JP3473995B2 - 緊急情報通信システム - Google Patents

緊急情報通信システム

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JP3473995B2
JP3473995B2 JP18156594A JP18156594A JP3473995B2 JP 3473995 B2 JP3473995 B2 JP 3473995B2 JP 18156594 A JP18156594 A JP 18156594A JP 18156594 A JP18156594 A JP 18156594A JP 3473995 B2 JP3473995 B2 JP 3473995B2
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雅年 古谷
宏充 栗栖
文伸 古村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、双方向ディ
ジタル回線を使用したCATVを利用して構築した緊急
情報の通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ画面上に、映像情報として、各種
の緊急情報に対するメッセージを表示する装置が提案さ
れている。例えば、特開平5−219503号公報記載
の「CATVシステムのメッセージ表示装置」では、以
下のような技術開示が行なわれている。
【0003】従来では、緊急事態が発生し、緊急速報等
を放送する場合、CATVの管理センターから、各家庭
等に配置されているCATVコンバータの動作を制御
し、視聴者が、いずれのチャンネルを選局してCATV
管理センターが提供する番組を見ていても、緊急速報が
流れる専用チャンネルに強制的に切り替えていた。
【0004】また、視聴者がテレビ受像機の電源をオフ
にしている時は、いわゆるACコントローラの動作によ
りに、テレビ受像機の電源を強制的にオン状態にして、
緊急速報等のメッセージを、テレビ画面上に映像情報と
して流するようにしていた。
【0005】ところで、上記公報に開示された技術によ
れば、視聴者が、ある番組のビデオ録画を行なっている
ときに、緊急速報を放送するために、強制的なチャンネ
ルの切り替え動作を行なうことによって、ビデオ録画が
途中で途切れてしまうという問題を解決し、かつ、テレ
ビ画面上に緊急速報を表示する装置を提供するものであ
る。
【0006】上記公報によれば、テレビに接続するCA
TVコンバータは、コンバータに電力を供給するための
電源部を備え、さらに、CATVが提供するチャンネル
選局するためのCATVチューナと、テレビ信号を中間
周波数に変換し、増幅、検波を行なう中間周波増幅器
と、同期信号を分離する同期信号分離回路と、前記中間
周波増幅器により検波された画像信号に、メッセージ信
号を重畳させテレビの表示画面上に前記メッセージ信号
を表示させるオンスクリーンディスプレイ回路と、与え
られた信号により前記オンスクリーンディスプレイ回路
や電源部の制御を行なうCPU等とを内蔵している。
【0007】また、ビデオ用出力端子は、中間周波増幅
器の後段に、テレビ用出力端子は、オンスクリーンディ
スプレイ回路の後段に設けられている。
【0008】上記公報によれば、通信回線を介して緊急
情報が流されると、これをキャッチし、CPUは、仮
に、テレビがオフ状態であるのであれば、電源部を制御
して、テレビをオン状態にする。そして、オンスクリー
ンディスプレイ回路を作動させ、情報をテレビ画面上に
テロップ形式で表示する。ここで、情報とは、緊急情報
そのものや、緊急情報を流しているチャンネルの情報で
ある。
【0009】一方、CATVチューナが選局し、中間周
波増幅器が増幅、検波した音声信号は、ビデオ用、テレ
ビ用とも、各出力端子を介してそのまま出力し、また、
画像信号は、ビデオ用については、そのまま出力する
が、テレビ用については、前記同期信号分離回路によっ
て、同期信号を分離し、オンスクリーンディスプレイ回
路を介してテレビ画面上に出力する。
【0010】以上のように、上記公報によれば、CAT
V回線を介して緊急情報が流されたとき、視聴者が、緊
急情報の流れていないチャンネルを選局していても、緊
急事態が発生し緊急情報が流されたことを知ることがで
き、かつ、強制的に、緊急情報専用のチャンネルへ、チ
ャンネル切り替え動作が行なわれることはない。また、
ビデオ用出力端子とテレビ用出力端子には、分離された
画像信号が出力されるため、ビデオ用出力端子に接続さ
れたビデオには、緊急情報を示すテロップ等の情報が録
画されることなく、所望の番組の録画を行なうことが可
能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来技術
は、CATV管理センタから一般家庭への、いわば単方
向の緊急情報の提供を行なうシステムであり、CATV
加入者が、CATV管理センタが提供する番組を視聴し
ているとき、または、テレビ電源がオフ状態のときの、
緊急情報の表示技術に関するものである。
【0012】例えば、ビデオで録画映像を再生して、再
生映像をテレビ画面上に表示させているとき、流れてく
る緊急情報を表示したい場合もある。また、ビデオで録
画した録画映像の中には、古い緊急情報が、番組等の映
像情報とともに、そのまま録画されている場合もある。
このような場合、ビデオで古い録画映像を再生して、再
生映像をテレビ画面上に表示させ、表示された映像を視
聴している者にとっては、前記古い緊急情報は、不要な
情報であり、時には、この不要な緊急情報の画面表示
は、視聴者の混乱を招くこともありえる。
【0013】また、災害等の緊急情報については、一般
のテレビ局が制作した情報は、比較的、広いエリアに対
して送る情報であるが、CATVセンタは、CATVの
性質上、より地域に密着した情報を、加入者に提供する
ことができるが、地域に密着した情報、即ち、地域性の
強い情報は、地域外の人にとっては、場合によっては不
要なことも多い。
【0014】さらに、地域性の強い情報は、一般の視聴
者側(CATVの加入者側)から与えられることもある
が、これを実現する具体的なシステムの提案が期待され
ている。例えば、留守中の家庭において、火災が発生し
たときは、火災の発生を検出し自動で、公共機関である
消防局へ、その旨を通報し、かつ、CATVセンタも火
災の発生を把握し、迅速に、隣接住民に対しても、CA
TVを使用して、その旨を知らせることが期待されてい
る。
【0015】本発明は、以上の課題を鑑みて創作された
ものであり、主として、以下の目的を達成するためのも
のである。
【0016】本発明の第1の目的は、CATVに加入し
ている一般家庭に設置した、各種の災害の検出手段が作
動したときには、その旨を、所定の公共機関や隣接住民
へ速やかに伝える、CATVを使用したシステムを提供
することにある。
【0017】また、本発明の第2の目的は、CATVに
加入している視聴者が、CATVセンタが提供する、ビ
デオ、テレビゲーム、レーザディスク等の番組を、テレ
ビ画面を見ながら視聴している最中でも、視聴者に不快
感を与えないように、テレビ画面上に緊急情報を表示す
る、CATVを使用したシステムを提供することにあ
る。
【0018】本発明の第3の目的は、例えば会話が不自
由で電話を利用できない障害者の方が、ファックスを利
用して緊急事態を通報するとき、同時にCATVを使用
して、前記通報を所定の公共機関に設置したテレビに表
示するためのシステムを提供することである。
【0019】本発明の第4の目的は、CATV管理セン
タで管理する緊急情報を、容易にオンラインで更新する
ことが可能なシステムを提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、以下の手段が考えられる。
【0021】CATVの管理を行なう管理機器を備える
CATV管理センタと、該センタが備える管理機器との
間で情報の通信を行なう複数のCATVコンバータと
を、双方向デジタル回線を介して接続して構成したシス
テムを想定する。
【0022】そして、各CATVコンバータは、映像情
報を表示出力する表示手段と、自コンバータの設置場所
を示すコードである地域コードが登録される地域コード
記憶手段と、CATV管理センタが提供する番組の映像
情報を選局、受信するCATVチューナと、CATV管
理センタが提供する、緊急情報の配布先を示すコードで
ある配布先地域コードを付した緊急映像情報を受信する
緊急情報専用チューナと、前記配布先地域コードと前記
地域コードとが一致するか否かを判定し、一致すると判
定したとき、緊急情報を前記表示手段に出力することを
決定する表示決定手段と、緊急情報を表示するとき、前
記表示手段を強制的に起動するコントローラと、少なく
とも1種類以上の緊急事態を検出する緊急事態検出手段
と、緊急事態の種類に対応するコードである通報コード
を記憶する通報コード記憶手段と、前記緊急事態検出手
段により緊急事態が検出されたとき、地域コードと対応
する通報コードとを、CATV管理センタ側に送信する
通報手段とを備えた構成にする。
【0023】また、前記管理機器は、送られてくる、地
域コードと通報コードとを受信する通報受信手段と、地
域コードの種類に対応させて、配布先地域コードを格納
する第1記憶手段と、通報コードの種類に対応させて、
