JP3473193B2 - 組電池の充電制御装置 - Google Patents

組電池の充電制御装置

Info

Publication number
JP3473193B2
JP3473193B2 JP17754195A JP17754195A JP3473193B2 JP 3473193 B2 JP3473193 B2 JP 3473193B2 JP 17754195 A JP17754195 A JP 17754195A JP 17754195 A JP17754195 A JP 17754195A JP 3473193 B2 JP3473193 B2 JP 3473193B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
bypass
cells
cell
charging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17754195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0928042A (ja
Inventor
慎一 出口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP17754195A priority Critical patent/JP3473193B2/ja
Publication of JPH0928042A publication Critical patent/JPH0928042A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3473193B2 publication Critical patent/JP3473193B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数個の二次電池
を直列接続または直並列接続した組電池の充電を制御す
る装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】例えば、電気自動車の動力源としては、二
次電池(単一の電池からなるセルまたは複数のセルから
なるブロック)を必要な容量に相当する分だけ複数個直
列または直並列に接続した組電池が用いられる。このよ
うな組電池は、多数の電池(例えば電気自動車では10
0〜250セル程度)を用いているので、電池系の信頼
性を確保することが重要である。すなわち、組電池を構
成している電池のうちの何れかが過放電や過充電等によ
ってその機能が低下すると、組電池全体としての機能が
低下することになる。さらに、このような組電池の場合
には、放電容量(放電可能な電気量)の減少程度が各電
池によって異なっている。例えば各電池間には製造バラ
ツキがあり、また組電池で使用した場合の温度分布が均
一でない等の理由により、自己放電量や充電受入率(充
放電効率)に差があるので、放電容量の減少程度が各電
池によって異なっている。そのためDOD(放電深度:
全放電で100%、満充電で0%)0%からの放電容量
には各電池にバラツキが生じ、それによって組電池とし
ての放電容量が減少する。すなわち、放電時には、放電
容量の小さくなった電池は早く放電終了して過放電状態
となり、この過放電になっている電池が他の電池の負荷
となって、全ての電池がDOD100%にならないうち
に電圧が低下し、組電池としては放電終了になってしま
う。
【0003】一方、充電時には、放電時にDOD100
%にならなかった電池が先にDOD0%に達して電圧が
上昇し、充電が終了してしまうが、放電時に過放電にな
った電池はDOD0%にならないままで充電が終了する
ので、DODの差は広がり、各電池の放電容量の差も広
がる。したがって、充放電を繰り返すと、放電容量の小
さかった電池は常に充電不足になるので、バラツキが大
きくなって組電池全体としての放電容量が減少する。上
記のように、複数の二次電池を直列接続した組電池にお
いては、放電容量やDODがばらついて、組電池全体と
しての放電容量が低下するという問題や特定の電池が特
に劣化するという問題があり、また、過放電や過充電に
よって普通の状態以上に発熱するおそれもある。
【0004】上記の問題に対処するための従来例として
は、例えば、特開平4−331425号に記載されたも
のがある。この第1の従来例においては、組電池を構成
する各セルごとに電圧検出手段を設け、検出した電圧が
充電終止電圧以上になると充電を停止させるように構成
したものである。
【0005】また、第2の従来例としては、特開昭61
−206179号公報に記載されたものがある。これ
は、組電池1を構成する各セル毎に並列にツェナダイオ
ードを接続し、これらのツェナダイオードのツェナ電圧
をセルの充電終止電圧(例えばリチウムイオン電池の場
合には4V程度)に設定したものである。この回路にお
いては、充電が進んでセルの端子電圧が上昇し、それが
充電終止電圧に達したものについては、並列に接続され
たツェナダイオードが導通して充電電流をバイパスする
ので、それ以上充電が行なわれず、端子電圧が充電終止
電圧に達しないセルは充電が継続される。そのため、各
