間のフォトダイオード15
の出力を見ると、低レベルの出力信号の中に周期的に高
レベルの出力信号が現れる状態となる。
【0025】したがって、比較判別回路16は、上記所
定期間においてこのようにフォトダイオード15から規
則的な出力の変化があるか否かを判定し、規則的な出力
の変化があったと判定したときに紙幣1が非真正紙幣で
あると判別する。
定期間においてこのようにフォトダイオード15から規
則的な出力の変化があるか否かを判定し、規則的な出力
の変化があったと判定したときに紙幣1が非真正紙幣で
あると判別する。
【0026】一方、紙幣1が真正紙幣であった場合に
は、上述した規則的なインク20の盛り上がりは形成さ
れないため、フォトダイオード15からの出力は不規則
に変化することになる。よって、上記所定期間において
フォトダイオード15からの出力に規則的な出力の変化
がなかったと判定したときに紙幣1が真正紙幣であると
判別する。
は、上述した規則的なインク20の盛り上がりは形成さ
れないため、フォトダイオード15からの出力は不規則
に変化することになる。よって、上記所定期間において
フォトダイオード15からの出力に規則的な出力の変化
がなかったと判定したときに紙幣1が真正紙幣であると
判別する。
【0027】以上のように、複写機で複写等された紙幣
は、インク20が規則的に配列されるように紙に着けら
れることになり、しかもインク20が各配列毎に同様の
盛り上がりを生じることになるため、搬送されてくる紙
幣1に光源14で光を照射し、その反射光をフォトダイ
オード15が受光すると、このフォトダイオード15の
出力は規則的に変化することになり、よって、比較判別
回路16が、これに基づいて、フォトダイオード15の
出力が規則的に変化したときに判別紙幣1が非真正紙幣
であると判別する。したがって、複写機で複写等された
非真正紙幣等をより正確に判別することができる。
は、インク20が規則的に配列されるように紙に着けら
れることになり、しかもインク20が各配列毎に同様の
盛り上がりを生じることになるため、搬送されてくる紙
幣1に光源14で光を照射し、その反射光をフォトダイ
オード15が受光すると、このフォトダイオード15の
出力は規則的に変化することになり、よって、比較判別
回路16が、これに基づいて、フォトダイオード15の
出力が規則的に変化したときに判別紙幣1が非真正紙幣
であると判別する。したがって、複写機で複写等された
非真正紙幣等をより正確に判別することができる。
【0028】なお、以上においては、紙幣1の前端検知
時点から予め定められた所定時間経過後の時点からさら
に予め定められた所定時間経過後の時点までの所定期間
の出力を見る場合を例にとり説明したが、紙幣1の前端
検知時点から後端検知時点までの間に、フォトダイオー
ド15からの出力に規則的な変化が現れた状態が予め定
められた所定の一定期間以上持続した場合に非真正紙幣
と判定し、それ以外の場合は真正紙幣と判定するように
してもよい。
時点から予め定められた所定時間経過後の時点からさら
に予め定められた所定時間経過後の時点までの所定期間
の出力を見る場合を例にとり説明したが、紙幣1の前端
検知時点から後端検知時点までの間に、フォトダイオー
ド15からの出力に規則的な変化が現れた状態が予め定
められた所定の一定期間以上持続した場合に非真正紙幣
と判定し、それ以外の場合は真正紙幣と判定するように
してもよい。
【0029】次に、本発明の紙葉類真偽判別装置の第2
の実施の形態を図2〜図5を参照して以下に、第1の実
施の形態との相違部分を中心に説明する。なお、第1の
実施の形態と同様の部分には同一の符号を付し説明す
る。
の実施の形態を図2〜図5を参照して以下に、第1の実
施の形態との相違部分を中心に説明する。なお、第1の
実施の形態と同様の部分には同一の符号を付し説明す
る。
【0030】第1の実施の形態では、光源14およびフ
ォトダイオード15の配置から、インク20の着色方向
が搬送方向に平行あるいは平行に近い状態とされて紙幣
1が搬送されると、図4のに示すように、光源14か
ら照射された光の紙幣1からの反射光が常にフォトダイ
オード15で検出されてしまうことになり、フォトダイ
オード15からの出力信号がほぼ一定となって、規則的
な出力の変化が現れないことになる。第2の実施の形態
はこのような場合に対応するものである。
ォトダイオード15の配置から、インク20の着色方向
が搬送方向に平行あるいは平行に近い状態とされて紙幣
1が搬送されると、図4のに示すように、光源14か
ら照射された光の紙幣1からの反射光が常にフォトダイ
オード15で検出されてしまうことになり、フォトダイ
オード15からの出力信号がほぼ一定となって、規則的
な出力の変化が現れないことになる。第2の実施の形態
はこのような場合に対応するものである。
【0031】第2の実施の形態の紙葉類真偽判別装置1
0は、図3に示すように、紙幣1の上方において左右に
離間して配置された一対のプーリ22,23と、これら
プーリ22,23に巻回された無端形状のワイヤ24
と、該ワイヤ24の下側に左右方向に延在するよう配置
されたガイドレール25と、該ガイドレール25に移動
可能に支持されるとともにワイヤ24の下辺部に連結さ
れたユニット26と、プーリ22,23の一方を駆動す
る図示せぬモータとを有している。
0は、図3に示すように、紙幣1の上方において左右に
離間して配置された一対のプーリ22,23と、これら
プーリ22,23に巻回された無端形状のワイヤ24
と、該ワイヤ24の下側に左右方向に延在するよう配置
されたガイドレール25と、該ガイドレール25に移動