緊急映像情報を格納する第2記憶手段と、受信した地域
コードの種類に応じて、前記第1記憶手段の記憶内容を
参照して、配布先地域コードを定めるコード決定手段
と、受信した通報コードの種類に応じて、前記第2記憶
手段の記憶内容を参照して、各CATVコンバータに与
える緊急映像情報を決定する手段と、緊急映像情報に配
布先地域コードを付して、各CATVコンバータに緊急
映像情報を送出する通信手段とを備える構成にする。
【0024】なお、前記管理機器には、さらに、時刻を
検出する時刻検出手段と、前記通報受信手段がコードを
受信した時刻を、時刻検出手段により求め、求めた時刻
情報を前記通信手段が送出する緊急映像情報に付す時刻
情報処理手段とを備えておくことが好ましい。
【0025】また、前記CATVコンバータには、さら
に、外部からの映像情報を受け付ける映像入力端子と、
前記表示決定手段により緊急情報を出力することが決定
されたとき、前記映像入力端子を介して受け付けた映像
情報に、前記緊急情報専用チューナが受信する映像情報
をインポーズして、前記表示手段に出力する映像合成手
段を備えておくことが好ましい。
【0026】上記目的を達成するために、以下の態様も
考えられる。
【0027】CATVの管理を行なう管理機器を備える
CATV管理センタと、該センタが備える管理機器との
間で情報の通信を行なう複数のCATVコンバータと
を、双方向デジタル回線を介して接続して構成し、その
うち少なくとも1つのCATVコンバータは、特定の機
関に配置されたシステムを想定する。
【0028】そして、CATVコンバータには、ファク
シミリを接続しており、自コンバータの設置場所を示す
コードである地域コードが登録される地域コード記憶手
段と、ファックス送信先番号と一意に対応する緊急番号
が登録されている緊急番号記憶領域と、ファックシミリ
による送信操作がある場合、ファックス送信先番号に対
応する緊急番号が存在するかを、前記緊急番号記憶領域
を参照して判定する緊急番号判定手段と、ファックス送
信先番号に対応する緊急番号が存在する場合には、緊急
番号、ファクシミリが送る画像信号であるファックス信
号、ファクシミリと一意に対応するファックス送信元番
号、および地域コードを前記管理機器に通報する通報手
段とを備えた構成にする。
【0029】また、前記管理機器を、前記通報手段によ
り送られてくる情報を受信する通報受信手段と、緊急番
号、地域コードの種類に対応させて、情報を送信する機
関を格納する記憶手段と、受信した緊急番号、地域コー
ドに応じて、記憶手段の記憶内容を参照して、ファック
ス信号、ファックス送信元番号を送信する機関を定める
機関決定手段と、該機関に、ファックス信号、ファック
ス送信元番号を、映像情報として送出する通信手段とを
有した構成にし、さらに、前記機関に配置されるCAT
Vコンバータには、前記通信手段から送られた映像情報
を受信する受信手段と、受信した映像情報を表示出力す
る表示手段とを備えた構成にする。
【0030】また、上記目的を達成するための他の態様
も考えられる。
【0031】すなわち、CATVの管理を行なう管理機
器を備えるCATV管理センタと、該センタが備える管
理機器との間で、緊急状態を表す情報である緊急情報の
通信を行なう複数のCATVコンバータとを、双方向デ
ジタル回線を介して接続して構成し、そのうち少なくと
も1つのCATVコンバータは、特定の機関に配置され
たシステムを想定する。
【0032】そして、前記特定の機関に配置されたCA
TVコンバータは、機関固有の緊急情報と通報コードと
を対応づけて記憶する固有緊急情報データベースと、該
データベースの内容を少なくとも表示する表示手段と、
データを入力する機能を有する入力手段と、入力手段を
介して前記固有緊急情報データベースの内容を更新する
更新手段と、自コンバータの設置場所を示すコードであ
る地域コードが登録される地域コード記憶手段と、地域
コード、更新手段が起動されたことを示す予め定められ
た更新依頼コード、機関の種類を示す機関固有に定めら
れている特権コード、CATV管理センタが提供する緊
急情報の種類を示す通報コード、および、更新手段によ
って更新された固有緊急情報データベースの内容を前記
管理機器に送信する送信手段とを備えた構成にする。
【0033】また、前記管理機器は、前記送信手段から
送られてくる情報を受信する受信手段と、地域コードに
対応させて、緊急情報の配布先を格納する第1記憶手段
と、通報コードに対応させて、緊急情報を格納する第2
記憶手段と、機関固有の特権コードと地域コードとを対
応させて記憶しておく第3記憶手段と、受信した地域コ
ードの種類に応じて、前記第1記憶手段の記憶内容を参
照して、緊急情報の配布先を定める配布先決定手段と、
受信した通報コードの種類に応じて、前記第2記憶手段
の記憶内容を参照して、各CATVコンバータに与える
緊急情報を決定する決定手段と、緊急情報の配布先とな
るCATVコンバータに緊急情報を送出する通信手段
と、前記受信手段が受信した特権コードおよび地域コー
ドの組データを用い、前記第3記憶手段の記憶内容を参
照して、対応する特権コードと地域コードの組データが
存在するか否かを判定する判定手段と、前記組データが
存在する場合であって更新依頼コードを受信したとき、
該更新依頼コードを与えた機関の固有緊急情報データベ
ースの内容で、前記第2記憶手段の内容を更新する処理
を行なう処理手段を備えた構成にする。
【0034】
【作用】本発明の主発明について作用を説明する。
【0035】CATVの管理を行なう管理機器を備える
CATV管理センタと、該センタが備える管理機器との
間で情報の通信を行なう複数のCATVコンバータと
を、双方向デジタル回線を介して接続して構成したシス
テムを想定する。
【0036】各CATVコンバータでは、通常、CAT
Vチューナで選局、受信した映像情報を、表示手段によ
り表示出力している。
【0037】緊急情報の表示は、表示決定手段が、地域
コード記憶手段に登録されている地域コードと配布先地
域コードとの一致を判定し、一致すると判定したときに
行なわれる。
【0038】なお、緊急情報の表示を行なうときには、
緊急情報専用チューナによって、前記緊急情報を受信
し、受信した緊急情報を表示手段により表示出力する。
この際、表示手段がオフ状態であるときには、コントロ
ーラによって、強制的に起動される。
【0039】一方、緊急事態検出手段によって緊急事態
を検出したとき、通報コード記憶手段を参照して通報コ
ードを選択し、通報手段によって、地域コードと通報コ
ードとをCATV管理センタ側に送信する。
【0040】また、前記管理機器は、通報受信手段によ
って地域コードと通報コードとを受信する。
【0041】次に、コード決定手段によって、地域コー
ドの種類に応じて配布先地域コードを定め、また、通報
コードの種類に応じて、各CATVコンバータに与える
緊急映像情報を決定する。そして、通信手段は、緊急映
像情報に配布先地域コードを付して、各CATVコンバ
ータに緊急映像情報を送出する。
【0042】なお、前記通報受信手段がコードを受信し
た時刻を、時刻検出手段により求め、時刻情報処理手段
によって、求めた時刻情報を前記通信手段が送出する緊
急映像情報に付しておく。
【0043】また、CATVコンバータが備える映像合
成手段により、前記表示決定手段が緊急情報を出力する
ことを決定したとき、映像入力端子を介して受け付けた
映像情報に、前記緊急情報専用チューナが受信する映像
情報をインポーズして、表示手段に出力する。
【0044】このように、CATV加入家庭に配置され
た火災探知器等が作動したときに、所定の地域の住民が
テレビ映像で、緊急事態の発生を把握することができ
る。この際、CATVによって、消防局等の公共機関に
緊急事態の発生を伝えることも可能である。
【0045】また、ビデオ等の外部周辺機器からの映像
情報をテレビ画面を介して視聴しているときでも、緊急
情報が流れていることを知ることができる。また、時刻
情報が映像表示されることで、その緊急情報がいつ発生
したものであるかを正確に把握することができる。
【0046】
【実施例】以下図面を参照して、本発明にかかる実施例
について説明する。
【0047】図1は、本発明の緊急情報通信システムを
構成するネットワーク網の概要図である。
【0048】1は、双方向ディジタルネットワーク網、
2は、CATV管理センタ、3は、CATVコンバータ
である。
【0049】双方向ディジタルネットワーク網1は、映
像情報等を送受信させる手段であり、例えば、光ファイ
バケーブル等によって実現される。
【0050】双方向ディジタルネットワーク網1には、
警察、消防局、病院、電力センタ、防災管理センタ等の
公的機関および警備会社等の私的機関に配置されたCA
TVコンバータや、一般家庭に配置されたCATVコン
バータが接続されている。なお、中継機を介して、さら
に、多くのCATVコンバータに接続するように、双方
向ディジタルネットワーク網を形成することも可能であ
る。なお、CATVに加入する一般家庭の数が多く、加
入家庭が、広範囲に分布しており、図では、これらを地
域別に分けた状態を示すために、エリア1、エリア2と
図示している。
【0051】CATVの管理センタ2は、双方向ディジ
タルネットワーク網1を介して、各種の番組を提供等を
行なう管理機器を備えている。提供された番組は、各C
ATVコンバータに内蔵されているCATVチューナを