セルがそれぞれ満充電となるまで充電が行なわれ、バラ
ツキを減少させることが出来る。
【0006】さらに第3の従来例としては、組電池を構
成する各セルごとに、並列にバイパス回路と電圧検出手
段とを設け、検出した電圧が充電終止電圧以上になった
セルについては、そのセルのバイパス回路をオンにして
充電電流をバイパスさせることにより、充電量のバラツ
キを解消させるようにしたものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のごとき
従来例においては、次のごとき問題があった。すなわ
ち、第1の従来例においては、充電終止電圧に達したセ
ルが生じると充電を停止させるので、過充電になるおそ
れはなくなるが、各セル間のバラツキを解消させること
はできない。また、第2の従来例においては、満充電に
なったセルの充電電流をバイパスするものであるため、
先に満充電になったセルの充電電流はツェナダイオード
を介して無駄に流れることになるので、充電時の電力が
無駄になり、充電効率が悪化すると共に、発熱等の問題
も生じる。特に、電気自動車のように100〜250セ
ル程度の多数のセルを有するシステムにおいては、上記
の無駄に消費される電力やそれによる発熱は無視出来な
い程度になる。また、第3の従来例のように、各セルご
とにバイパス回路を設けて精密に制御するものにおいて
も、各セルのバラツキの程度に関わり無くバイパス回路
の制御条件(バイパス電流値やオン電圧)は一定になっ
ていたので、バイパス回路を流れる電流による無駄な電
力消費と、発熱の問題は上記と同様であり、また、バラ
ツキに応じてバイパス回路が頻繁に動作するとバイパス
回路構成素子の耐久性についても問題が生じる。上記の
ように、従来技術においては、バラツキ解消に伴ってバ
イパス回路で無駄に消費される電力が多いため、充電の
効率が悪いと共に発熱の問題が生じ、さらにバイパス回
路構成素子の耐久性が悪化するという問題があった。
【0008】本発明は、上記のごとき従来技術の問題を
解決するためになされたものであり、第1の目的は過充
電を防止しながらバラツキを有効に解消することがで
き、かつ無駄な電力消費を抑制できる組電池の充電制御
装置を提供することである。また、第2の目的は無駄な
電力消費を抑制すると共にバイパス回路の耐久性の悪化
を防止することの出来る組電池の充電制御装置を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、特許請求の範囲に記載するよう
に構成している。すなわち、請求項1に記載の発明にお
いては、二次電池のセルを複数個直列または直並列に接
続した組電池と、上記各セルごとに、若しくは複数のセ
ルから成るブロックごとに並列に接続され、充電時に当
該セル若しくは当該ブロックの電圧が所定電圧以上のと
きにオンとなって充電電流をバイパスさせるバイパス手
段と、充電前における上記各セルの電圧、若しくは複数
のセルから成るブロックの電圧を検出し、全てのセル若
しくはブロックの電圧のうち、最も高い電圧を検出し、
該最も高い電圧と各セル若しくはブロックの電圧との差
に基づいて各バイパス手段ごとに作動条件を設定し、そ
れに応じて各バイパス手段を制御する制御手段と、を備
えるように構成している。上記の構成は、例えば後記図
1に示す実施の形態に相当し、上記バイパス手段は図1
のバイパス回路2a〜2nに、上記制御手段は電圧検出
回路3a〜3nと制御回路4の部分に相当する。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
における制御手段の構成として、上記の最も高い電圧と
各セル若しくはブロックの電圧との差が大きいほど当該
バイパス回路のバイパス電流値を小さな値に設定し、そ
れに応じて各バイパス手段に流す電流値を制御するよう
に構成したものである。上記の構成は、例えば後記図2
に示す実施の形態に相当する。また、請求項3に記載の
発明は、請求項1における制御手段の構成として、上記
の最も高い電圧と各セル若しくはブロックの電圧との差
が大きいほど当該バイパス回路をオンにする上記所定電
圧の値を大きな値に設定し、それに応じて各バイパス手
段のオン・オフを制御するように構成したものである。
上記の構成は、例えば後記図3に示す実施の形態に相当
する。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、二次電池
のセルを複数個直列または直並列に接続した組電池と、
上記各セルごとに、若しくは複数のセルから成るブロッ
クごとに並列に接続され、充電時に当該セル若しくは当
該ブロックの電圧が所定電圧以上のときにオンとなって
充電電流をバイパスさせるバイパス手段と、上記各セル
の電圧、若しくは複数のセルから成るブロックの電圧を
検出し、全てのセル若しくはブロックの電圧のバラツキ
が所定範囲内のときには上記バイパス手段の動作を停止
させ、上記バラツキが所定範囲外の場合には上記バイパ
ス手段に通常のバイパス動作、すなわち充電時に当該セ
ル若しくは当該ブロックの電圧が所定電圧以上のときに
はオンとなって充電電流をバイパスさせる動作を行なわ
せるように制御する制御手段と、を備えるように構成し
