JP3473695B2 - W−cdmaシステムにおけるセルサーチ方法及び回路 - Google Patents

W−cdmaシステムにおけるセルサーチ方法及び回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体無線通信シ
ステムにおけるセルサーチ方法及び装置に関し、特に、
W−CDMA(Wide CDMA)システムにおけるセルサー
チ方法及び回路に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体端末を用いたCDMA(Code Di
vision Multiple Access;符号分割多元接続)セルラ
方式の無線通信システムにおいては、移動体端末の電源
オン時の初期同期確立作業や移動にともなうセル切り替
え時などのセルサーチを行う必要がある。
【0003】図7は、従来の移動体端末のセルサーチ回
路2の構成の一例を示す図である。図7を参照すると、
ベースバンド受信信号(RX)を入力とするマッチドフ
ィルタ23は、ステップ1(スロットタイミング同定)
のみの逆拡散処理を実行する。なお、SS(スプレッド
スペクトラム)拡散通信方式において、初期接続等を高
速に行うマッチドフィルタは、複数段のレジスタと、各
段のレジスタの出力と係数を乗算する複数の乗算器と、
複数の乗算器の出力を加算して出力する加算器よりな
り、例えば1シンボル256チップの場合、256段の
マッチドフィルタについて、I成分(同相成分)とQ成
分(直交成分)で、512個の加算器と、512ワード
のレジスタから構成される。
【0004】ステップ2(フレームタイミング同定)、
ステップ3(スクランブリングコード同定)の逆拡散
は、コリレータ部(相関部)21で行う。コリレータ部
21は、ステップ2、ステップ3で、共通に使用され
る。すなわち、コリレータ部21のコード生成部22
は、ステップ2ではフレームタイミング同定用のコー
ド、ステップ3ではスクランブリングコード同定用のコ
ードを生成し、コリレータ部21のコリレータは、コー
ド生成部22で生成されるコードと、ベースバンド受信
信号との相関をとる。
【0005】セレクタ24は、コリレータ部21とマッ
チドフィルタ23の出力を選択出力する。
【0006】パワー計算部25は、セレクタ24の出力
を入力し、I成分(同相成分)とQ成分(直交成分)の
2乗値を求めパワー(電力値)の計算を行う。
【0007】1シンボルが256チップ、1スロットが
10シンボルよりなるとして、メモリ26は、メモリ容
量が2560ワードのRAM(ランダムアクセスメモ
リ)よりなり、ステップ1、ステップ2、ステップ3の
処理でシェアして使用される。
【0008】ディテクト(Detect)部27は、マッチド
フィルタ23、コリレータ部21よりメモリ26に書き
込まれた相関値の最大値検索を行う。
【0009】判定部28では、スレッショルド係数を用
いて、メモリ26内の平均値と最大値の判定を行う。
【0010】コントロール部20は、システムカウンタ
(System Counter)信号を入力し、各部の動作タイミ
ングの制御を行う。
【0011】かかる構成において、ステップ1のマッチ
ドフィルタ23は、毎チップ1つの相関値を出力し、2
560チップ(1スロット)で計算を終了する。
【0012】なお、マッチドフィルタ、相関器を備えた
セルサーチ回路の構成として、例えば特開平11−88
295号公報、および特開平11−200447号公報
等の記載が参照される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のセルサーチ方法
では、ステップ1〜3の各ステップにおいて確定候補を
1つに絞って、次のステップへ進む構成とされている。
すなわち、ステップ1では、候補を1つしか出力しな
い。このため、高速に逆拡散を行い、さらに、数スロッ
ト間、累積加算を行うことにより、ステップ1の候補の
信頼性を高める必要があった。この理由で、図7に示し
たように、従来のセルサーチ回路には、マッチドフィル
タ23が必要とされている。
【0014】しかしながら、マッチドフィルタを用いた
従来のセルサーチ回路においては、ステップ1でしかマ
ッチドフィルタを使用していず、結果的に、回路規模が
増大し、また消費電流の増加ともなっている、という問
題点を有している。
【0015】したがって本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、マッチドフィルタ
を要しないセルサーチを実現することで、回路規模を縮
減し、消費電量の低減を図る方法及び回路を提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、スロットタイミング同定を行う第1のステップ
と、フレームタイミング同定を行う第2のステップと、
スクランブリングコード同定を行う第3ステップと、を
含むCDMA移動体通信システムにおけるセルサーチ方