使用した、加入者の選局操作により、加入者は所望の番
組を視聴することができる。
【0052】また、CATVチューナの専用チャンネル
は、各種の緊急情報(火災、犯罪発生等)を流すための
チャンネルとして割り当てられいる。CATVの管理セ
ンタ2は、一般家庭、河川管理センタや防災管理センタ
等の公共機関、警備会社等の私的機関から提供される様
々な緊急事態発生の旨の通報を受け付け、通報内容に応
じた映像情報である緊急映像情報を、決定した配布先
に、前記専用チャンネルを利用して提供する。
【0053】これにより、緊急情報が、映像情報とし
て、所定の配布先に提供されるシステムを構築すること
ができる。
【0054】以上は、本システムの概要について述べた
ものであるが、実際のCATVコンバータで行なわれる
詳細な処理について、以下説明する。
【0055】まず、図2、3を参照して、本発明の一実
施例について説明する。本実施例は、一般家庭からの、
緊急情報の自動通報に応じて、CATVセンタが特定の
地域に存在するCATVコンバータにのみ、送信した緊
急情報を映像情報として表示させるものである。
【0056】図2は、双方向ディジタルネットワーク網
1に接続されるCATVコンバータ3の構成図である。
図2に示す、CATVコンバータ3は、主として、一般
家庭に配置される。
【0057】CATVコンバータは、通常時は、CAT
V管理センタ2が提供してい番組を受信している。
【0058】一方、図3は、双方向ディジタルネットワ
ーク網1に接続されるCATV管理センタ2が備える管
理機器の構成図である。CATV管理センタ2は、通常
時においては、TV局が提供する番組を受信した情報
や、録画映像のビデオ機器による再生映像、テレビゲー
ム、カラオケ等の娯楽番組、文部省、厚生省、市役所等
の公共機関等が制作した番組等を、複数のチャンネルを
使用して、即ち、マルチチャンネルで提供している。
【0059】なお、以下の説明および図面においては、
通常時の運用に必要な機能や装置等についての記載は、
適宜割愛している。
【0060】さて、図2に示すように、CATVコンバ
ータ3は、強制的にテレビ500を起動するACコント
ローラ307、緊急事態の種類を示すコードであって予
め定めたコードである通報コードを記憶する通報コード
記憶部304、自コンバータの配置地域を示すコードで
あって予め定めたコードである地域コードを記憶する地
域コード記憶部305、通報信号発生部301、映像合
成回路306、テレビ表示決定部302、緊急情報専用
チューナ303、CATVチューナ308、切り替え機
構309を有して構成される。
【0061】さらに、CATVコンバータ3は、火災発
生を検出し、検出信号を出力する火災検知器502が接
続されている。また、入力端子を介して、ビデオ501
が接続され、出力端子を介して、テレビ500が接続さ
れている。また、テレビ500は、ACコントローラ3
07とも接続されている。
【0062】また、CATVコンバータ3は、インター
フェイスを介して双方向ディジタルネットワーク網1と
接続されている。さらに、送受信端子を介して、双方向
ディジタルネットワーク網1へのデータの送出、およ
び、双方向ディジタルネットワーク網1からのデータの
受信を行なっている。
【0063】一方、図3に示すように、CATVセンタ
の管理機器2は、緊急情報管理装置200、混合器10
0、時計203、緊急情報管理データベース201、地
域管理データベース202を有して構成される。また、
緊急情報管理装置200は、通報信号受信部204、緊
急情報特定部205、地域特定部206、配布先決定部
207、映像信号発生部208、を備えている。
【0064】また、CATVセンタの管理機器2は、イ
ンターフェイスを介して双方向ディジタルネットワーク
網1と接続されている。さらに、送受信端子を介して、
双方向ディジタルネットワーク網1へのデータの送出、
および、双方向ディジタルネットワーク網1からのデー
タの受信を行なっている。
【0065】さて、かかる構成における動作を説明す
る。
【0066】CATVコンバータ3を配置した家庭で、
火災が発生したことを想定する。
【0067】火災探知器502は、火災の発生を検出す
ると検出信号を出力する。
【0068】通報信号発生部301は、火災探知器50
2の出力する検出信号が入力されると、地域コード記憶
部305に記憶されている地域コードを取り出し、さら
に、通報コード記憶部304に記憶されている通報コー
ドも取り出し、送受信端子を介し、双方向ディジタルネ
ットワーク網1を使用して、地域コードおよび通報コー
ドを、CATV管理センタ2に送る。
【0069】なお、図2に示す構成例では、緊急状態の
検出を行なう手段として、火災探知器502のみを備え
た構成にしたが、他の緊急状態の検出手段を備えた構成
にしても良い。その場合、緊急状態の検出手段毎に、通
報コードを対応付けて、通報コード記憶部304に記憶
しておき、通報信号発生部301は、検出信号に対応す
る通報コードを選択し、CATV管理センタ2に送る構
成にしておけば良い。もちろん、複数の通報コード送る
場合も想定される。また、火災探知器502が、火災の
程度を検出可能で、程度に応じた検出信号を出力する手
段であれば、火災の程度に対応させた通報コードを、通
報コード記憶部304に記憶しておき、通報信号発生部
301は、検出信号に対応する通報コードを選択し、C
ATV管理センタ2に送る構成にしておいてもよい。
【0070】一方、CATV管理センタが備える管理機
器2を構成する緊急情報管理装置200において、通報
信号受信部204は、各CATVコンバータからの、地
域コードおよび通報コードの通報を受信し、時計203
を参照して、通報を受信した日時情報を記憶しておく。
【0071】日時情報は、各CATVコンバータが通報
を行なったときに、通報するコードに付加しておくこと
も可能であるが、各CATVコンバータに、時計を内蔵
させた場合、時計間で誤差があり、正確に日時情報を付
加することができないので、CATV管理センタ側に、
1つの正確な時計を用意しておき、通報を受信した日時
情報を記憶しておき、後に当該日時情報を付加した緊急
情報を、各CATVコンバータ側に送信する。
【0072】次に、緊急情報特定部205は、緊急情報
管理データベース201を参照して、受信した通報コー
ドに従って、各CATVコンバータに送る緊急映像情報
の内容を特定する。
【0073】なお、緊急情報管理データベース201に
は、予め、通報コードと緊急情報として流す緊急映像情
報とが対応づけて格納されている。例えば、緊急映像情
報としては、例えば「火災発生」等のテロップ情報が考
えられる。
【0074】また、地域特定部206は、地域管理デー
タベース202を参照して、受信した地域コードに従っ
て、各CATVコンバータに送る緊急映像情報の通報発
生地域を特定する。
【0075】なお、地域管理データベース202には、
予め、地域コードと地域の名称とが対応づけて格納され
ている。例えば、「千代田区大手町」等のテロップ情報
である。
【0076】配布先決定部207は、前記地域コードを
用い、地域管理データベース202を参照して、配布先
コードを決定し、映像信号発生部208に渡す。
【0077】なお、地域管理データベース202には、
予め、地域コードと配布先コードとを対応づけて格納し
ている。例えば、地域コードが「千代田区大手町」を意
味しているときは、配布先コードは「千代田区大手
町」、「千代田区神田錦町」、「千代田区内神田」とす
る。
【0078】また、通報コード、地域コードと配布先コ
ードとを対応づけて格納することも考えられる。上記の
例では、通報コードが「火災発生」を意味しているとき
は、「千代田区大手町を管轄する消防局」を配布先コー
ドとして加える。
【0079】映像信号発生部208は、配布先コードと
前記緊急映像情報とを、前記日時情報を付加して、各C
ATVコンバータに送る。各CATVコンバータに送る
情報は、混合器100によって、CATV管理センタが
提供する番組のテロップとしてもよいが、予め定めたC
ATVの専用チャンネルを使用して、前記情報を送るよ
うにしておくのが好ましい。
【0080】さて、CATVコンバータ3が備える緊急
情報専用チューナ303は、CATV管理センタ2から
送られてくる、配布先コード付きの緊急映像情報を受信
する。
【0081】そして、テレビ表示決定部302は、配布
先コードの中に、地域コード記憶部305に記憶されて
いる地域コードが存在すれば、映像合成回路306に、
緊急映像情報を出力することを決定し、映像合成回路3
06に緊急映像情報を出力する。その他の場合は、映像
合成回路306に、緊急映像情報を出力しない。
【0082】このとき、テレビ500の電源が、オフ状
態である時には、ACコントローラ307によって、強
制的に、テレビの電源をオン状態にする。
【0083】なお、映像合成回路306は、視聴者が選
局して番組を視聴するための、通常のCATVチューナ
308によって受信した映像情報、または、ビデオ50
1、ゲーム等の外部機器から入力端子を介して得られる
情報を、前記緊急映像情報に重ね合わせて、出力端子を
介して、テレビ500に出力する。
【0084】なお、切り替え機構は、映像合成回路30
6に入力する信号を、通常のCATVチューナ308に
よって受信した映像情報、または、ビデオ501、ゲー
ム等の外部機器から入力端子を介して得られる情報のい