可能に支持されるとともにワイヤ24の下辺部に連結さ
れたユニット26と、プーリ22,23の一方を駆動す
る図示せぬモータとを有している。
【0032】また、第2の実施の形態の紙葉類真偽判別
装置10は、図3に示すように、第1の実施の形態と同
様の、搬送中の紙幣1に、側面視は前方上側から斜め下
方向に、平面視は該紙幣1の搬送方向に平行する方向に
光を照射する光源14’と、紙幣1に対し光源14’と
同様の上側に配置され、光源14’から照射された光の
紙幣1からの反射光を受光するとともに光電変換により
反射光の強度に応じた出力信号を出力するフォトダイオ
ード15’とを有している。そして、光源14’および
フォトダイオード15’がユニット26に取り付けられ
ている。さらに、光源14’は紙幣1に対し照射する光
の斜め下方向の角度が紙幣1に対しブリュースターアン
グルで照射されるように設定されている。
装置10は、図3に示すように、第1の実施の形態と同
様の、搬送中の紙幣1に、側面視は前方上側から斜め下
方向に、平面視は該紙幣1の搬送方向に平行する方向に
光を照射する光源14’と、紙幣1に対し光源14’と
同様の上側に配置され、光源14’から照射された光の
紙幣1からの反射光を受光するとともに光電変換により
反射光の強度に応じた出力信号を出力するフォトダイオ
ード15’とを有している。そして、光源14’および
フォトダイオード15’がユニット26に取り付けられ
ている。さらに、光源14’は紙幣1に対し照射する光
の斜め下方向の角度が紙幣1に対しブリュースターアン
グルで照射されるように設定されている。
【0033】これにより、プーリ22,23の一方を図
示せぬモータで駆動することでワイヤ24が回転し、ユ
ニット26と、該ユニット26に取り付けられた光源1
4’およびフォトダイオード15’を、ガイドレール2
5に沿って左右方向に移動させることになる。
示せぬモータで駆動することでワイヤ24が回転し、ユ
ニット26と、該ユニット26に取り付けられた光源1
4’およびフォトダイオード15’を、ガイドレール2
5に沿って左右方向に移動させることになる。
【0034】ここで、プーリ22,23の駆動速度は、
一定であり、紙幣1の移動に伴って光源14’の光照射
位置が該紙幣1を前後方向に横切るのに必要な時間と同
時間で光源14’の光照射位置が該紙幣1を左右方向に
横切るように設定されている。これにより、光源14’
の照射位置は、紙幣1の前端かつ左右方向における一端
部から後端かつ左右方向における他端部に、該紙幣1の
対角線上を移動する。
一定であり、紙幣1の移動に伴って光源14’の光照射
位置が該紙幣1を前後方向に横切るのに必要な時間と同
時間で光源14’の光照射位置が該紙幣1を左右方向に
横切るように設定されている。これにより、光源14’
の照射位置は、紙幣1の前端かつ左右方向における一端
部から後端かつ左右方向における他端部に、該紙幣1の
対角線上を移動する。
【0035】第2の実施の形態の紙葉類真偽判別装置1
0の比較判別回路16は、フォトダイオード15’から
出力された出力信号を検知して、出力信号の変化状態か
ら紙幣1の真偽を判別する。
0の比較判別回路16は、フォトダイオード15’から
出力された出力信号を検知して、出力信号の変化状態か
ら紙幣1の真偽を判別する。
【0036】次に、第2の実施の形態の紙葉類真偽判別
装置10の真偽判別の動作について説明する。まず、ユ
ニット26は、光源14’からの光照射位置を、搬送装
置11A〜11Dにより搬送中の紙幣1の前端かつ左右
方向における一端部に光が照射可能となるように配置し
た状態で待機している。
装置10の真偽判別の動作について説明する。まず、ユ
ニット26は、光源14’からの光照射位置を、搬送装
置11A〜11Dにより搬送中の紙幣1の前端かつ左右
方向における一端部に光が照射可能となるように配置し
た状態で待機している。
【0037】そして、紙幣1が光源14’の光照射位置
に搬送されてくるまでは、光源14’から光を照射して
もフォトダイオード15’は反射光を受光することはな
く、よって、比較判別回路16に出力されるフォトダイ
オード15’からの出力レベルは低い状態となる。比較
判別回路16はフォトダイオード15’からの出力レベ
ルが連続的に低い状態が予め定められた所定時間以上持
続すると紙幣1が光照射位置にないと判定する。
に搬送されてくるまでは、光源14’から光を照射して
もフォトダイオード15’は反射光を受光することはな
く、よって、比較判別回路16に出力されるフォトダイ
オード15’からの出力レベルは低い状態となる。比較
判別回路16はフォトダイオード15’からの出力レベ
ルが連続的に低い状態が予め定められた所定時間以上持
続すると紙幣1が光照射位置にないと判定する。
【0038】この状態から、紙幣1が光源14’の光照
射位置に搬送されてくると、フォトダイオード15’で
反射光が検知され、よって、比較判別回路16に出力さ
れるフォトダイオード15’からの出力レベルは高い状
態となる。このように、フォトダイオード15’からの
出力レベルが低い状態が持続している状態から高い状態
となると、この時点で比較判別回路16は、紙幣1の前
端かつ左右方向における一端部が光照射位置に位置した
ことを検知する(この時点を対角端検知時点と以下称
す)。
射位置に搬送されてくると、フォトダイオード15’で
反射光が検知され、よって、比較判別回路16に出力さ
れるフォトダイオード15’からの出力レベルは高い状
態となる。このように、フォトダイオード15’からの
出力レベルが低い状態が持続している状態から高い状態
となると、この時点で比較判別回路16は、紙幣1の前