ている。上記の構成は、例えば後記図6に示す実施の形
態に相当し、上記バイパス手段と制御手段は、図6の電
圧判定バイパス回路21a〜21nと制御回路22の部
分に相当する。
【0012】
【作用】請求項1の発明は、充電前における各セル若し
くは各ブロックの電圧に応じて各バイパス手段ごとに作
動条件を設定し、それに応じて各バイパス手段を制御す
るものである。具体的には、請求項2に記載のように、
充電開始前の各セルの端子電圧に応じてバイパス電流の
値を設定し、最初の電圧が低いセルほどバイパス電流を
小さくして充電電流が大きくなるように制御する。その
ためバイパス回路に流れる無駄な電流が減少し、かつ各
セルのバラツキを従来よりも短い時間で有効に減少させ
ることが出来る。したがってバイパス回路を流れる電流
による無駄な電力消費と発熱の問題を軽減することが出
来る。また、請求項3においては、充電開始前の各セル
の端子電圧に応じてバイパス回路を作動させる端子電圧
の値を設定し、最初の電圧が低いセルほど高い電圧でバ
イパス回路がオンするように設定する。そのためバイパ
ス回路に流れる無駄な電流が減少し、かつ各セルのバラ
ツキを従来よりも短い時間で有効に減少させることが出
来る。したがってバイパス回路を流れる電流による無駄
な電力消費と発熱の問題を軽減することが出来る。
【0013】また、請求項4の発明は、各セルの端子電
圧のバラツキが少なく、バイパス回路を作動させる必要
性が低い場合には、バイパス回路の作動を禁止するの
で、バイパス回路を流れる電流による無駄な電力消費を
抑制し、発熱を防止することが出来ると共に、バイパス
回路構成素子の耐久性を向上させることが出来る。ま
た、各セルの端子電圧のバラツキが大きい場合には、バ
イパス回路通常のバイパス動作、すなわち充電時に当
該セル若しくは当該ブロックの電圧が所定電圧以上のと
きにはオンとなって充電電流をバイパスさせる動作を行
せるので、バラツキを有効に減少させることが出来
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1および図2は本発明の第1の実施の形
態を示す図であり、図1は全体構成の回路図、図2は図
1におけるバイパス回路2の一例の回路図を示す。図1
において、1は組電池であり、複数のセル1a〜1nを
直列に接続したものである。なお、以下に示す実施の形
態においては、全てセルを直列に接続したものを例とし
て説明するが、直並列に接続したものでもよい。例えば
数個のセルを並列に接続したブロックを複数個直列に接
続した組電池でもよい。2a〜2nはバイパス回路(詳
細後述)であり、各セルごとに並列に接続されている。
3a〜3nは各セルの電圧を検出する電圧検出回路であ
る。なお、上記のごとくブロックを直列接続した組電池
の場合には、各ブロックごとにバイパス回路と電圧検出
回路を接続する。4は制御回路であり、例えばコンピュ
ータ等で構成され、各電圧検出回路3a〜3nからの電
圧値を入力し、各バイパス回路2a〜2nへ制御信号S
1(図2の場合)またはS2(図3の場合)を送る。5
は外部充電器であり、制御回路4からの信号に応じて充
電の開始・停止を行なえるものである。なお、組電池1
の両端からコントローラを介して負荷(例えば電気自動
車を駆動するモータ等)にも接続されることになるが、
本発明の充電制御には関わりないので図示を省略してい
る。また、図2において、51、52は基準電圧発生
器、53、54はコンパレータ、55は電子制御の可変
抵抗器、Q1、Q2はトランジスタ、R1〜R10は抵
抗である。
【0015】以下、図1および図2の回路の作用を説明
する。図2において、基準電圧発生器51と抵抗R3と
の接続点の電圧は、バイパス回路をオンにさせる基準電
圧V2(図4)となる。コンパレータ53はセル1aの
端子電圧に相当した電圧(抵抗R4とR5で分圧した電
圧)と基準電圧V2とを比較し、端子電圧の方が高くな
ると“0”の信号を出力する。これによってトランジス
タQ2がオンになり、基準電圧発生器52と抵抗R8と
の接続点には、所定の基準電圧が発生する。この基準電
圧を可変抵抗器55と抵抗R9とで分圧した電圧Va
と、トランジスタQ1のエミッタ端子電圧とをコンパレ
ータ54で比較し、その結果に応じてトランジスタQ1
を制御する。そのため、トランジスタQ1を流れる電流
は上記の電圧Vaに応じた値となる。この電圧Vaは可
変抵抗器55の抵抗値に応じた値となるので、可変抵抗
器55の抵抗値が大きいほどバイパス回路を流れる電流
値は小さくなる。この可変抵抗器55の値は、図1の制
御回路4から与えられる制御信号S1に応じた値とな
る。また、上記のトランジスタQ1がバイパス回路のオ
ン・オフを行なうスイッチング素子であり、抵抗R1、
R2およびトランジスタQ1を介してバイパス電流が流
れることになる。
【0016】一方、制御回路4は、充電開始前に、各電
圧検出回路2a〜2nの信号に基づいて全てのセル1a
〜1nの電圧値を読み取り、その中で最も電圧の高い値
と各セルの電圧値との差に応じて上記の電圧Vaを設定
し、それに応じて可変抵抗器55の値を設定する制御信
号S1を各バイパス回路に送る。なお、最も高い電圧と
各セルの電圧との差が大きいほど当該バイパス回路のバ