ずれかにするかを切り替える手段であって、リモコン等
によって、切り替え可能な構成にしておけばよい。ま
た、ビデオ501側に映像合成回路を内蔵し、CATV
コンバータ3が受信した緊急映像情報をビデオが内蔵す
る映像合成回路に入力し、ビデオの中で映像情報を合成
して、その合成結果をテレビ501に出力する構成にし
てもよい。
【0085】以上のように、管理センタ側で配布先の地
域コードを決定するので、CATVコンバータ側に、複
雑な地域コードの比較手段を備える必要がないので、C
ATVコンバータのコストの上昇を招かない。また、地
域性の高い緊急情報は、その地域外の加入者にとって
は、不要な情報であるが、本発明のように、配布先コー
ドを使用することで、不要な情報はテレビに表示され
ず、必要な緊急情報のみを表示するため、情報の氾濫を
招かない。
【0086】例えば、留守の家庭で、火災が発生したと
しても、速やかに所定のエリアに存在する家庭のテレビ
に、CATVを使用して緊急情報を提供することができ
る。もちろん消防局等の公共機関にもCATVコンバー
タを配置しておき、緊急情報を提供することができる。
【0087】火災等は、留守中に発生する恐れがあり、
火災発生場所の隣家等に対する通報が遅れた場合、火災
の延焼により、逃げ遅れ等の事態を招く可能性がある
が、本実施例で示したように、留守中にも動作する火災
探知器を、CATVコンバータに接続することで、CA
TVの管理センタが、緊急情報を把握できると同時に、
地域コードを利用し、該コードに従って、所定のエリア
内に配置されたCATVコンバータに対し緊急情報を送
ることによって、留守中の家庭から発生した火災に対し
ても、近くの家庭に早急に緊急情報を提供することがで
きる。
【0088】また、CATV管理センタ側の時計を参照
して、緊急情報に日時情報を含めておくため、緊急情報
の日時情報が正確になる効果がある。緊急情報に、最新
の日時情報を含めることにより、古い録画映像をビデオ
で再生している途中でテロップが流れると、それが現在
の緊急情報を示すのか否かの混乱も招かずにすむ。
【0089】また、通常の番組を視聴しているときに、
緊急情報のために強制的にチャンネルが切り替わるの
は、視聴者にとっては不快であるが、緊急情報専用チュ
ーナを内蔵し、通常の番組の映像情報に、緊急映像情報
を合成する映像合成回路を設けることで、番組が切り替
わることなく、緊急事態の発生を知ることができる。
【0090】さらに、外部周辺機器からの映像情報の入
力端子を設け、入力端子を介して与えられる映像情報
と、緊急映像情報を合成する映像合成回路を設けること
で、ビデオ、カラオケ等のテレビを利用した娯楽を楽し
んでいる時でも、緊急情報があれば知ることができる。
【0091】次に、本発明にかかるCATVコンバータ
に、CATVコンバータ設置場所を示す地域コードを登
録する実施例について、図4、図5、図13、図14、
および図15を参照して説明する。
【0092】なお、図面には、本実施例の説明に必要な
構成要素のみを記載してある。
【0093】図4に示すCATVコンバータ3は、自コ
ンバータの配置地域を示すコードであって予め定めたコ
ードである地域コードを記憶する地域コード記憶部30
5、通報信号発生部301、映像合成回路306、テレ
ビ表示決定部302、CATVチューナ308、初期設
定依頼コード記憶部311、地域コード書込み部312
を有して構成される。
【0094】また、出力端子を介して、テレビ500が
接続されており、CATVコンバータ3は、インターフ
ェイスを介して双方向ディジタルネットワーク網1と接
続されている。さらに、送受信端子を介して、双方向デ
ィジタルネットワーク網1へのデータの送出、および、
双方向ディジタルネットワーク網1からのデータの受信
を行なっている。
【0095】また、CATVコンバータ3には、その後
面に、初期設定用リセットスイッチ313を備えてい
る。なお、後に説明するが503は、リモコン、314
は、リモコン503からの信号の受信部である。
【0096】なお、リセットスイッチは、通常、蓋でお
おわれており、簡単には触れられないようにしておく。
【0097】一方、図5に示すように、CATVセンタ
の管理機器2は、緊急情報管理装置200、混合器10
0、地域管理データベース202を有して構成される。
また、緊急情報管理装置200は、通報信号受信部20
4、地域コード決定部207、映像信号発生部208、
を備えている。
【0098】また、CATVセンタの管理機器2は、イ
ンターフェイスを介して双方向ディジタルネットワーク
網1と接続されている。さらに、送受信端子を介して、
双方向ディジタルネットワーク網1へのデータの送出、
および、双方向ディジタルネットワーク網1からのデー
タの受信を行なっている。
【0099】以下、本実施例における動作についてを説
明する。
【0100】まず、リセットスイッチ313が押される
と、CATVチューナ308は、予め定めている初期設
定専用チャンネルを選局する。また、通報信号発生部3
01は、CATVコンバータ固有に、予め初期設定依頼
コード記憶部311に記憶している、初期設定依頼コー
ド311(例えば、コードとして、コンバータの製造番
号等を採用するのが好ましい)を取り出し、送受信端子
を介し、双方向ディジタルネットワーク網1を使用し
て、CATV管理センタ2に、初期設定依頼コードを送
る。
【0101】CATV管理センタ2の管理装置を構成す
る緊急情報管理装置200において、通報信号受信部2
04が、各CATVコンバータから送られてくる、初期
設定依頼コードを受信したとき、映像信号発生部208
は、初期設定メニューの映像信号を発生する。
【0102】初期設定メニューの映像信号を発生するた
めには、まず、地域コード決定部211を起動する。
【0103】起動された地域コード決定部211は、地
域管理データベース202より、CATV管理センタの
管轄エリアである地域全体の情報を引き出す。引き出さ
れた地域全体の情報は、図13に示すような、管轄地域
の地名のリスト1001や、操作方法1002等であ
る。
【0104】映像信号発生部208は、引き出された地
域全体の情報を、初期設定メニューの映像信号とし、初
期設定依頼コードをヘッダとして付加し、前記初期設定
専用チャンネルを使用して、初期設定依頼コードを送っ
てきたコンバータに送り返す。なお、地域管理データベ
ース202には、管轄地域の、大まかな地名リストから
詳細な地名リストの情報や、回答コードと地域コードを
対応づけた情報が格納されている。
【0105】CATVチューナ308は、CATV管理
センタ2から送られてきた、初期設定依頼コード付きの
初期設定メニューの映像を受信する。次に、テレビ表示
決定部302は、受信情報中の初期設定依頼コードと、
初期設定依頼コード記憶部311に記憶されている、C
ATVコンバータ固有の初期設定依頼コードとを比較し
て、同一コードであれば、テレビ500に、図13に示
すような、初期設定のメニュー映像1001、1002
を出力する処理を行なう。
【0106】初期設定を行う者は、初期設定メニューの
映像1001、1002をテレビで見ながら、リモコン
503の操作によって回答を行なう。例えば、CATV
のコンバータの設置地区が、「千代田区」ならば「1
番」を選択する。このように回答が与えられると、通報
信号発生部301は、初期設定依頼コードと「千代田
区」の回答コード「1」を、再び、CATV管理センタ
2に通報する。
【0107】CATV管理センタ2の緊急情報管理装置
200の地域コード決定部211が、上記の初期設定依
頼コードと、回答コードに従って、もし、登録すべき地
域コードが決定できるときは(すなわち、一番細かな地
名リストが表示された場合であって、回答コードが与え
られた時)、地域管理データベース202を参照して、
回答コードに対する地域コードを選び出す。そして、映
像信号発生部208は、初期設定依頼コードに、登録す
べき地域コードをつけ、図15に示したような初期設定
が終了したことを表す映像信号1005を発生し、コン
バータに送る。
【0108】この例では、登録すべき地域コードは、
「千代田区西神田1丁目」を表す地域コードである。も
し、地域コードを決定できないときには、さらに、回答
コードに従って、図14に示したような、より詳細な初
期設定メニューの映像1003、1004を発生する。
【0109】この例では、「千代田区」の回答があった
ので、千代田区の詳細な映像を発生している様子を示し
ている。
【0110】テレビ表示決定部302が、自身の初期設
定依頼コードを発見し、さらに、登録すべき地域コード
を発見したときには、地域コード書込み部312によっ
て、地域コード記憶部305に、地域コードを書込み登
録する。この例では、「千代田区西神田1丁目」を表す
地域コードである。
【0111】以上の構成により、例えば、引っ越し等
で、コンバータの設置場所が変更しても、対話形式で、
容易に地域コードを登録することができる。また、管理
センタ側の地域管理データベースを利用するので、CA
TVコンバータを地域固有のものにする必要はなく、汎
用製品とすることができる。
【0112】なお、リモコン等の操作によらず、表示画
面にタッチパネル機能を有した構成にしておき、回答コ
ード等を入力可能としてもよい。
【0113】なお、図4に示す構成では、図2に示した