端かつ左右方向における一端部が光照射位置に位置した
ことを検知する(この時点を対角端検知時点と以下称
す)。
【0039】そして、比較判別回路16は、ユニット2
6を一定速度で移動させるとともに、この紙幣1の対角
端検知時点からタイミングを計り、紙幣1の搬送方向に
おける両端間および搬送直交方向の両端間を検出可能な
期間のうちの予め定められた一定の所定期間に対するフ
ォトダイオード15’の出力信号を検出して、この出力
信号から紙幣1の真偽を判別する。
6を一定速度で移動させるとともに、この紙幣1の対角
端検知時点からタイミングを計り、紙幣1の搬送方向に
おける両端間および搬送直交方向の両端間を検出可能な
期間のうちの予め定められた一定の所定期間に対するフ
ォトダイオード15’の出力信号を検出して、この出力
信号から紙幣1の真偽を判別する。
【0040】例えば、図2に示すように、複写機で複写
等された紙幣1がその着色方向を搬送方向に直交させて
搬送される場合には、紙幣1の移動により光源14’か
らの該紙幣1上の光の照射位置が変化すると、該光の反
射方向が変化する。
等された紙幣1がその着色方向を搬送方向に直交させて
搬送される場合には、紙幣1の移動により光源14’か
らの該紙幣1上の光の照射位置が変化すると、該光の反
射方向が変化する。
【0041】具体的には、インク20の光が照射された
位置における接線と光源14’からの該位置への入射光
とからなる角度が入射角となり、インク20の山の頂点
に光が照射された場合は、接線が紙幣1と平行になるた
め反射光は図2に示すのように入射角と同じ角度で反
射することになり、フォトダイオード15’で検出され
る。よってフォトダイオード15’の出力信号は高いレ
ベルとなる。
位置における接線と光源14’からの該位置への入射光
とからなる角度が入射角となり、インク20の山の頂点
に光が照射された場合は、接線が紙幣1と平行になるた
め反射光は図2に示すのように入射角と同じ角度で反
射することになり、フォトダイオード15’で検出され
る。よってフォトダイオード15’の出力信号は高いレ
ベルとなる。
【0042】他方、光の照射位置がインク20の山の頂
点からずれると接線が紙幣1と平行にならないため反射
光は図2に示すのようにフォトダイオード15’の方
向には反射せず、よって、フォトダイオード15’では
検出されず、フォトダイオード15’の出力信号は低い
レベルとなる。よって、紙幣1が一定速度で搬送されて
いることから、紙幣1の対角端検知時点から予め定めら
れた所定時間経過後の時点からさらに予め定められた所
定時間経過後の時点までの所定期間の出力を見ると、低
レベルの出力信号の中に周期的に高レベルの出力信号が
現れる状態となる。
点からずれると接線が紙幣1と平行にならないため反射
光は図2に示すのようにフォトダイオード15’の方
向には反射せず、よって、フォトダイオード15’では
検出されず、フォトダイオード15’の出力信号は低い
レベルとなる。よって、紙幣1が一定速度で搬送されて
いることから、紙幣1の対角端検知時点から予め定めら
れた所定時間経過後の時点からさらに予め定められた所
定時間経過後の時点までの所定期間の出力を見ると、低
レベルの出力信号の中に周期的に高レベルの出力信号が
現れる状態となる。
【0043】紙幣1がその着色方向を搬送方向に平行さ
せるように搬送される場合には、ユニット26の移動に
より光源14’からの該紙幣1上の光の照射位置が変化
すると、光の反射方向が変化する。
せるように搬送される場合には、ユニット26の移動に
より光源14’からの該紙幣1上の光の照射位置が変化
すると、光の反射方向が変化する。
【0044】具体的には、インク20の光が照射された
位置における接線と光源14’からの該位置への入射光
とからなる角度が入射角となり、インク20の山の頂点
に光が照射された場合は、接線が紙幣1と平行になるた
め反射光は図4、図5に示すのように入射角と同じ角
度で反射することになり、フォトダイオード15’で検
出される。よってフォトダイオード15’の出力信号は
高いレベルとなる。
位置における接線と光源14’からの該位置への入射光
とからなる角度が入射角となり、インク20の山の頂点
に光が照射された場合は、接線が紙幣1と平行になるた
め反射光は図4、図5に示すのように入射角と同じ角
度で反射することになり、フォトダイオード15’で検
出される。よってフォトダイオード15’の出力信号は
高いレベルとなる。
【0045】他方、図4、図5に示すのように、ユニ
ット26の移動により光の照射位置が山の頂点もしくは
山の谷間からずれると接線が紙幣1と平行にならないた
め反射光はフォトダイオード15’の方向には反射せ
ず、よって、フォトダイオード15’で検出されず、フ
ォトダイオード15’の出力信号は低いレベルとなる。
ット26の移動により光の照射位置が山の頂点もしくは
山の谷間からずれると接線が紙幣1と平行にならないた
め反射光はフォトダイオード15’の方向には反射せ
ず、よって、フォトダイオード15’で検出されず、フ
ォトダイオード15’の出力信号は低いレベルとなる。
【0046】よって、ユニット26が一定速度で送られ
ていることから、紙幣1の対角端検知時点から予め定め
られた所定時間経過後の時点からさらに予め定められた
所定時間経過後の時点までの所定期間の出力を見ると、
低レベルの出力信号の中に周期的に高レベルの出力信号
が現れる状態となる。
ていることから、紙幣1の対角端検知時点から予め定め
られた所定時間経過後の時点からさらに予め定められた
所定時間経過後の時点までの所定期間の出力を見ると、
低レベルの出力信号の中に周期的に高レベルの出力信号