法において、前記各ステップにおける相関値の算出をコ
リレータ部で行い、前記スロットタイミング同定の第1
のステップでは、スロットタイミング同定結果を1候補
に絞らずに複数候補検出し、その際、一定期間毎に、相
関パワーが最大値を示す1候補を検出することで、1ス
ロット区間あたりスロットタイミングを複数候補検出
し、前記フレームタイミング同定の第2のステップで
は、前記スロットタイミングの複数候補を基に、すべて
の候補に対してフレームタイミング同定を行い、前記フ
レームタイミングの複数候補の中で最大値を示すものを
1つ選択し、前記スクランブリングコード同定を行う第
3ステップでは、前記第2のステップで選択された1候
補のタイミングについて相関パワーを求め、スレッショ
ルド判定を行って同定する、ものである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明は、ITU(International Telecommuni
cation Union)の提唱するW−CDMA(IMT-2000)F
DD(Frequency Division Duplexing)モードにおけ
るセルサーチの、ステップ1(スロットタイミング同
定)、ステップ2(フレームタイミング同定)、ステッ
プ3(スクランブリングコード同定)において、以下の
特徴を有する。
【0018】(1)ステップ1(スロットタイミング同
定)とステップ2(フレームタイミング同定)を1つの
検出サイクルとする。
【0019】(2)ステップ1におけるスロットタイミ
ング同定結果を、1候補に絞らずに複数候補検出する。
【0020】(3)ステップ1におけるスロットタイミ
ングの複数の候補から、一定期間毎に最大値を示す1候
補を検出する。
【0021】(4)ステップ2のフレームタイミング同
定では、ステップ1の複数候補の結果を基に、すべての
候補に対して、フレームタイミング同定を行う。
【0022】(5)ステップ2のフレームタイミングの
複数候補の中で、最大値を示すものを1つ選択する。
【0023】(6)ステップ2のフレームタイミングの
1候補に対してスレッショルド判定を行い同定する。
【0024】(7)ただし、上記(6)のスレッショル
ド判定において、スレッショルド判定条件をクリアでき
ない場合、ステップ1から、やり直す。
【0025】上記(1)〜(7)の特徴を有するセルサ
ーチアルゴリズムを用いることにより、本発明では、従
来のセルサーチ方法で用いられていた、ステップ1のみ
で使用されるマッチドフィルタを削除し、ステップ2、
ステップ3で使用されるコリレータをシェアすること
で、ステップ1を実現しており、このため、回路規模、
および消費電流の削減することができる。
【0026】本発明に係る回路は、その好ましい一実施
の形態において、スロットタイミング同定を行う第1の
ステップでは、P−サーチコード(P-Search Code)の
生成を行い、フレームタイミング同定を行う第2のステ
ップではS−サーチコード(S-Search Code)の生成を
行い、スクランブリングコード同定を行う第3のステッ
プでは、P−スクランブリングコード(P-Scrambling
Code)の生成を行うコード生成部(12)と、並設され
た複数個のコリレータと、を備え、前記第1のステップ
では、P−サーチコード(P-Search Code)を利用した
逆拡散処理、前記第2のステップでは、S−サーチコー
ド(S-Search Code)を利用した逆拡散処理、前記第3
のステップでは、P−スクランブリングコード(P-Scra
mblingCode)を利用した逆拡散処理を行うコリレータ部
(11)と、コリレータ部(11)の出力から相関パワ
ーを計算して出力するパワー計算部(13)と、前記パ
ワー計算部の出力を格納するメモリ(14)と、前記各
ステップにおいて、前記メモリに格納された相関パワー
の最大値検索を行う検出(ディテクト)部(15)と、
前記第2のステップと前記第3のステップにおいて、予
め定められたスレッショルド係数を用いて、前記メモリ
に格納されている相関パワーの平均値と最大値の判定を
行う判定部(16)と、前記各部の動作タイミングの制
御を行う制御部(10)と、を少なくとも備えている。
【0027】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して以下に説明する。図1は、本発明の一実施例として
のセルサーチ回路1の構成を示す図である。図1を参照
すると、本発明の一実施例においては、図7のマッチド
フィルタは設けられていず、ベースバンド受信信号(R
X)を入力とするコリレータ部が、ステップ1(スロッ
トタイミング同定)、ステップ2(フレームタイミング
同定)、ステップ3(スクランブリングコード同定)を
行う構成とされている。
【0028】コリレータ部11のコード生成部12は、
ステップ1の場合、P−サーチコード(P-Search Cod
e)の生成、ステップ2の場合、S−サーチコード(S-S