イパス電流値を小さな値にするように、電圧Vaを低い
値(可変抵抗器55の値を大きく)に設定する。
【0017】図4は、上記に示す実施の形態における充
電時のセル端子電圧の特性図であり、充電前の端子電圧
がV0とV1(ただしV0<V1)の二つのセルを例と
して示している。図4において、時点t0で充電を開始
する。この場合には両セルともバイパス回路はオフであ
って充電電流は同一であり、両セルの端子電圧はほぼ同
様の傾斜で上昇する。次に、時点t1では、最初の電圧
が高かった方のセルの端子電圧が基準電圧V2に達し、
前記のごとき動作によってバイパス回路のトランジスタ
Q1がオンとなり、バイパス電流が流れる。次に、時点
t2では、最初の電圧が低かった方のセルの端子電圧が
基準電圧V2に達し、同様にバイパス電流が流れる。し
かし、両者に流れるバイパス電流は、最初の電圧値が低
かった方が小さな値に設定されているので、セルに流れ
る充電電流(=充電器の充電電流−バイパス電流)は、
最初の電圧値が低かった方が大きな値となり、電圧値が
高かった方よりも急速に充電されることになる。そのた
め図4に示すごとく、バイパス回路の動作以後はセルの
端子電圧の上昇程度が異なった特性となり、時点t3で
は両者が充電終止電圧V3(満充電)に達する。制御回
路4は、各電圧検出回路を介してセルの端子電圧を監視
し、充電終止電圧V3に達した場合に外部充電器5に信
号を送り、充電を停止させる。
【0018】なお、上記のごとく、バイパス回路の動作
以後はセルの端子電圧の上昇程度が異なった特性となる
が、この特性は上記の電圧Vaの値、つまり可変抵抗器
55の値に応じて変化するから、両者が時点t3で同時
に充電終止電圧V3に達するように可変抵抗器55の値
を設定してやればよい。なお、上記の説明は、二つのセ
ルの場合を例示したが、多数のセルの場合も同様であ
る。
【0019】上記の設定は具体的には下記のようにして
行なう。最も高い電圧と当該セルの電圧との差をδは下
記(数1)式で示される。 δ=(r・Ib+δv)Ib/(J−Ib) …(数1) ただし、 δ:最も高い電圧と当該セルの電圧との差 r:電池の内部抵抗 Ib:バイパス電流値 δv:バイパス回路をオンにする電圧と充電終止電圧と
の差 J:充電器の電流 上記(数1)式において、例えば、r=一定、δv=一
定、J=一定とおいて簡略化し、最も高い電圧と当該セ
ルの電圧との差δからバイパス電流Ibを求める。その
求めたバイパス電流Ibの値に応じて、例えば予め記憶
しておいたメモリマップから該当する可変抵抗器55の
値を求め、それに応じた制御信号S1を各バイパス回路
に送るように構成すればよい。
【0020】上記のごとく、図2に示す実施の形態にお
いては、充電開始前の各セルの端子電圧に応じてバイパ
ス電流の値を設定し、最初の電圧が低いセルほどバイパ
ス電流を小さくして充電電流が大きくなるようにしてい
るので、バイパス回路に流れる無駄な電流が減少し、か
つ各セルのバラツキを従来よりも短い時間で有効に減少
させることが出来る。したがってバイパス回路を流れる
電流による無駄な電力消費と発熱の問題を軽減すること
が出来る。
【0021】次に、図3は、バイパス回路2の他の実施
の形態を示す図である。図3の回路は、図2の抵抗R4
を電子制御の可変抵抗器56に代え、可変抵抗器55を
通常の抵抗R11としたものである。なお可変抵抗器5
6の抵抗値は制御回路4から与えられる制御信号S2に
応じて変化する。図3の回路においては、コンパレータ
53で基準電圧V2と比較する電圧が、セルの端子電圧
を可変抵抗器56と抵抗R5とで分圧した値となる。し
たがって可変抵抗器56の抵抗値が変化すると、バイパ
ス回路がオンになる電圧が変化し、可変抵抗器56の値
が大きいほど端子電圧が高い値でバイパス回路がオンに
なることになる。この場合には、図1の制御回路4は、
充電開始前に、各電圧検出回路2a〜2nの信号に基づ
いて全てのセル1a〜1nの電圧値を読み取り、その中
で最も電圧の高い値と各セルの電圧値との差に応じて可
変抵抗器56の値を設定し、それに応じた制御信号S2
を各バイパス回路に送る。なお、最も高い電圧と各セル
の電圧との差が大きいほどバイパス回路をオンにする電
圧値を高い値にするように、可変抵抗器56の抵抗値を
大きな値に設定する。
【0022】図5は、図3における充電時のセル端子電
圧の特性図である。図5において、時点t0で充電を開
始する。この場合には両セルともバイパス回路はオフで
あって充電電流は同一であり、両セルの端子電圧はほぼ
同様の傾斜で上昇する。次に、時点t4では、最初の電
圧が高かった方のセルの端子電圧が、そのバイパス回路
用に可変抵抗器56で設定された基準電圧V4に達し、
前記のごとき動作によってバイパス回路のトランジスタ
Q1がオンとなり、バイパス電流が流れる。次に、時点
t5では、最初の電圧が低かった方のセルの端子電圧
が、同様にその回路の基準電圧V5(V4<V5)に達
し、同様にバイパス電流が流れる。この場合、両者に流
れるバイパス電流は同じ値であるが、最初の電圧値が低
かった方のセルは、バイパス回路をオンにする電圧が大
きな値V5に設定されているので、セルの端子電圧がV
5に達するまで、バイパス回路が作動せず、大きな充電