が現れる状態となる。
【0047】以上により、比較判別回路16は、上記所
定期間においてこのようにフォトダイオード15’から
規則的な出力の変化があるか否かを判定し、規則的な出
力の変化があったと判定したときに紙幣1が非真正紙幣
であると判別する。
定期間においてこのようにフォトダイオード15’から
規則的な出力の変化があるか否かを判定し、規則的な出
力の変化があったと判定したときに紙幣1が非真正紙幣
であると判別する。
【0048】一方、紙幣1が真正紙幣であった場合に
は、上述した規則的なインク20の盛り上がりは形成さ
れないため、フォトダイオード15’の出力は不規則に
変化することになる。よって、上記所定期間においてフ
ォトダイオード15’の出力に規則的な出力の変化がな
かったと判定したときに紙幣1が真正紙幣であると判別
する。
は、上述した規則的なインク20の盛り上がりは形成さ
れないため、フォトダイオード15’の出力は不規則に
変化することになる。よって、上記所定期間においてフ
ォトダイオード15’の出力に規則的な出力の変化がな
かったと判定したときに紙幣1が真正紙幣であると判別
する。
【0049】以上の第2の実施の形態では、一対の光源
14’およびフォトダイオード15’の配置の方向を紙
幣1の搬送方向に合わせるとともに、これら光源14’
およびフォトダイオード15’を、紙幣1の搬送方向に
直交して移動させることにより、複写機で複写等された
紙幣が搬送されてきた場合、インク20の配列方向が紙
幣搬送方向と平行もしくは直交する紙幣1にあっては、
出力が規則的に変化することになり、これを非真正紙幣
と判別することができる。したがって、複写機で複写等
された非真正紙幣を確実に判別することができる。
14’およびフォトダイオード15’の配置の方向を紙
幣1の搬送方向に合わせるとともに、これら光源14’
およびフォトダイオード15’を、紙幣1の搬送方向に
直交して移動させることにより、複写機で複写等された
紙幣が搬送されてきた場合、インク20の配列方向が紙
幣搬送方向と平行もしくは直交する紙幣1にあっては、
出力が規則的に変化することになり、これを非真正紙幣
と判別することができる。したがって、複写機で複写等
された非真正紙幣を確実に判別することができる。
【0050】また、第2の実施の形態では、光源14’
とフォトダイオード15’とを一つのユニット26に配
置し、該ユニット26を紙幣1の搬送方向と直交する方
向に移動可能に構成しているため、光源14’およびフ
ォトダイオード15’を互いの位置関係を維持したまま
容易に移動させることができる。
とフォトダイオード15’とを一つのユニット26に配
置し、該ユニット26を紙幣1の搬送方向と直交する方
向に移動可能に構成しているため、光源14’およびフ
ォトダイオード15’を互いの位置関係を維持したまま
容易に移動させることができる。
【0051】さらに、第2の実施の形態では、紙幣1の
対角端検知時点から予め定められた所定時間経過後の時
点からさらに予め定められた所定時間経過後の時点まで
の所定期間のフォトダイオード15’の出力を見る場合
を例にとり説明したが、第1の実施の形態と同様、紙幣
1の対角端検知時点から他の対角端検知時点までの間
に、フォトダイオード15’の出力に規則的な変化が現
れた状態が予め定められた所定の一定期間以上持続した
場合に非真正紙幣と判定し、それ以外の場合は真正紙幣
と判定するようにしてもよい。
対角端検知時点から予め定められた所定時間経過後の時
点からさらに予め定められた所定時間経過後の時点まで
の所定期間のフォトダイオード15’の出力を見る場合
を例にとり説明したが、第1の実施の形態と同様、紙幣
1の対角端検知時点から他の対角端検知時点までの間
に、フォトダイオード15’の出力に規則的な変化が現
れた状態が予め定められた所定の一定期間以上持続した
場合に非真正紙幣と判定し、それ以外の場合は真正紙幣
と判定するようにしてもよい。
【0052】次に、本発明の紙葉類真偽判別装置の第3
の実施の形態を図6を参照して、以下に、第1,第2の
実施の形態との相違部分を中心に説明する。なお、第
1,第2の実施の形態と同様の部分には、同一の符号を
付して説明する。
の実施の形態を図6を参照して、以下に、第1,第2の
実施の形態との相違部分を中心に説明する。なお、第
1,第2の実施の形態と同様の部分には、同一の符号を
付して説明する。
【0053】まず、第2の実施の形態では、複写機で複
写等された紙幣1がその着色方向を紙幣搬送方向Xと直
交もしくは平行に搬送される場合について検知できるこ
とを説明したが、複写機で複写等された紙幣1の着色方
向が、ユニット26が紙幣搬送方向Xと直交する方向Y
に移動することにより紙幣1上における検知位置の移動
した軌跡(スキャンラインSYと称す)と一致ないしは
平行である場合、ユニット26を移動させることによ
り、光源14’より照射された光はインク20の山と平
行に移動し、フォトダイオード15’からの出力信号が
ほぼ一定となって、規則的な出力変化が現れないことに
なる。第3の実施の形態はこのような場合に対応するも
のである。
写等された紙幣1がその着色方向を紙幣搬送方向Xと直
交もしくは平行に搬送される場合について検知できるこ
とを説明したが、複写機で複写等された紙幣1の着色方
向が、ユニット26が紙幣搬送方向Xと直交する方向Y
に移動することにより紙幣1上における検知位置の移動
した軌跡(スキャンラインSYと称す)と一致ないしは
平行である場合、ユニット26を移動させることによ
り、光源14’より照射された光はインク20の山と平
行に移動し、フォトダイオード15’からの出力信号が