earchCode)の生成、ステップ3の場合、P−スクラン
ブリングコード(P-Scrambling Code)の生成をそれぞ
れ行う。なお、P−サーチコード(P-Search Code;第
1サーチコード)、S−サーチコード(S-Search Cod
e;第2サーチコード)、P−スクランブリングコード
(P-Scrambling Code)は、3GPP(3rd Generation
Partnership Project)が規定したコードであり、3
GPPの仕様書(3G TS 25.213 第5.22,5.23章)が
参照される。
【0029】コリレータ部11は、32個のコリレータ
(相関器)を備え、ステップ1では、コード生成部12
より生成されるP−サーチコード(P-Search Code)を
利用した逆拡散処理、ステップ2では、コード生成部1
2より生成されるS−サーチコード(S-Search Code)
を利用した逆拡散処理、ステップ3では、コード生成部
12より生成されるP−スクランブリングコード(P-Sc
rambling Code)を利用した逆拡散処理を行う。このよ
うに、コリレータ部11は、ステップ1、ステップ2、
ステップ3の各ステップでシェアして用いられる。
【0030】パワー計算部13は、コリレータ部11の
出力を入力し、I成分とQ成分の2乗値の計算を行う。
【0031】メモリ14は、1シンボルが256チッ
プ、1スロットが10シンボルの場合、メモリ容量が2
560ワードのRAM(ランダムアクセスメモリ)より
なり、ステップ1、ステップ2、ステップ3でシェアし
て使用する。
【0032】ディテクト(検出)部15では、コリレー
タ部11よりメモリ14に書きこまれた相関値を基に、
最大値検索を行う。
【0033】判定部16では、スレッショルド係数を用
いてメモリ内の平均値と最大値の判定を行う。ただしス
テップ1では、セレクタ17を介して、判定部16の処
理は、パスされる。
【0034】コントロール部10は、システムカウンタ
(System Counter)信号を入力し、各ブロックの動作
タイミグ制御を行う。
【0035】本発明の一実施例の動作について詳細に説
明する。以下では、ステップ1でのスロットタイミング
候補を1シンボル毎に1候補、計10候補検出する場合
について説明する。
【0036】図2は、本発明の一実施例におけるセルサ
ーチの動作を説明するためのフローチャートである。
【0037】セルサーチは、図2に示す通り、ステップ
(STEP)1〜ステップ(STEP)3の3つのステ
ップで行われる。
【0038】セルサーチが動作を開始すると、直ちに、
P−サーチコード(P-Search Code)を用いて相関パワ
ープロファイルの作成を開始する(ステップ1−1)。
【0039】図3は、この相関パワープロファイルを作
成するためのコリレータ部11の動作タイミングを示し
た図である。
【0040】(1)コリータ部11内の並設された3
2個のコリレータ1〜32は、それぞれ、1チップ毎
に、逆拡散位置を1チップシフトしながら、動作を開始
し、1シンボル(256チップ)区間逆拡散を行い、結
果を出力する。
【0041】(2)上記(1)の処理を、1スロット
(10シンボル)にわたって連続して行う。
【0042】(3)つづいて32チップ期間停止した
後、再び、上記(1)から同様の動作を行う。
【0043】(4)上記(1)〜(3)の処理を、8ス
ロットにわたって行うことにより、2560チップ位置
での逆拡散を終了する。
【0044】コリレータ11の出力(相関値)は、パ
ワー計算部13で、I成分とQ成分の2乗値を加算した
相関パワーの計算が行われ、メモリ14に書きこまれ
る。
【0045】1スロット区間(2560チップ位置)す
べてのタイミングで、コリレータ11の動作およびパワ
ー計算部13でのパワー計算が終了し、相関パワーがメ
モリ14に書きこまれると、ディテクト部15が最大値
検索を開始する(ステップ1−2)。
【0046】図4は、本発明の一実施例における最大値
の検索方法を示す図である。検索方法は、1シンボル
(256チップ)区間につき、最大となる候補を1候補
を検出し、10シンボルのそれぞれについて計10候補
検出する。以上で、ステップ1の処理は終了する。
【0047】次のステップ2では、ステップ1で検出さ
れた10候補のタイミングすべてにおいて、コリレータ
部11でS−サーチコード(S-Search Code)を用いた
相関パワープロファイルの作成を開始する。
【0048】図5は、本発明の一実施例において、ステ
ップ2において、相関パワープロファイルを作成するた
めのコリレータ部11の動作タイミングを示す図であ
る。
【0049】図5に示すように、コリータ部11内の
32個の各コリレータは、コリレータ1〜16とコリレ
ータ17〜32の2つの群に分かれて動作する。同じ群
のコリレータは同じタイミングで動作する。
【0050】第1群のコリレータ1〜16のコード番号