電流で充電が行われる。そのため最初の電圧値が低かっ
た方のセルに充電される電気量が大きくなり、時点t6
では両者が充電終止電圧V3(満充電)に達する。
【0023】制御回路4は、各電圧検出回路を介してセ
ルの端子電圧を監視し、充電終止電圧V6に達した場合
に外部充電器5に信号を送り、充電を停止させる。上記
のごとく、各バイパス回路を動作させる電圧が異なる
が、各バイパス回路の作動する電圧値、つまり各回路の
可変抵抗器55の値は、両者が時点t6で同時に充電終
止電圧V6に達するように設定してやればよい。なお、
上記の説明は、二つのセルの場合を例示したが、多数の
セルの場合も同様である。
【0024】上記の設定は具体的には下記のようにして
行なう。前記(数1)において、例えば、Ib=一定、
r=一定、J=一定とおいて簡略化し、最も高い電圧と
当該セルの電圧との差δからバイパス回路をオンにする
電圧と充電終止電圧V6との差δvを求める。充電終止
電圧V6は一定値であるから、求められた各バイパス回
路のδvから充電終止電圧V6を減算することにより、
各バイパス回路をオンにする電圧を求めることが出来
る。その求めた電圧値に応じて、例えば予め記憶してお
いたメモリマップから該当する可変抵抗器56の値を求
め、それに応じた制御信号S2を各バイパス回路に送る
ように構成すればよい。
【0025】上記のごとく、図3に示す実施の形態にお
いては、充電開始前の各セルの端子電圧に応じてバイパ
ス回路を作動させる端子電圧の値を設定し、最初の電圧
が低いセルほど高い電圧でバイパス回路がオンするよう
に設定しているので、バイパス回路に流れる無駄な電流
が減少し、かつ各セルのバラツキを従来よりも短い時間
で有効に解消することが出来る。したがってバイパス回
路を流れる電流による無駄な電力消費と発熱の問題を軽
減することが出来る。
【0026】次に、図6および図7は、本発明の第2の
実施の形態を示す図であり、図6は全体の構成を示す回
路図、図7は電圧判定バイパス回路21a〜21nの一
例の回路図である。図6において、21a〜21nは電
圧判定バイパス回路(詳細後述)であり、各セル1a〜
1nの電圧を判定して制御回路22に判定信号S3〜S
6を送ると共に、制御回路22からの制御信号S7〜S
9に応じてスイッチング素子(トランジスタQ3)をオ
ンにして充電電流をバイパスさせる。22は例えばコン
ピュータ等で構成された制御回路である。その他、図1
と同符号は同一物を示す。なお、なお、組電池1の両端
からコントローラを介して負荷(例えば電気自動車を駆
動するモータ等)にも接続されることになるが、本発明
の充電制御には関わりないので図示を省略している。
【0027】また、図7において、60、61は基準電
圧発生器、62、63、64、65はコンパレータ、6
6、67、68、69はフォトカプラ、70、71はS
Rフリップフロップ、72、73、74はアンド回路、
75、76はインバータ(反転回路)、Q3、Q4、Q
5はトランジスタ、S3、S4、S5、S6は電圧判定
バイパス回路から制御回路22へ送る判定信号、S7、
S8、S9は制御回路22から送られる制御信号であ
る。
【0028】以下、作用を説明する。まず、図7の回路
各部の基本的な動作について説明する。コンパレータ6
2とフォトカプラ66、コンパレータ63とフォトカプ
ラ67、コンパレータ64とフォトカプラ68は、それ
ぞれ電圧判定回路を構成しており、基準電圧発生器60
で設定した電圧に基づいた各基準電圧とセル1aの端子
電圧とを比較し、端子電圧の方が高くなるとそれぞれ判
定信号S3〜S5を制御回路22へ送る。コンパレータ
62の基準電圧はバラツキの下限電圧に設定され、コン
パレータ63の基準電圧はバラツキの上限電圧(下限電
圧<上限電圧)に設定され、コンパレータ64の基準電
圧は充電終止電圧に設定されている。なお、フォトカプ
ラを介して信号を送っているのは、各電圧判定バイパス
回路の電位が異なっているため、組電池1とは独立の信
号系を形成するためである。
【0029】制御回路22においては、上記の判定信号
のうちS3は各電圧判定バイパス回路の出力を全てアン
ド接続して入力し、S4は全てオア接続して入力し、S
5も全てオア接続して入力している。そのため判定信号
S3は全ての回路の信号が全て“1”になった場合に制
御回路22に取り込まれるが、判定信号S4とS5は何
れか1つの信号が“1”になった場合に制御回路22に
取り込まれることになる。したがって判定信号S3の方
が判定信号S4よりも早く入力した場合には、全てのセ
ルの端子電圧が下限電圧よりは大きいが上限電圧以上の
ものは存在しないことになるから、電圧のバラツキが少
ないことを意味する。これに対して、判定信号S4の方
が早く入力した場合には、未だ下限電圧に達しないセル
が存在するのに上限電圧以上のセルも存在することにな
るから、電圧のバラツキが大きいことを意味する。
【0030】また、セルの端子電圧が充電終止電圧に達
すると、コンパレータ64の出力が“0”になり、アン
ド回路74の出力も“0”になる。そのためトランジス
タQ4がオンになる。このときトランジスタQ5がオン
であれば(詳細後述)、基準電圧発生器61に電流が流