構成のように、火災探知器502、通報コード記憶部3
04、緊急情報専用チューナ303等を図示していない
が、地域コードを新たに登録する実施例についての説明
の便宜上、省略しただけであり、実際には、新たに登録
された地域コードを利用して、さらに、火災探知器50
2の検出信号、通報コード等を利用して、図2において
説明したような通報処理が行なわれる。
【0114】図5においても同様に、通報コード、地域
コードを受信し、配布先コードを決定し、緊急映像情報
をCATVコンバータに送るという、図3において説明
した処理を実行する構成にしておく。
【0115】次に、CATVコンバータにファクシミリ
を備え、緊急情報を送信する実施例について、図6、図
7、および図3を参照して説明する。
【0116】図6は、例えば家庭側に配置されたCAT
Vコンバータ3であり、CATVコンバータ3には、フ
ァクシミリ504が備えられており、また、ファクシミ
リ通信を行なうためのファクシミリ通信網505を接続
している。
【0117】CATVコンバータ3は、通報コードを記
憶する通報コード記憶部304、自コンバータの配置地
域を示すコードであって予め定めたコードである地域コ
ードを記憶する地域コード記憶部305、通報信号発生
部301、緊急番号識別部321、緊急番号データベー
ス322、ファックスロック機構323を有して構成さ
れる。
【0118】また、CATVコンバータ3は、インター
フェイスを介して双方向ディジタルネットワーク網1と
接続されている。さらに、送受信端子を介して、双方向
ディジタルネットワーク網1へのデータの送出、およ
び、双方向ディジタルネットワーク網1からのデータの
受信を行なっている。
【0119】一方、図7は、緊急情報を受け付ける機関
(例えば、病院、警察、消防局等)側のCATVコンバ
ータ3の構成を示したもので、緊急映像情報の受け付る
処理を行なう。なお、本実施例の説明に必要な構成のみ
記載している。実際には、図2において説明した処理を
行なう構成を併存させるのが好ましい。
【0120】図7に示すように、機関側のCATVコン
バータ3は、緊急情報専用チューナ303、映像合成回
路306を有して構成される。また、出力端子を介して
テレビ500と接続されている。また、機関側には、フ
ァクシミリ通信網505に接続されたファクシミリ50
4が配置されている。なお、機関側のCATVコンバー
タ3は、インターフェイスを介して双方向ディジタルネ
ットワーク網1と接続されている。さらに、送受信端子
を介して、双方向ディジタルネットワーク網1へのデー
タの送出、および、双方向ディジタルネットワーク網1
からのデータの受信を行なっている。
【0121】さて、かかる構成における動作を説明す
る。
【0122】まず、家庭側において通報者が、機関への
ファックス送信を行なうことを想定する。
【0123】通報者がファックス送信の操作(例えば、
緊急事態発生の旨の手書きのメッセージを送信する操
作)を行うと、緊急番号識別部321が、緊急番号デー
タベース322を参照して、ファックス送信先の番号
が、緊急番号であるか否かを識別する。
【0124】なお、緊急番号データベース322には、
病院、警察、消防局等の機関のファックス番号が緊急番
号として登録されている。
【0125】そして、ファックス送信先の番号が、緊急
番号である場合には、通報信号発生部301は、緊急番
号と、地域コード記憶部305から取り出した地域コー
ドと、ファックス送信元番号と、ファックス信号を、送
受信端子を介し、双方向ディジタルネットワーク網1を
使用して、CATV管理センタ2に通報する。
【0126】なお、通報コード記憶部304に、緊急番
号に一意に対応する通報コードを格納しておき、当該コ
ードをヘッダ情報として付加し、緊急番号の替わりに送
信する構成にしても良い。この場合、管理センタ側に
は、通報コードからファックス送信先番号が把握できる
ように、データベース内にデータを格納しておけば良
い。
【0127】なお、CATV管理センタ2が備える管理
機器の構成は、図3に示す通りである。
【0128】このとき、ファクシミリ網505を使用し
て、通常のファックス信号の送信処理も行なっておく。
これにより、機関側に配置されたファックスは、通報者
が送信したファックス信号を受信する。これを、機関側
の人間が見て、緊急事態の発生を把握することも可能で
ある。もちろん、ファックス送信先の番号が緊急番号で
ないときは、ファクシミリ網505だけで、ファックス
信号を送信する通常のファックス通信を行なう。
【0129】なお、ファックスロック機構323は、予
め定めた暗証番号を、ファクシミリから入力した場合の
み、CATV管理センタ2にファックス信号を送ること
を可能とする手段であり、いたずらや誤操作を防止する
効果を有する。もちろん、CATV管理センタ2のみな
らず、機関にファックス信号を送る際にもファックスロ
ック機構323を作動させる構成としても良い。
【0130】さて、CATVの管理センタ2側の緊急情
報管理装置200において、通報信号受信部204は、
加入者側からのファクシミリによる通報があったとき、
時計203を参照して、通報に、日時情報を付加する。
【0131】緊急情報特定部205は、送られてきた情
報がファックス信号であると判断したとき、緊急情報管
理データベースを検索する必要はなく、ファックス信号
を映像信号発生部208に送る。
【0132】地域特定部206は、地域管理データベー
ス202を参照して、地域コード、緊急情報を抽出して
配布先決定部207に送る。
【0133】配布先決定部207は、ファクシミリ信号
を送信する機関に対する配布先コードを定める。なお、
地域管理データベース202には、緊急番号(場合によ
っては通報コード)と配布先コードとを対応づけたデー
タを、予め格納している。
【0134】そして、映像信号発生部208は、ファッ
クス信号、ファックス送信元番号、地域、日時情報を映
像情報として、さらに配布先地域コードをヘッダ情報と
して付加し、緊急情報の専用チャンネルで映像情報を送
る。
【0135】緊急情報を受け付ける機関側のCATVコ
ンバータが備える緊急情報専用チューナ303は、管理
センタ2からの緊急情報を受信すると、その映像をテレ
ビ500に表示する。
【0136】このような機関に配置されるCATVコン
バータには、図2に示したテレビ表示決定部を備えてお
かないでよい。すなわち、専用チャンネルで送られてっ
くる緊急情報を全て表示するようにしておけばよい。も
ちろん、地域コードを記憶した地域コード記憶部も設け
て、テレビ表示決定部が、配布先地域コードと地域コー
ドの一致を判定して、必要な緊急情報のみを表示する構
成にしても良い。
【0137】なお、画像情報をファクシミリより入力し
なくとも、予め定めた短縮ダイアル等が入力操作された
とき、緊急事態を示す旨の画像情報の入力操作が行なわ
れたと判断する構成にしても良い。
【0138】以上の実施例により、例えば、通報者が、
警察と消防局のファックス番号を間違えて、ファックス
送信しても、警察と消防局の配布先地域コードが同一で
あれば、ファックスの内容は両機関に配置されたテレビ
に映し出されるので、本来知るべき機関の担当者が、確
実に知ることができ、緊急情報を再送する必要もない。
また、通常、ファックス受信を常時監視していることは
ないため、ファックスによる通信のみでは、緊急情報を
受信したことを気付くのが遅れる可能性が高いが、CA
TVコンバータに接続したテレビを利用すれば、緊急情
報の受信を迅速かつ正確に把握できる。なお、ファック
ス併用可能なCATVコンバータは、いたずらによる操
作や誤操作防止等のため、会話が不自由な障害者がいる
家庭のみファックスロック機構を解除して、特定人しか
利用できないようにしておくこができる。
【0139】次に、本発明にかかるシステムを構成する
CATV管理センタが備えている緊急情報管理データベ
ース201の内容をオンラインで更新する実施例につい
て、図8、図9を参照して説明する。なお、図面には、
本発明の説明に必要な構成要素のみを記載するが、基本
的には、図2、図3に示した構成要素を備え、図2、図
3において説明した動作を行なっている。
【0140】図8は、CATV管理センタ2の緊急情報
管理データベース201の更新作業を行なう許可が与え
られている機関に配置する装置の構成を示す。
【0141】この装置は、CATVコンバータ3、緊急
情報生成装置4、機関固有の固有緊急情報管理データベ
ース402、モニタ400、キーボード401を有して
構成される。
【0142】また、緊急情報生成装置4は、暗号化部4
14、特権コード記憶部415、緊急情報発生部41
3、空きコード検索書き込み部412、緊急情報編集部
411を有している。この緊急情報生成装置4は、CA
TVコンバータ3とインタフェースを介して接続されて
いる。
【0143】さらに、CATVコンバータ3は、通報信
号発生部301、更新依頼コード記憶部331、地域コ
ード記憶部305を有している。また、CATVコンバ
ータ3は、インターフェイスを介して双方向ディジタル
ネットワーク網1と接続されている。さらに、送受信端
子を介して、双方向ディジタルネットワーク網1へのデ
ータの送出、および、双方向ディジタルネットワーク網
1からのデータの受信を行なっている。
【0144】一方、図9に示すように、CATVセンタ
の管理機器2は、緊急情報管理装置200、地域管理デ