は、コリレータ1がコード番号1、コリレータ2がコー
ド番号2、…というように、順に、コード番号16まで
のすべてのコードで行う。
【0051】また第2群のコリレータ17〜32のコー
ド番号は、コリレータ17がコード番号1、コリレータ
18がコード番号2、…というように、順に、コード番
号16までのすべてのコードで行う。
【0052】第1群のコリレータ1〜16は奇数シンボ
ルを、第2群のコリレータ17〜32は偶数シンボル
を、それぞれ、1シンボル(256チップ)区間、逆拡
散を行い結果を出力する。この処理を、15スロット間
行うことにより、逆拡散を終了する。
【0053】コリレータ11の出力は、パワー計算部1
3でパワー計算され、メモリ14に書き込まれる。
【0054】すべてのタイミングで、コリレータ11の
動作およびパワー計算部13でのパワー計算が終了し、
メモリ14に書き込まれると、ディテクト部15が、最
大値検索を開始し、最大となる候補を1候補検出する
(ステップ2ー2)。
【0055】この候補に対して、判定部16が、判定処
理を行う(ステップS2−3)。
【0056】判定部16の判定方法は、メモリ14に書
き込まれたパワー値の平均と最大値、及び、予め定めら
れたスレッショルド値を用いて行う。
【0057】最大値が、(スレッショルド値)×(平均
値)を超えている場合には、ステップ3へ進む。
【0058】最大値が、(スレッショルド値)×(平均
値)を超えていない場合には、ステップ1へ戻る。
【0059】ただし、ステップ1の繰り返し回数を管理
するリスタート回数(Rst_count1)が、パラメータ(rst1_
param)で指定された回数(予め定められた設定値)を超
えた場合、セルサーチは、失敗と判断して終了する。
【0060】すなわち、ステップ2−3の判定で、最大
値が(スレッショルド値)×(平均値)を超えていない
場合(NG)の場合、ステップ4−1で、リスタート回
数(Rst_count1)を1つインクリメントし、ステップ4−
2で、リスタート回数(Rst_count1)がパラメータ(rst1_
param)より小であるか判定し、リスタート回数(Rst_cou
nt1)がパラメータ(rst1_param)以上の場合、セルサーチ
は失敗とし(ステップ4−3)、リスタート回数(Rst_c
ount1)がパラメータ(rst1_param)未満の場合、ステップ
1−1から処理を行う。
【0061】ステップ3は、ステップ2が検出した1候
補のタイミングにおいて、コリレータ部11においてP
−スクランブリングコード(P-Scrambling Code)を用
いた相関パワープロファイルの作成を開始する。
【0062】コリレータ部11の出力(相関値)は、パ
ワー計算部13でパワー計算され、メモリ14に書きこ
まれる。
【0063】すべてのタイミングでコリレータ部11の
動作およびパワー計算部13でのパワー計算が終了し、
メモリ14に書き込まれると、デイテクト部15が最大
値検索を開始し、最大となる候補を1候補検出する(ス
テップ3−2)。
【0064】この候補に対して、判定部16が、判定処
理を行う(ステップ3−3)。その判定方法は、メモリ
に書きこまれたパワー値の平均と最大値、スレッショル
ド値を用いて行う。
【0065】最大値が、(スレッショルド値)×(平均
値)を超えている場合、セルサーチは、正常終了する
(ステップ5−3)。
【0066】最大値が(スレッショルド値)×(平均
値)を超えていない場合、ステップ3へ戻る。
【0067】ただし、ステップ3の繰り返し回数を管理
するリスタート回数(Rst_count2)がパラメータ(rst2_pa
ram)で指定された回数と等しいか超えた場合、ステップ
1へ戻る。すなわち、ステップ3−3でNGの場合、ス
テップ5−1でリスタート回数(Rst_count2)を1つイ
ンクリメントし、リスタート回数(Rst_count2)がパラ
メータ(rst2_param)以上の場合、ステップ4−1に分
岐し、リスタート回数(Rst_count2)がパラメータ(rst
2_param)未満の場合、ステップ3−1から処理を行
う。ステップ4−1では、ステップ1の繰り返し回数を
管理するリスタート回数(Rst_count1)を1つインクリメ
ントし、ステップ4−2では、リスタート回数(Rst_cou
nt1)がパラメータ(rst1_param)で指定された回数以上の
場合、セルサーチは失敗とする。
【0068】次に、本発明の第二の実施例について説明
する。本発明の第二の実施例の基本的構成は上記の通り
であるが、ステップ1のスロットタイミング候補数につ
いてさらに工夫を施している。
【0069】本発明の第二の実施例では、ステップ1に
おけるスロットタイミング候補を、1シンボル毎に、2
候補、計20候補検出する。本発明の第二の実施例にお
いて、コリータ部は、前記第一の実施例のコリータ
部11のコリータの数の2倍の数のコリータを備え
ている。
【0070】図6は、本発明の第二の実施例において、