れ、コンパレータ65の出力が“1”となってバイパス
回路のトランジスタQ3がオンになり、充電電流をバイ
パスする。このときフォトカプラ69から判定信号S6
が制御回路22へ送られる。上記トランジスタQ5のオ
ン・オフは、制御回路22からの制御信号S7〜S9に
よってSRフリップフロップ72、73をセットまたは
リセットし、アンド回路73の出力を変えることによっ
て制御する。すなわち、前記の判定によってバラツキが
小さいと判定された場合は、アンド回路73の出力を
“1”、インバータ75の出力を“0”としてトランジ
スタQ5をオフにし、バイパス回路を作動不能(他の条
件に関わりなく常時オフ)にする。一方、前記の判定に
よってバラツキが大きいと判定された場合は、アンド回
路73の出力を“0”、インバータ75の出力を“1”
としてトランジスタQ5をオンにし、バイパス回路を作
動可能にする。この状態では、前記のコンパレータ64
の出力が“0”の場合にバイパス回路がオンとなる。
【0031】なお、上記のように、バラツキが少なくて
トランジスタQ5がオフの場合、端子電圧が充電終止電
圧に達してコンパレータ64の出力が“0”になり、判
定信号S5が制御回路22に送られると、制御回路22
は充電器5に信号を送って充電を終了させる(後記図8
のステップS7、S8参照)。
【0032】図8は、図6および図7における制御のフ
ローチャートである。以下、図8に基づいて制御経過を
説明する。まず、ステップS1では、外部充電器5が接
続されているか否かを判断する。これは外部充電器5か
ら制御回路22への信号によって判断する。外部充電器
5が接続されると、ステップS2で、SRフリップフロ
ップ70、71をリセットする(リセット信号S9)。
次に、ステップS3では、充電を開始したか否かを判断
し、開始している場合には、ステップS4で、各セルの
電圧を検出し、ステップS5では、電圧のバラツキが一
定範囲内か否かを判断する。ステップS5で“YES”
すなわちバラツキが一定範囲内である場合には、ステッ
プS6で各セルの電圧を検出し、ステップS7で、充電
終止電圧に達したものがあるか否かを判断する。そして
充電終止電圧に達したセルが一つでも存在する場合に
は、ステップS8で外部充電器5に信号を送って充電を
終了する。
【0033】一方、ステップS5で“NO”すなわちバ
ラツキが一定範囲外である場合には、ステップS9で各
セルの電圧を検出し、ステップS10で、充電終止電圧
に達したものがあるか否かを判断する。そして充電終止
電圧に達したセルについては、ステップS11で、その
セルに接続されたバイパス回路をオンにし、充電電流を
バイパスする。次に、ステップS12では、全てのセル
のバイパス回路がオンになったか否かを判断し、“YE
S”になった場合には、ステップS13で、外部充電器
5に信号を送って充電を終了する。なお、バイパス回路
を流れるバイパス電流が可変の場合には、全てのバイパ
ス電流が外部充電器の充電電流と等しくなった場合、す
なわち全てのセルを流れる充電電流が0になった場合に
充電を終了するように構成してもよい。
【0034】上記のように、この実施の形態において
は、各セルの端子電圧のバラツキが少ない場合には、バ
イパス回路を作動させず、充電終止電圧に達したセルが
一つでも発生すると充電を終了させる。一方、各セルの
端子電圧のバラツキが大きい場合には、充電終止電圧に
達したセルについてバイパス回路を作動させ、充電終止
電圧に達しないセルについては充電を継続する。そして
全てのセルが充電終止電圧に達した場合に充電を終了さ
せる。したがって、各セルのバラツキが少なく、バイパ
ス回路を作動させる必要性が低い場合には、バイパス回
路の作動を禁止するので、バイパス回路を流れる電流に
よる無駄な電力消費を抑制し、発熱を防止することが出
来ると共に、バイパス回路構成素子の耐久性を向上させ
ることが出来る。また、各セルのバラツキが大きい場合
には、バイパス回路を作動させるので、バラツキを有効
に解消することが出来る。
【0035】なお、前記図2、図3、図7の実施の形態
においては、充電電流のバイパス回路を定電流バイパス
方式の回路とした場合を例示したが、定電圧方式のバイ
パス回路で構成することも出来る。また、PWM制御方
式のバイパス回路を用いれば回路容量を小さくすること
が出来る。
【0036】また、前記図1の回路における電圧バラツ
キの検知回路として前記図6と同様の構成を用いてもよ
い。この場合には、バラツキ量として基準電圧に達した
時間差を用いればよい。実際には各電流値に応じた時間
差(電圧バラツキ量)のデータマップを備える。この方
式の利点は、図6の構成からも判るように、特別な電圧
検出回路(例えば図1の3)を用いないので、構成部品
が少なくて済む点である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したごとく、請求項1に記載の
発明においては、バイパス回路に流れる無駄な電流が減
少し、かつ各セルのバラツキを従来よりも短い時間で有
効に解消することが出来る。したがってバイパス回路を
流れる電流による無駄な電力消費と発熱の問題を軽減す
ることが出来る、という効果が得られる。また、請求項