ータベース202、緊急情報管理データベース201を
有して構成される。
【0145】また、緊急情報管理装置200は、通報信
号受信部204、暗号解読部221、特権コード照合部
222、緊急情報書き込み部208を備えている。
【0146】なお、CATVセンタの管理機器2は、イ
ンターフェイスを介して双方向ディジタルネットワーク
網1と接続されている。さらに、送受信端子を介して、
双方向ディジタルネットワーク網1へのデータの送出、
および、双方向ディジタルネットワーク網1からのデー
タの受信を行なっている。
【0147】さて、かかる構成における動作を説明す
る。
【0148】緊急情報管理データベース201の内容を
更新する許可が与えられているという特権を有する機関
のオペレータは、モニタ画面400の表示内容を見なが
ら、キーボード401を操作して、緊急情報の生成作業
を行う。
【0149】まず、緊急情報編集エディタ411を起動
させて、生成作業を開始すると、空きコード検索書込み
部412は、機関固有の緊急情報管理データベース40
2の内容を参照して、緊急情報のリストを、モニタ40
0上の画面に表示出力する。
【0150】次に、オペレータは、モニタを見ながら更
新しようとしている緊急情報が、既に登録されていない
かを確認し、登録されていなければ、新しい緊急情報を
入力する。緊急情報としては、例えば、通報コードと対
応する緊急映像情報が考えられる。
【0151】例えば、地震を例にとると、今までは地震
の程度に対応し「震度1から震度7」までの緊急映像情
報しか流せなかったが、新たに「震度8」を緊急映像情
報として追加することを行なうわけである。この場合、
特権を有する機関は、通常、気象庁となる。
【0152】新しい緊急情報が入力されると、空きコー
ド検索書込み部412は、地震に対応する通報コードを
検索し、新しい緊急情報を割り当て、これを識別可能
(「震度8」を識別可能な)な通報コードを生成して、
機関固有の緊急情報管理データベース402に書き込
む。
【0153】このようなデータの入力は、キーボード4
01で行なえば良い。
【0154】緊急情報発生部413は、更新される緊急
情報の内容と緊急情報の通報コードと特権コード415
を受け取る。緊急情報発生部413が、固有緊急情報管
理データベース402の更新された内容を直接アクセス
しても良い。
【0155】暗号化部414は、通報コードと、特権コ
ード記憶部415に記憶されている特権コードを取り出
し、これらを暗号化し、インターフェイスを介してCA
TVコンバータ3に出力する。暗号化については詳細に
述べないが、一般に暗号化に使用されている特殊な符号
化を行なえば良い。なお、特権コードは、機関固有に特
権コード記憶憶部415に、予め定められている。
【0156】ここで、機関固有の緊急情報とは、機関が
気象庁ならば地震等に関するもの、消防局ならば火災等
に関するもの、河川管理センタならば洪水等に関するも
のである。
【0157】更新される緊急情報がある場合、通報信号
発生部301は、緊急情報管理データベースの内容の更
新を依頼することを意味するコードである更新依頼コー
ドを更新依頼コード記憶部331から取り出し、さら
に、地域コード記憶部305から取り出した地域コード
を付加して、送受信端子を介して、双方向ディジタルネ
ットワーク網1を使用して、CATVの管理センタ2に
送る。
【0158】CATVの管理センタ2の緊急情報管理装
置200が備える通報信号受信部204が、CATVコ
ンバータ3から送られてくる更新依頼コードを受信する
と、次に、暗号解読部221は、送られてきた特権コー
ドの暗号解読を行う。
【0159】そして、特権コード照合部222は、地域
管理データベース202の内容を参照して、特権コード
と地域コードとの整合性を照合する。なお、地域管理デ
ータベース202には、地域コードと特権コードとを関
係づけて、予め記憶しておく。
【0160】照合結果が正しければ、即ち、送られた特
権コードと地域コードの両コードが、予め定められた関
係付けが行なわれているコードである場合には、緊急情
報書込み部223は、送られてきた、更新された緊急情
報の内容と、暗号解読部221によって解読した緊急情
報の通報コードとを、新たに、緊急情報管理データベー
ス201に書き込む処理を行なう。
【0161】以上の構成により、例えば、特権が与えら
れている機関側で、新たに緊急情報を設定する場合に、
CATVの管理センタに、一々出向かなくても、オンラ
インにより、緊急情報管理データベース201の内容を
更新することができる。なお、更新は、情報の追加のみ
ならず、削除や変更も含む。
【0162】また、機関の有する特権コードを暗号化す
ることで、緊急情報管理データベースのアクセスに対す
るセキュリティ機能を高めることができる。
【0163】なお、上記の実施例では、機関側の固有緊
急情報管理データベースの内容を参照して、緊急情報の
作成を行なったが、直接、CATV管理センタの緊急情
報管理データベースの内容を参照して、緊急情報の作成
を行なう構成にしてもよい。
【0164】次に、本発明にかかる他の実施例につい
て、図10、図11を参照して説明する。
【0165】図10に、公共機関に配置する装置の構成
例を示す。
【0166】この装置は、CATVコンバータ3、緊急
情報生成装置4、機関固有の固有緊急情報管理データベ
ース402、モニタ400、キーボード401を有して
構成される。
【0167】また、緊急情報生成装置4は、暗号化部4
14、特権コード記憶部415、緊急情報発生部41
3、通報コード検索部421、緊急情報編集部411を
有している。この緊急情報生成装置4は、CATVコン
バータ3とインタフェースを介して接続されている。
【0168】さらに、CATVコンバータ3は、通報信
号発生部301、地域コード記憶部305、映像合成回
路306、緊急情報専用チューナ303、CATVチュ
ーナ308を有している。そして、テレビ500が、映
像合成回路306に接続されている。緊急情報生成装置
4は、CATVコンバータ3とインタフェースを介して
接続される。
【0169】また、CATVコンバータ3は、インター
フェイスを介して双方向ディジタルネットワーク網1と
接続されている。さらに、送受信端子を介して、双方向
ディジタルネットワーク網1へのデータの送出、およ
び、双方向ディジタルネットワーク網1からのデータの
受信を行なっている。
【0170】一方、図11に示すように、CATVセン
タの管理機器2は、緊急情報管理装置200、地域管理
データベース202、緊急情報管理データベース20
1、時計203を有して構成される。
【0171】また、緊急情報管理装置200は、通報信
号受信部204、暗号解読部221、特権コード照合部
222、緊急情報特定部205、配布先決定部207、
映像信号発生部208、、地域映像作成部231を備え
ている。
【0172】なお、CATVセンタの管理機器2は、イ
ンターフェイスを介して双方向ディジタルネットワーク
網1と接続されている。さらに、送受信端子を介して、
双方向ディジタルネットワーク網1へのデータの送出、
および、双方向ディジタルネットワーク網1からのデー
タの受信を行なっている。
【0173】さて、かかる構成における動作を説明す
る。
【0174】CATV管理センタ2の緊急情報管理装置
200では、地域映像作成部231によって、CATV
管理センタ2が管轄している地域の区割り図(例えば、
図14、1003に示すような地図情報)を、地域管理
データベース202を参照して、専用チャンネルで、常
時、加入者に提供している。地域の区割り図は、地図情
報として、地域管理データベース202に予め格納され
ている。
【0175】前述のように、緊急情報をCATV管理セ
ンタ2側に送る公共機関には、図10に示すCATVコ
ンバータ3が設置されている。
【0176】CATVコンバータ3が備える、一般番組
視聴者用のCATVチューナ308において、地域区割
り図をテレビ500に画面表示する、特定局が選局され
ており、今、地域区割り図の映像が、テレビ500に表
示されているとする。
【0177】前述の特権を有する機関のオペレータは、
テレビ500に表示される地域の区割り図と、緊急情報
生成装置4に接続されているモニタ400の表示画面を
見ながら、キーボード401の操作により、緊急情報の
生成作業を行う。なお、キーボード401は、必要なデ
ータや、各種コマンドを受け付ける機能を有する。
【0178】まず、緊急情報編集部411を起動して、
生成作業を開始すると、通報コード検索部421は、機
関固有の固有緊急情報管理データベース402を参照し
て、緊急情報のリストをモニタ400の表示画面上に表
示出力する。
【0179】なお、固有緊急情報管理データベース40
2には、緊急事態の種類と、これに対応した通報コード
が格納されており、この内容が、緊急情報のリストとし
て表示される。
【0180】オペレータは、モニタ400の表示画面を
見ながら、緊急情報を選択し、即ち、緊急事態の種類に
応じた通報コードを選択するとともに、その緊急事態が
発生している地域の地域名称を入力する。地域名称は、
地域区割り図で表示されている地域名称を入力する。
【0181】入力操作が終了すると、緊急情報発生部4
13は、緊急情報の通報コードと、緊急事態の発生地域
の地域名称と、特権コード記憶部415に、機関固有に
予め定められている特権コードとを受け付け、暗号化部