ほぼ一定となって、規則的な出力変化が現れないことに
なる。第3の実施の形態はこのような場合に対応するも
のである。
【0054】そこで、第3の実施の形態の紙葉類真偽判
別装置10では、図6に示すように、第1の実施の形態
と同様の位置固定の光源14とフォトダイオード15の
対と、第2の実施の形態と同様の移動可能な光源14’
とフォトダイオード15’の対とが設けられている。す
なわち、搬送中の紙幣1に側面視は前方上側より斜め下
方向に、平面視は該紙幣1の搬送方向Xに平行する方向
に光を照射する図示せぬ機体に固定された光源14と、
紙幣1に対し光源14と同様の上側に配置され、光源1
4から照射された光の紙幣1からの反射光を受光すると
ともに光電変換により反射光の強度に応じた出力信号を
出力する図示せぬ機体に固定されたフォトダイオード1
5の対を有しているとともに、プーリ22,23の一方
を図示せぬモータで駆動することでワイヤ24を回転さ
せ、紙幣搬送方向Xと直交する方向Yに移動されるユニ
ット26に取り付けられた光源14’およびフォトダイ
オード15’を有している。
別装置10では、図6に示すように、第1の実施の形態
と同様の位置固定の光源14とフォトダイオード15の
対と、第2の実施の形態と同様の移動可能な光源14’
とフォトダイオード15’の対とが設けられている。す
なわち、搬送中の紙幣1に側面視は前方上側より斜め下
方向に、平面視は該紙幣1の搬送方向Xに平行する方向
に光を照射する図示せぬ機体に固定された光源14と、
紙幣1に対し光源14と同様の上側に配置され、光源1
4から照射された光の紙幣1からの反射光を受光すると
ともに光電変換により反射光の強度に応じた出力信号を
出力する図示せぬ機体に固定されたフォトダイオード1
5の対を有しているとともに、プーリ22,23の一方
を図示せぬモータで駆動することでワイヤ24を回転さ
せ、紙幣搬送方向Xと直交する方向Yに移動されるユニ
ット26に取り付けられた光源14’およびフォトダイ
オード15’を有している。
【0055】そして、いずれの光源14,14’も、紙
幣1に対し照射する光の斜め下方向の角度が、紙幣1に
対しブリュースターアングルで照射されるように設定さ
れている。ここで、光源14とフォトダイオード15の
対による紙幣1上の光の照射検出位置PXと、光源1
4’とフォトダイオード15’の対による紙幣1上の光
の照射検出位置PYは、上記した取付角度の制約から、
紙幣1の搬送方向Xにおいて位置をずらして配置されて
いる。すなわち、光源14,14’はいずれも紙幣1に
対してブリュースターアングルで照射するように設定す
べきため、紙幣1の搬送方向Xにおいて紙幣1上の光の
照射検出位置PX、PYが一致するように配置させてし
まうと、ユニット26の移動により、光源14もしくは
光源14’のいずれかからの光の照射が遮られる恐れが
あるためである。なお、いずれかからの光の照射が遮ら
れる期間はユニット26が移動する期間に比べて短時間
であるため、この期間をマスキングするなどして、フォ
トダイオード15,15’の出力を無効にするなどの処
理を行うことで、紙幣1の搬送方向Xにおいて位置をず
らさずに配置することもできる。
幣1に対し照射する光の斜め下方向の角度が、紙幣1に
対しブリュースターアングルで照射されるように設定さ
れている。ここで、光源14とフォトダイオード15の
対による紙幣1上の光の照射検出位置PXと、光源1
4’とフォトダイオード15’の対による紙幣1上の光
の照射検出位置PYは、上記した取付角度の制約から、
紙幣1の搬送方向Xにおいて位置をずらして配置されて
いる。すなわち、光源14,14’はいずれも紙幣1に
対してブリュースターアングルで照射するように設定す
べきため、紙幣1の搬送方向Xにおいて紙幣1上の光の
照射検出位置PX、PYが一致するように配置させてし
まうと、ユニット26の移動により、光源14もしくは
光源14’のいずれかからの光の照射が遮られる恐れが
あるためである。なお、いずれかからの光の照射が遮ら
れる期間はユニット26が移動する期間に比べて短時間
であるため、この期間をマスキングするなどして、フォ
トダイオード15,15’の出力を無効にするなどの処
理を行うことで、紙幣1の搬送方向Xにおいて位置をず
らさずに配置することもできる。
【0056】そして、この第3の紙葉類真偽判別装置1
0の比較判別回路16は、フォトダイオード15,1
5’から出力された出力信号を検知して、いずれかから
の出力信号の変化状態から紙幣1の真偽を判別する。
0の比較判別回路16は、フォトダイオード15,1
5’から出力された出力信号を検知して、いずれかから
の出力信号の変化状態から紙幣1の真偽を判別する。
【0057】次に、この第3の実施の形態の紙葉類真偽
判別装置10の真偽判別の動作について簡単に説明す
る。すなわち、機体に固定の光源14とフォトダイオー
ド15の対による真偽判別の動作は、前記した第1の実
施の形態の動作と同じであり、ユニット26に支持され
た光源14’とフォトダイオード15’の対による真偽
判別の動作は、前記した第2の実施の形態の動作と同じ
であるので、ここでは、別な側面からの説明を加える。
判別装置10の真偽判別の動作について簡単に説明す
る。すなわち、機体に固定の光源14とフォトダイオー
ド15の対による真偽判別の動作は、前記した第1の実
施の形態の動作と同じであり、ユニット26に支持され
た光源14’とフォトダイオード15’の対による真偽
判別の動作は、前記した第2の実施の形態の動作と同じ
であるので、ここでは、別な側面からの説明を加える。
【0058】まず、機体に固定の光源14とフォトダイ
オード15の対による真偽判別の動作においては、前記
したように、インク20の着色方向が紙幣1の搬送方向
Xに平行あるいは平行に近い状態と一致していると、規
則的な出力の変化が現れず、紙幣1の真偽が判別できな
い。この場合、ユニット26に支持された光源14’と
フォトダイオード15’の対による真偽判別の動作にお
いては、インク20の着色方向が紙幣1の搬送方向Xに
平行あるいは平行に近い状態と一致していても、前記し
たように、図6に示すようなスキャンラインSYとは一
致あるいは一致に近い状態ではないため、フォトダイオ
ード15’からの出力が規則的な変化を現し、これによ
り紙幣1の真偽を判別できることになる。
オード15の対による真偽判別の動作においては、前記
したように、インク20の着色方向が紙幣1の搬送方向
Xに平行あるいは平行に近い状態と一致していると、規
則的な出力の変化が現れず、紙幣1の真偽が判別できな
い。この場合、ユニット26に支持された光源14’と
フォトダイオード15’の対による真偽判別の動作にお
いては、インク20の着色方向が紙幣1の搬送方向Xに
平行あるいは平行に近い状態と一致していても、前記し
たように、図6に示すようなスキャンラインSYとは一
致あるいは一致に近い状態ではないため、フォトダイオ
ード15’からの出力が規則的な変化を現し、これによ
り紙幣1の真偽を判別できることになる。
【0059】他方、ユニット26に支持された光源1
4’とフォトダイオード15’の対による真偽判別の動
作においては、前記したように、インク20の着色方向
が図6に示すようなスキャンラインSYと一致あるいは
一致に近い状態であると、規則的な出力の変化が現れ
ず、紙幣1の真偽が判別できない。この場合、機体に固
定の光源14とフォトダイオード15の対による真偽判
別の動作においては、インク20の着色方向が図6に示
すようなスキャンラインSYと一致あるいは一致に近い
状態であっても、前記したように、紙幣1の搬送方向X
に平行あるいは平行に近い状態ではないため、フォトダ
イオード15からの出力が規則的な変化を現し、これに
より紙幣1の真偽を判別できることになる。
4’とフォトダイオード15’の対による真偽判別の動
作においては、前記したように、インク20の着色方向
が図6に示すようなスキャンラインSYと一致あるいは
一致に近い状態であると、規則的な出力の変化が現れ
ず、紙幣1の真偽が判別できない。この場合、機体に固
定の光源14とフォトダイオード15の対による真偽判
別の動作においては、インク20の着色方向が図6に示
すようなスキャンラインSYと一致あるいは一致に近い
状態であっても、前記したように、紙幣1の搬送方向X
に平行あるいは平行に近い状態ではないため、フォトダ
イオード15からの出力が規則的な変化を現し、これに
より紙幣1の真偽を判別できることになる。
【0060】以上により、比較判別回路16は、フォト
ダイオード15,15’のいずれか一方からの規則的な
出力の変化があったと判定したときに紙幣1が非真正紙
幣であると判別する。他方、比較判別回路16は、フォ
トダイオード15,15’のいずれかからも規則的な出
力の変化が得られないとき、紙幣1が真正紙幣であると
判別する。よって、この第3の実施の形態では、機体に
固定された光源14およびフォトダイオード15’と、
ユニット26により紙幣1の搬送方向Xと直交する方向
Yに移動可能な光源14’およびフォトダイオード1
5’とにより、複写機で複写等された紙幣が搬送されて
きた場合、インク20の配列方向と無関係に、いずれか
のフォトダイオード15,15’からの出力が規則的に
変化することになり、これを非真正紙幣と判別すること
ができる。したがって、複写機で複写等された非真正紙
幣をより確実に判別することができる。
ダイオード15,15’のいずれか一方からの規則的な
出力の変化があったと判定したときに紙幣1が非真正紙
幣であると判別する。他方、比較判別回路16は、フォ
トダイオード15,15’のいずれかからも規則的な出
力の変化が得られないとき、紙幣1が真正紙幣であると
判別する。よって、この第3の実施の形態では、機体に
固定された光源14およびフォトダイオード15’と、
ユニット26により紙幣1の搬送方向Xと直交する方向
Yに移動可能な光源14’およびフォトダイオード1
5’とにより、複写機で複写等された紙幣が搬送されて
きた場合、インク20の配列方向と無関係に、いずれか
のフォトダイオード15,15’からの出力が規則的に
変化することになり、これを非真正紙幣と判別すること
ができる。したがって、複写機で複写等された非真正紙
幣をより確実に判別することができる。
【0061】さらに、第3の実施の形態では、紙幣1の
対角端検知時点から予め定められた所定時間経過後の時
点からさらに予め定められた所定時間経過後の時点まで
の所定期間のフォトダイオード15,15’の出力を見
る場合を例にとり説明したが、第1,第2の実施の形態
と同様、紙幣1の対角端検知時点から他の対角端検知時
点までの間に、フォトダイオード15,15’の出力に
規則的な変化が現れた状態が予め定められた所定の一定
期間以上持続した場合に非真正紙幣と判定し、それ以外
の場合は真正紙幣と判定するようにしてもよい。また、
以上においては、紙幣の真偽判別を開始するタイミング
を、フォトダイオード15,15’の出力を利用し、い
ずれかからの反射光を検知し、出力レベルが高い状態と
なったことにより得ているが、これに限らず、別途、紙
幣の搬送を挟んで配置される光源とフォトダイオードに
より、紙幣の真偽判別を開始するタイミングを得るよう
にしてもよい。さらには、以上においては、紙幣の真偽