ステップ1におけるコリレータ部11の動作タイミング
を示す図である。
【0071】(1)コリータ部11の各コリレータ1
〜64は、1チップ毎に、逆拡散位置を1チップシフト
しながら動作を開始し、1シンボル(256チップ)区
間逆拡散を行い、結果を出力する。
【0072】(2)上記(1)の処理を1スロット(1
0シンボル)間連続して行う。
【0073】(3)64チップ停止した後、再び同様の
動作を行う。
【0074】(4)上記(1)〜(3)の処理を4スロ
ット間、行うことにより2560チップ位置での逆拡散
を終了する。すなわちスロットタイミング候補数が10
候補のときに比べて半分のスロットで、コリレータの動
作は終了する。
【0075】本発明の第二の実施例は、前記第一の実施
例と比べて、若干回路規模は増加するが、ステップ2−
3の判定で、O.K.となる確率は上がる。
【0076】次に、本発明の第三の実施例について説明
する。本発明の第三の実施例の基本的構成は上記の通り
であるが、ステップ1でのスロットタイミング候補を、
2シンボル毎に1候補、計5候補検出する。
【0077】コリレータ部11におけるコリレータ数を
16個とすることができる。この場合のディテクト(De
tect)部15の動作は、最大値を示したシンボルが偶数
シンボルの場合、スロットタイミング候補はすべて偶数
シンボルから、奇数シンボルの場合、スロットタイミン
グ候補はすべて奇数シンボルから選ぶ。
【0078】本発明の第三の実施例は、前記第一の実施
例と比べて、ステップ2−3での判定で、O.K.となる確
率は、若干下がるが、回路規模は減少する。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
【0080】本発明の第1の効果は、回路規模を縮減す
ることができる、ということである。
【0081】その理由は、本発明においては、従来、ス
テップ2(フレームタイミング同定)、ステップ3(ス
クランブリングコード同定)で使用されるコリレータ
を、ステップ1(スロットタイミング同定)、ステップ
2(フレームタイミング同定)、ステップ3(スクラン
ブリングコード同定)の各ステップでシェアすることで
セルサーチを実現している、ためである。256段のマ
ッチドフィルタについてみると、本発明は、このマッチ
ドフィルタを削除したことで、IQ成分で512個の加
算器、512ワードのレジスタを削減することができ、
回路規模的には、約15Kゲートの削減が可能である。
【0082】本発明の第2の効果は、回路規模の大幅な
縮減により、消費電流を低減することができる、という
ことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のセルサーチ回路の構成を示
す図である。
【図2】本発明の一実施例のセルサーチ動作を説明する
流れ図である。
【図3】本発明の一実施例において、P−サーチコード
による相関パワープロファイルを作成するためのコリレ
ータ部の動作タイミングを示した図である。
【図4】本発明の一実施例におけるディテクト部の最大
値の検索方法を示す図である。
【図5】本発明の一実施例において、S−サーチコード
による相関パワープロファイルを作成するためのコリレ
ータ部の動作タイミングを示した図である。
【図6】本発明の第二の実施例において、ステップ1に
おけるコリレータ部の動作タイミングを示す図である。
【図7】従来のセルサーチ回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
1、2 セルサーチ回路 10、20 コントロール部 11、21 コリレータ部 12、22 コード生成部 13、25 パワー計算部 14、26 メモリ 15、27 ディテクト部 16、28 判定部 17、24 セレクタ 23 マッチドフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 勇一 神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403 番53 日本電気アイシーマイコンシステ ム株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−200447(JP,A) 特開 平11−340874(JP,A) 特開2000−209124(JP,A) 特開2000−134135(JP,A) 特開2001−358612(JP,A) 特開2001−86034(JP,A) 3G TS 25.213 V3.3.0, 3GPP,2000年 6月13日 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 13/00 - 13/06 H04B 1/69 - 1/713 H04Q 7/22

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スロットタイミング同定を行う第1のステ