4に記載の発明においては、各セルのバラツキが少な
く、バイパス回路を作動させる必要性が低い場合には、
バイパス回路の作動を禁止するので、バイパス回路を流
れる電流による無駄な電力消費を抑制し、発熱を防止す
ることが出来ると共に、バイパス回路構成素子の耐久性
を向上させることが出来る。また、各セルのバラツキが
大きい場合には、バイパス回路を作動させるので、バラ
ツキを有効に解消することが出来る、という効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の全体構成を示す回
路図。
【図2】図1におけるバイパス回路2の第1の実施の形
態を示す回路図。
【図3】図1におけるバイパス回路2の第2の実施の形
態を示す回路図。
【図4】図2の回路の電圧特性図。
【図5】図3の回路の電圧特性図。
【図6】本発明の第2の実施の形態の全体構成を示す回
路図。
【図7】図6における電圧判定バイパス回路21の一実
施の形態を示す回路図。
【図8】図7における制御を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…組電池 1a〜1n…セル 2a〜2n…バイパス回路 3a〜3
n…電圧検出回路 4…制御回路 5…外部
充電器 21a〜21n…電圧判定バイパス回路 2
2…制御回路 51、52…基準電圧発生器 53、5
4…コンパレータ 55…電子制御の可変抵抗器 60、61…基
準電圧発生器 62、63、64、65…コンパレータ 66、67、68、69…フォトカプラ 70、71…SRフリップフロップ 72、73、7
4…アンド回路 75…インバータ R1〜R10…抵
抗 Q1、Q2、Q3、Q4、Q5…トランジスタ S3、S4、S5、S6…判定信号 S7、S8、S
9…制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/00 - 7/36

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次電池のセルを複数個直列または直並列
    に接続した組電池と、 上記各セルごとに、若しくは複数のセルから成るブロッ
    クごとに並列に接続され、充電時に当該セル若しくは当
    該ブロックの電圧が所定電圧以上のときにオンとなって
    充電電流をバイパスさせるバイパス手段と、 充電前における上記各セルの電圧、若しくは複数のセル
    から成るブロックの電圧を検出し、全てのセル若しくは
    ブロックの電圧のうち、最も高い電圧を検出し、該最も
    高い電圧と各セル若しくはブロックの電圧との差に基づ
    いて各バイパス手段ごとに作動条件を設定し、それに応
    じて各バイパス手段を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする組電池の充電制御装置。
  2. 【請求項2】上記制御手段は、上記の最も高い電圧と各
    セル若しくはブロックの電圧との差が大きいほど当該バ
    イパス回路のバイパス電流値を小さな値に設定し、それ
    に応じて各バイパス手段に流す電流値を制御するもので
    ある、ことを特徴とする請求項1に記載の組電池の充電
    制御装置。
  3. 【請求項3】上記制御手段は、上記の最も高い電圧と各
    セル若しくはブロックの電圧との差が大きいほど当該バ
    イパス回路をオンにする上記所定電圧の値を大きな値に
    設定し、それに応じて各バイパス手段のオン・オフを制
    御するものである、ことを特徴とする請求項1に記載の
    組電池の充電制御装置。
  4. 【請求項4】二次電池のセルを複数個直列または直並列
    に接続した組電池と、 上記各セルごとに、若しくは複数のセルから成るブロッ
    クごとに並列に接続され、充電時に当該セル若しくは当
    該ブロックの電圧が所定電圧以上のときにオンとなって
    充電電流をバイパスさせるバイパス手段と、 上記各セルの電圧、若しくは複数のセルから成るブロッ
    クの電圧を検出し、全てのセル若しくはブロックの電圧
    のバラツキが所定範囲内のときには上記バイパス手段の
    動作を停止させ、上記バラツキが所定範囲外の場合には
    上記バイパス手段に通常のバイパス動作、すなわち充電
    時に当該セル若しくは当該ブロックの電圧が所定電圧以
    上のときにはオンとなって充電電流をバイパスさせる動
    を行なわせるように制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする組電池の充電制御装置。
JP17754195A 1995-07-13 1995-07-13 組電池の充電制御装置 Expired - Fee Related JP3473193B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17754195A JP3473193B2 (ja) 1995-07-13 1995-07-13 組電池の充電制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17754195A JP3473193B2 (ja) 1995-07-13 1995-07-13 組電池の充電制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0928042A JPH0928042A (ja) 1997-01-28