414に送る。暗号化部414は、このうち特権コード
のみを、所定の方法で暗号化する。なお、前述のように
暗号化についての詳細な説明は避ける。
【0182】CATVコンバータ3が備える、通報信号
発生部301は、インタフェースを介して暗号化部41
4から送られてくる情報を受け付ける。機関が、管理セ
ンタを介して加入者に対して提供すべき緊急情報がある
場合、通報信号発生部301は、地域コード記憶部30
5に予め記憶してある地域コードを付加して、双方向デ
ィジタルネットワーク網1を使用して、CATVの管理
センタ2に通報する。
【0183】CATV管理センタ2の緊急情報管理装置
200が備える通報信号受信部204は、通報コードを
受信したとき、時計203を参照して、受信した情報に
日時情報を付加し、暗号解読部221によって、特権コ
ードの暗号解読を行う。
【0184】特権コード照合部222が、地域管理デー
タベース202を参照して、特権コードと地域コードと
の整合性を照合する。なお、地域管理データベース20
2には、地域コードと特権コードとを関係づけて、予め
記憶しておく。
【0185】照合結果が正しければ、即ち、送られた特
権コードと地域コードの両コードが、予め定められた関
係付けが行なわれているコードである場合には、緊急情
報特定部205によって、通報コードに従って、緊急情
報管理データベース201の内容を参照して、緊急情報
の内容から、流すべき緊急映像情報を特定。なお、緊急
情報管理データベース201には、通報コードと、流す
べき緊急映像情報が対応づけて格納されている。
【0186】配布先決定部207は、緊急情報の発生地
域の地域名称に従って、地域管理データベース202を
参照して、配布先地域コードを決定する。なお、地域管
理データベース202には、地域名称と配布先地域コー
ドとを対応付けたデータを格納しておけば良い。
【0187】そして、映像信号発生部208は、流すべ
き緊急映像情報と、地域名称と、日時の情報を映像情報
として、さらに、配布先地域コードをヘッダとして付加
し、各CATVコンバータに送る。
【0188】そして、図2で説明したように、各CAT
Vコンバータが備える緊急情報専用チューナが、管理セ
ンタから送られてくる情報を受信し、さらに、テレビ表
示決定部が、配布先地域コードと、自コンバータに対す
る地域コードとの一致性を判断し、両コードが一致する
とき、緊急映像情報をテレビに表示する。
【0189】以上の構成により、例えば、特権を有する
公共機関側が、住民に緊急情報の提供サービスを行いた
いときに、適切な地域への提供サービスを行なうことが
できる。
【0190】次に、本発明にかかるシステムにおいて、
停電が発生したときの対策を考慮した実施例について、
図12を参照して説明する。
【0191】図12に示すCATVコンバータ3は、強
制的にテレビ500を起動するACコントローラ30
7、緊急事態の種類を示すコードであって予め定めたコ
ードである通報コードを記憶する通報コード記憶部30
4、自コンバータの配置地域を示すコードであって予め
定めたコードである地域コードを記憶する地域コード記
憶部305、通報信号発生部301、映像合成回路30
6、テレビ表示決定部302、緊急情報専用チューナ3
03、CATVチューナ308、切り替え機構309、
電源供給回路342、充電式バッテリ343、停電監視
機構344を有して構成される。なお、通常、外部電源
341から電力が供給されている。
【0192】また、出力端子を介して、テレビ500が
接続されている。また、テレビ500は、ACコントロ
ーラ307とも接続されている。
【0193】さらに、CATVコンバータ3は、インタ
ーフェイスを介して双方向ディジタルネットワーク網1
と接続されている。さらに、送受信端子を介して、双方
向ディジタルネットワーク網1へのデータの送出、およ
び、双方向ディジタルネットワーク網1からのデータの
受信を行なっている。なお、図2と同一の符号を付した
構成要素は、図2の構成要素と、同一の構成、機能を有
する。
【0194】本実施例では、CATVコンバータ3が、
充電式バッテリ343を内蔵している。
【0195】通常時(停電時ではない)には、充電式バ
ッテリ343は、外部電源341が供給する電力を電源
供給回路342により、フル充電されるようにしてお
く。
【0196】通常時は、CATVコンバータ3は、外部
電源341が供給する電力を電源供給回路342により
得て作動する。停電監視機構344は、外部電源341
と電源供給回路342との通電状態を監視しており、停
電になったと判断した時には、内蔵バッテリ343の電
力を電源供給回路342を介して得る。そして、停電監
視機構344が停電状態を検出したとき、通報信号発生
部301を起動する。
【0197】起動された通報信号発生部301は、予め
通報コード記憶部304に記憶してある、停電に対応す
る通報コードと、予め地域コード記憶部305に記憶し
てある地域コードとを取り出し、入出力端子を介し、双
方向ディジタルネットワーク網1を使用して、CATV
管理センタに送る。
【0198】なお、管理センタ側では、通報コード、地
域コードを受信し、配布先地域コードを付加した、停電
に対する緊急映像情報を、各CATVのコンバータに送
る。そして、図2で説明したように、各CATVコンバ
ータが備える緊急情報専用チューナが、管理センタから
送られてくる情報を受信し、さらに、テレビ表示決定部
が、配布先地域コードと、自コンバータに対する地域コ
ードとの一致性を判断し、両コードが一致するとき、緊
急映像情報をテレビに表示する。
【0199】すなわち、停電時のCATVコンバータ3
の動作は、以下のようになる。
【0200】CATVコンバータ3は、停電時には、内
蔵バッテリ343の電力が電源供給回路342を介して
供給されることによって、緊急情報専用チューナ303
と、テレビ表示決定機能302が起動させた状態にな
る。そして、CATV管理センタ2から送られてくる配
布先地域コードが付された緊急映像情報が提供される
と、テレビ表示決定部は、配布先地域コードと、地域コ
ード記憶部に記憶されている地域コードの一致性を判断
する。
【0201】両コードが一致すると判断されたときに
は、ACコントローラ307を起動し、テレビを強制的
に起動させるとともに、映像合成回路306も起動し、
テレビ500に緊急映像情報を表示する。
【0202】以上の構成により、停電が発生したときに
は、CATV管理センタに停電が発生したことを通報で
きるので、CATV管理センタからさらに、電力会社等
に緊急情報を提供することが可能になり、電力管理者
が、迅速に停電地域を把握することができる。
【0203】また、停電時に、停電以外の他の緊急情報
が発生したとしても、緊急映像情報を、テレビに表示す
ることができる。すなわち、緊急情報は、テレビを視聴
できない状態でも知りたい情報であるが、本実施例のよ
うに充電式バッテリを内蔵しておくことにより、緊急情
報が発生したときには、緊急情報を表示するのに必要な
装置だけを起動することで、停電時でも緊急事態を把握
できる、省電力設計されたシステムを実現できる。
【0204】以上述べてきた実施例においては、映像に
よる緊急情報の提供についてのみ説明してきたが、緊急
情報を受信したときに、音や音声によって注意を喚起す
る手段を設けた構成にしても良い。すなわち、テレビに
緊急映像情報を表示させるタイミングで、ブザーやチャ
イム等を駆動する構成にしておくことや、予め設けてあ
る音声合成回路を起動する構成も考えられる。また、C
ATV管理センタ側が送る緊急情報として、発信音を採
用し、緊急時には、テレビのスピーカから緊急音が出力
されるようにすることも可能である。
【0205】なお、以上では、主としてCATVを使用
したシステムについて述べてきたが、管理センタと、各
コンバータや機関との間の情報伝送は、衛星通信等を利
用してもよい。
【0206】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、例え
ば、留守、深夜等の家庭で発生した災害に関する情報
を、迅速に、所定の災害受付けセンタや災害発生付近に
居住する住民等に、テレビ映像情報として提供すること
ができ、災害に対する迅速な措置をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるシステムを構成するネットワー
クの説明図である。
【図2】本発明にかかるシステムを構成するCATVコ
ンバータの一例の構成図である。
【図3】本発明にかかるシステムを構成するCATV管
理センタの一例の構成図である。
【図4】本発明にかかるCATVコンバータに備えた、
地域コードを登録するための手段の構成図である。
【図5】本発明にかかる管理センタに備えた、地域コー
ドを登録するための手段の構成図である。
【図6】本発明にかかるCATVコンバータにファクシ
ミリを備え、緊急通報するための手段の構成図である。
【図7】本発明にかかるCATVコンバータにファクシ
ミリを備え、緊急通報を受信するための手段の構成図で
ある。
【図8】CATV管理センタに設置した緊急情報管理デ
ータベースの内容を、オンラインで拡張するための手段
の構成図である。
【図9】CATV管理センタに設置した緊急情報管理デ
ータベースの内容を、オンラインで拡張するための手段
の構成図である。
【図10】本発明にかかるシステムにおいて、公共機関
によって緊急情報を提供する手段についての構成図であ
る。
【図11】本発明にかかるシステムにおいて、公共機関
によって緊急情報を提供する手段についての構成図であ
る。
【図12】停電時に所定の処理を行なう手段を備えた実
施例の構成図である。
【図13】地域コードを登録する手続の説明図である。
【図14】地域コードを登録する手続の説明図である。
【図15】地域コードを登録する手続の説明図である。
【符号の説明】 1…双方向ディジタルCATVネットワーク網、2…C
ATV管理センタ、3…CATVコンバータ、4…緊急
情報生成装置、200…緊急情報管理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 健司 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099 株式 会社日立製作所 システム開発研究所内 (56)参考文献 特開 平5−75999(JP,A) 特開 平6−120917(JP,A) 特開 平5−219503(JP,A) 特開 平5−219504(JP,A) 特開 平4−62699(JP,A) 特開 平3−265292(JP,A) 特開 平5−276513(JP,A) 実開 昭63−80698(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10,7/16 - 7/173

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CATVの管理を行なう管理機器を備える
    CATV管理センタと、該センタが備える管理機器との
    間で情報の通信を行なう複数のCATVコンバータと
    を、双方向デジタル回線を介して接続して構成したシス
    テムであって、 前記各CATVコンバータは、 映像情報を表示出力する表示手段と、自コンバータの設
    置場所を示すコードである地域コードを登録する地域コ
    ード登録手段と、CATV管理センタが提供する映像情
    報を選局、受信するCATVチューナと、前記地域コー
    ド登録手段に新たな地域コードを登録するための指示を
    示す固有の初期設定依頼コードを、前記管理機器に送る
    初期設定依頼コード送信手段と、該送信手段を起動し、
    地域コードを含む映像情報を受信するように前記CAT
    Vチューナの特定局の選局動作を行なわせるリセットス
    イッチと、該リセットスイッチが一旦操作された後、前
    記特定局によって受信された、地域コードを含む映像情
    報を前記表示手段に表示する初期メニュー表示処理手段
    と、該手段によって画面表示される地域コードであり、
    映像情報を順次切替る指示コードでもある回答コードの
    指示を受け付け、前記初期設定依頼コードとともに送る
    送信手段と、最後に指示された回答コードを地域コード
    として、前記地域コード登録手段に登録する地域コード
    設定手段と、管理センタ側から送られてくる初期設定依
    頼コードと固有の初期設定依頼コードとが一致するか否
    かを判定し、一致すると判定したとき、前記初期メニュ
    ー表示処理手段を起動して前記特定局で受信される情報
    を前記表示手段に出力する処理を行なう表示決定手段と
    を備え、 また、前記CATV管理センタが備える管理機器は、 送られてくる、初期設定依頼コード、回答コードを受信
    する受信手段と、地域コードを含む映像情報を複数種類
    記憶しておく映像情報記憶手段と、初期設定依頼コード
    のみを受信したとき、予め定めてある地域コードを含む
    映像情報に受信した初期設定依頼コードを付して送信
    し、初期設定依頼コードおよび回答コードを受信したと
    き、予め定めている、地域コードを含む映像情報に受信
    した初期設定依頼コードを付して順次送信する送信手段
    とを有することを特徴とする緊急情 報通信システム。
  2. 【請求項2】CATVの管理を行なう管理機器を備える
    CATV管理センタと、該センタが備える管理機器との
    間で情報の通信を行なう複数のCATVコンバータと
    を、双方向デジタル回線を介して接続して構成したシス
    テムであって、 前記各CATVコンバータは、 映像情報を表示出力する表示手段と、自コンバータの設
    置場所を示すコードである地域コードを登録する地域コ
    ード登録手段と、CATV管理センタが提供する映像情
    報を選局、受信するCATVチューナと、CATV管理
    センタが提供する、緊急情報の配布先を示すコードであ
    る配布先地域コードを付した緊急映像情報を受信する緊
    急情報専用チューナと、1種類以上の緊急事態を検出す
    る緊急事態検出手段と、緊急事態の種類を示す通報コー
    ドを記憶する通報コード記憶手段と、 前記緊急事態検出手段により緊急事態が検出されたと
    き、地域コードと通報コードとを、CATV管理センタ
    側に送信する通報手段と、前記地域コード登録手段に新
    たな地域コードを登録するための指示を示す固有の初期
    設定依頼コードを、前記管理機器に送る初期設定依頼コ
    ード送信手段と、該送信手段を起動し、地域コードを含
    む映像情報を受信するように前記CATVチューナの特
    定局の選局動作を行なわせるリセットスイッチと、該リ
    セットスイッチが一旦操作された後、前記特定局によっ
    て受信された、地域コードを含む映像情報を前記表示手
    段に表示する初期メニュー表示処理手段と、該手段によ
    って画面表示される地域コードであり、映像情報を順次
    切替る指示コードでもある回答コードの指示を受け付
    け、前記初期設定依頼コードとともに送る送信手段と、
    最後に指示された回答コードを地域コードとして、前記
    地域コード登録手段に登録する地域コード設定手段と、
    前記配布先地域コードと前記地域コードとが一致するか
    否かを判定し、一致すると判定したとき、緊急情報を前
    記表示手段に出力する第1処理、および、管理センタ側
    から送られてくる初期設定依頼コードと固有の初期設定
    依頼コードとが一致するか否かを判定し、一致すると判
    定したとき、前記初期メニュー表示処理手段を起動して
    前記特定局で受信される情報を前記表示手段に出力する
    第2 処理を行なう表示決定手段とを備え、 また、前記CATV管理センタが備える管理機器は、 送られてくる、地域コード、通報コード、初期設定依頼
    コード、および回答コードを受信する受信手段と、地域
    コードの種類に対応させて、配布先地域コードを格納す
    る第1記憶手段と、通報コードの種類に対応させて、緊
    急映像情報を格納する第2記憶手段と、 受信した地域コードの種類に応じて、前記第1記憶手段
    の記憶内容を参照して、配布先地域コードを定めるコー
    ド決定手段と、受信した通報コードの種類に応じて、前
    記第2記憶手段の記憶内容を参照して、各CATVコン
    バータに与える緊急映像情報を決定する手段と、緊急映
    像情報に配布先地域コードを付して、各CATVコンバ
    ータに緊急映像情報を送出する通信手段と、初期設定依
    頼コードのみを受信したとき、予め定めてある地域コー
    ドを含む映像情報に受信した初期設定依頼コードを付し
    て送信し、初期設定依頼コードおよび回答コードを受信
    したとき、予め定めている、地域コードを含む映像情報
    に受信した初期設定依頼コードを付して順次送信する送
    信手段とを有することを特徴とする緊急情報通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】双方向デジタル回線を介してCATVコン
    バータと通信を行う、CATV管理センタに設けられる
    管理機器であって、 送られてくる、地域コード、通報コード、初期設定依頼
    コード、および回答コードを受信する受信手段と、地域
    コードの種類に対応させて、配布先地域コードを格納す
    る第1記憶手段と、通報コードの種類に対応させて、緊
    急映像情報を格納する第2記憶手段と、 受信した地域コードの種類に応じて、前記第1記憶手段
    の記憶内容を参照して、配布先地域コードを定めるコー
    ド決定手段と、受信した通報コードの種類に応じて、前
    記第2記憶手段の記憶内容を参照して、各CATVコン
    バータに与える緊急映像情報を決定する手段と、緊急映
    像情報に配布先地域コードを付して、各CATVコンバ
    ータに緊急映像情報を送出する通信手段と、初期設定依
    頼コードのみを受信したとき、予め定めてある地域コー
    ドを含む映像情報に受信した初期 設定依頼コードを付し
    て送信し、初期設定依頼コードおよび回答コードを受信
    したとき、予め定めている、地域コードを含む映像情報
    に受信した初期設定依頼コードを付して順次送信する送
    信手段とを有することを特徴とする管理機器。
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