JP3474026B2 - 磁性体検出装置 - Google Patents

磁性体検出装置

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JP3474026B2
JP3474026B2 JP13733395A JP13733395A JP3474026B2 JP 3474026 B2 JP3474026 B2 JP 3474026B2 JP 13733395 A JP13733395 A JP 13733395A JP 13733395 A JP13733395 A JP 13733395A JP 3474026 B2 JP3474026 B2 JP 3474026B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガスメータのダイア
フラムの作動を検査する場合に使用する磁性体検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の磁性体検出装置の中に
は、たとえば図8に示すように、略Y状をなす装置本体
1の片側先端部1aに磁石2を設け、そのN極と対向す
る他側先端部1bに磁気センサ3を設ける構成としたも
のがある(実開平4−85591号公報参照)。
【0003】そして、この磁性体検出装置は、それを使
用するとき、装置本体1の把手部1cを持って先端部1
a・1b間に製品として電線4を入れ、その電線4の長
さ方向に装置本体1を移動する。しかして、その移動
時、磁石2のN極と磁気センサ3との間で変化する磁力
の強さを、磁気センサ3で検知し、これにより、外周被
覆部(非磁性体)4a内に鋼芯(磁性体)4bがあるか
ないかを検出する。そうして、その磁気センサ3の検出
結果に基づき、図示しないCPUで断線の有無を判断し
て表示部で表示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、そのような
従来の磁性体検出装置では、磁石2と磁気センサ3間に
おける磁力の強さの変化に応じて磁性体4bの有無を検
出するために、磁石2と磁気センサ3間に入れる製品の
大きさに応じて空間5を設ける必要があり、それだけ装
置が大型化するという問題があった。
【0005】そこで、この発明の目的は、上述のような
磁性体検出装置において、製品の大小に関係なく装置の
小型化を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は、
たとえば以下の図示実施例に示すように、磁性体製膜板
30が所定検出位置にあることを検知して非磁性体製膜
フタ20の外からダイアフラム18の作動を検査するガ
スメータの磁性体検出装置10において、前記検出位置
に前記磁性体製膜板30があるときとないときとで磁路
Mが変化する磁石12と、その磁石12の磁路Mの変化
を検知し得る位置に設けた磁気センサ15とを備えてな
る、ことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すように、請求項1に記載の磁性体検出
装置10において、前記磁石12に磁気集中部12bを
設け、その磁気集中部12bを前記磁気センサ15に向
けて前記磁石12を配置してなる、ことを特徴とする。
【0008】請求項3に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すように、請求項1に記載の磁性体検出
装置10において、前記磁石12のN極12aとS極1
2c間に挟んで、前記磁気センサ15を設けてなる、こ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】そして、この発明では、磁石12の磁路Mの変
化を磁気センサ15で検知し、検出位置における磁性体
製膜板の有無を検出する。
【0010】請求項2に記載のものでは、非磁性体製膜
フタ内の検出位置に磁性体製膜板がないとき、磁石12
のN極のまわりから磁気センサ15に向かう磁束密度を
多くする。
【0011】請求項3に記載のものでは、非磁性体製膜
フタ内の検出位置に磁性体製膜板がないとき、磁石12
のN極12aから磁気のほとんどが磁気センサ15を通
してS極12cへ向かう磁路が形成される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
について説明する。図1には、一例としてガスメータに
用いるこの発明による磁性体検出装置を示す。
【0013】図中符号10でその磁性体検出装置を示
す。磁性体検出装置10は、箱形のケース11内に磁石
12を備える。磁石12としては、永久磁石を用いる。
また、電磁石を用いることもできる。
【0014】さらに、磁性体検出装置10は、磁石12
のN極12aの図1中下側であって、図2に示すよう
に、自然状態においてできる磁石12の磁路Mと重なる
位置に、たとえば磁気抵抗素子などからなる磁気センサ
15を備えてなる。
【0015】ところで、図1中符号Aは、この磁性体検
出装置10を用いて検査するガスメータの計量部であ
り、符号19は、図3でも示す計量部A内の本体ケース
であり、符号20は、その本体ケース19を被う非磁性
体よりなる膜フタである。
【0016】ガスメータは、たとえば図3に示すよう
に、その計量部Aと、その図中上側の運動変換部Bと、
その左側の表示部Cとからなる。そして、計量部Aは、
本体ケース19内で、2つの室16・16を各々ダイア
フラム18で仕切って、各室にそれぞれ一対の計量室1
6a・16bを形成してなる。ダイアフラム18は、各
々の中央部分に鉄製の膜板30を取り付け、各室16内
で図中左右に往復動可能に支持してなる。
【0017】そして、このガスメータは、計量時、ガス
流入口21から流入するガスを、運動変換部B内を通し
て一対の計量室16a・16bの一方に入れ、他方の計
量室内のガスを押し出して所定量ずつ流出口22から排
出する。そのとき、ダイアフラム18を往復動し、その
動きを運動変換部Bで回転運動に変換し、その回転運動
を伝達機構を介して表示部に伝達し、そこでガス流量を
積算表示する。
【0018】さて、上述の磁性体検出装置10を使用
し、このガスメータのダイアフラム18の動きを検査す
る場合について、以下に説明する。
【0019】その場合、当該ガスメータを適宜固定して
試験的に作動させる。一方、磁性体検出装置10を持っ
て、図1に示すように、検面10aを、膜板30と対
応する位置で膜フタ20に当てがう。そして、図示しな
いスタートスイッチを押して検出を開始する。
【0020】しかして、膜板30が、仮に検知面10a
から図4のように遠ざかったとき、矢示するように磁路
Mが形成される。つまり、多くが磁気センサ15を通過
する磁路Mが形成される。そのため、比較的強い磁気を
磁気センサ15で感知し、いま膜板30が検知面10a
に近い所定検出位置にないことを検知する。
【0021】反対に、膜板30が検知面10aに近づい
たときは、図5中矢示するような磁路Mが形成される。
つまり、磁気センサ15をほとんど通過しない磁路Mが
形成される。そのため、比較的弱い磁気を磁気センサ1
5で感知し、いま膜板30が所定検出位置にあることを
検知する。そして、その磁気センサ15の検知結果に基
づき、図示しないCPUによりダイアフラム18が作動
していると判断し、その旨を表示手段(図示省略)で表
示する。
【0022】ところで、上述した実施例において、磁石
12は、図6に示す四角形状のように横断面形状が多角
形状(三角形状が良好)になるようにつくり、その一角
部を磁気センサ15側に向けて配置するとよい。そし
て、その一角部のN極12a側に磁気集中部12bを形
成する構成とする。
【0023】したがって、この場合、膜板30が図4の
ように検出位置にないときには、磁気集中部12bから
磁気が集中的に磁気センサ15に向かう磁路Mが形成さ
れる。つまり、磁石12のN極12aのまわりから磁気
センサ15に向かう磁束密度を多くする。そのため、膜
板30が図5のように検出位置にあるときに感知する磁
気と比較すると、より強い磁気を磁気センサ15で感知
する。そのため、膜板30が検出位置にあるときとない
ときに感知する磁気の強さに大きな差を生じ、これによ
り、膜板30の位置に応じて変わる磁路の変化を、磁気
センサ15で確実に検知できる。
【0024】また、この発明の磁性体検出装置10で
は、たとえば図7に示すように、磁石12を略コ字状に
形成し、その磁石12のN極12aとS極12c間に挟
んで、磁気センサ15を設ける構成とすることもでき
る。
【0025】この場合、膜板30が図7中実線で示すよ
うに検出位置にないときには、N極12aから磁気のほ
とんどが磁気センサ15を通ってS極12cへ向かう磁
路が形成される。そのため、磁石12に磁気集中部12
bを設けた図6の場合と比較しても、さらに一層強い磁
気を磁気センサ15で感知する。これにより、膜板30
の位置に応じて変わる磁路の変化を、磁気センサ15で
より一層確実に検知できる。
【0026】
【0027】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、磁性体
製膜板が所定検出位置にあることを検知して非磁性体製
膜フタの外からダイアフラムの作動を検査するガスメー
タの磁性体検出装置において、磁性体製膜板が検出位置
にあるときとないときとで磁路の変化を検知し得る位置
に、磁気センサを配置する構成とするから、従来のよう
に磁石と磁気センサ間に被検出部材の製品を配置するた
めに装置が大型化する問題を解消し、これにより、製品
の大小に関係なく装置の小型化を実現することができ
る。
【0028】請求項2に記載のものによれば、磁石に磁
気集中部を設け、その磁気集中部を磁気センサに向けて
磁石を配置することから、磁性体製膜板が検出位置にな
いときに磁石のN極のまわりから磁気センサに向かう磁
束密度を多くし、これにより、磁性体製膜板が検出位置
にあるときとないときに感知する磁気の強さに大きな差
を生じ、その結果、磁性体製膜板の位置に応じて変わる
磁路の変化を、磁気センサで確実に検知して非磁性体
膜フタ内の検出位置に磁性体製膜板があるかないか等を
的確に検出することができる。
【0029】請求項3に記載のものによれば、磁石のN
極とS極間に挟んで磁気センサを設けることから、磁性
製膜板が検出位置にないときには、N極から磁気のほ
とんどが磁気センサを通ってS極へ向かい、そのため、
磁性体製膜板が検出位置にあるときとないときに感知す
る磁気の強さに、より一層大きな差を生じ、これによ
り、磁性体製膜板の位置に応じて変わる磁路の変化を、
磁気センサでより一層確実に検知して非磁性体製膜フタ
内の検出位置に磁性体製膜板があるかないか等を的確に
検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である磁性体検出装置を、
ガスメータに当てがった状態において示す概略構成図で
ある。
【図2】その磁性体検出装置に備える磁石の自然状態で
の磁路説明図である。
【図3】上記ガスメータを一部を破断して示す側面図で
ある。
【図4】上記膜板が検出位置から遠ざかったときの磁路
を示す説明図である。
【図5】その膜板が検出位置にあるときの磁路を示す説
明図である。
【図6】磁石に磁気集中部を設けそれを磁気センサに向
けて配置した例を示す説明図である。
【図7】磁石のN極とS極間で挟んで磁気センサを設置
して膜板の検出を行う例を示す概略構成図である。
【図8】従来の磁性体検出装置を一部を破断して示す概
略構成図である。
【符号の説明】
10 磁性体検出装置 12 磁石 12a N極 12b 磁気集中部 12c S極 15 磁気センサ 20 膜フタ(非磁性体) 30 膜板(磁性体) M 磁路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 7/00 - 7/34 G01F 1/00 - 9/02 G01V 3/08 - 3/11

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体製膜板が所定検出位置にあること
    を検知して非磁性体製膜フタの外からダイアフラムの作
    動を検査するガスメータの磁性体検出装置において、前
    記検出位置に前記磁性体製膜板があるときとないときと
    で磁路が変化する磁石と、その磁石の磁路の変化を検知
    し得る位置に設けた磁気センサとを備えてなる、磁性体
    検出装置。
  2. 【請求項2】 前記磁石に磁気集中部を設け、その磁気
    集中部を前記磁気センサに向けて前記磁石を配置してな
    る、請求項1に記載の磁性体検出装置。
  3. 【請求項3】 前記磁石のN極とS極間で挟んで、前記
    磁気センサを設けてなる、請求項1に記載の磁性体検出
    装置。
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JP2009103591A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Ryoei Engineering Kk 磁性金属円筒体の欠落検出方法およびその装置
JP5512347B2 (ja) * 2010-03-26 2014-06-04 株式会社エネゲート ガス流量計測システム

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