    ップと、 フレームタイミング同定を行う第2のステップと、 スクランブリングコード同定を行う第3ステップと、を
    含む、CDMA移動体通信システムにおけるセルサーチ
    方法において、 前記各ステップにおける相関値の算出をコリレータ部で
    行い、 前記スロットタイミング同定の第1のステップでは、ス
    ロットタイミング同定結果を1候補に絞らずに複数候補
    検出し、その際、一定期間毎に、相関パワーが最大値を
    示す1候補を検出することで、1スロット区間あたりス
    ロットタイミングを複数候補検出し、 前記フレームタイミング同定の第2のステップでは、前
    記スロットタイミングの複数候補を基に、すべての候補
    に対してフレームタイミング同定を行い、前記フレーム
    タイミングの複数候補の中で、最大値を示すものを1つ
    選択し、 前記スクランブリングコード同定を行う第3ステップで
    は、前記第2のステップで選択された1候補のタイミン
    グについて、相関パワーを求め、スレッショルド判定を
    行って同定する、ことを特徴とするセルサーチ方法。
  2. 【請求項2】ベースバンド受信信号を入力とするコリレ
    ータ部に、スロットタイミング同定を行う第1のステッ
    プではP−サーチコード(P-Search Code)の生成を行
    い、フレームタイミング同定を行う第2のステップでは
    S−サーチコード(S-SearchCode)の生成を行い、スク
    ランブリングコード同定を行う第3のステップではP−
    スクランブリングコード(P-Scrambling Code)の生成
    を行うコード生成部を設け、前記コリレータ部は、前記
    第1のステップではP−サーチコード(P-Search Cod
    e)を利用した逆拡散処理、前記第2のステップではS
    −サーチコード(S-Search Code)を利用した逆拡散処
    理、前記第3のステップでは、P−スクランブリングコ
    ード(P-Scrambling Code)を利用した逆拡散処理を行
    い、 前記コリレータ部の相関値出力を受けたパワー計算部は
    パワー計算を行って相関パワーをメモリに格納し、 前記第1乃至第3のステップにおいて、検出部が、前記
    メモリに格納された相関パワーの最大値検索を行い、 前記第2のステップと前記第3のステップにおいて、判
    定部が、予め定められたスレッショルド係数を用いて、
    前記メモリに格納された相関パワーの平均値と最大値の
    判定を行うセルサーチ方法であって、 前記第1のステップでは、前記検出部が、1シンボル区
    間につき、最大となる候補を1つ検出し、複数のシンボ
    ルについて、複数個のスロットタイミングの候補を検出
    し、 前記第2のステップでは、前記スロットタイミングの複
    数候補を基に、すべてのスロットタイミング候補に対し
    て、フレームタイミング同定を行い、前記検出部では、
    前記フレームタイミングの複数候補の中で最大値を示す
    ものを1つ選択する、ことを特徴とするセルサーチ方
    法。
  3. 【請求項3】前記コリレータ部が、前記第1のステップ
    において、P−サーチコード(P-Search Code)による
    相関パワーのプロファイルを作成するにあたり、前記コ
    リレータ部内に並設された複数のコリレータは、それぞ
    れ1チップ毎に、逆拡散位置を1チップシフトしながら
    動作を開始し、1シンボル区間逆拡散を行い結果を出力
    する処理を、複数シンボル区間よりなる1スロットにわ
    たって連続して行い、 前記複数のコリレータの個数分のチップ期間停止した
    後、再び次のスロットについて、前のスロットと同様の
    処理を行い、 前記処理を、予め定められた複数のスロットにわたって
    行うことにより所定個数のチップ位置での逆拡散を終了
    し、 前記所定個数のチップ位置すべてのタイミングで、前記
    コリレータ部での相関値算出および前記パワー計算部で
    のパワー計算が終了し相関パワーが前記メモリに書き込
    まれると、前記検出部が、最大値検索を開始し、1シン
    ボル区間につき、最大となる候補を1つ検出し、複数シ
    ンボルについて複数個の候補を検出する、ことを特徴と
    する請求項記載のセルサーチ方法。
  4. 【請求項4】前記第2のステップにおいて、S−サーチ
    コードによる相関値を求める前記コリレータ部におい
    て、複数の(2N)のコリレータは、二つの群に分かれ
    て動作し、同じ群のコリレータは同じタイミングで動作
    し、 第1群のコリレータは、それぞれ、コード番号が1から
    順にNまでのすべてのコードで逆拡散を行い、第2群の
    コリレータは、それぞれ、コード番号が1から順にNま
    でのすべてのコードで逆拡散を行い、前記第1群のコリ
    レータは奇数シンボルを、前記第2群のコリレータは偶
    数シンボルを、1シンボル区間逆拡散を行い結果を出力
    し、この処理を、所定数のスロットにわたって行うこと
    により逆拡散を終了し、すべてのタイミング候補で前記
    コリレータ部と前記パワー計算部での相関パワーの計算
    が終了し相関パワーが前記メモリに書き込まれると、前
    記検出部が、相関パワーの最大値検索を開始し、最大と
    なる候補を1候補検出し、 前記判定部が、前記1つの候補について、前記メモリに
    書き込まれたパワー値の平均と最大値、及び、スレッシ
    ョルド値を用いて判定を行う、ことを特徴とする請求項
    記載のセルサーチ方法。
  5. 【請求項5】前記判定部において、前記最大値が、(ス
    レッショルド値)×(平均値)を超えている場合、前記
    第3のステップへ進み、最大値が(スレッショルド値)
    ×(平均値)を超えていない場合、前記第1のステップ
    へ戻る、ことを特徴とする請求項記載のセルサーチ方
    法。
  6. 【請求項6】前記第1のステップのリスタート回数が、
    あらかじめ定められたパラメータで指定される回数を超
    えた場合、セルサーチは失敗と判断しセルサーチを終了
    する、ことを特徴とする請求項記載のセルサーチ方
    法。
  7. 【請求項7】前記第3のステップでは、前記第2のステ
    ップで検出した1候補のタイミングにおいて、P−スク
    ランブリングコード(P-Scrambling Code)による相関
    パワープロファイルを作成し、 前記コリレータ部と前記パワー計算部による相関パワー
    の計算が終了し、相関パワーが前記メモリに書き込まれ
    ると、前記検出部が、最大値検索を開始して、最大とな
    る候補を1候補検出し、 前記判定部が、前記候補に対して、前記メモリに書きこ
    まれたパワー値の平均と最大値、スレッショルド値を用
    いて行う判定を行う、ことを特徴とする請求項記載の
    セルサーチ方法。
  8. 【請求項8】前記最大値が(スレッショルド値)×(平
    均値)を超えている場合、セルサーチを正常終了し、最
    大値が(スレッショルド値)×(平均値)を超えていな
    い場合、前記第3のステップへ戻る制御を行う、ことを
    特徴とする請求項記載のセルサーチ方法。
  9. 【請求項9】前記第1のステップにおけるスロットタイ
    ミング候補を、1シンボルに1つ検出する代わりに、1
    シンボル区間あたり複数の候補を検出する、ことを特徴
    とする請求項又は記載のセルサーチ方法。
  10. 【請求項10】前記第1のステップにおけるスロットタ
    イミング候補を、1シンボルに1つ検出する代わりに、
    複数のシンボルにつき1候補を検出する、ことを特徴と
    する請求項又は記載のセルサーチ方法。
  11. 【請求項11】スロットタイミング同定を行う第1のス
    テップでは、P−サーチコード(P-Search Code)の生
    成を行い、フレームタイミング同定を行う第2のステッ
    プではS−サーチコード(S-Search Code)の生成を行
    い、スクランブリングコード同定を行う第3のステップ
    では、P−スクランブリングコード(P-Scrambling Co
    de)の生成を行うコード生成部と、並設された複数個の
    コリレータと、を備え、前記第1のステップでは、P−
    サーチコード(P-Search Code)を利用した逆拡散処
    理、前記第2のステップでは、S−サーチコード(S-Se
    arch Code)を利用した逆拡散処理、前記第3のステッ
    プでは、P−スクランブリングコード(P-Scrambling
    Code)を利用した逆拡散処理を行うコリレータ部と、 前記コリレータ部の出力から相関パワーを計算して出力
    するパワー計算部と、 前記パワー計算部の出力を格納するメモリと、 前記各ステップにおいて、前記メモリに格納された相関
    パワーの最大値検索を 行う検出部と、 前記第2のステップと前記第3のステップにおいて、予
    め定められたスレッショルド係数を用いて、前記メモリ
    に格納されている相関パワーの平均値と最大値の判定を
    行う判定部と、 前記各部の動作タイミングの制御を行う制御部と、を少
    なくとも備え、 前記コリレータ部が、前記第1のステップにおいて、P
    −サーチコード(P-Search Code)による相関パワーの
    プロファイルを作成するにあたり、 前記コリレータ部の並設された複数のコリレータは、そ
    れぞれ1チップ毎に、逆拡散位置を1チップシフトしな
    がら動作を開始し、1シンボル区間逆拡散を行い結果を