JP3473193B2 true JP3473193B2 (ja) 2003-12-02

Family

ID=16032756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17754195A Expired - Fee Related JP3473193B2 (ja) 1995-07-13 1995-07-13 組電池の充電制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3473193B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11234916A (ja) * 1998-02-16 1999-08-27 Rohm Co Ltd リチウムイオン電池パック
WO1999060652A1 (fr) 1998-05-20 1999-11-25 Osaka Gas Company Limited Pile secondaire non aqueuse et son procede de controle
JP3681624B2 (ja) 2000-08-31 2005-08-10 富士通株式会社 充電回路、充放電回路、及び電池パック
JP2005224024A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Makita Corp 組電池及び電池パック
JP6055298B2 (ja) * 2012-12-14 2016-12-27 ローム株式会社 シャント回路、充電システム、及び集積回路
EP3776685A1 (en) 2018-03-26 2021-02-17 Milwaukee Electric Tool Corporation High-power battery-powered portable power source
US11271415B2 (en) 2018-05-18 2022-03-08 Milwaukee Electric Tool Corporation Portable power source
USD933010S1 (en) 2019-05-29 2021-10-12 Milwaukee Electric Tool Corporation Portable power source

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0928042A (ja) 1997-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8749193B1 (en) Battery protection circuit for multiple battery power supply and charging system
KR101677679B1 (ko) 2차 전지 스택을 위한 전력 관리 회로
JP3279071B2 (ja) 組電池の充電装置
JP4049959B2 (ja) バッテリ充電方法
US8076797B2 (en) Energy transfer circuit and method
US20070120529A1 (en) Battery control device
US20060082343A1 (en) Cell voltage equalization apparatus for combined battery pack
JPWO2002025761A1 (ja) ハイブリッド電源装置
CN103563206A (zh) 蓄电系统
JP2000092733A (ja) 組電池の充電状態調整方法および組電池の充電状態調整装置
JP2003079059A (ja) 車載組電池制御装置
JP3629791B2 (ja) 組電池の充電制御装置
JP4738730B2 (ja) 組電池及び電池パック
JPH10257683A (ja) 組電池の充放電回路
JP7276893B2 (ja) 電源システム、及び管理装置
JP3473193B2 (ja) 組電池の充電制御装置
JP3419115B2 (ja) 組電池の充放電保護装置
JP3458740B2 (ja) 組電池の充電装置および放電装置
JPH11332116A (ja) 充放電制御回路及び充電式電源装置
JP4108339B2 (ja) リチウムイオン二次電池の充電方法及び装置
JP3409458B2 (ja) 組電池の充電装置
KR102217620B1 (ko) 재사용 배터리 시스템
JP2003339124A (ja) 車両用電源装置
JP2005020866A (ja) 電池充電装置
KR20220009273A (ko) 배터리 관리 방법 및 그 방법을 제공하는 배터리 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees