JP3473188B2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

Info

Publication number
JP3473188B2
JP3473188B2 JP15433095A JP15433095A JP3473188B2 JP 3473188 B2 JP3473188 B2 JP 3473188B2 JP 15433095 A JP15433095 A JP 15433095A JP 15433095 A JP15433095 A JP 15433095A JP 3473188 B2 JP3473188 B2 JP 3473188B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converter
short circuit
current
circuit
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15433095A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH099660A (ja
Inventor
隆平 渡部
包晴 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP15433095A priority Critical patent/JP3473188B2/ja
Publication of JPH099660A publication Critical patent/JPH099660A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3473188B2 publication Critical patent/JP3473188B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は誘導電動機の可変速に用
いられるインバータ装置において、回生用のスイッチン
グ素子に短絡故障が生じても回生抵抗が焼損しないよう
に保護する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に汎用のインバータでは、回生時に
電動機より返流されるエネルギーを吸収するために回生
抵抗を備え、この回生抵抗へ電流を流すスイッチング素
子としてMOS−FETやIGBTなどが用いられる。
ここで、このスイッチング素子が何らかの理由で短絡故
障した場合には、回生抵抗に異常な発熱を招き、最悪の
場合回生抵抗が焼損してしまうと同時に周辺の部品へも
二次的な損傷をおよぼす恐れがあった。
【0003】従来、これを防ぐ手段としてたとえば回生
抵抗と直列に温度ヒューズなどを取り付けて、スイッチ
ング素子の短絡故障時には温度ヒューズが切れることで
回生抵抗への電流を遮断するといった方法が取られてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、温度ヒューズと回生抵抗の温度が上昇する
速さのマッチングによっては、温度ヒューズの動作が間
に合わず保護手段が機能する前に回生抵抗が焼損に至っ
てしまうという問題点を有していた。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、確実な回生抵抗の保護手段を有するインバータ装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のインバータ装置は、回生抵抗の両端の電圧を
監視することで回生抵抗に電流が流れる時間を検出し、
この時間があらかじめ決められた期間以上であると、ス
イッチング素子の短絡であると認識する短絡検出回路
と、短絡検出回路からの信号を受けてコンバータ部への
電源の供給を遮断する電磁接触器から構成された回生抵
抗保護手段を有している。
【0007】また、前記電磁接触器の替りにインバータ
部と回生抵抗の接続点と、コンバータ部との間に接続さ
れ短絡検出回路からの信号を受けてインバータ部と回生
抵抗への電流を遮断する電流遮断器を有している。
【0008】
【作用】この構成によって、回生抵抗が焼損する前に確
実に保護できるインバータ装置を提供することができ
る。
【0009】
【実施例】(実施例1) 以下本発明の第1の実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0010】図1は本発明の第1の実施例におけるイン
バータ装置のブロック図である。図1において、1はコ
ンバータ部でブリッジ接続されたダイオード9と平滑用
電解コンデンサ10から構成される。2はインバータ
部、3は回生抵抗、4は回生抵抗へ流れる電流をオン・
オフされるスイッチング素子で通常MOS−FETやI
GBTなどが用いられる。また、スイッチング素子4の
オン時間Tonとオフ時間Toffはあらかじめ所定の
値に設定されているものとする。5は電圧監視回路、6
は短絡検出回路、11は電源とコンバータ部1の間に配
設した電磁接触器で接点はノーマル・クローズとする。
8は誘導電動機である。
【0011】電圧監視回路5は、回生抵抗の両端の電位
差を監視し、電位差が生じた場合この期間Tsの間信号
を出力する。電圧監視回路5からの信号を受けて、短絡
検出回路6はTsとスイッチング素子4の所定のオン時
間Tonを比較し、TsがTonより長ければスイッチ
ング素子4の短絡故障であると判断し短絡検出信号を出
力する。短絡検出信号を受けて電磁接触器11は接点を
オープンにしインバータ装置全体への電流の供給を遮断
する。
【0012】(実施例2) 以下本発明の第2の実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0013】図2は本発明の第2の実施例におけるイン
バータ装置のブロック図である。図1との違いは、電磁
接触器11の替わりに電流遮断器7を直流中間回路上
の、インバータ部2と回生抵抗3の接続点と、コンバー
タ部1の間に配設した点である。電流遮断器7によっ
て、インバータ部2と回生抵抗3への電流の供給を同時
遮断することができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、回生抵抗へ電流
を流すスイッチング素子の所定のオン時間と、抵抗の両
端の電位差を検出して得られる実際に回生抵抗に電流が
流れている時間とを比較することによって、スイッチン
グ素子の短絡故障を検知し、インバータ部と回生抵抗あ
るいはインバータ装置全体への電流の供給を遮断するこ
とで、回生抵抗の焼損を確実に防止できるインバータ装
置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるインバータ装置
のブロック図
【図2】本発明の第2の実施例におけるインバータ装置
のブロック図
【符号の説明】
1 コンバータ部 2 インバータ部 3 回生抵抗 4 スイッチング素子 5 電圧監視回路 6 短絡検出回路 7 電流遮断器 8 誘導電動機 9 ブリッジ・ダイオード 10 平滑用電解コンデンサ 11 電磁接触器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流を直流に交換するコンバータ部と、パ
    ルス幅変調された制御信号にもとづき直流を再び交流に
    変換するインバータ部と、直流中間回路に設けられた回
    生エネルギー吸収用の回収抵抗と、コンバータ部の電圧
    に応じて、あらかじめ決められたオン時間Tonおよび
    オフ時間Toffにしたがって回生抵抗に電流を流すス
    イッチング素子とをそなえ、回生抵抗の両端の電位差を
    監視し電位差の生じている期間Tsだけ信号を出力する
    電圧監視回路と、TsとTonとを比較し、Tsの方が
    長い場合には前記スイッチング素子の短絡故障であると
    判断し短絡検出信号を出力する短絡検出回路と、電源と
    コンバータ部の間に接続され短絡検出回路からの信号を
    受けてコンバータ部への電源の供給を遮断する電磁接触
    から構成される回生抵抗保護手段を有するインバータ
    装置。
  2. 【請求項2】交流を直流に交換するコンバータ部と、パ
    ルス幅変調された制御信号にもとづき直流を再び交流に
    変換するインバータ部と、直流中間回路に設けられた回
    生エネルギー吸収用の回収抵抗と、コンバータ部の電圧
    に応じて、あらかじめ決められたオン時間Tonおよび
    オフ時間Toffにしたがって回生抵抗に電流を流すス
    イッチング素子とをそなえ、回生抵抗の両端の電位差を
    監視し電位差の生じている期間Tsだけ信号を出力する
    電圧監視回路と、TsとTonとを比較し、Tsの方が
    長い場合には前記スイッチング素子の短絡故障であると
    判断し短絡検出信号を出力する短絡検出回路と、インバ
    ータ部と回生抵抗の接続点と、コンバータ部との間に接
    続され短絡検出回路からの信号を受けてインバータ部と
    回生抵抗への電流を遮断する電流遮断器から構成される
    回生抵抗保護手段を有するインバータ装置。
JP15433095A 1995-06-21 1995-06-21 インバータ装置 Expired - Fee Related JP3473188B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15433095A JP3473188B2 (ja) 1995-06-21 1995-06-21 インバータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15433095A JP3473188B2 (ja) 1995-06-21 1995-06-21 インバータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH099660A JPH099660A (ja) 1997-01-10
JP3473188B2 true JP3473188B2 (ja) 2003-12-02