    出力する動作を、複数シンボル区間よりなる1スロット
    にわたって連続して行うとともに、つづいて前記複数の
    コリレータの個数分のチップ期間停止した後、再び次の
    スロットについて、前のスロットと同様の処理を行い、 前記処理を予め定められた複数のスロットにわたって行
    うことで、所定個数のチップ位置での逆拡散を終了し、
    所定個数のチップ位置すべてのタイミングで、前記コリ
    レータ部での相関値算出および前記パワー計算部でのパ
    ワー計算が終了し、相関パワーが前記メモリに書き込ま
    れると、前記検出部が、最大値検索を開始し、1シンボ
    ル区間につき、最大となる候補を、1つ検出し、複数シ
    ンボルにつき複数個の候補を検出する、ことを特徴とす
    るセルサーチ回路。
  12. 【請求項12】前記第2のステップにおいて、前記第1
    のステップで検出された複数の候補のタイミングすべて
    において、S−サーチコードでの相関パワープロファイ
    ルの作成を行うにあたり、前記コリレータ部の複数(2
    N個)のコリレータは、二つの群に分かれて動作し、同
    じ群のコリレータは同じタイミングで動作し、 第1群のコリレータは、それぞれ、コード番号が1から
    順にNまでのすべてのコードで逆拡散を行い、第2群の
    コリレータは、それぞれ、コード番号が1から順にNま
    でのすべてのコードで逆拡散を行い、前記第1群のコリ
    レータは、奇数シンボルを、前記第2群のコリレータは
    偶数シンボルを1シンボル区間逆拡散を行い結果を出力
    し、この処理を、所定個数のスロットにわたって行うこ
    とで逆拡散を終了し、 すべてのタイミングで前記コリレータ部の相関値算出お
    よび前記パワー計算部でのパワー計算が終了し、相関パ
    ワーが前記メモリに書き込まれると、前記検出部が、最
    大値検索を開始し、最大となる候補を1候補検出し、 前記判定部が、前記候補について、前記メモリに書き込
    まれたパワー値の平均と最大値、スレッショルド値を用
    いて判定を行う、ことを特徴とする請求項11記載のセ
    ルサーチ回路。
  13. 【請求項13】前記判定部における判定の結果、最大値
    が(スレッショルド値)×(平均値)を超えている場
    合、第3のステップの処理に移行し、一方、最大値が
    (スレッショルド値)×(平均値)を超えていない場
    合、前記第1のステップからの処理を実行するように制
    御する手段を備えたことを特徴とする請求項12記載の
    セルサーチ回路。
  14. 【請求項14】前記第1のステップのリスタート回数が
    あらかじめ定められたパラメータで指定された回数を超
    えた場合、セルサーチは失敗と判断してセルサーチを終
    了するように制御する手段を備えたことを特徴とする請
    求項12又は13記載のセルサーチ回路。
  15. 【請求項15】前記第3のステップでは、前記コリレー
    タ部は、前記第2のステップで検出した1候補のタイミ
    ングにおいて、P−スクランブリングコード(P-Scramb
    ling Code)での相関パワープロファイルを作成し、 前記コリレータ部の相関値算出および前記パワー計算部
    でのパワー計算が終了し、相関パワーが前記メモリに書
    きこまれると、前記検出部が、最大値検索を開始し、最
    大となる候補を1候補検出し、 前記判定部が、前記候補に対して、前記メモリに書きこ
    まれたパワー値の平均と最大値、スレッショルド値を用
    いて行う判定を行う、ことを特徴とする請求項11記載
    のセルサーチ回路。
  16. 【請求項16】前記判定部における判定の結果、前記最
    大値が(スレッショルド値)×(平均値)を超えている
    場合、セルサーチを正常終了し、一方、最大値が(スレ
    ッショルド値)×(平均値)を超えていない場合、前記
    第3のステップへ戻る制御を行う手段を備えた、ことを
    特徴とする請求項15記載のセルサーチ回路。
  17. 【請求項17】前記検出部において、前記第1のステッ
    プにおけるスロットタイミング候補を、シンボル区間あ
    たり複数候補検出する構成とされている、ことを特徴と
    する請求項11記載のセルサーチ回路。
  18. 【請求項18】前記検出部において、前記第1のステッ
    プにおけるスロットタイミング候補を、複数シンボルに
    つき1候補検出し、1スロット間で複数候補を検出する
    構成とされている、ことを特徴とする請求項11記載の
    セルサーチ回路。
  19. 【請求項19】請求項11乃至18のいずれか一に記載
    のセルサーチ回路を備えたことを特徴とする移動体端
    末。
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