判別を例にとり説明したが、紙幣以外の種々の紙葉類に
適用可能であることは勿論である。
対角端検知時点から予め定められた所定時間経過後の時
点からさらに予め定められた所定時間経過後の時点まで
の所定期間のフォトダイオード15,15’の出力を見
る場合を例にとり説明したが、第1,第2の実施の形態
と同様、紙幣1の対角端検知時点から他の対角端検知時
点までの間に、フォトダイオード15,15’の出力に
規則的な変化が現れた状態が予め定められた所定の一定
期間以上持続した場合に非真正紙幣と判定し、それ以外
の場合は真正紙幣と判定するようにしてもよい。また、
以上においては、紙幣の真偽判別を開始するタイミング
を、フォトダイオード15,15’の出力を利用し、い
ずれかからの反射光を検知し、出力レベルが高い状態と
なったことにより得ているが、これに限らず、別途、紙
幣の搬送を挟んで配置される光源とフォトダイオードに
より、紙幣の真偽判別を開始するタイミングを得るよう
にしてもよい。さらには、以上においては、紙幣の真偽
判別を例にとり説明したが、紙幣以外の種々の紙葉類に
適用可能であることは勿論である。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の紙葉類真偽判別装置によれば、複写機で複写等さ
れた紙葉類は、インクが規則的に配列されるように紙に
着けられることになり、しかもインクが各配列毎に同様
の盛り上がりを生じることになるため、光源で搬送され
てくる紙葉類に光を照射し、その反射光を受光手段が受
光すると、この受光手段の出力は規則的に変化すること
になり、よって、判別手段が、これに基づいて、受光手
段の出力が規則的に変化したときに紙葉類が非真正紙葉
類であると判別する。したがって、複写機で複写等され
た非真正紙葉類をより正確に判別することができる。光
源と受光手段とを一つのユニットに配置し、該ユニット
を紙葉類の搬送方向と交差する方向に移動可能に構成し
ているため、複写機で複写等された紙葉類が搬送されて
きた場合、インクの配列方向とほぼ無関係に、受光手段
の出力が規則的に変化するので、これを非真正紙葉類と
判別することができるとともに、光源と受光手段とを互
いの位置関係を維持したまま容易に移動させることがで
きる。
記載の紙葉類真偽判別装置によれば、複写機で複写等さ
れた紙葉類は、インクが規則的に配列されるように紙に
着けられることになり、しかもインクが各配列毎に同様
の盛り上がりを生じることになるため、光源で搬送され
てくる紙葉類に光を照射し、その反射光を受光手段が受
光すると、この受光手段の出力は規則的に変化すること
になり、よって、判別手段が、これに基づいて、受光手
段の出力が規則的に変化したときに紙葉類が非真正紙葉
類であると判別する。したがって、複写機で複写等され
た非真正紙葉類をより正確に判別することができる。光
源と受光手段とを一つのユニットに配置し、該ユニット
を紙葉類の搬送方向と交差する方向に移動可能に構成し
ているため、複写機で複写等された紙葉類が搬送されて
きた場合、インクの配列方向とほぼ無関係に、受光手段
の出力が規則的に変化するので、これを非真正紙葉類と
判別することができるとともに、光源と受光手段とを互
いの位置関係を維持したまま容易に移動させることがで
きる。
【0063】
【0064】本発明の請求項2記載の紙葉類真偽判別装
置によれば、複写機で複写等された紙葉類は、インクが
規則的に配列されるように紙に着けられることになり、
しかもインクが各配列毎に同様の盛り上がりを生じるこ
とになるため、光源で搬送されてくる紙葉類に光を照射
し、その反射光を受光手段が受光すると、この受光手段
の出力は規則的に変化することになり、よって、判別手
段が、これに基づいて、受光手段の出力が規則的に変化
したときに紙葉類が非真正紙葉類であると判別する。 し
たがって、複写機で複写等された非真正紙葉類をより正
確に判別することができる。光源を二以上設けるととも
に、受光手段を各光源に対をなすように二以上設け、任
意の一の光源とその光源と対をなす受光手段とを固定配
置し、他の任意の一の光源とその光源と対をなす受光手
段とを一つのユニットに配置し、且つ、該ユニットを紙
葉類の搬送方向と交差する方向に移動可能に構成し、判
別手段は、いずれかの受光手段の出力に基づき、該出力
が規則的に変化したときに紙葉類が非真正紙葉類である
と判別するようにしている。よって、一対の光源および
受光手段を固定配置し、他の光源および受光手段を、紙
葉類の搬送方向に交差して移動させることにより、複写
機で複写等された紙葉類が搬送されてきた場合、インク
の配列方向と無関係にいずれかの出力が規則的に変化す
ることになり、これを非真正紙葉類と判別することがで
きる。
置によれば、複写機で複写等された紙葉類は、インクが
規則的に配列されるように紙に着けられることになり、
しかもインクが各配列毎に同様の盛り上がりを生じるこ
とになるため、光源で搬送されてくる紙葉類に光を照射
し、その反射光を受光手段が受光すると、この受光手段
の出力は規則的に変化することになり、よって、判別手
段が、これに基づいて、受光手段の出力が規則的に変化
したときに紙葉類が非真正紙葉類であると判別する。 し
たがって、複写機で複写等された非真正紙葉類をより正
確に判別することができる。光源を二以上設けるととも
に、受光手段を各光源に対をなすように二以上設け、任
意の一の光源とその光源と対をなす受光手段とを固定配
置し、他の任意の一の光源とその光源と対をなす受光手
段とを一つのユニットに配置し、且つ、該ユニットを紙
葉類の搬送方向と交差する方向に移動可能に構成し、判
別手段は、いずれかの受光手段の出力に基づき、該出力
が規則的に変化したときに紙葉類が非真正紙葉類である
と判別するようにしている。よって、一対の光源および
受光手段を固定配置し、他の光源および受光手段を、紙
葉類の搬送方向に交差して移動させることにより、複写
機で複写等された紙葉類が搬送されてきた場合、インク
の配列方向と無関係にいずれかの出力が規則的に変化す
ることになり、これを非真正紙葉類と判別することがで
きる。
【図1】 本発明の紙葉類真偽判別装置の第1の実施の
形態を概略的に示す一部をブロックとした斜視図であ
る。
形態を概略的に示す一部をブロックとした斜視図であ
る。
【図2】 本発明の紙葉類真偽判別装置の第1の実施の
形態の搬送される紙幣に対する光源14からの光の状態
を示す斜視図である。
形態の搬送される紙幣に対する光源14からの光の状態
を示す斜視図である。
【図3】 本発明の紙葉類真偽判別装置の第2の実施の
形態を概略的に示す正面図である。
形態を概略的に示す正面図である。
【図4】 本発明の紙葉類真偽判別装置の第2の実施の
形態の搬送される紙幣に対する光源14’からの光の状
態を示す斜視図である。
形態の搬送される紙幣に対する光源14’からの光の状
態を示す斜視図である。
【図5】 図4における矢印方向に見たときの光源1
4’からの光の状態を示す断面図である。
4’からの光の状態を示す断面図である。
【図6】 本発明の紙葉類真偽判別装置の第3の実施の
形態を概略的に示す一部を省略した平面図である。
形態を概略的に示す一部を省略した平面図である。
1 紙幣
10 紙葉類真偽判別装置
14,14’ 光源
15,15’ フォトダイオード(受光手段)
16 比較判別回路(判別手段)
26 ユニット
Claims (2)
- 【請求項1】 搬送されてくる紙葉類に光を照射する光
源と、 該光源から照射された光の紙葉類からの反射光を受光す
る受光手段と、 該受光手段の出力に基づき、該出力が規則的に変化した
ときに紙葉類が非真正紙葉類であると判別する判別手段
と、を具備し、 前記光源と前記受光手段とを一つのユニットに配置し、
該ユニットを紙葉類の搬送方向と交差する方向に移動可
能に構成してなることを特徴とする 紙葉類真偽判別装
置。 - 【請求項2】 搬送されてくる紙葉類に光を照射する光
源と、 該光源から照射された光の紙葉類からの反射光を受光す
る受光手段と、 該受光手段の出力に基づき、該出力が規則的に変化した
ときに紙葉類が非真正紙葉類であると判別する判別手段
と、を具備し、 前記光源を二以上設けるとともに、前記受光手段を各光
源に対をなすように二以上設け、任意の一の光源とその
光源と対をなす受光手段とを固定配置し、他の任意の一
の光源とその光源と対をなす受光手段とを一つのユニッ
トに配置し、且つ、該ユニットを紙葉類の搬送方向と交
差する方向に移動可能に構成し、 前記判別手段は、前記いずれかの受光手段の出力に基づ
き、該出力が規則的に変化したときに紙葉類が非真正紙
葉類であると判別することを特徴とする 紙葉類真偽判別
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04598698A JP3474426B2 (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 紙葉類真偽判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04598698A JP3474426B2 (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 紙葉類真偽判別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11250306A JPH11250306A (ja) | 1999-09-17 |
| JP3474426B2 true JP3474426B2 (ja) | 2003-12-08 |
Family
ID=12734490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04598698A Expired - Fee Related JP3474426B2 (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 紙葉類真偽判別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3474426B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9413413D0 (en) * | 1994-07-04 | 1994-08-24 | At & T Global Inf Solution | Apparatus and method for testing bank-notes |
| JPH09161121A (ja) * | 1995-12-05 | 1997-06-20 | Omron Corp | 物体の表面状態検出装置 |
-
1998
- 1998-02-26 JP JP04598698A patent/JP3474426B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11250306A (ja) | 1999-09-17 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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