Family

ID=15581796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15433095A Expired - Fee Related JP3473188B2 (ja) 1995-06-21 1995-06-21 インバータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3473188B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002064901A (ja) * 2000-08-21 2002-02-28 Toshiba Corp 電気車制御装置
CN101804933B (zh) * 2005-04-11 2013-06-19 富士达株式会社 升降机的控制装置
FR2900241B1 (fr) * 2006-04-21 2008-07-11 Alstom Transport Sa Procede de depistage d'un court-circuit resistif, systeme, module et support d'enregistrement pour ce procede
JP2009136102A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Oriental Motor Co Ltd 回生抵抗保護装置
JP2009136103A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Oriental Motor Co Ltd 回生抵抗保護装置
JP6737545B2 (ja) * 2016-03-28 2020-08-12 住友重機械工業株式会社 リフティングマグネット装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH099660A (ja) 1997-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5267591B2 (ja) Pwm整流回路の保護方法およびその装置
CN101277085B (zh) 电动机驱动装置
JPH1070832A (ja) 電力半導体装置のための過電流及び短絡保護制御装置
JP3473188B2 (ja) インバータ装置
JPH07322484A (ja) 電力変換装置
JPH06245485A (ja) インバータ装置
JP3369890B2 (ja) インバータの異常検出回路
JP6924164B2 (ja) 制動回路および電力変換装置
JP2544522B2 (ja) 電力回生装置
JP4798541B2 (ja) 電力変換装置
JP4766241B2 (ja) 直流電圧降圧回路および電力変換装置
JPH11196578A (ja) 多重式インバータ装置
KR20190062215A (ko) 전자 보호 회로
JP3851576B2 (ja) 電力変換装置
JP2005224031A (ja) モータ駆動装置
CN216751177U (zh) 一种智能电动机控制器的异常保护电路
JPS61189178A (ja) インバ−タ−の回生抵抗保護装置
JP3794208B2 (ja) 系統連系システムの保護装置
JPH0398472A (ja) インバータ放電回路の保護方式
JPH02155477A (ja) 電力変換装置保護装置
JPH02211083A (ja) 電動機制御装置における保護回路方式
JPH0880030A (ja) 電力変換装置
JPH05137345A (ja) インバータ装置
KR20060005449A (ko) 온도센서를 이용한 3상 인버터 충전회로
JPS6145755Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees